パクパク日記１９年５月３週

月曜日の超豪華な昼餉を始め、賑やかな食卓が多かった１週間

　　　　　　　「ﾗｺﾘｰﾅ近江八幡」　　尾上丑之助襲名披露

５月　１３日（月）滋賀県は晴れ　東京は曇り

朝　滋賀県守山市ヤンマーマリーナ内・セトレマリーナびわ湖「ダイニングルーム」朝食セット

　　

　　　　　　　　　　セトレマリーナびわ湖の朝食はボリュームのあるセットメニューだった

　　　　　　　　　　　　「たねや」グループのテーマパーク「ラコリーナ近江八幡」に行った

　「たねや」の和菓子と「クラブハリエ」のﾊﾞｰﾑｸｰﾍﾝ　　　　　　　　　２階のカフェで焼き立ても食べられる

　　　メインの建物を抜けると自然いっぱいの風景が広がる。　　　　　　　　　　　　カステラショップ

　　　　　　　　　　　　　　　カステラショップではこの店限定商品も販売している

一昨日土曜日から始まった不美子の旅も３日目。琵琶湖に面した守山市のセトレマリーナびわ湖

に宿泊している。早く目が覚め、ベッドの上で膝体操をした後シャワーを浴びる。希望すればル

ームサービスもあるそうだが、我ら４人は８時からレストランで朝食。Ａ４サイズカラー写真そ

っくりの朝食セットが運ばれて来た。かなりのボリュームだった。９時半出発して近江八幡に向

かう。道の駅好きの不美子の会は当然寄る。岐阜県で鮎の一夜干しを買い忘れたことを悔やむ我

らは冷蔵ケースに直行したが、探し物は無くあるのは鮒ずしがズラ〜っと。鮒ずしは全員苦手。

代わりに赤こんにゃくを見つけて興奮。「の弥七」の麻婆豆腐にも入っているよね、これ。関東

地方では珍しいからお土産に最適かも。お土産ゲットしてから「たねや」グループが経営して

いるお菓子のテーマパーク「ラコリーナ近江八幡」へ。敷地面積が１１万５千�uもある広い敷

地にユニークなデザインの建物が並ぶ「ラコリーナ近江八幡」。和菓子の「たねや」とバームク

ーヘンの「クラブハリエ」のメインショップと２階のカフェの建物以外にもカステラショップ

やフードコートなどが自然の中にポツポツと建っている。ここでスィート好きは焼き立てのお

菓子を食べたり買ったりと美味しいテーマパークらしい。買い物も終えたし、次に行きますか。

昼　滋賀県八日市「招福楼本店」２万７千円のコース（清酒「高清水」、黒鮑と独活・茗荷・百合

蕾、鱧と車麩・芋茎の吸い物、お造り：鯛と車海老、若鮎塩焼き　蓼酢、八寸：鯛白子酒盗

のせ・粽鯛鮨・八幡巻・天豆・香茸と酢新蓮根、近江牛焼き　トマトと花山椒添え、海藤花

と生ウニ入り冷やしオクラたたき、加茂茄子・小芋・サンド豆・山椒の炊き合わせ、泉州水

茄子の浅漬け、永源寺米の釜炊きご飯、香の物（瓜味噌漬け・きゅうり漬け・甘口大根）、赤

出汁、蓬餡の柏餅、お薄、水菓子：小夏とスイカサイダー）、水＠3万４９９２円（税・サ込）

近江鉄道八日市駅すぐ近くに「招福楼本店」はある　　　　　池上の座敷「瓢箪の間」をテーブル席にして貰う

　部屋の名前になった瓢箪形の照明　　　　　　　　　　部屋の２面から立派な庭園が眺められる

　　　ここから豪華なコースが始まる　　　　　上品なお出汁ですなぁ　　　　　　　　　鯛と車海老のお造り

　　　　　　　　　　　琵琶湖の若鮎塩焼きは一人２匹当て　　　　１匹ずつお皿が替わるのよ

　　　　　　　　　　　　　　豪華な八寸　　粽の中身は鯛鮨　　　　　　　　　　　　花山椒が効く近江牛焼き　　　　　　　　　

冷やしオクラたたきには海藤花と生ウニが入っている　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薄塩の水茄子漬け

　　　　「プレバト」の夏井いつき宗匠似の仲居さんがサービスしてくれた　　　　ご飯も香の物も実に美味しい！

夜　舟町「仙水」先付け：栃尾揚げとホタル烏賊の沖漬けと芹、茹で立て天豆900円、焼き水茄子

800円、穴子醤油焼き1800円、野菜煮、小ビール、麦焼酎ボトル　＠1万3400円

　　

今日の昼食はスペシャル！琵琶湖周辺を旅することになってから「ならばあそこで昼食を！」と狙

っていた。茶懐石でも知られる「招福楼本店」である。お座敷の敷居の高い店だから一人でふらっ

とは行くことが出来ない。複数人のこの旅で行くのが絶好のチャンスと皆を誘った。皆で昼から大

ご馳走を食べよう！ってことで。１２時予約したのに１５分前に着いてしまった。すると正面玄関

には既に担当の女性がちゃんと正座して待っておられるではないか。杖を持つ私には「お部屋まで

も使われるのなら杖をキレイにしますのでお待ちを！」ふーん、そう来るかぁ。「一番遠いお部屋

で恐縮です」と言われたが、本当に階段上ったり、渡り廊下を歩いたりで結構タイヘン。でも茶室

「不識軒」なども覗いたりでお店の雰囲気を感じられて良かった。ようやく通されたのは「瓢箪の

間」。二面が池や燈籠がある立派な庭園に面していて最大１２名座れる２室続きの奥の部屋にテー

ブルと椅子４客が設えてあった。こちらの店は昼の１万５千円以外（11月はこの設定は無い）昼も

夜も同じ料金で２万２千円、２万７千円、３万３千円の３種。じゃ２万７千円のコースをお願いし

よう。特にお品書きなど無いから運ばれて来たら写真を撮り、手帖に料理名を記す。忙しい。真昼

間だし、大Ｓ子さんは運転があるので飲めないし、ということで全員氷入りの水でこのコースを食

べることになった。そんなことでアッという間に食べてしまうから作る方運ぶ方も忙しそうだった。

この店の素晴らしさは、圧倒的にその出汁にあるような気がする。絶妙な塩加減の出汁がすべての

料理を素晴らしい味に仕立てあげている。美味しいだけでなく、心が豊かになるようなお料理だっ

た。こんな食事が出来るのなら高いけど高くない。ご馳走様でした。たっぷり2時間半を要した昼

食を終え、車は新幹線駅米原まで急ぐ。高速を使ったので無事到着。新幹線で東京駅に戻り「皆さ

ん、お疲れ様！楽しかったです」とお別れした。夕食抜きも頭を過ぎったが「仙水」でしっかりと。

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

５月　１４日（火）雨　　　　大谷翔平今季初ホームラン！

朝　家食　半熟卵と蒸し鶏サラダ、チーズ、ブランパン、卵と野菜のぐだくさんスープ、飲むヨ

ーグルト

昼　家食　「明星」のローカーボヌードル鶏白麺、トマト梅、ロカボナッツ、お茶

　　　昼は反省食です

女優の京マチ子さんが１２日に亡くなったことが発表された。「羅生門」始め受賞も多い国際的ス

ターだった。享年９５歳。生涯独身だったが、原宿駅前に出来た日本初の億ション「コープ・オ

リンピア」に200�uの部屋を購入して話題になった。海の向こうでは歌手で女優のドリス・ディ

が１３日に亡くなったとの訃報が昨日の新聞に載っていた。享年９７歳。ドリス・ディと言えば

映画「知りすぎていた男」の主題歌「ケセラ・セラ」の大ヒットでアカデミー歌曲賞を受賞した

大歌手だった。私だけの話だが、ドイツのドリスデンの地名を思い出す時必ず「ドリス・ディ」

と一度頭の中でイメージしてから、オモムロに「ドリスデン」と言っている。恥ずかしいなぁ。

大谷翔平選手が今季初ホームランを打った！ヨシ！である。バッター翔平の力を見せてくれよ。

夜　家食　麻婆豆腐、「崎陽軒」の焼売、じゃが芋入り「鍵屋」の切り干し大根煮、ひきわり納豆、

ご飯、玉葱とじゃが芋豆腐の味噌汁

　　

この数日ご馳走続きだったから、今夜は酒の無い家食だ。ご飯を炊いて、じゃが芋入り切り干し大

根煮と具だくさんの味噌汁も作った。これに麻婆豆腐と「崎陽軒」のシウマイ、ひきわり納豆があ

るのだからある意味「招福楼」並のご馳走である。少なくても私にはね。随分地味だけど。無酒日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

５月　１５日（水）晴れたり曇ったり　　　大谷翔平３安打で打率３割台！

朝　家食　コールスローサラダ、じゃが芋入り「鍵屋」の切り干し大根煮、玉葱とじゃが芋豆腐の

味噌雑炊、クランベリージュース＋蜂蜜、飲むヨーグルト

　　　　復調著しい大谷翔平！　　　　　　　母の日の彩浜(ｱﾄﾞﾍﾞﾝﾁｬｰﾜｰﾙﾄﾞ)　　　　独り立ちしたシャンシャン（上野動物園）

昼　新橋「リンガーハット」野菜たっぷり食べるスープ（塩味）864円、餃子（３個）205円

　　

エンゼルスの大谷翔平選手が復帰して喜んでいるのは、もちろんご本人とかご家族とかチームメイ

トとかエンゼルスファンとか私とかたーくさんいると思うが、中でも「誰にも負けんぞ！」と豪語

しているかもしれないのはＮＨＫだろう。昨年ＢＳでほぼ大谷君が出場の可能性のある試合はほぼ

ライブで中継していたし、今年は打者だからエンゼルス戦はずっとライブ中継（一部ライブで無い

かも）しているのだから。で、翔平君がボカスカ打ち出したから笑いが止まらないのかもしれない。

盗塁では失敗しちゃったけどね。一方怪我だらけで来年のオリンピックが危ぶまれている内村航平

はプロ選手。せめてもメインスポンサーの「リンガーハット」でランチしたが応援にならんかなぁ。

午後のお茶　銀座「俺たちのベーカリーカフェ」アイスコーヒー580円

夜　四谷三丁目「酒月」お通し：山形の蕨、水茄子の刺身480円、寄せ豆腐380円、ポテトサラ

ダ400円、アボガド納豆和え550円、生ピーマンとコンビーフ580円、牛スジカレー、白ワ

イン（モンテネグロ）、麦焼酎５杯　＠7200円

美容院でカット＆ダイ、東銀座に出来た「俺たちのベーカリーカフェ」でお茶してから歌舞伎座へ。

初幕は令和慶祝「鶴寿千歳」。女御のちに雌鶴に時蔵、大臣のちに雄鶴に松緑、宮中の男に梅枝、歌

昇、萬太郎、左近。昭和天皇即位のお祝いの曲で令和改元を寿ぐ舞踊。珍しく琴と鳴り物だけの演奏

だった。次は七代目尾上丑之助初舞台となる「絵本牛若丸」。菊五郎、吉右衛門という人間国宝の祖

父二人、弁慶に扮した父親菊之助、時蔵、雀右衛門、松緑、海老蔵、左團次、彦三郎、坂東亀蔵、松

也、尾上右近、権十郎、萬次郎、秀調、團蔵など錚々たる面々が次の次音羽屋を背負うだろう丑之助

君の初舞台に付き合った。菊五郎と吉右衛門はちょこまか動く孫の姿に目を細めて嬉しそうにしてい

るただのお爺さんだった。孫に甘過ぎるとちゃいますか。そして父親菊之助が次の「京鹿子娘道成寺

」でそれは美しい白拍子花子となり、たっぷりと踊って魅せた。1時間余集中して花子を観ていたら

エラク疲れて、最後の「曽我綉侠御所染」は失礼した。いつもなら「麹也」に行くのだが、左足の甲

が痛いのでタクシーで「酒月」へ。来たいと思いながらご無沙汰していた。ヤスコちゃんの料理はア

ッという間に出来るがどれも美味しい。店に女性がふらっと入って来た。私みたいな女性がいるんだ

ぁとよく見ると見覚えがある。あらまぁ、大昔の部下Ａ楽さんだった。彼女はこれまで会った女性の

中で一番の酒豪で、かつてアチコチのＢＡＲでバッタリ会ったことがある。神出鬼没な女性なのだよ。

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

５月　１６日（木）晴れたり曇ったり　　沖縄梅雨入り

朝　家食　蟹カママヨネーズ和え、野菜のコンソメスープ、チーズ、ブランパン、クランベリージ

ュース＋蜂蜜、飲むヨーグルト

　　

昼　家食　糖質ゼロのジャコ天と卵キムチ梅干しうどん、ロカボナッツ

　　

今日の大谷君は６打数１安打。９回2死満塁で打順が彼に回って来る絶好のチャンスだったが、あ

れれ〜ぼてぼてのショートゴロ。チームは１点差で負けた。ったく〜！って期待しているからこそ

悔しいぞ。昨日ライバル御嶽海にせり勝ったものの負傷した貴景勝は休場届けを出した。大苦労の

末大横綱の座についた稀勢の里が、同じく大関の座についた栃ノ心が昇格まもなく怪我をして苦し

んだことを思い出した。新大関で次場所には早くもカド番を迎えるが、まぁ貴景勝は若い。例え陥

落したとしても怪我をちゃんと治せば必ずチャンスがやって来る。焦らずにね。昼は梅干し入り麺。

夜　舟町「おちあい」（第16回やつがしらの会　７人で）お任せコース（蛍烏賊と若布とネギのぬ

た、玉こんにゃく、お造り：中トロ・カンパチ・烏賊・蛸、シシャモと豆鯵干物焼き、烏賊リ

ング揚げ、白菜漬物、芋煮、うどん）、ビール（一口）、麦焼酎　＠6500円

2年ぶりの「おちあい」でのやつがしらの会である。昨年は１５周年ということで九州の久住高原

に行ったから。あの時は動物公園のアフリカンサファリにも行ったし、夜は大カラオケ大会だった

し、楽しかったよなぁ。今回はナゼか「ゲスト無し」と永久幹事のО江君から告げられた。ゲスト

を呼んで良いと許可した覚えも無いのだが、毎回勝手にゲストを呼ぶのがО江君なのだが、人選す

るのがメンドーだったのかもね。今回集まった面々から「離婚しました」「次の株主総会で取締役

に就任予定です」「坐骨神経痛になりました」「娘が怪我して足の大手術する必要がありそうです」

「社長になれと言われたけど断りました」とか告げられてビックリ続き。そして３月３１日に亡く

なったスズマサは彼らとかつて職場の仲間だった。彼はこの座敷に来るといつもそこに座ったのよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

５月　１７日（金）晴れ　　　　　母の祥月命日　４０回忌

朝　家食　半熟卵と蒸し鶏のサラダ、チーズ、ブランパン、オニオンスープ、クランベリージュー

ス+蜂蜜、飲むヨーグルト

　　

昼　家食　糖質ゼロのジャコ天と卵キムチ梅干しうどん、「千疋屋」のラ・フランスゼリー

　　

今日は母の祥月命日だ。母に死なれてからというもの、寝る時は2時間涙が止まらなかった。し

かも２年間も！その頃は仕事がバカ忙しく毎日クタクタになるまで働いていた。なのに寝る前に

2時間泣いていたのだから睡眠時間が更に削られてね、カラダが心配になっていた。しかし2年

が過ぎた頃ピタッと涙が止まった。たぶん涙が枯渇したんだと思う。母がいない世界はとても寂

しいものだったがあれから39年も経ってしまったなんてね。人間は忘れるから生きていられる。

夜　荒木町「松庵」（３人で）1万３千円のお任せコース（帆立とズッキーニの摺り流し、鯛のひ

　　と塩刺身、鱧とじゅんさいの吸い物、鰹腹身の刺身、伊勢海老と海老ソース、天然鰻の白焼

き、那須牛のいちぼ炭火焼き、なめこおくらおろしぶっかけ蕎麦、伊勢海老出汁のカレー蕎

麦、蓮根餅と黒糖ジェラートのコーヒーがけ）、白ワイン、麦焼酎ボトル２本　

３人で８万２７３０円

　　

昨日は車関連の職場仲間との飲み会だったが、今日は旅関連の職場仲間のＡ木君とタカちゃんとの

飲み会である。偶然だが、2人とも山形県人でタカちゃんのお兄さんは今も山形市で旗屋さんをや

っておられる。今もカタカナ会社にいるのはタカちゃんだけだから、今の会社の様子を聞いては、

「ホント？信じられない！」とＡ木君と2人はタマゲまくる。「へぇ〜、あの会社もそんな世の中

になったんですかぁ」。タカちゃんはあの頃とちっとも変わらないが、今や営業部長さんなんだそ

う。夫は関連会社の社長？娘もそんなに大きくなったんだぁ。それだけたくさん話をしながらも

タカちゃんは出て来るご馳走をペロリと平らげ、焼酎もガンガンに飲んで。大丈夫ですかぁ？？

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

５月　１８日（土）晴れ

朝　家食　卵とツナのサラダ、チーズ、ブランパン、野菜と鶏塩スープ、クランベリージュー

ス+蜂蜜、飲むヨーグルト

昼　新宿小田急デパート「新宿キッチン102」トマト煮込みチーズハンバーグ1700円、洋食セット

Ａ（五穀米＋スープ＋サラダ）500円、ドリンク300円

　　

　ビックカメラでキーボードを購入

プラズマ治療院までの道中、新坂を下りる。傾斜はさほどでも無いが、膝痛持ちにはこんな下り坂

がツライ。しかも５月というのに汗がだらだら。シャワーを浴びて着替えたばかりの下着やブラウ

スが汗まみれじゃないか！未だ５月なのに先が思いやられる。治療院についてから汗が引くまで暫

く待って貰った。治療後はタクシーで新宿に向かう。Ａ先生との待ち合わせ時間まで未だ時間があ

るからランチでもするか。「新宿キッチン102」という店でトマト煮込みチーズハンバーグ。五穀米

と一緒に食べたらなかなか美味しかった。それにしても隣の3人連れの女性、私が席についた時に

は食べ始めていたのに、私が食べ終わっても未だ食べていた。日が暮れますよ〜。「ビックカメラ」

でＡ先生と会ってパソコン用のキーボードを選んで購入。止せば良いのに「お洒落！」という理由

だけでユニークなスタイルのものを選んでしまった。頭の片隅では、薄っすら「後悔するかも」と。

夜　荒木町「遊猿」（２人で）前菜盛り合わせ（前菜盛り合わせ：ウニ湯葉・酔っ払い海老・初カツ

　　味ソース・白海老隠元四川風・稚鮎青海苔・帆立貝の醤油ソース・蛍烏賊腐乳麻ソース・和牛

タタキ山椒ソース、フカヒレ平貝柱春巻800円、高山豆苗と黄ニラの浅利炒め1680円、麻婆

豆腐とご飯、白ワイン（シャブリ）ボトル５千円、麦焼酎ダブルロック２杯　　

２人で2万2110円

　　

Ａ先生が重い「レトロクラッシック」のキーボードを運んでくれたから早速取り付け作業をお願い

する。私はその間に着替えて洗濯だ。栃ノ心が危なげなく琴奨菊に勝ち、これで７連勝。１場所で

の」大関復帰どころか優勝もあるかもねぇ。5日目から負傷休場していた新大関の貴景勝が明日か

ら復帰するそうだ。しっかり治すためにも休んでいればいいのに。大丈夫なのか？夕食は久々の

「遊猿」。なかなか予約が取れず４回目でやっと取れたよ。但し午後６時からの２時間という約束

で。「遊猿」は鉄板中華の「青山シャンウェイ」出身だが、最近「シャンウェイ」は神楽坂や銀座

などへの出店が盛ん。嬉しいね。ウニ湯葉を始め、たくさんの前菜をつまみながら白ワインを飲む。

〆は麻婆豆腐とご飯と決めているから毛沢東のスペアリブは諦める。そんなに食べられないしね。

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

５月　１９日(日)東京は晴れ　京都は曇り　どちらも風強し

朝　家食　半熟卵と蒸し鶏のサラダ、チーズ、野菜のコンソメスープ、ブランパン、クランベリー

ジュース＋蜂蜜、飲むヨーグルト

　　

　　　オッシャレでしょ？でもオッシャレ過ぎ・・

昼　新幹線車内にて　「崎陽軒」シウマイ弁当

　　

　５月の京都です

今日から京都の家に行く。出かける前に昨日ゲットした新しいキーボードを使ってみたのだが、な

かなかに使いにくくて難儀する。慣れるまでの辛抱でもなさそうなのが問題だ。困ったなぁ。冷蔵

庫の中身を空っぽにしてゴミを捨て京都に向かう。今日はしっかり「崎陽軒」のシウマイ弁当をゲ

ット出来た。「早く食べたい！」とハヤル気持ちを抑えて発車してからようやく食べ始める。ウン

マイ！京都に着いたら伊勢丹地下の食料品売り場に直行。「ＲＦ１」のおかずやサラダを購入する。

夕方のお茶　京都・八百一本館「ザ・ブレッド」アイスコーヒー280円

夜　京都家食　「ＲＦ１」の亜麻仁の恵豚のバルサミコソース、緑黄野菜のシーザーサラダ、ひき

わり葱納豆、ご飯、新玉葱と新じゃが芋豆腐の味噌汁

　　

　家食も好き〜〜

40日ぶりの京都の家。窓を開け放って空気を入れ替えてから「八百一本館」に買い物へ。実は伊勢

丹食料品の野菜売り場は「八百一」が入っているのだが、あそこで野菜をどっさり買うと重くて持

ち帰るのに難儀するからね。やっぱり近所の「八百一」に買い物カートを持参して買うことになる。

ご飯を炊き、味噌汁を作って京都家食。お店でご馳走を食べるのも好きだが、こうして家で地味な

食卓に向かうのも良いものだ。毎日となるとそれはそれで「ご勘弁」願いたくなるけどね。無酒日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

【今週の振り返り】

京都で美味しいと評判のお店は、１０軒のうち１軒は「和久傳」出身である、なんて書くとかなり

大袈裟ではあるけれど、あながち嘘でもないところに「和久傳」の凄さがある。「緒方」、「おたぎ」、

「京天神野口」、「ごだん宮ざわ」、「飯田」、「木山」、「祇園ろだん」、「和食晴ル」、「�瘁v、「悠々」、

「燕en」、「日本料理藤井」・・・。何度も行っている店、以前行った店、未だ行っていない店もあ

るが、いずれも「和久傳」が輩出した料理人が活躍するお店である。私が知らないだけで他にもた

くさんあると思うけどね。

そうそう「高台寺和久傳」と「室町和久傳」で料理長を務められた藤山さんが長い準備期間を経て、

今年３月に「銀座ふじやま」をオープンさせた話も京都で聞いた。実は「おたぎ」の馬場さんは高

校サッカー部の先輩である藤山さんに強引に勧められて「和久傳」入りした、なんてエピソードさ

えあるのだ。その点でいくと、「悠々」の下田さんは馬場さんの「和久傳」時代の後輩で、「おたぎ」

が現在の京都鷹峯に移転するまで営業していた北大路の店に居抜きで「悠々」を開店させた。それ

で思い出したのだが、東京の近所にある「四谷うえむら」の植村さんも「和久傳」出身で（他のお

店もいろいろ）、面白いことに「木山」店主の木山さんと「和久傳」の寮でルームメイトだったそ

うだ。今や大人気店の「木山」を率いる木山さんも新入社員で大先輩の前で硬くなっていたなんて

話を聞いて、料理界って人間の繋がりの強い世界なんだぁと改めて思ったものだ。

優れた料理人を輩出する「和久傳」とひとことで纏めているが、「高台寺和久傳」、「室町和久傳」、

「京都和久傳」、「五―いつつ」、「丹」、「はしだて」、持ち帰りの「紫野和久傳」とかいろいろある

のだ。もちろん京都には名実ともに素晴らしい日本料理の店はたくさんあって「瓢亭」や「京都

吉兆」や「祇園丸山」、「菊乃井本店」などは夙に有名である。そしてこれらの店も魅力的な料理

人を輩出している。いろんな料理人の方々の経歴を聞くと、１店だけでなく複数の店で修業をす

る人が多い。それぞれの店の技を取得しようということなのだろう。それは日本食に限らず、フ

レンチやイタリアンの腕を磨くために本場に武者修行に行く人達も同じだ。給料を貰わない代わ

りに賄いと厨房の中に居場所を貰う。料理は教えて貰うのではなく、味やテクニックは盗むもの

なのだろう。そして何店かを転々とし、それが帰国して独立した時の「ハク」になる（かもしれ

ない）。こういうことならば、子供が「大きくなったら食べ物屋さんやりたい！」なんて無邪気

に言っていたら「アンタ一つ聞いてええか。アンタにはその覚悟があるんか！信じられる愛はあ

るんか！」と大地真央さんっぽく問い糺してみたい。

話はあっちゃこっちゃに行ってしまったが、私が今日言いたいのは「招福楼本店」のことである。

優れた料理人輩出店で忘れてはならない店だ。もうずいぶん前だが、祇園「三玄茶」に行った時、

こちらのご主人が「招福楼」出身ということで店の名前を知った。以来アチコチでこの店の名前

を聞くことになる。「何とゆうても茶懐石の招福楼にいた方ですよ、あの方・・」とか六本木に

ある「松川」もＮＨＫ「朝イチ」に出演する銀座「しのはら」の篠原さんも「招福楼」出身と聞

いた。近所に少し前に出来た「多仁本」はＬ字型カウンターでご主人谷本さんの口から「いくつ

かの店にいましたが、一番長くは招福楼で修業しました」と伺った。茶懐石「招福楼」の名に恥

じず、茶道や華道、香道などにも研究熱心で、2019のﾐｼｭﾗﾝでも星を獲得された。

「招福楼本店」は滋賀県の八日市にある。是非行きたいが、遠い。是非お料理を食べたいが、す

べて由緒あるお座敷で食事を摂る料亭だから一人で行くというわけには行かない。う〜む・・・

と長い間ウジウジ考えていたのだが、不美子の会で大垣祭を見学すると決まった時に「チャンス

は到来」したのである。4人いる。小Ｓ子さんはやや小食だが、最近はかなり量もイケるように

なった。大垣は滋賀県のすぐ隣だ。この機会を逸したら、私は一生「招福楼本店」に行けないだ

ろう。「お願いです。月曜日の昼食は私が行きたい店にさせて下さい」。皆賛同してくれた。そし

て今週の月曜日の昼がやって来た。行って良かった。「招福楼」の料理を食べられて舞い上がる

ような高揚感を味わった。本店の敷地・建物含めてすべてが「「招福楼本店」だった。不美子の

会の皆さん、つきあってくれてありがとう！！！

　　　　　　　　　　　　　　　　鮎がうミャそうだったニャ

　　　　　　　　　　　　バックナンバーのトップへ　　　　　夢子倶楽部のトップに戻る