慌ただしい年末を過ごし、香港・マカオへ
快晴の香港 ビッカビカのマカオ
12月 25日(月)京都は曇り 東京は快晴!
朝 京都・蹴上・ウェステイン都ホテル京都「四川」和朝食膳2970円
昼 新幹線にて 「田ごと」旅弁当1648円
こちらの方がずっと美味しい
先週土曜日から京都蹴上にあるウェステイン都ホテル京都に2泊した。今日は1週間ぶりに帰京す
る。昨日は「アクアブルー」でのヴュッフェだったから、今朝は和朝食膳を食べに「四川」へ。中
国料理レストランで和朝食膳?はぁ、隣の和食の「華頂」は32席と狭いので100席ある「四川」が
和朝食の会場になるんですって。見るからに美味しそうなのに、あれれ〜、焼き魚は硬いし、3種
ある小鉢料理の味付けも何だかなぁって感じで朝食としてはちっとも美味しく無い。ガッカリだぁ。
チェックアウトして京都駅に移動。口直しすべく美味しいお弁当を買おう。「田ごと」はずっと旨い。
夜 東京駅・東京ステーションホテル「ブランルージュ」(5人で)2万9700円のクリスマスディナ
ーコース(フランス産キャビアとたらば蟹のシュープリーズ、九絵の軽いスモークに冬野菜を
添えて、愛知県三河山吹き鶉フォアグラセップ茸香る温かいスフレ、天然赤座海老のソティ軽
やかなシトロネルのエミュルジョン、仙台牛シャトーブリアンと蒸しアワビのポワレ黒トリュ
フソース、チーズ盛り合わせ、爽やかな柑橘・高知県直七香るジュレとグラニテ、ガトーマル
ジョレーヌをノエル仕立てにして、カモミールティとプチフール)、生ビール、赤ワイン1万
7380円「フランシスカン ナパヴァレーメルロー2014」 5人で18万1872円
たくさんプレゼント頂きました〜! 大谷くーん、行かないで〜〜!どうしても行くなら頑張るんだよ〜〜!
帰宅して洗濯や郵便物の整理をしてから。午後6時半東京駅の中央郵便局に行った。午後7時まで
の営業というのに、中は大勢の人々でムンムンの熱気。切手ハガキ窓口なんか26人待ちだよ!人を
掻き分け汗かきかき、ようやく62円のシート切手600枚と10円切手50枚をゲットすると、夕食が
始まる7時にギリギリになった。今夜はK岩母娘3人とオジョーの計5人で東京ステーションホテル
のフレンチレストラン「ブランルージュ」の個室でクリスマスディナーをしましょうと洒落こんだ。
皆さん、誰も遅刻しませんね。アミちゃんもアメリカの大学から帰って来ていた。異教徒ばかりで
はあるが、メリークリスマス!と乾杯。コース最初の料理は、フランス産キャビアとたらば蟹のシ
ュープリーズ。キャビアの入れ物に似た器に蟹が薄く敷き詰められその上にビッシリとキャビアが!
これがとんでも無い旨さで夢見心地になる。このレストランは2度目だが、私が知っているフレンチ
店の中では5本の指に入るな。しかし、完食出来たのはこの1品にフォアグラとグラニテだけで、昨
今の食欲不振と顔痒い病が食事の邪魔をする。結局、魚も海老も鮑もシャトーブリアンもチーズも半
分以上は誰かに食べて貰ったのだ。折角の大ご馳走なのだが、食欲が無いのだから仕方ないわね。で
もその分貰ってくれた誰かに喜ばれたから良いか。いろんなクリスマスプレゼントを頂いてしまった。
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12月 26日(火)晴れ
朝 家食 野菜チャンポン風スープ、卵サンドトースト、ヨーグルト
昼 四谷三丁目「東京風月堂」野菜ごろごろカレーセット(ライス半分、サラダ、アイスコーヒー)
@1188円
昼過ぎ皮膚科に行った。1週間前から「顔痒い病」で目の周りが赤くなり瞼などちっと腫れてしま
った。今朝は少しマシなようだが、ちゃんと治して年末年始を迎えたくて。「目の周辺の痒みはほ
とんどが乾燥が原因ですよ。目周辺と額に塗るのは別の薬の方が治りやすいですから毎日縫って
下さいね」だってさ。薬局で処方された薬を貰い、「東京風月堂」でカレーを食べ、書店に行った。
書店でちょっとしたものの包装を依頼したら、包装担当がチョー不器用な男子で、何と13分も待
たされた。そんな状態でも誰もフォローするわけでもなく「何ちゅう店や!」と心の中だけだが、
お尻ペンペンしてやった。スーパーに寄ってトイレットペーパーやティッシュなど嵩張る物を買う。
夜 向島「平岡」(6人で)白子の会走りの部宴会とらふぐコース8400円(前菜:若竹煮・カラス
ミ大根、蟹とふぐとわけぎのヌタ、スッポン汁、とらふぐ刺身、(とらふぐ白子焼き3500円)、
とらふぐ唐揚げ、とらふぐちり鍋、ふぐ雑炊、漬物、シャーベット)、飲み放題2500円
ビール、麦焼酎 @1万4900円
いつも大満足「平岡」のコース
出がけに大阪まで宅配便を送り、タクシーに乗った。途中から言問橋を真っ直ぐ行けば向島に着く。
45分もかかったが。今夜は名門(自称だけど)白子の会の走りの部だ。5年前から走りの部は向島の
「平岡」で、旬の部は築地の「うまいもんや」で開催している。「平岡」ではコースに白子焼きを別
注文してたっぷり食べる。そんな関係で、走りの部の白子の方が旬の部よりずっと大きいなんてこと
が起こっている。それはともかく第一回宴会をやったのと同じゆったりした個室を借りることが出来
て嬉しい。ホーリーは前回欠席だったから1年半ぶりの出席。秋の修学旅行は1日遅れで参加したけ
どね。この店では「とらふぐコース+白子焼き+飲み放題」というのが白子の会のテッパンメニュー
だ。乾杯の後、あの旅は台風でタイヘンだったけど途中から楽しんでいたよねぇ、などと修学旅行の
思い出から始まり、話はあっちに行ったりこっちに行ったりするものの来年の旅行の日程だけは酔わ
ないうちに決定した。そこに焼き白子登場!デカい白子が4つも!アチチハフハフ!あぁ〜旨い!!
唐揚げもたっぷりあって嬉しい。宴は益々賑やかになり、それぞれの年末年始の過ごし方など。次回
は来年2月の旬の会ね¥。この店は盛りが多いのに安上がりだ。珍しく男子チームも2次会を止めて
真っ直ぐ帰宅することに。この店に来て初めてだ。私はいつも通り大S子さんとR子に送って貰った。
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12月 27日(水)晴れ
朝 家食 スンドウブチゲ、サラダ、「ローソン」のブランパン、ヨーグルト、碁石茶
高知県大豊町生産の碁石茶は後発酵茶
昼の軽食 家食 「日清」のカップヌードルナイス(濃厚ポーク醤油)、クッキー、特茶
ランチに行く時間がもったいなくて
以前K岩から高知の「碁石茶」を頂いていたのだが、申し訳ないことに飲んでいなかった。彼女か
ら「カラダに良いから是非飲むよーに!」と再三プッシュされていた。お茶なのに酸っぱいと書い
てあるし、そもそもお茶なのに碁石って何だよ、ってのが今ひとつ飲む気にならなかったのだ。し
かし今朝思い切って飲んだ。あら、そんなに酸っぱくないわ。来年からマジメに飲むか。午後にな
って重い腰を上げて、ようやく荷造りに精を出す。だって出発(前泊ホテルへの)は今夜なのだか
ら。・・・ゴソゴソ・・エットエット・・・ゴソゴソ・・海外に行くのは超久しぶりだからあまり
テキパキと行かない。スーツケースに入れてからも大事なモノを忘れているような・・でも思いつ
かない。いいや、長い旅でもないし、これで行ちゃおう。パクパク日記今年最後の更新となる12
月3週を作成し終えてアップ。時間が許す限り4週も作った。時間が経つにつれどんどん寒くなる。
夜 羽田空港・ロイヤルパークホテルザ羽田「ティルウィンド」オリーブ盛り合わせ600円、ズワ
イ蟹とアボガドの生春巻サラダ1300円、国産牛ハンバーグステーキ1800円、ご飯・味噌汁・
小鉢セット600円、生ビール750円、赤ワイン1200円、吉四六ダブル700円×2 @7650円
定額タクシーで羽田空港国際ターミナル着。空港に併設されているロイヤルパークホテルザ羽田に
チェックインし、唯一のレストラン「ティルウィンド」で夕食を食べ始めたのは午後8時過ぎだっ
た。簡易食堂っぽい作りでメニューもそう多くは無いが、デミグラスソースが美味しかった記憶が
ある。今夜もメインはそのソースをかけたハンバーグにして、その前にオリーブや生春巻など。生
ビールをグビグビグビ・・ぷっは〜〜!あぁ旨い。今年の残りは遊んで過ごすだけだから(えぇっ、
一年中遊んでいるじゃん)、ゆったりどよーんと緩んで行くよ。生春巻サラダはイマイチだったが、
やっぱりデミグラスソースは濃厚で美味しい!皿を舐めたかったが、もちろんそんなことはしない。
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12月 28日(木)東京は晴れ 香港は曇り 香港jHK$=約15円
朝 羽田空港ANAスィートラウンジ サラダ、きつねうどん、カレーなど
早い昼 ANA羽田=香港ビジネスクラス機内食(和食)
出国手続きを済ませての朝食は6時45分!
今年2度目の香港。数えてみたら20回目だった。九龍半島側から香港島の眺め
集合は6時55分と早い。だから徒歩3分のホテルに前泊したのだが、それでも寝坊しちゃアカン!
と思うと気になって何度も目が覚めた。シャワーを浴びるだけだから5時半に起きれば十分なのに
4時半に膝体操を始めていた。早めに6時半集合場所に行ってみると、何と私はビリ。一緒に行く
大S子さんは一番にチェックインしてりた。これから2日までよろしくね。朝食はANAのラウン
ジで。海外旅行激減させたためANAのダイヤモンド会員も今年一杯まで。だから最後となるスィ
ートラウンジでうどんにカレーに朝食モリモリ。香港行くのに朝からそんなに食べてどうするの!
夜 香港尖沙咀・インターコンチネンタル香港「ヤントーヒン」☆☆(7人で)胡桃のツマミ、蓮
根などのアミューズ、チャーシューとクラゲの冷製前菜、燕の巣と海鮮のスープ、車海老チリ
炒め、チキンとスナップエンドウの豆板醤炒め、蟹肉と衣笠茸の蒸し物、五目飯の粽、フルー
ツ盛り合わせ、マンゴープリン、菓子数種)、生ビールと赤ワインで1485HK$
今回は某旅行会社の「アジアで迎えるお正月」企画に参加。出発日、出発日、訪問地などいろいろ
全部で5コースあり、参加したEコースは6名+添乗員とコジンマリ。仲良しご夫婦2組に大S子
さんと私が加わった感じ。香港K岩に「香港の冬は10℃〜20℃だけど、気温のわりにはかなり
寒く感じる」と聞いていたので薄いコートも持参。正解だった。ホテルは今年の1月に来た時と同
じ九龍半島側。2つあるインターコンチネンタルでも元リージェントホテルだったネーザンロード
に近い眺め抜群の方のホテルだよ。夕食はそのインターコンチネンタル香港自慢の2ツ星レストラ
ン「ヤントーヒン」sw。12回続いた香港喰い倒しの旅では一度も来たことが無い店だったが、
素晴らしい料理の数々で初日から大興奮!冷製前菜のクラゲはこれまで食べたクラゲで一番の美味
しさ!それが最後のマンゴープリンずっと続いたのだよ。海外旅行の話題が満載の初夕食であった。
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12月 29日(金)香港は晴れ
朝 香港尖沙咀・インターコンチネンタル香港「ハーバーサイド」朝食ヴュッフェ330HK$
朝食レストランから見える客船
開業から約130年の歴史を持つ「ピークトラム」は現在ヴィクトリア・ピークへの観光鉄道
大S子さんパチリ! ここからの眺めはスンバラシイよ!お天気が良ければ
昼 香港尖沙咀・ニューワールドミレニアム香港ホテル「桃里」(飲茶・7人で)点心6点(チャー
シューパイ・春巻・海老シュウマイ・海老餃子・チャーシュー饅・野菜餃子、干し貝柱入り餃子
スープ、広東風牛肉のスライスとガイランのソティ、チンゲン菜と椎茸の合わせ煮、五目チャー
ハン、フルーツとタピオカのデザート)、プーアール茶
香港2日目は素晴らしいお天気だ。20回も来ているが、こんな真っ青な空は初めてかもしれない。
香港島にあるアイランド・シャングリ・ラの「CAFE TOO」ほどではないがこのホテルの朝
食もなかなか良いではないか。高級中華系の朝食は、ヌードルステーションがあるのが嬉しい。今
日午前中はカンタンな香港島見学。今さらって感じではあるが、あまりに良い天気なのでヴィクト
リア・ピークだけでも一緒に行こうか。他の皆さんはスターフェリーで香港島に渡り、大S子さん
と私は大型バスで移動した。ピークトラムは初めての香港で乗ったのは42年前?ガハハ。以来何
度か乗っている。今年1月に香港に来た時もピークには行ったが、あの時はタクシーで登ったのだ
った。暑い香港の夏を快適に過ごすため、統治していたイギリス人達は山の中腹や山頂近くに家を
建てて住んだ。130年前はそんなイギリス人の移動専用の乗り物だったのである。スンバラシイ景
色やねぇ。暫し見惚れてからバスでハッピーバレーへ。皆さんはこれから2階建てのトラムに乗っ
た後散策をするそうなので、S子さんと私はタクシーで昼食場所へ先回り。今日の昼食は、1月に
泊まった方のインターコンチの隣にあって2年半前まで日航香港だったホテルの「桃里」で飲茶だ。
点心6点のあとの料理が2皿。チンゲン菜と合わせ煮した椎茸がムチャ柔らか。何て旨いんだろ!
夜 香港・尖沙咀・カオルーン・シャングリ・ラ「香宮」☆☆(5人で)クリスピーポーク138H
K$、クラゲと牛スジ肉冷製マリネ138HK$、ピータン85HK$、海老トーストのフォアグ
ラ添え@185HK$×5、魚の浮き袋と海老入り辛酸スープ@128HK$×5、北京ダッグ788
HK$、干し海老とイカの広東風チャーシュー入り香宮特製炒め208HK$、クリスピーチキ
ンのフォアグラ添え388HK$、ダッグのチャーハン 5人で5549HK$ (自由食)
今夜は自由食である。この旅行が決まった時から大S子さんにお店の選択をお任せした。いつも泊
まっていたアイシャンは香港島にあるが、九龍側にはカオシャン(カオルーン・シャングリ・ラ)
がある。アイシャンの「夏宮」大好きだから、今夜はカオシャンの「香宮」にしようとS子さんは
6時半に予約。中国料理は大勢いないと種類が食べられない。K岩(本名はK崎)家は母と長女が
東京、次女がアメリカ、父が香港居残りと3ヵ所に分かれて住んでいる。娘達の学費稼ぎもあって
ひとり香港で暮らすK崎君を先ず誘い、昨今皇室の方々も通われる三鷹方面の某大学でK岩と同窓
だったベンちゃんユミちゃん夫婦も加わって5人での夕食だ。開店とほぼ同時に全員が集まった。
今年の1月以来ね。驚いたことにずっと専業主婦だったユミちゃんが週2とはいえ、今働いていて、
しかも仕事は「経理のお手伝い」だって!その会社ダイジョブかぁと心配になる。同じシャングリ
・ラの同じ料理、例えば海老トーストのフォアグラ添えでも味は随分違うんだなぁ。北京ダッグは
1羽。食べても食べても・・という具合で満腹になった。どっちもミシュラン2つ星を持っている。
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12月 30日(土)香港もマカオも快晴 マカオパタカ=香港jとほぼ一緒
朝 香港・インターコンチネンタル香港「ハーバーサイド」朝食ヴュッフェ330HK$
午前のお茶 インターコンチネンタル香港「ロビーラウンジ」コーヒー
歯も磨かずにお菓子を買いに行ってくれたユミちゃん!ありがとねー!
朝食ヴュッフェで「日式咖哩」(日本のカレー)を見つけた。デカ箱納豆もある。よし、ご飯に日式
咖哩をかけてそこにたっぷり納豆を乗せて、味噌汁と一緒に食べようぞ。カレーはたいしたことない
が、香港の朝にこんなものを食べている嬉しさがある。その時、テーブルに近づくある人物が・・。
昨夜夕食を食べたユミちゃんだった。夫婦で早起きして開店前の店に並び、大人気のお菓子を買って
来てくれたのだ。ロビーフロアで喉が渇いたというユミちゃんはコーヒーを飲み暫し談笑。感謝!!
昼の軽食 客室にて 茹で卵、バナナ、お茶
夜 マカオ「リトラル」(7人で)(ポルトガル式青菜のスープ、干し塩鱈のコロッケ、鰯のグリル、
温野菜、アサリのワイン煮、シーフードリゾット、プリン、中国茶)、アサヒビール30HK$、
ポルトガル赤ワインボトル460HK$
キンピカビカビカのマカオ・コタイ地区 2分1サイズのエッフェル塔も!
エレベータから一番遠いツィンだが、隣室に大S子さんがいるからいいか
夜小腹が空いて、ミニバーのビールでエッグタルトをパクリ!
正午バゲジダウン、午後2時集合。短い香港滞在を終えてこれからマカオに向かう。来年香港とマ
カオを向かう橋が完成すれば、乗客は激減するのだろうが、今日は乗る客降りる客でフェリーター
ミナル駅は大混雑。車椅子をお願いしたら、降りて来た客に逆走する形でもの凄いスピードで突っ
込んだり、4人がかりで船に乗せられる時は後ろにひっくり返りそうになったりで生きた心地がし
なかった。マカオに行くのは3度目だが、一番最近でも・・35年前?う〜ん、よく覚えてオラン
が、帰りのフェリーが波で揺れて酔ったことだけ覚えている。今日はベタ凪で揺れ無し。マカオの
港でちょっとした事件が。大S子さんの荷物が届かなかったのだ。4時半に港に到着したのだが、
積み忘れたという荷物が来たのは午後6時過ぎ。でもまぁ届いて良かったよ。というワケで、夕食
を先に済ませてからホテルに向かうことになった。地元で人気にあるポルトガルレストラン。何度
も行っているポルトガルだから緑のスープ、バカリャウ(干し鱈)のコロッケ、鰯などの料理は懐
かしいぞ。アサリのワイン煮とシーフードリゾットも好評。話題は某ガイドの言動についてだった。
長い橋を渡りコタイ地区に入って行く。目がチカチカする程の眩い光景が目の前にあった。超人工
的な町で好きになれそうにない界隈だ。ここのフォーシーズンズホテルマカオにチェックインした。
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12月 31日(日)マカオは晴れ
朝 マカオ・コタイ地区・フォーシーズンズホテルマカオ「ベルカンサオ」朝食ヴュッフェ
マカオ観光の象徴的存在・聖ポール天主堂跡のファサード 階段下のイエズス会記念広場も世界遺産だ
1835年の火災で聖ポール天主堂は焼け落ちた 神童ナーチャを祀ったナーチャ廟も世界遺産
マカオの街を走ればこんな景色 2001年にオープンしたマカオタワーは338b!
5万数千円払ってバンジージャンプに挑む人ぞろぞろ 外縁を一周する「スカイウォーク・X」もある
昼 マカオ・リスボアホテル「日麗」(飲茶・10人で)クラゲの前菜、衣笠茸と海老の腸粉、小籠
包、椎茸入り焼売、海老餃子、大根餅のXО醤炒め、ガイラン、揚枝甘露、鉄観音茶
フォーシーズンズホテルマカオの朝食ヴュッフェ。ずら〜〜っと料理が並び豪華な感じなのに、さぁ
食べようと思うと皿に取るべき料理があまり無い不思議なヴュッフェだ。結局野菜サラダとヌードル
ステーションで作って貰った汁麺の朝食となった。味見した中華粥は全くダメ。香港の「羅富記」が
懐かしかねぇ。今日の午前中はマカオ観光。歴史市街地区歩きということなので、ヤメようかと思っ
ていたのだが、足が悪い方々と一緒に小型の車で観光することになった。4人でガイドとアシスタン
ト付きのミニバンなんてゼータクだ。大昔2度来たマカオだが、その頃はカジノオンリーの街だった
のに、2005年22の歴史的建造物、8つの広場が一挙に世界遺産に登録されたということで、一気に
「世界遺産とカジノのマカオ」におなりだ。聖ポール天主堂跡とナーチャ廟などを見学してからマカ
オタワーへ。ほぅ、タワーに昇るエレベーターは有料で2千円もするんですかぁ。眺めも良かったが、
こんなところでバンジージャンプに挑んだり、外周を一周する人達がたくさんいて、こちらまでゾッ
とした。ランチはマカオで初めてオープンしたリスボアホテルにある「日麗」で飲茶だ。今回マカオ
に集まった参加者は5グループ70数人だが、2つのグループがテーブルを囲んだ。あちこちで飲茶
を食べて来たが、大根餅のXО醤炒めなんて初めて食べた。これ旨いぞ!揚枝甘露もなかなかだった。
午後5時から「ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」のショーを観る
水と音と光が作る壮大な空間を使ったショー
ラスベガスで観た「О」のショーにも似ているけどバイクが迫力満点! 入場料は約1万5千円!
夜 フォーシーズンズホテルマカオ「エグゼクティブ・クラブ」ガラ・ディナー ヴュッフェ、ビ
ール、白ワイン、赤ワイン
2年連続紅組司会は有村架純 総合司会は何とウッチャン 中間結果は白組リード
旅行会社会長K木会長からご挨拶があって乾杯!今年もお世話になりました〜!
安室奈美恵は特別企画で登場 「ひよっこ」紅白特別篇 懐かしかねぇ
桑田佳祐も特別企画で「若い広場」を歌う 圧倒的に白組の勝利で終わった2017紅白歌合戦「夢を歌おう」
午後5時から「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」のショーを観た。5年前ラスベガスの
超高級ホテル「ベラッジオ」でやっていたシルク・ド・ソレイユの「О」を一人で観に行ったことが
ある。今日のこのショーは「О」などの演出を一緒にやっていたフランコ・ドラゴーヌ氏が演出を担
当し、製作費20億円を投じて最新技術を駆使した水と音と光が作る壮大な空間が使われている。中
でも後半に登場した数台のバイクのショーが大迫力で、劇場内は大いに沸いた。前の方の座席の人達
は水でずい分濡れたと嬉しそうに笑っていた。一年の最後に良いものを見せて貰った。夜は8時から
ガラ・ディナー。そのディナーを挟んで前半と後半は紅白歌合戦も楽しんだ。12時から大花火上がる。
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【今年の振り返りA】
12月3週の「今年の振り返り@」では、十数年続いた多過ぎる海外旅行を激減させたことを書いた。
2017年の振り返りはそれでもうイイじゃんとも思えてこの後書く気も失せているのだが、老体に鞭を
ビシバシ打って(イテテ!イテテ!)ちょっとだけ何かテキトーに書くかぁ。
海外は8回とこの十数年あり得ない少なさで、私の作戦はマンマと成功した。8回とは言っても、年
末年始に跨る度を1回と数えているから正確性には欠くが、何回と数えるべきか正解がわからないの
で一応そんなことで。たった8回(と言うと反撥喰らうわなぁ)なのに、香港2回、パリ2回、オー
ストリア2回なんて芸が無いよねぇ。同じようなところに行くというのも近年の私の顕著な傾向では
あるのだ。ブダベストだって3回目だし、タイにも何度か行った。夏のインスブルック滞在に至って
は、連続6年!エライだろ!ってな回数である。しかし、僅かだが初めて訪れた場所だってあるには
ある。先ずは、ナポレオンを輩出したコルシカ島である。コルシカ島の険しい景観と独特の文化、こ
とに伝統郷土音楽「ポリフォニー」の教会での貸し切りコンサートは鳥肌が立つような感動的な体験
だった。楽譜が存在しないのに、アカペラによる素晴らしいハーモニーを醸し出す4重唱が長い間受
け継がれている。あぁ、あれは凄かったなぁと今でも思える。あとはタイのチェンマイとスコータイ
だ。チェンマイはタイの北にある都市だが、タイ名産の蘭の花の美しさに改めて酔い、スコータイで
は見事な寺院の遺跡に感じ入った。そして首都バンコックも含めてタイ国全体で4ヶ月前に前国王ラ
ーマ9世が亡くなったことへのタイ国民の嘆きの激しさと悲しみの深さを旅行者であっても、しみじ
みと実感したものだ。
国内(都内も)にも30回以上出かけた。もちろん一番多いのは京都で、京都のホテルに泊まったの
が5回、4月後半入居した自宅に6回滞在した。九州好きは相変わらずで、由布院にはお約束のよう
に2回行っている。しかし、尾道も沖縄も箱根も熱海も軽井沢も札幌もいつもの訪問だからなぁ。鹿
児島の霧島と石垣島がやっと「お久しぶり!」って感じで。初めて行ったのは不美子の旅で向かった
愛知県の豊川、西尾、岡崎、豊橋。初訪問だった。岡崎の八丁味噌はあまりに有名だが、豊橋にはユ
ニークなカレーうどんなんてのがあって夢子大いに喜ぶ!
エンターテインメント。当然であるが、歌舞伎が圧倒的に多い。数えたら33回行っていた。歌舞伎
座、新橋演舞場の他にも大阪松竹座、博多博多座、京都ロームシアターにも出かけた。2年前の初演
で大ヒットを取った猿之助の「スーパー歌舞伎Uワンピース」は、演舞場、松竹座、博多座と追っか
けをした私だから、今年演舞場で再演された舞台ももちろん行った。しかし、2ヶ月公演の最初の方
で主演の猿之助があろうことか大怪我をして休演。尾上右近を筆頭に若手が大奮闘した舞台を2度行
ってしまったのだよ。舞台を役者が走り回ると言えば、3月末豊洲にオープンしたIHIステージア
ラウンド東京で「髑髏城の七人」の「鳥」と「風」を観た。ホントは「花」もチケットを買っていた
のだが、原因不明の高熱で倒れ見逃してしまった。ま、舞台は回らなくてもいいよ、というのが私の
感想。オペレッタとオペラも観たし、美術館にも3回行った。海北友松展が良かった。芝居もいくつ
か観たが、私の心を鷲掴みにしたのは、野田秀樹の「足跡姫」だった。亡くなった勘三郎を思い出し
て涙が止まらなかった。一年の最後にマカオで「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」のシ
ョーを観たのも締めくくりとして良い思い出になりそう。
読書です。えーーっと。えーいろいろありまして、このコーナーは割愛したいと存じます。ナンデ割
愛なん?えーーっと、書くことがおまへんのや。だって、ちょっとしか読んで無いんですぅ。でも悔
しいから、今年読んだごく少数の作品から2つだけ印象的だった作品を挙げます。恩田陸の「蜂蜜と
遠雷」、それから西加代子の「サラバ!」。以上でした。トホホ。
これにて平成29年2017年は終了。ご愛読いただきありがとうございました。
来年もよろぴくニェ。
ほニャ、来ニェン!