パクパク日記２０年２月３週

　　　　　　　　　　　　　　　　パリから帰国し、マスク姿で歌舞伎・コンサート・朗読劇

　ｵﾃﾙ･ﾄﾞ･ｸﾘﾖﾝ｢ｻﾞﾝﾊﾞｻﾄﾞｰﾙ｣　表参道・新潟のﾁｭｰﾘｯﾌﾟ

２月　１７日（月）パリは晴れ

朝　パリ・オテル・ド・クリヨン「ブラッスリードモン」オーダー＆ヴュッフェ（トマトジュース、

フライドエッグ、ほうれん草ソティ、ﾏｯｼｭﾙｰﾑソティ、）、ハム、チーズ２種、トースト、フルー

ツ、ヨーグルト、コーヒー）

　　

　　　　　5日間朝食を楽しんだ「ブラッスリードモン」。この朝食は65€　約８千円である

昼　オテル・ド・クリヨン客室にて（自由食）ローカーボナッツ、カップヌードルナイス、梅干し

　「マリーアントワネットのサロン」を見学　　タペストリーとこのブロンズ像は当時のもの

コンコルド広場に面した「マリーアントワネットのサロン」のバルコニーから多くの著名人が手を振った

　マリーアントワネットのつもり　　　　　　　サロンを含むマリーアントワネットスィートのバスルーム

　　　　　　　　　マリーアントワネット感に充ち満ちたスィートは料金がムチャ高くても人気がある由

　　　　　　　　　　　　エントランスからの優雅な階段　　　　　　　　　　　　　最後は皆さんのお見送りを受けた

遅い夜　ＡＮＡパリ＝羽田ビジネスクラス機内食（和食）、ﾉﾝｱﾙｺｰﾙﾋﾞｰﾙ、赤ワイン４杯

　　　

　　　　　　　ビジネスラウンジでスープを飲んだだけ。9時過ぎの夕食の頃にはお腹ぺこぺこ

　　　　　　　　　　　　　　やっぱり和食の機内食を食べながら「記憶にございません」を観る

先週水曜日からパリに来ている。新型コロナウィルス感染で緊張高まる日本を脱し、今のところは

「ソレ何デスカ」状態のフランスに来てみるとだーれもマスクしていない（元々こちらの人はしな

い人が多い）景色に感動したものだ。幸運なことにストライキ続きだったオペラ座ガルニエでバレ

エ「ジゼル」公演を観ることも出来たが、約2000人入る満席のオペラ座でもノーマスクだった。し

かし、今夜の便で帰るから明日から覚醒しないとね。一緒にパリに来ているキョウコと今朝はゆっ

くり時間をかけて朝食を摂った。毎朝ここで食事するのが楽しみだった。メルシーボーク！午前中

かけてゆっくりパッキング。午後1時半から2日目断念した「マリーアントワネットのサロン」と

そのスィートルールを見学出来ることになった。ベルサイユ宮殿が嫌いだったマリーアントワネッ

トはパリに来た時たいつもこのパレスのお気に入りのサロンでピアノのレッスンを受けたり、お茶

を飲んだりゆったり過ごしていた由。暖炉の上の大きなタペストリーと２つのブロンズ像は修復さ

れてはいるが、当時のもの。マリーが手を触れたかもしれないのだ。サロンの奥にあるスィートル

ールは初めて入ったが、ゆったりしたバスルームと女性好みのベッドルーム。中側のベランダから

は中庭が見える。このスィートルール1泊200万円位するらしいが、とっても人気があるそうだ。

去年はこの部屋にアメリカの人気歌手が長く滞在していた。昨年お会いした有名なＧＭは少し前に

リッツに行かれてしまったと聞いて残念に思っていたが、代わりに就任した４０代の若きＧＭが挨

拶にみえた。長身でイケメンの彼は独身ですって！佐藤さんやコンシェルジェやドアマンなど大勢

の見送りを受けて空港までのバスに乗る。佐藤さんのお嬢さん大学受験もあり、奥様と日本に帰ら

れているそうだ。合格すると良いですね、お世話になりました！皆さんはＪＡＬなので第2ターミ

ナルで下車され、キョウコと私は第1ターミナルまで送って貰った。昨年重量オーバーだったキョ

ウコは「計算の上ではピッタリです！」と言っていたが、やはり3�`オーバー。でも何とかお目

こぼしして貰う。車椅子を断ったのは良いのだが、2人でイミグレの手前で迷ってあっちゃらこっ

ちゃら。お陰で歩数が増えて運動になった。狭くて混んでいたこれまでのｽﾀｰｱﾗｲｱﾝｽのビジネスラ

ウンジが、移転して広々した！素晴らしい。午後7時半発のＡＮＡ羽田行きに搭乗。空腹である。

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２月　１８日（火）東京は晴れ

昼　ＡＮＡパリ＝羽田ビジネスクラス機内食（ガーデンサラダ、「一風堂」味噌ラーメン）

　　

　　　　　　　　　　　日本時間の昼飯ドキを見計らって「一風堂」の味噌ラーメンとサラダを食べる

　　

　　映画「ひつじのショーン　ＵＦＯフィーバー！」が往復で観た映画で一番面白かった！ショーンも牧羊犬のビッツァーも好き！

夜　舟町「仙水」先付け：飯蛸と菜の花ウルイ、昆布大根、天豆、カツオの刺身、野菜の焚き合わ

せ、海老の竹の子挟み揚げ、稲庭うどん、ﾉﾝｱﾙｺｰﾙﾋﾞｰﾙ、麦焼酎「酔神の麦」　

　　

お腹ぺこぺこで飛行機に乗り込んだが、夕食にありついたのは午後9時近くになってから。中井貴

一主演の映画「記憶にございません」を観ながら和食のコースを食べる。期待せずに観たのだが、

結構面白かった。飛行機の中ではあまり寝ない（眠れない）私だが、今回は何と３，４時間くらい

寝てしまったよ。珍しいことだ。機内のプログラムを眺めていたら大好きな「ひつじのショーン」

の最新作があった。「ウォレスとグルミット」時代からニック・パーク監督のクレイアニメーショ

ンを見続けて来たが、「ひつじのショーン」はそのスピンオフ作品である。往復のフライトで何本か

らの映画を観たが、これが一番楽しかった。２食目をどうするか考えて、やっぱり「一風堂」の味

噌ラーメンを食べてしまった・・。羽田空港に到着してモノレールで第2ターミナルに向かうキョ

ウコと別れる。旅行中は何かとありがとう！一人旅は気軽さはあるが、いろいろ助けて貰って有り

難かった。気をつけてねー！伊丹空港にはＦ士原君が迎えに来てくれるのかな。マスクをかけてタ

クシーに乗る。「マスク不足でタイヘンなんっすよ、日本は」なんて話をしながら１週間ぶりの我

が家へ。ザッと片付けて夕食は「仙水」に行った。濃い焼酎水割り飲んで、あぁやっぱり日本だぁ。

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２月　１９日（水）晴れ

朝　家食　ツナと半熟卵サラダ、「仙水」の海老の竹の子挟み揚げ、牛蒡とつくねの野菜スープ、チ

ーズ、ブランパン、ｸﾗﾝﾍﾞﾘｰｼﾞｭｰｽ＋蜂蜜、飲むヨーグルト

　　

昼　無し！

午後のお茶　銀座「某」コーヒー

　　　こちらの店に用事がありまして

夜　銀座「麹也」三種盛り：平目昆布〆・水菜のお浸し・沢煮椀1000円、ワカサギの南蛮漬け、実

山椒入りつくね焼き６００円、冷や奴500円、イワシ梅煮500円、だし巻き卵焼き800円、十

割手打ち蕎麦、ﾉﾝｱﾙｺｰﾙﾋﾞｰﾙ、麦焼酎２合　＠8200円

　　

　〆は十割蕎麦を啜って

普通に起きた。昨日パリから帰って来たなんてことは忘れてしまう程時差ボケなんかナーニも無

い。普段がボケているからね、カッカッカ。ミホちゃんからアスパラ缶が送られて来た。これか

らヨーロッパはホワイトアスパラの季節となるから楽しみだが、缶詰のアスパラも好き！ありが

とねー！今日は忙しい。昼過ぎまで書斎でゴチョゴチョと用事を済ませ昼飯抜きで銀座へ。先ず

は銀行。多額な金額を振込む。支店統合とかでこれからこの支店になるんだな。次はＭへ。長い

間預けていたモノを浮け取った後、あれこれと見せて貰っているうちにあの悪いクセが・・。は

ぁ「ショードー買い」っていうクセ。大昔、最初に買ったマンションがそれだった　💦　お腹

すいたぁと言いながら、すぐそばの歌舞伎座へ。歌舞伎座夜の部。今月は十三世仁左衛門二十七

回忌追善興行だが、当世仁左衛門の「菅原伝授手習鑑」は昼の部で既に観終った。夜の部最初

の「八城守護城　湖水御座船の場」は正清を我當が演じているが、それは失礼して2つ目の

「羽衣」から。天女玉三郎、伯竜は勘九郎。玉三郎の天女は相変わらず美しい。勘九郎の伯竜

は１９年ぶり。席が最前列の30番だったので目の前に長唄・三味線・鳴り物の皆さんが3段

に並んでおられて見応え聴き応え十分。次の「人情噺　文七元結」は好きな演目だ。「芝浜皮

財布」と共に落語を題材にした歌舞伎。悪人が１人も登場しない人情噺でホロッとさせられ、

何度観ても温かい気持ちになれる。長兵衛は菊五郎で、この役は亡くなった勘三郎と二人が双

璧だね。娘お久に昨秋襲名したばかりの莟玉。彼は美しいが、何だかお久になりきれていない

ような印象がつきまとった。時蔵で馴染んでいた女房お兼は初役の雀右衛門。悪くは無いが、

ムリしている感じが見える。でもま、皆さん熱演で最後には温かい気持ちになった。「麹也」

に行く。「昼食べなかったのよ、お腹すんごく空いているのよ」と矢継早に注文してはがっつ

いてしまった。ミニ飢餓状態だったぞ。歌舞伎役者のご主人今月は休み。松竹も働き方改革？

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２月　２０日（木）晴れ

朝　家食　ツナと半熟卵サラダ、野菜と鶏塩スープ、チーズ、ブランパン、ｸﾗﾝﾍﾞﾘｰｼﾞｭｰｽ＋蜂蜜、

飲むヨーグルト

　　

　昨日ミホが送ってくれたﾎﾜｲﾄｱｽﾊﾟﾗ

昼　家食　ローカーボヌードル（鶏がら醤油味）、トマト梅、ローカーボナッツ

　　　ﾏｯﾁｮ!！

夜　築地「うまいもんや」（6人で・「白子の会」旬の会）蓮根ピリ辛きんぴら、ウルイお浸し、小

松菜お油揚げ煮、わかさぎ天ぷら、ふぐ皮、ふぐ刺し、ふぐのちり鍋、ふぐの唐揚げ、ふぐの

白子焼き、雲子鍋、ふぐ雑炊、苺）、ビール、麦焼酎　６人で８万3500円（私は2万3000円

負担）

　　

久しぶりに彼の姿を見かけた。彼って誰かって？翔平君。大谷翔平選手だす。二刀流で日本とアメ

リカを熱狂させた初年度途中で怪我をして手術を受け、二年目の昨年は投手を封印してバッターに

専念した。一昨年アナハイムまで応援に行く予定を彼の怪我でキャンセルした私とオジョーは、昨

年遠征先のシアトルまで応援に行ったのだ。オジョーはかつてイチローの熱狂的なファンだったの

で絶好の案内役を務めてくれた。でも昨年のシアトルの7月はムチャ寒く、震えながらナイターの

応援をしたのに、彼の成績は9打数１安打だった。でも2日とも練習中の姿はバッチリ。10�bほど

近いところでも彼を拝めたから嬉しかった。今年は再び二刀流に挑む大谷翔平。オフの間に車の免

許を取ったと報道されていたが、今日久々にテレビで姿をみた。エェッ！！という程両腕が筋肉モ

リモリで見るからにマッチョ翔平だったので、少なからずショックだった。こんなムキムキでいい

んか！夜は「白子の会」の旬の部だった。ここ数年、走りの部宴会は向島の「平岡」で、旬の部宴

会は築地の「うまいもんや」で開催している。いつも満席の「うまいもんや」だが、今日は私ら6

人を入れて3組のみのみ。パリにいた１週間で、日本は感染防止策が厳しくなっていて「宴会」の

自粛が広がっているのだと。今日集まったメンバーも出張が取り止めになったとか、旅行が中止に

なったとかコロナ話が中心だった。長い間やっているこの「白子の会」。秋の旅行以外に夏の陣も？

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２月　２１日（金）晴れ　　真夜中から雨

朝　家食　ツナと半熟卵サラダ、蓮根と牛蒡のつくねスープ、チーズ、ブランパン、ｸﾗﾝﾍﾞﾘｰｼﾞｭｰｽ

＋蜂蜜、飲むヨーグルト

　　

昼　表参道「新潟・食道園」新潟御膳1990円

　　　　　　　　　表参道新潟館ネスパスの前に新潟名物のひとつチューリップが

　豪華な新潟御膳

遅い夜　渋谷「魚山亭」　お通し：水菜お浸し・アサリの葱煮、砂土原茄子煮浸し800円、イワ

シの梅干し煮800円、焼き竹の子（小）600円、椎茸しゅうまい850円、冷や汁700円、ﾉﾝ

ｱﾙｺｰﾙﾋﾞｰﾙ、麦焼酎「中々」ダブルロック３杯　＠7400円

　　

　　　　　　　　　　ブラジル生まれの日本人ボサノヴァ歌手小野リサのコンサートが素晴らしかった！

　　　　　わりと馴染みの「魚山亭」で宮崎料理を食べながらコンサートの感動をかみしめる

　　〆はいつだって大好物の冷や汁！麦ご飯は3分の１に減らして貰った。ずっと話しかけてくる隣のおっさんが煩わしい！！！

年に一度行かねばならないところがある。甲状腺専門のI藤病院。もう8年になるだろうか。甲

状腺に出来たモノが悪さをしないか、大きくならないかを表参道にある伊藤病院で検査して貰う

のである。私のような事情の人（たぶん）が全国から伊藤病院に押しかけて、連日押すな押すな

の大盛況。受付開始は早朝6時で、そう大きな病院では無いのにやって来る外来患者は午前中だ

けで800人を超える程だ。ところが、今日はいつもと違った。大きく違った。病院の人影がいつ

もに比べてグンと少ない。受付を済ませて血液検査に行くと、コートを脱いでいるうちに私の番

号が電光掲示板に。即血液を採られる。だいたいは、エコー検査は混み合っているのでランチに

出かけられても大丈夫ですよ」なんて声をかけられるのだが、今日は「エコー検査すぐ出来ると

思うので地下に行って下さい」って、エコー検査、医師による診察、会計まで、何と何と１時間

20分で終了！！！４，５時間かかるのが普通だから大記録である。しかも「昨年と特に変わった

ことは無いですね。じゃ１年後に」ヤッタァー！ぽかぽか陽気の表参道を歩きながら、どこでラ

ンチしよ。そこに黄色が鮮やかなチューリップが！新潟館ネスパスかぁ、久しぶりに行ってみよ

う。地下の「新潟・食道園」で新潟御膳を食べたが、1990円払う価値はあるのか？でも１階のシ

ョップでいろいろ買い物して楽しかった。家に一旦帰って夜は「小野リサコンサート２０２０」

を聴くためオーチャドホールに向かった。数時間前通った２４６をまた通ってね。ブラジルサン

パウロ生まれの小野リサ。昔から大好きな歌手で「いつかライブで」と何十年も思い続けてやっ

と今夜実現する。そんな時に限って新型コロナ騒ぎだけど、構うものか、しっかりマスクして行

くぞ！コンサートの始まりは「愛の讃歌」から。彼女が歌い出した途端、私の目から涙が溢れる。

止められない。マスクまで濡れる。人の心を魅了する摩訶不思議な歌声だ。彼女が歌った数曲は

私が歌っていた持ち歌（ぷへっ！）だった。彼女も素晴らしいが、バックのミュージシャンが超

ＧＯＯＤ。いくつかの楽器を使い分けて素晴らしいよ。感動で胸をいっぱいにして宮崎料理「魚

山亭」へ。隣の一人飲み爺さんがいろいろ話かけて来るのが鬱陶しかったが、料理も酒も旨し！

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２月　２２日（土）晴れ　夕方から雨　　平年より１５日早く春一番吹く！　猫の日

朝　家食　ツナと半熟卵サラダ、メンチカツ、野菜のコンソメスープ、ブランパン、ｸﾗﾝﾍﾞﾘｰｼ

ﾞｭｰｽ＋蜂蜜、飲むヨーグルト

　　

昼　曙橋「Ｃｏｃｏ壱番屋」ローストチキンスープカレー966円、３辛66円、アイスコーヒー

105円

　　

　　　　　　　今日も大好きローストチキンスープカレー。200�cのライスを半分残した（エライ！）

夜　家食　鰆の西京漬け、「クレードル」のホワイトアスパラタルタルソース添え、トマト、カレー

納豆、メギスの実だくさん粕汁、ご飯

　　

　　　　　　　　　　　　ミホから送って貰った「クレードル」のホワイトアスパラ。美味しいぞ！

　

　　　　　　　　　　「新潟納豆」のカレー納豆！　　　　　　　　　　　　　ＮＨＫ［ホットスポット最後の楽園］を観る

ウユニ塩原を歩く福山雅治　私も行ったよ！　　　　南米アンデス山脈の厳しい自然の中で生きる動物達

　　フラミンゴのお見合い風景　　　　　　　　　　　　　　真っ赤な湖で子育てをするフラミンゴ

今日２月２２日は猫の日だそうだ。だからニャんだ！と言われても困るが。ちなみに犬の日という

のもあって、１１月１日なんだそうだよ。子どもの頃、ミー子という茶トラの猫を飼い、ミー子が

死んでしまってから暫くして鳴き声が美しいメエ子がやって来た。メエ子は長野県の大町市の家、

東京世田谷区の家、そして小平市の家と３つの家について来た。よく猫は家につくと言われるが、

引っ越し猫だった。そのメエ子が死んでしまってから我が家は犬に縁が出来た。名犬と家族は思っ

ていた六輔に「飼いたくない！」と一番反対した母がメロメロだった。六輔が夜のひとり散歩から

帰って来なくなってから母は地図を見ながら近隣の保健所をしらみつぶしに回ったことを知ったの

はずっと後のことだ。結局六輔は戻って来なかった。次の犬はチビで、六輔と何かと比べられて肩

身の狭い思いをさせてしまった。午前中プラズマ治療に出かけたが、風の余りの強さに前に進めな

いこともあって焦る。これは春一番？早過ぎの感じだけど。治療後は「Ｃｏｃｏ壱番屋」でロース

トチキンスープカレーを食べる。ご飯は１００�cしか食べなかったもんね。夕食は、ミホから送っ

て貰ったホワイトアスパラの缶詰と昨日新潟館で買って来た鰆の西京漬けや珍しいカレー納豆、そ

してメギスを入れた実だくさん粕汁を作った。カレー納豆は期待した程カレー感は無いが、旨い！

と自画自賛の夕食だった。ＮＨＫ「ホットスポット最後の楽園」を観て目を奪われる。凄！無酒日

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２月　２３日（日・天皇誕生日祝日）晴れ　今日も強風！　　　天皇陛下還暦の誕生日

遅い朝　家食　ホワイトアスパラタルタルソース添え、トマト、メギスの実だくさん粕汁雑炊、ｸﾗﾝ

ﾍﾞﾘｰｼﾞｭｰｽ＋蜂蜜、飲むヨーグルト

　　

遅い昼　四谷三丁目「東京風月堂」ハンバーグスパイシー生姜ソース（ライス、ミニサラダ、アイ

スコーヒー）1155円

　

　激しい雪で散歩に行けずショボクレ中のハル（札幌）

　1月24日に生まれ変わって再開場した新生「パルコ劇場」のこけら落とし公演「ラブ・レターズ」を観に行く

　日替わり「ラブ・レターズ」今夜はリリー・フランキーと橋本愛。458席から636席になった場内

夜　渋谷・パルコ「ｇｏｏ　ＩＴＡＬＩＡＮＯ」ピスタチオロースト880円、フルーツトマトと真

烏賊のマリネ1078円、茹で立て天豆とペコリーノチーズ638円、蟹のトマトクリームリング

イネ1958円、赤ワイン「キャンティリゼルヴァ　2011」6050円　＠１万６０４円

　　

　　　　　一部終えた休憩時間に８階のパルコ劇場から７階のレストラン街へ移動。まずは赤ワインを１本開けてと・・。

　ピスタチオローストがムチャ旨い！

今日は昨年即位された天皇陛下が還暦のお誕生日を迎えられた。数万人が訪れる一般参賀は新型

コロナウィルスの感染の影響を避けるため中止となった。天皇陛下がお生まれになった時のこと

は私もよく覚えている。浩宮様で、その成長をずっと拝見して来たから「あれから６０年！」と

いう思いもある。ま、それはともかく「還暦おめでとうございます」ランチの後買い物をしたい。

コロコロを持って行く程ではないが、レジ袋を下げて来るには重そうだ。そうだ！こんな時は畳

めるリュックが良い！これがバッチリでね。今後もこれくらの買い物には畳めるリュック使おう

っと。一昨日渋谷のオーチャドホールに行ったばかりだが、今夜はパルコ劇場に行く。パルコの

再建に伴って劇場もずっと休んでいたが、先月の２４日開場した。こけら落とし公演の一つとし

て日替わりキャストで「ラブ・レターズ」を観に行く。松重豊×大竹しのぶ、井上芳雄×坂本真

綾、市村正親×草笛光子、加藤和樹×愛加あゆ（明日）、そして今日はリリー・フランキー×橋

本愛。１９９０年以来２９年間で４９５回の上演を重ねて来た朗読劇でパルコ劇場のレパートリ

ー作品だ。以前のパルコ劇場にも何回か来たことがあるが、席数が４５８席から６３６席になっ

て少し大きくなった。シンプルな舞台で、台本を読み合う朗読劇。午後７時過ぎ始まったのだが、

リリーさんの声がぼそぼそって感じで最近耳も遠くなりつつある私にはとても聞きづらい。橋本

愛ちゃんの声はずっとクリアでまずまず聞こえるのに。聞こえづらい男性の声を聞き取ろうと全

身で集中して耳を澄ます。でもやっぱり聞こえない。集中し過ぎて疲れ、やがてウトウトしちゃ

ったり・・。うーん、これは駄目だな。席がかなり後ろだっていう不利もあるのだろうが、後半

もこれを続ける気持ちが失せた。丁度１時間経ったところで休憩。そのまま劇場を出て１階下の

レストラン街へ。イタリアントラットリアの「ｇｏｏ　ＩＴＡＬＩＡＮＯ」に行く。よし、赤ワ

インもボトルを飲もう。最初に運ばれて来たピスタチオローストが旨いの何の！他の料理は普通

だったが、このピスタチオを食べるためだけにまた来ようかな、と思った程だ。機嫌が直ったぞ。

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【今週の振り返り】

息が詰まるような日々が続いている。というのは比喩表現ではあるが、本当に肺炎で息が詰まっ

て亡くなっている人が世界では続出しているのだからマジ恐ろしい。昨年暮れから中国で始まっ

た新型の肺炎は、燎原の火のごとく中国以外の国々に広まっている。新しい年を迎えた時は、世

界がこんなとんでもないことになるとは誰も予想していなかったに違いない。終わりが見えない

新型コロナウィルスとの闘いはいつまでどこまで続くのだろうか。

歌舞伎をコンスタントに観るようになって、もう20年以上経過した。それまでも大ファンだっ

た先代猿之助の芝居はスーパー歌舞伎を含めて観て来たから、所謂劇場通いはもう長いこと続

いている。今は歌舞伎会のゴールド会員に昇格（年間17回以上で特別会員、28回以上でゴー

ルド会員）し、ネットでチケットを買えるようになってからは、昔の苦労が嘘のようにチョー

楽ちんになったが、それまでは信じがたい程に実に実にタイヘンだった。その頃は歌舞伎会な

どには入会していなかったから一般発売日の受付開始時間と共に電話をかけまくるのである。

繋がらないだろうと思ってかけるのだが、もちろんというかやっぱりというか常に話中(お話

し中)。そうやって何時間も電話をかけ続けるから発売日は他に何も出来ない。そんなことし

ながら午後の時間も進んで行き、指は震えて来て、やがて受付時間は終了する。電話は繋が

らないまま。ドッと疲れて暫くはソファに突っ伏す。義経千本桜散った・・。ある時、一度目

の電話で「はい、こちらは松竹・・」と繋がった時は、余りの驚きにあわゎゎ・・！と口籠っ

て暫く話すことが出来なかったこともあったなぁ。だから、ゴールド会員に昇格して一般発売

より４日前にネットで買える今は天国のような環境なのだ。しかも座席指定が出来るって素晴

らしい！

これに演劇の分類上「小劇場演劇」が趣味に加わった。歌舞伎に反発して生まれた新派、新派

に反発して生まれた新劇の頃は、どうもそれが苦手だった。もう50年前（！）近く昔の話だ

が、確か帝国劇場に俳優座のお芝居を観に行った。当時大人気女優の栗原小巻主演の「アンナ

・カレーニナだった。かなり良い席だったのだが、観ているうちにもうガマンが出来なくなっ

て、休憩時間を待ち侘びて即劇場を出た。理由は「私の肌に新派は合わん」だったように思う。

それから「小劇場演劇」も寺山修司、唐十郎、蜷川幸雄などの「小劇場第一世代」、つかこう

へい等の「第二世代」、野田秀樹や鴻上尚史などの「第三世代」、そして「第四世代」と呼ば

れる三谷幸喜（東京サンシャインボーイズ）、中島かずき（劇団新感線）などが活躍し出すと

私の関心も彼らに。この頃になると小劇場を飛び出して、商業演劇をうつ大劇場での公演も

行うようになる。こうなると小劇場派も商業演劇派も無くなってくる。演劇好き婆さんを悩

ませているのは、またしてもチケット購入の困難さだ。友の会があれば入るが、たいていは

チケット取扱会社を通じての抽選に申し込む。人気劇団の人気演目ともなるとＰ社、Ｅ社、

Ｒ社の先行発売に申し込み、落選すればＰ社、Ｅ社、Ｒ社の一般発売に申し込み、落選すれ

ば大阪公演、博多公演（あればの場合）にも申し込むと言った具合である。もう「意地」な

のだ。当るまでの意地。そうやって博多公演や大阪公演に実際行くのだ。芸術の喜びを手中

にするには苦難はつきまとうのだよ。

２月。そんなことして奮戦した結果、７つの演劇やコンサートのチケットを手に入れた。歌

舞伎の２回は別として、昨年暮れからストライキ続きのパリ・オペラ座のバレエ公演は別と

して、４つもの演劇やコンサートが次々と当選した！ヤッター！嬉しいぞ！これまでの落選

続きが嘘のような当選ぶりが信じられない思いだった。長い人生、こんな恵まれたことがあ

ってもいいね、なんてね。２月が来るのが待ち遠しかった。ところが、人生何があるかわか

らない。こんなことになるなんて。でも、私は完全武装して行った。聞き取れなくて途中で

帰って来たものもあるが、他はどれも素晴らしいものだった。来週「マイラッキー７」の最

後の芝居がある。どうか行くことが出来ますように！いつまで芝居や音楽会、コンサートが

開かれるのか。そっちの方がずっと心配だ。

　　　　　　　　　　　　　あちこち出歩くんじゃニャイよ！

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