パクパク日記１６年１０月３週
サンゴ礁とカレーの日々モルジブから木曜日帰国
モルジブ 
ヘレンゲリ島
１０月 １７日（月）モルジブは早朝激しい雨 曇り
朝 モルジブ・オーブル・バイ・アトモスフィア・アット・ヘレンゲリ「ザ・スパイス」朝食ヴュッ
フェ
広いシャワールームには天井はあるが開放的で外みたいなもの
朝食はオムレツを焼いて貰うことが多い。それにカレーもね（笑）
昼 モルジブ・オーブル・バイ・アトモスフィア・アット・ヘレンゲリ「ザ・スパイス」ランチヴュ
ッフェ
ヘリンゲリ島のメインストリート
午後3時からＥＬＥＮＥ ＳＰＡを予約。60分のバリニーズマッサージ
先週土曜日からモルジブ北マーレ環礁ヘリンゲリ島にあるオーブル・バイ・アトモスフィア・アット
・ヘレンゲリに滞在している。モルジブは「一つの島に一つのリゾート」という決まりになっている
なんてことはここに来る前に初めて知った。ツァーで来ているが、島での過ごし方は基本フリー。ダ
イビングがお好きな方は各自でシュノーケルを楽しまれているようだが、基本私は何もしない。それ
でも昨日は水着に着替えてコテージについているプライベートプール（ホントにちっちゃなね）に浸
かろうとしたが、風が強くて寒いので止めた。その代わり、午後スパを予約している。食事と飲み物
はオールインクルーシブ。とは言っても食事は３食ヴュッフェ。あぁ〜、である。レストラン側も客
が飽きないよう朝昼晩と料理は変えてはいるけど、やっぱり飽きるわねぇ。だから朝も昼もカレーを
食べるんだ。う〜〜ん、意味不明。午後3時からスパで60分のバリニーズマッサージ。混んでいた。
夜 モルジブ・オーブル・バイ・アトモスフィア・アット・ヘレンゲリ「ザ・スパイス」ディナーヴ
ュッフェ、生ビール、白ワイン２杯、赤ワイン２杯
スパから帰ってコテージのベランダで海を眺めていたら、エイがゆっくり泳いでいた！亀を見た人も
いた。夕方希望者はイルカウォッチングツァー（有料）に出掛けられたが、トンでも無く船が揺れた
そうだ。イルカはたくさん見ることが出来たそうだが、あまりに揺れるので誰も撮影出来なかった由。
そろそろ夕食時間だなぁと思った午後6時45分激しい雨が降って来た。プールのあるベランダと隔
てるガラスドアから雨が入って来る程の強い雨。スコールって感じかな。30分も降ると気が済んだの
か、突然止んだ。道に出来た大きな水たまりを避けるためには脇の植物を押しのけねばならないのだ
が、その植物も雨でぐっしょり。結局レストランに着く頃には人間もびしょびしょの濡れネズミにな
った。車椅子仲間（？）のО田さんとクラッシック音楽の話などしながら今夜も変わらぬヴュッフェ。
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１０月 １８日（火）降ったり止んだり 風強し！
朝 モルジブ・オーブル・バイ・アトモスフィア・アット・ヘレンゲリ「ザ・スパイス」朝食ヴュッ
フェ
私が滞在したコテージ 裸足の人は甕の中の水で足を洗う
昼 モルジブ・オーブル・バイ・アトモスフィア・アット・ヘレンゲリ「ザ・スパイス」ランチヴュ
ッフェ
今日は朝から雨が降ったり止んだり猫の目のように目まぐるしく変わって行く。風は相変わらず強い。
モルジブは今雨季なのだ。朝食でご一緒したО倉ご夫妻は私の出身大学のすぐ近所にお住まいとの
ことだが、今日は無人島ツァーに参加されると言う。以前タヒチのボラボラ島に行かれる予定だった
のに夫婦喧嘩してキャンセルした苦い思い出を教訓に今回は仲良くシュノーケルで遊ばれているとの
ことだ。しかし、後刻伺ったら波が高いためツァーは中止になった由。残念でした。ランチは好きな
具材とソースを選んで作って貰うスパゲティを食べることが多い。昼は飲まない主義だがビールを一
杯飲んだ。「喰う会」メンバーからメール。返信してからホテルのショップに土産を買いに出掛けた。
夜 モルジブ・オーブル・バイ・アトモスフィア・アット・ヘレンゲリ「ザ・グリル」セットディ
ナー、生ビール、白ワイン杯、赤ワイン２杯
バーベキュー中心のセットメニューを提供する「ザ・グリル」は予約制
モルジブで老若男女に人気のある音楽とダンスの「ボドゥ・ベル」
夕方サンセットフィッシングに出掛けられた方々には、大小様々な釣果があったそうだ。早くも今夜
はフェアウェルパーティ。ここまで朝昼晩ずっと「ザ・スパイス」でのヴュッフェだったが、今夜は
予約制のもう一つのレストラン「ザ・グリル」が会場だった。一人ひとり事前にメニューを決めたが
料理が出て来るまでの間隔が長いからやたら時間がかかる。食事の合間には、モルジブの民族音楽の
披露があった。ココナッツの木で作った太鼓を叩き、歌を歌い、激しく踊る。「ボドゥ・ベル」と言う
のだそうだ。これから荷造りがあるし、明日の朝は出発が早いのだが夕食が終わったのは10時だった。
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１０月 １９日（水）快晴 １ｍｖｒ（モルジブルピア）＝約７円
第１食 モルジブ・オーブル・バイ・アトモスフィア・アット・ヘレンゲリ「ザ・スパイス」朝食ヴ
ュッフェ
朝食ヴュッフェの卵コーナーとフルーツコーナーはこんな
今朝はレストランがオープンしていない時間から待っていた
さよなら〜、オーブル・バイ・アトモスフィア・アット・ヘレンゲリ
送ってくれたスピードボートが島に帰る。バイバイ フェリーで首都マレへ
ここが約１０万人が住む首都マレ
午前のお茶 マレ「なんとかいうカフェ」コーヒー２杯 90ｍｖｒ
マレの徒歩観光の間、私はお茶している 狭い道をバイク、自転車、車が激しく行きかう
第２食 マレ「Sea Ｈоuse 」（自由食）マッシュルームクリームスープ55ｍｖｒ、チキンと野菜の
焼きビーフン89ｍｖｒ、ミネラルウオーター20ｍｖｒ
朝5時起床。シャワーを浴びてパッキング。レストランがオープンするのは午前7時。10分前には、
入口でウロウロしてスタッフを急かす。イヤなバーさんだ。いいよね、なんて言いながら5分前に
「オムレツ焼いて」と騒ぐ。困ったバーさんだ。9回食べた「ザ・スパイス」朝食ヴュッフェもこれ
で食べ納め。ホッとする。来る時大揺れに揺れたスピードボートに乗って空港のあるフルレ島に向か
う。好天のせいか今日は揺れが少ない。空港にスーツケースを預けてからボートでマレ島へ。先週
モルジブの島はそれぞれ機能を持っていると書いたが、フルレ島は空港島、マレ島は首都の島であ
る。マレは人口密度が世界一。これを軽減するべく空港島と陸続きで人工島フルマーレ島を造成し
て移住を促進している。そんなマレは首都だから大統領官邸もあるし、イスラム国家だからモスク
もある。リゾート島ではフリーだったアルコールもマレでは厳禁だ。暑い中交通量の多い細い道を
長く歩くのはシンドイのでカフェでお茶を飲みながら待つことした。女性の一人客でもそう珍しが
られない。コーヒー2杯で630円。意外と物価は高いのだ。マレに住むランドの日本人スタッフが
迎えに来てフェリー乗り場２階の「Sea Ｈоuse 」でランチ。焼きビーフンはまずまずだったな。
第３食 スリランカ航空マレ＝コロンボ ビジネスクラス機内食 海老カレー
スリランカ航空マレ＝コロンボでは海老カレーの機内食を食べた
第４食 スリランカ航空コロンボ＝成田ビジネスクラス機内食
またリフトローダーにお世話になった！
約１時間半のフライトでスリランカの首都コロンボの空港に到着。車椅子＆リフトローダーにお世
話になったО田さんと私はちょっとだけビジネスラウンジに寄ることが出来たが、他の皆さんは
セキュリティチェックに時間を要してお疲れになったようだ。またもやリフトローダーを使っての
午後７時１５分発成田行きに搭乗。コロンボ空港の皆さん、お世話になりました！センターの席が
取れてホッとする。来る時はチキンカレーの機内食でご機嫌だったが、帰りのメインは旨く無い。
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１０月 ２０日（木）東京は晴れ ラグビーの平尾誠二氏死去（享年５３歳）
朝 スリランカ航空コロンボ＝ビジネスクラス成田機内食 ヨーグルト、フルーツ、紅茶
口にしたのはフルーツと紅茶だけ
昼 四谷三丁目「喜多方ラーメン板内」焦がし胡麻味噌ラーメン840円、３個餃子240円
新商品の焦がし胡麻味噌ラーメン
時計を＋３０分、スリランカからは３時間半戻して午前７時半成田空港に到着。行きはだんだん脱い
で徐々に夏バージョンにしたが、帰りはだんだん着て行って秋バージョンに。季節が違う場所に行く
時はこれが面倒だ。タクシーで帰宅したのは午前９時。その気になれば、丸々一日使える時間である。
ちょっと眠いけどね。カレー続きだったからか、やたらラーメンが食べたい。洗濯した後喜多方ラー
メンで新作の焦がし胡麻味噌ラーメンを食べた。これなかなか旨いなぁ。
夜 舟町「無門」お通し：鮭の南蛮漬け、山形の玉こんにゃく500円、新ものいくらおろし550円、
北海新ししゃも600円、黒豚豚炎鍋2300円、雑炊400円、生ビール２杯、麦焼酎「佐藤」
＠８０８３円
やっぱり低温調理が旨い！
日本ラグビー界のスターと言えば、今は五郎丸選手かもしれないが、「ミスター・ラグビー」と言え
ば何と言っても平尾誠二さんだった。同志社大の平尾、神戸製鋼の平尾・・。端正な顔に髭が似合
う彼のプレイする姿は人の心を掴んで離さなかった。その彼が５３歳の若さで亡くなったという。
信じられない。私は知らなかったがずっと闘病生活だったそうだ。あぁ〜、もったいない！ココロ
にぽっかり穴があく。夕食は「無門」。ビールを飲んではハァ〜、豚炎鍋食べてハァ〜。溜息ばかり。
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１０月 ２１日（金）晴れ 鳥取県でМ６弱の地震！
朝 家食 卵とツナのトーストサンド、豚汁、ヨーグルト
昼 新橋「リンガーハット」野菜たっぷりちゃんぽん777円、餃子３個151円
初「リンガーハット」だった 生姜をいっぱいいれた！
皿うどん、ちゃんぽんは大昔から好きなのに、これまで「リンガーハット」に入ったことが無かった。
避けていたというワケではなく、単純に私の行動範囲内に店が無かっただけなのだが。ということで
新橋に新しく出来た「リンガーハット」に初訪問である。先ずは前金制なのにオドオドする。ろくに
メニューも知らないのにいきなり食べるもの決めて金払えってのもなぁ。もっと吟味したいのになぁ。
慌てて決めたのは野菜たっぷりちゃんぽんと餃子３個。悪い選択ではないな。この野菜たっぷりシリ
ーズには生姜ドレッシングと柚子胡椒ドレッシングのボトルが出て来る。無類の生姜好きなのでドバ
ドバ入れて食べた。このちゃんぽんはまずまずだが、代々木にある「火の国」の方が私は好きだなぁ。
午後のおやつ 銀座「ＢＵＮＭＥＩＤＯ ＣＡＦＥ」日之影栗のプリンとコーヒー1400円
床はこんな傾斜があるんだね
遅い夜 銀座「麹也」お通し：きのこ煮浸し、小鉢三点盛り：水菜浸し・かぼちゃ煮、・人参えのき茸
酢醤油和え800円、お一人様用秋刀魚三昧：刺身・なめろう・漬け焼き1500円、冷奴500円、実
山椒入りつくね焼き600円、十割手打ち蕎麦900円、お替り蕎麦600円、ビール、麦焼酎２合
＠9200円
これお替り蕎麦です・・・
ちゃんぽんの後は美容院。それも終えて東銀座に移動したが、開場時間まで未だ早い。近くの「ＢＵ
ＮＭＥＩＤＯ ＣＡＦＥ」日之影栗のプリンを食べる。歌舞伎座夜の部。８代目芝翫と子息３人親子
同時襲名披露である。座席は、珍しく最前列が取れず１６列の７番。花道出に一番近い席だ。松緑の
「外郎売」から始まった。数年前京都南座で海老蔵の不祥事休演で急遽代役を演じることになった愛
之助が早口言葉の台詞を見事にこなしてヤンヤの喝采を浴びたっけなぁ。襲名披露口上。玉三郎の祝
辞丁寧、我當は痛々しい、菊五郎は「奥さんに叱られながら・・」と場内を笑わせる。甥の児太郎は
「父福助も襲名を喜び、一日も早い舞台復帰を目指して・・」と言って拍手を貰う。誰しも亡くなっ
た先代芝翫に対する思いが強いことを実感する。三代女形だった芝翫が八代目で立役に戻った。芝翫
型の「熊谷陣屋」を初めて観た。先ず驚くのは熊谷直実（芝翫）が濃い赤ッ面なのだ。歌舞伎界では
「赤ッ面は悪者」というのがお約束。悲劇の主人公・直実が赤ッ面なのかぁ・・。その違和感がつき
まとってねぇ。最後の幕外花道。出家する直実の「十六年はひと昔。夢であったなぁ」は團十郎型で
は最大の見せ場で涙無くしては観られないのだが、芝翫型では早々に皆の前で言ってしまう。えぇ、
そんなところで言ってしまうの！現在は團十郎型がほとんどで、私もそれ以外は観たことが無かった。
しかし、元はといえば團十郎型も原点は芝翫型なのだそうで。でも、やっぱり団十郎型がいいなぁ。
團十郎型の直実の一番の役者と言えば吉右衛門だが、今回は義経を演じて存在感を見せた。歌六の
弥陀六もいい。最後は玉三郎の「藤娘」で華やかに。芝居後「麹也」で蕎麦手繰りながら歌舞伎談義。
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１０月 ２２日（土）曇り
朝 家食 卵トーストサンド、野菜スープ、ヨーグルト
昼 恵比寿アトレ「小割烹 はしや」日替わり肉ご膳（鶏の竜田揚げ）１６００円
昼のお茶 恵比寿アトレ「スターバックス」アイスコーヒー
東急ＢＵＮＫＡ村ギャラリー「ささめやゆき絵画展」に行く
恵比寿ランチ。いつも同じような店で同じようなものを食べているので今日は冒険。「小割烹 はし
や」という店で日替わり肉ご膳を食べたが高いだけの料理だった。アーユルヴェーダの施術でリンパ
を流して貰ってから渋谷へ。東急ＢＵＮＫＡ村ギャラリーで「ささめやゆき絵画展」が開かれている
のだ。ささめやゆきさんは、昔お世話になったＫ田さんの小学校時代からの親友。そんな関係で存じ
上げている。絵画展のご案内を頂き、新作の油絵を拝見しに行っただけなのにまた買ってしまった。
それも２点！悪い癖をいいろいろと背負っているが、昔から絵画の衝動買いというのもありましてね。
夜 荒木町「松庵」お任せコース（鱧の唐揚げと銀杏、白イカとコノコの和え物 バチコ添え、松輪〆
鯖の棒鮨、無農薬水菜・辛味大根・子持ち昆布といくら、蒸しウニの磯つぶ貝和え、焼き玉ねぎと
コンソメ風スッポンのお椀、栃木和牛ローストポテトサラダ添え、鱈白子みぞれ煮、キザミとネギ
の温蕎麦、シャーベットとシャインマスカット）、生ビール２杯、麦焼酎ボトル ＠1万3930円
久々の「松庵」。顔を出すと「どうして最近来てくれなかったんですか。心配していたんですよ」っ
て叱られちゃったよ。すまん、すまん、うっかりしていただけでモゴモゴ・・。さてと、今夜のお任
せコースだが、旨いものオンパレードだ。白イカとコノコの和え物バチコ添えは豪華だし、松輪〆鯖
の棒鮨はシャキッと旨い。蒸しウニの磯つぶ貝和えもいいし、焼き玉ねぎとコンソメ風スッポンのお
椀はしみじみ旨い、鱈白子みぞれ煮は好物だし、〆の蕎麦はキザミとネギの温蕎麦。アッサリ旨いよ。
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１０月 ２３日（日）曇ったり晴れたり
朝 家食 ホットドッグ、野菜スープ 俳優平幹二郎氏死去（享年８２歳）
ホットドッグなんて何十年ぶり？
昼 曙橋 濃厚鶏そば「晴壱」地鶏のあっさり鶏そば680円、鶏つくね150円
濃厚な店であっさり味注文
外苑東通りから新坂をよろよろと下りてプラズマ治療に行く。アタマがちょっと悪い以外、内臓で悪
いところ弱っているところは無いそうだ。ということで膝の治療を主にやって頂いた。ココイチにカ
レーを食べに行ったら満席だったので諦める。じゃ、ラーメンでも食べるか。大昔真夜中に何度も行
っていた西麻布の「かぐやひめ」というスナック。曙橋の「天狗」というラーメン屋はそのマスター
が経営していると聞いた。トンコツ味の坦々麺が自慢とか。いつかマスターに挨拶しようと思ってい
るうちに、別の店になってしまった。と言いながら、その先にある濃厚鶏そば「晴壱」に入る私。ア
ハハである。しかも濃厚が売りの店であっさり鶏そばを注文するんだからなぁ。味？あっさり味だよ。
午後のお茶 曙橋「フィッシュネスバーガー」 アイスコーヒー300円
夜 荒木町「宮わき」お通し：芹の醤油煮、スナップエンドウの塩茹で600円、青菜煮浸し650円、
鱧と松茸のどびん蒸し2400円、煮穴子1000円、蟹と百合根の茶碗蒸し900円、牡蠣フライと炊
き込み白飯、味噌汁、生ビール２杯、「兼八」ダブルロック２杯 ＠1万1700円
俳優の平幹二郎氏が亡くなった。つい昨日彼の息子の岳大氏について友人と話したばかりだったのに。
来週火曜日から行く国内旅行の準備をして宿泊予定のホテルに宅配便で送る。膝が良くなれば、こん
なメンドーなことしなくて済むようになる（ハズだ）。かつて思いっきり地味な組み合わせだった広
島対日ハムの日本シリーズは、黒田と大谷のビッグネームの人気もあって注目の的。広島球場で行わ
れた第1戦は大谷がソロホームランを２本も打たれて広島の勝利。今夜は「宮わき」で２戦目の速報
をチェック。あぁまた日ハム負けちゃった。大谷君は投げなかったけどね。悔しさは好物食べて忘れ
よう。鱧と松茸のどびん蒸しに煮穴子に蟹と百合根の茶碗蒸し。そして牡蠣フライとご飯で〆だぁ！
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【今週の振り返り】
モルジブは私にとって154番目の国だった。ま、だからと言って別にどうってこともないんだけどさ。
現在の国連加盟国は193ヶ国だから、すべての国を制覇するとしたらあと39ヶ国行けば良いことに
なるが、決して私はそんなことはしない。「制覇」ということに意味を見いだせないから。「未だ見ぬ
国が私を待っている」と言いながら、ここまであっちゃこっちゃ旅をして来た。この時点で未だ行っ
たことが無いという国は、私が行く気になれない国か、渡航するには危険と感じるあるいは渡航が禁
止されているような国である場合が多い。例えば、北朝鮮とかイラクとかアフガニスタンとかソマリ
アとかね。だから新しい国に行くことに必死にならない。その証拠に153ヵ国目がどこだったか・・
忘れてしもうたよ。２，３年前だったかなぁ・・。
しかし、これまでの旅で「国連加盟国193ヶ国全制覇！！」に並々ならぬ意欲と行動力をお持ちの
方々にお会いしたことは何度もある。どの方もタイヘンなエネルギーを費やして並々ならぬ執着心
と行動力で制覇という目標に向かっておられた。日本ではビザを入手できないアフリカ大陸にある
国に行く場合は、アフリカの隣国に滞在してビザ申請。入手してからある国に入る、という方法を
取っていた。北朝鮮に入るには中国から入るのが一般的。イラクに行く場合は、比較的入りやすい
国境をめがけてトルコから陸路イラクに入る。イラクで数時間過ごしたら、そそくさと戻る。数時
間であってもこれでイラクに行ったことになるんだって。そんなことしてまでねぇ。
制覇まであと数ヶ国に迫ったＡさん。未訪問国のナウルのツァーを作って貰って添乗員と2人で行
った。私も行ったことがあるがリン鉱石以外何もない国だったが、帰りの飛行機が来る日まで数日
滞在したそうだ。すると翌年やはり未訪問国のキリバスのツァーが登場。但しナウルで数日過ごし
たあとキリバスに行くという日程で、2度もナウルに行く羽目になった。ところがその翌年ナウル
とキリバスにニウエの３ヵ国のツァーが出ると聞きＡさんは眩暈を覚えた。ナウルに３度も・・。
それでもたぶん行かれたのだと思う、全制覇のためだもの。私と同じ年齢のＢさんは1８９ヵ国に
行っていた。ご主人に「あと４ヶ国よ」と言うと「それは凄いね。全部行くなら離婚してからにし
てくれ」と言われたそうだ。制覇はしたいが、離婚してまでは望まないとＢさんは制覇を断念さ
れた。ご主人もそんな危険を冒して欲しくなかったのだろう。既に全制覇を達成したＣさんはこ
んな旅を始めていた。「飛び地というか海外領土だけを回っている」そうだ。去年ご一緒したジブ
ラルタルはイギリスの海外領土だし、そこから海峡を越えて渡ったアフリカ大陸のセウタはスペ
インの海外領土だった。私達が日本に帰る時、同じ目的の旅をしている女性とＣさんの2人はモロ
ッコの地中海沿岸にあるスペインの海外領土メリリャに向け飛んで行かれた。モノ好きな、なんて
言わない。それぞれの人生だから。
以前パクパク日記に書いたことがあると思うが、かなり前ウィーンの空港で会った女性のことに触
れたい。6時間も乗り継ぎ時間があって、ビジネスラウンジで長い時間を過ごした時隣り合わせた
女性のことだ。彼女は「国連加盟国全制覇」まであと１ヶ国に迫っていた。これからその国に向か
うのだと言う。イラク。今はＩＳに侵入されて更に危険な状態になった地域もあるが、その頃もブ
ッシュアメリカ大統領が先制攻撃して始まったイラク戦争はサダム・フセインを処刑した後で一応
の収束を迎えていたが、無政府状態といった感も強かった。彼女はそんなところに行こうとしてい
た。私は彼女に聞いた。
「イラクから帰って国連加盟国全制覇を達成したら、どんな気持ちになるのかしらね」
「そりゃ嬉しいわよ。すんごく嬉しいと思うわ。達成したらもう海外に行かなくて済むし」
ボクはずっとここがいいニャァ