パクパク日記19年11月4週
紅葉真っ盛り・来客とご馳走三昧そして敗戦 😢
オジョー撮影の紅葉 「瘁v間人の蒸しアワビ
11月 25日(月)京都は曇りのち晴れ
朝 京都家食 ほうれん草白和え・南瓜煮・牛肉ごぼう、大根と2種のエノキ茸と豆腐の味噌雑炊、
飲むヨーグルト
昼 京都・東洞院三条下ル「巴里本舗」キーマカレーランチ(サラダ付き)800円、アイスコーヒー
200円
初めて入った「巴里本舗」でキーマカレーランチ。なかなかの味
オジョー今日から来るので朝食用のポトフを鍋いっぱい作る
午後のお茶 八百一本館「ザ・ブレッド」アイスコーヒー280円
夜 京都・竹屋町通室町東入ル「実怜」(2人で)先付け:芹酢の物・鱚昆布〆・助子・酢蓮の酢
橘酢、実伶風ポテトサラダ大盛り、こっぺ蟹、海老芋すり流し、鰯のオイル煮、くもこ焼き、
本もろこ焼き、このわた茶碗蒸し、仙鳳址の大きな牡蠣フライ、にゅうめん、ノンアルコール
ビール、麦焼酎「兼八」Wロック3杯 2人で3万8700円
先付を食べながら、何を注文するか考える。あれも喰いたい、これも喰いたい・・
鉄板の実伶風ポテトサラダ大盛り 今日もこっぺ蟹を頂きます!
麦焼酎「兼八」Wロック 海老芋すり流し 鰯のオイル煮、
くもこ焼き、本もろこ焼き、このわた茶碗蒸しと好物が続く
仙鳳址の大きな牡蠣フライ!こんな大きな牡蠣初めて! 〆はにゅうめん
小サイズ写真はオジョーだけが食べた料理どすえ
次兄夫婦の代わりにオジョーが京都にやって来ることになった。彼女は大学時代過ごした紅葉シー
ズンの京都に来ることになって喜んでいるし、私はお店の予約をキャンセルせずに済むと安堵して
いるが、次兄夫婦は泣いているか。イヤ、兄嫁は怒っているかもしれないな、去年から楽しみにし
ていたのだから。宿泊客を迎える時、気温にもよるが2泊以上なら朝食は野菜たっぷりのポトフと
決めている。買い物カートをゴロゴロ転がしながら、その前に「カマル」でキーマカレーでも食べよ
うかと歩いていた。もうそこの角を右に曲がれば「カマル」よ、というところで右を向いた時「キー
マカレーランチ」の文言が目に入った。え?ここに店あったっけ。「パリ本舗」だって。入ってみた。
もうランチタイムは終わりらしく客は私ひとり。私の好みに合うキーマカレーだった。マスターとち
ょっとお喋りして「今度飲みに来ますね」良い店を偶然見つけたな。大きなクルゼの鍋いっぱいにポ
トフを作って暫くするとオジョーがやって来た。急に誘ってゴメンね。じゃ行こうか。今夜は「実怜」
を予約している。兄嫁はテニスの試合があって明日早朝の新幹線に乗って来ることになっていたから
ホントは兄2人と来る予定だった。きっと酒が進みそうな料理ばかりで注文に悩んだだろう。実伶風
ポテトサラダとこっぺ蟹だけ2人分予約してから、それぞれ好きなものを注文することに。彼女は冷
やし牡蠣煮を食べて「旨い!」私は牡蠣フライにした。え?たった一つ?ところが仙鳳址の牡蠣は巨
大と言うほど大きく、身もぎっしり詰まって濃い味!初めてだ、こんなの。3つも4つもこれを食べ
たら鼻血ブー(古ッ!)になるかもしれないね。どれも旨かったと、お互い注文した料理に満足した。
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11月 26日(火)京都は晴れ
朝 京都家食 野菜たっぷりポトフ、生野菜、茹で卵、チーズ、ブランパン、飲むヨーグルト、り
んご
昨日作ったポトフで朝食。お鍋いっぱいありますからね、たくさん召し上がれ!
昼 京都・河原町通蛸薬師「MARUZENCafe」ランチメニュー:ヒレカツと京野菜の早矢仕ライス
・サラダ・ドリンク1250円
丸善ではハヤシライスではなく「早矢仕ライス」と表示する
夕方のおやつ 京都・堺町通六角「栖園」琥珀流し(柿)750円
11月の「栖園」の琥珀流しは柿。私にはちと甘過ぎる
夜 京都・蛸薬師通東洞院西入ル「イリ・チリエージョ」(2人で)8千円ディナー(南瓜のポタージ
ュスープ、ヨコワマグロのカルパッチョバーニャカウダーソースで、穴子のベニエバルサミコソース、パスタ@牡
蠣のカルボナーラ、パスタAこっぺ蟹と菊菜のタリオリスープ仕立て、和梨のシャーベット、愛媛
の鯛のポワレ、チョイスメイン:佐賀牛とフレッシュポルチーニ茸のコンソメ仕立て、栗のフォンダンほうじ茶のアイ
スクリーム、ハーブティ)、ノンアルコールビール、赤ワイン(バローロ2009 1万8千円)
2人で3万9820円
南瓜のポタージュスープ ヨコワマグロのカルパッチョ
パスタ@牡蠣のカルボナーラ パスタAこっぺ蟹と菊菜のタリオリスープ仕立て
和梨のシャーベット 愛媛の鯛のポワレ 佐賀牛とフレッシュポルチーニ茸のコンソメ仕立て
夕食を終えてマンションエレベーターを降りると隣家猫のコナツちゃんがお出迎え
オジョーは当時の自宅があった芦屋から大学のある京都まで通っていたが、テニスの部活に明け
暮れてロクに京都の町を知らない。京都の紅葉も合宿に行く時、車の中からチラッと見た嵐山の
紅葉が素晴らしかった!という以外見た記憶が無いそうだ。だから、天気の良い今日のんびり紅
葉狩りを楽しむのは人生初となるのだそうだ。行ってらっしゃい、楽しんで来てねー!じゃ、私
も出かけますか。河原町通りで私の好きな京都BALビルにある「丸善」に先ずは行く。その前
に「MARUZENCafe」でランチだな。ここは早矢士ライスとレモンケーキが有名だ。レモンケー
キは梶井基次郎の短編小説「檸檬」に丸善が登場するからね。余談だが、梶井基次郎は全然レモ
ンの爽やかなイメージとは違う風貌で、僅か31歳で肺結核で亡くなってしまった。それはとも
かく私は早矢士ライスを食べた。ここで本だの何だのいろいろ買って、通りを隔てた「ミーナ
京都」に行くと、地下から3階まで4フロアが「ユニクロ」になっていてタマゲタ。京都で最大
だって。やたら広くて品物を探しにくいね。何とか必要なものを買ってタクシ―で帰宅。すぐ出
直して「大極殿」へ。兄嫁に和菓子を送り、手土産用に栗羊羹などを買う。ついでに店の奥にあ
る「栖園」で琥珀流しも食べるか。月替わりで今月は柿だった。夕刻2万歩近く歩いて最後はテ
ニス仲間のマリコさんに送られて帰って来た。お手伝いしているという清水五条坂「ゆば泉」の
湯葉を頂いた。ご馳走様。さぁそれでは食事に行こう。いつもタクシーで店に向かうが、今日は
徒歩で。だってすぐ近所だから。予約している6時30秒前に着いたら店前には「CLOSE」
の看板。灯りも点いていない!やや、日を間違えたか!しかし暫くすると明かりが付いてマダム
がドアを開けて「こんばんは」。良かったぁ。「イリ・チリエージョ」はイタリア語で「桜」とい
う意味でご主人がシェフをマダムがホールを担当されている。ディナーはコースが2つあるが、
高い方でも8千円でボリュームもたっぷり。この場所での営業は来年2月くらいまででそれ以
降は同志社大近くのご自宅を改装して営業されるそうだ。パスタは2種類楽しむことが出来て、
先に出されたカルボナーラにはぷっくりした牡蠣が3つも、あとのパスタにはこっぺ蟹が!メ
イン料理はオジョーが猪肉を、私は佐賀牛を選択。あら?この組み合わせ昨年もあったような
・・。パクパク日記を遡ってみたら、A美さんと同じ時期に来て、彼女は猪、私は鹿児島野崎
牛のローストを食べていた。あの時A美さんは猪肉料理を絶賛し、今夜はオジョーが「美味し
い!」を連発。面白いなぁ。帰宅するとエレベターホールに隣家の猫コナツちゃんがお出迎え!
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11月 27日(水)京都は曇り
朝 京都家食 野菜たっぷりポトフ、生野菜、茹で卵、チーズ、ブランパン、清水五条坂「ゆば泉」
のくみあげ湯葉、飲むヨーグルト、柿
オジョー友人マリコさんから頂いた清水五条坂「ゆば泉」のくみあげ湯葉
今月の「ダ・ヴインチ」は力の入った「水曜どうでしょう再び」の特集
昼 京都家食 鱧100%竹輪と芹と卵うどん
オジョーが帰って一人家食ランチ
午後のお茶 「山本山」ののりせんべいと「一保堂」のいり番茶
代わって大阪からキョウコが来る。二人で独特の京番茶を愉しむ
早い夜 京都・堺町通竹屋町通下ル「木山」(3人で)湧き水の白湯、蟹外子松の実餅を潜ませたこ
っぺ蟹、食前酒(福岡・天縁)、胡桃豆腐と昆布森の生ウニの7種きのこ出汁、(鰹節パフォーマンスと
出汁の味見)、さっと焼いた伊勢海老とあびこのトロロがけ海鼠腸と木耳を添えて、蟹・銀杏・
百合根のひろうすと大黒しめじの吸い物蟹味噌のせ、お造り:トロとおろし大根・アオリイカ酢
橘と塩で、ハタの塩焼き丸十レモン煮添え栗のチップを散らして、天然ナメコと芹の大根おろし
和え、北寄貝と昆布〆したグランスミス(青りんご)と三度豆の土佐酢ゼリー、雲子と零余子を包ん
だ湯葉揚げ、釣りキンキと海老芋煮とろろ昆布のせ、5種選択食事:@京都牛サ―ロンしゃぶし
ゃぶをのせた玉〆丼、A鰹の漬け丼、Bぐじの茶漬け胡麻味噌のせ、漬物、止め椀、水菓子:洋
梨のジュース、求肥入り栗茶巾、お薄、ノンアルコールビール、麦焼酎ダブルロック3杯
3人で8万1000円
午後5時、一番!! 湧き水の白湯で始まる 蟹外子松の実餅を潜ませたこっぺ蟹
日本酒は止めたが食前酒(天縁)は飲む 何とも旨い胡桃豆腐と昆布森の生ウニの7種きのこ出汁
「木山」名物鰹節パフォーマンスと出汁の味見は楽しく美味しい
焼いた伊勢海老のトロロがけ 蟹・銀杏・百合根のひろうすと大黒しめじの吸い物 タマラン!
トロとアオリイカのお造り ハタの塩焼き丸十レモン煮添え 天然ナメコと芹の大根おろし和え
北寄貝と青林檎の土佐酢ゼリー 雲子と零余子を包んだ湯葉揚げ キンキと海老芋煮とろろ昆布のせ
5種類の食事から私が選んだのは、京都牛サ―ロンのせ玉〆丼、鰹の漬け丼、ぐじの茶漬け
F原君とキョウコはその上2種類の食事、つまり5品全部を召し上がりました
今日はムリヤリ誘ったオジョーが東京に帰る。急に声をかけて来て貰ってゴメンね。朝食では、昨
日マリコさんから頂いた生の湯葉にK岩から貰った塩をパラリとかけて食べた。甘くて美味しい。
オジョーは早起きして自分で使ったシーツや枕カバー、タオルケット、タオル類をすべて洗濯し、
ベッドメーキングをしてから(それが我が家に泊まる人の掟なのじゃ)帰って行った。急にシンと
静かになった家で鱧100%竹輪と芹と卵を入れたうどんで早めの昼食。今夜は早い時間からご馳走
を食べるので早めに軽く。それから暫くすると大阪からキョウコがやって来た。ご馳走に釣られて
やって来ましたぁ。独特の味と香りで苦手の人もかなりいる中で、二人とも「美味しいのにね」と
「一保堂」の京都いり番茶を飲みながらお喋り。「山本山」ののりせんべいは先日ミホに貰ったも
のだ。キョウコとも先日オジョーと盛り上がった大河ドラマ「いだてん」噺。キョウコは夫婦で夢
中になって観ていて、私から聞くまで低視聴率なんて思ってもみなかったらしい。もし、そうゆう
ことなら犯人はビートたけしを志ん生役にしたことだよね、と意見も一致。今夜は5時から一斉食
事開始なので遅刻厳禁である。タクシーで店に向かって京都御所に面している丸太町通りに出た時
のことだ。いきなり日の丸の小旗を持った大勢の人と警察官がズラッと並んでいるではないか。運
転手さんと私達2人は「わぁ〜お!な、ナニこれ!!!」。私らを歓待しているハズもなく、考え
れば、そうか!今天皇陛下ご夫妻が即位関連の行事で京都に来られているからかぁ。ここいつも皇
族が使われる堺町御門だものね。運転手さんは興奮して「お客さん達下したら、私も両陛下をお迎
えしますわ。こんな機会そうそうないから商売なんかやってらんない」。タクシーを降りるとそこ
にキョウコの夫のF原君が立っていた。フレックス勤務で大阪のオフィスからこんな時間に京都に
来られるなんて素敵。働き方改革ね。「木山」には一番に入った。夜は二部制になったのかと思っ
ていたら、繁忙期月に1、2度のことらしい。昼もやっているから一日三部制になんかしたら皆さ
ん体が持たない。働き方改革の時代だし。カウンターの一番奥の席に案内され、それからはめくる
めく美食の世界が展開された。F原君とキョウコは顔で狂喜乱舞状態。ずっと感動して何か言って
いるので、他の客と隔離できる奥の席で良かった。私は2品目に供された胡桃豆腐と昆布森の生ウ
ニ7種きのこ出汁の奥深さに感じ入った。きのこだけでこんなに深い味になるんだぁ。「木山」の
魅力はたくさんあるが、最後の食事も大きなお楽しみ。今日は5種類のメニューだったが、いくつ
でも全部でも何周しても良いのだよ。私は京都牛サ―ロンしゃぶしゃぶをのせた玉〆丼と鰹の漬け
丼とぐじの茶漬け胡麻味噌のせの三種。量は中くらいで。夫婦は全種類をご注文で、F原君に至っ
てはその上鯖鮨をアンコールした。次兄夫婦のピンチヒッターで大阪から駆け付けたF原夫婦に
とって、今夜は美食の嵐。「お兄さまご夫妻申し訳ございません、私共が美味しく頂きました!」
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11月 28日(木)京都は降ったり曇ったり
朝 京都家食 野菜たっぷりポトフ、生野菜、茹で卵、チーズ、ブランパン、清水五条坂「ゆば泉」
のくみあげ湯葉、飲むヨーグルト
昼 京都家食 KSポタージュスープ(カボチャ・牛蒡・玉葱・ブロッコリー・エノキ茸)、清水五条坂「ゆば泉」の
くみあげ湯葉、チーズ、「ザ・ブレッド」のシリアルハブレッド、柿
KS=キョウコスペシャル
夜 京都家食 夢子カレー(完熟トマトと鰯缶の激辛カレー)、茹で卵、ひきわり納豆、らっきょ、
紅生姜、「楽粋」の生姜風味餡かけ豆腐とひりょうず、じゃが芋と玉葱と豆腐の味噌汁
大豆製品が多い夕食
今日は嬉しい日だ。ナンデ?ご馳走を食べなくて良い日だから。ナニィ?スットボケタこと言って
んじゃないよ、バチアタリめぇ!と悪口雑言雨あられ。まぁ普通はそうだ。でも、毎日毎日ご馳走
を食べ続けるというのも結構タイヘンなことで、時々は胃腸にやさしい少量地味な食事も食べたい。
いや、もう少し「お休み」が欲しい。3日続きのご馳走で、明日からまた3日ご馳走が続く。今日
はその間の日で家食夕食できる唯一の日なのだ。事情おわかり頂けたでしょうか。昼は昨日キョウ
コが昨日持って来てくれたポタージュスープを食べた。無農薬野菜のカボチャ・牛蒡・玉葱・ブロッコリー
・エノキ茸で作ったポタージュで、味付けも淡泊でいかにもカラダにやさしいスープだ。彼女は息子
のダイスケ君と娘のユリちゃんのためにせっせと作っては送り続けているのだ。たいした母親であ
る。それに生湯葉ね。夕食はパンチのあるものもたべたいなぁと思い、完熟トマトと鰯缶の激辛カ
レー夢子カレーだ。A先生とマキコがたくさん作って冷凍して行ってくれた。それに「楽粋」の豆
腐とひりょうず、豆腐の味噌汁、ひきわり納豆と大豆だらけの食卓。こうゆうのも大好き!無酒日
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11月 29日(金)京都は晴れ 今年一番の寒さ 中曽根康弘元首相死去(享年101歳)
朝 京都家食 野菜たっぷりポトフ、清水五条坂「ゆば泉」のくみあげ湯葉、じゃが芋と玉葱と豆
腐の味噌雑炊
昼 京都・八百一本館「ザ・ブレッド」テリ焼きフォカッチャ、コロッケパン(半分)、アイスコー
ヒー
夜 京都・祇園南側 フレンチ「山地陽介」(2人で)2万円のコース令和元年霜月小雪〜冷たい北
風と小春日和に街が包まれる頃(にっこり梨のすり流しと帆立のポワレ生姜のクリーム海老のジ
ュレ、蝦夷馬糞ウニのクリュー無ブルレキャビアとトビコ、仏産フォアグラのコンフィ「枡悟」
の奈良漬けとアンポ柿、仙鳳址の殻付き牡蠣とイクラバルサミコソース、淡路島伝助穴子と五島列島甘
鯛松笠焼きイカ墨とビーツとカリフラワーのピュレの3種ソース、賀茂豆腐と但馬牛頬肉黒トリュフ、シェ
フのお母さんの畑の香りのシャーベット柚子七味とバルサミコソース、高野山松茸と淡路島の鱧と京都の小
蕪、京都中勢以の2ヶ月熟成神戸牛の座布目 安納芋とブルーチーズ黒トリュフ添え、フロマージュモンス
の仏産チーズ、黒胡麻のアイス仏産チョコレートマスカルポーネソース八ッ橋とマカダミアナッツ、代白柿と御所柿ヨーク
゙ルト、ハーブティと焼きたてフィナンシェ、ノンアルコールビール、白ワイン「シャブリ」1万2千円、赤ワイン
「ポメロール」1995 1万6千円 2人で8万4216円
祇園南側にあるフレンチ「山地陽介」には暖簾がかかっていた
どの料理も手間がかかった繊細なお料理。美味! フォアグラと奈良漬の組み合わせ
今夜は大S子さんと白と赤2本のワインを飲む予定 仙鳳址の殻付き牡蠣をスルリと
淡路島伝助穴子と五島列島甘鯛松笠焼き 赤ワイン「ポメロール」1995
賀茂豆腐と但馬牛頬肉黒トリュフ シャーベット柚子七味とバルサミコソース 高野山松茸と淡路島の鱧と京都の小蕪
2ヶ月熟成神戸牛の座布目 仏産チーズ
黒胡麻アイスチョコレートマスカルポーネソース 代白柿と御所柿ヨーグルト
夜の南座顔見世のまねき看板 あら〜コナツちゃんまた会ったね
オジョーの朝食用に鍋いっぱい作ったポトフを今朝ようやく食べ終わった。ルクルゼの鍋をキレイ
に洗って乾燥し、午後の使用に備える。というのも今日から大S子さんが2泊の予定で泊まりに来
られるのだ。我が家の客はほぼ全員「ザ・ブレッド」のシリアルハブレッドが大好き。私も糖質摂取に問
題が無ければ毎日食べたいんだけどね。昨日の昼は6枚切の薄い端っこが余っていたので良く焼い
てバターたっぷり塗って食べちゃったけど。いつもは買い物帰りにコーヒーを飲むだけだが、今
日はシリアルハブレッドを買いがてらテリ焼きフォカッチャとコロッケパン(半分だけね)を買ってラン
チとする。またどっさりポトフの食材を買って帰り、また鍋いっぱいのポトフを作る。同じ作業の
繰り返しだから料理も楽ちん。味見なんかしたことが無いけど、だいたい同じ味に仕上がる。夕方
大S子さん来宅。おこしやす!今夜は新規店のフレンチを予約している。その店の予約が某グルメ
レビューサイトのシステムを導入しているらしく、予約後何度か「予約確認」メールが来た。昨日
も今日も!その上夕刻になると「今家を出れば●●の店に行く●時●分発の●●行きに間に合いま
す。●時に●店に到着予定です」なんて催促メールが来るんである。それも2度!呆れ果てた。キ
ミは私が住んでいる場所がわかるんかい!こっちはわかってんのよ、無視したってちゃんと予約時
間に祇園のフレンチ「山地陽介」に到着した。真ん前にある「にしむら」には何度も来ているが、
ある時工事が始まった。フレンチの店らしいわ、ご近所が賑やかになるからええやろと西村さんが
言っていたのはこの店だった。オープンキッチンに面したカウンターとそれぞれがゆったり置かれ
たいくつかのテーブル席。今日は3組6人のお客だった。ホールはシャキッとした感じの男性2名。
2万円のコースは令和元年霜月小雪とメニューにあるから料理は月替わりらしい。地元京都や近畿
地域の食材を巧みにとりいれたお料理の数々。鮟肝と奈良漬けは和食店でよく出されるが、今日は
フォアグラと奈良漬けの組み合わせだった。大S子さんも私も料理、ワインを大いに楽しむ。帰る
時、シェフの山地陽介氏が送りがてら玄関まで挨拶に来られた。山形庄内の「アルケッチャーノ」
の奥田シェフは挨拶に来られても「ども」しか言わなかったが、山地氏は無言だった。よほどシャ
イらしい。でも料理が美味しいからいいよね。またもや隣家猫のコナツと遭遇。うちの猫になる?
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11月 30日(土)京都も大阪も午前中曇り午後晴れ
朝 京都家食 野菜たっぷりポトフ、生野菜、茹で卵、チーズ、ブランパン、飲むヨーグルト、り
んご
昼 万博記念競技場客席にて 千里中央「ニューアストリア」カツサンド、キョウコ手作りコーン
スープ
超久々の屋外球場での応援。チアも上手になったね キョウコが買って来てくれた「ニューアストリア」カツサンド
Xリーグの準決勝が行われる。相手はパナソニック。 応援に来てくれたF原夫妻
キョウコも大昔チアの一員だった! 敗戦濃厚・・💦
負けちゃった・・また来年ね。 大S子さんがレンタカーを借りてくれた
夜 京都・柳馬場通五条上ル「瘁v(2人で)2万円コース(先付け:間人の蒸しアワビ 肝入り
飯蒸し、雲子豆腐とノドグロの蕪霙汁、紅葉鯛と鮪のお造り、縞鰺辛み大根と芽ネギ、八寸:
間人こっぺ蟹・イチボ肉・海老芋唐揚げカラスミ・ペッパー胡椒・雲子フライ山椒タルタル、
蕪のふろふき千切り昆布と柚子添え、フカヒレ間人蟹餡かけ、選択食事(8種から)@グジと
カラスミご飯・赤出汁・香の物、A蕎麦、B蟹の玉〆丼、C鰻丼、水菓子:シャインマスカット・柿・ラ
・フランス、蓮根餅、お薄)、オールフリー、麦焼酎ロック3杯 2人で6万6600円
今夜で二度目の「瘁v いきなり間人の蒸しアワビの先付けが
雲子豆腐とノドグロの蕪霙汁 紅葉鯛と鮪のお造り
縞鰺辛み大根と芽ネギ 大きな3枚の葉っぱを取ってみると豪華な八寸
間人こっぺ蟹 イチボ肉・海老芋唐揚げカラスミ・ペッパー胡椒 雲子フライ山椒タルタル
蕪のふろふき フカヒレ間人蟹餡かけの後は選べる食事8種から @グジとカラスミご飯
A蕎麦 B蟹の玉〆丼 そしてC鰻丼!
水菓子と蓮根餅 そしてお薄
アメフットのXリーグは終盤である。前試合全勝対決で僅かな差で負けて我がチームは1敗を喫し
て現在2位。準決勝は、1位対4位、2位対3位の対決となる。膝が悪くなってからは川崎や横浜
の競技場まで応援に行かなくなり、唯一行くのは東京ドームでの決勝戦だけ。しかし、大S子さん
からレンタカーで一緒に応援に行こうと誘われてその気になった。それなら一昨日夕食を一緒にし
たキョウコ夫妻も誘おう。試合会場は万博記念競技場客席。近くの会場でガンバ大阪が出場するサ
ッカーの試合もあるらしく、キョウコ情報で「なる早で現地に行って駐車場を確保すべし」と聞き、
午後1時試合開始なのに9時半には京都の家を出発した。慣れない道だし早めが大事よね、なんて
言いながら。現地には10時50分には着いてしまった。広い駐車場にはほとんど車の姿は無くガラ
ガラ。あと2時間以上どこで何していようか。外はムチャ寒い。受付の準備をしていたチームの事
務局メンバーが「夢子さん、応援に来てくれるの久々ですね!顧問ですから関係者入口から会場の
建物にどうぞ」と案内してくれた。私が行ったことでチームGМやHC、チーム代表などが続々と
挨拶に来て。私のことなんて放っておいて!それより今日勝たないとね、集中して!ようやくスタ
ンドに行く。キョウコとF原君もお弁当持参で来てくれた。勝つモノとして千里中央で人気の「ニ
ューアストリア」カツサンド!ふわふわで美味しい。店で食べると刻みキャベツがどっさり入って
いるらしい。座っていただけなのに、懐かしい人達が次々と挨拶にやって来られた。皆さん、遠く
から応援に来られているんだぁ。そして試合開始。相手はリーグ戦で勝ったチームだ。しかし1Q
7−7,2Q7−14,3Q14−21、4Q14−24で負け。アメリカ人QBが試合前怪我を
して欠場したことも大きかった。う〜む、無念。また来年ね。試合に負けてガックリ来たが、その
悔しさはご馳走食べて癒そう。6月キョウコと「NARUTO」の後行った「瘁v。予約した7時に
行ってみると私らの席以外では食事の真っ最中。皆さん6時から来られたのだろうか。で、いきな
り間人の蒸しアワビが登場した。間人(たいざ)と言えば蟹と思っていたが、鮑も名産らしい。柔ら
かくて味の濃い鮑だ。大きな葉っぱを3枚剥ぐと豪華な八寸が現われた。間人こっぺ蟹にイチボ肉、
海老芋唐揚げカラスミとペッパー胡椒それに雲子フライ山椒タルタルと盛りだくさん。ペッパー胡
椒なんて初めてだよ。大きなフカヒレを入れた間人蟹の餡かけの後は悩ましい時間。「木山」は5
種類だったが、こちらでは8種から選べと。げぇ〜!大いに悩んでグジとカラスミご飯に蕎麦、蟹
の玉〆丼、そして鰻丼の4種を頂いた。「木山」も「瘁vの「おたぎ」も皆さん「和久傳」の出身だ。
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12月 1日(日)京都は晴れ
朝 京都家食 野菜たっぷりポトフ、生野菜、茹で卵、チーズ、ブランパン、飲むヨーグルト、と
ちおとめ
大S子さんが磨いてくれた窓ガラスはピッカピカ オジョーが送ってくれた夢のショット
大S子さん撮影の京都御所の紅葉
昼 京都家食 夢子カレー(完熟トマトと鰯缶の激辛カレー)、茹で卵、トマトひきわり納豆、じゃ
が芋と玉葱と豆腐の味噌汁
A先生+マキコ作夢子カレーでランチ
大S子さん撮影の京都植物園の紅葉
早い夜 京都八百一本館「セイボリー」(2人で)八百一のサラダ1500円、本日のスープ(栗のポ
タージュスープ)500円、タコスミート生パスタ1200円、京都牛の肩ロース炭火焼き6種のソース
で、ノンアルコールビール、赤ワイン650円×2杯 2人で1万3850円
八百一本館前のクリスマスツリー 夕食後大S子さんは帰京される
野菜ふんだんの八百一のサラダ 栗のポタージュスープ タコスミート生パスタ
京都牛の肩ロース炭火焼き6種のソースで 気をつけて帰ってね
早いもので、大S子さんは2泊して今夜東京に帰られる。昨日は一日アメフットの試合応援だった
から、せっかく紅葉の京都に来ていながら一度も見物に行かれていない。それでも彼女は「今日は
ガラス窓掃除やります!」と宣言。いいのに、それより紅葉見て来てよ。それじゃぁということで
洗濯とガラス窓掃除を終えてから京都御苑に出かけ、昼食のため一旦帰宅、それから夕食まで京都
植物公園に行かれることになった。バイタリティあるねぇ、相変わらず。彼女が磨いたガラス窓は
ピッカピカになる。ランチはA先生とマキコ作の完熟トマトと鰯缶の激辛カレー夢子カレーと味噌
汁だ。どうですか、お味は。食事が終わると洗濯したシーツなどでベッドメーキングを済ませ、ま
た出かけていかれた。私は結局どこの紅葉も見に行かず、ずっとパソコンの前でパクパク日記を作
っているのである。おかげでジリジリと遅れは取り戻してはいるけどね。大S子さんはそのまま駅
に向かえるよう荷物をすべて持って八百一本館3階の「セイボリー」に行く。開店時間の5時半だ。
コースもあるが、1時間余りしか時間が無いのでアラカルトからチョイス。八百一のサラダは皿が
到着すると思わず「わぁ〜キレイ!」と感動する野菜いっぱいのサラダだった。早めの夕食をささ
っと済ませ、大S子さんは力強い足取りで帰って行かれた。明日朝早いのね。またのおこしを!!
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【今週の振り返り】
京都にマンションを買ってから3回目の紅葉シーズンである。春の桜と秋の紅葉。どちらも京都の
観光の目玉である。そんな京都に住んでみると・・。
最初の年の紅葉時期に真っ先にやって来たのはK岩だったしかも午前10時半にマンションに到着
したからビックリ。だって昨夜は午前1時までメールのやり取りをしていたのにである。まるで瞬
間移動して来たみたいだった。夕食は「洋食おがた」と「木山」、それに帰京日の夕方はベトナム
料理「コムゴン」」に行った。この時は来客の観光には基本付き合わないと決めているのに、弘法
市を開催している21日だったので東寺は付き合った。一日2万歩以上というアクティブなK岩の
バイタリティに感心し、外国人専門ガイドを仕事にするK岩に良い機会になったことを願った。同
じ週の後半には仙台から姪夫婦がやって来た。2人とも大学で教えているインテリ。そして2人と
も肉食をしないので、店選びには神経を使う。結果、最初の夜はイタリアンの「クッチーナ東洞」
でプリフィクスコース。これなら肉や肉製品が含まれていないメニューを選ぶことが出来るしね。
次の夜はホテルオークラ近くの「やました」に行った。姪の夫のM山君は健啖家でさしもの私もビ
ックリした。翌週は泊まり客こそ無かったが、毎日のように日帰り客(?)があった。姪夫婦が帰
った後、近くのレストランまで元部下の塩Pがランチに来た。水曜日には埼玉からM浦ご夫妻がい
らして「四季なか村」へ、金曜日には大阪からキョウコが、土曜日はH社のO橋さんやそのお仲間
と八百一本館の「ザ・ブレッド」でお茶してから東山までランチに出かけた。同じ日の夜、神戸か
ら女社長のチカちゃんが藤田嗣治画伯のコロタイプ版画の高価なお祝いを持って来宅。畏れ入谷の
鬼子母神!!!「陶然亭」で「いくらでもお召し上がりください!」。
最初の桜の季節の来客状況は割愛するとして、昨年2度目の紅葉の季節を迎えた。私自身は京都に
入る直前、「白子の会大人の修学旅行」で広島と岡山県で紅葉は既に楽しんだ。まぁ紅葉はついでで
主目的は日生の牡蠣のお好み焼き「かきおこ」だったけどね。先ずは次兄夫婦と甥のヒカルがやっ
て来た。京都の家は宿泊客の定員は2名だから、甥は近くのホテルに泊まって貰うことにした。予
約や支払いは私だけど。夕食の店は兄の希望で予約した。彼はパクパク日記を熟読しているらしく、
あの店と言ったり、あれを食べたいなどと具体的に希望を言ってくれたから考え得やすかった。結
果、最初の夜は「くしかんざし久」へ2日目は「やました」へ。「やました」は姪夫婦も1年前お邪
魔したから兄一家経験比率が一挙に高くなった。ただ、兄が「やました」で一番楽しみにしていた
琵琶湖のもろこの入荷が無く食べることが出来なかったのは気の毒なことだった。観光には基本付
き合わない私だが、「修学旅行以来で全くわからないから案内して」と言われて困った。困った私は
大型のベンツの観光ハイヤーの力を借りることにした。これが大正解で、知識も豊富で紳士的な運
転手さんのお陰で、永観堂、真如堂、嵐山の天龍寺、妙心寺退蔵院などを効率的に見学することが
出来た。その日のランチは「プチレストランないとう」の土蔵席を予約した。3日目の昼前次兄夫
婦と甥は帰ったが、その夜、A美さんが来られて「イリ・チリエージョ」でイタリアンコースを楽
しんだ。翌週は博多座で「あらしのよるに」を観るため博多に1泊2日出掛けたが、後半から大S
子さんが宿泊。タテ飯は「木山」、翌日ヨコ飯で「リストランテ野呂」、最後の日はベトナム料理の
「コムゴン」だった。
そして今年の紅葉シーズン。昨年の紅葉狩りがよほど気に入ったとみえて兄夫婦が「今年は3泊し
たい!」と言って来た。はいはい、お待ちしていますね、と夕食3個所、昼食1個所の選定や観光
ハイヤーの予約など早くから準備を始めた。特に兄嫁が楽しみにしているということだったので、
お茶が好きな彼女のために上等な日本茶も買って来た。そこに兄嫁から出場するテニス大会が雨天
中止となり、予備日だった25日が試合になってしまった。よって翌日早朝の新幹線で行くから、
1泊目の夕食はゴメンという連絡が来た。人数変更を済ませた。そして京都に向かっている新幹線
の中で次兄から喘息が治らない、行くことが出来ない、ゴメンという連絡が来たのだった。次兄は
これまでも度々この喘息発作が原因でドタキャンしている。私との食事の約束も何度かそうなった
し、長女の結婚式でさえ欠席せざるを得なかった。気の毒ではあるが、兄嫁にしてみれば、もっと
自己管理をしっかりすればこんなことにならなかったのに、との無念さはついホロリと出て来る。
うん、気持ちわかる。しかし、店のキャンセルを避けるためにアラーム出動してくれたオジョーや
キョウコ夫妻が「お兄さまのご病気のお陰で、美味しいものを頂きました。ありがとうございまし
た!」と深く感謝してくれた。まぁ、悔しい思いをした人、代わりに得した人、そして一時だけど
アタフタした人いろいろの紅葉シーズンでありました。チャンチャン。
モミジって食べられニャイのかぁ
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