3月27日東京の桜は満開、京都の桜は開花
京都府立植物園 京都御苑
3月 25日(月)晴れ
朝 家食 野菜とエノキ茸豆腐の味噌雑炊、「ガルガンチュア」の筑前煮、クランベリージュース+
蜂蜜、飲むヨーグルト
昨日日曜日帝国ホテルをチェックアウトして5日ぶりに帰宅した。ホテルでして来た贅沢三昧に罪
悪感があるのか、あるいは摂取した高カロリーをチャラにしたいせいか、たぶんどちらもなのだろ
う暫くは粗食を心掛ける私。ま、あくまでも心掛けるのであって、それほど長続きはしないんだけ
どね。今朝冷蔵庫を開けると「ガルガンチュア」で買って来たらしい筑前煮があった。そうか、こ
れも買って来たんだった。食べてみるとメチャ甘い!和食はヘルシーなんて言うけど、実は糖分過
多の料理が多いのだよなぁ。砂糖やみりんをふんだんに使っているような。半分食べて止めました。
昼 家食 「明星」の糖質50%オフ辛口チキンカレーラーメン
3度目の東京スカイツリー 鍬形薫斎作「江戸一目図屏風」
江戸時代の1809年に鍬形薫斎が描いた「江戸一目図屏風」と現在の写真を見比べてみる
夜 東京スカイツリー「スカイレストラン634」(2人で)MIYABI雅コース1万9008円
(アミューズ:マッシュルームのムース米粉煎餅634、シマアジのマリネ仕立てを薫り高い
黄金柑のソースと春菜で、鴨のフォアグラのソテーと豆腐のフライクリーミーポテトと梅酒
仕立てソース、焼き上げた金目鯛春菜の付け合わせ、(チョイスメイン)仔羊背肉赤身のロ
ティ黒オリーブソース、チョコレートのフィアンシェプティガトー仕立て赤い果実とキウイ
をソースで、ミニャルディーズ、ミントティ)、白ワイン(ブルゴーニュ・シャブリプルミ
エクリュフルショームラブレロ2015 1万8414円、赤ワイン(ボルドー・シャトーメール
オプティマ1万3602円) 大S子さんにゴチになりました〜!
粗食は2食で終わり、今夜もまたご馳走!これで3度目になるのだが、大S子さんから東京スカイツ
リーの上にある「スカイレストラン634」にご招待頂いたのだ。MIYABI雅というお高いコー
スのお料理とその上ワインを私に選ばせてくれると。2本も!どんなの選んでも良いのですか?「オ
ーパス何チャラみたいなのはご遠慮下されば結構ですよ」って。ネエサン太っ腹じゃねぇ、それでは、
とブルゴーニュの白とボルドーの赤を選ばせて頂きました。眺めは良いし、料理はムチャ旨いし。そ
して自宅まで送って頂くという何から何までのお世話三昧。恐縮しちゃうよ。大S子さんご馳走さま!
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3月 26日(火)曇りのち晴れ ショーケンこと萩原健一氏死去享年68歳
朝 家食 チキンと卵のサラダ、納豆、チーズ、ブランパン、牛蒡のスープ、クランベリージュー
ス+蜂蜜、飲むヨーグルト
遅い昼 四谷三丁目「ANTENDО」人参と卵のサンドイッチ400円、オニオンスープ230円、
アイスコーヒー280円
サビシーランチ
「ANTENDО」で人参と卵のサンドイッチをそそくさと食べて銀座へ。「ミキモト」にネック
レスの糸替え依頼に行った。しかしそれで許してくれるハズもなく(笑)、まぁいろいろと・・ね。
その足で歌舞伎座夜の部へ。先ずはお目当て「近江源氏先陣館 盛綱陣屋」。時代を鎌倉時代とし
ているが、佐々木盛綱・高綱は真田信幸・幸村兄弟を和田兵衛は後藤又兵衛を北条時政は徳川秀
康をモデルにしている。盛綱は仁左衛門、その妻早瀬に孝太郎、高綱妻の篝火に雀右衛門、盛綱
母の微妙は秀太郎、和田兵衛に左團次、盛綱一子小三郎に寺嶋眞秀、高綱一子小四郎に勘太郎。
弟や甥を思う盛綱・仁左衛門がとにかく見せる。ホンモノの涙を流す松嶋屋を観てはこちらはも
う滂沱滂沱。なのに隣席女性はぐっすり眠っていた。家で寝ろ!小四郎の勘太郎君もよく頑張っ
ていたぞ!次は「雷船頭」。偶数日ならダブルキャストの幸四郎と鷹之資が演じるのだが、今日
は奇数日だから猿之助が女船頭を弘太郎が雷を演じた。粋だね。奇数日の最後「弁天娘女男白浪」
は猿之助が弁天小僧菊之助を幸四郎が南郷力丸を演じる。日本駄右衛門は白鸚、忠信利平に亀鶴、
赤星十三郎に笑也。弁天小僧と言えば菊五郎と言っても良い程観て来たが、猿之助の弁天小僧は
初めて。まぁこれからだとは思うが、なかなか。最前列に猿之助の熱狂的ファンが揃って熱い視
線を送っていた。だけどさぁ一日置きのダブルキャストはあちこちが疲れるのではないだろうか。
遅い夜 舟町「仙水」先付:ウルイと北寄貝のお浸し、天豆600円、昆布大根600円、鰆塩焼きと
燻製焼き1800円、海老真丈挟みサンド揚げ2400円、ビール小グラス、麦焼酎 @1万500円
NHKブルー・プラネット
珍しく(笑)最初から最後まで観た。フツーのことなのに、私には「珍しく」だもんね、ユメコ遺
憾ぞ!集中して観ていたからエラク疲れた。「麹也」まで歩く元気あgなくタクシーで自宅近所近
くまで。「仙水」に行くと店主の小林さんは一人だった。年度末でアルバイトの学生達の出入りが
あって、今日都合のつく人がいなかったのだとか。卒業したり、就活に入ったりすればバイト達
は辞めて行く。後輩や友人が入って来て次の1年間が始まる。どの店も人手の確保がタイヘンで
ある。あら、ここでも海老真丈挟みサンド揚げが!小林さんは揚げ立てを出汁に浸して。旨い!
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3月 27日(水)東京も京都も晴れ 貴景勝大関昇進
朝 家食 コールスローサラダ、納豆、チーズ、ブランパン、野菜と生姜のスープ、クランベリー
ジュース+蜂蜜、飲むヨーグルト
昼 東海道新幹線車内にて 「たん熊北店」の京風黒毛和牛すき焼き弁当1300円
貴景勝が大関になった。22歳。元貴乃花の弟子の中の出世頭だ。伝達式で貴景勝が口上で何と言
うか注目されていたが、「大関の名に恥じぬよう、武士道精神を重んじ、感謝の気持ちと思いやりを
忘れず相撲道に邁進してまいります」だった。前師匠の貴乃花の時代はやたら難解な四字熟語を含
む口上が大流行りしたものだが、素直な言葉が並んでいて好ましい。大関になるのに「感謝の気持
ちと思いやり」なんてね、なかなか言えないよ。大関貴景勝頑張れよ!それと大関から陥落した栃
ノ心さん、5月場所で10勝挙げれば大関復帰出来る。ホントに頑張ってね!今日から京都。東京
駅駅弁売店でまさかの「崎陽軒」しうまい弁当が売り切れ!仕方なく「たん熊北店」の黒毛和牛す
き焼き弁当を買ったのだが、これが旨いのよ!たん熊はん、ええお肉つこうてはる。美味しいおす。
夜 京都・御池通西ノ宮職司「リストランテ野呂」付き出し:人参のマリネ300円、帆立貝柱の炙
り葱と玉葱ドレッシング1220円、海老と完熟アボガドのタルタル バゲットと共に1360円、
ホタル烏賊と青キャベツの胡麻和え1100円、黄蕪の温かいスープ500円、香住の蟹クリーム
コロッケ900円、ホワイトアスパラ3種皿(ボイルカラスミ、フライ、ソティ)1700円、ミモ
ザチーズを振りかけたブロッコリーのリゾット1980円)、白ワイン(シャンテアマリージョ甲州)850円、
赤ワインボトル(バルバレスコリゼルヴァ)9000円 @2万420円
京都の家(マンションだけど)の入り口にメモが貼り付けてあった。排水溝の清掃に来たけど留守
だったからやれなかった、という内容だった。日付は一昨日。チェッ!やって欲しかったのにぃ。
清掃を請け負っている業者の電話番号が記してあったので電話してみたのだが「もう終わりました。
次?来年ちゃいます?」って。普段住んでいないとこうゆうことになるんだわね。東京の家も3分
1くらいしかいないが、戸数が多い分作業日が多く融通がある程度きくから何とかなっている。京
都一晩目の夕食は「リストランテ野呂」。秋に大S子さんと行って以来だ。6時半に到着すると、ず
らっと並ぶカウンターでは多くの人が既に食事をしていて、私はビリから2番目だった。あら、お
隣の席に座っているのは俳優のKさんだわ。渋い役が多い味のある役者だ。毎日書き換えられる野
呂シェフの手書きメニュー。じっくり読み込み多いに悩む。量も調整してくれるから一人でも帆立
貝柱の炙りから最後のリゾットまで7種類選んだよ。ホワイトアスパラを注文したらボイルカラス
ミとフライ、ソティと3種調理してくれて得した気分。海老と完熟アボガドのタルタルお気に入り。
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3月 28日(木)京都は曇り
朝 京都家食 「天のや」の玉子サンドトースト、生野菜、飲むヨーグルト
昼 京都・東洞院三条下ル「三条尾張屋」他人蕎麦(牛肉の玉子とじ)900円
八百一本館の3階はレストラン「セイボリー」と六角農場だ
ブラウンえのき茸100円、えのき茸28円!大きなキャベツ100円、3色パプリカ100円・・八百一は安い!
午後のお茶 八百一本館「ザ・ブレッド」コーヒー250円
朝ドラ「まんぷく」が最終章を迎えている。あと3回に迫った今日は鈴さんの生前葬の場面だった。
やっぱり安藤サクラは演技が上手いなぁと感心しちゃったよ。関西風の出汁で焼いた玉子焼きを辛
しマヨネーズソースを塗ったパンで挟む「天のや」の玉子サンドは、量が少ないわりに700円と高
く、かつ要冷蔵で当日中に食す必要がある。それでも売れるのは美味しいから。「当日中!」の厳
命を破って翌日の今朝トースターでコンガリと焼いて食べた。普通のパンだから、パンは3分の1
残した。明日A先生夫妻が3泊の予定で我が家に来られる。思えば、このマンション入居の際はや
はり3泊の予定で手伝いに来てくれた。あれからもう2年経ったのね。そんなこともあり、八百一
本館に買い出しに。その前に「三条尾張屋」蕎麦屋で他人蕎麦を食べた。蕎麦も出汁も旨い!何度
か書いたことがあるが、八百一はホントに野菜が安い。えのき茸なんか28円ともやしより安いん
だからなぁ。あれもこれもと買った結果、大容量買い物カートがパンパンになってしまい往生した。
夜 京都家食 完熟トマトとトロ鰯缶の激辛夢子カレー(ひきわり納豆、茹で卵、紅生姜、ピリ辛
らっきょ)、「RF1」のアボガドチキン、切り干し大根煮、大根とエノキ茸豆腐の味噌汁
またね!ひよっこ3で!
訃報が流れた。ショーケンこと萩原健一さんが死去したと。えっ!彼は私より若いじゃないか。し
かも亡くなったのは26日で既に家族葬を済ませていて、お別れの会もやらないそうだ。ショーケン
は「テンプターズ」だったよなぁ。でもある時からずっと俳優としての顔だった。享年68歳。今月
17日に亡くなった内田裕也に続き、ヤンチャな人生を送った人がまた逝った。内田裕也の亡くなっ
た夫人は樹木希林だが、彼女の初めての結婚相手は文学座の役者仲間の岸田森だった。岸田今日子
とは従兄弟だった岸田森と飲んだことがある、とふと思い出した。かなり昔の話だが、渋谷の並木
橋にあるスナックに通っていた頃、カウンターで数回隣り合わせた。互いに酒好きだったこともあ
り、都度議論して盛り上がったり、レコードに合わせて歌ったりしたことを思い出した。岸田森は
1982年の年末43歳で亡くなったのだが、ショーケンと「傷だらけの天使」で共演したこともある。
今週月曜日から4夜連続で朝ドラ「ひよっこ2」が放映されている。朝ドラなのにナゼか夜7時半
から30分。僅か2年前から半年間放映された「ひよっこ」だが、もう懐かしさムンムン。あの時
の出演者のほぼ全員が出て来てくれて嬉しい4日間であったぞ!夕食は夢子カレーの家食。無酒日
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3月 29日(金)京都は晴れ
朝 京都家食 京都湯葉とじゃこサラダ、大根とエノキ茸豆腐の味噌雑炊、せとか、飲むヨーグルト
「鍵屋」の柚子胡椒!
昼 京都家食 糖質ゼロ麺のジャコ天と100%鱧ちくわうどん、京都湯葉とじゃこのサラダ
家食昼食を済ませてから、昨日「八百一本館」でドッサリ買って来た野菜を冷蔵庫から取り出す。
さて、それでは取り掛かろうか。あと数時間後にA先生とマキコ夫婦がやって来る。京都の家の
最多滞在者は私を除けば彼らだ。何せ2年前の入居時に手伝いのため3泊してくれたところから
始まっているから。来客がある時は暑い時以外、我が家の朝食は野菜たっぷりポトフと決めてい
る。作る時はちょっと手間だが、大鍋一杯作れば何度も温めるだけでOKだからムチャ便利なの
だよ。誰に出しても評判が良いポトフだがエシレバターと「STAR」があれば失敗しないのだ。
夜 京都・小川通御池通上ル「グリルフレンチ」(3人で)前菜盛り合わせ:帆立貝のソティ・ス
モークサーモン・蟹サラダ2000円×1,5、パリソワーズ900円×3,トマトサラダとアスパ
ラサラダ900円+900円、自家製ロースハムと新玉葱1400円、タケノコグリル1500円、海老
フライ・蟹くりーコロッケ・ハンバーグを3人でシェア、ミニカレー900円×3,白ワイン
700円、赤ワイン「シャトーグランメイヌ2015 サンテミリオン」1万1000円、赤ワイン「クレッサイア2007」
1万3000円 3人で4万5200円
午後4時頃A先生夫妻到着。伊丹空港から大阪市内で用事を済ませてから電車で京都入りしたとか。
それじゃあ荷物をチャッチャと整理したら早速出かけるよ!今夜は京都の人気洋食の店「グリルフ
レンチ」を予約している、但し「7時半までで宜しいから」と条件を付けられた。ならば開店時間
の5時半に行こう!とタクシーに乗ったら開店前の5時20分に着いてしまったよ。もち一番乗り!
2階の長いカウンターの他にたった1つだけある4人がけテーブル席に通された。さて、何を食べ
ようか。あれもこれもと食べたいものは数あれど絞らねばな。3点盛り前菜小盛りとスープのパリ
ソワーズはそれぞれ、トマトサラダとアスパラサラダ、自家製ロースハムと新玉葱、タケノコグリ
ルはシェアする。うんまい!メインは各自好きなものを注文してシェアもしようか。A先生は海老
フライ、マキコはハンバーグ、私は蟹クリームコロッケを選んだ。〆は各自ミニカレーで。白ワイ
ンはグラスで飲んで赤ワインはボトルを2本。満腹になって時計をみると、未だ7時過ぎたばかり
だった。2時間食べ続けるって長いね。帰宅して朝ドラヒロインが出演した「チコちゃん」を観る。
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3月 30日(土)京都は雨
朝 京都家食 春野菜たっぷりポトフ、茹で卵、チーズ、生野菜、ブランパン、せとか、飲むヨー
グルト
朝から冷たい雨が降っている
昼 京都・八百一本館「きょうのおかず」きょうのお昼ご飯(とろろかけハンバーグ、牛蒡煮、小
鉢、山菜炊き込みご飯、漬物、味噌汁)1380円
「八百一本館」胡瓜3本100円!
昨夜「明日の朝食は8時半ですよ」とA先生に伝えて寝室に入った。マキコはとうに眠っている。
今朝シャワーを済ませ、7時から台所に立つが誰も起きて来ない。オカシイナァ。やがてマキコが
「A先生寝ているうちに具合悪くなっちゃって。咳が出て頭痛がする、しかも鼻水が止まらのだそ
うだ。ってことは昨夜あまり寝ていないので午前中は寝ているということだった。あらまぁタイヘ
ン。薬は医者から貰って来ているそうだ。心配だが、朝食はマキコと2人で。外は冷たい雨が降っ
ている。今日一日雨という予想だ。マキコは一人でマンガミュージアムに行き昼食も出先で済ませ
ると言う。私は追加の買い物がてら「八百一本館」に行き、2階にある「きょうのおかず」でとろ
ろかけハンバーグメインのランチを摂る。顔馴染みのスタッフが「今度また夜も来て下さい」って。
午後のお茶 八百一本館「ザ・ブレッド」コーヒー250円
夜 京都・烏丸通四条「老香港酒家京都」(3人で・個室)クラゲとピータンの前菜盛り合わせ
2480円、蟹身入りコーンスープ1080円×3、フカヒレ餃子780円×3、海老の蟹味噌餡かけ
3980円、空芯菜の牡蠣オイル炒め2580円、北京ダッグ(ハーフ)3980円、北京ダッグの肉と
黄ニラ炒め、麻婆豆腐、ご飯、マンゴプリン680円、白ワイン850円、麦焼酎「「老香港酒家」
6480円×2本 3人で4万4746円
なみなみ注がれた白グラスワイン 店オリジナルの麦焼酎 復活したA先生
マンガミュージアムからタクシーでご帰還 少量で食べやすい前菜盛り合わせ
マキコと私はマンゴプリン、A先生は杏仁豆腐
「八百一本館」でラフランスゼリーを買って冷蔵庫で冷やす。A先生に食べてみませんか?と寝室
の彼に声を掛けると「食べます」と。頭痛が少し残っているが、だいぶ咳と鼻水も収まって来たと
いう。もう少し休んでいれば今夜の中華料理大丈夫です。良かった!今夜の店は烏丸通四条にある
「老香港酒家京都」。当然歩いていくつもりだったが、外にでると未だ雨が。そこにタクシーが来
たので「近くてごめん」と謝りながら連れて行って貰った。助かったよ。初めての店だが、個室に
通された。スタッフの対応の良さに感心することしきり。しかも量を調節してくれるし、美味しい
しで文句無しである。唯一〆のつもりの麻婆豆腐が中盤で出て来てしまった時は、客の顔(つまり
私達3人の驚いた顔)を観て、慌てて下げて行かれた。「それ、あとで温めてくれれば良いですよ」
と言ったのだが、作り直したようだ。あの麻婆豆腐は誰が食べたのだろう。A先生がすっかり元気
になって食欲もあったので安堵した。再訪問必至の店だな。帰りも至近距離なのにタクシーで(笑)。
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3月 31日(日)京都は晴れたり降ったり曇ったり 思いがけない訃報が・・😢
朝 京都家食 春野菜たっぷりポトフ、茹で卵、チーズ、生野菜、ブランパン、苺、飲むヨーグルト
朝食を終えて暫くしたところで訃報が・・・愕然とした
雨は晴れたが不安定な天気の一日。京都府立植物園にお花見に行く。70歳以上は無料!
この植物園は「桜品種見本園」でもあり、桜は150種あるらしいよ
桜以外にもユキヤナギやチューリップ、ヒヤシンス、水仙などが咲きこぼれていた
昼 京都植物園前「北山楼 よしむら」二種蕎麦膳(半量蕎麦温かい太切り、半量ざる蕎麦細切り、
海老天丼、京の漬物)1380円、アイスコーヒー440円(マキコにゴチになった)
先日天皇陛下ご夫妻が散策された京都御苑は花見客で大賑わいだった
強風で雲がどんどん流されていく。枝垂れ桜が悲しく美しい・・
A先生も完全に復活し、昨日一日中降り続いた雨も止んだ。3人で元気に朝食を食べ、パソコンに
向かったとことに驚きの訃報が・・。約2週間前にお見舞いに行って「またね」と別れた雅房こと
鈴木正紀さんが昨日亡くなったというのだ。あの時本人は、肺にも転移はしたけど落ち着いている
から秋までこんな感じで持つかなと主治医は言っているんですよ、なんてニコニコしながら私に話
したのに・・。あぁ〜、こんなに早く逝ってしまうなんて・・。呆然としていたが現実に戻ろう。
ご葬儀の予定もわかった。スケジュールをガラガラと変更する。キャンセルする店やホテルなどを
リストUP。葬儀社に供花の依頼をして・・。A先生とマキコが心配そうに私の後ろ姿をみていた。
よし、今日やれることはやったから3人で出かけよう。どこへ。京都府立植物園が良いかな。タク
シーでむかう途中鴨川沿いの桜は未だ1分咲きくらい、植物園の北口から入ることにした。70歳以
上は無料だった。これでもか!というほどのユキヤナギの向こうに桜が。越しの彼岸桜やピンクの
陽光などここは多くの桜の種類が揃っていることで知られている。昨日東京は桜満開だったハズだ。
そんな満開の桜の中で雅房は旅立ったんだなぁ。どうしても思いはそこに。植物園では桜以外の花
もたくさんあって楽しい。植物園から歩いて5分程の蕎麦屋に行く。人気のある店らしく20分ほ
ど待ってようやく座れた。二種蕎麦膳は量が多過ぎて満腹だ。次は京都御苑。枝垂れ桜が美しい。
夜 京都・丸太町通千本通東入ル「四季なか村」(3人で)1万3千円お任せコース:三重のみかん
ジュース、蓬豆腐と花山葵・車海老と生ウニ、玉子豆腐と鮎並真丈筍の吸い物、お造り:細魚
・鮪・鯛・シマアジ、カラスミをふらせた白魚の飯蒸し、菜の花と揚げ牛蒡に揚げ麩をのせた
胡麻和え、桜鱒の西京焼き新玉葱と揚げ蕗の薹添え、蛍烏賊と長芋豆腐天豆帆立炙りの酢味噌
がけ、牛肉と切り干し大根を包んだ新じゃがと百合根の饅頭、鯛と蕗の炊き込みご飯、苺のホ
ワイトチョコソース)、白ワインボトル(シャブリ・南ア4500円)、麦焼酎「兼八」トリプルロ
ック3杯 3人で5万6700円
今夜も美味しいコースでした
早くもA先生とマキコの最後の夕食となった。3泊なんてアッという間だね。洋食、中国料理とき
たから今夜は和食だ。ご主人の中村さんのお名前は真規(まさき)さん。マキコは真規子と書くか
ら、彼が未だ「御幸町つばき」の料理長をやっている頃初めて行って「キャッ!私と同じ字を書く
のですね!」と大興奮。以来独立した今もお気に入りの店になっている。この若さで既に4人のお
子さんのパパだが、調理学校の学生アルバイトが卒業してしまい、新入生が入ってくるまでテンテ
コ舞の忙しさだと言う。桜も早く咲いてしまったし、昼も夜もの営業だからタイヘンだよね。白魚
の飯蒸しも胡麻和えもとても美味しかった。白ワインボトルの後は濃〜い麦焼酎の「兼八」を数杯
飲んだせいか、帰宅して私が着替えている間にマキコはバタンキューとベッドで寝てしまったよ。
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【今週の振り返り】
先日5歳のチコちゃんまでが「馴染みの店の閉店がコタえる」と言っていた。ンなわけないのにね
(笑)。チコちゃんの声を担当しているキムニーはシバシバ自分のことを喋るから、観ている方は
「えー!チコちゃんがぁ?いや、それはキムニーのことだべ」とかその都度アタフタしてしまう。
好きな刺身は肝つきのカワハギなんてね。そんなシブい好みの5歳の女の子なんているかよ!
それはともかく、やっぱり馴染みの店が無くなるのはとても寂しい。新橋駅前にあるニュー新橋ビ
ルに昔あった「焼売太楼」。普通の町中華店がラーメン300円時代にこの店は堂々と700円位の値
段をつけていた。酸辣麺やパイコー麺は少なくても15年以上前から1000円以上だった。店名通
り焼売が看板商品だったが、麺類やご飯ものも負けずに美味しく、そして高かった。私はこの店
が大好きで当時の「ご褒美飯」はここだったが、中でも株主総会終了後のランチは超ご褒美飯。揚
げた海老と蟹肉たっぷりの特別炒飯2450円を一人で食べながら自分に「お疲れ様でした」と慰労
していた。私にとっても特別な存在の店だった。しかし店の経営者家族の事情(たぶん)で「焼
売太楼」は閉店😢。
早稲田の正門通りに和食の名店「松下」があった。店主の松下利市さんは毎朝築地に仕入れに赴き、
大勢の弟子達を指導しながら美味しい料理を作っていた。藁を焼いて燻した燻し鰹や燻し鯖はつと
に有名な料理で、松下さんがNHKの料理番組に出演したり、教室で教えていたりしたこともあっ
た。蕎麦好きでも知られ、ついには希望した弟子を当時埼玉県にあった蕎麦の名店「ほそ川」に修
行に出した。弟子達が修行を終えて帰って来ると2階に蕎麦屋「松庵」を開店。割烹の出汁を味わ
う蕎麦屋だった。たくさんのお弟子さんがいたが、松下さんは店全体を見渡しながら指示し、ご自
分は実際にやって見せて弟子にワザを教えたり、お皿を洗ったり。多くの弟子達が「松下」から巣
立って行った。次の仕事を探していたオジョーは「松下のような職場で働きたい!」と常々言って
いた。そんな松下さんの人柄と美味しい料理に引かれて、ツライ時代「月に一度の松下」で癒され
て頑張れた私である。しかし、その「松下」もご主人の脚の具合が悪いということで閉店された。
数ヵ月私はガッカリしていた😢。
今年の年賀状で「天ぷら荘司」が年末で閉店したことを知った。荘司さんのご夫婦とも松下さんの
弟子だった。天ぷらのコースでも「松下」の味の料理を天ぷらの間に挟んで緩急をつけて好評だっ
た。アメフットチームの中から私が中心となって選考した選手達の食事会は「天ぷら荘司」を貸し
切りにして行われた。「松下」がやっていたように昼はおかず一杯の日替わりランチを提供してい
た。おかず2品、小鉢2品にご飯と味噌汁、香の物で1080円という良心を絵に描いたような定食
で、売り切れ必至。オジョーはこのランチを「世界一のコスパ」と絶賛していた。店のある曙橋
は我が家から新坂を下りて行かねばならない。そんなことでこのところご無沙汰しているうちに
閉店となってしまい、客としても責任を感じて数日気が塞いだ😢。未だ若いご夫婦なのだから再
開店を強く願っている。
2月になって飛び込んで来たのは「夢のまた夢」の閉店だった。「夢のまた夢」は健幸スイーツ専
門店をうたっているように白砂糖やマーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸を一切使
わないことをお菓子作りのテーマにしている。代表的な商品の「栗の宝石箱」は丹波栗や薩摩芋
の原種蜜芋がゴロゴロ入っていた。甘いモノが苦手な私もこの「栗の宝石箱」は大好物で、1年
半前の古希祝いのパーティを開いて貰った時、180個程注文して引出物にしたほどだ。しかし、
2月21日「夢のまた夢」は閉店してしまった😢。因みに経営者はI親ビンの弟さんである。
大塚の「なべ家」も池波正太郎さん達も愛した有楽町の「慶楽」も閉店した。今の住まいになっ
てからずっとお世話になっていた「おかどクリーニング」も3月末で閉店された。近所だけでも、
パンの「浅野屋」、カレーが美味しかった「ハイチ四谷店」、昼も夜も便利だったタイ料理「メー
ヤウ村」、ユニークなメニューの麺屋「東風汁麺本店」、大勢で宴会するのにも便利だった韓国家
庭料理「DADA」、ピカ一の穴子専門店「ますみ」・・・。中には移転しただけの店もあれば、
「ますみ」のようにご主人が亡くなって閉店した店もある。だが、日本は人口が減っていく少子
化時代。これからも後継者問題、建物の老朽化問題などで閉店の流れは止めることが出来ない。
これからどれだけガッカリするのだろうか。
そして雅房こと鈴木正紀さんが亡くなってしまった😢。
ニャイちゃう😢
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