パクパク日記１６年１２月２週
前半は京都、後半は沖縄で過ごした1週間
京都は銭湯が多い 
ザテラスクラブatブセナ
１２月 ５日（月）京都は晴れ
朝 京都ホテルオークラ「オリゾンテ」朝食ヴュッフェ2971円
正面に見えるのは比叡山
京都の最初の朝。カーテンを開けると昨日の雨が嘘のように晴れて、素晴らしいお天気だ。東北方向
に見える比叡山は紅葉の終わりらしい色をしている。比叡山の頂上近くにあったホテルが気に入って
いて何度か滞在したが、いつの間にやら星野リゾートグループになってしまい今後私は泊まりには行
かないことにした。どこまで星野印にすれば気が済むのだろう。ま、それはともかく朝食に行こう。
初日だから最上階「オリゾンテ」の朝食ヴュッフェ。カレーは無いが関西でも納豆があるからいいか。
昼 京都河原町通三条通「餃子の王将」ジャスト餃子（ニンニク無し）129円、野菜炒め442円、た
まごスープ270円、ジャスト炒飯267円
あちこちぶらぶらしながら今日のランチ場所に悩む。あまりに行きたい店が多くて。そんな時は大好
きな「餃子の王将」だ。ジャストサイズというミニサイズの料理がたくさんあって、それが嬉しい。
餃子もニンニク有りと無しを選べるんだよ。そんな時、K井さんから訃報が届いた。えぇ〜〜ッ！！
午後のお茶 河原町通四条通「エクセルシオール」アイスコーヒー300円
夜 京都柳馬場通押小路上ル「洋食おがた」お通し：キャベツサラダ、ポテトサラダ（ハーフ）、人
参とくるみサラダ（ハーフ）、北海道の雲子フライ 辛子と塩で、野菜スープ（ハーフ）、ミニ
カレー、生ビール、赤ワイン（キャンティクラシコ2013）6300円、尾崎牛と南の島豚ミンチカ
ツサンド（おみや） ＠1万7240円
このカレーが旨い！！！次回はミニでなくしっかり食べるぞ！
昼貰ったＫ井さんからの知らせは、Ｈ井さんが早朝亡くなったこと。50代のＨ井さんが・・。5週間
程前開催した「喰う会」でＨ井さんの話をし、次回は必ず出席して貰おうと話したばかりだった。Ｈ
井さんがもういないなんて嘘であって欲しい！と午後はそのことばかり考えていた。ご冥福を祈るし
かない。あぁ〜。ニンゲン悲しくても腹は空く。１万歩近く歩いたし。今夜は人気急上昇の「洋食お
がた」を予約している。京都と言えば京料理を思い浮かべる人が多いように思うが、イタリアンやら
洋食屋、パン屋、コーヒー店などの名店もたくさんあるのだ。昔から行っている「プチレストラン内
藤」と同じ柳馬場通りに2015年10月末にオープンした。Ｌ字型カウンタ―11席と12席のテーブル
席があり、カウンター席からは緒方シェフ始め料理人達が働く様子がよく見える。メニューが多彩で
食べられそうな皿数に絞るのがタイヘンだった。どれも美味であったが、〆のカレーが素晴らしい！
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１２月 ６日（火）京都は今日も晴れ！
朝 京都ホテルオークラ客室にて「洋食おがた」のメンチカツトーストサンドイッチ、特茶
温かければもっと・・
昨夜「洋食おがた」で名物のハンバーグかメンチカツを食べたかった。しかし満腹でムリとわかり、
メンチカツトーストサンドイッチをお土産に作って貰った。熱々の箱をスキップしながら（嘘だよ）
喜び勇んでホテルに帰って来た。あの時食べればもっと美味しかったと思うけど、冷たくてもＯＫ。
昼 新京極通六角通「かねよ」きんし丼（特上）3600円、きも吸い350円、新香盛り350円
以前から一度行ってみたいと思っていたうなぎ屋の老舗「かねよ」に行った。入口に大きく「日本一
の鰻」と右から書いた横看板。明治年間の創業で「大衆食堂日本一」を目指しているらしい。こちら
の鰻は「江戸流」。つまり、関西では珍しく背開き白焼きにし蒸してから焼いてあるのだ。その江戸
流鰻丼に京風だし巻を乗せたのが名物きんし丼。大きな卵焼きのかけ布団をかけたきんし丼が運ばれ
て来た。そぉーっと卵布団をめくってみると鰻丼がいたよ。一緒に食べると・・うん、まぁまぁ。こ
れからは鰻丼だけでいいかな。その方が鰻が大きいし。きんし丼の並は2300円、上は2800円だった。
夕方のお茶 木屋町通三条通「小川コーヒー」グアテマララベンディオン580円
2部と３部の間鴨川付近で
今年の京都吉例顔見世歌舞伎は、南座休館のため「先斗町歌舞練場」で行われている
京都南座顔見世独特の竹馬はひいき筋から やっぱり狭いね歌舞練場 五代目雀右衛門襲名披露が続いている
毎年京都の暮れの風物詩の一つは南座の顔見世興行だ。ところがその南座、耐震診断を受けて必要な
工事をするため今年2月から休館している。その後どうなったのか発表も無いので工事が可能なのか
どうか、今後興行が出来るのかどうかもサッパリわからない。そんな事情で今年の顔見世は先斗町の
歌舞練場で興行することになった。昭和2年完成した歌舞練場の客席数は540。鴨川をどりの会場だ
からね。南座の１０８０席に比べて半分だから興行は最近松竹お得意の3部制。1部やめて2部と３
部のチケットを抑えた。2部の最初は「車引」。梅王丸に鴈次郎、松王丸に愛之助、桜丸は孝太郎。
次はお目当ての「廓文章 吉田屋」。伊左衛門に「よッ！」仁左衛門、夕霧は雀右衛門、吉田屋には
彌十郎、吉田屋女房に秀太郎。年を取ったとはいえやっぱり仁左衛門のつっころばしは天下一品だ。
2部の最後は海老蔵の「三升曲輪傘売」だったが古い劇場の椅子ではお尻が痛くなってこれ以上座っ
ていられない。そこで歌舞練場出てその辺をぶらぶらして「小川コーヒー」でお茶して3部に行く。
夜 木屋町通三条通「めなみ」お通し：おから、酢牡蠣800円、いわし生姜煮600円、野菜もの５種
盛り800円、水餃子800円、本もろこ炭火焼き1000円、ちりめん混ぜご飯（小）560円、豆腐の
味噌汁400円、ビール（小）580円、麦焼酎ロック660円×４杯 ＠8200円
3部を観るため歌舞練場に戻る。愛之助のご贔屓筋へのご挨拶か藤原紀香がロビーの隅に立っていた。
歌舞伎役者と結婚するとタイヘンだね。３部は「引窓」から。与兵衛に仁左衛門、お早に孝太郎、母
お幸に吉弥、濡髪長五郎に彌十郎。人柄の良い役を人柄の良い人が演じる芝居だった。最後は襲名披
露演目で雀右衛門の「京鹿子娘道成寺」。12月歌舞伎座で「京鹿子娘五人道成寺」を先週観たばかり
だから「たったひとり？」なんて見る方が頓珍漢のことを考えたりしてね。押し戻しで海老蔵が活躍。
舞台がはねたら先ほど予約して「めなみ」へ。私がちょくちょくお邪魔している「京都ネーゼ」と同
じビルの1階にあって「いつかは入ってみたい」と思っていた。俳優の近藤正臣さんのお姉様がやっ
ていらした店で、その後を引き継いだ姪御さん、そして今はそのお嬢さんがやっているとか聞いたが、
定かでは無い。おばんざい中心だが昔からの客は味が落ちたと嘆く。いわし生姜煮ともろこは旨い！
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１２月 ７日（水）今日も京都は晴れ
朝 京都ホテルオークラ「桃季」朝食ヴュッフェ2971円
炒飯もサラダもおでんもラーメンも！
京都御所近くの愛用していたホテルが無くなってしまってからはもっぱら京都ホテルオークラに滞在
することが多い。昔の京都ホテルだ。ここで一番のお気に入りは地下にある中国料理「桃季」の朝食
ヴュッフェ。和洋中が揃っている上冬場はおでんもあるし麺コーナーもある。ウルウルする程迷うよ。
昼 室町通綾小路通「スパイスチャンバー」キーマカレー1000円、チーズ100円
私が一番好きなカレー屋はここ！
一昨日の夜行った「洋食おがた」のカレーは相当美味しかった。私の好きなカレー3本指に急遽入れ
てしまおう。で、現在のベスト１はというとやはり京都にある「スパイスチャンバー」なのだ。僅か
7席しかないから昼ドキは（夜は週２回のみ営業）行列必至。よって開店時間11時半の15分前には
行くことにしている。１番！やったぁ。一番奥の席を確保。メニューはキーマカレー１種のみ。ご飯
の量とチーズをかけるかどうかを言えばいい。最初は少な目ご飯と言ったのに、以降普通盛りにして
いる。ようやく運ばれて来たカレー。一口食べるとややあって、ビリビリっと頭の真ん中に指令が飛
ぶ。旨い！食道を通過して暫くはアチチって感じなのに、やがてスッキリする不思議なカレーなのだ。
夜 先斗町「くしかんざし久」（3人で）香箱蟹（おこっぺ）、琵琶湖のもろこ甘露煮、豚の蒸し煮玉
ネギ卸しソース、甲羅酒、特大アワビと能登黒海鼠酢味噌がけ、あこう昆布〆ポン酢、天然しめ
じ・帆立貝・小玉ねぎ天然スッポンスープの蕪蒸し、宍道湖の天然ウナギ蒲焼き、海老芋原種の
揚げ物、アワビ・ウニ・豚肉入りオム丼、3種のりんごのシャーベットと無花果のコンポート）、
ビール、麦焼酎4杯 3人で5万7240円
カレーを食べた後、大丸の家具売り場で探し続けていた小さな棚を見つけた。これは良いわ。骨董品
屋に行こうと思っていたので手間が省けた。早くも今夜は京都最後の夕食。今夜はＫ崎マリちゃんと
帰国子女仲間で現在京大法学部４回生のS藤和○子さんと食事することになっていて、先斗町「くし
かんざし久」を3人で予約している。オークラのロビーで待ち合わせ。Ｓ藤さんとは「初めまして」。
彼女は父上のお仕事の都合で、これまで南アフリカ・ヨハネスブルク、フランス・パリ、タイ・バン
コクで過ごしたそうだ。今ご両親は中国の重慶にいらっしゃるとか。そうゆう仕事って家族も含めて
タイヘンだよなぁ。と思ったら目標とする仕事に就いたら彼女も海外で働きたいのだとか。はぁ〜〜。
この店にも5日亡くなったＨ井さんは家族と共にやって来られた。久さんと暫くＨ井さんの話をする。
久さんの作りだす料理が超美味であることを人は大人になってからしみじみわかる料理だ。どれもね。
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１２月 ８日（木）京都も東京も晴れ
朝 京都ホテルオークラ「桃季」朝食ヴュッフェ2971円
昼 東京駅大丸「The Tokyo Phoenix」五目そばセット（点心、杏仁豆腐付き）1944円
2日連続で「桃季」の朝食ヴュッフェを食べてから早目にチェックアウト。予定より1時間以上も早
い新幹線で帰京する。帰る日も目いっぱい遊んで夜遅くになって帰宅する人が多いと思うが、私はな
ぜか一刻も早く帰って来たくなるのだよ。雲がちょっと邪魔だったが、今日も富士山の撮影が出来た。
ランチは中華だな。朝も中華ヴュッフェだったじゃない！あらそうだった、と気付いたのは食べた後。
夜 荒木町「松庵」（３人で）お任せコース（柚子切りとつぶ貝、くえの刺身、松葉蟹と舞茸のお椀、
皮つきマグロの炙り、香箱蟹と焼き松葉蟹、牛肉の鮨と自家製漬物、甘鯛と白子の蕪汁、島根
のあん肝りんごすりおろしがけ、福井の新蕎麦汁蕎麦、ジャージー牛乳とアマオウ苺）、生ビー
ル2杯、麦焼酎ボトル2本 3人で６万５８８０円
Ｈ井さんゴメンね
帰宅して恒例の洗濯や郵便物の整理、留守中来た宅配便の手配などをしながらお通夜に伺う準備もす
る。Ｈ井さんの通夜が行われる品川区荏原にあるお寺に向かっているのだが、夕方のラッシュと重な
ってタイヘンな渋滞だ。やっと着いたのだが、多数の参列者が列をなしていてお焼香するまで相当時
間がかかった。未だ大学生の息子さんの肩が心細そうだ。その隣にはＨ井さんそっくりのご両親が。
ご高齢なのに息子に先立たれて本当にお気の毒だ。Ｈ社同期入社で仲良しだったＫ井さんがいらした。
言葉は要らないから握手だけ。Ｋ岩と久しぶりのＴさんに会ったので夕食を一緒にすることに。タク
シーで「松庵」へ。ひと口食べる度「Ｈ井さん頂きます」、「Ｈ井さん死んでしまってはこれ食べられ
ないでしょ」と。そうなんだよ、死んでしまったらこんな美味しいもの食べられないんだよー！（涙）
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１２月 ９日（金）晴れ 朴韓国大統領弾劾案可決 職務停止へ
朝 家食 チキンと野菜サラダ、ふすまパン、トマトスープ
たまにはふすまパン
昼 四谷三丁目「Ｒｏｃｃｏｎｔｏ」ピリ辛カレーセット（サラダ、スープ付き）700円、アイス
コーヒー150円
子供の頃からのカレー好き
大騒ぎが続いている韓国の大統領友人による国政介入疑惑問題。今日の国会で投票が行われ、圧
倒的多数で朴大統領の弾劾が可決された。ブラジルの女性大統領もそうだったけど、彼女も職務
停止に追い込まれた。最初から最後まで（になるかどうかは不明だが）何を考えているかわから
ない。何も考えていないのかもしれない。顔は能面だし。来年1月（って来月のことだわね、ひ
えぇ〜！）の旅行代金を振り込む。カレー好きは「Ｒｏｃｃｏｎｔｏ」でピリ辛カレーを食べた。
夜 家食 鰻おこわと天ぷら蕎麦
粗食もいいね
パクパク日記11月3週を作成していたら、いつの間にやら９時半になってしまった。これから
飲みに行くのもシンドイし、買い物行って作るのはもっとメンドー。家食の違反食（ほぼ死語）
でもするか。食品庫と冷凍庫をゴソゴソ探していたら鰻おこわと天ぷら蕎麦があった。チョーサ
ビシー夕食にも思えるが、意外に私こうゆうの好き（笑）。たまにだからいいんだけどね。無酒日
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１２月 １０日（土）東京も沖縄も晴れ
朝 家食 鶏肉と野菜のスープ、ヨーグルト
炭水化物無しだよ！
昼 ＡＮＡ羽田＝那覇プレミアムクラス機内食
沖縄線ならゆっくり食べられる
客室はいつもの902号室。2ベッドルームで広々している
今日はちょっと風が強くて波も高い。それでも元気にタラソテラピーに励む
今年1月末以来の沖縄。あの時は最初の晩に飲み過ぎたのか2日目早朝から体調を崩して往生した。
その後滞在中ずっと回復せず、食事の度に2人前食べた大Ｓ子さんにも迷惑をかけてしまった。そ
んなことがあったから「今回は元気でいて下さいよ」と言われ続けて沖縄まで来た。12月の那覇空
港は暑さもほどほど。長袖で丁度良い。Ｓ子さんの運転するレンタカーで名護市の部瀬名岬にある
ザテラスクラブatブセナに到着。仲良しになったＡ立さんが出迎えてくれた。「お帰りなさい！」
夕方の１杯 沖縄・ザテラスクラブatブセナ「ライブラリーラウンジ＆バー」生ビール、つまみ
このひとときが大好き大Ｓ子さん
夜 沖縄・ザテラスクラブatブセナ「ファインダイニング」 ウェルネスキュイジーヌ@９７２０円
（アミューズ：鶏レバー巻と野菜ピクルス、魚介と野菜の彩りサラダ、百合根とポワローのスー
プ、パン1026円、県産白身魚のポワレ、牛ほほ肉と地鶏胸肉と野菜のポトフ仕立て、豆乳ブラマ
ンジェシトラス風味のリンゴとセロリのコンポート添え、カモミールティ）、白ワイン（シャルド
ネ）1674円、赤ワイン（ヴォーヌロマネ）2万520円 ２人で３万9900円
部屋に落ち着いたら早速タラソテラピープールに行く。プールに入るまで風に当たると寒くてぶるぶ
る。それでもプールに入れば、36度と38度の海水。あったかい〜〜。そして超強力なジェット水流。
気持ちいいぞ！大Ｓ子さんはこのタラソが大好きで長らく千葉県のタラソに毎月通っているのだよ。
「ライブラリーラウンジ＆バー」では5時からのトワイライトタイムにシャンパン＆軽食のサ―ビス
がある。大Ｓ子さんいそいそと出かけて行った。後から追いかけた私は生ビールをごくごく。夕食は
優れた栄養バランスを保ちながら味・量ともに満足できるというウェルネスキュイジーヌコース。血
糖値の上昇を抑えた「低ＧＩ値メニュー」ともなっている。これだけのコースを食べても（パン除く）
エネルギー量は851カロリーで糖質は31グラムだ。まぁ、このホテル全体が「健康」をテーマにして
いるからね。1月の失敗もあり今日は白グラスワインと赤ワインボトル１本。あとは焼酎の部屋飲み。
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１２月 １１日（日）沖縄は快晴
朝 沖縄・ザテラスクラブatブセナ「ファインダイニング」朝食ヴュッフェ
「ファインダイニング」朝食ヴュッフェは沖縄食材がたっぷり使われヘルシー
部屋からの眺め こちらのプールは真水ですよ
彼女も私も（旅行に来た時だけ）早起きだ。7時過ぎには揃って朝食へ。2番だった。卵料理と飲み
物は注文制で他はヴュッフェ。ここの朝食ヴュッフェは地元の食材をふんだに使っていて、ヘルシー
な料理が並び好ましい。ゴーヤなど入れたサラダをどっさり食べてしまうので、卵料理が到着したこ
ろにはお腹も既にいい具合でね。平打ちこんにゃく麺がいいのだが、和風汁で無い方がいいと思うよ。
昼 沖縄・ブセナテラス チャイニーズダイニング「琉華菜苑」（２人で）カレー風味のうこん餃子
700円、春巻700円、小籠包800円、大根餅700円、海の幸入り汁ソバ1500円、海老入りレタ
ス炒飯1400円、マンゴプリン×２
午前中はタラソプール、午後はエステを予約している。エステの時間に合わせるために、ランチは早
めに食べることに。敷地内にはブセナテラスのレストランが何軒もある。その中のチャイニーズダイ
ニング「琉華菜苑」に行くのが、ここ3回Ｓ子さんと私のパターンだ。実は今宿泊している２ベッド
ルームの客室はシングルベッドが４つあり、ホテルでは３人用客室としての扱いだ。プランは朝食付
き。つまり大Ｓ子さんと私の他の誰かさん分の朝食３日分が余ることになる。それをランチに振り替
えて、アラカルトをバシバシ食べているってワケよ。一番美味しかったのは、マンゴプリンだった。
夕方の１杯 沖縄・ザテラスクラブatブセナ「ライブラリーラウンジ＆バー」
夜 沖縄・ブセナテラス メインダイニング「ファヌアン」（2人で）1万9008円のメニュードノ
エルコース（アミューズ：カスピ海のキャビア 蕎麦粉のブリニ添え、県産マグロとミーバイ、
ズワイ蟹の三重奏 グリーンオリーブのタプナード添え、滑らかな栗とフランス産茸のスープ
フォアグラのフランとテリーヌ カフェオレをアクセントに、オマール海老の貝類のムース縮緬
キャベツ包み、和牛サーロインのポワレ 旬の野菜添え芳醇なトリュフソース、チーズ３種、ア
ヴァンデセール：葡萄巨峰のババロア、ショコラノエル黒糖キャラメルナッツを包み込んで、プ
ティフールとカモミールティ）、オリオンビール972円、白ワインボトル（ピノ・グリ・ジュビ
リー）1万5336円、赤ワインボトル（シャトーランシュムサス）2万5920円
2人で7万7229円
帰りはこんなレトロなバスに乗って
午後１時半から２人でスパへ。別々の部屋で何とか何とかと何とか何とかの組み合わせで１２０分。
アハハ。死海の泥をカラダに塗りたくってビニールで包んで・・とか、ま、いろいろよ。死海の泥
は暫くするとカラダがポカポカし出して、３０分後には汗がダラダラ。そう言えば、ホンマモンの
死海も２回行ったことがあったっけ。私は部屋に引き上げて、来年夏の不美子の旅の行き先と宿を
調べ、Ｓ子さんは午後のタラソプールへ。今夜の夕食はブセナテラスのメインダイニング「ファヌ
アン」を予約している。このホテルに滞在するのは４回目だが、このレストランは初。時節柄クリ
スマスっぽい雰囲気だ。こう見えて（どう見えるのよ！）結構ドジな私だが、不思議なことにワイ
ン選びだけは失敗が少ない。ワインの知識があるとかフランス語が読めるとかイタリア語も読める
なーんてことは全く無いのだが、「勘」で選ぶと旨いワインに当たる。ところが、今夜白ワイン選
びはちと失敗。私には甘過ぎる。Ｓ子さん、ジャンジャン飲んでよ、なんてね。レトロバスで帰る。
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【今週のふりかえり】
2012年１２月６日の深夜、十八代中村勘三郎丈が亡くなった。私はその前日の5日京都南座の夜
の部を観ていた。その年と言えば、勘三郎丈の長男勘太郎が父親が長年名乗った勘九郎の六代目
を襲名し、各地で襲名披露公演が行われた年だ。恒例南座顔見世夜の部は勘九郎の襲名披露も兼
ねていた。口上では、先輩役者達がその場にいない勘三郎について触れ、懐かしい思い出話を披
露して場内を和ませた。襲名した本人は父の不在を詫びてのち「治療に専念しているのでなるべ
く早く舞台で元気な姿をお見せしたい」と述べ、大きく熱い拍手を貰っていた。誰しも勘三郎は
必ず戻って来る、又元気な姿で縦横無尽に暴れ回ると思っていた。ところが。翌日の朝６時半に
テレビを点け、ニュースで勘三郎丈の急死を知って呆然とした。愕然とした。亡くなることには
なっていなかったじゃないのか。嘘だろうと思った。今聞いたことが信じ難かった。しかも昨夜
舞台を終えた勘九郎・七之助兄弟は「ちょっと見舞いに東京に帰ろうか」という気持ちになって
遅い時間東京の病院に行ってみると父親は危篤だった・・。死に目には会えた兄弟だが、翌日早
朝京都に戻り、千秋楽まで舞台を務めた。6日夜の口上は、舞台の役者達も場内の客席も啜り泣
きを堪えきれなかったと聞いた。私はそんな席にいたら号泣してしまう。いたたまれない。
勘三郎丈が亡くなったことがまるで皮切りになったように、それから歌舞伎界は惜しい人達を続
々と失っていく。12月6日から2ヵ月待たずに市川團十郎丈が亡くなった。南座では勘九郎襲名
のお祝い口上を述べていたのに。そして勘三郎丈の葬儀で弔辞を読み上げた坂東三津五郎までが
この世を去った。十八世勘三郎丈が亡くなってから今週で４年になる。
１２月５日早朝、取引先のＨ井さんが亡くなった。お洒落な慶応ボーイでマーケティングのプロ
だった。もう随分昔のことになるが、カタカナ会社で私が担当していた仕事のＣМで「テニスに
興じるビジネスマン」役で出演して貰ったこともある。お互い退社してからも「喰う会」という
名の美味しいものを食べる会でご一緒していた。10月24日の例会に欠席されたＨ井さんにО橋
さん経由で「次回は必ずご一緒しましょう」という伝言にＨ井さんはこんなお返事を下さった。
「病床に臥していることが悔しい。苦しいけど頑張って必ず元気になるから」。Ｈ井さんはご自
分が亡くなることになるなんて、全く思っていなかった。
同じ12月5日、次兄の長らくの友人Ｓ津さんの奥様が亡くなったことをネットニュースで知って
驚いた。Ｓ津さんと次兄とは長野県の中学時代からの友人で、Ｓ津さんは某公共放送局に就職さ
れた。あの局は転勤が多く、Ｓ津さんは広島局時代に民放人気アナウンサーの女性と知り合い結
婚された。フリーとなって東京に舞台を移されてからは、皇室、歌舞伎、芸能に強いリポーター
として活躍されていた。長年出演していたフジテレビの「ナイスディ」では、彼女の訃報を受け
て長い時間を取り追悼企画を放映されたと聞いた。年末京都の顔見世興行。ここ数年は勘三郎丈
のことを思い出しながら京都で過ごすのだが、その週に2人も亡くなってガックリ来たのだった。
そうそう、先週フィリピンからの帰りにフィリピン航空の信じ難い態度に出くわして頭に来たこ
とを12月1週のパクパクに書いた。詐欺にあったような気分だった。その旅の添乗員Ｋ神さんは
帰国してからしぶとくフィリピン航空に交渉を重ね、遂に数万円を取り戻したそうだ。Ｋ神さん、
どうもありがとうございました。それにしても、フィリピン航空に対しては憤懣やるかたないぞ！
ご冥福をおいニョリします
＊ 年が明けても、パクパクは未だ去年の１２月じゃーー！