パクパク日記19年1月1週

           あけおめ。ことよろ。大晦日石垣島から気温差21度の軽井沢へ

 

            

 

12月 31日(月)石垣島は曇ったり降ったり  東京と軽井沢は晴れ

 石垣島・ユサンディ 洋朝食セット

 

  

 ガシムネのヴィラとも今朝でお別れ

 

昼 ANA石垣=羽田 プレムアムクラス機内食(往路と同じ弁当だった😢

 

  

 

悪天候で十二分に楽しんだとは決して言えないが、それでも美味しいものを食べてそれなりの楽し

かった石垣島とは今日でお別れ。通い慣れたダイニング棟に朝食を摂りに行く。今日は順番からい

けば洋朝食だな。感心なことに卵料理も温かい料理、パンも一昨日とはしっかり替えてあった。さ

てパキッキング。私はそのまま軽井沢に向うので荷物は増やしたくない。部屋にプレゼントされた

パイナップルやパッションフルーツ、赤ワインなどは大S子さんがすべて持って行くことに。彼女

の万力ぶりが羨ましいぞ!10時半チェックアウトして空港へ。混雑する中行列して荷物を預けた。

地方空港だとプレミアムクラスの優先レーンなんて無いしね。プレミアムクラスの弁当は3日前の

往路と同じで、しかも冷たいからガッカリだ。それでも遅れずことなく離陸しただけでも有り難い

と思わなくちゃね。実は羽田空港から東京駅に向って北陸新幹線に乗るのだよ。

夜−1 軽井沢・万平ホテル「ダイニング」トマトサラダ1300円、フォアグラカナールのポワレ

温野菜添えマディラソース(小)3700円、オニオンチーズグラタンスープ1450円、パン、黒

毛和牛フィレ肉グリル温野菜添え(150g)山葵と共に1万1千円、生ビール(小)800円、赤

ワイン「シャトーフィジャック1級B2013」3万6千円 @6万4449円

 

  

 

定刻羽田空港着。ホッ。大晦日やっと取れた新幹線のグリーン席。飛行機の遅延で乗り遅れたらタ

イヘンと心配していたから、大S子さんに送って貰って東京駅に着いた時は超ホッ。逆に時間が余

ってしまったよ。ようやく軽井沢駅に降り立った時は寒さでブルッと来た。0度?石垣島は今日21

度だったから気温差21度!その上タクシーがなかなか来ないのよ。列に並んでいう人達は小刻みに

足踏みして寒さを凌いでいる。10時半に石垣島のホテルを出て7時間半後の午後6時に軽井沢万平

ホテルに到着した。「えっ!今日の夕食は6時予約しているの?」30分遅らせて貰って慌ただしく

客室へ。これが1番遠い碓井館の3階!はぁはぁ言いながらダイニングへ。途中山田総総支配人が

「夢子さん、今回もようこそ」と挨拶を受ける。佳き時代を彷彿さえるダイニングルームでは厚意

で人気のある窓側の席を確保して貰っていたが、そんな寒い席はご勘弁と1番内側のストーブの前

の席(笑)に変更して貰う。このホテルで年越しするのはもう十回以上になる。たいがいは同じよ

うな料理を食べて年越ししている。即ち、フォアグラ、オニオングラタンスープ、トマトサラダ、

信州牛のステーキを山葵で、それに生ビールと赤ワインね。今は医者に「プリン体のビールはアカ

ンよ」と止められているので、大晦日のオシルシ程度の少量にする代わりに赤ワイン「シャトーフ

ィジャック1級B2013」!うん、今回も充実した年越しディナーだった。食事が終わったらバーに

寄ることもなく部屋に帰る。午後9時頃から各客室に年越し蕎麦が配られるのだ。1人なのに2

で泊っている風情を出して2つ蕎麦を貰うことを毎回狙ってほぼ成功している。来た!へへ2つ貰

っちゃった。口が臭くなるので葱を丁寧に外した蕎麦を啜りながら紅白を観る。う〜ん、今年もこ

れで終わりだね。サザンの桑田さんとユーミンのツーショットなんて凄いじゃないか!最高だよ!

夜―2 軽井沢・万平ホテル客室にて 年越し蕎麦

 

               ___________

【これより2019年の始まり〜】

1月 1日(火)軽井沢は晴れ

朝 万平ホテル「熊魚菴」新年の和朝食膳(お屠蘇・おせち料理・お雑煮付き)3564

 

  

 10時から軽井沢万平ホテルは恒例の餅つき大会が始まる。搗き立てのお餅はお客にサービス

 

午前のお茶 万平ホテル「カフェテラス」豆乳抹茶オレ998

 

  

           長くバーとカフェテラスで活躍したO澤さんは独立された

 

昨日大晦日(もう昨年のことになるのね)の大移動でかなり疲れていたハズだが、今朝は早く目が

覚めた。せっかく早起きしたのなら、朝食1番乗り狙ってしまうか。やっぱり元旦は和食だ。それ

でもしっかり膝体操やメディカルグリップ儀式を済ませてから「熊魚菴」に向うと、また山田総支

配人にバッタリ。「新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします」今年最初に挨

拶したのはこの人だ。「熊魚菴」には1組のお客が待っていた。チェッ!2番か。元旦は和朝食膳

にお屠蘇、ミニおせち、お雑煮が付いてくる。子供の頃はパクパク食べていたが、大人になってか

ら餅は苦手になった。小さな丸餅を箸で小さく切って一口食べ「これで今年分のお餅終了」。1番

に食べ終わって店を出ると琴の生演奏が始まっていた。以前は2人だったが今は一人だ。小三の時

から私も8年ほど琴を習っていたこともあったなぁ。10時から餅つき大会が始まる。お餅は食べな

いが、見るのは大好き。真っ青な空をバックにキンと締まった冷気の中、もうもうと湯気を上げて

の餅つき大会の風情は素敵だ。ホテル前を経由する循環バスが来なくなったと聞いた。初詣は断念。

 万平ホテル「熊魚菴」天ぷら蕎麦(大盛り)(お屠蘇・付きだし付き)1800円+450円 

2673

 

  

   ナゼ元旦から大盛り!!

 

夜 万平ホテル「萬山楼」蒸し鶏の葱ソース2200円、コーンクリームスープ800円、白菜とキュウ

リの甘酢漬け1700円、北京ダッグ(2ヶ)3000円、麻婆豆腐1500円、白飯300円、生ビール

800円、麦焼酎「安心院蔵」3500円 計1万6395

 

  

 元旦から麻婆豆腐!

 

冬場は離れの「熊魚庵たん熊北店」がクローズしているが、それでも万平ホテルでランチを摂ると

なるといろいろ悩むことが出来る。先ずは「ダイニング」で洋食か「萬山楼」で中華か。う〜む、

どっちも魅力的。朝お茶した「カフェテラス」にも軽食メニューがある。朝食を食べた「熊魚菴」

には和食と蕎麦。ね、悩むでしょ?夕食は中華料理を予約しているし、ま、ここはローテーション

で日本蕎麦だな。天ぷら蕎麦お願いします、と言ってからつい「大盛りで」なんて。ほぼ自然に口

に出ちゃったというか。アハハ。スンマセン、元旦から。夜の中華はアラカルトにするから、そこ

で少な目に調整すれば良いよね、と自らを納得させた。中華料理好き人間だからコースも食べるし、

アラカルトにすることも多い。料理選びも慣れたものだが、たいていは同じようなものチョイスし

ているよね。これに料理をもう1品と言いたいところだが、そこはグッとガマンして麻婆豆腐とご

飯で打ち止め。麦焼酎の「安心院蔵」のボトルが3500円と安くてビックリ。比べるのも変だが、

昨夜の赤ワインの10分の1の値段だ。この前麻婆豆腐食べたのはいつだっけ?一昨日!去年だよ!             

___________

 

1月 2日(水)軽井沢は(夜半小雪)晴れ

朝 万平ホテル「ダイニング」アメリカンブレックファースト2800円、プレーンヨーグルト650

円 計4099

 

  

  

 話が弾んだ朝食だった

 

 万平ホテル「ダイニング」軽井沢産トウモロコシのクリームスープ クルトン添え1350円、和

牛のハンバーグステーキ目玉焼き載せデミグラスソース(ライス付き)3000円、アイスコーヒ

700円 計6000

 

  

 

寝ている時に何となく予感があって、朝カーテンをそっと開けてみると、外は一面の雪景色だった。

誰かがグラニュー糖をキレイに撒き散らしたように見える。この分なら直に融けるだろう。新潟県、

長野県と雪深い場所で子供時代を過ごしたが、夜何となく雪が降る音、いや空気を感じていた。し

かし、今も住んでおられる方には申し訳ないが、冬それほど寒くない東京に60年近く住んでしま

うともう厳しい寒さの中では暮らせない。覚悟が無いし。今朝は洋朝食。ここでもミニお節が付く

メニューが人気だが、私はもういいわ。お雑煮もお節も1度食べれば十分。隣のテーブルの男性お

二人から声を掛けられる。「夢子さん、ようやくご挨拶出来ました。大晦日ディナーの時お見かけ

したんですよ」「??」小澤さんが「BAR」にいらした頃、何度かお会いしてお喋りしたことがあっ

たと伺った。それは失礼しました。お二人も3年ぶりの万平ホテルの年末年始なのだとか。去年は

香港のペニンシュラ?私インターコンチにいましたよ、なんて楽しい会話。昨日悩んだランチ。今

日は迷わず「ダイニング」で洋食。天井が高く、ステンドグラスが美しいダイニングは素晴らしい!

夜 万平ホテル「熊魚菴」福コース9千円(祝肴:紅白膾といくら・紅白蒲鉾・海老扇寿し・鶏松

風・黒豆松葉串・松笠慈姑・叩き牛蒡、帆立真蒸の吸い物、お造り:鮪・鯛・烏賊、銀鱈の味

噌漬け焼き、新竹の子・近江蕪・菜の花・鰊昆布巻の炊き合わせ、里芋饅頭、鯛と小豆ご飯、

赤出汁、四種盛り漬物、林檎のコンポートと苺キウイ)、生ビール小800円、麦焼酎「安心院

蔵」(昨夜の残り)、麦焼酎「丸山」ダブルロック1400円 計1万3036

 

  

 胃腸の負担が軽い

 

朝の雪は融けた。しかし、この寒い中出かける気にはならない。旧軽銀座を経由して峠までの循環

バスがあれば乗るのだが、わざわざタクシー呼んで行きたいところも無いし。広い部屋で本を読ん

でいたが、テレビをつけると「さんまのまんま」をやっていた。わぉ!山田孝之が出ている!カメ

レオン俳優なんて言われるが、彼が出るCМも楽しい。でも妻子アリってのが想像出来ないけどね。

万平ホテル最後の夕食は「熊魚菴」で福コース。この1週間で一番胃腸の負担が少ない夕食だった。

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1月 3日(木)軽井沢も東京も晴れ       熊本県で震度6弱の地震

朝 万平ホテル「熊魚菴」和朝食膳 3326

 

  

 おかず一杯の和朝食膳

 

昼 東京駅「THE TOKYO PHOENIX」コーンスープ648円、春巻648円、大海老と

野菜入り焼きそば1944

 

  

         今日も軽井沢は晴天! 軽井沢駅からスキーを楽しむ様子が見てとれる

 

3泊した万平ホテルを今日チェックアウトする。1228日から石垣島で3泊して連続で軽井沢に

来たから今日1週間ぶりに家に帰ることになる。東京駅隣の大丸で食料品など買い出しするだろう

から、キャリーバッグは宅配便で送る。お世話になりました、またね。軽井沢駅から南口の方を眺

めるとスキーを楽しむ風景がよく見える。私も3歳の時から長いことスキーをやっていたが、それ

でも止めてからまた長い月日が経過した。あれだけやれば、もういいや。新幹線で東京駅。帰省客

や旅行先から帰って来た人達でまたもやごった返していた。大丸のレストラン街もどこも行列だ。

ここではほぼ「THE TOKYO PHOENIX」に行く。コーンスープと春巻と大海老と野菜

入り焼きそば。5日間で4回目のコーンスープ。どんだけ好きなのよ!春巻は余計だったかもなぁ。

夜 家食「升本」の隅田川弁当(浅利ご飯)、柚子のサッパリサラダ、大根とエノキ茸と豆腐味噌汁、

飲むヨーグルト、お茶

 

  

 

1週間ぶりの我が家。年賀状がドッサリ来ていた。1週間人けが無かったせいもあってマンション

の部屋はどこも冷え切っている。リビングや書斎はエアコンで温まるまで暫く時間がかかった。こ

の1週間、ボリュームたっぷりの食事を摂り続けたので、今週の残りの日々は質素な家食+無酒

日とする予定である。今夜は味噌汁を作っただけでお馴染みの「升本」の隅田川弁当と柚子のサッ

パリサラダ。全部食べていた時代もあったが、この弁当の浅利ご飯は半分食べるのがやっと。美味

しいけど残した。パンダも可愛いが、レッサーパンダの方が可愛いと思う。立ち姿で大人気者にな

った千葉市動物公園の風太君も既に15歳。人間なら70歳をゆうに超えているが、今も元気だって。

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1月 4日(金)晴れ

朝 家食 大根とエノキ茸と豆腐味噌雑炊、柚子のサッパリサラダ、飲むヨーグルト

 

  

 

昼の軽食 家食「Asahi」のおどろきの麺0、ロカボナッツ、トマト梅、紅マドンナ、バナナ

 

  

 

久しぶりの我が家の朝食。大根とエノキ茸と豆腐味噌雑炊が実に旨い。昨日大丸の食品売り場で買

って来た高い豆腐の勝利だ。それに軽井沢で買って来た「八幡屋磯五郎」の七味胡麻をたっぷりか

ければ更に旨し。午前中中K子さんから紅マドンナとでこぽんが届いた。先月大垣のタカミちゃん

からも送って貰ったが、紅マドンナ美味しくて大好き。高級品だ。中K子さんお馳走さまです。ご

主人のみっちゃん、先日自損事故でタイマイ失しなってしょげていると聞いたが、元気出してねー!

夜 家食 小海老フライ、アボガドチキンサラダ、餃子、ひきわり納豆、ご飯+発芽米、大根とシ

メジ豆腐の味噌汁、紅マドンナ 

 

 

2日の昼頃、軽井沢にいる時京都の人気洋食屋の予約をした。正月は元旦だけお休み頂いて2日か

ら営業します、と言っていたのは本当だった。いつも大賑わいでお店の人も疲れているだろうに凄

いなぁ。で、今日は朝9時半前に待機して京都鷹峯のホテルの予約を取る。ヤッター!4部屋抑え

たぞ!自分の分ならダメでも代案で何とかするのだが、人の分になると責任重大でね。この3ヶ月

の懸案事項だったからホッとした。夕食はご飯を炊き、味噌汁も作る。でも豆腐は高いものじゃな

いからそれほど美味しくならない。ご飯は2合+発芽米を炊けば、7回分になる。小食か?無酒日

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1月 5日(土)晴れ

朝 家食 柚子のサッパリサラダ、玉子焼き、大根とシメジ豆腐の味噌雑炊、でこぽん、飲むヨー

グルト

 

 

昼 新宿・伊勢丹「茶屋 青柳」天ぷらご膳(小鉢・香の物・ご飯付き)3500

 

  

 

昨夜はバタバタしていて、待ちかねたハズのチコちゃんをしっかり観る余裕が無かった。改めて今

朝ジックリと。さすが正月だからゲストは阿部サダヲ、綾瀬はるか、生田斗真の3人と豪華やね〜

って感じだが、まぁ今バンバンにやっているNHK大河ドラマ「いだてん」の番宣だわなぁ。昨今

のNHK番宣は凄まじい。やっぱりここは三津谷寛治ゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラスディレクターの仕

切りだろうか。それはともかくチコちゃんの問題の一つ「食べ終わってからナンデご馳走さまって

何で言うの」は私、昔から知っとるよ。常識だと思っていたのにだーれも知らんのよ、そのことに

ビックリ!薬が切れたので近所の医院まで行く。新年からやっていてくれて助かる。薬を貰ったら、

そのまま新宿の伊勢丹へ。あちこちに送るものがあるのだ。その前に腹ゴシラエ。入りたい店の前

には長い長い行列。長い時間待たねばならない。そんな中行列が無い店は2店。その一つが「茶屋 

青柳」だった。いつかもその理由で一度入ったことがある。麻布台や徳島に店を持つ小山裕久氏が

率いる老舗なのだが、ここは高いだけで美味しいと思ったことが無い。ムダに使った3500円。マフ

ラー売り場、和菓子売り場、ワイン売り場で贈り物を済ませ、最後に食品売り場で買い物して帰宅。

夜 家食「下鴨茶寮」のお弁当、「RF1」の京都湯葉とちりめん山椒サラダ、柚子のサッパリサ

ラダ、玉葱・じゃが芋・豆腐の味噌汁、でこぽん

 

  

 

毎晩頂いた年賀状を読んでいる。もう50歳・・、もう60歳・・、初孫が・・、末っ子が社会人

に・・なんて言葉で後輩達もどんどん年を取っているんだなぁと実感する。私の頭の中で彼、彼女

達は20代、30代の若さなんだけどね。そして「これをもって年賀状を終了します」と書いて来た

人も何人かいらした。私はとっくに年賀状を止めているが、それは住所のリストとか宛名書きシス

テムが原因で、年賀状を寒中見舞いに転化したに過ぎないのだが。確かに出すのは面倒臭いのに貰

うのは嬉しい。一年でたった一度賀状のやり取りだけで何とか繋がっている人間関係をぷつッと切

ってしまってよいものかと悩むんだわね。その点、年賀状(喪中ハガキ含む)を頂いた方だけに寒

中見舞いを出すという現在の私の方式はテキトーかなぁ、と。でも全員がこの方式を採用すると困

るけど(笑)。家食+無酒日今日で3日連続。小山薫堂さんが社長になった「下鴨茶寮」のお弁当。

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1月 6日(日)曇り 午前中部分日食(見なかったけど・・)

朝 家食 玉葱・じゃが芋・豆腐の味噌雑炊、京都湯葉とちりめん山椒サラダ、玉子焼き、紅マ

ドンナ、飲むヨーグルト

 

  

 

昼のおやつ 「叶匠寿庵」の一壺天、みかん梅、ロカボナッツ、ロカボクッキー、煎茶

 

  

 15年間ありがとね、バイバイお風呂

 

夜 無し!!!!!

今日読んだ年賀状の一枚にショックを受けた。あの「天ぷら荘司」が大晦日で閉店したという知ら

せだった。え〜〜!!全然知らなかったぁ。ランチが大好きだったオジョーや何年かおせちをお願

いしていたA先生夫妻にも早速お知らせした。オジョーは「客にとってあれほどコスパが良いラン

チは無かったのに」と悔しがった。思えば、早稲田にあった「松下」から独立したご夫婦の店で、

開店当時から通った店だ。アメフトチームの選手達を招いて貸し切りで宴会やったことも何度か。

いろんな人達と会食もした。待ち侘びたお子さんが生まれたのは良かったが、ある時からあろうこ

とか小麦と卵のアレルギーになってしまい「天ぷら屋の息子なのに・・」と荘司ご夫妻は大いに困

った。思えばこのところお昼も夜もご無沙汰していた。それで「残念」と言っては申し訳ないか。

再度の開店を切に願う。明日から浴室の工事が始まる。14年半お世話になった浴槽や浴室にお礼

を言いがてら最後の入浴をしようとパクパク日記の更新を終えてから入ったのが午後9時。ありが

とねー、明日撤去されちゃうけど浴槽掃除するね、なんてやっていたら午後10時近い。これから

夕食?抜くか。私としたことが何ということでしょう。結果的に新年早々4日連続無酒日だって😢

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【昨年の振り返り】

っとその前に、私の年末年始を振り返ってみた。

両親が亡くなってから20年近く一人で過ごしていた年末年始だったが、カタカナ会社からひらが

な会社に移った2004年を迎える年末年始から軽井沢万平ホテルで過ごすようになった。以来

2011年まで8年連続大晦日から1月2日までを軽井沢に滞在するようになった。たいした用意

でも無かったが、おせちを予約したり、大晦日の年越し料理や年越し蕎麦、越後雑煮などを作る必

要もなく、当然食べるものはすべてホテルにおまかせなんだよ。凄い楽ちんじゃん!と感動しまく

り。「こりゃ止められんな」。しかし、2012年はどうしても101ビルから打ち上げられるカウン

トダウン仕掛け花火を見たい一心で軽井沢を取りやめて台北に行ったのだが、宿泊したホテルの屋

上からの花火は結構遠く一眼レフ+望遠レンズでも撮影は難しい。あぁダメだぁなんて焦っている

うちに202秒の花火ショーはアッという間に終わってしまったのだよ。翌年から2年は反省して

軽井沢正月に戻った。ところが2015年はパリに浮気、それが祟ったのかフランスでギックリ腰

になって、エッフェル塔を見上げるカウントダウンもイタタ、イタタで涙の記憶。翌2016年は

軽井沢に戻ったものの、2017年はホテルの耐震工事で休業となってウィーンへ、翌2018年

も香港マカオで浮かれておった。そして今回3年ぶりの軽井沢に戻って来たというわけ。石垣島か

ら東京経由でね(笑)。通算すると12回目の軽井沢年末年始となった。

 

さて、2018を振り返る。

旅は都内ホテルを含めて41回、総旅日数は225日だった。京都に住まいを設けてからは海外旅

行の回数はグンと減らしたので8回だけだった。アジア2回、ヨーロッパ6回。フランス2回、ド

イツ2回、オーストリアとイタリア2回。行き先もほぼ固定化していて、海外で初めて行った都市

はミュンヘンとリヨンだけ。「未だ見ぬ国が私を待っている」と勝手に思い込んで、5大陸のいろ

んな国、地域に元気一杯出かけて行った頃とは大違いだ。それって国の名前なの?なんて言われな

がらも辺境(って言っていいのか)の地に行くことを恐れなかったのになぁ。しかも海外6回のう

ち4回は一つのホテルだけの滞在型である。如何に歩かなくなったか、周遊型が苦手になったかが

如実に表れている。もう一つ気が付くのは乗り継ぎ便を除けば、6回すべて全日空便を利用した。

そうゆうツァーを探したのか。NО!そんなツァーはあまりない。つまり、ツァーはJALだのフ

ィンランド航空などを使って組んでいても、私だけ「ANAで行きますんで」と別便にて一人で行

くのである。そんなことが4回もあった。乗りたくない飛行機を決め付けるんだから加齢と共にワ

ガママ化が進んでいますなぁ。でも一人で行くんだからシッカリしなくちゃと婆さんの気張りもあ

るから、それは良いかも。

 

当然のように国内の旅先の固定化も顕著であるよ。行き先は16都道府県だった。京都7回は無視

すると軽井沢には4回も行っている。夏2回、秋1回、年末。大分(由布院など)は3回。2回行

ったのは沖縄(石垣島含む)、福岡(福岡)、大阪、名古屋、静岡(熱海)、神奈川(箱根)、北海道

(札幌と函館)。一度行ったのは和歌山、三重、広島、岡山、秋田。固定化はしているけど、同年

代の人に比べれば「どんだけ行くのよ」って感じかもね。あそこも行きたい、ここの行きたいと思

っていた頃は、時刻表片手に「私だけの旅」を練ることが大好きで、そこから旅は始まっていた。

バスや船の時刻も調べ、宿を探し、ランチを摂る店も探した。あの頃は一休のような宿ネットどこ

ろかインターネット自体が無かったから、探し方も原始的ではあったが。膝を痛めてから、移動手

段は飛行機、新幹線、タクシーにほぼ限っているし、布団では寝られないため畳敷しかない宿は避

けているから、行き先が狭まっていくのは仕方ないことだ。

 

エンターテインメント。

歌舞伎は前年より3回減って30回。建て替え工事をしていた名古屋御園座と耐震工事で3年程休

館していた京都南座が年内に再開業したので、歌舞伎座の他に新橋演舞場、大阪松竹座、博多の博

多座と歌舞伎ファンは全国に飛ばざるを得ず大忙しなのであった。この年の歌舞伎は何と言っても

高麗屋3代同時襲名披露。襲名後の白鷗が大の苦手で幸四郎はかなり好き、染五郎はこれからが楽

しみという私だから、観たくないやら観たいやらで大いに悩んだのだが、結局こんぴら金丸座を除

く全国の劇場で9回も襲名披露公演を観てしまったのである。高麗屋にずい分使わされちゃったよ。

前年秋の「ワンピース」公演中大怪我を負った猿之助が正月「寺子屋」の涎くり与太郎役で復帰し

て喝采を浴び、4月には大阪松竹座で「ワンピース」の主役を堂々と演じてファンを安堵させた。

7回観た演劇で印象に残るのは三谷幸喜作「酒と涙とジキルとハイド」、と松尾スズキ作「ニンゲ

ン御破算」の2作品。[酒と涙・・]では愛之助や藤井隆に混じって堂々女優として演じた優香に

驚いた。阿部サダオや多部未華子、荒川良々などの熱演と岡田将生の美しさに酔いしれた。コンサ

ート、オペラ、バレエには7回。3月ドイツのバーデンバーデンで開催されるベルリンフィルのイ

ースター音楽祭は行くのは3回目だった。長年主席指揮者だったサイモン・ラトルさんの最後のイ

ースター音楽祭だった。3夜連続で行ったコンサート最終日の最後の曲目がベートーヴェンの交響

曲7番。「のだめ」で大ブレークした「ベト七」だった。ラトルさんの指揮と熱のこもったベルリ

ンフィルの演奏に涙が止まらなかった。ありがとう!ラトルさん。もう一つ、忘れられないのはパ

リ・ガルニエオペラ座で観たバレエ「オネーギン」は素晴らしい舞台だった。

 

この次は読書について触れるハズなのだが、昨年と同様全然ダメなんである。目は益々しょぼしょ

ぼするし、本屋に行く機会がガクッと減ったし、断捨離で「いつか読もう」と思った本までほぼ捨

ててしまったし、旅に行くと午後9時頃コロっと寝てしまうしで。ま、全部言い訳ですわ。ハハハ。

そんなことで読んだ僅かな本の中から印象的な2作品だけ挙げるとすると、馬場マコト「朱の記憶

亀倉雄策」(日経BP)と久世光彦「簫々館日録」(中公文庫)。これでお許し下され。

 

まぁ例年のごとくいろいろ振り返ったが、私の2018年は何と言っても我が家の「大断捨離」、そ

して「大谷翔平」と「チコちゃん」だった。圧倒的にね。それに藤井聡太七段も!

さて、2019年はどんな年になるのかなぁ。楽しみ!

 

              猫年はいつ来るニョかニャ

 

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