パクパク日記１９年６月３週

　　　　　　　　　　　　　未だ梅雨入りしない京都で友人達と遊び、週末には東京に帰る

　　　　　　　京都・無鄰菴　　南座・ＮＡＲＵＴＯ

６月　１７日（月）京都は晴れ　　　　　アメフットチームパールボウル三連覇！

朝　京都・南禅寺「瓢亭　別館」朝がゆ定食4500円　　　

天保８（1837）年創業した懐石料理「瓢亭本館」は敷居が高いが、西隣にある別館は気軽に利用できる

別館はカジュアルなテーブルと椅子席　　　朝がゆは毎朝朝8時から11時（木曜日定休日）　　　スタートは梅湯から

　　　　　　　　　瓢亭玉子はトロッと半熟、鯛のおぼろ鮨も旨い。三段重ねの器には青梅甘煮、蒸し白身魚、炊き合わせが

　　　　　

　　海苔と豆腐の箸休めの吸い物の後、最後にようやくお粥が登場。お好みで餡をかけて食べる　　　　こちらが瓢亭本店

先週土曜日から20日間ツァーの仕事を終えたＫ岩が京都の家に泊まりに来ている。Ｋ岩２泊目の

朝食は、南禅寺の「瓢亭」を予約している。但し別館だけどね。京都に通い始めた頃から「いつ

か瓢亭で朝がゆ」と思っていたが、朝ご飯というのがネックとなって今日まで一度も食べていなか

ったのだ。朝８時から１１時まで朝がゆ定食を提供しているのは本店の隣にある別館だ。予約の電

話を入れた時、８時は満席、９時か１０時スタートならと言われた。別館の前に到着してみると、

中から食事を終えた人が次から次へと出て来る。大きなグループらしい。時間になると4人席がい

くつも並ぶ奥の部屋に通された。小さな梅干しと昆布が入った梅湯からスタートし、瓢亭玉子など

季節の料理が盛られた盆と瓢箪型三段重が運ばれて来る。箸休めのお椀は海苔とお豆腐。そして最

後に粥が餡と香の物と共に登場して定食は終了する。お粥は特に美味しいわけでもない。ベテラン

の仲居さんが、それこそオートマチックに料理を運んで来て、説明もしないで立ち去り、食べ終わ

れば食器を下げて行く。バッチ処理。客は淡々と食べる。これが憧れていた瓢亭なんだろうか。別

館だけど。何だか肩すかしにあったようで。別館では昼から5400円の松花堂弁当、本館でも季節に

よって６千円の朝がゆがあるらしい。行くなら調べてね。瓢亭の真髄はやっぱり本館なんだろうな。

　　　「瓢亭」の隣は山縣有朋の別邸「無鄰菴」。「無鄰」とは草庵の隣家が無いこと

特別公開されている洋館２階は「無鄰菴会議」の会場だった　　　　　七代目小川治兵衛が作庭した庭園

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２階建ての母屋は外から見学する

　　　　　　　山縣三名園に数えられる無鄰菴の庭園は、七代目植治（小川治兵衛の通称）が手掛けた

　新家孝正設計煉瓦造りの洋館で「無鄰菴会議」が行われた　　　　　　　　　　　　　　庭園から母屋を臨む

昼　京都・東洞院三条下ル「三条尾張屋」納豆蕎麦850円

　　

腹ごなしにはピッタリの所にピッタリのものがある。無鄰菴。明治の元勲の一人山縣有朋の別邸で

ある。山縣には無鄰菴と名付けた別邸が３軒あるうちの１つがここで、私もかなり前に一人で訪れ

たことがある。現在特別公開されている洋館の２階は、日露戦争前、元老・山縣有朋、政友会総裁

・伊藤博文、総理大臣・桂太郎、外務大臣・小村寿太郎が集まって開かれた「無鄰菴会議」の他に

もしばしば要人との会見に使用された。しかし、何より無鄰菴が素晴らしいのは名作庭師の小川治

兵衛作の広い庭園で国指定の名勝でもある。築庭が趣味の山縣有朋は椿山荘を始め日本各地に手掛

けた庭があるが、無鄰菴は「山縣三名園」に数えられる。借景の東山を正面に据えた無鄰菴は見学

者が少ないから静かで好きだ。庭の水場で鷺が憩っていた。Ｋ岩を平安神宮神苑に送って行き、私

はタクシーで帰宅。八百一とお菓子屋に買い物ついでに「三条尾張屋」で納豆蕎麦のランチだよん。

午後のお茶　京都・東洞院蛸薬師通上ル「セカンドハウス」アイスコーヒー450円

夜　京都・鷹峯「おたぎ」（2人で）２万円のコース（パイナップルと柑橘類のミックスジュース、

宮津の新トリ貝とトマトとオクラ鰹出汁のジュレ、焼き茄子を沈めた渡り蟹のとろみ汁、明石

の鯒のウニ醤油、鱧尽くし：湯引き・鮨・油焼き南蛮漬け、鮎の塩焼き川比べ（滋賀安曇川と

奈良天川）蓼酢で、明石の黒鮑と揚げ茄子吉野葛、秋田大葉じゅんさいと出来たて葛切り、亀

岡牛のヒレ勝つと鶉フライ　自家製トンカツソース、食事：炊き立てご飯、２杯目：玉〆丼、

ちりめんじゃこ、昆布ふりかけ、漬物、止め椀、宮崎マンゴゼリー寄せ、豆乳と黒砂糖プリン

丹波の小豆汁　ノンアルコールビール、麦焼酎ダブルロック３杯　　２人で５万200円

　　

　マンプクのコースでしたぁ

Ｋ岩は平安神宮神苑で花菖蒲を、更に伏見まで足を伸ばして藤森神社で紫陽花見学をして来たらし

い。さすが優秀なガイド、行動力が違うね。但し藤森神社は期待していたほど紫陽花の花が多くは

なくガッカリしたらしい。鎌倉の紫陽花寺は数倍咲くぞ！って。それにしても無鄰菴→平安神宮神

苑→伏見藤森神社→四条河原町から徒歩で東洞院六角の我が家にって凄い移動距離。さすがガイド

で鍛えた脚力と気力。恐れいりやの鬼子母神である。早くもＫ岩にとって最後の晩餐。今夜は鷹峯

の「おたぎ」を予約している。午後６時ちょうどに店に入ると、他の客は既に食事を始めていて、

私達がビリ。皆さん、おはようおすなぁ。初めてのＫ岩はワクワク。３品目の吸い物は焼き茄子を

沈めた渡り蟹のとろみ汁だった。何てゼータクな。鯒はたっぷりのウニ醤油でどうぞ、次は鱧尽く

し、そして２つの川の鮎食べ比べ。馬場さん、お洒落過ぎますわ。ヒレ勝つと鶉フライの頃から、

Ｋ岩は満腹になり始め、お箸が止まる。その隣で炊き立てのご飯１膳食べてから「玉〆もいいな」

とワシワシ食べる私。ひひひ、勝ったぞ。しかしＫ岩最後意地を見せて完食。ふたり満腹になる。

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６月　１８日（火）京都は晴れ　大谷翔平選手９号３ＨＲ　　　夜新潟県山形県で強い地震！

朝　京都家食　アボガドトマト納豆、茹で卵、チーズ、ブランパン、レタストマト卵スープ、ゼス

プリ産ゴールドキウイ、クランベリージュース＋蜂蜜、飲むヨーグルト

　　

　Ｋ岩最後の朝食

昼　京都家食　京都「スパイスチャンバー」キーマカレー＋チーズ（Ｋ岩がテイクアウトしてくれ

た！）、トウモロコシと卵のスープ、りんご、アイスコーヒー

　　

カレー好きの私だが、ここ数年東京では「これ！」というカレーに出会っていない。美味しいカレ

ーは京都で食べている。とはいえ、そのうちの一つ「スパイスチャンバー」には拠点が出来てから

一度も行っていないのだ。歩くには距離があり、タクシーに乗るには近過ぎる。しかも人気店で並

ぶのがツライ・・なんて理由でね。Ｋ岩の長女マリちゃんも辛いモノ好きで、京都大学に通ってい

た仲良しを訪ねて京都に来た時、この店でカレーを食べてすっかり気に入ってしまった。以来何度

も来ていて、「いつか私も」と母親のＫ岩にも熱は伝わっていた。ガイドで京都に来た時、僅かな

フリー時間を駆使して初「スパイスチャンバー」したＫ岩も「また食べるぞ」派になった。一緒に

と誘われても渋る私に彼女が言う。９時半から二条城の見学に行って来ますが、その帰りにテイク

アウトで買って来ますよ。キャッホー！嬉しい！自宅であのカレーが食べられる。１２時過ぎ、彼

女がカレーと共に帰って来た。これこれ、この味！懐かしい。やっぱりスパイスチャンバーのカレ

ー美味しい！ご飯が多いので半分残して、夜食べようっと。３泊したＫ岩は、我が家のゲストのマ

スト仕事、自分が使った寝具類の洗濯やゲストルームの掃除を済ませて午後帰って行った。またね。

午後のお茶　京都「ザ・ブレッド」アイスコーヒー280円

夜　京都家食　鯖の生姜煮、ハムとキュウリのサラダ、ズッキーニの胡麻和え、ひきわり葱納豆、

ご飯、玉葱とじゃが芋と豆腐の味噌汁

　　

Ｋ岩が帰ってしまって気が抜けたが、夕方気を取り直して八百一に買い物に行く。ここ数日はＫ岩

と一緒にご馳走夕食だったし、明日夜もキョウコとご馳走予定。だから今夜は粗食にするよ。八百

一はお惣菜類も豊富で、ハムとキュウリのサラダと味噌汁作るだけで、アッという間に一人の食卓

が整う。誰かに地味食とか粗食と言うのヤメロ！と言われたな。それでもゼータクだって。無酒日

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６月　１９日(水)　京都は晴れ

朝　京都家食　ハムとキュウリのサラダ、玉葱とじゃが芋と豆腐の味噌雑炊、りんご

　　

　　　　　　　新作歌舞伎「ＮＡＲＵＴО」開場前の南座前は狭いから押し合い圧し合い

昼　京都・南座客席にて　「下鴨茶寮」のお弁当、お茶

　　

開店間もない京都大丸に行き、地下のお弁当売り場を物色。関西と関東ではお弁当売り場の様子も

随分違う。鰻弁当とバラちらし寿しを扱う店が６店もあってびっくりだ。幕の内を扱う店は少ない

が、小山薫堂さんが社長になった下鴨茶寮のお弁当を２つ買って、大丸前から「近くですんませー

ん！南座まで」と謝りながらタクシーに乗る。大阪からやって来たキョウコと南座の前で待ち合わ

せて最前列の席へ。原作マンガ読破したというキョウコのリクエストで新作歌舞伎「ＮＡＲＵＴО」

を観るのだ。実は私は昨年夏「新橋演舞場」で観ているのだが、その時は２幕が終わったところで

早退してしまったのだ。今日は最前列だし、２人だから全部観ますよ。前回と同じくうずまきナル

トは巳之助、うちはサスケに隼人、自来也に猿弥、綱手に笑也、大蛇丸は笑三郎、春野サクラに梅

丸、はたけカカシに嘉島典俊、うちはイタチに市瀬秀和。そして昨年猿之助と愛之助のダブルキャ

ストだったうちはマダラは何と梅玉！私の席に前にハシゴがかけられ、役者が降りたり上ったりで

「風」を感じる席だった。３幕目２列目までの席は「水」を感じる席でもあったけどね。早退した

ものの２回目だったので内容の理解が進んだのか、楽しく観た。終演後キョウコは「どうしよう、

終わっちゃった。あんなに楽しみにしていたのに終わっちゃった」と嘆いた。いつかは終わるのよ。

午後のお茶�@　京都・祇園「タリーズカフェ」アイスコーヒー（トールサイズ）430円

午後のお茶�A　京都・河原町三条「ＭＯＣＨＡ」

　　

　　　　　　初「猫カフェ」でキョウコ大興奮！おやつ（500円）に猫がワラワラと集まり、オネダリが激しい！

夜　京都・柳馬場通五条上ル「�瘁v（2人で）2万円のコース（梅葛餅と宮津のとり貝キャビア　ジ

ュレがけ、琵琶湖鰻と加茂翡翠茄子のお吸い物、対馬の紅瞳ノドグロと五島列島の甘鯛一塩・

羅臼生ウニ、鱧落とし梅肉醤油で、若鮎塩焼きうるか酢で、丹波牛いちぼ肉葱味噌　ニンニク

チップ添え、枇杷とｼｬｲﾝﾏｽｶｯﾄと白芋茎の白和え、気仙沼のフカヒレの玉〆、お好み食事（６種

から）：手打ち蕎麦、鱧カツ丼、牛玉〆丼、宮崎マンゴーとトマトジェラート、広島の新ジュン

サイと葛餅、お薄）、オールフリー、麦焼酎「月心」ダブルロック３杯　2人で５万３５００円

ずっと楽しみにして来た「ＮＡＲＵＴО」が終わってしまったと嘆くキョウコを宥めながら先ずは

お茶を飲みに行く。夕食まで時間はたっぷりあるからね。お茶とお喋りの後は猫カフェどう？行っ

たこと無いなら是非行こう！歩くのは面倒だからミーナビルまでタクシーで。11軒目の「猫カフェ

ＭＯＣＨＡ」が4月中旬に出来たんだよ。猫ちゃんも去年生まれの可愛い子ばかり。ね？500円の

おやつ買ったら、ワラワラと集まる猫にオネダリされてキョウコ舞い上がる。わぁ〜楽しい！って。

それでは夕食予約してある「�瘁vに行きますか。「和久傳」出身の杉山さんが昨年3月開店した店で

「�瘁vは杉の意味で「せん」と読む。実は４月に予約したのだが、スズマサが亡くなってキャンセ

ルした。杉山さんとポツポツと「和久傳」出身の方々の話などをしながらお料理を頂いていると、

一昨日行ったこれも「和久傳」ＯＢの「おたぎ」の若いスタッフが客として現われた。昨日のラン

チで食べた「スパイスチャンバー」のカレーを彼に勧めたのだった。世の中狭いよね。こちらのお

料理は初めて頂くが、どれも丁寧に作られていて安定した味だ。キョウコはどの料理が来ても「美

味しい！」と嬉しそう。６種から選ぶお好み食事では彼女悩みに悩んで4種選ぶ。私は手打ち蕎麦、

鱧カツ丼、牛玉〆丼の３種だよ。やはり「和久傳」ＯＢの「木山」も選べる食事だ。この店も通っ

てしまいそう。キョウコを四条河原町の阪急駅まで送って行った。楽しい一日だったね、またね。

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６月　２０日（木）京都は晴れ　３３度！

朝　京都家食　レタスとアボガドトマト納豆、レタスハムとキュウリのサラダ、茹で卵、チーズ、

ブランパン、モロヘイアとトマトのスープ、クランベリージュース＋蜂蜜、飲むヨーグルト

　　

　今日も朝食たっぷり

昼　京都家食　糖質ゼロ麺の玉葱天と卵そば、パプリカときゅうりの白麹和え、お茶

　　

午前中指定の荷物が来るかと早めに朝食を食べておいて良かった。いつもなら午前中指定でも昼ち

ょっと前に来るクロネコが今日は9時半に来たのだよ。水２箱、お茶２箱をクローゼットに積んで

はくれたが、東京のクロネコマンの愛想の良さに比べて、京都のクロネコはいつも不機嫌な男子が

やって来る。何が気に入らないのだろう。それはそれとして、ゴミを出さないためにも、自分が飲

む水はなるべくペットボトルは飲まないようにしている。お客用だ。お茶は飲んでしまうけどね。

夜　京都・柳馬場通押小路上ル「洋食おがた」お通し：キャベツのマリネサラダ、洋食屋のマカロ

ニサラダ(小)、長野県清水牧場のフレッシュチーズと辛子酢味噌（小）、稚鮎のエスカベッシュ

(小)、熊本馬刺し盛り合わせ　新玉葱と熊本の甘い醤油で、イカと独活のてっぱい、活アオリ

烏賊レア揚げタルタルソース、ミニカレー（大）、ノンアルコールビール（オールフリー）、赤

ワインボトル（シガリュスルージュ2016　１万２千円　＠2万1190円

　　

　今夜は小皿料理の店のようだった

先週土曜日から外食の夕食はずっと２人だったが、今夜は１人で。「洋食おがた」に行けば、いつも

応対してくれたベテラン女性スタッフが先月退社してしまい、何だかこれまでのペースが乱れて心

地が良くない。お料理は相変わらず美味しいのだが、１品だけ少量で注文したら、そのあとずっと

小皿で提供されたりでどうも調子が狂う。彼女が懐かしい！ま、それでも熊本馬刺し盛り合わせを

新玉葱と熊本の甘い醤油で食べれば実に美味しい。店のオーナーシェフのおがたさんは熊本出身と

のことだ。前回は鯵のレア揚げを食べたが、今夜は活アオリ烏賊レア揚げ。こういうの油から揚げ

る頃合いが難しいよね。〆はいつものミニカレー。実に旨い。でも、今夜はお替りしなかったよ。

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６月　２１日（金）京都は曇り夕刻激しい雨　　八村塁選手日本人で初ＮＢＡドラフト一巡目指名！

朝　京都家食　レタスとアボガドトマト納豆、ハムとキュウリのサラダ、レタスとトマトと卵のス

ープ、チーズ、ブランパン、クランベリージュース＋蜂蜜

　　　

昼　京都大丸「黄老」麻婆豆腐定食（イカ揚げもの、点心３点、卵スープ、ご飯、ザーサイ、杏仁

豆腐）1550円、アイスコーヒー＋120円

　　

昼前、大丸まで歩く。普通の人なら5分で着く距離なのだが、杖を付きながらゆっくり歩き、時折

立ち止まっては「あぁ、アッツイ」と立ち止まって汗拭いたりするから８，９分位はかかる。でも

堂々の徒歩圏内にデパ―トがあるのだよ。ついでに言えば、大丸の裏口から入らずに、そのまま歩

けば錦市場に入って行く。以前は大好きな場所で、最終日はここで魚やら京漬物、おばんざいなど

を見繕って東京に帰ったものだが、ここ数年は一歩も入ったことが無い。歩き喰いする外国人観光

客が溢れていて、どうも入る気がしないのだ。で、大丸。上階にレストラン街があるのは四条河原

町の��島屋と一緒だが、どうも��島屋に比べて入居しているテナント飲食店に魅力を感じないのは

私だけだろうか。中でも中国料理の「黄老」はなぁ、ちょっとなぁ。と言いながら入って食べる私

ってどうなのよ。これだけ料理が並んでも美味しいものはほぼ無い。つまらん！帽子買って帰る。

午後のお茶　京都「ザ・ブレッド」アイスコーヒー280円

夜　京都家食　ＲＦ１野人気おかず弁当、海老とアボガドサラダ、玉葱とじゃが芋えのき茸豆腐味

噌汁

　　　紫蘇飯にも納豆かけて食べる

アメリカでの四大プロスポーツと言えば、アメフットのＮＦＬ、野球のＭＬＢ、バスケットボール

のＮＢＡ、そしてアイスホッケーのＮＨＬだ。中で一番人気があるのはＮＦＬだが、世界で一番競

技人口が多いのはサッカーではなくバスケットボールなんだってね。そのバスケットボール界での

最高峰ＮＢＡで日本人選手が脚光を浴びている。ベナン人の父と日本人の母を持つ富山県生まれの

八村塁選手だ。何せ身長が203�pというのだからバスケットボール選手として恵まれている。その

八村塁選手がドラフト一巡目でワシントン・ウィザーズより全体９位で指名されたから日本は大騒

ぎさ。ＮＢＡのことを大急ぎで勉強したらしい人が寺日でいかにもという感じで喋っているから面

白いね。塁選手、ガンバです。明日東京に帰るので、今朝の朝食から冷蔵庫整理モードに突入。レ

タスとトマトと卵のスープや夕食の味噌汁には残った野菜をどっさり入れる。地味な夕食。無酒日

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６月　２２日（土）京都は晴れ　東京は雨

朝　京都家食　生野菜とサラダ、玉葱とじゃが芋えのき茸豆腐味噌雑炊、ゼスプリ産ゴールドキ

ウイ、クランベリージュース＋蜂蜜、飲むヨーグルト

　　

昼　京都駅「星乃珈琲」星乃スパゲティー（具だくさん醤油バター）830円、アイスコーヒー480円

　　

いつもより少し早起きして洗濯、掃除、片付け、ゴミ出しなど最終日のルーティン。普段怠け者で

働かないから休みなしでこうゆうことするだけで結構疲れる。夏の暑い間は来ないけど良い子で留

守番してね〜。予約した新幹線発車時間の1時間前に京都駅に到着した。「原了郭」でカレーラン

チのつもりだったが、数人待っている。斜め前の「星乃珈琲」の前には今日は行列が無いじゃない

か。じゃ、こっちだ。ここでランチを摂っている時、Ａ美さんからラインがあった。結構長い返信

をして30分後新幹線に乗った。9号車に入って荷物を置くと、向こうから手を振って近づく女性

が。Ａ美さんだった！えっ？えっ！えーーーっ！！！さっきのライン新大阪から送ったの？新大

阪で指定席買ったら私と同じ列車の同じ車両だったの？びっくりだ。彼女とは２年続けて同じ日

に熱海のホテルを予約していたこともあり何だか不思議な縁を感じてしまう。また会いましょう。

夜　舟町「無門」付きだし：つぶ貝山椒煮・蟹詰めトマト・人参とオクラの豚肉巻、水茄子浅漬け

480円、枝豆塩茹で600円、鮎一夜干し630円、黒豚旨辛炎しゃぶ2300円、雑炊400円、（オ

ミヤ：実山椒コロッケ）、ノンアルコールビール（キリン零イチ）、麦焼酎　　＠8484円

天気予報では「東京は曇り気温25度」。なのに東京駅に近づくと窓に雨粒が・・。何だよ、何だよ、

雨かよ。夕食は「無門」に行った。この店に行く目的はっずっと黒豚旨辛炎しゃぶと〆の雑炊。も

う長いこと食べている味だ。「無門」から帰って楽しみにしていた「チコ叱」の録画を観たら・・

これ、去年だったかしら放送したじゃないの。答え私知っているもん。丸々再放送。働き方改革と

かＣＧチームに夏休みを取って貰う理由もわかるから再放送でも構わない。でも「○日放送した再

放送です」とクレジット最初に出すってのがルールじゃないのかなぁ。チコちゃーん、どう思う？

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６月　２３日（日）東京は曇り

朝　家食　サラダ、「無門」の実山椒コロッケブランパンサンド、モロヘイアとトマトのスープ、

クランベリージュース＋蜂蜜、飲むヨーグルト

　　

遅い朝食を摂ってボーっとしていたら、ピンポーンとインターフォンが鳴った。「消防設備の点検

です」って。ゲェ！今さら居留守を使う（笑）わけにも行かず、検査マンが1階からエレベーター

に乗って部屋に向かっている間にそのヘンを大急ぎでチャチャチャと片付けた。何とか見られても

呆れられない状態になったのも、昨年秋に大騒ぎして行った大断捨離のお陰である。消防設備の点

検の度に思うことだが、ベランダから1階下のベランダに降りる非常梯子なんて、火事などの非常

時にホントにすぐ使えるのだろうか、梯子の耐久重量はどのくらいなのか・・ってなことだ。余り

の重さに耐えきれず、梯子が途中で・・なんてことになっても悲劇やなぁ。点検、終了しました！

昼　無し！

夜　家食　ゑびすＤａｉｋｏｋｕのおかずいろいろ、きんぴら、ご飯、ひきわり納豆、大根とエ

ノキ茸豆腐の味噌汁

　地味でよろしおすなぁ

６月下旬ともなれば、お中元の準備をせねばならない。もう仕事もしていないのだから、そろそ

ろナッシングにしても良い頃なのだが、相手があることでありなかなかにそのタイミングが難し

い。現役の頃、頂くお中元・お歳暮がピークの頃は大きな悩みの種だった。両親とも亡くなって

郊外の家に一人暮らしの私に、百を超える品物が届くのだ。私が深夜にならなければ戻らないこ

とを知っているから、宅配便配達員はいきなり隣家のお爺さんに私宛の荷物を持って行く。「毎

度！夢子さんの荷物預かってくださーい」。すると隣家のお爺さんは、夜合鍵で扉を開けて玄関

先に一日分の到来物を置いておいてくれる。これが２，３週間続くのである。年２回ね。もう終

わりだな、という頃に８畳間一杯になった到来物を缶ビール、砂糖、調味料詰め合わせ、海苔、

菓子、洋酒、ジュース、シーツ、タオルなど品物ごとに分け、それが終わればプレゼントするお

宅別に品物を詰め合わせ、タクシー半日雇って数軒に配って行くのである。年２回。毎年。仕事

辞めて嬉しかったことの一つに中元・歳暮が減ったことがあるのは言うまでも無い。品物と送り

先住所と名前を書いた送付依頼文書を作って、３軒の店にファックスで送り、作業終了。無酒日

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【今週の振り返り】

実は私、相当なカレー好きである。え？知っていた？どうしてわかったんだろ。ま、それはとも

かく、私のカレーの原点は、多くの人に違わず、世に言うじゃが芋ゴロゴロのおふくろカレーだ。

豚肉と玉葱、じゃが芋、人参の材料を市販のルーを溶かしただけの極シンプルなカレーだが、薄

切りの玉ねぎ１個分をゆっくりキツネ色より濃い色に焦げるまで炒めたものを入れるのが母の工

夫だった。大きな皿にドカーンとご飯を盛り、その上にじゃが芋ゴロゴロカレーをたっぷりかけ

る。やくみは紅生姜と自家製のらっきょだった。一時、カレーとご飯を混ぜ混ぜにして食べるの

が私だけに流行り、兄から「汚い食べ方すな！」と叱られた。ナゼか今京都の「洋食おがた」の

お茶椀に盛られたミニカレーに限っては混ぜ混ぜが復活している。

母が作るカレーの次に心を奪われたのは、中２の時に引っ越した東京のカレーだ。今放送中の朝

ドラ「なつぞら」に出て来る「川村屋」こと「新宿中村屋」の本格印度式カリー。子供がお小遣

いで食べるにしてはバカ高かったが、その美味しさは格別だった。朝ドラ脱線を続けると修行し

ていた「川村屋」を飛びし芝居の道を歩き始めた雪次郎君の帯広の実家「雪月」は「六花亭」が

モデルらしいね。なつが初めて参加した東洋動画の長編アニメ「白蛇姫」は東映動画の「白蛇伝」

のことだが、小学生の私しっかり観ましたよ、信州の映画館で。今でも主題歌を何となく覚えて

いる。閑話休題。昭和２年以来、レシピを一切変えていないという「新宿中村屋の本格印度式カ

リーは数十年経った今でも大好物である。ただ、たっぷりした器に入っていた３種のやくみが、

いつの頃からかとても小さな器にチマチマっと盛られるようになったことを、とても残念に思っ

ていたことだけは書いておきたい。

次は日本橋のカリーライスかな。カタカナ会社に転職した私は、女性の先輩達に誘われて昼休み

タクシーで日本橋に向かった。最初の職場より9000円も初任給が上がったとはいえ、神田から

日本橋までタクシーに乗ってランチのカレーを食べに行くなんてことは、超贅沢な出来事で平気

な表情をしつつも心臓はバクバク言っていた。現在のマンダリンオリエンタルの前辺りに蔦の絡

まる煉瓦造りの２階建て。小さな看板に「カリーライス」と書いてあるだけで最後まで店名はわ

からず仕舞だった。その頃から行列が出来ていた。やっと座ると何を注文しようか考えるものだ

が、この店はその必要が無い。ポークカレーしか無いのである。ビーフもチキンも野菜も無し！

ポークカレーのみ。サラダもスープも無し！ポークカレーのみ。潔い。なのに店の人は厨房に向

かって、「カレーを3つお願い」「続いてカレーを５つ」と大きな声で怒鳴る。「３つ」とか「５

つ」と言えばわかるじゃんね。運ばれて来たポークカレーは炊き立て熱々のご飯にかなりゆるい

カレールーをかけたシャビシャビのカレーだった。ご飯が熱いから、かなり辛く感じる。「アツ

アッツ！はぁ〜、カラカラッ！」と言いながら夢中で食べるのである。あの名前を知らない日本

橋のカリーライス、何度も何度も楽しんだが、いつの間にか店は無くなり大きな商業ビルがその

跡に建った。

武蔵小金井南口から徒歩5分程にある「くまのプーさん」の野菜カレーも絶品だった。ビーフと

かポークとかは比較的フツーっぽいのに野菜だけ特別に手間がかかっていたように思う。八王子

の奥の方までお墓参りに行く前後にたまに寄っていたが、もう長いこと行っていない。京都で素

晴らしくオシャレな美味しいカレーに出会った。「プティフ・ムッシュ」というシャンパンとカ

レーのお店で、カウンターだけの店内のインテリアが実に品が良かった。トイレなんか「ここに

住みたい！」と思ってしまう程の心地よい空間でね。で、マンゴーなどの高級フルーツとたくさ

んのスパイスで味付けられたここのカレーを一口食べただけでファンになってしまった。トッピ

ングの一口ヒレカツなんて気が利いているし。パリにちょくちょく出かけられるというマダムと

お話するようになったら、何と学生時代にカタカナ会社の大阪支社でアルバイトしていたことが

あるなんて偶然があって、大笑いした。私の友人達も気に入っていたのだが、残念ながら数年後

閉店されてしまった。

その後もあちこちでカレーを食べ続けているが、現在京都で好きな２店のカレーをどちらも食べ

られて今週は嬉しい一週間だった。京都というのは不思議な町で、洋食の店は当然としても、フ

レンチであってもコースの最後はカレーという店が実に多い。「祇園おくむら」も「グリル金星」

も「西洋酒摟六堀」も「レストランよねむら」も「グリルフレンチ」も「プチレストランないと

う」もね。中でも私を惹きつけてやまないのが「洋食おがた」のカレーとカレー専門店「スパイ

スチャンバー」の辛口のキーマカレーがそれ。そのカレーを食べている時は至福の時だ。

　　　　　　　　　　　　　　カレーはニェ、私らに関係ないわニェ

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