パクパク日記15年11月2週
風邪引きのままヴェトナムへ。金曜夜パリでは・・・!
「アマノイ」の客室「アマノイ」からの眺め
11月 9日(月) 成田もヴェトナム・ハノイも晴れ
朝 日航ホテル成田 「セリーヌ」朝食ヴュッフェ
私にとって無敵の「納豆カレーらっきょう添え」
昼 ヴェトナム航空成田=ハノイ ビジネスクラス機内食(和食)
前泊している日航ホテルの「セリーヌ」で納豆カレーをグワシグワシと食べて空港に向かう。7時半過
ぎ第一ターミナル北ウィング着。ヴェトナム航空に乗るのは3年ぶりだ。スカイチームだったっけね。
暫く乗らないうちにビジネス席は進化しておった。よしよし。キャビンアテンダントはヴェトナムの
民族衣装であるアオザイ姿だ。フライト時間は約6時間、時差2時間。午後2時過ぎ北の都ハノイ到着。
夜 ヴェトナム・ハノイ・日航ホテルハノイ「ブラッセリー」生春巻、パパイアサラダ、サーモン
のソティ、チョコレートムースとアイスクリーム、ビール、白ワイン、赤ワイン
ホテルの窓からの眺め。家の密集度とバイクの数は同じだ シャワートイレ付きだよ
今回はツァー参加者5名。うち1名は中部空港から合流されたK藤さん。先月北ポルトガルご一緒で
したね。添乗員のO崎さん含めて全員が女性だ。小さなバスでホテルに向かう。ヴェトナムは4回目
の訪問だが、ハノイは10年ぶり。大きく変わったような気もするが、ようわからん。日航ホテルハ
ノイに到着。今朝日航ホテル成田をチェックアウトして来たのにね。そして、このホテルは私が初め
てヴェトナムに来て泊まったホテルなのだ。ここでフォーの朝食にカンドーし、絹のアオザイも作っ
たんだった。客室のトイレにはシャワートイレが完備しているからいいぞ!夕食はホテルの「ブラッ
セリー」で。生ビールグビッと飲んでぷわ〜っ。生春巻もパパイアサラダも旨い。ヴェトナムは旨い!
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11月 10日(火)ハノイもニャチャンも晴れ
朝 ハノイ・日航ホテルハノイ「ブラッセリー」朝食ヴュッフェ
昼 ハノイ空港ビジネスラウンジ インスタントフォーなど
昨日は早く到着したので、午後10時半には寝てしまった。今朝起きたのは6時半で、海外旅に来て
初日こんなにゆっくり眠れたのは初めてかも。JSテレビが入っているから日本の番組も観られてい
いな。楽しみにしていた朝食ヴュッフェ。あらら〜、10年前とは違って、フォーは1種類になって
いた。以前は、フォーガ―(鶏肉のフォー)とフォーボー(牛肉のフォー)2杯食べたのになぁ。そ
の代わり、納豆も、カレーもあったので納豆カレーを食べて満足。アハハ。ハノイに駐在している方
や出張ビジネスマンに愛されているホテルって感じだ。今日の目的地ニャチャンに向かうべく、空港
へ。日本のODAでハノイ国際空港が完成したから、これまでの空港建物が国内線となっていた。ラン
チは空港のラウンジで。乾燥したフォーが丼に入っている。これにスープをパラパラと振りかけて熱
湯を注ぐ。それを係のオジサンに「はい」と渡すと電子レンジ1、2分。チン!はい、完成しました。
私のパヴィリオン7号は階段の下! ヴィン・ヒー湾に面したライティングデスクとサン・デッキ
広々としたバスルーム・クローゼットとリビングルーム 入口を入ると左側にキングベッドが
国内線で2時間弱ヴェトナム随一のビーチリゾート地ニャチャンのカムラン空港着。空港にはアマン
のスタッフ2名が出迎えに来てくれた。ヴェトナムのアマンは「アマノイ」。そこまで車で1時間半か
かるのだよ。2年前にオープンした「アマノイ」。これまでは道なき道を行くって感じだったようだが、
最近道路が整備された由。それでも、なんでこんな不便なところに作るのよぉ!と不安になる。聞く
ところによると候補地を探すのに6年かけたというからねぇ。小さな漁村を過ぎるとそろそろ到着す
るらしい。しかし門をくぐってしばら〜〜く走って、ようやくザ・パヴィリオンに到着。日本旅館よ
ろしく、大勢のスタッフ(犬も!)がずらっと並んでお出迎えだ。かと思ったら、一人ひとりバギー
に乗せられてパヴィリオンに向かう。女性スタッフが部屋のいろいろ丁寧に案内してくれましたよ。
夜 ヴィン・ハイ湾「アマノイ」ダイニング アマンディナーコース(海老の蟹のスープ、家鴨の
生春巻、シーフードの春巻、チンゲン菜炒め、牛肉とレモングラス茄子ピクルスのマリネ、シー
バスのマリネ、ジャスミンライス、ココナッツミルクトロピカルフルーツジュース、カモミール
ティ)、333ビール500円×2杯、ボルドー赤ワイン2005 3万3000円、
ザ・パヴィリオンでの夕食は7時から。しかし各自のパヴィリオンからは歩いて行くにはかなり遠く
しかも真っ暗だからその都度バギーを呼ぶ必要がある。これ、メンドー。料理はヴェトナム&ウェス
タンキュイジーヌって感じのコースだった。飲物は有料で、もちろんお高い!ビールはともかく、赤
ワインで選んだボルドーは2万円近かった。飲むのは殆ど私しかいないんだけど。それにしても、レ
ストランは静かだ。遅くなってチェックインした客を含めても3組しかいない。部屋でも寝酒を1杯。
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11月 11日(水)深夜から朝方暴風雨 のち晴れ
朝 ヴィン・ハイ湾「アマノイ」ダイニング アラカルトメニュー:西瓜ジュース、ヴェトナム風
蟹肉オムレツ、フォーボー(牛肉のフォー)、フルーツ盛り合わせ、アメリカンコーヒー
開放的なレストランやロビーを風が吹き抜けていく。山側の眺めも良い!
フォーボーには新鮮な葉類がついて来る バギーに乗ってパヴィリオンに帰る
夜中から暴風雨となる。雷まで鳴って、強い雨がガラス窓に叩き付けられるからその音が凄い!海鳴
りのようなゴォ〜〜〜という音も。いやいやとんでも無い天候だわい。これでは今日のハイキングは
中止かなぁ。海から上がる日の出を楽しみにしていた人もいたようだが、これでは無理ね。雨の中、
バギーを呼んで朝食へ。8時には雨が上がって一同ホッとした。ここの朝食はオーダー制だ。スイカ
ジュースとヴェトナム風蟹肉オムレツと牛肉フォーとフルーツかな。オムレツが豪華で美味しいぞ!
朝食に遅れて来たK藤さん。部屋の電話が故障していて、バギーを呼ぼうにもうんともすんとも言わ
なかったそうだ。そうなると、こうゆう作りだと困りますわな。アマンでは、ホテルがいろんなプロ
グラムを用意している。K藤さんとK子さんは午前中スパで2種類のエステを、K方姑嫁組と私は11時
半から「ヴェトナム料理教室」に参加した。姑嫁組?はい、K方さんはご主人のお母さまである姑さん
とお嫁さんの二人組なんですわ。なかなか珍しい組み合わせだ。ビーチクラブのキッチンで、シェフ
の指導による教室だった。通訳する添乗員のO崎さんと4人、「アマノイ」のエプロンつけて、早速
生春巻作りに挑戦。なるほど、こうやるのか。上手だと褒められると嬉しいね。次はパパイアサラダ。
玉ねぎの薄切りに取り組むも包丁が切れなくってね。これがプロの使用する包丁?赴任して2ヶ月目
という英国人シェフは、ヴェトナム料理は勉強中とかでヴェトナム人コックさんに一緒に教わった。
牛肉のフォーにスープと野菜を乗っけて、3品完成!パチパチパチ。「参加した」ってだけだけどね。
昼 ヴィン・ハイ湾「ビーチクラブ」(皆で作った)パパイアサラダ、生春巻、牛肉のフォー、レモ
ンシャーベット
夜 ヴィン・ハイ湾「アマノイ」ダイニング アマンディナーコース(酸味のある魚のスープ、
海老と豚肉の生春巻と揚げ春巻、チキンとバナナのサラダ、キングプラム炒め、豚肉とうずらの
卵煮、ほうれん草のガーリック炒め、ライス、トロピカルフルーツ、カモミールティ)、333ビー
ル500円×2杯、赤ワイン(オーパス・ワン)
ランチは料理教室で作ったヴェトナム料理をビーチクラブのテーブルで、プールと海を眺めながら頂
いた。美味しいでーす!そこへスパプログラムから戻られたK藤さんとK子さん。多過ぎて食べ切れ
ないから手伝ってね。それにしてもハエが多くて、食べながら、お喋りしながら、皆ハエを追うのだ。
午後は他の皆さんはヌイチェア国立公園のハイキングに出かけられた。ホテルのスタッフがリード役
だ。午後1時半に部屋に帰ったら、昨夜出したクリーニングが出来上がっていた。速いなぁ。サンデ
ッキチェアに横になって本を読んでいると、風がそよそよと吹いて何とも気持ち良い。うとうと・・。
夕食は昨夜と同じ7時から。懐中電灯持ってバギーに乗った。帰りバギーを降りると、部屋までの道
が真っ暗だから。料理のコースは工夫凝らされてはいるが、昨夜と余り代わり映えがしない。奮発し
て「オーパス・ワン」を注文。やっぱり旨いぞ!そうそう、女性スタッフの一人はビール注ぎの名人!
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11月 12日(木)朝方大雨 のち晴れ 夜何度か雨
朝 ヴィン・ハイ湾「アマノイ」ダイニング アラカルトメニュー:西瓜ジュース、ヴェトナム風
蟹肉オムレツ、フォーボー(牛肉のフォー)、アメリカンコーヒー
ようやく雨が上がって迎えのバギーでレストランがあるセントラル・ヴィラに向かう
9時半からアマンスタッフも一緒にチャム族の拠点ファンランの観光へ
陶芸の村バウ・トゥルック。人間が周りをぐるぐる回って壺を作る。人間轆轤だ
織物の村ミー・ニエッブを見学。織り手のオバサンの真っ赤なペディキュア
今日も朝方から激しい雨と風だった。ここでは「毎日嵐かよ!」。昨日と同じような朝食を済ませて
9時半から観光に出発する。これもアマンのプログラムで、ガイドの他に男女2人のホテルスタッフ
がアシスタントでついてくれた。ホテルがあるニントゥアン省は、ヴェトナムの民族グループ「チャ
ム族」の居住地なのだそうで、その中心がファンラン。市場やお寺を見てから陶芸の村バウ・トゥル
ックへ。鮮やかな色付けのバッチャン焼きと比べると黒とか茶とかチョー地味な陶器だ。作り手は女
性ばかりで、75歳のおばあちゃんが陶器作りを実演してくれたが、何と「足踏み」でも「電動」でも
なく、「人間轆轤」だった。つまり、人間が土の塊を載せた台の周りをグルグル回って壺を作るのだ。
次は織物の村ミー・ニエッブを見学。2人で1ヶ月かけて織った布は90j。ここもやっぱり素朴だ。
昼 ファンラン「Chon que」(市場で買った青いリンゴ)、海老のガーリック炒め、シーフードサ
ラダ、牛肉葉巻、ウナギのサラダ、豚肉のチャーハン、ジャックフルーツ
美味しいランチを食べた!
夕方から「アマノイ」のスパでエステマッサージ90分! 素敵なスパです
ファンランのレストランでランチを摂り出したのは、午後2時近くなっていた。東屋の席で食べた
のだが、「アマノイ」での料理に比べると、ぐんと大衆的。それがとても美味しくてね。普段は食が
細い皆さんも、「旨い!旨い」と食欲旺盛なのだった。ホテルに帰ってスパへ。1滞在中個人で2つ
選べるホテルプログラムの1つ。プログラムは60分のエステなので30分延長して90分にした。
小柄で力が無さそうなエステティシャンだった。やっぱり力が無かった。仕方ないので眠っていた。
夜 ヴィン・ハイ湾「アマノイ」ダイニング アマンディナーコース(シーフードとベーコンの
スープ、レアビーフのサラダ、帆立とザボンのサラダ、二枚貝の蒸し鍋、魚のフィレ、若鶏のグ
リル 蜂蜜がけ、豆腐の生姜風味、ライス、ココナッツクリュームブリュレ、バースディーケー
キ、カモミールティ)、333ビール500円×2杯、ボルドー赤ワイン2005とオーパス・ワン
早くも最後の晩餐である。ま、今回の旅は短くてホテルはハノイ1泊+アマノイ3泊の計4泊だから
ね。一昨日と昨日入れた赤ワインを飲み干した。コースの最後に明日お誕生日を迎えるK方さんのお
ばあちゃんのお祝い。明日で91歳におなりだ。「おめでとうございます!」。今夜の客数は16人。
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11月 13日(金)夜半雨 のち晴れ
朝 ヴィン・ハイ湾「アマノイ」ダイニング アラカルトメニュー:西瓜ジュース、ヴェトナム
風蟹肉オムレツ、ヴェトナム風お粥、ヴェトナムコーヒー
最後の朝食ではヴェトナム風のお粥を食べた。笑顔が素敵な女性スタッフ
ニャチャンのチャンパ遺跡の一つポーナガル塔
ポーナガルの塔から見たニャチャン。ヴェトナム最大のビーチリゾートだ
朝食後チェックアウトしてニャチャンへ。ホテルの車は出払っているらしく、ホテルが手配した車
だった。そのせいか、大勢のスタッフに見送られて出発したのに、敷地内でドライバーが迷ってし
まい大騒ぎ。通行止めの道に入ってしまい、出て来られなくなっちゃってね。それ程広い敷地だと
も言えるが、ドライバーとガイドは恥ずかしいわなぁ。4日前来た道を戻り、ニャチャンの町へ。
ヴェトナム最大のビーチリゾートらしく、海岸添いには豪華なリゾートホテルがずら〜〜っと並ん
でいる。そこは素通りして丘の上にあるポーナガル塔へ。暑い中の階段で汗かいたが見晴らし良い。
昼 ニャチャン空港ビジネスラウンジ インスタントフォー、フルーツ
昼食も空港でインスタントフォー
夜 ハノイ空港ビジネスラウンジ インスタントフォー、チャーハン、フルーツ、ビール
夕食も空港でインスタントフォー
ニャチャンのカンタンな観光を終えて、隣町にある空港へ。ハノイで乗り換えて成田まで行くので
スーツケースをスルーで通そうと思ったら「NO!」。何度頼んでも「NO!」。ハノイで一旦スーツケース
を受け取り、国内線から国際線の空港まで自力で運ばねばならないらしい。チェッ!である。その上、
空港のビジネスラウンジは極狭で、座る席もやっと見つけるほど。で、料理はまたもやインスタント
フォーだ(笑)。しかし、今度のは「エースコック」製らしいよ。午後2時35分のハノイ行きヴェ
トナム航空。2時間弱でハノイ国内線空港着。皆さんはハノイの町まで食事に行かれたが、私は一人
残った。ベンチで本を読んだり、iPadネットで調べものなどして過ごすこと4時間。やっとチェ
ックインが始まったが、ビジネスラウンジはまた質素でね。夕食までインスタントフォーになっちま
った。午後4時20分から翌0時半までのハズが飛行機の遅れで、1時20分まで9時間も空港にい
たことになる。アリタリア風邪がやっと治ったのに、この間にまたひいちゃったよ。さ、寝よ寝よ。
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11月 14日(土)東京は雨 サブ〜! パリで同時多発テロ発生!犠牲者多数
朝 ヴェトナム航空 ハノイ=成田ビジネスクラス機内食(和食)
昼 舟町「大陸」焼き餃子350円、味噌ラーメン680円 ランチセットで980円
あんなにフォー食べたのに・・
乗ったと思ったら照明が消え、寝たと思ったら「朝ご飯だよ」。ヴェトナム航空は午前7時成田到着
予定だったが、40分遅れの7時40分に到着した。時差があって今朝ヴェトナム航空で朝ご飯食べ
ていた頃、13日金曜日の夜を迎えていたパリで恐ろしいことがあっちでもこっちでも起こっていた。
サッカー場で、劇場で、レストランで、バーで、カフェで・・・。犠牲者は時が経つにつれ増えて
130人近い死者が出た模様だ。パリは、香港に続いてよく行く海外の町。大好きな町だけにショック
が大きい。何ということだ!帰宅して洗濯など旅の片付けをしてから、マンション前の「大陸」に。
夜 四谷三丁目「鮨処のがみ」お通し:助子煮、松輪の〆鯖の生と炙り1290円、(氷見初荷)寒ぶ
り1290円、焼き立て卵焼き、白イカ970円、氷見寒ぶりの塩焼き、穴きゅう巻(半分)、納豆巻
き(半分)、生ビール2杯、麦焼酎ボトル @7750円
鮨は巻モノだけ
「フォー風邪」も咳風邪のようで、コホン、コホンがまた始まった。パリの同時多発テロは報道が進
むに従って深刻なものになって行き、心が痛い。来月12月、1月、2月とフランスに行く予定にな
っているが、どうなるんだ。12月後半はパリだけの滞在だしなぁ。夕食は「鮨処のがみ」へ。松輪
の〆鯖の生と炙り旨いねぇ。寒ぶりは氷見の初荷だそうだ。そうゆう季節になったということだわね。
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11月 15日(日)雨昼から晴れ!
朝 無し
昼 四谷三丁目「サイゼリア」小海老のサラダ 299円、ほうれん草のソティ199円、とろとろ玉
ねぎスープ299円、セットプチフォカッチャ79円、ドリンクバー190円
タンパク質が足りないよ
パリの事件の涙雨のような雨が昼には止んだ。ランチは買い物を兼ねて「サイゼリア」に行く。席で
咳をしていたら(笑)、声をかけられた。「和食こんどう」の近藤さんだった。何度電話しても予約が
取れない店になってしまったからお会いするのは久々だ。野菜っぽいメニューでタンパク質が不足し
たね。隣の「ドトール」は改装中だった。その隣のドラッグストアで1万3千円の買い物をする。モ
ンダミンの大瓶や血圧計なども入っているから重くて重くて。家に着く頃には手が痺れた。今日から
立行司が3日間の出場停止。昨日の白鵬×勢戦で今場所だけで2度目の行司差し違えた処分だ。この
人は、前場所でも差し違えがあったんですって。パリの同時多発テロはイスラム国ISの犯行らしい。
夜 四谷三丁目「酒月」お通し:きのこ汁、冷奴、アボガド納豆海苔添え、温かい蒸しキャベツ、
出来立てポテトサラダ、特製牛スジカレー、
このカレーが旨い!
夕食は「酒月」に行った。お通しはきのこ汁。あったまる〜!こうゆう寒い日には何よりだね。温か
い蒸しキャベツもシンプルだけど、良い料理だ。予約の電話をした時、「ポテサラ、じゃが芋買って
来るの忘れたので無いけど。時間おいて来てくれれば買って作るよ」とヤスコちゃんが言った。1時
間半後に行ってみると「今冷ましているから」。こうゆう気遣いって嬉しいねぇ。ポテサラ、カレー!
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【今週の振り返り】
「Aman」とはサンスクリット語で「平和」を、「noi」は「場所」を意味する。ヌイチュア国立公園
の沿岸部の広大な土地に2013年9月「Amanoi」アマノイはオープンした。
候補地探しに6年、造成&建築5年。ヴェトナムにアマンを造ろう!と計画を練りだしてからオー
プンまで11年かかったってことだわね。う〜む、何だか凄い話だ。そうやって6年もかけて探し
当てた場所は、ヴェトナム最大のビーチリゾートであるニャチャンのカムラン空港から車で1時間
半もかかる人里離れた土地なんである。オープンから2年が経った現在は整備された道路になった
が、以前は狭くてガタガタの悪路で「心配な方は酔い止め薬を!」と言われた程だ。広大なヌイチ
ュア国立公園の湾岸部にあってそれは大きな岩がゴロゴロしている傾斜地だ。この広い敷地にある
「アマノイ」。
門番のお兄さんに挨拶してようやくホテルの門を通過する。テニスコートが2面ある。しかし、鬱
蒼とした森というか林の中を車はさらに進み、なかなか到着しないのであるよ。33あるパヴィリ
オンと5つのヴィラ、エントランスとレストランとバーとライブラリーがあるザ・パヴィリオン、
湖に面すアマン・スパ、クリフプール、そしてプールと海と食事を楽しめるビーチクラブを結ぶの
はバギーと自転車である。パヴィリオンは私らが泊まったプール無しと有りタイプがあり、ビュー
はヌイチュア国立公園側、湖側、ヴィン・ヒー湾側、東海側の4タイプ。5つのヴィラの中には、
4〜5室の独立したベッドルームパヴィリオンとリビングとダイニングパヴィリオン、それにプラ
イベートプールがついて、何と何とハウスキーパーとシェフが常駐して、ゲストの要望に従って
ヴェトナム料理でも西洋料理でも作ってくれるんですってよ。そんなヴィラを使うお金持ちって
どんな人なのだろうなぁ。カレーうどんを注文してもいいのかなぁ。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
食事は3食ともインクルーシブ、飲み物は有料。朝食を摂っている間に、パヴィリオンの清掃は
速やかに終了し、夕食を摂っている間にはターンダウンサービスが行われる。毎晩、チョコレー
トとかナッツとかいろんなお楽しみがベッドの上に用意されている。ホテルのプログラムもいろ
いろあって、お弁当付きカヤックハイキングとかシュノーケル教室とか私が体験したスパやヴェ
トナム料理教室など多彩。グループではヌイチュア国立公園ハイキングや近郊の町(遠いけどね)
の観光なども。のんびり派にも活動派にも配慮しまくりの「アマノイ」であった。
1960年12月に始まったヴェトナム戦争は、血みどろの14年余りを経て1975年4月ようやく終
結した。南北に分裂したヴェトナムで発生した戦争であったが、アメリカを盟主とする資本主義
陣営とソ連を盟主とする協賛主義陣営の代理戦争でもあった。1975年4月30日サイゴンの陥落
によって、北側の勝利で終わったが、両陣営の戦死、民間人の死者、行方不明者含めて800万
人を超える膨大な犠牲者を出す結果となってしまった。あれから40年。初めてヴェトナムに来
た12年前は未だ戦禍を感じられたが、ヴェトナムは目を見張る回復力を示して、力強く歩んで
いる。ヴェトナムは逞しい!
ヴェトナムの「アマノイ」で超豪華な日々を過ごしながら、食事の思い出といえば、フォーばか
り。その回数は6回!滞在は実質5日だったのに。しかも、3回は空港でのインスタントフォー
だった。冷房の効いた空港に9時間もいるうちに、またもや風邪を引きフォーフォーの体(てい)
で帰国したのだった。「フォー風邪」と呼ぼうか。パリであんな大事件が起きているとは知らずに
ね。ゴフォン、ゴフォン。
ダメだニャア 風邪引いてばかりで