パクパク日記17年4月4週

             京都新居生活も2週目に入る。千客万来で忙しいなぁ

 

     光触媒胡蝶蘭  錦市場生まれの若沖

4月 24日(月)京都は晴れ

朝 家食 「進々堂」の調理パン、クロワッサン、サンドイッチ、野菜サラダ、パスタサラダ、野

菜ジュース、コーヒー

 

  

  

   エコカラットの工事。ほぉ〜、そうやって貼るのかぁ〜。エコカラットには防湿とか消臭とか洗浄力がある(らしい)

 

昼 烏丸蛸薬師「バスティーユ」(3人で)日替わりBランチ(人参ポタージュスープ、パン、豚肉

ロースのソティきのこクリームソース野菜添え、アイスコーヒー+50円)1550

 

  

 

3日連続狙った例のベトナム料理店は平日午後1時なのに5人待ちだったので諦めた。いったい何時

くれば入れるんだ!その右隣にあるオステリア「バスティーユ」も大人気店。かなり昔から「一度来

てみたい!」と思っていた店だ。今日運良くここには入ることが出来た。A先生とマキコはパスタラ

ンチ、私は夜がイタリアンなのでスープとメインそれにドリンクが付いたランチBを注文。人参のポ

タージュは濃厚で何とも旨い!オステリア「バスティーユ」がこんなにご近所にあるってチョー嬉し

いな。今度ディナーに来ようっと。「バスティーユキチネット」という姉妹店も柳馬場三条にあるよ。

 

   お祝いのお花と甥のヒカル

 

夜 京都東洞院夷川「クッチーナ東洞」(2人で)7200円のプリフィクスコース(前菜2種)鹿児

島県産ブリのカルパッチョ、マルサラワインでマリネ下フォアグラの赤玉ねぎのマルメッラー

タ、パスタ2種:スパゲッティー二酢橘と蜂蜜のカルボナーラ、牛ほほ肉と白シメジのリゾッ

ト、メイン2種:鯛のカダイフ焼き あおさスープ仕立て、仔羊のアロスト サルサ・ヴェル

デ、蜂蜜のキャラメリーゼヨーグルトのジェラートとトリュフチョコ、ハーブティ)、生ビール、

赤ワインボトル(イタリア) 2人で3万800円 

 

 甥は食べ、叔母は飲む

 

A先生とマキコは3泊4日の滞在を終えて東京に帰って行かれた。「もう自分達の家のような気がし

て帰りたくない」なんて言いながら。また来て下さいな。本当にお世話になりましたね。入れ替わ

るように甥のヒカルがやって来た。早速荷物運びやゴミ捨てなどを頼む。夕食は「クッチーナ東洞」

を予約している。彼は「嫌いな食べ物が無い代わりに好きな食べ物も無い」という私の親族とは思

えない「食べ物無関心派」なのである。そのヒカルとプリフィクスコースで前菜とパスタとメイン

から2品ずつ選ばねばならない。平和裡にコトを終えるため各自1品ずつ選ぶことにした。結果は

大正解で、彼の選んだ料理も私の選んだ料理もどっちも美味しくてね。彼は酒を一滴も飲まないと

いうこれも私の親族とは思えない体質。大酒飲み家系のユメコんちに対し、次兄嫁のH江さんちは

下戸家系。次兄家の3人の子供は酒に関しては兄嫁の血が勝ったというワケだ。ペリエなんか舐め

ている甥の隣で生ビールをグビグビプッハー&赤ワインボトルをドボドボと飲む老いた父方の叔母。

              _____________

 

4月 25日(火)京都は晴れのち曇り

朝 家食 「進々堂」の調理パン、サンドイッチ、野菜サラダ、ラタトイユ、オニオンスープ、野

菜ジュース

 

 

昼 京都河原町蛸薬師「ビストロかつくら」海老カツカレー(山盛り千切りキャベツ付き)1600円、

コーヒー300

 

  

 

今日からヒカルにはしっかり働いて貰おうかな。毎日ドカンドカン届く段ボールに入った荷物(注

文したのは自分だろ!)。それを開けて品物を取り出し、ゴミを片付け段ボールをつぶす。それから

やってね。ゴミを捨てて来て。次は近所の「八百一」の買い物に一緒に行って。朝ご飯も「進々堂」

のパンばかりでは飽きるし、普通のパンは炭水化物たっぷりだし。3千円以上買い物すると宅配して

くれるサービス会員になっているからと買い物籠にホイホイと投げ込んだのだが、サービスカウンタ

ーにも持ち込むと「当店がお届け出来るのは野菜だけです。それ以外ご自身でお持ち帰り下さい」っ

て。ゲェ―ッ!そうゆうことだったのかぁ、まぁ無料だしなぁ、文句は言えない。野菜だけ配送を依

頼し、他の重い買い物荷物は「ヒカル、運んで」。近所でランチのつもりだったが、生憎の定休日。じ

ゃ河原町通リで食べよか、とタクシーえ移動した。最近オープンしたらしいカツの「かつくら」が作

ったビストロらしい。ヒカルはロースカツカレー、私は海老カツカレーにした。どの料理にも山盛り

の千切りキャベツが!でもまだ野菜を食べると歯が痛いからヒカルに食べて貰う。次は無印良品で足

りないものをまたもやどっさり買ってと。送って貰うのでヒカルをここで解放。彼は趣味の「高級物

件見学」に出かけて行った。私はというと、ユニクロですよ、ユニクロ。ここでまた買い物してね。

夜 北大路「おたぎ」1800円コース(沖縄早生パイナップルジュース、北寄貝と大原竹の子・分

葱のぬた、揚げ立て胡麻豆腐とエンドウ豆の摺り流し汁 新生姜をたっぷり添えて、3日熟成し

た対馬の甘鯛、大原の朝堀り竹の子の焼き物、イベリコ豚の低温調理ローストポーク黒酢ジュレ、

スッポンそーめん菜の花添え、穴子の花山椒百合根のマッシュ入り、食事:炊き立てご飯・きゅ

うり漬け・赤出汁、ご飯の友:ちりめん山椒・礼文島昆布佃煮・花山椒さっと煮、水菓子:佐用

姫ゼリー寄せ柚子かけ、柘榴ちぎり豆腐と粒あん)、生ビール1、5杯、麦焼酎ダブルロック4

16100

 

  

 

1年半ぶりの「おたぎ」。一昨年秋、白子の会大人の修学旅行京都編で店を8人で貸し切って以来だ。

それからは予約が取れない日々が続き、ようやく「1席だけ空きました」とお電話頂いたのは2ヶ月

ほど前だっただろうか。今は1年以上予約待ちの皆さんに順番に連絡されている由。いやはやこの店

の人気ぶりにも恐れいる。1席だけ。つまり私一人しか入れないので、ヒカルには「私はご馳走食べ

に行くけど、あなたは八百一でお惣菜でも買って食べていなさい」。開店以来何年も8640円(税込)

のコース1本でやっていらしたが、昨年だったか1800円に値上げされた。こちらの料理はいつだ

って感動しながら頂く。特に3品目の新生姜をたっぷり添えた揚げ立て胡麻豆腐とエンドウ豆の摺り

流し汁など涙モノで「今年一だ!」。大原の朝堀り竹の子を焼きいた一品は柔らかくてぼりぼり頂く。

ゼータクである。スッポンそーめんは美しい料理で食べるのが躊躇われちゃうよ。毎月でも頂きたい

コースだが、次はお店から「どうぞ」と言って貰えるまではムリ(涙)。なかなかに難しい店だわね。

             ______________

 

4月 26日(水)京都は一日雨

朝 家食 スクランブルエッグ、フルーツトマト、野菜サラダ、シリアルブレッドトースト、

豆腐と大根の味噌汁、ヨーグルト

 

   この家で初めて味噌汁を作った 

 

昼 京都・高倉錦小路「万豚記」(2人で)ピーマンと細きり肉炒め780+税、定食セット(ご

飯・漬物・スープ)180+税、やみつき焼き餃子330+税、麻婆豆腐(ちょっと)

 

 

今日は雨だ。2日程汗ばむ日々だったが、冷んやりと気持ちがよい。昨夜「おたぎ」で大満足の夕食

を終えて帰宅すると、お惣菜に加えて自分で作った料理で夕食を済ませた由。ゴメンね。コーヒー好

きだから深夜までパソコンに向かってがぶがぶ飲んでいる。飲み過ぎ!今日も届いた幾つもの段ボー

ル。午前中は一連の作業をやって貰ってから遅いランチに出る。中華料理が食べたいというので、先

日A先生達と行った「万豚記」に行く。2人とも定食を食べた。今日の午後も京都の高級不動産物件

を見て回りたいというヒカルにせめてもと思い「少しだけでも良いから錦市場を歩いて観光してね」。

夜 祇園南側花見小路東入ル「にしむら」(2人で)1万5千円コース(胡麻豆腐 柚子がけ、若竹

  煮、お造り:鯛・鯛昆布〆・鮪中トロと赤身、鯖鮨、八寸:しらす梅おろし・菜の花・鯛の子・

  子持ち昆布・からすみ、ホタル烏賊のぬた、(赤貝)・とり貝・平貝・ミル貝・烏賊・さより・芹・

  浜防風、琵琶湖のもろこ焼き、天ぷら:タラの芽・天豆・ふきの董・白魚、長芋・鮑・コシアブ

ラ、竹の子ご飯:赤出汁・香の物、あまおう苺とゼリー)、ビール、麦焼酎「村正」ロック3杯

2人で4万2700

 

  

 

昨日に続きランチ後数時間のフリータイム。京都の高級不動産物件見学して楽しかったという甥が夕

方帰って来た。私には何が楽しいのかわからないが、本人が喜んでいるのだから文句を言う筋合いで

はない。さて、京都観光2弾は祇園。それも花見小路だよ!それを見せるためもあって「にしむら」

を予約している。観光客でごった返す花見小路でタクシーを降りて「凄いでしょ、この観光客の数」

「うん、まぁ」。他のお客は2階の座敷らしく、1階のこじんまりしたカウンターはヒカルと2人だ

け。久しぶりの西村さんと共通の人の話などして無沙汰を詫びる。この店の胡麻豆腐と鯖鮨は名物と

言うか定番というか。いつ食べても美味しいね。太った琵琶湖のもろこ焼きが出て来た時には思わず

拍手。もろこ好きでーす!この日一番驚いたのは竹の子ご飯。薄切りの竹の子をうん十年も食べて来

たから、こんなゴロっとした竹の子が入った竹の子ご飯は初めてだよ。食べ物にはあまり興味を示さ

ないヒカルではあるが、美味しいものは美味しいと感じるらしく「祇園で食べた夕食」に満足そう。

              ______________

 

4月 27日(木)京都は晴れ

朝 家食 特製緑葉野菜と胡桃のスムージー、鶏唐揚げ、半熟卵、野菜サラダ、セロリサラ

ダ、シリアルブレッドトースト、ヨーグルト

 

  

 

昼 東洞院通六角「ぼんじゅーる」ハンバーグ定食(鯖のカレー煮付き)1080円 

 

  

 

3泊した甥がいよいよ今日帰る。明日九州からシノちゃんが来るまで丸一日一人になるとうワケだ。

普段はいつだって一人で機嫌良くしている私だが、この家では約1週間いつも誰かがいた。A先生と

マキコ、キョウコ、そして甥のヒカル。何か寂しいなぁ。何か不便だなぁ(笑)。段ボールつぶしや

洗濯やゴミ出しなんか自分でやらないといけないし。朝食にヒカルが野菜だらけのスムージーを作っ

てくれた。えぇ!こんなに青菜いっぱい入れるんだぁ。まぁあまり旨いとは言えないが、カラダに良

いと思って飲むのね。朝食の後片付けはもとより自分で使った寝具の洗濯、乾燥、ベッドメーキング、

ゴミ出しまでやってくれたヒカル、ありがとう!昼は近所の「ぼんじゅーる」に行った。偶然だが、

この店が60周年を迎えたその日に一番に入った客は誰あろう私である。6年前のことだけど。この

店のランチはメインを選び、次に副菜、そしてご飯を選ぶ。副菜の鯖のカレー煮がとても旨いのだよ。

夜 家食 鯖の生姜煮、スナップえんどう胡麻和え、ピリ辛きゅうり、豆腐と大根の味噌汁、ご飯

 

  

   ジミーな独りご飯

 

甥を途中まで送って大丸に行った。アマゾンで買った小さなドレッサーが明日来る。剥き出しの床の

上に置くのも何だなと思い、またもやラグを買いに行ったのだ。詳細は省くが、絨毯売り場の若いス

タッフが明日朝届けてくれることになった。次は「八百一」で食材の買い物。こんな素敵なスーパー

がすぐ近所にあって超ラッキーである。久しぶりの独りご飯は思いっきり地味に。江戸時代地方に住

む老いた寡婦の夕餉って感じかな。八百一が作ったものばかりでねーよ、味噌汁つぐっだよ。無酒日

              _____________

4月 28日(金)京都は晴れ

朝 家食 味噌雑炊、ピリ辛きゅうり

 

 

昼 家食 太刀魚天と九条ネギのぐだぐだきしめん、大根千切サラダとフルーツトマト、お茶

 

 博多からシノちゃんが来た!

 

初めて一人で迎える朝である。でも6時に起きる。膝体操してからシャワーを浴び、そのまま洗濯。

甥にアドバイスを得て、乾燥機は使用せず、洗濯のみにして浴室乾燥をすることに。なーるほどぉ。

これだと洗うだけで30分余り、乾燥は2時間で十分である。荷物1が来た。続いてパクパク日記の

作成。ようやく完成してアップしようと思ったら、あら、えっ、なぜ、どうすんの、嘘だろ・・あ

らら〜2時間かけて作ったコピーが消え失せて・・・もう立ち上がれないと思ったところに荷物2

が。大丸の若手社員がわざわざ届けてくれた。「ありますよね〜、虚脱状態になりそうなこと」っ

て同情してくれる。気を取り直してまたせっせと作成。今度は上手く行ったのだが、最後の最後で

・・A先生にSOSを出す。未だ返事が来ていない時、荷物3が。今度は大きな荷物2つを含めて5

つだ!はぁ〜〜とため息をついても始まらない。自分で注文したものと頂いたお祝いだし。オジョ

ーとママから空気を清浄化してくれる高機能『造花』の胡蝶蘭を新居祝いに頂いて恐縮する。そこ

へ博多からシノちゃん来たる!やわらかうどんで有名な博多住まいが長いからときしめんをゆっく

り煮ていたらぐだぐだになってしまったっぺ。大きな箱に入っていたのはドレッサー。組み立て式

だ。シノちゃんがシコシコやってくれたのだが、完成間際で大問題発生!欠陥商品だった。え〜ん!

夜 先斗町「くしかんざし久」(2人で) お任せコース(琵琶湖のもろこ甘辛煮、隠岐島の岩牡蠣、

鮟肝のパテ、五島列島の巨大アワビと海鼠、生ウニとアワビ、豚の角煮 玉ねぎリンゴソース、

あこう鯛の昆布〆柚子胡椒梅肉添え、稚鮎のちょい干し焼き、海老芋原種素揚げ梅肉添え、特

製オム丼(スッポン雑炊)、特製アイスクリーム)、ビール、麦焼酎 2人で4万7088

 

  

 スマホ忘れて志乃ちゃんカメラで撮影させて貰った。食事は志乃ちゃんスッポン雑炊、私は特製オム丼

 

志乃ちゃんとは今年2月末博多座で歌舞伎見学の後飲んで以来だ。その時はオジョーも一緒で、酒席

の上で今回の京都ステイが急遽決まったということだったな。志乃ちゃん、昨夜中州で午前2時まで

飲んでいたそうで、静かだなとふと見るとソファでクウクウお休み中だった。酒呑みとの夕食だから

先斗町の「くしかんざし久」を予約した。時代劇好き、龍馬好きの志乃ちゃん。タクシーで木屋町蛸

薬師辺りで降りると、「あっ!この辺って土佐藩の屋敷があったところですよね」と興奮モード。それ

からも「わぁ!江戸時代を歩いているみたい!」。「久」さんの今夜のお客は36人だった。こんな

酒が進む料理がどんどん出て来ると困るよねぇ。ビールの次に注文した麦焼酎ロックがすぐ無くなる

ので不思議だなぁと思っていた。ダブルってこんなに少なかったっけ。奥さんに伺ったら、私が飲ん

だ焼酎が40度の濃さだったのでシングルにしておきましたって。なーんだそうか。えっ!よ、40度?

               _____________

 

4月 29日(土)京都は晴れ 午後3時間ほど強風と雨

朝 家食 スクランブルエッグ、フルーツトマト、サラダ、チーズ、ふすまパントースト、トマトス

ープ、ヨーグルト

 

  

 

昼 柳馬場夷川上ル「プチレストランないとう」(3人で)特製和牛200gハンバーグステーキセット

(筍と山菜の前菜、サラダ、粗びきプレミアムハンバーグ、ライス、豚汁、漬物、苺とプリン、

コーヒー)3300

 

  

 

今日も6時前に目を覚まして膝体操から一日が始まった。北側のカーテンを開ける時は、眼下に見え

る六角堂にご挨拶をするのも朝の習慣になりつつある。昨夜志乃ちゃんは「明日朝ご飯要らない」と

言っていたが、モリモリ食べていましたよ(笑)。彼女が後片付けしてくれた。午前中は家具メーカ

ーの方が来宅。続いてインテリアコーディネーターの女性が来宅。その間このキンペンを散歩見学

していたシノちゃんは「イノダコーヒー本店」でお茶したり、近所のスーパー「八百一」を見学して

感動したり、それなりの京都を楽しんだようだった。続いてオジョーが東京からやって来た。彼女は

5月1,2日と休暇を取って9連休にしたのだとか。昨夜は遅くまで働いていたらしい。「今日もヤ

マトは午前着便来なかったね」と言った途端ピンポーン!12時6分だった。ま、許容範囲としよう

か。ランチは12時半予約した「プチレストランないとう」で。3人でカウンターに座って暫くする

と、忙しそうにしていた内藤さんが「で、引っ越し終わったん?夜音うるさいことない?」。なんて

いろいろ質問してきた。よく覚えているなぁ。各自好きなものを注文。志乃ちゃんは養老豚テキセッ

ト、オジョーはお得な盛り合わせのスペシャルセット、私は粗びきプレミアムハンバーグセットね。

前菜から始まってサラダ、メイン料理、ライス、豚汁、漬物、デザート、ドリンクとボリューミー!

夜 丸太町千本東入「四季なか村」(3人で)1万3千円コース(ホタル烏賊・海老・長芋の酢味噌

  ジュレ、ぐじ・庄内麩・筍・椎茸のお吸い物、お造り:ウニ・鯛・ヒラマサ・鮪、胡麻豆腐の

  田楽蕎麦の実、のど黒の幽庵漬け焼きと酢蓮、小鮎と三重の新玉ねぎフライ山椒実ソース、鯛

  の白子アメーラトマトホワイトアスパラガスの酢の物、(サービス:フォアグラの粕漬け)、鯛

  とカラスミ炊き込みご飯、漬物、赤出汁、京番茶プリンと抹茶アイス苺とりんご、蓬饅頭)、

  生ビール、麦焼酎「兼八」トリプル4杯  3人で5万3千円

 

  

 

ランチ後、実は京都にある大学というオジョーに志乃ちゃん京都案内をお願いして私は帰宅して家事

なぞやっておった。午後から3時間程嵐にような風と雨で心配していた。夕刻2人に聞いたら、河原

町蛸薬師辺りから歩いて清水三年坂美術館を楽しんで、また歩いて帰って来た由。昔は私も京都中を

歩き回ったものだが、今は聞くだけで「わぁ〜やだやだぁ」って婆アさんは困るよね。夕食は「和食

なか村」に行った。店に入ると初めて見る若い男性が!オジョーは「歌舞伎役者っぽい」と言ってい

たが、首が細くて長いうりざね顔。聞けば金沢出身でこの春から料理学校に通う18歳のS野寛太郎君

だった。主人の中村さん、女性客の注目を浴びるバイトの寛太郎君をやっかんでね。アハハ。それで

もお料理はどれも素晴らしい!特に胡麻豆腐の田楽、のど黒の幽庵漬け焼き、小鮎と新玉ねぎフライ

はムチャ旨かった。オジョーは明後日の昼ママと来るんだと予約していた。3人は満腹で帰宅したぞ。

               _____________

 

4月 30日(日)京都は28度で快晴!東京も晴れ

朝 家食 野菜炒め、スクランブルエッグ、ソーセージ、野菜とりんごサラダ、ふすまパントースト、

野菜とフルーツと胡桃のスムージー、ヨーグルト

 

  

 低層階の屋上は庭園になっている

昼 無し!

午後のむしやしない 高倉通六角「栖園」琥珀流し(桜)とミニわらび餅セット1050

 

  

 「八百一」のクック2分1コーナー

 

今日午後志乃ちゃんは博多に帰り、オジョーはご両親と京都鷹峯のホテルで待ち合わせしている。で、

私も夕方には新幹線に乗って東京の家に帰ろうと思っている。朝ご飯は冷蔵庫整理朝食。つまり、暫

くここには帰って来ないので残っている食材はぜーんぶ食べるということだ。特にスムージーのため

に甥が何種類も買った青物野菜がかなり残っている。オジョーが野菜炒めに、私がスムージーやサラ

ダにした。この朝食がたっぷり過ぎてランチを摂る気にならなくなった。京都当家宿泊客の最後のオ

ツトメは、自分で使った寝具の洗濯、乾燥、ベッドメーキング、ゴミ出し。ところが3人分のシーツ

やバスタオルなどを洗って乾かすにはかなり時間がかかっている。洗濯機が回っている間に、ランチ

は無しにする代わりに甘いモノを食べに行こうと「栖園」に向かう。この店の琥珀流しが大好きだっ

たので何度も通った店だが、まさかこんな近い場所に住むことになろうとは思わなかった。琥珀流し

とミニわらび餅セットを食べた。帰りに2人を近所のスーパー「八百一」にお連れする。志乃ちゃん

は「この店博多に持って行きたい!」。駅でお土産を買いたいという志乃ちゃんが帰り、最後まで洗

濯を手伝ってくれたオジョーも鷹峯に向かった。ママによろしく。私もそろそろ帰り支度しようかな。

夜 家食(東京)京都「たごと」2700円のお弁当、味噌汁

 

  

 

11日ぶりの東京の我が家。京都からの新幹線車内では、ようやく順番が回って来た連句を宗匠に投

句していた。今日で4月が終わるが、この一ヵ月間1度も海外に行かなかった。そったらこと何年ぶ

りのことか。それに無酒日は5日。4月10日、1週間ぶりに京都から帰ったら主治医から手紙が来

ていた。「飲めるだけ酒を飲むのはイカン!週2日は休肝日にせよ!」と命じられてしまった。しま

った!である。その後3週間キチンとドクターの指示を守っていれば無酒日は6日となるが、結果の

5日だってなかなかじゃないかと胸を張っている。凄いべ。夕食は京都駅で購入した「たごと」のお

弁当。2700円もするお弁当だが外食するよりずーっと安い。4月5回目の無酒日(シツコイ!っつの)

                  _______________

【今週の振り返り】

今回の京都滞在は先週木曜日から始まり、始めの3泊はホテル泊、4泊目から京都の新居に寝泊まり

を始めた。計1011日。海外旅行ではこんな日程はザラだからどうということは無いのだが、私に

とって今回の京都滞在は、異国を旅するよりずっと刺激的で面白く楽しく、そしてかなり疲れた日々

でもあった。新居を作り上げる楽しみとそれに手を貸してくれる友人達と過ごす時間の濃密さがある

半面、朝から働き続けるには体力がついてイケナイのだ。

 

ま、それはそれとして。この1週間私を支配していたのはアマゾンとヤマト運輸であった。そもそも

京都の新居のために、家具類は昨年の春以降から東京にある家具メーカーのショールームを何軒も回

り、神戸の家具内覧会にも行った。部屋の設計変更の打ち合わせのために数回京都のモデルルームに

通った。今年になって2月頃からネット等で電化製品の候補を探し始めた。既パクパクでお読み頂い

たように4月初旬から、新居のための買い物に京都中のデパート、量販店を駆けずり回った。しかし

そういった大型店では売っていないものがかなりあって買い物は困窮を極める。台車ってどこに売っ

ているの?脚立は?ホーム用大工道具セットはどこに行けば手に入るの?台所用の洗い桶はどこにあ

る?洗濯紐って荒物屋に売っていたけど今そんな店ないよね、えぇ?照明器具ってデパートでは売っ

ていなのぉ?それじゃぁ、「百貨店」という名前は止めた方がいいよね・・・。

 

台車は京都伊勢丹で家庭用のキャシャな台車を見つけた。置いているのはここだけ。洗い桶は無印良

品で「作っておりません」と言われてショックを受けたが、何軒か回って大丸だけで売っていた。脚

立は東急ハンズ含めてどこにも売っていなかった。どこの店でも「はぁ、そうゆうお品はホームセン

ターで」と言う。しかし、ホームセンターなんて交通の不便な場所にあるから車の無い人間が行くに

はとても不便な場所だ。タクシーで行ってみて、欲しいものが無かったら泣くに泣けない。しかし、

「あそこに行けば何でもある・・」と頭の片隅ではわかっていたのだ。京都中探して時間と労力を無

駄にした欲しいすべての品物が「あそこに頼めばすぐ手に入る」。

 

アマゾンである。わかってはいても、何となくそこで買ってはイケナイと我が心が阻止していた。滞

在客としては度々来ている私だが「住むための品物は京都の店で買おう」と決めていたようなところ

があった。いろいろあって住民票は東京においたままなのだから、京都市に住民税を払うことはない。

道路やゴミ、下水道などでお世話になるのに、京都市に飲食以外に何も支払わないのでは肩身が狭い。

だから京都の店で買い物を、という精神だ。ギリギリ努力はした。しかしもう限界だ。「アマゾン、使

うぞ」と決めたら、次から次へと注文したいものが出て来る。「もう無いだろう」と支払いを済ませて

受け取りの設定をすると、すぐ「あっ、あれを買い忘れた、あれも頼めば良かった」。そんなことで、

お恥ずかしいことだが、この1週間ほぼ毎日アマゾンに注文し、アマゾンから荷物を受け取っていた

のである。ホンマ、アマゾン便利!

 

問題はアマゾンから送られてくる商品を届けてくれるのがヤマト運輸だということだ。2月あたりから

同社の人出不足による過酷労働が社会の脚光を浴びるようになった。飛躍的に伸びる取り扱い荷物の増

加に人出がついていけない。従って過剰労働が深刻な問題になって来たのだ。ヤマト運輸はアマゾンの

「当日配達」から撤退を決めた。そんな背景の中での「毎日アマゾンからヤマト運輸による配達」なの

である。出かけることもあるので、時間指定は必ず「午前中」指定にしている。午前中は8時から12

までだ。しかし、8時から待機していても無駄である。午前中に来たのは3回で、それも12時ギリギリ。

12時過ぎは当たり前で、配達員は悪びれる風も無い。午後1時に来た時には私も「午前中指定だったよ

ね」と言ってみたが「荷物たくさんあったし・・」と平気なんさ。昨今の空気でクロネコには強く出ら

れない客も情けないと思うけど。でもまぁ、その2社のおかげで京都の住まいはズンズンと整っている

のだから有難いと思わなくてはね。

 

                 時間は守らニャくちゃニェ

 

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