パクパク日記17年1月3週
月曜日パリから戻り金曜日から春節間近の香港へ
春節は1月28日 ピークから眺める香港
1月 16日(月)東京は晴れ 寒ッ!
朝 エールフランス パリ=成田 ファーストクラス機内食
昨日1月15日パリのシャルル・ドゴール空港を午後遅く飛び立ち帰国の途についた。快適なエール
フランスのファーストクラス。眠りにつくのが下手くそな上に酒が足りなかったのか寝そびれた。ベ
ッドまで作って貰うせっかく贅沢な環境にいるのにもったいない話だわなぁ。外国航空会社機内食の
2食目は大したこと無いのだが、今朝の朝食はかなり良い。半熟のポーチドエッグとみじん切りマッ
シュルームの炒めモノが美味しかった。予定通り9時45分成田到着。車椅子で楽々の帰国である。
昼 四谷三丁目「東京風月堂」ごろごろ野菜のチキンカレーセット(サラダ・ドリンク付き)1188
円、ミックスベジタブルジュース648円
♪ カ、カ、カ、カ、カレーだよ(^^♪ ウ、ウ、ウ、ウレシイナ(^^♪ バ、バ、バ、バ、バカみたい 🎶
夜 舟町「無門」先付け:いろいろ、大粒牡蠣フライ(2個)、じゃこ水菜サラダ550円、黒豚旨辛
鍋2300円、雑炊400円、生ビール2杯、麦焼酎「佐藤」 @7900円
真っ赤な色のわりにそれ程辛くない
海外旅行から帰ったらあなたは先ず何を食べますか?何を食べたいですか?こんな会話も昔は旅行で
知り合った方々としたものである。蕎麦であったり、鮨だったり、豆腐、白いご飯と漬物・・そんな
答えが返って来た。私のそれは自分で整えるソーメン夕食だった。薬味をどっさり用意し、つけ汁は
胡麻だれと麺つゆの2種、熱々のかき揚げ、そして一口で食べられるよう小さく丸めた茹で立てソー
メン。夏だけでなく冬もね。しかし、炭水化物止めろ!と兵庫県の医者に厳命されてから、我が家の
食卓からソーメンが飛んで行った。寂しい別れだった。そんな「帰国直後の食事」も年に16、17、18
回などという多回数になり、それも何年も続くうちに特別の感慨は消えた。今日も洗濯と片付けが終
わったら、(^^♪カレー、カレー♪といつものようにカレーを食べていた。辛いものは良かねぇ。その
勢いで夕食も「無門」で黒豚の旨辛鍋を食べてしまったよ。旨くて辛い、まさにその味でありまする。
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1月 17日(火)晴れ 阪神・淡路大震災から22年
朝 家食 海老と卵とブロッコリーサラダ、納豆、オニオンスープ、ふすまミニ食パン、ヨーグルト
昼 無し!
夜 荒木町「の弥七」(2人で)前菜7種(胡麻豆腐、湯葉のモヤシ巻、フォアグラと奈良漬け、よ
だれ鶏、白バイ貝、鹿児島の筍と四万十川の川海苔、(赤貝のヌタ))、金華ハムスープのクエ鍋、
牛ヒレ肉と新とり菜のオイスター炒め、ミントティ、白子豆腐の麻婆豆腐とご飯、漬物、スト
ロベリー杏仁豆腐と黒胡麻餡団子 金木犀のジャム)、ビール、麦焼酎
(大S子さんにゴチになりました!)
白子で作った豆腐の麻婆豆腐だよ!
午前中コーヒーが届いた。ブラジル、グァテマラ、コスタリカ、コロンビア産などのストレートコー
ヒーの詰め合わせ。たまに家にいる時は、コーヒーをドリップでたっぷり落として飲む。私に何か贈
答しようと思っている人は是非ストレートコーヒーを!というのは冗談だけど。新坂をゆっくり下り
てプラズマ治療に行く。内臓系では特に悪いところは無いそうだ。珍しくお腹が空かないので昼食は
抜いた。夜のご馳走に備えるって気持ちもあってね。7時近所の「の弥七」に行くと、既に大S子さ
んが待っていた。そして!その隣には元H社で現Y社のО橋さんがバリバリのキャリアウーマンとお
食事中ではないか!どうもお邪魔いたします、と小さくなる(なれないけど)。パリ滞在中S子さんに
ちょいと用事を思いつきメールでお誘いしたところOKが出て今夜の食事会となった。店の予約も彼
女にして貰った。最後の食事は麻婆豆腐。大好物だから嬉しいのだが、フツーの麻婆豆腐では無いの
だ。何ととらふぐの白子を潰して作った特製の豆腐を入れた麻婆豆腐なのである。初めて食べました
よ。隣のО橋さんが「味見、味見」とウルサイ(笑)。1つ差し上げると「1つでは味がわからない」。
大満足でコースを終え精算しようとしたら「既に頂きました」。大S子さんご馳走さまでございました。
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1月 18日(水)晴れ
朝 家食 スンドウブチゲ、コールスローサラダ、納豆、ふすまミニ食パン、ヨーグルト
この猫の名前は「ふく」。カラダに描いてある
昼 無し!
午後のおやつ 四谷三丁目「ANTENDO」クロックムッシュ―、コーヒー
飲食店で長々としてセールス電話は止めてちょ!
昨日に引き続き、ランチタイムを外して昼抜きとなった。今夜は6時から宴会。食べ過ぎて宴会料理を
食べられないのも癪だし、かと言って空きっ腹に酒飲んで酔っ払うのも困る。ということで「ANTE
NDO」でクロックムッシュ―とコーヒーのおやつ。店内で大声で電話しながら商売している爺さんが
いた。帰宅後故障した掃除機を箱に入れて包装し、メーカーに送った。元気になって戻って来るんだよ。
夜 舟町「おちあい」(6人で)お任せ(大根のそぼろ餡かけ、玉こんにゃく、お造り盛り合わせ、揚
げ銀杏、和風しゅうまい、豆鯵とシシャモ、鶏唐揚げ、芋鍋、雑炊)、ビール、麦焼酎 @6千円
1年半で目出度く巻き上げた歌仙「燕の子」の巻が昨年末巻きあがり、今夜は嬉しい打ち上げ&反省
会宴会である。会場は「おちあい」の奥座敷と決まっている。6時からと普通の宴会より早い始まり
なのに、6人の内2人が5時開宴と間違えて到着したとか。大丈夫か!作品集作成をずっと担当して
くれている森林のお陰で、本チャンとほぼ同じ形で提供された。36句を1句ずつ全員で検討してい
く。この発句が先ず良いよねぇ、場面が目に浮かぶようだ、なんて感想が述べられて詠んだ雅房は嬉
しそうだ。ここはこうしたら、なんて修正する「一直・いっちょく」も同時に行われる。それが済め
ば連衆のお楽しみ「裏歌仙」タイム。ボツになった句から最もしょうもない句を選んで行く。もちろ
ん前後の句にリンクするかなんて全く考えない。こんなマトモな句ばかりじゃダメじゃないですか!
なんて言われてね。笑いの渦が巻き起こる。次の発句は森林。歌仙を始めてから24年目になるのね。
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1月 19日(木)曇りのち晴れ
朝 家食 豚汁、ブロッコリーと海老サラダ、ふすまミニ食パン、ヨーグルト
遅い昼 四谷三丁目「中華停」油淋鶏定食(ご飯、小皿、スープ、ザーサイ、杏仁豆腐)880円、ア
イスコーヒー(サービス)
いくら短期間でもそろそろ旅支度をせねばならない。ナゼならば羽田空港のホテルに前泊するのが今
夜なのだ。これまでの怠け者トドが、突如テキパキテキパキ働いて、旅支度が整う。1時半頃手紙の
投函がてらランチに出たのが失敗だった。「中華停」に行く前に虫の知らせかその先にある「うつけ」
まで行ってみる。手打ちパスタの店に替わっていた・・。「中華停」に戻り、油淋鶏定食を注文。鶏
の衣が厚かったので全部剥いでと。サービスでアイスコーヒー、ラッキー!止せば良いのに、買い物
に行ってしまった。急いで買わなくても良いもの、減塩醤油や荏胡麻油やふりだし、70gゴミ袋など
買い込んだので結構重くなった。やっとの思いでマンションに帰る。エレベーターホールに貼り紙。
「エレベーター点検中 午後2時から午後4時まで」。ガーン!そうだった。昨夜まで覚えていたの
に(涙)。今は午後2時20分。低層階用エレベーターで18階まで行き非常階段を上がって行く。不
要な重い買い物袋下げて。汗びっしょりになった。あの時買い物にさえ行かなければ・・!自業自得。
夜 羽田空港国際ターミナル・ローヤルパーク羽田「テイルウィンド」真鯛のカルパッチョ1300円、
オニオングラタンスープ900円、国産牛ハンバーグステーキ1800円、ライス300円、生ビール
700円、白ワイン1200円、赤ワイン1200円 @7450円
パクパク日記12月4週を作成し終えてアップした。もう新年も下旬が近づいているのに、パクパク
は未だ12月5週を残している。早く明けろよ!へぇ。じゃ、出発のギリギリまでその次の週もちょ
いやっておくか。羽田空港発の海外旅行はどんなに早い時間の出発でも当日自宅から向かっていたが
今回は前泊することにした。出発時間が比較的早いこと、寒い季節の自宅朝風呂は危険なこと、それ
に国際ターミナルに出来たローヤルパークホテル羽田に一度も泊まっていないから。早い話偵察であ
る。出入り口は出発フロアの3階だけで、1階には無い。3ヶ月前京都のローヤルパークホテルに3
泊した時も思ったが、究極の狭さ対策をした客室である。素泊まりで2万円近い部屋なんだけどね。
入口近くのレストラン「テイルウィンド」はアッサリ簡易食堂風だが、3種食べた料理はどれもかなり
の旨さ。特にハンバーグのドミグラスソースは秀逸で人目が無ければ皿を舐めたい程だった。満足だ!
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1月 20日(金)東京も香港も晴れ 香港jH$=約16円
朝 羽田空港国際ターミナル・ローヤルパーク羽田「テイルウィンド」朝食ヴュッフェ2500円
5時半起床。横2畳位の中央に洗面シンク、左は浴室、右はトイレというギューギュー詰め水回り場
所でシャワーを浴びたり顔を洗ったり。次は昨夜美味しい夕食を食べた「テイルウィンド」で朝食ヴ
ュッフェ。品揃えも良くなかなかのヴュフェだが、残念ながらカレーがイマ二であるなぁ。チェック
アウトしてローヤルパーク羽田を出れば、集合場所までは徒歩3分!まことに便利なホテルではある。
昼 JAL羽田=香港ビジネスクラス機内食(和食)
映画「超高速!参勤交代リターンズ」を和食を食べながら見た
今日から懐かしの香港に行く。12回行った「香港喰い倒し」は一昨年終了したカタチとなったが、
隊員7名内今回日程的に都合がついた4名で某旅行社の謝恩企画に参加することになった。大垣に
住むタカミ嬢はセントレアから別便に乗り、現地で落ち合う。羽田からは香港在住14年だったK
岩と長女のマリちゃん。この母娘は、香港知識、英語、北京語(ちょっと広東語)、折衝力、地理力、
食への執着では叶う者がおらず、また2人とも香港市民権さえ持っている。まことにココロ強い旅
の仲間なのである。某旅行社の謝恩企画に参加する客は東名阪で約70名。添乗員も数名付いて、
その中にはお懐かしやО田さんはA部さんも。「またよろしくね」。セキリュティ検査場の前には長
蛇の列列列。こんなの初めて見たよ。あらら〜次女のA実ちゃん!今日アメリカに帰るの?彼女は
昨秋コーネル大学の建築学科に入学したのだ。5週間の実家暮らしでふっくらしたが5月末までま
た勉強漬けの日々だ。長蛇の列に並んでいるのがなかなかにツライ。あっちゃこっちゃの列につい
てみたが、結局は車椅子をお願いすることにした。初めから頼めばいいのにね。JALの香港行き
の機材は新型だった。キャセイ航空でも乗ったことがある座席だった。ワンワールド共通なのかな。
夜 香港金鐘・アイランド・シャングリ・ラ「夏宮」(自由食・4人で)水晶ハム110H$、皮蛋と
生姜100H$、筍とモヤシと木耳炒め、海老トーストのトリュフペースト420H$、レモンチキ
ン220H$、バーベキューポーク220H$、牛肉と春雨煮込み240H$、春巻180H$、四季豆
210H$、貝柱と卵白炒飯180H$、揚枝甘露3つで210H$、中国茶120H$、青海ビール70
H$、10年もの紹興酒(2本)1300H$ 4人で4372H$(約7万円)
いくらでもお替りOK 見た目も美しい水晶ハム ネットリ旨い皮蛋
筍とモヤシと木耳炒め たっぷりトリュフの海老トーストトリュフペースト アッサリ旨いレモンチキン
ボリュームあるバーベキューポーク 好評だった牛肉と春雨煮込み カリカリの春巻
素朴ながらも旨い四季豆 炒飯はいつだって貝柱と卵白炒飯 高級紹興酒を2本!
岐阜大垣から参戦タカミ嬢 ここの揚枝甘露サイコー! 最強香港旅仲間の母娘
機内で観た映画「超高速!参勤交代リターンズ」では古田新太が大岡忠相を演じていて「キミが一番
危ない」って感じのお奉行さんに笑った。フライト4時間40分時差1時間、午後2時15分香港着。
長――い移動距離だったから車椅子を頼んでおいて助かった。市民のK岩母娘とハンディキャッパー
の私は一番にバゲージクレームに着いた。マリちゃんがピックUPしてくれた私のスーツケース表面
が割れていた。早速空港係員に手続きをして貰う。このスーツケース使うのは未だ3回目なのになぁ。
ガイドカルメンさんの長い説明を聞きながらホテルに向かう。ペニンシュラホテルの前を通過し、そ
ろそろ宿泊先のインターコンチネンタル香港だね、と言っていたら通り過ぎて・・え?・・え?・・。
3人とも首を傾げていたら「皆さーんホテルに到着しましたぁ」。はぁ?迎えに出ていたタカミちゃん
も含めて私ら4人全員が誤解していた。昔リージェントホテルで今インターコンチネンタル香港と思
っていたのだが、実際はインターコンチネンタルグランドスタンフォードだった!皆間違った方のホ
テルを綿密に調べて来たのに・・😢。案内をしっかり見ると確かにそう記されていた。気を取り直そ
う。3室とも一応ハーバービューだし。あぁ割り増し料金払って指定したんだったわ。今回の旅は2
日目の夕食以外はすべて自由食でフリータイム。グループの方々は夕食のオプションを選んでいるよ
うだが、私らはK岩が予約してくれたレストランに繰り出す。タクシーで海底トンネルを越えて香港
島。「アドミラリティ金鐘だぁ〜」。長年泊まったアイランド・シャングリ・ラに到着。このホテルに
入った途端お香のかおりに包まれる。「あぁ!やっぱりホテルはアイシャンが良い!」。メインレスト
ランの「夏宮」の一番客になった。一昨年のディナーで食べた内容をパクパクバックナンバーで探し
美味しかったものはアンコール。4人とも牛一頭でも食べてしまう程のド空腹だったから、食べるこ
と食べること。結局デザートも入れて11品も食べてしまった。紹興酒は3人で2本だよ。ゲップ!
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1月 21日(土)香港は晴れ
朝 香港九龍尖沙咀・インターコンチネンタルグランドスタンフォード香港「カフェオンМ」朝食
ヴュッフェ
←数日前から血圧下げるトレーニングを始めた
宿泊しているホテルのМ階にある「カフェオンМ」で朝食ヴュッフェ。1人で食べているところに
タカミちゃんが続いてK岩母娘もテーブルに加わった。昨夜行ったアイランド・シャングリ・ラの
「CAFE TOO」は6千円近い朝食となるので滞在期間中1度行く位だったが、実に美味しい
贅沢な朝食ヴュッフェだった。さてここはどうか。エッグステーションや麺類屋台も飲茶コーナー
もある。しかし、何かが足りないのだよ。豪華な昼食を考えて、朝食は少な目に抑える感心な私だ。
昼 中環・フォーシーズンズ香港「龍景軒」(自由食・6人で)ロブスター入り腸粉190H$、ロブ
スターとニンニク入り春巻190H$、蟹肉小籠包180H$、中華ハムの焼売90H$、大根餅90
H$、ロブスター入り焼売@68×6、フイッシュダンプリング@90H$×2、ガイランガーリッ
ク炒め170H$、龍景軒シーフード炒飯410H$、海の幸餡かけ焼きそば410H$、マンゴープ
リン入り揚枝甘露@82H$×6、中国茶210H$ 6人で3311H$(約5万3千円)
春節のお祝い金柑の替わりミカンの木 お替り自由X醤や豆板醤 トロリと旨い腸粉から飲茶が始まる
メニューには無いが久しぶりに注文した堅焼きそばの海鮮餡がけ。旨い! マンゴプリンと揚枝甘露の2階建て
こうするんですかぁ?とタカミちゃん またその話?とベンちゃん カラダを温めるにはですねぇ・・K崎君
最後に付くデザートはあまり旨くない 全員で記念撮影 予約出来て良かったわとK岩
香港で一番長くミシュラン3ツ星を確保しているフォーシーズンズの「龍景軒」。一度だけディナー
を食べたことあるが、だいたいは飲茶ランチ。世界最高の飲茶ランチだ。予約が難しい店だが、夜よ
り昼の方が競争は激しい。最短でも2ヵ月前の予約が必要だ。この旅が決まってすぐK岩が予約して
くれた。来週28日が春節だからフォーシーズンズホテルの前には金柑替わりの小さなミカンの木に、
「福」などのおめでたい色紙がつけられている。7階にある「龍景軒」は平日12時からだが、土日は
11時半から。K岩の夫K崎君と大学時代の同級生ベンちゃんも加わり、6人で丸テーブルを囲む。注
文はいつもK岩におんぶにだっこ。彼女のオーダーはいつも間違いないからね、ほぼ。やっぱり旨い
なぁ、ここは。話題は、長年K岩が務めていた大学(皇族の姉妹もここ)同窓会幹事を彼女の帰国後
引き継いだベンちゃんの愚痴やら相談やら。K崎君のカラダ温め体操はタカミちゃんだけ聞いていた。
午後のお茶 銅羅湾そごう「セレーヌ」コーヒー(タカミちゃんにゴチになった)
梅に「福」も典型的な春節の飾り(らしい) 吉野家や大戸屋など日本資本も多数進出 今若者に人気のブランド(らしい)
夜 九龍尖沙咀・インターコンチネンタルグランドスタンフォード香港「宴会場」宴会コース料理
(仔豚の丸焼き、帆立とミル貝のソテー、豚挽肉詰め貝のオーブン焼き、貝柱と豆苗ニンニク
炒め、椎茸と魚の浮き袋茸スープ、アワビのブラウンソース煮、ハタの醤油蒸し、鶏肉のクリ
スピー焼き、シーフード炒飯、雲南ハムのイー麺、アーモンド風味の胡麻団子入り中華お汁粉、
フルーツ)ビール、ワインなど飲み放題だった
謝恩の集いのパーティが開かれた 春節を祝うライオン・ダンス
皆ビックリ!次から次へ顔が変わっていく変面
アーモンド風味の胡麻団子入り中華お汁粉の胡麻団子が旨い
「龍景軒」での贅沢ランチの後女子4人組は男子2人を置き去りにしてタクシーでコーズウェイベイ
(銅羅湾)に向かった。2時に足ツボマッサージを予約している。ところが湾仔を過ぎた頃からド渋
滞に巻き込まれ予約時間に間に合いそうに無い。途中で下車して急いだが「2人シカ出来ナイアルヨ」。
電話連絡したとはいえ30分近く遅れたんだからまぁ仕方ない。と言いながらタカミちゃんと私は施術
して貰い、母娘はふらっと消えた。足ツボの後はそごうデパート11階のカフェでお茶。3月卒業す
るマリちゃんにお祝いのリュックをプレゼントする。今夜はツァー唯一のイベント・感謝の集いのパ
ーティがある。2階の宴会場に行ってみるとアラブ人の夫婦らしき人達がいて、会場間違えたかと思
ったらコスプレなんですってさ。旅行会社の社長も駆け付けて挨拶し、飲み放題の宴会となった。ジ
ャーンと銅鑼が鳴って春節を祝うライオン・ダンスが始まる。日本で言えば正月の獅子舞だね。続い
て披露されたのは変面。次から次へ一瞬にして顔が変わって行く妙技に一同「ほぉー!」と驚きのド
ヨメキが起きる。仕掛けを調べてみよう。抽選でタカミちゃんワインをゲット。飲み放題で飲み過ぎ。
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1月 22日(日)晴れ
朝 中環「羅富記」上の店(自由食)痩肉皮蛋粥32H$、油条(タカミちゃんにゴチになった)
3つある「羅富記」の上の店 朝海老ワンタンは食べられない いつも痩肉皮蛋粥と油条
2杯目をどうしようと悩むタカミちゃん 皮蛋苦手とマリちゃん 次はどこに行こうか
今朝K岩母娘は早起きして未だ暗い屋外プール(温水)で泳いだそうだ。私もほぼ同じ時間に起き
たがプールなどには行かなかった。今日の朝食はホテルのヴュッフェはぶっちして香港島のセント
ラル(中環)にある中華粥の名店「羅富記」でお粥を食べる予定だ。皆大好きな店だが、中でもタ
カミちゃんはこの店のためだけでも香港に来たいという程の惚れこみよう。「香港の至宝」という
言葉さえ使っていた。それはちと言い過ぎだよ。8時にロビーに集合するとK岩はジャージ姿。朝
食後さらに運動するつもりだって。娘が担ぐリュックには彼女の着替えが入っている。「羅富記」は
下の店、真ん中の店、上の店(あくまでも私らの呼び方)の3軒あるが、日曜日営業しているのは
上の店だけ。1度だけ魚球の粥を食べたが、以後はずっと痩肉皮蛋粥だ。裂いた脂身の無い肉とピ
ータンが入っている。胡麻油で米を炒めた後・・という手の混んだ作り方はよくは知らないが、ど
こと比べてもこんなに旨いお粥は存在しない。これを食べてしまうと、たいがいの店で「旨くない」
と思ってしまうので不幸かもしれない。2杯目を食べるか悩んでいたタカミちゃん、マリちゃんに
ピータンを貰って注文を諦める。彼女が頼んだら、少し貰おうと思っていたからガッカリしたぞ!
午前のお茶 ビクトリアピーク「パシフックコーヒー」コーヒー(K岩にゴチになった)
ビクトリアピークから香港の街を見下ろす。海の向こう側は九龍側、手前は香港島
昼 ハッピーバレー英皇駿景酒店「駿景軒」(自由食・6人で)キュウリのニンニク和え63H$、四
川麻婆茄子148H$、四川麻婆豆腐148H$、春雨と挽肉白菜炒め168H$、激辛スパイシーチキ
ン338H$、辛い水餃子98H$、薄豚肉ニンニクキュウリ巻168H$、レタス海老味炒め168H$、
担々麺@96H$×2、白飯@22H$×6、中国茶144H$
6人で1805H$(約2万9千円)
ランチ場所は競馬場があるハッピーバレーだ。それまでどこかで時間を潰したいのだが、日曜日と
あって「羅富記」近辺の店はすべてお休み。ならばタクシーでビクトリアピークにでも行きましょ
うか。急な坂道の両脇には豪華な戸建てやアパートが建っていて、K岩の話では「この辺のアパー
トを購入するなら50億円位する」とのことだ。ホントか?久々のピーク。天気が良いから香港の
街がキレイに見下ろすことが出来た。眺めの良いカフェでぐだぐだとお喋り。朝ドラの「べっぴん
さん」の話題から「ファミリア」製品を母親から着せて貰って育ったK岩は娘2人にも「ファミリ
ア」だったそうだ。長女は全く関心を示さなかったが、次女のA実ちゃんは大のファッション好き
に育った。そうやって2時間程も過ごしてからハッピーバレーにある英皇駿景酒店にある「駿景軒」
に行った。四川料理の人気店だ。今日はベンちゃんと天然ユミちゃん夫妻も一緒に食事する。K岩
はユミちゃんのことを「コシツジ」(小執事)と言って使いっぱしりさせていた時代があった。ユミ
ちゃんはそんなK岩に相談ごとをしたい時は早朝勤務先の高層タワービルの入口で出勤するK岩を
張っていたこともシバシバだった。そんな思い出もゴタマゼにしての四川料理。川麻婆茄子は皆さ
んに大好評。私は春雨と挽肉白菜炒めがずっと食べていたい程気に入った。食後全員で記念撮影。
夜 湾仔「利苑」(自由食・5人で)茹で海老198H$、貝柱とモヤシ・卵炒め108H$、軟骨揚げ
58H$、帆立と野菜炒め268H$、キュウリニンニク和え32H$、豆苗ニンニク178H$、ク
リスピーポーク128H$、北京ダッグ(大)376H$、ミル貝のしゃぶしゃぶ1320H$、揚枝
甘枝@35H$、胡麻団子33H$、ビール、十年もの紹興酒400H$
6人で3775H$(約6万円)
いよいよ香港最後の夕食となった。来たばかりって感じなのに、明日もう帰るの?これまで香港は
いつも4泊5日で来ていたから3泊4日がとても短く感じられた。その上飲み喰いする店が殆ど香
港島側(アイランド)なのに、宿泊ホテルが九龍側(カオルーン側)だったこともあり、気がつけ
ばタクシーに乗っているという具合で移動に時間を取られたのも短く感じた原因かもしれない。そ
れはともかく、午後8時最後の晩餐会場の「利苑」湾仔支店に5人が集まった。昨年秋数日香港に
帰った(と言うのかなぁ)K岩の話で「利苑湾仔店が改修工事で長期休業中」という話は聞いてい
た。確かに1年2ヵ月ぶりの「利苑」は新しい装いになっていた。料理は相変わらず美味しい。素
晴らしく美味しい。しかし。残念なことに3品はかなり味がおちた。まずクリスピーポーク。欠か
さず注文しているお気に入りの料理だが、カリッとするハズの脂がニチャって感じで歯に残る。こ
れはイカン。そしてこの店が元祖である揚枝甘枝の魅力が失せた。その上胡麻団子も。利苑ガンバ!
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【今週の振り返り】
最近、将棋界の話題が社会の関心を集めている。かつての棋界ファンの一人として嬉しくもあるが、
しかし残念なこともあって複雑な気分である。
悲劇の棋士・村山聖の短い半生を描いた映画「聖の青春」が昨秋公開された。羽生善治と同世代の
村山聖は若い頃から将棋で頭角をあらわしたが、幼少期から腎臓の「ネフローゼ症候群」を抱え、
プロ入りしてから癌を発症するなど病魔と闘いながらも「名人」のタイトル獲得を目指した棋士だ。
29歳で生涯を閉じた村山聖を松山ケンイチは乗り移ったようだったし、小柄な羽生善治役を大男の
東出昌大が演じても、不自然さは全く感じなかった。
そして棋界を大きく揺るがしたのが三浦九段を巡る「将棋ソフト不正使用疑惑」である。昨年の竜
王戦で渡辺明竜王への挑戦権を獲得した三浦九段に将棋ソフト不正使用疑惑がふりかかる。三浦九
段は出場停止処分を受けたが、その後第三者委員会の調査が行われ「不正行為の証拠はない」と判
断され、将棋連盟は三浦九段に謝罪した、ということがあったのだ。一番気の毒だったのは当の三
浦九段であったが、谷川将棋連盟会長も辞任を表明した。谷川浩司九段と言えば、私が棋界(正確
に言えば棋士です)に興味を持つキッカケになった人で、最盛期は雑誌「将棋世界」「将棋ジャーナ
ル」を毎月購読し、「将棋タイムズ」という新聞も宅配して貰って読んでいた。谷川さんが参加する
と聞けば、将棋界のパーティにも必ず行って「光速の寄せ」「飛翔」なんて色紙を書いて貰ってうひ
ょうひょ喜んでいたものだ。日曜日NHK杯テレビ将棋トーナメントは必ず見ていたし、NHKの委
員になった時は「どうして将棋は囲碁より放映時間が短いのか!」なんて発言したりして(汗)。そ
んな谷川将棋連盟会長が辞任して心身ともに体調を崩されたことは私にもツライことであった。
最年少プロ棋士藤井翔太四段が現役最年長加藤一二三九段と対局するということで注目を集めた。僅
か13歳の中学生が、かつて「神武以来の天才」と持て囃された加藤一二三九段を破ったことで更に
関心を集めた。その後ひふみんこと加藤一二三九段は77歳で引退を表明した。中学生でプロになった
のはこれまで5人しかいない。この加藤一二三、谷川浩司、羽生善治、渡辺明、そして今回の藤井翔
太の5人だ。加藤、谷川、羽生は「名人」となり、渡辺は「竜王」となった。藤井四段も必ずや偉大
な棋士になるに違いない。
12年続いた「香港喰い倒し」は一昨年終了し、喰い倒し隊は解散した。しかしまたあの香港の美味
をどうしても味わいたい!という欲求は消し難く、某旅行会社が企画したスケルトンタイプのツァー
に飛びついた。3泊4日はちと短いし、宿泊ホテルが九龍側というのが難であったが「これを逃して
なるものか」の絶好のチャンス到来であった。中国料理は人数が多ければ多い程良い。たくさんの料
理を注文出来るから。先ずは岐阜在住のタカミ嬢を誘い、そして香港プロのK岩母娘を誘いだした。
他の「喰い倒し隊」メンバーは仕事の都合で参加は叶わなかったが。広東料理、飲茶料理、中国粥、
四川料理・・・どれを食べても美味しい。どれも旨くてまた食べたい。ところが、「香港なんてたい
したことないわね」なんて言っているが少なからずいる。そんな人に言いたい。ナニゴトも事前の調
査が肝要。その上で美味しい店だけに行けば良いのだ。努力したものに旨い飯である。
←旨過ぎるとこうニャるけどね!