パクパク日記17年4月1週
京都鷹峯 タクシーの中から
4月 3日(月)晴れ ポッカポカの陽気 夕刻激しい雷雨!
朝 家食 卵2個入り味噌雑炊、ヨーグルト
昼 銀座「PRONTE」鉄板ナポリタン690円、サラダ・ドリンクセット350円
昨夜1時頃ベッドに入ったのだがナゼか目が冴えて眠れなくなった。2時、2時半・・う〜ん、
仕方無いと起き出して居間でテレビを点けるとテニスのマイアミオープンの決勝戦の生中継が
放映されていた。フェデラーとオジョーが愛してやまないナダルの決勝。真夜中だが、彼女は
観ているかもしれないな。残念ながらナダルは負けてしまったが。結局とろとろと眠りについ
たのは5時過ぎだから2時間程しか寝ていない。歌舞伎座四月大歌舞伎に2つ目演目の「伊勢
音頭恋寝刃」から行ったのだが、眠くて眠くてね。辛うじて起きていられたのは、染五郎演じ
る福岡貢をイビリまくる意地悪な仲居万野に猿之助が初めて挑戦していたから。猿之助万野は
怖過ぎって感もあったけど、何とか起きていられた。3つ目は「熊谷陣屋」だが、熊谷次郎直
実が幸四郎では観る気がしないので帰ることにする。猿之助の相模を観たいとは思うけどね。
劇場を出ようと歩いている時声をかけられた。これまで何度か海外旅行をご一緒したS尾さん
だ。いつも0和田さんとご一緒に旅されているが、今年はインスブルックに行かれないらしい。
夜 荒木町「松庵」お任せコース(天豆のクリームチーズ入り白和え、ホタル烏賊と山葵菜の
桜煮、名残りずわい蟹と塩水ウニ蒸し寿司、京都大原筍の若竹汁蛤葛煮、明石の鯛と生こ
のこ、初カツオ、きんき自家製一夜干しの丸焼き、栃木牛の肩ロースと蕨の卵とじ、常陸
手引き蕎麦盛り、花巻温蕎麦、自家製出来立てわらび餅黒蜜きな粉)、生ビール2杯、麦
焼酎ボトル @2万2460円
出来立てほやほやのわらび餅
夕刻K村税理士先生来宅。上空の空気が不安定だと朝から予告されてはいたが、まさに夕刻空は真っ
暗!突然ピカーッと光ったと思ったら雷鳴が轟き響き、激しい雨が激しくガラス窓を叩く!桜は大丈
夫か。花見客はずぶ濡れじゃなぁ。打ち合わせはほぼ終了していたが、今が一番激しい雨。止むまで
ゆっくりして下さいな。そんな激しい雨もようやく止んでK村税理士先生は帰られた。さて、今夜は
どこで夕食を食べよう。蕎麦だな。「松庵」だ。料理以外の話題にはほぼ関心を示されない店主の松
丸氏だが、素晴らしい料理を作ってくれる。今夜も1時間前に予約したのに、次々と素晴らしい料理
を出してくれた。名残りずわい蟹と塩水ウニ蒸し寿司も京都大原筍の若竹汁蛤葛煮も贅沢だが、極み
は生このこ!干したものでも「珍味!珍味!」と大騒ぎして食べるのに今夜は超珍しい生のこのこだ
からなぁ。コースの終わりに松丸氏、何かを激しくグルグルと搔きまわしていると思ったらわらび餅
を作っておられた。出来立てほやほやのわらび餅。とろんとろんわらび餅に黒蜜きな粉でゼータク!
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4月 4日(火)晴れ
朝 家食 卵ブロッコリーポテトマカロニサラダふすまドッグ、トマトスープ、ヨーグルト
昼 新幹線車内にて 「玉ゐ」の穴子弁当、お茶
東急ハーヴェスト鷹峯ヴィアラ棟のスィートルーム
本来なら10時5分前からパソコンの前で5月松竹座のチケット購入のためにスタンバイしていなけ
ればならなかったのだが、今朝は忙しくてふっと気づいて時には既に10時10分!ギャー!出遅れ
たぞー!やっぱり混雑のためなかなか繋がらず、やっと買えた席は9列と15列!最前列以外は通路
側しか選ばないからこうなる。いつも最前列を買うのになガックリだ。今日は自業自得だが、海外に
行っている時などに申し込みをお願いしているマキコはドキドキだろうな、と改めて申し訳なく思う。
いつもありがとうね〜!パチャパチャと6泊分の荷物を作り、マンション前でタクシーを待つ。向こ
うの信号が5回変わっても空車が来ない。初アプリを使ってみようかと思った時重大なミスに気がつ
いた。何と杖を忘れて来たのだ。キャリーバッグを押しながら寄っかかっていたから杖が無いことに
気づかなかったらしい。お〜コワ!慌てて杖を取りに帰った。今日のお弁当選びも失敗。甘ったるく
硬い穴子と細切りの卵の薄焼きがご飯の上に乗っかっているだけ。栄養が偏るよ。ご飯は殆ど食べず。
京都駅の2つの店で買い物をしてから鷹峯に。3ヶ月前予約したから忘れていたのだが、部屋に行っ
てみるとスィートを予約していた!まぁ、何て広い部屋なんでざんしょ!一人なのにもったいないよ。
夜 京都鷹峯・しょうざんリゾート「楼蘭」胡瓜の辛味甘酢漬け(中)900円、蟹肉入りフカヒレス
ープ1400円、黒酢酢豚(小)1400円、北京ダッグ2ピース1800円、麻婆豆腐(小)1200円、白
ご飯とザーサイ、生ビール2杯、麦焼酎「吉四六」ボトル5600円 @1万6300円
東急ハーヴェスト鷹峯は「しょうざんリゾート」の敷地に建っている。「しょうざんリゾート」にはい
くつかのレストランがあり、宿泊客はホテル内のレストランと共にそちらも利用できるのが便利だ。
私はこの中の中国料理「楼蘭」が気に入っていて大概は来ている。一人の時は自分好みのコースを作
るべくアラカルト料理を選ぶ。「今から申し上げる順番通りに料理を出してくださいね」と注文すると
男性スタッフが「なかなか通好みの選択ですね」って。褒め言葉なのだろうか。良いコースだったが
黒酢酢豚多過ぎたか。生ビール2杯飲んでから焼酎ボトル1本殆ど飲んでしまった。もち飲み過ぎだよ。
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4月 5日(水)京都は晴れのち曇り
朝 京都・東急ハーヴェスト鷹峯「紙屋川」朝食ヴュッフェ 2052円
昼 京都鷹峯・しょうざんリゾート「楼蘭」サービスランチ(前菜盛り合わせ、木耳と空豆スープ、
魚料理、炒飯か粥に代えて白飯、杏仁豆腐と苺のスィーツ)1500円+麻婆豆腐1200円、プーア
ール茶500円
昨夜食べたばかりだが翌日ランチでも麻婆豆腐!キミは中毒でね?
しょうざんリゾート「千寿閣」(左) 結婚式場としても有名なしょうざんリゾート 向こうに見えるのは京都市内
ヴィアラ棟スィートルームには露天風呂も 天然温泉もあるよ!
今朝の朝風呂は客室内で。ここも温泉を引いているから有り難い。もっとも広いベランダにある露
天風呂は未だ寒くて入る気持ちにならないが。朝食は「紙屋川」のヴュッフェ。ここの出来たての
豆腐が楽しみなのに、小さな器に小分けされていてがっかりだ。係の男性に「お豆腐はこれからず
っと小分けにするの?」と聞いてみたら「今どちらが良いか検討中でして」。「じゃあ、絶対大きな
ままで出してくださいな!」とお願いした。大豆腐に戻ったら、私に感謝して下さい。このホテル
は2棟が丘の上と下に分かれて建っている。両者を結ぶのは斜行エレベータ。乗るのは僅かな時間
だが、子供も大人も嬉しそうな顔で乗っている。上は正面玄関、ロビー、ヴィアラ棟、イタリアン
レストランなどがあり、下には天然温泉の大浴場、ヴュッフェレストランの「紙屋川」、ハーヴェス
ト棟、売店などがある。傾斜の丘には黄色と桃色の花が美しく咲いている。たちまちランチタイム
となり、私は昨夜行ったばかりの「楼蘭」に出かけて、昨夜食べたばかりの麻婆豆腐を食べたので
ある。「昨夜も召し上がりましたね」と言われちゃったよ。アンタさぁ、麻婆豆腐中毒なんでないの。
夜 京都・東急ハーヴェスト鷹峯「オルティーボ」プリマベーラコース1万800円(アミューズ:
飯蛸のフリット、オマール海老・白バイ貝・蛍烏賊・天豆・菜の花・ポテト・こごみなどの
「インサラータ・オルティーボ」、新玉ねぎの蒸し焼きとポタージュ 蛤のオーブン焼きの温
かい一皿、筍と赤メバル 香り野菜のスパゲティ木の芽の香りで、黒毛和牛とホワイトアスパ
ラガスのロースト山菜とナッツのクレーマ添え、ドルチェ:スムージー、カモミールティ、プ
チフール)、京都産ザ・プレミアムモルツ864円、赤ワイン2009ブルネッロディモンタルチー
ノラジェルラ1万5120円 @2万6784円
ワイン飲んで勉強してね
夕食はイタリアンの「オルティーボ」で。「今度鷹峯にオープンするホテルのメインレストランはイ
タリアンにするんですよ」と嬉しそうに言っていたのは町中にあったハーヴェストホテルの支配人
だった。あれは4年前だったかなぁ。ホテルのメインは長くフレンチが主流だったが、ある時から
イタリアンにするホテルも増えて来た。ここもその一つなのだ。いつもあれこれとワイン選びのア
ドバイスしてくれるソムリエ氏は今日お休みだそうだ。イタリアンだからワインも定番でブルネッ
ロディモンタルチーノラジェルラにしようかな。これまでならワインボトル1本なんて平気の平左
で飲んでしまうのだが、先日主治医から「飲める量を毎日飲むってどうよ」的お小言を頂いたので
3割は残して若いスタッフに飲んで貰うことにして貰っている。今夜もそうした。飲んで勉強して。
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4月 6日(木)京都は曇り夕方から雨 京唄子さん死去(享年89歳)
朝 京都・東急ハーヴェスト鷹峯「オルティーボ」朝食ヴュッフェ+卵料理
朝ご飯にカレーがあるとタチマチ笑顔が浮かぶユメコであった
昼 京都駅伊勢丹「美々卯」かやく蕎麦セット1820円
6時起床。昨日は大浴場で温泉に入ったから、今朝は部屋で朝風呂を浴びる。7時開店のレストラン
には「一番」目指して10分前に行って待っていよう。しかし行ってみると2番目だった。チェッだ。
卵とハムソーセージ料理は注文制で他の料理はヴュッフェという形式である。カレーとスープもあ
るのが何とも嬉しいねぇ。10時半には荷物をまとめてチェックアウト。京都市内の北西方向にある
鷹峯から京都駅に移動。スーツケースは「市内ホテルお届け便」で今夜からの宿ホテルオークラに送
ったから手ぶらだ。伊勢丹で明後日お誕生日を迎える人のプレゼントを選んで購入し配送の手配をし
た。ランチは11階にあるイートパラダイスにある「美々卯」でかやく蕎麦セット。無難な味である。
午後のお茶 京都ホテルオークラ「カフェレックコート」コーヒー
夜 京都・木屋町三条「京都ネーゼ」生ハムとフレッシュチーズ(小)、山田農園の卵とフランスの
ホワイトアスパラガス(露地もの)2300円、きのこのラグーグラタン1800円、いづつ屋の牛た
ん炭火焼き(赤身と霜ふり)100g3160円、塩水ウニ冷たいカッペリーニ(30g)、生ビール2杯、
赤ワインボトル @2万4790円
今夜も美味しいモノばかり
午後1時半、京都ホテルオークラにチェックイン。こちらのホテルのチェックイン開始時間は、普通
は考えられない午後1時。たまげるよね。4泊する予定だが、本日このホテルの会議室で鍵の受け渡
しのイベントがあるのだ。指定の時間に行ってみると数十人の客とスタッフが集まっていた。それ
から約1時間、電気は・・ガスは・・鍵は・・ゴミは・・郵便受けは・・宅配便は・・とやたら「せ
ねばならない」ことが多くってね。イベント終了後、渡された重い資料を持って「カフェレックコー
ト」でコーヒー飲みながらまとめて溜息をついた。「はぁ〜〜めんどくせー」。夕食は「京都ネーゼ」
で。2晩続けてのイタリアンである。フランス露地もののホワイトアスパラガスがあるの?食べる、
食べる!大好き!半熟の山田農園の卵と絡めて食べるとムチャ旨い。山田農園の卵が手に入らなく
なったら「店を閉める」程に惚れ込んでおられるそうだ。〆は塩水ウニの冷たいカッペリーニで!
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4月 7日(金)京都は曇り
朝 京都ホテルオークラ「オリゾンテ」朝食ヴュッフェ2970円
昼 京都・東洞院通四条「一休庵」肉カレー蕎麦970円
午後のお茶 「イノダコーヒー」コロンビアのエメラルド560円
本日から戦闘開始や!何の戦闘ですの。買い物だす。アホらし。買い物ごときで戦闘なんて大仰な言
葉使わんといて。と、どんどんヘンテコリンな関西弁チックになっていくのだった。でもなぁ、この
数日でマンション1軒分、生活に必要なものをすべて買い揃えるゆうんは結構タイヘンなことに思わ
へんか。ヤメヤヤメ!んもう気色悪いから関東弁に戻してやー。へぇ、わかりましたぁ。東急ハンズ
全フロア回ったが収穫はゼロだ(涙)。そこでお腹がぐ〜〜っとなる。腹が減っては何とやらである。
近くの蕎麦屋に飛び込む。初めての店だったがまずまずの味であった。午後は大丸を攻める。スリッ
パ売り場→パジャマ売り場→タオル・バス・トイレタリー用品売り場→和食器売り場→介護用品売り
場、ディオール・・それぞれで大量に買って、その都度お届け伝票に京都独特の長――い住所を書い
て行く。お陰で自分の住所覚えてしまった。あぁ疲れたびー。もう1歩も歩けんぞー。茶飲んで休憩。
夜 京都・祇園花見小路「たまりや」1万3千円コース(根芋と蓬麩ウニ花山葵の胡麻ソース、桜海
老の道明寺椀、お造り:太刀魚と初カツオ・よこわ・鬼海老・金目鯛、焼きもろこと蛍烏賊磯・
つぶ貝、筍とのど黒・新玉ねぎの白味噌仕立て、白子とアブラメのフライ天然こごみ、黒鮑と和
牛・トマト焼き物、鯛と筍炊き込みご飯、香の物、赤出汁、苺カスタード最中)、生ビール2杯、
麦焼酎「萬力」ダブルロック3杯 @1万9800円
1時間弱大丸の中の「イノダコーヒー」で休憩させて貰い、ようやく祇園に出かける元気を取り戻し
た。今夜は「たまりや」。観光客でごった返す花見小路でタクシーを降りてからハタと気づく。お店
は2階なのだよ。え〜〜ん。この階段を上がるのが今日の私には大仕事であった。あぁやっと上った。
靴を脱いで畳座敷の落ち着いたカウンター席に通される。そうそう、少し前に面白いことがあった。
研修と仕事がらみで京都に1週間以上滞在したK岩に「たまりや」を紹介したのだが、彼女が行って
みるとカウンターの隣に昔働いていたカタカナ会社の先輩T井君が座っていたのだそうだ。今夜女
将に聞いてみるとT井君は私なぞよりずっと前からこの店に通っているのだとか。彼は同志社大O
Bだった。アルコールと美味しい料理を食べるうちに体力も回復。「よし!明日も頑張るぞ!」って。
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4月 8日(土)京都は一日中雨
朝 京都ホテルオークラ「入船」和朝食膳2970円
昼 京都・島屋「糖朝」選べる麺セット(小菜:大根餅と有頭海老サラダ、五目と鶏焼売、セロリ
の香港麺(小)、フルーツ杏仁豆腐)1944円、島屋カードサービス:アイスジャスミンティ
ナゼいつも同じセットを!
午後のお茶 京都・河原町通四条「エクセルシオール」チョコタルトとアイスコーヒー
京都市内2日目の朝食はホテル6階にある和食処「入船」で和朝食膳を食べた。ご飯かお粥か茶粥か
を選び、味噌汁の味噌は合わせ味噌か赤出汁から選べる。私はご飯と合わせ味噌にした。午前中ホテ
ル客室で申込作業。で大阪ガスに開栓の予約などをする。電力自由化だから京都では大阪ガスから
電気買おうかと連絡したのだが、電話が混んでいてちっとも繋がらないので申し込むのは止めるこ
とにする。こうゆうのって、新規客獲得の大きな障害になるわなぁ。結局関西電力に連絡した私で
あった。ランチは島屋の「糖朝」でいつもの選べる麺セット。そしていつもセロリの香港麺を選
んでしまう。さーてと、売り場に行くぞ!タオル売り場→ベッド売り場→寝具売り場→洋食器売り
場→キッチン雑貨売り場→鍋・フライパン売り場→刃物売り場→キッチン雑貨売り場。どこの売り
場でも私が行くところは配送手続き等で大騒ぎになり申し訳ない。高島屋を終えて徒歩5分の「無
印良品」が最後の戦場だ。かなり広い売り場ではあるが、1フロアだけのここで何と4時間も過ごし
たのだ。商品を選んで送る手配をしている時、眩暈までして慌てた。買い物ってこんなに疲れるんだ。
夜 京都・麩屋町通押小路「おでんうね乃」カツオナマリの味噌漬け400円、キュウリの糠漬け500
円、フランスとイタリアのチーズ880円、おでん(大根、鶏つみれ、トマト、卵、豆腐、こんに
ゃく、筍ひき肉のせ)、麺、生ビール(ハートランド)650円×2杯、麦焼酎「香吟のささやき」
ダブル750円×2杯 @1万1124円
今日は一日雨だった。ホテルの長い傘を差して杖をつくのはかなりタイヘン。ヨロヨロしながらタ
クシーで「おでんうね乃」に行く。出汁の「うね乃」が数年前開店したうどん屋が「仁王門うね乃」
で何度か行ったことがある。今や行列必至の人気店になった。その「うね乃」は昨年の9月に開店
したのが、おでん「麩屋町うね乃」。わかりずらい場所で探し当てるのに苦労した。夜8時からなら
どうぞと言われ予約。エル字型のカウンターに十席余で、客席から見える大鍋に入っている大根な
どの超定番以外は注文の度に奥の調理場から運ばれて大鍋にポチャッと移す仕組みだ。そのせいか
長時間静かにゆっくり温められたオーソドックスなおでんの味わいとは一線を画すような「うね乃
おでん」であった。キュウリの糠漬けが妙に旨いが、〆的な麺は、極少パスタ麺でガッカリだった。
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4月 9日(日)京都は曇り
朝 京都ホテルオークラ「桃李」朝食ヴュッフェ2970円
昼 京都伊勢丹・京都拉麺小路「東横」野菜味噌ラーメン840円、味付卵150円
3日目の今日は、いよいよ「京都買い物最後の闘い」。戦場は先ず伊勢丹である。朝食はオークラで
一番お気に入りの「桃李」で食べたから体力気力は回復した。当たり前だが、人間は食べたもので
生きているのである。伊勢丹のキッチン用品売り場(ここでずっと探していた軽い台車もゲット!)
→文房具売り場。ここで既に午後1時。たまたま「京都拉麺小路」が同じフロアにあったので行っ
てみた。地元京都の「ますたに」や東京の「大勝軒」、札幌「白樺山荘」など9店のラーメン屋が
ある。1番手前には、新潟の「東横」。ここにしよ。新潟産コシヒカリを使った極太麺の濃厚味噌だ。
濃厚スープは割りスープで薄めて自分好みの味にする。新潟生まれの人間として故郷に敬意を示し
たつもりだが、麺は半分以上残す。最後は婦人服売り場。京都で着用する洋服類をどっさり買った。
午後のおやつ 京都大丸「イオリカフェ」宇治抹茶ゼリー(白玉抜き)750円、コーヒー+324円
夜 京都ホテルオークラ鉄板焼「ときわ」神戸牛セット2万2572円(前菜:鮪のタルタル・鯛昆布
〆・蛍烏賊等、ニンニクチップ、野菜焼き、神戸牛A50g、野菜炒め、サラダ、ガーリックラ
イス+712円、香の物、赤出汁、フルーツ)、生ビール1128円×2杯、麦焼酎「田苑」ダブル3
杯 @3万3858円
大丸、高島屋、無印良品、伊勢丹とこの3日とんでもない量の買い物をしたが、やはり買い忘れが
いろいろあってまたしても大丸に戻って最後の買い物。買い忘れているモノ、見つけられなかった
モノはあるだろうが、なーに暮らしていけないなんてことは無いんだよな。と思ったら急に肩の荷
を下した感じ。ぼちぼちあればいいんだよ。よし、これで今回の買い物は終了。ホテルまでタクシ
ーに乗って帰る。今夜はホテル内の鉄板焼き「ときわ」で。実は京都ホテルオークラでは朝食以外
食べるのは初めてなのだ。ベテランの焼き手のお陰でニンニクチップも神戸牛もガーリックライス
も素晴らしい料理に仕立て上げられた。ガーリックライスにニンニクチップを乗っけて頂きました。
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【今週の振り返り】
京都は日本が世界に誇る一大観光都市である。いつだって日本中、世界中から集まった観光客で溢
れている。春も夏も秋も冬も観光客は来る。あの灼熱の真夏だって客は来る。夏の京都は、♪コン
チチン コンチキチン♪の音で始まる祇園祭りで大いに盛り上がる(らしい。祇園祭りが始まった
時たまたま京都に居合わせた私はコンチキチンから逃げるように東京に帰ったのだ )のである。
一般的には、ゴールデンウイーク、夏休み、年末年始は日本中の観光地が賑わうことになるが、京
都の場合は、その3大ピークに加え、いやいやそれよりうんと増して春の桜の季節と秋の紅葉の季
節が2大ドピークとなるのだ。そんな時京都でバスやタクシーに乗ろうものなら、大渋滞に巻き込
まれていっこうに動かない車内でイライラと過ごすことになる。
そんなピーク、ドピークの宿の確保。タイヘンでないハズがない。桜と紅葉の季節には、京都中の
ラグジュアリーホテルからビジネスホテル、旅館、旅籠、民宿に至るまで満室で、京都は諦めて大
阪や滋賀県に宿を取る人もかなりいる。それすらダメだった場合、体力のある人は始発で京都に来
て一日遊び、最終で帰るなんて「ハイパー日帰り」をする人もいるとか。はぁ〜〜。10年程前か
らちょくちょく京都に来ている私は、その桜と紅葉のピークを微妙に外しながら、花見と紅葉狩り
を楽しんでいた。3月末ならまだそれほど混んでいないし、早咲きの桜を愛でることが出来る。秋
は晩秋というか初冬になってから。12月1週過ぎると潮が引くように紅葉客が帰る。その頃を狙
って暢気な紅葉を探して紅葉狩りを洒落込めばいい。
なのに、昨年に限ってドピークのつまり「満開の桜」を見たい!と思ったのだ。一昨年の秋に思い
立ってから主だった京都のホテルに予約の申し込みを始めた。「半年前では当ホテルはお部屋のご
用意が出来かねまして・・」と慇懃に断られっぱなしだった。それでも!としつこく探し続けた
結果、何と1泊素泊まり8万円(!)という条件ならというホテルが現れた。しかも私は4連泊し
たいと言っているのに。総額を考えてみよ!う〜〜〜〜む・・・。私も女だ!お借りしましょう!
キヨブタ(清水の舞台から飛びおりる)決心である。半年後、そのホテルが8万円を払う価値が
全く無かったなと実感したから余計腹が立った。もうそんなバカな滞在はすまい!と誓ったのだ。
ここまでは観光滞在の宿確保の話を中心に書いて来た。しかし、宿泊する人、滞在する人は現実
それだけではもちろん無い。多くの大学があるから、花の季節は入学の季節でもある。入学する
本人はもとより家族も滞在する。転勤シーズンでもある。京都から転出する人も転入する人も1
泊位は京都に泊まりたい。ビジネスで京都に泊まりたい人は年中いるだろう。そして、今回の私
のように新居への入居手続きと新居の準備のため京都に滞在するような人。これはあんましいな
いかな。ハハハ。マンション建設と入居スケジュールが明らかになった途端、私は素早く予約に
走った。マンションの鍵の受け渡しが4月6日なんてセッショウですわ。運良く4泊の予約が取
ることが出来た。なにごとも、かどうかはわからないが、先制攻撃は大事だと思っている。早め
早めに動くこと、これ重要。夏休みの予約?そんなのねぇ、年が明けたら考え始めなくちゃアカ
ンよ。じゃ、そろそろ年末年始も考えろって?ふふふ。私はそんなのとっくに予約してあるねん。
トーゼンだっぺ。早めが大事って言ったっぺ。入居は2週間後だっぺ。
ニャにごとも早目にゃね