パクパク日記19年4月3週

                今年もまたベルリンフィルのイースター音楽祭へ

 

      イースターの卵と 食べ物, 室内 が含まれている画像

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自動的に生成された説明 ウサギ

 

4月 15日(月)晴れ、北風強し!  タイガー・ウッズ11年ぶりメジャー制覇!

                   仏ノートルダム大聖堂で大規模火災!尖塔崩壊!

朝 家食 アボガドトマト、茹で卵、チーズ、鶏肉団子入り白菜スープ、ブランパン、クランベリ

ージュース+蜂蜜、飲むヨーグルト

 

  

 寝冷えネコ(きよニャ zzz)

 

昼 家食 糖質ゼロ麺の玉ねぎ坊主とネギのうどん、枝豆とヒジキのサラダ

 

  

 

アメリカのプロゴルフ選手、タイガー・ウッズが優勝した。何と11年ぶりの優勝だと言う。タイ

ガーと言えば、若い頃から頭角を見せ、たちまち実力のある大人気者になった。タイガーに敵無し

状態で常勝。アメリカのみならず他国でもタイガー人気は沸騰し、男子ゴルフ界も大いに潤った。

ところが、そのタイガーに数々のスキャンダルが。もう出て来る出て来る。醜聞と共にゴルフのス

コアも落ちてスーパースター・タイガー・ウッズは地に堕ちた。しかし、先週米オーガスタで行わ

れたマスターズ・トーナメントで優勝し、2008年以来のメジャー制覇で完全復活!優勝が決まっ

た瞬間、両手を挙げ飛び上がって喜ぶタイガーと我がことのように喜ぶ大勢のファン達の姿に目頭

が熱くなったよ。「復活」って良いよなぁ。これっきりにならないようこれからもぐわんばってね。

夜 家食 トマトと鰯の激辛夢子カレー(ひきわり納豆、茹で卵、紅生姜、らっきょ)、じゃが芋入

り「鍵屋」の切り干し大根、春キャベツと油揚げと豆腐の味噌汁、でこぽん

 

  

 5日連続だよ、家食無酒日!

 

先週水曜日から珍しく東京の自宅で過ごした。そんなことなら、毎日ご飯を作って家で食べるか、

ついでに酒も抜くかと考えた。木曜日から実行!それが今日で5日目になる。毎日味噌汁か実だ

くさんスープを作り、毎朝アボガドを食べた。私だってやれば出来るのである。ただなかなかそ

のチャンスが無いというか。明日の夕食には海外旅に備えてお酒を飲む予定にしているから、家

食無酒日も今夜が最後。じゃ、夢子カレーで決まりだね。それを励みにパクパク日記を仕上げる。

UPするのは明日朝にしよう。カレーも干し大根も味噌汁もどれも美味しいぞ。ハハハ。無酒日

               _____________

 

4月 16日(火)晴れ 気温22度    

朝 家食 アボガド納豆トマト、春キャベツと油揚げと豆腐の味噌雑炊、でこぽん、クランベリー

ジュース+蜂蜜、飲むヨーグルト

 

  

 

昼 四番町「NО4」本日のスープ(チキンとガンボスープ)400円、フィッシュ&チップス自家

製タルタルソース980円、アイスコーヒー450円 計1830

 

  

   大量のポテトフライは大量に残す

 

実際はそんなに早く起きる必要も無いのだが、明日のmust早起きの練習で555分起床。今日は

主治医からの呼び出しで朝早く病院に行かねばならないから丁度良い。それはそれとしてネットニ

ュースを見てタマゲタ。パリのノートルダム大聖堂で昨夜大規模な火災があって、あの尖塔が燃え

て崩壊してしまった。大聖堂の屋根もほぼ焼けてしまい・・!大ショック。でも病院に行かねば。

診察前に血液検査と尿検査。5日も酒抜きの効果もあったかγ―GTP50!ビールを必死でガマン

し、水をガブガブ飲んだ甲斐あって尿酸値も下がる(やや、ではあるが)。とはいえ、今の数値も

投薬治療を勧められる数値だそうで💦。いつぞや3時間もかかった心臓のMRIの結果も聞く。ノ

ホホンとして良い状態では無いが、今すぐどうということもないそうだ。病院のある場所は二番町

だが、この辺でランチをと思ったのが間違いだった。歩けど歩けど美味しそうな店は無くてねぇ。

その上時間が早過ぎて未だ営業時間になっていないのだよ。やっと開いている店を見つけて入った

が、何だかアメリカ南部にある飲食店みたいだった。大量のポテトフライは5本だけ食べて残す。

夜 舟町「舟町一期」お通し:海鮮の南蛮漬け、菜の花のお浸し680円、フレッシュトマトとモッ

ツアレラチーズのカプレーゼ750円、焼き筍(ハーフサイズ)、ネギトロアボガドタルタル海

苔添え1280円、海老真丈サンド揚げ880円、白ワイン、麦焼酎「知心剣」@6590

 

  

  

 

帰宅してからノートルダム大聖堂の大火災の被害状況をテレビで見つめる。何てことだろう。千年

近くパリを見守って来た大聖堂がこんな姿になってしまうなんて。私が大聖堂に初めて訪れたのは

1980年だからもう40年近くなる。その後も何度か機会があり、昨年も一昨年もツァーのコースに

入っていた。一番近いのは2ヶ月前のことだ。223日土曜日の夜、ノートルダム大聖堂でミサ

の後行われるオルガンコンサートに聴きに行く機会があったのだが、バス乗り入れ禁止のシテ島に

あるからかなりの距離歩かねばならない。それで私はパスして一人でリッツパリで夕ご飯を食べて

いたのだ。ノートルダム大聖堂はパリの至宝の一つ。マカロン大統領は5年で修復すると宣言して

いたけれど、200年かけて造り上げたんだからもっともっと時間がかかると思うよ。5日間無酒日

を続けたが、今日6日ぶりに飲みに行った。え?酒ってこんな味だったっけ。なーんちゃってね。

               _____________

 

4月 17日(水)東京もフランクフルトも晴れ

1食 家食 アボガド納豆トマト、茹で卵、チーズ、ブランパン、オニオンスープ、デコポン、

クランベリージュース+蜂蜜、飲むヨーグルト

 

  

 

第2食 ANA羽田空港=フランクフルト ファーストクラス機内食(和食コース)とキャビア

 

  

          今日ANA羽田空港=フランクフルト ファーストクラスは8席中乗客2名

 京都「にしかわ」監修和食コースにしたが勧められてキャビアも食べる。     映画「グリーンブック」2回目!

        大昔の「水曜どうでしょう」を観るのはお約束          1−D席にベッドを作って貰う

 

第3食 ANA羽田空港=フランクフルト ファーストクラス機内食(コーンスープ、ガーデンサ

ラダ、蟹のトロトロ卵丼、フルーツ)

 

  

   「ボヘミアン・ラプソディ」フレディ・マーキュリー演じたラミ・マリックとブライアン・メイ役のグウィリム・リー

  

       2食目はコーンスープ、ガーデンサラダ、小丼にフルーツ。「孤独のグルメ」も必ずチェック

                ANAのスタッフが車椅子で空港ホテルまで連れて行ってくれた。感謝!

 

第4食 ドイツ・シェラトン・フランクフルト・エアポート客室にて おにぎり、ローカーボナッ

ツ、水

 

 

今日からドイツに行く。バーデンバーデンで行われるベルリンフィルのイースター音楽祭。この音

楽祭に行くのも4回目となるな。ツアーグループ本隊は成田からJALで出発するが、私は例によ

って別行動、ひとりで羽田からANAで行く。のハズだったのだが、搭乗する瞬間女性から声を掛

けられた。昨年10月イタリアフレンツェでご一緒だったY下さんだった。今回はご主人とお二人

で同じツァーに行かれるのだとか。彼女も私と同じように常にANAを選ぶ。またよろしくお願い

しますね。ANAのファーストクラスは8席だが、今日の客は2名。正面に向かって左側が私、も

う一人が右側の席に座った。時折、スカのこともあるが、今回のオーディオプログラムは「アカデ

ミー賞受賞作特集」だったから観たい映画だらけ。早速2回目の「グリーンブック」を観る。いい

なぁ、この映画。やっぱり終わりには温かい涙が溢れる。和食のコースを選んだのだが、洋食コー

スにつくキャビア如何?と勧められ、仕方なく(半分ホント)苦手なシャンパン(ホント)で流し

込む。隣の席に作って貰ったベッドでは2時間程ウトウトしただけで起き出して、ずっと観たかっ

た「ボヘミアン・ラプソディ」の世界へ。年代的にクィーン大人気の頃は仕事ばかりしていたから

ほぼ知らないグループなのだが、音楽は半分くらい知っていた。そうか、これがクィーンだったか。

何度も観ている人が多いのも納得だった。偶然だが、今日4月17日は「クィーンの日」なのだそ

うだ。初来日したのが1975年4月17日だったことから、ずっと後になってそうゆうことにし

ようと決めたんだとか。16時フランクフルト到着。今回は空港にあるホテルに宿泊することにな

っている。タクシーは使えないし、歩けばかなりの距離があるしでどうやって行くか困っていたら、

何とANAがホテルまで車椅子で送ってくれると。助かったよ。6年前、このホテルにはデュッセ

ルドルフでのアメフット試合後チームミーティングをやったことがあったな。JALに乗った本隊

は1時間半後到着したようだ。酒無しでおにぎりで夕食代わり。ここで宿泊できるのは体力的に楽。

               _____________

  

4月 18日(木)ドイツは晴れ  台湾東部花蓮で震度7の地震!     1€=約130

朝 シェラトン・フランクフルト・エアポート 朝食ヴュッフェ

 

   

                       丘の上に建つハイデルベルク城

         後にプファルツ選帝侯となるライン宮中伯の居がこの城の始まり

  ネッカー川とハイデルベルグの街並み            ケーブルカー1分で旧市街に降りて来れる

 

昼 ドイツ・ハイデルベルク「ZUMRITTERサラダ、ホワイトアスパラガスとハム ポテト添え、

ケーキ、コーヒー3€

 

    

              中国人グループが隣でランチを摂っていた  ハイデルベルグを流れるネッカー川

 

昨夜午後9時前に寝てしまったのだが、夜中1時半にトイレに起きたら、それ以来眠れなくなった。

仕方なく、メールチェックしたり本を読んだり。4時頃ウトウトしたが5時には起床。膝体操、シ

ャワーも浴びて、ついでにパッキングまで終えて、朝食会場には10分前からウロウロ。朝食後バ

スでハイデルベルグに向かったのだが、そのバス乗り場に行くまで20分も歩かされてしまった。

そう言えば、昨日ホテルまで送ってくれた空港とANAのスタッフがしきりと「明日バスに乗るまで

利用しないのか」と聞いて来た理由がよくわかった。私はホテル玄関前からバスに乗るものと勘違

いして断ってしまったが、こんなに歩くのならお願いすれば良かったよ。それはそれとして歩きな

がらY下さんから台湾東部で大きな地震があったと聞いて動揺する。台湾も日本に負けじと地震が

多い国だ。バーデンバーデンの途中で立ち寄るハイデルベルグの街は今日で3回目だ。毎回丘の上

のお城に観光に行くのだが、いろいろと理由をつけて私は一度も行ったことは無い。今日はバスで

あれよあれよという間に登ってしまった。じゃ、ハイデルベルグ城見学する?ううん、日本語パン

フレット見ながら自分で好きなように歩くから結構ですよ。丘の上からの眺めが素晴らしい!ロー

プウェイでアッという間に旧市街に下りてランチ。大好きなホワイトアスパラを楽しみにしていた

のだが、アスパラの向きも滅茶苦茶な超ゾンザイな盛り付けをするレストランで鼻白んだ。サラダ

にホワイトアスパラの献立って草っぽい。ネッカー川の畔のバス乗り場までT田さんとタクシーで。

 

   バーデンバーデン・ブレナーズ・パークホテル&SPAの241号室に4泊する

       フルーツやお菓子、飲み物、カップ麺!などアメニティが豊富!

トイレタリーはボッテカベネタ製       広いベランダが付いている       キーの顔が笑顔になると開く

 

夜 ドイツ・バーデンバーデン・ブレナーズ・パークホテル&SPA「Fritz&Felixアミューズ

ブーシュ:蛸とカリフラワー、パン、アボガドとピクルスのタコス、牛肉のサガリお好み焼き

風添え、セロリとパイナップル 胡瓜のアイスクリーム)、赤ワインボトル 39

 

  

 何だか不思議なメニューの夕食だった

 

ハイデルベルグからバーデンバーデンは1時間半から2時間の予定だったが、途中渋滞があって

遠回りしたためホテルに到着したのは午後4時半を過ぎていた。17名の参加者のチェックイン

に手間取り、夕食の6時まではバタバタだった。UPグレードをお願いした私の部屋はいくつも

ある棟の中で本館の隣の小さな棟の2階にある241号室。大きなテラスが付いた気持ちの良い

部屋だが、バスタブは付いていない。ま、あっても使わないから条件とは違うけどいいことにす

る。6時からの夕食はホテルで。隣り合わせでミシュラン1ッ星とカジュアルレストランがあり、

今夜はカジュアルの方。席の都合でバラバラになりY下ご夫妻と3人でテーブルを囲んだ。赤ワ

インのボトルを注文したのだが、ウェイトレスは私が指定したボトルの1行下に載っているワイ

ンを開けてしまった。ま、いいわ。料理は蛸にタコス、お好み焼き風と変わったものであったぞ。

               _____________

 

4月 19日(金)バーデンバーデンは晴れ!

 バーデンバーデン・ブレナーズ・パークホテル&SPA「Fritz&Felix朝食ヴュッフェ+

料理(オニオンオムレツ)

 

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      毎朝、この気持ちの良い空間で朝食を楽しむことが出来るのだよ

食べ物, 皿, テーブル, 室内 が含まれている画像

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木, 空, 建物 が含まれている画像

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 右奥の建物にスパがある           テクテク歩いてようやくスパの個室に到着

 

 バーデンバーデン・ブレナーズ・パークホテル&SPA 客室にて(自由食)「明星」ローカ

ーボヌードル白鶏湯、トマト梅、ロカボナッツ、バナナ

 

  食べ物, テーブル が含まれている画像

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  花, 植物, テーブル, 花瓶 が含まれている画像

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          今日はポカポカ陽気で暑いぞ!ワンちゃんも噴水池で水浴び

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自動的に生成された説明木, 屋外, 草 が含まれている画像

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           理由はわからないが公園内にクーベルタン男爵の首像があった

草, 木, 空, 屋外 が含まれている画像

自動的に生成された説明草, 屋外, 空, 木 が含まれている画像

自動的に生成された説明木, 草, 空, 屋外 が含まれている画像

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 世界各地の植物が植えられている有名な遊歩道リヒテンターラー・アレー     この建物に私の客室がある

 

今日はグループの皆さんはバーデンバーデンの観光に行かれた。私は何度も来ているから当然の

ようにパスし、添乗員のI橋さんが予約してくれたホテルのスパに行ったのだった。客室からす

ぐ近くだと思い込んでいたのだが、受付に行ってみると、あっちだよー、あのずっと向こうに見

えるあの建物の2階だよー。ゲェッ!あんなところまでバスローブ&スリッパ姿で行くの?仕方

ないので行きました。長い廊下通って外に出て庭横切って、階段一段ずつ昇って・・はぁはぁ。

疲れたぁ。とても細い女性が担当で個室に行くと、いろいろ聞いて来る、英語で。私の知らない

(知っているのはごく僅か😢)英語で。 Surgery? Previous anamnesis?何じゃそれ。彼女も

諦めないので、奥の手使おう。スマホに入れてあるグーグル翻訳で、手術と既往症とわかる。

はいはい、しているけどしていないことにしちゃおう。数十年前のことだし。でも細い彼女

は力も強く凄く上手だった。80分気持ち良く過ごした。客室に帰って今日2度目のシャワ

ーを浴び、ロカボヌードルでカンタンランチを済ませて散歩に出る。泊まっているブレナー

ズ・パークホテル&SPAはその名の通り公園の中にあってオース川の片側はホテルのいろんな

建物が占めている。その先にはあちこちに噴水や池があり、たくさんの人と犬たちが歩き回る。

そして色鮮やかな花が咲き、樹木が若葉を輝かせている。昔から温泉地で知られるバーデンバー

デンは金持ち階級のリゾート地として愛されて来たが今は誰でも楽しめる美しい街になっている。

午後のお茶 バーデンバーデン・ブレナーズ・パークホテル&SPA ラウンジ 紅茶

 

木, 草, 屋外, 植物 が含まれている画像

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        屋外のカフェ席がいっぱいだったのでラウンジでお茶して休憩

屋外, 建物, 空, 通り が含まれている画像

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      元バーデンバーデン駅だった祝祭劇場は欧州2番目の規模         オペラ「オテロ」の舞台は象の写真

衣類, 屋外, 空 が含まれている画像

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          ヴェルディ作曲オペラ「オテロ」終了。83歳になる巨匠ズービン・メータもお元気そう

 

夜 バーデンバーデン・ブレナーズ・パークホテル&SPA 客室にて(自由食)ルームダイニン

グ:トマトクリームスープ、パン、シーザーズサラダ 計42€、ウィスキー、フルーツ

 

  皿, 食べ物, テーブル, 室内 が含まれている画像

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今夜から3晩続けてベルリンフィルのイースター音楽祭をたのしむ!わぁーい!嬉しいな。ワクワ

ク!今年イースター音楽祭は4月13日から10日間行われ、今日が7日目。午後6時からのメイ

ン演奏の演目はベルディのオペラ「オセロ。指揮者はあのズービン・メータである。1936年インド

生まれで現役指揮者では最高齢なのではないかしらん。彼の演奏を聴いたのはいつだったか昔過ぎ

て覚えていない。因みに宿泊ホテルは私達と同じブレナーズ・パークホテルである。いつ頃からだ

っただろうか、オペラ公演にモダン演出が大流行りとなって、モダンだと椿姫もスーツ着ていたり、

全員パジャマ姿のフィガロの結婚だったり、背景から大道具、衣装、演出がガラッと変わってしま

う。歌う方演じる方はどう考えているのか知らないが、観る側、特に日本人ではモダン演出は頗る

人気が無い。幕が上がった途端「あぁ〜あ」という溜息が聞こえる。で、今日はどうだったか?モ

ダンです。会場に入ると舞台には一面横座りしたアフリカ象の写真だった。静止画写真なのに時々

象が瞬きしたりしてね。とはいえ、モダンでも背景は極シンプルであるが、衣装は甲冑の兵隊スタ

イルとドレスだったので「オセロ」の感じは出ていた。オテロはスチュワート・スケルトン(テノール)、デズ

デーモナハソーニャ・ヨンチェヴァ(ソプラノ)。芝居らしい動きが無い分、歌手は歌いやすかっただろうし、

ベルリンフィルの演奏をジックリ聴くためにはこんな演出も良かったかも。演奏会形式のオペラに

近かった。915分ホテル帰着予定だったので、9時半にルームサービスを注文して出かけたのだ

が、帰って来たのは945分!部屋には硬くなったシーザーズサラダのチキンが。仕方ないわねぇ。

               _____________

 

4月 20日(土)バーデンバーデンは晴れ!

 バーデンバーデン・ブレナーズ・パークホテル&SPA「Fritz&Felix朝食ヴュッフェ+

料理(オニオンオムレツ)

 

  室内, テーブル, 部屋, 床 が含まれている画像

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植物, 花, 花瓶, 白 が含まれている画像

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空, 屋外 が含まれている画像

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       ブレナーズ・パークホテル&SPAは何棟もあるのだが、その名の通り公園の中にある

草, 木, 屋外, 野原 が含まれている画像

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           花が咲きこぼれ、鮮やかな緑が目に沁みる。オース川両脇のリヒテンターラー・アレー

 

このホテルは7年ぶり2度目の宿泊だが、前回の朝食がどうだったか印象が薄い。卵やハムベー

コンなど肉料理は注文制のヴュッフェ制。ボイルした白ソーセージが無いか聞いてみたのだが、

残念ながら無かった。あれはミュンヘン中心のバイエルン地方のソーセージだからね。温かい料

理が並んでいない珍しいヴュフェだが、丁寧に並べられていて美しい。今日皆さんはバーデンバ

ーデンの温泉スパ体験でカラカラテルメに出かけて行かれた。私?行かないよ。本を持ってホテ

ルの広い庭を散歩した。ところどころにベンチがある。日陰のベンチに腰をかけて本を読む。小

鳥が盛んに鳴いている。すぐ後ろの木に咲いた花目がけて蜂がぶんぶん言っている。花の香りが

する。川面に太陽が反射してキラキラ光っている。木々の緑が目に優しい。空は雲一つなく真っ

青だぁ。川の向こうを歩く人々の話声が小さくさんざめいている。あぁ〜ここは天国じゃぁ〜。

 バーデンバーデン・ブレナーズ・パークホテル&SPA 客室にて(自由食)「明星」ローカ

ーボヌードル酸辣湯、トマト梅、ロカボナッツ、みかん、クッキー、お茶

 

室内, テーブル が含まれている画像

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建物, 人, 屋外 が含まれている画像

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          今夜のイースター音楽祭は、77歳になったムーティエ指揮のヴェルディのレクイエムだった

 

夜 バーデンバーデン・祝祭劇場「アイーダ」海老のスープ、鱸のソティ、苺のデザート、カモミ

ールティ)、ビール小5€、白ワイン8€、赤ワイン8€

 

テーブル, ワイン, メガネ, 室内 が含まれている画像

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今夜の音楽祭はヴェルディ「レクイエム」だ。指揮者は今日も大御所リッカルド・ムーティエだ。

ムーティエのヴェルディ「レクイエム」は6年前、ザルツブルグ音楽祭でウィーンフィルとの演奏

を聴いた。この曲が好きであの時もエラク感動したんだった。ソリストはソプラノ:ヴィットリア

・イェオ、メゾソプラノ:エリーナ・ガランチャ、テノール:フランチェスコ・メーリ、バス:イ

ルダル・アブドゥラザコフ、合唱はバイエルン放送合唱団だった。いつも思うのだが、この曲は極

端に言えばメゾソプラノ次第という感じがする。今日のエリ―ナさん、とっても良かった。第2曲

の怒りの日は80人程の合唱団で大迫力!ここ好きだよ〜。コンサートマスターが樫本大進さんだ

ったのも嬉しいことだった。77歳になったムーティエ、小柄な人だが、加齢でまた小さくなったよ

うな気がする。昨日のオペラは360€だったが、今日は260€。735分に演奏会が終わり、劇場に

あるレストラン「アイーダ」で夕食を摂る。3年前にこの音楽祭に来た時、オペラの前に早い軽食

を摂ったことがあったなぁ。海老のスープを喜んで食べ始めたら塩辛くて!ヨーロッパ、特にドイ

ツは塩味が濃い傾向がある。折角ドイツに来ているのだから、今夜限りということでビールを1杯。

               _____________

 

4月 21日(日)バーデンバーデンは晴れ!   スリランカで同時テロ!死傷者多数!

 バーデンバーデン・ブレナーズ・パークホテル&SPA「Fritz&Felix朝食ヴュッフェ+

料理(オニオンオムレツとソーセージ)

 

  食べ物, 野菜, 屋外 が含まれている画像

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    今日はイースター(復活祭)。卵は命の象徴。イースターエッグ

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 2019年のイースター(復活祭)は本日4月21日。昨年は4月1日だった。兎は子孫繁栄の象徴

空, 建物, 屋外, 草 が含まれている画像

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自動的に生成された説明草, 屋外, 空, 木 が含まれている画像

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バーデンバーデンシアター       町中に音楽祭のポスターが         絢爛豪華なカジノ

草, 屋外, 空, 建物 が含まれている画像

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    トリンクハレの飲泉場。シュヴァルツヴァルトに伝わる神話が描かれたフレスコ画と円柱が90b続く

 

昼 バーデンバーデン「皇城酒家」ワンタンスープ3.6€、カレー味のナシゴレン10.2€、ジャスミ

ンティ2.4€、ミネラルウォーター小3.2

 

  建物, 屋外 が含まれている画像

自動的に生成された説明室内, 床, 部屋, テーブル が含まれている画像

自動的に生成された説明食べ物, テーブル, 皿, ボウル が含まれている画像

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         私にとってはお馴染みの「皇城酒店」。食べるメニューもほぼ決まっている

食べ物, テーブル, 皿, カップ が含まれている画像

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          去年もカレー味のナシゴレンを注文して食べ切れず、半分持ち帰ったのだ

 

毎日素晴らしい晴天が続いている。花が咲きこぼれ、緑が目に沁みる一年で一番美しい季節だね。

今日も散歩に行こうと裏の公園側出口から出ると、カフェ席の先の囲いに兎が7,8羽がちょこま

かと動いていて実に可愛い。たっぷり写真を撮ってからオース川沿いの美しい散歩道リヒテンター

ラー・アレーをズンズン歩く。帽子を持って来なかったから陽がジリジリと暑い。ここを歩いてい

れば、バーデンバーデンの名所観光の半分は出来てしまう。バーデンバーデンシアターの前を観光

馬車が客を乗せて通り過ぎる。町中にイースター音楽祭のポスターが貼られ、幟もハタメイテいる。

私は入ったことが無いが、夜な夜なお金持ちが集まるという絢爛豪華なカジノの隣にはトリンクハ

レの飲泉場。シュヴァルツヴァルトに伝わる神話が描かれたフレスコ画が左に、右に円柱が90b続いて風

情がある。この街5回目だから観光見学する気は無いが、散歩しながら眺めるのは楽しい。それに

してもバーデンバーデンはどこからやって来るのかいつだって観光客でいっぱいだ。1時間も歩い

たところで汗びっしょり。お腹も空いて来た。あそこだな。なーんて目指してやって来たんでしょ、

夢子さん。え、はぁ、まぁ。いつものように1組2人しかいなかった。そのうちどんどん来ると思

うけどね。小柄なおじさん、「こいつ何度かうちに来ているよな」という表情だった。注文はいつ

も同じワンタンスープとカレー味のナシゴレン。それにお茶だの水だの。ナシゴレンに入っている

鶏肉の量がハンパ無い。食べても食べても出て来る。半分残ったので器を貰ってお持ち帰りでーす。

午後のお茶 バーデンバーデン「Bockeler」カフェオーレ 3.2

 

  屋外, 空, 建物, 通り が含まれている画像

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             今日は祝日だから商店街はカフェを除けばほぼ閉めていた。

建物, 屋外, 空, 庁舎 が含まれている画像

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一昨年はこのホテルに宿泊した    結婚式のカップルが歩いていた      8千歩超の散歩だった!

標識, テキスト が含まれている画像

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 イースター音楽祭最後(私達の)はランランのベートーヴェン・ピアノ協奏曲第2番と

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チャイコフスキー交響曲第5番。新しくベルリンフィルの首席指揮者に就任したキリル・ペトレンコ  ランランも客席で拍手

 

音楽祭は明日が最終日だが、私達にとって最後となるイースター音楽祭はランランのピアノ協奏

曲と、ベルリンフィルのチャイコフスキーである。人気者の中国人ピアニスト・ランランは、テ

レビ実写版「のだめカンタービレ」でピアニスト野田恵の演奏を弾いていたね。ベートーヴェン

のピアノ協奏曲第2番だったが、最初発表された曲目は別の曲だった。インタバルを挟んでチャ

イコフスキー交響曲第5番。三夜目にして今シーズンから主席指揮者に就任したキリル・ペトレ

ンコが初めて登場したことになる。昨年もバイエルン州立劇場でオペラ「バラの騎士」を聴いた

のだが、舞台に上がっての指揮を見たのはこれが最初だ。こう言っては申し訳ないが、小柄で風

采も上がらないペトレンコ氏が指揮棒を振ると別人になる。バネが入っているかのようにカラダ

がしなやかに反り、全身でオーケストラを自由自在に操っている。素晴らしい表現力だ。先ほど

演奏したランランも客席で聴き入っている。私も痺れたように聴き入った。ベルリンフィルが彼

を選んだ意味がよくわかった。大満足で祝祭劇場を後に。5回目のイースター音楽祭あるのか?

 バーデンバーデン・ブレナーズ・パークホテル&SPA客室にて 「皇城酒家」カレー味のナ

シゴレン、茄子の味噌汁、ロカボナッツ、トマト梅、バナナ、お茶

 

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このホテルは客室にティーカップが無い!ということに今頃になって気づいた。4泊もして明日は

帰るという夜になって、である。そのカップで味噌汁を飲もうと思ったのだが諦めて、ナゼか客室

に置いてあったチキンヌードルの中身を捨てて(すみません・・)味噌汁の器替わりとして活用。

昼食べ切れなかった皇城酒家」のカレー味のナシゴレンは温めたいが、それはムリ。硬くなった肉

は避けて野菜とご飯だけ食べる。ロカボナッツ、トマト梅、バナナもあれば、立派な夕食だ。さて、

素晴らしいコンサートの余韻があっても酒は飲まない感心なユメコだった。明日は帰国だ。無酒日

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【今週の振り返り】

私は気に入ると何度でも繰り返す「リフレイン人間」である。そんな言葉があるのか?いえ、今思

い付きました。香港が美味しい!と涎を流せば、毎年友人達と一緒に行き、香港訪問回数は20回

を数えた。オーストリアのインスブルックに長期滞在する夏が風光明媚で超涼しく極めて快適と知

ると、毎夏通って今年で8回目となる。大分県と熊本県に跨る久住高原が日本で一番美しいとカン

ドーすれば、せっせと通ってベース地となる由布院が故郷の一つになってしまった。そうだ、京都

行こ!を繰り返しているうちに、2年前には京都に家まで購入してしまったよ。

 

そんなマイリフレインメニューにはベルリンフィルのイースター音楽祭も入りつつある。バーデン

バーデンで行われるイースター音楽祭に初めて行ったのは4年前の3月30日だった。指揮はサイ

モン・ラトル氏曲目はリヒャルト・シュトラウスの「バラの騎士」、オーケストラはもちろんベル

リンフィルだった。この旅はドイツ各地を巡り、イースター音楽祭の前にアルンシュタットのバッ

ハ教会では「マタイ受難曲」を、ドルンハイムの聖バルトロメオ教会で古楽器によるバロック時代

の作品を演奏するマチネコンサートがあった。そして最後はイースター聖金曜日の夜、大バッハが

長く働いたライプチヒの聖トーマス教会でバッハの「ヨハネ受難曲」でゲヴァントハウス管弦楽団、

合唱は聖トーマス教会少年合唱団だった。120分の演奏が終わっても誰ひとり拍手をせず、静々と

帰路につくのだった。そうそう、この旅はバッハの生涯を辿る目的もあって、生まれ故郷のアイゼ

ナッハや初めてオルガニストとして職を得たアルンシュタットのバッハ教会、バッハの両親が住ん

でいたエアフルト、最初の妻マリア・バルバラと結婚式を挙げた聖バルトロメオ教会、そして晩年

20数年カントルを務めたライプチヒ聖トーマス教会とバッハ漬けの素敵な旅だった。

 

2回目のイースター音楽祭は2016年の3月27日。前半は内田光子さんとベルリンフィルのモ

ーツアルトのピアノ協奏曲22番。私は23番が一番好きなのだが、前から2列目のど真ん中の席

で聴いた22番も良かった。1年ぶりのサイモン・ラトル氏がふっくらしていたことを妙に覚えて

いる。もうずいぶん前に亡くなったテレビマンユニオン設立メンバーの一人萩元晴彦さんにずい分

可愛がって頂いたのだが、お喋りの中で自分の葬式に流して欲しい曲は何かという話題になった。

何ということだろうか、モーツアルトのピアノ協奏曲23番で一致したことに驚いて思わず握手を

した。で、キミはピアニストは誰?と萩元さんから質問され、暫く考えて「マレイ・ペライア」と

答えると「えぇ?マレイ・ペライアと知り合いなの?僕は内田光子さんに頼もうと思っているんだ。

彼女ならきっとお葬式に来てくれると思う」と。彼は内田光子さんにライブで弾いて貰おうと思っ

ていたのだ。私はCDですよ!CD!後半はベートーヴェンの交響曲第9番「合唱」。何度も何度

も聴いてきた曲なのに、まるで初めて聴いたような深い感動を覚えた。3楽章では涙が滲み、感動

の嵐に見舞われた。2日目はワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」。「大」という字をいく

つつけても足りない程ワーグナーが大の苦手、大嫌いな私だから当然「行かない」と宣言していた

のだが、もったいないから行きましょうよ、オペラの前に劇場のレストランでお食事も付くんだし

と熱心に誘われて、1幕だけ観てしまった。1幕でも80分もあったのだよ。休憩になるや素早く、

雨が降る外に飛び出してホテルに帰り、ビールで天ぷら蕎麦を流し込んでホッとした夢子であった。

 

3回目は1年おいた2018年3月25日。このイースター音楽祭が16年間ベルリンフィルの音

楽監督を務めたサイモン・ラトル氏の最後となるので「行かねば」と思ったのだ。バーデンバーデ

ンに行く前ミュンヘンのバイエルン州立劇場で次期ベルリンフィルの音楽監督になるキリル・ペト

レンコ氏指揮でリヒャルト・シュトラウスのオペラ「バラの騎士」を鑑賞した。演奏後舞台に上が

ったペトレンコ氏はとても小柄な人だった。そしてバーデンバーデンの祝祭劇場。1日目はリヒャ

ルト・シュトラウスの「ドンファン交響詩作品20」、アルバン・ベルク「7つの初期の歌曲」、ラ

ヴェル「シエラザード」、ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」。2日目はダニエル・ハーディン

グ氏の指揮でバリトン歌手ジュラルド・フィンリーによるシューベルトの歌曲集。後半はリヒャル

ト・シュトラウスの「アルプス交響曲」。そして最後の夜はバーンスタイン交響曲2番「不安の時

代」。ピアノ交響曲のような曲でピアニストはクリスティアン・ツィマーマンだった。今年がバーン

スタインの生誕100年を記念してのプログラムだった。そしてラトルが音楽祭で最後に振ったの

はベートーヴェンの交響曲第7番。そう、ノダメ以来日本で大人気になった「ベトシチ」である。

あまりの素晴らしい演奏に涙が止まらなかった。演奏後ラトルさんはオーケストラの最上段にまで

行ってメンバーの演奏を褒めたたえて握手していた。ラトルさん、長い間お疲れ様!ありがとう!

歯痛を抱えながら行って良かったよ。

 

そして4回目となる今年のイースター音楽祭となるわけだ。3夜連続だったが、指揮者がズービン

・メータ氏、リッカルド・ムーティエ氏と2大巨匠、そしてベルリンフィルの新しい顔となったキ

リル・ベトレンコ氏と3人の演奏を楽しめる極めて贅沢なプログラムであった。ラトル氏がいなく

なってからの音楽祭になかなか食指が動かなかったのだが、今年来てみて音楽監督としてのペトレ

ンコ氏に期待が大きくなった。指揮も素晴らしかったし。こんな感じだと5回目のイースター音楽

祭もあるのかもね。世界で一番好きなオーケストラはベルリンフィルなんだし。

 

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自動的に生成された説明 うさぎ跳び大キライだったなぁ

 

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