パクパク日記19年1月3週

               京都で美味しい毎日。やっぱり横綱稀勢の里が引退した

 

         京都・栖園  琥珀流し(白味噌)

 

1月14日(月・成人の日の祝日)京都は晴れ  市川海老蔵来年5月13代團十郎襲名を発表

朝 京都家食「悠々」の鯖寿司、筑前煮、大根とエノキ茸豆腐の味噌汁、飲むヨーグルト

 

  

   「悠々」の鯖寿司で朝食

 

昼のおやつ 甲陽園「ツマガリ」のクッキーとクッサン・ド・リヨン、煎茶

 

  

 

昨夜「悠々」から京都の自宅に帰る。留守していた40日の間に家の中はすっかり冷え込んでいた。

寝具も真冬用に替えねばならず、そんな作業をしているうちに酔いも醒めてしまった。昨夜未だ開

いていた「八百一本館」で味噌汁の具材を買って来たので、今朝は「悠々」でオミヤにして貰った

鯖鮨と味噌汁で朝食とした。旨いじゃないか。ざっと部屋の掃除をしてからパソコンに向かう。た

っぷり朝ご飯を食べたから、お昼は抜いておやつにしよう。先日オジョーから貰った「ツマガリ」

のクッキー。「現代の名工」に選ばれた津曲さんの超人気店なのだそうだ。緑色のクッサン・ド・リ

ヨンは12月行ったフランスリヨンの名物菓子でガナッシュを緑色のマジパンでくるんだもの。ク

ッサンとはクッションのことだ。かつてリヨンを救ったマリア様へ捧げ物を敷いた緑のクッション。

そうそう、今日は成人式の祝日。晴れて良かった。キョウコの娘ユリちゃんも成人式を迎えたね。

クロイワの次女アミちゃんも成人になったが、アメリカのコーネル大学に行っているから欠席だ。

夜 京都・竹屋町通室町「実伶」お通し:黒豆・サンド豆・海老の白和え、実伶風ポテトサラダ大

盛り、芹お浸し、冬もろこ焼き、ふぐの白子焼き、このわた茶碗蒸し、ハマグリ真丈椀物、お

替りポテトサラダ、柿なます、牡蠣フライと海老芋揚げ、毛蟹雑炊、香の物、生ビール小、麦

焼酎ダブル六4杯 @24700

 

 〆は蟹味噌付きの毛蟹雑炊どす

 

それまでパソコンを叩きながら観ていた大相撲初場所。栃ノ心が今日も負けたところで家を出た。い

ずれ横綱になるかもと思っていたが、怪我が響いている。「実伶」に着いてネットで確認すると稀勢の

里は2敗😢。う〜む、厳しいなぁ。その上豪栄道も高安も横綱の鶴竜も負けている。大関3人揃って

2連敗だ。それはともかく、今夜の「実伶」。手書きのお品書きには超魅力的な料理がずら〜っと並ん

でいて、目が泳いじゃうよ。東海林さだおの「あれも喰いたい、これも食べたい」状態だ。迷いに迷

って、お替りも含め11品も頼んでしまったが。ハハハ。実伶風ポテトサラダは安定した美味しさで毎

回お替り。モロコも大好物だからメニューにあれば必ず注文する。白子の会なんてやっているぐらいだ

から、白子には目が無いが、大きくてもたった一つって寂しいぞ!このわた茶碗蒸しも実に旨いし、柿

なますもサッパリしていていいね。毛蟹雑炊には蟹味噌が別について得した気分。隣席女史大声で煩い。

                 _____________

 

1月 15日(火)京都は曇り 午後雨夕刻上る

朝 京都家食 豚の棒フィレカツ、茹で卵、チキンサラダ、ブランパン、大根とエノキ茸豆腐の味

噌汁、飲むヨーグルト

 

  

 味噌汁好き!

 

昼 京都家食 菜の花の胡麻和え、大根とエノキ茸豆腐の味噌雑炊、デコポン

 

  

   デコポンも旨い!

 

京都に来ると、突然「働き者ユメコ」に変身する。東京にいる時は、心もカラダもグダグダしてい

てちっとも働かない。怠け心満載ユメコなのである。今日も今日とて朝食を作り、片付け、洗濯し、

そこいらを片付け、パソコンに向かい、昼食までこさえて。ふふふ、どんなもんだい。私だって環

境が違えば、こうなるってことかな。でも、本心を言えば「いつまで続くやら・・」。雑炊も旨い!

夜 京都・木屋町三条「京都ネーゼ」イタリア産生ハムと水牛モッツァレラチーズ1380円、三重白

石湖産牡蠣のグラタン1800円、アワビのアンチョビバター2000円、タレッジョチーズのソティ

800円、牛肉のラグー手打ちパスタ(ハーフ)、チーズのリゾット(ハーフ)、生ビール(ハーフ)、

赤ワイン「SILENUS」2014(ナパバレー)、麦焼酎ダブルロック @2万1400

 

  

 

6時に予約した「京都ネーゼ」の席に案内されてから、大相撲をチェック。今日も稀勢の里は負け、

3連敗となった。オーナーシェフの森さん「もう無理とちゃいます?」。そうねぇ、いよいよかなぁ。

長年2番手を務めていたK原さんが、京都駅近くにオープンするホテルに移られ、代わりに女性ス

タッフが加わっていた。私が座る席は森さんの立ち位置の真ん前。いつもいろんなお喋りをするの

も楽しみの一つだ。3ヶ月前フィレンツェでスープストックの「STAR」をどっさり買って来た

話をすると、イタリアのレストランで働いていた森さん、「あぁ懐かしいなぁ、「STAR」。イタリ

アの殆どの店であれ使ってますよ」。ゲェッ!そんなぁ、安い店だけでしょ。「いえ、☆がある店も

使ってます。だって手間暇かけて作るのと同じ味になりますから誰だって使うでしょ」。いや〜、そ

れはビックリだぁ。京都にも持って来てますけど欲しいですか?「自宅で使おうかな、懐かしいし」。

              _____________

 

1月 16日(水)京都は晴れ    横綱稀勢の里引退表明 在位12場所

朝 京都家食 茹で卵、チーズ、トマト、ブランパン、生姜と野菜のスープ、でこぽん

 

  

  

             16日になってしまったが、六角堂頂法寺に初詣    

昼 京都・京都文化博物館「有喜屋」牡蠣天ぷらと湯葉の餡かけ蕎麦セット(かやくご飯、胡麻豆

腐、切り干し大根、漬け物)1728

 

  

         御所八幡宮にもお参りしておこう             引退を表明した横綱稀勢の里の記者会見

 

昨年はついに初詣に行かないうちに暮れてしまった。でも、特段悪いことが身にふりかかることも

なくほぼ安穏に過ごした。しかし、今年はしようと思っていた。初詣って何日までにすればいいだ

べか。ちょっとググってみたら、1月3日までに済ませたいが、遅くなっても15日までに済ませ

ましょう、とか書いてあった。あちゃ、15日は昨日だった。でもいいよね、1日遅れても行かな

いより。初詣はお寺でも神社でもどっちで良いらしい。じゃ、すぐそこの六角堂頂法寺に初詣しよ

う。ついでに、いろいろ寄って来よう。今日の道順。初詣@(六角堂頂法寺)→中京郵便局(京都

ネーゼへのプレゼント郵送→ランチ、初詣A(御所八幡宮)→「ローソン」でブランパン仕入れ→

八百一本館で買い物→「The Bread」でお茶→帰宅。「有喜屋」でたいして美味しく無い牡蠣天ぷ

らと湯葉の餡かけ蕎麦セットを食べ終え、支払いを終えて店を出ようとしたら「これお客さんのお

忘れモノでは?」とお店の人が手に持っているのは、丸々太った私の豚財布だった。いや〜、くわ

ばらくわばら、とんだボケバーさんぶりを発揮。お寺だけでなく、初詣神社にも行っとくか。一番

近いのは御所八幡宮。この後「ローソン」に行くと、ブランパンがどっさり。持って行ったリュッ

ク大いに役に立った。横綱稀勢の里が引退を表明し、記者会見を開いた。涙、涙の引退会見だった。

夜 京都・堀川通五条下ル「西洋酒楼 六堀」六堀洋食ディナーコース全9皿6500円(一口蕪ポタ

ージュスープ、バゲット、鰤のカルパッチョ、京都若様鶏のたたき生雲丹添え、いろいろ野菜

のバーニャカウダー、名物マカロニサラダとポテトサラダ、海老フライと帆立フライ、ハンバ

ーグステーキ、一口カレー、ガトーショコラ)、白グラスワイン(甲州)1100円、赤ワインボト

ル「グレネリーレッド」(南ア)6200円 @1万4904円 

 

  

 大満足のコースどす

 

久々に京都の新規店開拓。京都は和食だけでなく、イタリアン、ステーキ、甘味処、中華、パン

屋、コーヒー店など美味しい店満載なのだが、洋食もその一つ。私が好きな「プチレストラン内

藤」、「洋食おがた」、「グリルフレンチ」や「グリル小宝」とかね。で、今夜攻める(?)のはそ

の洋食の店である。場所の堀川通五条下ルってどこだ。行ってみれば、西本願寺さんの斜め前で、

全面ガラス張りの超モダンな造りの「西洋酒楼 六堀」だった。1階の席に通されたが、外を見

渡せるということは外からも見られるということだな、2階にして貰おう。2階の奥まった席に

通されて落ち着いた。アラカルトもあるが、六堀洋食ディナーコース全9皿6500円ってのする

か。やさしい味の蕪のポタージュで始まったコースはあれもこれもの欲張りにはピッタリ。一つ

ひとつが丁寧に作られどれも美味しい。スタッフの感じも良くまた来たいなと思わせる店だった。

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1月 17日(木)京都は晴れ    阪神・淡路大震災から今日で24年

朝 京都家食 レタスサラダ、トマト、メンチカツ、ブランパン、コーンと卵のスープ、飲むヨ

ーグルト、でこぽん

 

  

 

昼 京都・東洞院六角「三条尾張屋」親子とじ蕎麦(大盛り)850円+200

 

  

 

1995年(平成7年)546分、あの阪神・淡路大震災が起こった。あらから24年が経った。その

朝テレビで中継を観た時、鳥肌が立ったことをよく覚えている。倒壊して千切れた高速道路で落下

寸前の高速バス、ペシャンコになった神社、あちこちから火災の煙が上がる神戸の街・・。6434

の方々が亡くなった悲惨な震災だった。身近な人達も被災し、後日陶器をどっさり荷造りしてお送

りしたこともあった。あんなことはあれきりにして欲しいと思っていたが、その後東日本大震災が

起き、熊本大分地震もあった。そして昨年は北海道。地震国であることは承知しているが、どうか

このくらいで勘弁して欲しいぞ。全豪オープンが始まっている。錦織圭選手と大坂なおみ選手が順

調に勝ち上がっている。楽しみ!「三条尾張屋」で「親子とじ蕎麦下さい」と注文し、つい「大盛

りで」。どうして大盛りなんか頼むのよ!・・わかんない・・。食べても食べても蕎麦が減らない😢

午後のおやつ 京都・高倉六角「栖園」琥珀流し(1月白味噌)

 

 

          久しぶりの「栖園」で琥珀流し。1月の蜜は白味噌だった

 

夜 京都家食 夢子カレー(完熟トマトと鰯の激辛カレー)、納豆、茹で卵、紅生姜、らっきょ、大

根と油揚げの炊いたん、大根とエノキ茸豆腐の味噌汁、でこぽん

 

  

   肝臓はん、お休みどす

 

来週海外に行くのだが、そのお土産を買いに「大極殿本舗」へ。この店の奥には甘味処の「栖園」

があって、甘い物苦手な私でも琥珀流しは大好き。大きめで緩い感じの寒天が毎月変わる蜜の味

で楽しめる。1月は白味噌蜜でぷるぷるして寒天がトロンと口の中に吸い込まれて行く。旨い!

ずっとお酒じゃぶじゃぶの外食が続いていたので今夜は家食にした。夢子カレーだよん。無酒日

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1月 18日(金)京都は晴れ

朝 京都家食 サラダ、人参の胡麻和え、大根とエノキ茸豆腐の味噌雑炊、飲むヨーグルト

 

  

 

昼 京都家食 糖質ゼロ麺のじゃこ天卵うどん、ほうれん草胡麻和え、でこぽん

 

  

 

夕方のお茶 京都祇園「農園」アイスコーヒー500

 

         御即位30年御成婚60年を寿ぐ島屋らしい展示だった

      四条大橋から見た南座。長い工事が終わって元の姿に         あちらに舞妓さん。同伴どすか?  

 

午後遅く四条河原町に行く。角のビルの4階5階に好きな本屋があるのだ。東京では毎月アーユル

ベーダに通うついでに恵比寿アトレの書店で本を買っていたのだが、通うことを止めてから本屋に

はご無沙汰勝ちになっている。エスカレターに乗る前にビルの案内をチラとみると、異変を感じた。

4階5階が空欄になっている!ってことは・・・退去したらしい。う〜む、残念だ。仕方なく「

島屋」の書店コーナーに行ったが、ここでは探している本があるハズもなく文庫本の新刊を2冊買

って終了。ついでだからと、いつも行く洋服屋を覗いてみたが担当者は昼休み中だった。あの本は

今度京都に来た時「丸善」で探そう。祇園まで歩き、ちょっと時間があるので「農園」。煙草臭い!

夜 京都祇園南側「いふき」2万円お任せコース(5つの小皿:うるめいわし分葱ヌタ添えカラス

ミ・カダイフで包んだ白魚・山葵パウダーをかけたたいらぎ空豆・蓮根酢の物と蕗を敷いた琵

琶湖のもろこ・穴子のたれ焼き茗荷と菜の花、山口のふぐたたき白子がけ、三陸鮪の大トロ炙

りと中トロ、鯛と鮑と餅入り吸い物、たっぷり松葉蟹と蟹味噌鮨、ふぐ蒸し物ふぐうぐいすと

白子添え、(宮城の「香り豆」から作った久在屋の地豆腐  お客さんの差し入れ)、きんきの

焼き物 朧昆布添え、スッポン塩焼きとタレ焼き、とろろがけ手打ち蕎麦、牡蠣フライとふぐ

雑炊、ポンカンゼリー大阪能勢の雫苺、最中)、白ワイン(イタリア)、麦焼酎「中々」ダブル

ロック4杯 @28760

 

  

 

祇園花見小路南側。人気スィーツ店の角を曲がって暫くすると右側に「いふき」がある。靴を脱い

で部屋に入ると、この日一番客だった。笑顔で迎えてくれたご主人「どこでもお好きな席へどーぞ」。

座ると足元にも暖房が入っていて暖かい。この店は定着率が極めて高いようで、何人もいるお弟子

さん達の顔ぶれはいつも一緒。殆どの方のお顔を覚えてしまった程だ。働き甲斐があって居心地が

良いのだろう。いつ来ても料理のブレは無いし、毎回どんなものを食べられるか楽しみ。可愛い魚

の皿で供されたふぐのタタキにはポン酢と溶いた白子が掛けてある。松葉蟹の蟹味噌と酢飯を和え

その上にドッサリ焼き松葉蟹を載せるなんて贅沢で芸コマな一品も。あぁ〜旨いぞ。そんな時、お

客さんが持ち込まれた久在屋さんの地豆腐のオコボレを頂戴し、塩をちょっとつけて食べてみると。

何て美味しんだ!宮城県の「香り豆」から作った地豆腐だそうで、お二人は豆屋さんとお豆腐の久

在屋さんだった。2種選ぶメインはキンキとスッポンを選択。他にはグジ、のど黒、和牛、鴨もあ

った。食事も選べるが、いつだったか隣に座られた男性が「せっかくですから、全部頂きます」と

言ったのにはタマゲタものだ。今夜私は牡蠣フライとふぐ雑炊をお願いした。今夜も大満足感!!

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1月 19日(土)京都も東京も晴れ

朝 家食 レタスとトマト卵スープ、茹で卵、チーズ、ブランパン、デコポン、飲むヨーグルト

 

  

 最近キヨエちゃんがイイ気になっておる

 

昼 京都駅中「松葉」鴨南蛮蕎麦 1836

 

  

 

朝冷蔵庫の中を覗いて、あることを思いつく。「明日東京に帰ることにしていたけど、今日帰って

しまおうかな。だって、冷蔵庫のもの朝食で全部無くなってしまうし。そうしよ、そうしよ」。っ

てな具合で、残り物総ざらい朝食を済ませ、洗濯機を回し、大急ぎで掃除し、ゴミを捨てに行って

京都の家片付け終了!よし、これで良い。後はスマートEXで予約している新幹線の切符を一日早

める作業。このスマートEX慣れると凄く便利。ランチは、京都駅中にある「松葉」で鴨南蛮蕎麦。

ニシン蕎麦が有名だが、あのニシンが大の苦手で。素晴らしい天気で雪が少ない富士山もバッチリ!

夜 荒木町「おく谷」お通し:ピリ辛海老と白滝の炒め煮、赤天700円、カレー大根500円、茄子

と胡桃の味噌炒め650円、きびなご一夜干し、ちぢみほうれん草のお浸し焼き海苔がけ、焼き

そば800、(牛肉コロッケ800円 オミヤ)、ビール小、麦焼酎「吉四六」ボトル@1万2800

 

  

 

帰宅して郵便物の整理を終えてから、私が始めたのは確定申告の準備。そんなつもりは全く無かっ

たのに「確定申告そろそろやった方がいいんじゃね」と勝手に頭というか手が動いたのだよ。で、

1時間程で終了。大きな封筒に書類を入れて、あとは税理士先生に郵送すれば良い。夕食は「おく

谷」に行った。同じマンションの15階に住んでおられるサッカー好きの(鹿島の大ファン)ご夫

婦の久しぶりにお会いした。現在進行中のマンション大規模改修工事の中間報告見学会の話やら、

サッカーの話で大いに盛り上がる。頼み過ぎた料理もきびなごや焼きそばをシェアしたので助かる。

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1月 20日(日)晴れ

朝 家食「アサヒフーズ」のおどろき麺ゼロ旨だしカレー南蛮、ツナと卵の野菜サラダ、チーズ、

ブランパン、クランベリージュース+生姜蜂蜜、飲むヨーグルト

 

  

 

午後のおやつ 甲陽園「ツマガリ」のクッキー、ロカボナッツ、煎茶

 

  

        大相撲初場所をご覧になった天皇陛下ご夫妻。平成最後の天覧相撲となった

 

夜 家食 牛肉コロッケと生野菜、ネギ納豆、おつまみこんにゃくと蟹カマ、ご飯発芽米金のいぶ

き、大根とエノキ茸豆腐の味噌汁

 

  

 家食も好き!

 

本来なら今日京都から帰って来ることになっていた。だから、寒中見舞い状の筆耕出来上がり到着

は今日の夕方指定にしていた。ちゃんと夕方届けられた。今晩は家食にしたから酔っていない。素

面だ。夕食の後片付けを済ませてから、寒中見舞いのコメント書きと切手貼り作業を始めた。立春

になるまでに到着すれば良いとはいえ、なる早でお届けしたい。集中して作業に没頭する。午後8

時半から始めて、もう一枚、もう一枚と書いているうちに午前1時!私って働き者なのか?無酒日

                 _____________

【今週の振り返り】

ご存知の方もおられようが、私は大相撲が大好き。かつて東京の国技館で開催する3場所はほぼ行

っていた時代さえある。長野県から東京に引っ越して来たばかりの中学2年生の時、父親が取引先

から貰ったという升席に大学2年生の長兄と行ったのが初めてのライブ観戦だった。初めて踏み入

れた大相撲の大空間に圧倒されながらも、若い衆が手渡してくれた大きな袋に詰まった枝豆や焼き

鳥、弁当などに目が眩んで肝心の取り組みは見落とすことが多い、情けない2人だった。その頃大

相撲界では、彗星のごと現われた大鵬に大きな注目が集まり、ちょっと先輩の柏戸と共に横綱と期

待された「柏鵬時代」の直前だった。土俵を観ないで弁当にがっついていた兄妹も、大鵬が花道に

出て来た時から手に持つ箸をピタリと止めた。花道に入って来る力士の肢体の美しさに目を奪われ

る。白いというより透き通ったような肌なのである。やがて大鵬は土俵に上がる。仕切りを繰り返

すに従い、その透明で真っ白だった肌がほんのり色づいて来て、それは美しい桃色になって行くの

だよ。制限時間が一杯になる。場内はもうこれ以上ない程の興奮状態で盛り上がりに盛り上がる。

大鵬は勝つ。人々は絶叫する。たいほ〜〜!!たいほ〜〜!!これから高位段者の取り組みがある

というのに、もう帰っても良い位の満足感があった。通産官僚時代の堺屋太一氏が言い出した「巨

人・大鵬・卵焼き」のフレーズは日本中に広まったが、アンチ巨人だった大鵬は不満だったらしい。

彼は父親がウクライナ人、母親が日本人の美男で、大鵬の取り組みの時は銭湯の女湯がガラガラに

なるなんて言われたこともあった。彼の本名納谷幸喜に因んで、日本中に「幸喜ちゃん」が大勢登

場したが、その一人が脚本家の三谷幸喜さんである。

 

大鵬がどれ程強かったかと言えば、入幕した年の間に何と大関になってしまう程のスピード出世だ

った。柏戸と横綱に同時昇進を果たした時、大鵬は21歳3ヶ月だった。因みに、病気も怪我もした

10年後、現役最後となった取り組みで大鵬に勝った力士は誰あろう貴ノ花利彰、貴乃花元親方の父

親であった。日本相撲協会は30回の優勝を飾った時、その功績を称え、一代年寄り「大鵬」が授

与した。群を抜いて強いだけでなく、美男で、その高潔な人柄が見る者に深い感動を呼ぶ大横綱で

あった。「世界人道者賞」を受賞し、慈善活動も熱心に行っていた。名前の文字は似ているが、今

現役の横綱とは「人品骨柄の格のラベルがちゃう」と私は思うのだよ。大鵬の孫・納谷幸之助君

が昨年入幕し、今幕下で活躍している。要注目だ。

 

大鵬幸喜は、第48代横綱だった。第72代横綱の稀勢の里が今週引退した。19年ぶりに登場し

た待望の日本出身の横綱だったが、在位12場所、たった2年間で引退に追い込まれてしまった。

12場所とは言ってもフル出場したのは僅か2場所に過ぎず、8場所連続休場というワースト記

録を更新した。何度も何度も綱取りに失敗し、2016年には史上初の優勝無しでの年間最多賞を受

賞する。強いことは皆わかってはいた。横綱はバンバン倒すのに、平幕力士にコロッと負けてし

まうようなところがあり、優勝を逃し続けた。それでも2017年の1月場所、稀勢の里は初優勝

を遂げた。初土俵から89場所目、大関昇進から31場所での優勝は歴代で最も遅い記録となる。

場所終了後、横綱に推挙されて日本人横綱の稀勢の里がついに誕生したのだ。

 

翌3月場所も12日目まで12連勝し、2場所続けての優勝か!と誰しも期待した。しかし、13

日目に対戦した横綱日馬富士に寄り倒された際に左肩を負傷。休場かと思われたが、稀勢の里

14日も出場し、横綱鶴竜にアッサリ負けて2敗。それまで1敗で並んでいた大関照ノ富士

に抜かれてしまった。そして翌日千秋楽はその照ノ富士との直接対決だった。稀勢の里が連続

夕食するには、本割と優勝決定戦で照ノ富士に連勝せねばならない。しかも大怪我をしている

身だ。そりゃ無理だべ、皆も私もそう思った。しかし、稀勢の里は本割でも勝ち、優勝決定戦

でも勝った。奇跡の逆転優勝だった。本人も見守った人々も私も涙涙の優勝劇だった。しかし、

この感動は横綱稀勢の里の力士としての寿命を大いに縮めることになったのだ。

 

萩原寛(ゆたか)は稀勢の里寛になり、そして荒磯寛になった。彼と私の共通点と言えば(特

にそんなもの探す必要は無かったのだが、何となくね)、父親が40歳の時生まれたことと、ア

メリカンフットボールが大好きということか。体重?し、し、失敬な!今日で1月場所も8日

目。さて、今場所は誰が優勝するのだろうね。また白鵬かな、それとも・・・(笑)。しらじら

しいか。

                 猫はソップ型なんだニャ

 

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