誕生日から始まった１週間。水曜日から軽井沢に行った
信州ぶどう 
軽井沢
１０月 １日（月）台風一過晴天 ３２度の夏日！ 夢子倶楽部誕生日！
本庶佑京大特別教授ノーベル生理学・医学賞受賞！
朝 家食 サラダ、茹で卵、キャベツとエノキ茸豆腐の味噌雑炊、飲むヨーグルト、信州パープル
ぶどう、シャインマスカット
昼の軽食 「ASAHI」のこんにゃく麺、「叶匠寿庵」の一壺天、バナナ、煎茶
大谷翔平のMLBシーズン終了！
昨夜の風はもの凄かったなぁと思い出しながら目覚める。まさに台風一過の青空と10月なのに
富士山が窓から眺められる。月曜日の今日は私と「夢子倶楽部」の誕生日である。しかし、私も
チコちゃんに倣って「永遠の5歳老女」と決めたので年は取らん（笑）。大垣にお住まいのタカミ
ちゃんから高級ぶどう二種のプレゼントが届いた。嬉しくて早速食卓に。大きな房のぶどうだか
ら当面楽しめそう。今人気のシャインマスカットは上品な美味しさ、信州パープルは濃厚な旨さ
で種なし、皮も食べられる。私はこっちが好みかも。大谷君のシーズンが終わった。お疲れ様！
夜 船橋「上海家庭料理 謝謝」マイバースディ宴会8人で（セロリときのこ、豆腐干絲（ガンス
ー）、きゅうりニンニク和え、唐辛子佃煮、軟骨唐揚げ、海老のシャンラーシャンレー、餅米
焼売、牛脛肉とささげ豆炒め、茄子の春巻、半ナマ帆立と卵白、激辛麻婆豆腐と銀絲巻、ご飯、
特製激辛海老そば、杏仁豆腐、（「TAKANO」のバースディケーキ）、ビール、麦焼酎２本
皆さんにご馳走になりました！
午後5時45分マンション前に8人乗りのレンタカーが。皆で京成船橋駅近くの「謝謝」に向かう
↑辛くないチーム ↓辛いチーム 新橋時代お世話になった加藤さんからお祝いの焼酎を頂く
毎年誕生日を祝ってくれる皆さん。楽しい企画、美味しい料理、驚きのプレゼントありがとうございました！
自分で「恒例の」と表現するのは抵抗があるが、誕生日には親しい友人達がお祝いの宴を開いて
くれる。曜日の関係で1日では無い年もあるが、今年は正誕生日の本日。何やら私に内緒で楽し
い企画が進んでいた。今から16年前の2002年から新橋のガード下に出来た極狭の中華料理屋に
せっせと通っていたのだが、少し前ＪＲ新橋駅の工事のトバッチリで強制退去が決まり、泣く泣
く閉店してしまった。最後に店を愛したメンバーが集まって盛大なお別れ宴会も開いた。上海家
庭料理「謝謝」である。私は知らなかったのだが、Ｒ子やＳブーは京成船橋駅裏にある本店に行
っていた。Ｒ子などは夜３回も行ったそうだ。で、今夜そこで私の祝い宴会は開かれる。遠いじ
ゃないか！と私が文句を言うだろうと、既に8人乗りのレンタカーが手配され、酒を飲まないオ
ジョーが往復運転してくれるんだって。いやいや楽しそうな企画じゃないか。5時45分には私の
マンション前に集合して船橋向け出発。夜景を見ながらの遠足？はとバスか？宴会開始の7時の
2分前には店の前に到着。電車で来られた小Ｓ子さんがちょうど着いたところだった。「謝謝」本
店、広くてキレイだ。新橋店の店長だった加藤さんもお元気そう。半個室は片側４席が辛い席、
反対側が辛くない席で4人づつ座った。名物料理、初めての料理が続々と。美味しいねぇ、懐かし
いねぇ。ここで下戸の加藤さんが私に41度の麦焼酎をお祝いとしてプレゼントしてくれた。嬉し
いねぇ。私からも皆さんにお土産とお礼の品を。皆さんから、ムチャ嬉しいプレゼントを頂き、
感動したよ。最後は全員で記念撮影して、またオジョーに送って貰ったのだった。こんな楽しく
美味しい祝いを企画してくれた皆さん、本当にありがとうございました！私は幸せ者ですじゃて。
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１０月 ２日（火）晴れ 大谷翔平トミー・ジョン手術成功！
朝 家食 サラダ、茹で卵、チーズ、ブランパン、チャンポン風スープ、飲むヨーグルト、信州パ
ープルぶどう、シャインマスカット
毎日ぶどうがある幸せ
遅い昼 銀座三越「みのり食堂」ハヤシライスセット（ミニヴュッフェおかず、メイン、ドリンク）
1690円
西新宿にある某メーカーのショールームに行く。某不動産会社の営業マンと待ち合わせ、某メーカ
ーの担当女性についていろいろ見て歩く。そのうち、私のお願いした条件を満たしていないことに
気づいて質問すると、担当女性は「私どもではお客様のご要望はお受け出来ません」。そこで不動
産営業マン「他のメーカーのカタログここに持って来ましたから」って。ここに来いと言ったのあ
なたでしょ！こちらのメーカーに失礼じゃないの！と私は怒ったわけですよ。担当女性はすかさず
「それでは打ち合わせテーブルにご案内しますので、ゆっくりどうぞ。今お茶淹れますね」。よく出
来ている女性だわ。対してちっとも悪びれてもいない営業マンの神経を疑うわなぁ。こんな営業マ
ンにガマンしなくちゃイケんのかいな。銀座に向かい、三越の「みのり食堂」で遅いランチ。ちっ
とも美味しくないし、数人の子供が騒ぎまくっていたが、天気の良い屋上が見えて少し気が晴れた。
遅い夜 銀座「麹也」付き出し３点盛り（がんもどき・〆鯖・小松菜煮浸し1000円、冷奴500円、
新秋刀魚肝醤油焼き900円、実山椒入りつくね600円、新蕎麦十割900円、ビール（中）、麦
焼酎１，５合 ＠6600円
勘三郎丈が亡くなって早七回忌😢
三越店内で探したが、目的の品物は見つからず諦めた。そのまま歌舞伎座に向かい夜の部を観る
。十月の歌舞伎座は十八世中村勘三郎の七回忌追善も兼ねている。あれからもう6年も経ったん
だなぁ。最初の演目は「宮島のだんまり」、次は「吉野山」。佐藤忠信実は源九郎狐に勘九郎、静
御前に玉三郎、早見藤太に巳之助。勘九郎は稀有な役者であった父を亡くしてから苦悩したに違
い無い。当初は祖父や父の芸を受け継がねばという使命感、弟七之助と共に中村屋を盛り立てね
ばという責任感で観る者に悲愴な感じを与えることもあったが、今は随分成長して余裕すらある
ようにもみえる。最後は「助六曲輪初花桜」。久々の仁左衛門の助六だ。勘九郎は白酒売、七之
助は初の揚巻、玉三郎は助六母満江だ。仁左衛門と玉三郎が遺児兄弟をしっかり支えて勘三郎を
追善している。他に意休は歌六、通人里暁は彌十郎、くわんぺら門兵衛は又五郎。白玉に児太郎、
福山かつぎに千之助。仁左衛門の助六は体力的にこれが最後かもしれないが、全体に若返った
「助六」で見応えがあった。芝居がはねてからいつものように「麹也」へ。昔鯖大好き人間なの
にナゼか〆鯖が大の苦手だった。でも今は旨いねぇ！なんて言って食べている自分がいるのだよ。
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１０月 ３日（水）晴れ 軽井沢は曇り
朝 家食 ツナと卵のサラダ、ブランパン、スンドウブチゲ、飲むヨーグルト、信州パープルぶど
う、シャインマスカット
昼のおやつ 「夢のまた夢」の「黒滋」、ロカボナッツ、お茶
今日もプレゼントを頂いた
私の誕生日である１０月１日は気温が３０度を超えた。１０月１日は都民の日でもあるし、更衣
の日でもあった。３０度超えちゃぁ、とても冬服なんかに変更できないわよねぇ。暑い間は寝て
いる間に汗をかくから、毎日パジャマや枕カバーまで洗濯している。午後から軽井沢に出かける
今日も早目に洗濯を始め乾いたものを取り込んでしまうのだよ。だから昼は食べずにおやつで済
ませる。「栗の玉手箱」で知られる「夢のまた夢」で作っている商品に「黒慈」がある。黒ニン
ニク、黒大豆、黒糖で出来た羊羹である。罪悪感の無い世界唯一のスィーツなのだそうよ。羊羹
なのにニンニク？って思う人もおられようが、ほぼニンニクの匂いはしない。甘さもほどほどだ。
夜 軽井沢・東急ＨＶＣ旧軽井沢「ＡＶＡＮＴ」（２人で）9720円匠コース（前菜各種、松茸の土
瓶蒸し＋1200円、お造り盛り合わせ、甘鯛の蕪蒸し、国産牛朴葉焼き、松茸五目おこわ、香の
物、赤出汁、フルーツゼリーのサバイヨンソース）、生ビール、麦焼酎「丸山」ボトル5860円
2人で2万9240円
軽井沢駅に到着したのは午後４時もだいぶ回ってから。今夜１泊は旧軽井沢アネックスに、明日か
ら新しく出来た東急ＨＶＣ軽井沢＆ＶＩＡＬＡに移る。チェックイン時にビックリすることがあっ
た。「あの先ほど同じ苗字の〇〇様がチェックインされましたが、ご家族ですか？」「ゲッ！長兄で
す」。確か長兄は１０月１日に泊まるとメールが来ていたのに変更したのだろうか。彼は本館に部
屋を取っていたが、こんな偶然もそうそう無いだろうから夕食を一緒にしようということになっ
た。そんなことで意図せず軽井沢で兄妹の晩餐となったのである。昨年１０月長野県諏訪市であ
った次兄兄嫁のお母さんのご葬儀で会って以来だからちょうど１年ぶり。兄は益々痩せ、妹は益
々太る。これまでいろんな病気をした兄だが現在は元気のようだ。松茸の土瓶蒸しも食べたのだ。
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１０月 ４日（木）軽井沢は曇り 寒い！
朝 軽井沢・東急ＨＶＣ旧軽井沢「彩」朝食ヴュッフェ2052円
昨夜もう１つ驚くことがあった。同じホテルに兄妹が同じ日に滞在していたという偶然で昨夜は一
緒に夕食を摂ったのだが、食事中に3人組の女性に声を掛けられた。あらら～、インスブルック滞
在で昨年ご一緒した皆さんだった。そう言えば、今年の夏ここに来た時も５月の中国の２つのアマ
ンの旅でご一緒した方にバッタリ会ったっけ。よくよくバッタリ人生だなぁと思うわけ。今日帰る
という兄を駅に送りがてら、11時チェックアウトして次のホテルに移動する。じゃ、元気でね～！
昼 軽井沢・東急ＨＶＣ軽井沢＆ＶＩＡＬＡ「ラウンジ」ハンバーガー1620円、セットドリンク
324円
夜 東急ＨＶＣ軽井沢＆ＶＩＡＬＡ「メゾンデフォレ」ラ・プルミエール1万2960円（カスター
ドとガレットの洋梨コンポート、松茸のフランと鮑のポワレ、肉厚椎茸とフォアグラのソテ
ーキノコとアーティチョークの温かいヴルテ、松茸のコンソメ、オマール海老のポワレカピ
ュシーヌ、お口直しのグラニテ、和牛ロースステーキ、デザートワゴンから洋梨タルト、チ
ョコレートムース、シャンパンゼリー､カットフルーツ、カモミールティ）、生ビール972円、
赤ワイン「カベルネ・ソーヴィニヨン」ハッピーキャニオンオブサンタバーバラBYスターレ
ーンヴィンヤード2013 １万2960円
センター棟１階には「ワインテラス」なんちゅうものもある
軽井沢や箱根、京都など同地区で宿泊先を移動する日はかなり面倒である。Ａホテルのチェックア
ウトは午前11時か10時（12時の宿も）、Ｂホテルのチェックインは少し早いところもあるが、ほ
ぼ午後3時。移動時間を除く数時間をどう過ごすか。これが問題。荷物をどこかに預けてぶらぶら
し、ランチを済ませてから荷物を取りに来て・・とかね。ある時私は気づいたのだ。レイトチェッ
クアウトあるいはアーリーチェックインすれば良いではないか。その分支払いは発生するが、気分
的にも随分楽になる。今日はアーリーの方で7月後半に東急ハーヴェストの一番新しいホテルとし
てオープンした東急ＨＶＣ軽井沢＆ＶＩＡＬＡに11時半チェックインした。このホテルムチャ広
い。私はＶＩＡＬＡ館の真ん中辺りの部屋だったが、ＨＶＣの一番遠い部屋（そのもっと遠いとこ
ろにペット同伴ルームが）だったら、食事するにも大浴場に行くにもちょっとした散歩となる。運
動にはなるけどタイヘンじゃぁ。サンドイッチかハンバーガーだったらランチを摂れると聞き、浅
間山を眺めながらハンバーガーランチ。憎々しいバーガーだった。大浴場の往復で運動もしたから、
ボリュームあるフレンチの夕食も旨い。今夜選んだ赤ワイン「カベルネ・ソーヴィニヨン」ハッピ
ーキャニオンオブサンタバーバラBYスターレーンヴィンヤード2013がすんごく旨い。偶然ソムリ
エが３名揃っている夜と聞いて半量プレゼント。高級食材の料理にマッチする素晴らしい赤だった。
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１０月 ５日（金）軽井沢は曇り 北海道胆振地方で震度５弱
朝 東急ＨＶＣ軽井沢＆ＶＩＡＬＡ「asama dining」朝食ヴュッフェ2052円
昼 ホテル客室にて ホームラン軒の信州みそラーメン、ロカボナッツ、お茶
売店で買った「信州みそホームラン軒」
朝食は２カ所で食べることが出来る。今朝は「asama dining」で朝食ヴュッフェ。カレーがあるし、
何より手造り豆腐が大きいままドーンと出ているのが嬉しい！おろし生姜たっぷりかけて食べる。
旨い！ただ蕎麦は全然だったけどね。昨日は薄っすら見えていた浅間山は雲に隠れて全く見えない。
ヴュッフェはついあれもこれもと皿に盛ってしまって食べ過ぎるのがイカンね。今日また北海道の
胆振地方で震度５の地震があったそうだ。北海道もあと１ヶ月もすると雪が降ったりするから心配。
夜 東急ＨＶＣ軽井沢＆ＶＩＡＬＡ「新樹」信州牛ときのこの鍋会席9720円（旬肴各種、お造り：
鮪・鯛・鰹・甘海老、太助大丸茄子田楽信州サーモン、信州牛ときのこ・松茸の鍋、雑炊、林
檎シャーベット、生ビール864円、麦焼酎「大雪あさぎ」4860円
今日もまた延々と歩いてスパ棟に行き、大浴場で温泉浸かってから隣のスパで90分エステ。もう
何年も月に一度恵比寿にあるアーユルベーダの施術を受けてリンパの流れを良くして貰っていた
のに、今年３月末、担当のベテランＳ戸さんがオーナーから誤解を受けて解雇されてしまった。
Ｓ戸さんがいなくなったサロンに行っても仕方ないと未だ回数券を使い切っていなかったのに私
も行くのを止めてしまった。以来、こうしてホテルに泊まった時などにリンパマッサージのよう
な施術を受けている。今日施術してくれた方はご夫婦でこのホテルにお勤めとか。珍しいよなぁ。
エステの後もう一度温泉入って延々歩いて客室へ。着替えてまた延々と歩いてスパ棟の１階にあ
る和食レストラン「新樹」へ。ふんとにここは歩いてばかりだよ。歩数は稼げるけどね、疲れる。
今夜予約したメニューは信州牛ときのこの鍋会席。これが大当たりで鍋の旨いこと。その上鍋後
の〆にお願いした雑炊も量たっぷり。雑炊好きとしては大満足の夕食だ。スタッフも感じ良いね。
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１０月 ６日（土）軽井沢も東京も晴れ 築地市場本日閉場 ８３年の歴史に幕
朝 東急ＨＶＣ軽井沢＆ＶＩＡＬＡ「新樹」焼き魚定食 2052円
今日は素晴らしい晴天だ。水曜日に軽井沢に来てから今日で４日目にして、初めて青空を見ること
が出来た。「何だよ、帰る日にぃ！」と呟いてみたが、いいじゃないか、こんな気持ちの良い天気
の中を移動できるのだから。そだね。今朝も延々と歩いて和食レストラン「新樹」で和朝食膳を頂
く。量もほどほどでよろしい。7月後半にオープンしたばかりだから、庭園の樹木についてスタッ
フに質問しても「初めて迎える秋ですので、どの木が早く色付くのかとか私どもも観察中でして
・」ハハ、まぁそうゆうことだわね。次に「初めての冬」と「初めての春」がやって来るのだなぁ。
昼 大丸東京「THE TOKYO PHOENIX」彩り野菜のつゆそば1728円、海老蒸し餃子540円、杏仁豆
腐756円
東京駅ランチは高い確率で中華料理
夜 家食 「升本」の隅田川弁当（浅利飯）、大根となめこ豆腐の味噌汁、シャインマスカットと
信州パープル
軽井沢は新幹線で1時間ちょっとの距離だ。こんなに短い移動時間で、素晴らしい自然の中に行く
ことが出来るのが素晴らしいよなぁ。帰りは東京駅大丸でのランチと地下街での食品買い物がお約
束。すべて済ませて帰宅したのが午後2時半。郵便物の整理を終えてから寝室に籠る。籠って仕分
けに勤しむ。捨てるモノ、残すモノ、それを更にクリーニングに出すモノ、夏モノ、秋冬モノに分
けてね。捨てるモノは７０㌔用ゴミ袋に１３個。たぶん500枚くらいのブラウスやセーターやズボ
ンやカットソーが袋に入ったと思う。そんなものと一緒に私は暮らしていたのだよ。5時かんもそ
んな作業をやっていたから疲れ果て、味噌汁を作って夕食を摂った。留守中に誕生日プレゼントが
もう一つ届いていた。嬉しいなぁ、毎年。今週のチコちゃんをゆっくり観て笑って和んだ。無酒日
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１０月 ７日（日）晴れ ３２度超えの真夏日！１０月なのに・・・
朝 家食 レタスとチキンのサラダ、ひきわり納豆、大根となめこ豆腐の味噌雑炊、シャインマス
カット、飲むヨーグルト
信州ぶどうもあと２回
昼のおやつ 「夢のまた夢」の「黒滋」、煎茶
昨日の寝室に続き、今日は旅行部屋に籠った。立ってままでの作業は膝に負担がかかるので椅子を
持ちこんでの作業だ。一つひとつ袋を開けているとこれまでに行った旅行の膨大な積み重ねがこの
部屋一杯に詰まっていることがよくわかった。この時は極寒の地に行ったんだな、蚊取り線香や虫
避け薬、痒み止めのこの袋を持って行ったのは東南アジアかな、アフリカかな・・。しかしそんな
のが１０も２０も出て来るのだから,笑ったり呆れたり。500ｍｌのウィスキーを帰りの飛行機で4
本買って来た袋がいったいいくつあったのだよ。リュックは10個以上も出て来たりで。いやはや。
夜 家食 塩麹のシャキシャキサラダ、赤鶏の唐揚げ、おでん、ひきわり納豆、ご飯、大根と油揚
げ豆腐の味噌汁
土日酒を飲まない週末
昨日チャイナ・オープンの準決勝で大坂なおみがセバストワに負けたが、今日は錦織圭君がジャパ
ン・オープン決勝でロシアのメドベージェフに敗れた。しかも我がアメフットチームも昨年優勝チ
ームにＦＧ１本差の敗戦。あぁ～、これでリーグ戦２敗になっちまった。とはいえ、強豪チームに
当ってしまうハンディはあるが、これから始まる決勝トーナメントで、これまで２敗した２チーム
に勝てば決勝に進出できる。準々決勝で戦うのは１点差で負けたチーム、それに勝てば今日３点差
で負けたチームだ。次は勝てば良いのだよ。勝ってね！お願い！普通の家庭のような夕食。無酒日
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【今週の振り返り】
今週の火曜日、歌舞伎座夜の部で最後は通称「助六」こと「助六曲輪初花桜」だった。大のご贔屓
の仁左衛門丈が助六を演じたのだから嬉しくて仕方がないのだが、芝居の途中途中であの8年前の
あの「助六」の記憶が波のように押し寄せて来て暫し考えごとに耽ってしまう。どうしても忘れら
れない舞台だったのだ。
8年前と言えば2010年（平成22年）。その４月30日に今の歌舞伎座の先代である四代目の歌舞伎
座は閉場を目前にした最後の公演を行った。16ヶ月もの長期に渡った「歌舞伎座さよなら公演」で、
発表直後は「そんなに長くやるんかい！」と誰しも呆れていたのだが、始まってしまえばアッとい
う間に時は経過し、とうとう最後の月、4月になってしまった。「御名残四月大歌舞伎」公演は３部
構成で、私は1部を１回、２部を２回、３部を３回観るようチケットを取った。その前の１５ヶ月
も豪華な顔ぶれの演目が組まれたのだが、この４月こそ「これを観なくちゃ終われない」という超
豪華絢爛な配役陣だった。
1部の最初は「御名残木挽闇争」。三津五郎、芝雀、時蔵、孝太郎などの中堅ベテランクラスと染五
郎（当時・現幸四郎）、菊之助、海老蔵などの若手をズラリと揃えた舞踊だった。次に「熊谷陣屋」。
直実に吉右衛門、相模に藤十郎、義経は梅玉、白豪弥陀六は富十郎。富十郎丈は既に80代だった。
全身全霊で直実を演じた吉右衛門の演技に嗚咽をもらしかねない大泣きをしたのだった。最後は中
村屋親子3人による「連獅子」。勘三郎も元気一杯で息子の勘太郎（当時・現勘九郎）と七之助を
従え力強く踊った。中村屋の家族愛を感じる派手な舞台に観客は大喜びだった。富十郎丈はこの翌
年6月81歳で幼い長男資之助を残して亡くなった。
2部は「寺子屋」から始まった。松王丸に幸四郎（当時・現白鸚）、妻千代に玉三郎、武部源蔵に
仁左衛門、その妻戸浪は勘三郎。仁左衛門は毎日武部源蔵を演じながら４度も涙を流した。私も
それを見て滝のような涙を流し続けた。仁左衛門と勘三郎は夫婦役だった。管秀才を演じた金太
郎（当時・現染五郎）は美しい中学生となって歌舞伎界のプリンスとタイヘンな人気者である。
「三人吉三巴白浪」。お嬢吉三に菊五郎、和尚吉三に團十郎、お坊吉三に吉右衛門という大御所
揃い。そして78歳で愛らしく舞った藤十郎の「藤娘」で終了した。
そして3部。「実録先代萩」の乳人浅岡に82歳の芝翫、松前鉄之助に息子の橋之助（当時・現芝
翫）、千代松を演じたのは孫の宣生（当時・現歌之助）という成駒屋３代による先代萩だった。歌
之助君も今は高校生だ。亀千代は仁左衛門の孫千之助。観る者が「将来が楽しみ！」と思わせる
千之助君だった。芝翫丈は翌年の3月83歳で亡くなった。霊柩車が工事中の歌舞伎座に立ち寄っ
た映像をよく覚えている。
最後の最後の舞台は「助六由縁江戸桜」だった。助六に團十郎（今月は仁左衛門 以下同）、揚巻
に玉三郎（七之助）、白酒売に菊五郎（勘九郎）、くわんべら門兵衛に仁左衛門（又五郎）、髭の意
休は左團次（歌六）、曽我満江は東蔵（玉三郎）、通人里暁に勘三郎（彌十郎）、福山かつぎに三津
五郎（千之助）、白玉に福助（児太郎）、朝顔仙平は歌六（巳之助）などでどちらも同じ役を演じ
たのは三浦屋女房を演じた秀太郎だけだ。芝居冒頭の口上は海老蔵が務めた。通人里暁を演じて
アドリブの嵐で場内を爆笑させた勘三郎は、花道を下りながら「・・今日がホントにホントの最
後。歌舞伎座のこの舞台が無くなってしまうと寂しくて切ないけどさ・・・でもね、新しい歌舞
伎座に期待しようじゃないですかぁ！ねぇ？」。と言った。涙がどっと流れた。しかし、３年後の
５代目歌舞伎座の舞台に勘三郎丈も助六の團十郎丈も帰って来なかった。三津五郎丈も開場から
２年もしないうちに世を去った。富十郎丈も芝翫丈も。そんなことを思い出しながら、今月の舞
台を観ていたのだ。
仁左衛門は「今回で最後」の覚悟で助六を演じたという。大役だから年齢的な限界を感じるのは
当然だろうが、今回は親しかった勘三郎丈への追善の気持ちが助六を演じさせたのだと思う。こ
の舞台公演の間、仁左衛門丈が文化功労者の栄誉に輝いたニュースは嬉しいことだった。
よっ！ニャか村屋！