パクパク日記3月3週

           エンターテインメントのワクワクドキドキに溢れた1週間だった!

 

スーパー歌舞伎U「ワンピース」 劇団新感線「乱鶯」

 

3月 14日(月)京都は雨 午後から曇り

朝 京都グランヴィアホテル「浮舟」和朝食膳 2851

 

   外国人客が多い和朝食

 

昨日の日曜日京都に来た。京都駅に併設されている京都グランヴィアホテルに宿泊している。昨夜か

ら降り始めた雨は今朝もシトシト。チェッである。午前中はぶらぶらしているかな。朝食はМ3階に

ある和食レストラン「浮舟」で和朝食膳を頂く。私の席から見える4つのテーブルにはひぃふぅみぃ

6人の外国人観光客が和朝食膳に向っていた。厚焼き卵と大根おろし食べて鮭全部残すんですかぁ?

朝のお茶 京都グランヴィアホテル「グランジュール」コーヒー855円(宿泊者10%サービス)

 

 京都駅眺めながらお茶

 

昼 京都駅SUBACO「はしだて」季節の丼と煮麺セット(白魚の玉〆丼と鯛春キャベツの煮麺、

菜の花ゼンマイの小鉢、菜ショ)2484

 

 

ランチは、前回食べたあのカレーを食べに行こうと楽しみにしていた。しかし、雨ではなぁ。傘さし

て行列に並ぶのはツライ。で、京都駅SUBACOの中にある「はしだて」に行くことにする。「は

しだて」は、京料理の超高級料亭「和久傳」のカジュアル店で、丼と煮麺のランチセットが人気と

か。10人程の行列が出来ていたが、それほど待たずに席に案内された。手軽に料亭の味を楽しめる。

午後のお茶 祇園「タリーズカフェ」本日のコーヒーМ 310

 

     祇園白川南通り沿い巽橋付近は人気スポット      4月になれば「都をどり」が始まる

 

夜 祇園「ぎおん 遠藤」付き出し:鯛の子、のれそれポン酢、お造り:北海道と天草の生ウニ・よ

こわ・ぼたん海老、ふぐの白子焼き、琵琶湖本もろこ焼き、竹の子の天ぷら、蕪蒸し、煮麺、生

ビール2杯、兼八ロック3杯 @1万6千円

 

 どの料理も美味しいおすえ

 

午後2時から打ち合わせ。この頃には雨も上がりホッとしたが、道路渋滞でギリギリに滑り込んだ。

3人に囲まれての打ち合わせはちょっとキンチョーするね。「ほな、よろしゅうに」と挨拶して散歩

の部に移る。御池川端通りを歩くと、鴨川から吹き付ける風が冷たい。祇園白川南通り辺りは春に

なると枝垂れ桜が美しい場所だ。夕食は私にとって新規の店で「ぎをん遠藤」に行く。時々行く祇

園「梅津」、「阪川」と共にアラカルトで食べられる。ご主人の遠藤さんは未だギンギンに若いのに

ここを開店してから既に4年半。ぎっしり表裏に書かれたメニューを前に「あれも食べたい!これ

も喰いたい!」状態で悩ましい。「少しずつにしましょか」と言って貰ったのであれもこれも注文。

どれも美味しかったが、のれそれポン酢と竹の子天ぷらが特にグッド!通いたい店を見つけたぞ!

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3月 15日(火)京都も大阪も晴れ

朝 京都グランヴィアホテル「ル・タン」 和洋朝食ヴュッフェ2520

 

  

 

昼 京都駅PORTA「田ごと」竹の子蕎麦セット(竹の子蕎麦と炊き込みご飯)1620

 

 

今日は素晴らしいお天気だ。大阪に移動し、F士原母子と会うことになっているので晴天は嬉しい。

朝食はロビー階にあるヴュッフェレストラン「ル・タン」で。和洋朝食ヴュッフェでなかなか充実

している。もっとも入口で並んで待たねばならないけどね。カレーがあるのが嬉しい。チェックア

ウトして荷物を預けて京都駅地下にあるPORTA内の「田ごと」で蕎麦セットを食べたが、これ

は失敗だった。高いだけでちっとも美味しく無いのだよ。大阪にはのんびり行こう。JRに乗った。

午後のお茶 大阪梅田・インターコンチネンタルホテル20階「3−60スリーシックスティ」

4人で)コーヒー

 

      4月からT大生となるD介君と元気なキョウコ母子ツーショット

        初アフタヌーンティーの説明を受けるD介君             A里ちゃんも駆けつけて

          昨11月は新橋演舞場で観た「ワンピース」を今月はキョウコと一緒に大阪松竹座で観る

 

大阪駅からテクテク歩いてインターコンチネンタルホテルに着いた頃には汗をかいていた。未だ2

時なのに、「お部屋の準備が出来ておりますのでご案内します」って。こうゆうところ、このホテル

はいいわ。20階ロビー階にあるカフェラウンジでF士原母子とご対面!母親のキョウコとは2年

10ヶ月ぶり、息子のD介君とは10年ぶり?何しろ小学生時代の彼しか覚えていないのだから。

「キョウコ、元気で良かった!D介君、久しぶり。そしてT大合格おめでとう!」。Y里ちゃんも

遅れて学校から駆けつけた。Y里ちゃん4月から受験勉強がんばってね!それでは出かけましょう。

遅い夜 大阪梅田・インターコンチネンタルホテル「NOKA」2人で)バッファローモッツァレ

ラと季節のトマト2280円、フレンチオニオングラタンスープ1500円、チキンと野菜のシンガ

ポール風焼きそば1800円、生ビール2杯、11500円赤ワイン「シャトー・ラサール」

 

 

松竹座には午後4時ピッタリに着いた。昨年11月新橋演舞場で既に観たスーパー歌舞伎Uの「ワン

ピース」が大阪松竹座公演で早くもバージョンアップしたというのでチケットを買った。どうせなら

キョウコと一緒に観ようってね。一度観た舞台なのに、相変わらずワクワクドキドキ!前回の舞台に

はいなかった人物も登場。活躍する歌舞伎若手役者に尾上右近が加わって、サディちゃんとマルコ役

で大暴れ。エース役は福士誠治から平岳大に代わって、以前より出番がぐんど増えた。一番盛り上が

る2幕では、相変わらずイワンコフ役の浅野和之とボン・クレー役の巳之助が達者に演じて笑わせる。

たぶんスーパー歌舞伎を観るのが初めての松竹座のお客さん。本水を使った滝壺の水や紙吹雪を浴び

て大喜びだった。もちろんキョウコもね。芝居がはねた後はホテルに戻って「NOKA」で遅い夕食。

久しぶりにあった上に、あの場面は凄かった、あの人は素敵だった・・と芝居の話も盛り上がった、

なかなか話は終わらない。じゃ、赤ワインのボトルも入れちゃおう。この夜最後の客となった2人。

 

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3月 16日(水)大阪も東京も曇り

朝 大阪梅田・インターコンチネンタルホテル「NOKA」和洋朝食ヴュッフェ3600

 

  

豪華な和洋中揃った豪華な朝食ヴュッフェだが、味は・・・。29階の客室から見た大阪の町

 

昼 ANA伊丹=羽田 プレミアムクラス機内食

 

   早喰い得意です

 

夜 曙橋「天ぷら荘司」(2人で)1万3千円コース(小ヤリイカと菜の花のさっと煮、天ぷら:海老

足・海老2尾・鹿児島竹の子・大葉の生ウニ巻、宮崎初カツオの藁蒸し、天ぷら:新たまねぎ・

蒸しアワビ・味付けアワビの肝・蓮根・佐世保のうちわ海老、本鱒のソティ、天ぷら:九十九里

浜の活はまぐり・活穴子、金目鯛の炊き込みご飯、漬物、蕗の董の味噌汁、抹茶わらび餅、自家

製黒蜜、桜アイス)、生ビール2杯、赤ワインボトル2本 2人え4万6100円

 

 

昨夜も今朝もキョウコからお礼のメールがあった。お礼なんていいの、いいの。F士原家の皆さんが

喜んでくれれば、私も嬉しいし。朝食はゆっくりホテルヴュッフェで摂り、ランチは機内食をソソク

サと摂った。2時帰宅。午後5時A先生が調子悪くなったパソコンのテンちゃん(10代目のパソコン

だから)を直すため来てくれた。無事直ったので先週京都に出かける前UPしようと思っていた2

4週をUPした。さーて、夕食は久々に「天ぷら荘司」に行きましょう。13000円のコースを予約

していたお客さんがいらしたお陰で2人もそれを注文。佐世保のうちわ海老なんて珍しいなぁ。上品

な海老だ。大葉の生ウニ巻、新たまねぎ、活穴子が実に美味しい。二人で赤ワイン2本飲んじゃった。

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3月 17日(木)晴れ 気温20度!

朝 家食 「551蓬莱」の焼売、「天ぷら荘司」の炊き込みご飯、茄子のゴロゴロ野菜味噌汁

昼 新橋演舞場客室にて 「カフェ・ド・クリエ」のミニミックスサンドイッチ、水

午後のおやつ 銀座 「マザーリーフ」焼き菓子とイングリッシュミルクティのセット(歌舞

伎会会員割引5%)750

 

   小腹が空いたので芝居後おやつを

 

劇団新感線「乱鶯」(みだれうぐいすと無理やり読ませる)公演昼の部を観に行く。今月芝居見物4回

目だ。主役の鶯の十三郎は古田新太、橋本じゅんがピュアな悪役・火縄の砂吉で、彼の個性のである

面白さを出す場面が無いのが寂しい。ゲスト出演は、稲盛いずみ、大東駿介で、新感線メンバーはお

幸に高田聖子、ほとんど幽霊姿の栗根まことなど。古田新太ももう結構な年齢になっただろうに、長

丁場の激し過ぎる殺陣は相変わらず。息切れるだろうなぁ。たっぷりの殺陣あり、十分に面白くはあ

るのだが、いつものスピード感溢れハチャメチャにして笑いとロマンを感じさせる新感線っぽさがち

ょいと薄い。演出はいのうえひでのりだが中島かづきに代わって作者が初新感線の倉持裕氏だからか。

夜 家食 「551蓬莱」の焼売とちまき、「RFI」のハンバーグセットとブロッコリーサラダ、

トマトスープ

 

  

   また「RFI」になっちゃった

 

一昨日伊丹空港の「551蓬莱」で中華ちまきと焼売を買って来た。あれを夕食に食べるとするとお

かずが足りないな。銀座三越のデパ地下でいろいろ見繕う。目移りして困る程の店が並んでいて、あ

れもいいな、これも食べたな、とさんざん迷うクセに、どういうワケか結果的には「RFI」の前で

あれこれ注文している。ナゼかなぁ。惣菜系とサラダ各種あるのが便利だからか。高いけど。無酒日

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3月 18日(金) 晴れのち曇り 気温く風強し 夜から雨

朝 家食 「551蓬莱」の焼売とちまき、RFIのグリーンサラダ、豚汁

  昼 新宿小田急「双葉」うな重(双葉)4300円、上漬物430円、肝吸い160

 

  

 

午前中乃木坂の歯科医院。診療後歯石を取って貰う予定だったが、歯科衛生士のお姉さんがインフル

エンザに感染してお休み。だから早目に終わった。去年は熱が出ない不思議なインフルエンザにかか

ったが、今年は予防注射をしたせいか無事だ。タクシーで信濃町へ出て総武線で新宿へ。小田急12

階のレストラン街で何を食べるか物色。その時思い出した。今月は未だ鰻を食べていないなぁ・・い

や、食べた。亀の井別荘のしゃぶしゃぶコースで出た。でもそれは忘れることにして、と。「双葉」で

蒲焼きが3枚ついた店名と同じうな重を注文。値段は「宇奈米」の特上と100円違いだが、肝吸いや

上漬物は付いていない。鰻は結構美味しいが丸いお椀型の器だから食べにくいの何のって。匙くれ〜!

午後のお茶 四谷三丁目「アンテンドー」アイスコーヒー260

小田急11階では「四国物産展」をやっていた。今夜犬好きの兄と会うので、犬模様の今治バスタオル

や明日会う高知出身のK岩のお土産に高知市にある洋菓子屋の菓子など買い、6階の婦人服売り場で

春物を買って「一緒に送ってね」。タクシーで閉店時間が気になる銀行に滑り込み、ある手続きをした。

10年間取引無い銀行口座の残金(少額)どうするの!って知らせがあって。あぁ疲れた。近所でお茶。

夜 荒木町「和食こんどう」(2人で)1万円のお任せコース(蛍イカと京菜の黄身酢、生ウニと茎山

葵ジュレがけ、九十九里浜蛤と独活の潮汁、お造り:京都伊根のまぐろ・平目・長崎アオリイカ、

のど黒の焼き物きゃら蕗添え、竹の子と新えんどう豆の炊き合わせ、天ぷら:蕗の董・たらの芽・

こごみ、(酒肴:酒粕焼き・うるか・カラスミ・イクラと四万十川の川海苔・このわたサービス)、

竹の子炊き込みご飯、漬物、赤出汁、苺のプリン)、生ビール、麦焼酎 2人で3万7000

 

 次兄と一緒に頂きました

 

夕食は「和食こんどう」で。少し早く行ってみると、次兄は既にカウンター席に座っていた。以前は

長兄も入れて3人揃って荒木町で飲んだこともあるが、長兄は健康上の理由で酒を飲まなくなったか

ら、次兄と2人で飲んでいる。前回は「鮨処のがみ」で、「和食こんどう」は2度目だ。会うのは久

しぶりだから、家族一人ひとりの話を聞くだけでもタイヘンだ。友人知人から「どうでも良いことを

よく覚えている」と非難される私だが、兄の記憶力にはたまげる。歴代飼い犬が何年何ヶ月何日生き

たか、亡くなってから何年何ヶ月何日経ったかなんてすぐ出て来るぞ。この兄の前では下手なことは

出来ないな。「のど黒の焼き物です」と出された皿を見て、3人で「本名はアカムツ」と声を揃えて。

のど黒はテニスの錦織圭君が好物と一挙に知名度が上がったが、彼の故郷の島根県では小さいものは

「メッキン」と呼ばれるのだそうだ。「ムツ」は脂っこい魚という意味だそうよ。美味しいコースだ。

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3月 19日(土)雨午後から晴れ

朝 家食 「和食こんどう」の竹の子ご飯、茄子のゴロゴロ野菜味噌汁

昼 恵比寿アトレ「花旬亭」出汁カレー蕎麦951円、炊き込みご飯270

 

   夜も蕎麦なのに・・

 

今夜は蕎麦屋で宴会というのに昼も蕎麦ってあり得ないな、と思った15秒後蕎麦屋の暖簾をくぐる

自分という人間が信じられない。今朝も炊き込みご飯を食べたばかりなのに、カレー蕎麦に炊き込

みご飯を追加する自分という人間がキライだ。それを食べてしまう自分という人間はサイテーだ。

午後のお茶 恵比寿「スターバックス」アイスコーヒー306

夜 荒木町「松庵」(4人で)1万3千円おまかせコース(京伏見の朝採り筍と蛤の吸い物、白魚の

  天ぷら山椒塩と共に、ふぐの焼き白子飯蒸し、甘鯛と椎茸と浜防風の吸い物、甘鯛の湯引き、

  大間の生ウニと蛍イカ沖漬け、鯛の子と白子・蛍イカ・鴨・うるいの炊き合わせ、三陸蝦夷ア

ワビのとも和え、絹もずく、栃木牛A5炭火焼き、〆蕎麦・温と盛り、ブルーチーズと甘酒の

シャーベット)、生ビール2杯、「麦焼酎」ボトル   4人で82240

 

 

香港在住K岩が勤務先の出張で東京に来ている。私の早稲田のマンション在住の長女М里ちゃんとオ

ジョーの4人で食事をしようということになり、オジョーが「松庵」の夢子コースを予約した。11

の香港喰い倒しの旅以来か。「その節はお世話になりました」。М里ちゃんとは、2ヶ月前すぐ近所の

うなぎ屋「宇な米」に来たね。今夜もご主人の松丸さんは張り切っているぞ。コース3番目に出され

ふぐの焼き白子飯蒸しなんて涙チョチョビレる。大間の生ウニと蛍イカ沖漬けも蝦夷アワビのとも

和えもホンマ旨いなぁ。調子よく焼酎を飲んでいたK岩だったが、途中で夢の世界へ。お休みなさい。

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3月 20日(日)曇り  地下鉄サリン事件から21年!

朝 家食 ローストチキンと野菜のカレースープ、卵のトーストサンド

昼 無し!

夜 荒木町「やくみや」 お通し:車麩煮、ポテトサラダ500円、ピータン冷奴600円、蕪とセロリ

のサッと煮600円、和牛スパイシーサラダ1000円、鯛の土鍋ご飯、シジミ汁、(オミヤ:ポテト

サラダ500円、せんざんき800円)、生ビール2杯、麦焼酎2合 @11300

 

 鯛の土鍋ご飯はちょっとだけ食べて持ち帰る

 

気がついてみれば、明後日の朝は海外に向けて出発する。しかも現地集合を希望したので、一人で

行かねばならないからシッカリしないとね。芝居観て、美味しいもの食べて、のったりウハウハし

ているのもここまで。荷作りだの、パクパク日記作成の追い込みだのに励まねばな。その甲斐あっ

て、パクパク3月1週を完成させUP出来たぞ。今夜の夕食を摂りながら明日のために買い出し

のために「やくみや」へ。ほぼ月一で行っていたのに、1月3日以来だって!オミヤ沢山持ち帰る。

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【今週の振り返り】

この数年間を振り返えってみると異常とも思える酒浸りの日々。もっとも、朝や昼間飲みたいと

は思わないからアル中では無いのが救いだが、夕方近くになると喉を通リ過ぎる冷たいビールが

頭をよぎって、そそくさと飲みに行ってしまうのだ。日曜日も祝日も。その結果1年で酒を飲ま

なかったのはたった2日なんて年もあってね。それも抜歯した夜(笑)。子供の頃、毎晩毎晩飲

んだくれる父親に呆れ果て、憎んでもいた自分が同じ道を歩むとはなぁ。でも、父のように近所

で暴れまわったり、家族に暴力振るったり、物を壊しまくったりはしないけどね。ただただ毎晩

かなり多量の酒を飲んでしまうということ。もうイイ年のバーさんなのに。

 

トーゼンながら、そうゆう自分を快しとしていなかったので、昨年秋くらいからぽつぽつと無酒

日の日を設けるよう意識を始めた。月に1回か2回だけど。今年になると、俄然調子に乗って1

月などは7日も家食して無酒日だった。エライ!エラクもないか・・・。フルで仕事をしていた

頃、十数年前は、接待やらメンバーとの飲み会やらで飲む時は徹底的に飲んでいた。主に日本酒

で二次会以降はジンをガブ飲み。だから、飲んだ翌日はほぼ毎朝二日酔いで、「しばらく酒は飲

まんぞ!」と呻くように誓うのだが、夜になると今夜のお座敷にイソイソと出掛けて行く日々だ

った。そんな時代でも、週末の土日はほぼ家で料理を作っていて、もちろん酒を飲んでいない。

過去のパクパク日記を覗いてみると、結構豪華な食卓の写真が残っている。元々料理好きだった

し、旨いものを食べるためには努力を惜しまなかったということだ。年間で約40%近くの日々

が無酒日だったのである。ウソのようなホンマの話。

 

働いていた若い時代(今から比べればずっとね)は、酒をたっぷり飲んでも週末はピタッと止め

て料理を楽しんでいた。メリハリがあった。然るに、仕事を止めて毎日が日曜日になると、旅だ、

芝居だと遊び回ってほとんど自宅にいなくなる。食材が残ってもったいないと料理は止めてしま

い、朝はコンビニ食だし、昼は外食、夜は毎晩のように近所の飲食店を飲み回わる。荒木町界隈

だけで私の焼酎ボトルを預かっている店は10軒くらいあるだろうか。それ程の「お得意さん」

ということだ。いつまでも、これではアカンよね。はぁ、どないしよ。

 

今週火曜日は嬉しい再会があった。キョウコが新入社員として入社して来たのは平成2年だった

だろうか。5、6人いる部門スタッフに配属されたから、500人ほどの規模の部門責任者だった

私のデスク近くに彼女は座ることになった。妙な新人で、私と秘書のSブーの後をいつもついて

来る。後ろを振り返ると、キョウコがいるのだ。「いけませんか、ついて行っては」と聞かれて

「ヤダよ!アッチ行け、シッシッ!」とも言えないじゃないか。自然3人でご飯食べに行く回数

が増えた。殆ど遠慮というものを知らない彼女は「夢子さんの手料理が食べたいので、曜日

早く帰って料理作っていて下さい。出来た頃伺いますから」と言った。曜日って平日だよ!

何を作ったのか覚えていないが、キョウコは鍋の料理をほぼ全部食べ尽くし、残ったものは器

に詰めて持って帰った。

 

そんな彼女も大手広告代理店勤務のF士原君と結婚し、長男D介君が生まれた。やがて2人の

出身地関西に移り、長女A里ちゃんも生まれた。アメフットチームの関西遠征試合の時は、家

4人で応援に来てくれた。何かと私にムリを押し付けたキョウコだが、1回だけ私も彼女に

ムリを押し付けた。「チアに入りなさい!」。チームの応援とチアの後輩応援もあったのである。

3年前にはSブーとキョウコと3人で直島2泊3日の旅を楽しんだ。Sブーと生まれたばかり

のD介君に会いに病院に駆け付けたが、その彼がT大に合格した。3度目のトライだったから

もう20歳だ。A里ちゃんも今年受験。2人とも素直で優秀である。キョウコとF士原君は、

子育てに成功したね、立派に。来年の受験が、F士原家にとって最後になりますように!

 

            ニャつかしいニャア 浪人時代

 

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