パクパク日記16年4月3週

              熊本・大分が揺れ続ける中、懐かしい人たちに会った

 

     博多座ワンピース  大隈公園の藤の花

           

4月 18日(月)晴れのち曇り時々小雨 27度!

朝 家食 緑黄野菜のサラダ、米沢牛のメンチカツふすまドッグ、トマトスープ

 

  

 

昼 四谷三丁目「Raccоntо」ピリ辛カレー(サラダとスープ付き)750

 

 まさにピリ辛のカレー

 

午後のお茶 四谷三丁目「ドトール」アイスコーヒーМ270

熊本地方は先週木曜日14日の夜からカラダで感じる震度1以上の地震は400回を超えたそうだ。被害

地域は大分県にも広がって、大好きな由布院の「亀の井別荘」でも昨日売店やレストランなど全店休

業したと聞く。いま自分に何が出来るだろうかと考え、日本赤十字社を通じて寄付をした。これから

も続けようと思う。ランチは買い物がてら「Raccоntо」でカレーを食べた。ピリ辛で旨いぞ!

夜 舟町「無門」お通し4点:山クラゲ・鶏皮・筍と水菜・ローストビーフ・鮭のマリネ、古川さん

  家のフルーツトマト500円、ホタルイカの生姜煮480円、白魚山葵480円、黒豚旨辛豚炎しゃぶ

しゃぶ鍋2300円、雑炊400円、生ビール2杯、麦焼酎「佐藤」ボトル @13857

 

  

 今夜も低温調理の鍋

 

子供の頃から甘いものは好きでは無かった。クリスマスケーキのカット部分を選択するために兄達と

毎年ソーゼツな戦いを展開し、負けては泣き叫び、勝っても口に入れようとした瞬間次兄に奪われて

また泣き喚いたりしたものだが、食べてみると「あっ、私これそんなに好きじゃなかった」と内心で

思ったものだ。ボンヤリした長兄も次兄にケーキ取られても、一瞬何が起こったか理解できずにボー

っとしていた。ボンヤリ長兄、コーカツ次兄、泣き虫ユメコ。父は大の辛いモノ好き。毎朝味噌汁に

は必ず一味か七味唐辛子を大量に振りかけた。トーゼンうどんも蕎麦も。娘の私も同じことをしてい

た。小学生時代から。昼カレー食べても夜は黒豚旨辛豚炎しゃぶしゃぶ鍋を食べに行く。辛くてグー!

              _______________ 

 

4月 19日(火)東京も博多も晴れ

朝 家食 炙り鮭おにぎり、豚汁

昼の軽食1 羽田空港ANAスィートラウンジ お稲荷さん、味噌汁 

 

           

 

昼の軽食2 ANA羽田=伊丹プレミアムクラス機内食 サンドイッチ、スープなど 

 

   客室がUPグレードされていた

 

熊本に14日地震が起きてから5日目の今日、もともと博多に行く予定だった。ずっと会っていなかっ

たシノちゃんと「ワンピース」の博多公演を観るために。シノちゃんは熊本出身で、ご主人もご家族

も熊本県内に住んでおいでだ。宴会どころではないだろうと、何度も中止を提案するメールを送った

のだが返事が無い。4通も。う〜む、なんでじゃろう。SМSを送ってみた。返事がようやく来た。沖

縄に出張していてメール読めなかったそうだ。で、「楽しみにしています!」ってね。福岡県でも熊本

県と隣接しているのだから行かない方が良いのではと心配してくれる人達もいたが、シノちゃんが待っ

ているというのなら行かずばなるまい。行こう!ANAで福岡に向かい、オークラにチェックインした。

夜―1 博多・大名「無尽蔵」(3人で)お任せ(前菜盛り合わせ:鯛・蛸瞬間スモーク・蛍イカ・甘

鯛鱗せんべい・鯛チーズ、お造り盛り合わせ:ヒラマサ・鯛・クロイカ・ハラミ・浜防風、九十九

里の石鯛の天ぷら、平戸の大ハマグリつる菜添え、酒肴:花山椒・筍カラスミ・ウニ味噌、甘鯛の

山椒醤油漬け焼き、生桜海老のせご飯、苺と甘酒アイスクリーム)、生ビール2杯、麦焼酎ダブル

ロック5杯 3人で57320

 

  

                      広島から駆けつけてくれたタッちゃん、懐かしい!!!

 相変わらず女っぷりのいいシノちゃんのことば、好いとうよう!

 サプライズ宴会は大盛り上がり

 

シノちゃんがホテルまで迎えに来てくれた。久しぶりだが、何か隠しているようだ。もう1人参加す

るんで、なんてモゴモゴ言ってタクシーに乗った。「はは〜ん、広島からタッちゃんが来たりして」

とカマをかけると気の毒な程そわそわ。タクシーで向かったのは大名。「私大昔タッちゃんと大名に

あるお店に行ったことがある」。果たして店の前に懐かしいタッちゃんが立っていた。カンレキのお

祝いに来てくれたから8年半ぶり!わぁ、タッちゃんにシノちゃん!懐かしくて嬉しい!来て良かっ

た。聞けば、昔教師だったシノちゃんが最初に赴任したのが、14日震度7を観測した益城町の学校だ

った由。死者や家屋の損壊など最も大きな被害を受けた益城町には今も知人友人が多いのだとか。熊

本市に住む妹さんとお従妹さんは避難所暮らし、天草のご両親と玉名市のご主人は無事ということだ

った。私なら心配で、沖縄出張だの私との飲みなんて場合じゃないように思えるのだが、シノちゃん

「今日電車動いたしさしより大丈夫ばい」って。北九州出身で今は広島市で学生塾を経営するタッち

ゃんは、そもそも私に九州の魅力を教えてくれた恩人である。そのタッちゃんにシノちゃんを紹介さ

れ、彼女からも秘湯含む温泉や旅館のことを教えて貰った。その2人と飲む今夜楽しくないハズが無い。 

夜―2 博多・ホテルオークラ福岡「ラウンジ&バー ハカタガワ」(3人で)赤ワイン@エコー・

ド・ランシュ・バージュ17107円、赤ワインAグイダルベルト2013サッシカイア2196

 

  

 深夜まで懐かしい人達と

 

3人とも大酒飲みである。料理をガシガシ食べ、酒をグビグビ飲みながらいろんな話をするのだが、

昔のことも今のことも先のことも話が尽きないのだよ。二次会でワインが2本開いた。次は秋に?

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4月 20日(水)博多は晴れ

朝 博多・ホテルオークラ福岡「山里」和朝食膳2900円、コーヒー300

 

  

 

昼 博多座客席にて 海老弁当1030

 

「ワンピース」博多公演         猿之介自筆のメッセージ        東京、大阪に続く博多公演

        休憩時間に猿之介丈以下殆どの役者達が場内を募金して回った

 

10時半博多座へ。ホテルオークラとは道路挟んで隣のような位置関係だからとても便利だ。昨年10

11月の新橋演舞場、今年3月の大阪・松竹座と公演を続けて来たスーパー歌舞伎Uの「ワンピー

ス」が4月は博多公演を行っている。東京、大阪と観たのならついでに博多も、と思ってね。公演中

に熊本地震が起きて、公演を続行か中止かで関係者は随分悩んでらしい。しかし、だからこそ公演を

ガンバって被災者の方の希望にもしたいと決断したと主役の猿之助は舞台で挨拶したと聞く。興奮醒

めやらぬ2幕目が終わった幕間で、猿之助以下可能な役者は全員客席を回って募金活動を始めた。猿

之助の前には長い行列が出来て、寄付する方も皆嬉しそう。私も並んで1万円寄付。握手して貰った!

夕方の軽食 ANAプレミアムクラス機内食

 

   26時間の博多滞在だった

 

夜 舟町「舟町一期」お通し:魚の南蛮漬け、彩り野菜とジャコサラダ720円、真鯛とトマトのカル

パッチョ1150円、海老真丈サンド揚げ880円、銀鱈の西京漬け焼き 熊本産タケノコ添え880円、

生ビール2杯、麦焼酎 @5910

 

  

 

福岡午後5時発のフライトで羽田に戻って来た。博多に滞在したのは、僅か26時間だった。その間、

一度も揺れなかった。というか感じなかった。それなのに帰宅してから向かった「舟町一期」で、「ほ

ら、いま揺れたわよね」。そう言えば、この店で大人気の海老真丈サンド揚げを初めて食べたのは、ホ

テルオークラ福岡と目と鼻の先にある「博多ふじ本」だった。あの店では海老ハトシ(海老摺り身サン

ド揚げ)という名前でメニューに載っていた。ご主人に伺うと、元々中華料理で「蝦多士」と書いて

ハトシと読み、長崎のしっぽくでは「海老博多揚げ」と呼んでいるということだった。昔赤坂にあった

鯛メシで有名な「与太呂」という店では、コースの一品に薄い食パンに海老摺り身を挟んで揚げていて

私は大好きだった。それだけお替りしたことも。「博多ふじ本」もシノちゃんに連れて来て貰ったのだ。

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4月 21日(木)雨

朝 家食 ブロッコリーと海老サラダふすまドッグ、野菜スープ、ヨーグルト

昼 舟町「ファリファックス・グリル」ランチ:サラダ+本日のパスタ(鰯とオリーブ・セロリのラ

グーソース)、パン・スープ・ワイン・ドリンクバー980

 

  

 

先日具合の悪い客が来て救急車騒ぎだった「ファリファックス・グリル」。たっぷりのサラダとパス

タだけでも980円で安いと思うのに、スープやパン、ドリンク、その上ワインまでが食べ放題、飲み

放題なのだ。1時半頃行くと、既にかなりの時間店に居続けているらしい女性客でいっぱいだった。

全員赤ら顔のグループもいて、彼女たちは食事を終えてからワインを何杯もお替りしている。昼間か

ら子連れで飲んだくれていていいのか!って感じだよ。昼は飲まない夢子さん。パクパク頑張ろう!

夜―1 湯島「くろぎ」お任せコース(2人で)蕗の董を練り込んだ焼き胡麻豆腐、ホタルイカの沖

漬け、生ウニ鮨、京都の朝堀り筍 木の芽味噌添え、八寸:生バチコ・鴨・天豆・万願寺唐辛子、

かんぴょうの牛蒡巻・鶏卵カラスミ・海苔、鯛の白子とコシアブラの酢の物、桜鯛と道明寺風吸

い物、あん肝ポン酢。高知の鮪と淡路島の鯛お造り、牛肉ロースト花山椒がけ、餅と帆立入り飛

龍頭、ホワイトアスパラガス、桜海老炊き込みご飯、漬物、味噌汁、出来立て葛餅、アイスコー

ヒー)、生ビール、麦焼酎ダブルロック4杯 (I崎さんにご馳走になりました!)

 

  

 ご馳走さまでした!

 

朝から降っている雨は夜になっても止まない。今夜はIA美さんから湯島にある「くろぎ」にお誘

いを頂いている。湯島「ドン・キホーテ」の前で待ち合わせ。「お久しぶりです!お誘いありがとう

ございました!」。「くろぎ」は予約が取れない大人気店で、私は3度目となるが、I崎さんは開店以

来の常連客らしい。カウンター席に通されて、改めてお悔やみを申し上げる。美味しい料理を頂き

ながらも、Sイジさんの思い出話になれば2人で涙ぐんで。いつの間にやら、桜海老の炊き込みご

飯。残りはオミヤだ。目の前でグルグル回して蕨餅の出来立てを黄粉を塗して頂く。ご馳走様!!

夜―2 西片・I崎邸 シャンパンとおつまみ

 

  

                     I崎家のワンちゃんもニャンちゃんもビックだ!

 

「帰り道I崎家に寄ってね」とA美さんに誘われて西片のお宅にお邪魔した。納骨はこれからだそ

うで、Sイジさんがお家で待っていてくれたようだ。お参りしてお礼を言うとまた涙が止まらない。

    

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4月 22日(金)晴れ 25

朝 家食 「くろぎ」の桜海老炊き込みご飯、春野菜味噌汁、柑橘

 

   「くろぎ」の桜海老炊き込みご飯

 

昼 乃木坂「PANE AMOREBランチ(無農薬野菜のサラダ、天然酵母の自家製パン、新玉ねぎのス

パゲティアマトリチャーナ)1230円、+アイスコーヒー200

 

  

  

         20131月1日から「ホテル椿山荘東京」となった。客室がUPグレードされていた

                           正面に見えるのは宴会・結婚式場の椿山荘のプラザ館とタワー

               自慢は椿山荘の庭園を見下ろせるガーデンヴュー

 

乃木坂の歯科医院。1時間たっぷり歯石取りやクリーニングをやられてぐったりした。今日は忙し

いからいつまでもグッタリ出来ない。歯科医の隣のイタリアンで、ささっとランチを済ませて帰宅。

続きをチャチャっと作成してパクパク日記4月1週をUP。次は2泊3日お泊りの荷造りをして目白

に向かう。以前はこの近くのマンションに住んでいたこともあり、年に数回宿泊するホテルだった。

19921月開業した時は「フォーシーズンズホテル椿山荘東京」。フォーシーズンズホテルズ・ア

ンド・リゾーツと藤田観光が提携運営し、アジア初のフォーシーズンズホテルであり、私が一番好

きなホテルでもあった。あれほど頻繁に来ていたのに、3年4ヶ月前「椿山荘ホテル東京」として

リスタートを切ってから一度も来ていなかった。だから、懐かしい。ここもUPグレードされてい

て、椿山荘の庭園を眺められるガーデンヴューのミニスィートルームであった。晴れていたらなぁ。

夜 目白・椿山荘ホテル「イル・テアトロ」2人で)新緑の香りコース16500円(アミューズブ

ーシュ@:ムール貝とフォカッチャ、A甘海老アンティーブ巻、前菜盛り合わせ:ホワイトアス

パラガスとパルマ産プロシュート、バジル風味のボルツァーノ風ソース、くぬぎ鱒の自家製スモ

ーク、緑色仕上げたパニエットソース、大ハマグリのアヒージョと抹茶パニーニのガーリック

トースト、宇治茶を練り込んだ自家製キターラパスタレモン風味ムール貝のソース生ウニをの

せて、フレッシュ・スピルリナとエスカルゴのラグーをのせたマスカルポーネリゾット、和牛

サーロインのグリリアータそら豆とアーティチョーク添えサルサヴェルデとグリーンマスター

ドのソース、リンゴのシャーベット、緑のカッサータ爽やかな柑橘のコンポート添え、ハーブ

ティ)、生ビール、赤ワイン「ブルネッロディモンタルチーノ リゼルヴァ「ポッジョ・アロー

ロ」2006 4万5千円 2人で89375

 

  

 アヒージョとリゾットがボーノ!

 

チェックインして少し休憩してから、水着に着替えて2階のプールへ。オープン以来約20年間、

このひょうたん型のプールで長い時間を過ごした。夏になれば、屋外の日陰にあるチェアベッ

ドで昼寝し、大きなジャグジーでボコボコやったり、プールで歩いたり泳いだり。夏以外の季節

は屋内のチェアで読書しているうちにウトウトすることもあった。今日は時間が無いから40

水中ウォーキングで終了。運動後は伊東から運んで来る温泉にポチャンと入った。7時、仕事を

終えたオジョーと3階ロビーで待ち合わせ。イタリアンの「イル・テアトロ」でコースを頂く。

新緑の香りコースという内容が全くわからないネーミングのコースを選んでみたが、大ハマグリ

のアヒージョ 抹茶パニーニのガーリックトーストとエスカルゴのラグーをのせたマスカルポー

ネリゾットをアンコールしたいということで意見は一致。2日間でパスタ3回も食べてしまった。

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4月 23日(土)曇ったり晴れたり

朝 目白・椿山荘ホテル「みゆき」和朝食膳「潮騒」3100

 

  

  

  明治の元勲山形有朋は屋敷だった椿山荘に敷地2万坪の日本庭園を造った。庭内には広島から移築した三重塔も

              起伏に富んだ椿山荘の庭園には、滝や池、水車もあり、1万余の樹木を楽しめる

 庭園から仰ぎ見る椿山荘ホテル         庭園で最古となる樹齢500年の御神木も冠木門近くにある

 

20年間のフォーシーズンズ時代、朝食はたいがい日本食の「みゆき」で食べて来た。「日本で一番美

味しい和朝食」とよく言っていた。常備菜の山葵味噌だったかなぁ、それが大好物でお替りもした。

もちろんご飯も味噌汁もお替りしたのだった。その常備菜も別のものに代わってしまい、徐々にでは

あるが、味が落ちて行ったような記憶がある。今回久しぶりに「みゆき」の和朝食膳を食べてみた。

以前は3300円だった「潮騒」が3100円になっていた。いまだって十分に美味しい。けど、何かね。

このホテルに泊まる魅力の一つに、陳山荘の庭園の散歩がある。腹ごなしの運動がてら庭園を歩く。

今日は土曜日だから結婚式に列席する人々だろう晴れ着を着た人達の姿が目立つ。夏はホタルもね。

昼 早稲田・リーガロイヤルホテル「皇家龍鳳」龍鳳ランチ3327円(小前菜+本日のスープ:コー

ンスープ、点心2、チョイスメイン:いろいろ野菜の塩炒め、白飯の代わりに小担々麺+324円、

タピオカ入りココナツミルク)、プーアール茶756円−ヘルスクラブ会員割引10

 

  

リーガロイヤルでも結婚式が       ホテルから大隈公園に出られる。大隈講堂と満開の藤の花

大隈公園から見るリーガロイヤルホテル東京     桜に変わってツツジが咲く神田川沿いを散歩する陸亀のリクちゃん

 

椿山荘ホテルに泊まっているのに、歩いてリーガロイヤルホテル東京まで歩く。私が入っているヘル

スクラブ、実はリーガロイヤルホテル東京なのだ。で、年会費を支払いに来た。ここ10年位幽霊会

員で訪れるのは会費を支払う時だけ、というテイタラク。退会すればいいのに、「そのうち又やる気

になるかも」なんて世迷い言を言っているのだ。せっかく来たんだから、中華料理のランチを食べて

行こうか。以前は「ガーデン」という好きなフレンチのレストランだったが、中国料理レストランに

変わった。龍鳳ランチの白飯を無理やり麺類に変更して貰った。ほぼ満員だった。食後、ホテルから

直接出られる大隈公園を散歩。藤の花が満開。18年間住んだこの地域には、ホテル+庭園という組み

合わせが2つもあって便利だった。帰り道神田川沿いの道を陸亀のリクちゃんが散歩していたのだよ。

午後のお茶 目白・椿山荘ホテル「ル・ジャルダン」フレッシュハーブティ 1500

 

   ここのフレッシュハーブティが大好き!

 

 目白・椿山荘ホテル「みゆき」2人で)藤コース2万円(前菜::抹茶豆腐・車海老・胡瓜・蚕

豆・黄身酢・春日子鯛粽鮨・鯛酒盗・浜防風、甘鯛とじゅんさいの吸い物、お造り:鮪・ぼたん海

老・いさき、富士溶岩石に敷き朴葉 アワビと国産牛ロースのステーキ彩り野菜、車海老の天ぷら、

金目鯛東寺蒸し、お勧め握り寿司、止め椀、果物と蓬ムース、柏餅)、生ビール、麦焼酎「佐藤」

9000円 2人で66160

 

  

 

     コース料理の半分はマリちゃんに食べて貰った 客室でジックリ「香港喰い倒しフォトブック」を見る

 

今夜は、K崎マリちゃんと「みゆき」で食事。香港在住のK岩ママから送られて来たと「香港喰い倒

しフォトブック」を届けてくれた。これは後でゆっくり部屋で見せて貰うね。マリちゃんは今私の早

稲田のマンションに住んでいるから、すぐそこ。初めて椿山荘の庭園を歩いて来たのだそうだ。もう

4年目になるのに、この界隈の魅力を味わっていないようでもったいない。勉強に疲れたら、熊本藩

主の細川邸だった新江戸川公園や大隈公園も歩いてみてね。7歳の時から香港で育ったマリちゃんは

和食好き。すき焼きやしゃぶしゃぶコースもあるが、会席コースが食べたいと言う。それなら一番

品数の多い藤コースにしましょう。お婆さんの私は、半分も食べれば良い方で、半分はマリちゃんに

食べて貰った。食欲旺盛な人を見るのは、いつだって楽しい。今日これからも勉強するという彼女を

送ってから部屋で香港喰い倒しフォトブック」を見る。大半は私が撮影した写真だが、良い思い出!

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4月 24日(日)雨のち曇り

朝 目白・椿山荘ホテル「みゆき」和朝食膳「潮騒」3100

 

   昨日と魚が違うだけ

 

昼 目白・椿山荘ホテル「ル・ジャルダン」本日のスープ:クラムチャウダー900円、ローストビー

フサンドイッチ2900円、フレッシュハーブティ 1500

 

  

 

昨日もプールに行く予定だったが、長い散歩でくたびれてしまいサボることにした。じゃ、チェック

アウトする今日行く?昨日は会員になっているホテルに会費を支払いに行っただけなのに、宿泊して

いるホテルで何度もプールに行くのもね、なんて屁理屈つけて。めんどくさいだけじゃ。今日は朝か

ら雨だ。昨日に続いて「みゆき」で和朝食を食べたが、焼き魚が変わっていただけで他はほぼ同じ。

連泊のお客にもう少し気を使って欲しいな。チェックアウトしてからランチもここで摂ろう。椿山荘

庭園内にある蕎麦「無茶庵」に行こうと思ったが、ロビーラウンジの「ル・ジャルダン」にする。私

はアフタヌーンティなどに全く興味の無い人間だが、毎日大勢の女性客が詰めかける大人気のラウン

ジなのである。入口辺りにロリータ・ファッションの女性が数人座っていて目がテンになる。好き好

きとは言えね。本日のスープはクラムチャウダー。旨い!「鍋いっぱいテイクアウトでお願いね!」。

夜 荒木町「やくみや」お通し:大豆とヒジキ胡麻七味、ポテトサラダ500円、ピータン冷奴600円、

  根三つ葉のお浸し500円、新じゃが芋ブルーチーズ和え、稚鮎のフライ、ラムのキーマカレー、

  ご飯、イワシのつみれ汁、生ビール2杯、麦焼酎2合 @8200

 

  

 

クラムチャウダーはオミヤにしてくれなかった。当たり前田のクラッカーだわね。暫くぶりに「やく

みや」に行ってみると、新しい仕組みになっていた。「本日の素材を好みの料理にします」ってこと

だ。新じゃがをポテサラにしても、茹でてルーチーズ和えても、煮っころがしにしてもいいってワケ。

料理を思いつかない人のためには、例えば・・というサジェスチョンもある。なるほどねぇ、と言い

ながら、ほとんど定番料理を頼んでいるそこのユメコさん、工夫して下さいよ。この日飲むリエのア

サちゃんが大鍋でカレーを作っていて、カレー好きは「やったぁ!」ト辛くてホント旨かったのよ!

             _______________

【今週の振り返り】

I崎ご夫妻とは、昨年7月フランスのミディ運河クルーズでご一緒した。参加者はわずか5名で、他

の参加者と言えば、I崎さんのご主人の妹さんH部ご夫妻。つまり兄妹2組の御夫婦水入らずの旅に、

私がノコノコお邪魔したような恰好だった。闖入者。そんな事情もあって、恐る恐る参加してみたの

だが、心配は杞憂に終わり、実に楽しい旅となった。I崎夫妻もH部夫妻も気さくで、陽気で、全員

食いしん坊でお酒も大好き!逆に、私も皆さんに心配されていたようだったから、全員でヤレヤレと

乾杯したものだった。

 

1週間貸し切った平底船「ATHOS号」は、オーナーキャプテンのジュリアン含め5人のスタッフ

が私達5人と添乗員A子さんの面倒をみてくれるた。イギリス人シェフアンディは日本食の勉強も既

にしていたが、私達の希望を実現すべく真面目に取り組んでくれた。蕎麦だの天ぷら、トンカツ、鮨、

刺身、鯖の塩焼き、胡瓜の漬物、果てはチキンカレーまで。昼も夜もビールを飲み、ワインを飲み、

アンディの料理に舌鼓を打ち、皆でお喋りし、笑って過ごした。「ATHOS号」は、蝉しぐれを浴び

ながら、まことにゆったりとミディ運河を進んだ。通り抜けるそよ風が頬を撫で、何もかも夢のよう

な旅だった。すっかり仲良しにして頂いて、2週間後の旅の終わりは寂しかった。「涼しくなったら、

同級会やりましょうね」と空港でお別れした。

 

2月イタリアから帰国し、タクシーの中でメールを開いた。I崎A美さんからだった。そろそろ同級

会のお誘いかなと思ったら、想像を超える悲しい知らせだった。I崎Sイジさんが1月中旬亡くなっ

たと。帰国して暫く経った秋に重篤な病気だと告げられ、僅か3ヶ月の闘病で生涯を終えられたと。

Sイジさんは私より2歳若い。あまりに悲しい知らせに呆然としてしまった。メールを頂いたのは、

Sイジさんが亡くなって3週間余りの時だった。最愛の夫を失ったA美さんは、どうにか葬儀は済ま

せたが、以来何もする気力も起きず、泣いてばかりいるという。そうだろなぁ。優しいご主人だった

し、とても仲の良いご夫婦だったから。

 

ご招待いただいた湯島「くろぎ」で、西片のご自宅で、A美さんとSイジさんの思い出話をたくさん

した。やっぱり涙が出る。Sイジさんは、無類の車好きだった。A美さんが驚いたのは、亡くなる前

後に高価な外車が2台も納車されたこと。僅か3ヶ月の闘病だったのに、いつ注文したのか、そんな

にクルマが欲しかったのか、と笑いながら呆れていらした。A美さんの目を盗んで、好きなクルマの

注文を出しているSイジさんの姿を想像すると、悪戯小僧のようで私にも笑みがわく。Sイジさん、

そちらでも外車で飛ばしていますか?

 

A美さんには、だんだん涙が減っていくお薬が必要だ。今年の夏は、A美さんと一緒に涼しい場所で

過ごそうと思う。A美さんの涙が減りますように。

 

              Sイジパパどこ行ったかニャア

         

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でも、今夜からまたちょっと出かけますのでリアルはムリかぁ・・・。

帰国後またぐわんばりまーす。楽しい黄金週間を!