パクパク日記２０年１０月２週

　　　　　　　　　　　　　　　　　十数年ぶりに訪れた「あをによしの奈良」はずっと雨だった😢

　　　　　　　　　　　　　　一休寺　　阿修羅像（ＮＨＫ）

１０月　５日（月）東京は曇り　京都は晴れ

朝　明石町「ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾙｰﾑ」Ａ定食（豆腐の野菜あんかけ、焼きたらこ、蓮根とひしきの炒り煮、青

梗菜のお浸し、ご飯、茄子の味噌汁、飲むﾖｰｸﾞﾙﾄ、ｷｳｲ）660円、納豆＋198円、ｺｰﾋｰ＋110円

　　

昼　明石町「ﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾙｰﾑ」Ｂ定食（ﾐﾈｽﾄﾛｰﾈｽｰﾌﾟ、ｼｰﾌｰﾄﾞﾄﾞﾘｱ、ｻﾗﾀﾞ、ｱｲｽｺｰﾋｰ）1210円

　　

　　最後に頂いたﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ　　　　　　　　　　　　　　曇っていたのに富士山はチャンと見えた！！

夜　京都八百一本館「きょうのおかず」秋茗荷の酢漬け360円、無花果の胡麻ｿｰｽがけ400円、き

ょうのお膳Ａ：小鉢湯葉きのこ・切り干し大根・牛蒡煮、茶碗蒸し・彩り野菜と鯖の南蛮漬け、

ご飯、香の物、味噌汁、ﾌﾙｰﾂ盛り合わせ2500円、生ﾋﾞｰﾙ小400円、麦焼酎「焙煎麦印」600円

Ｗ×２杯　＠5400円

　　

新型ｺﾛﾅｳｨﾙｽに感染して軍の病院に入院しているｱﾒﾘｶのトランプ大統領を巡ってのニュースが連日

世界から注目を浴びている。英国のジョンソン首相やブラジルの大統領の罹患の時とは桁違いの注

度だ。短期間で退院出来るだろうという楽観的な見方もあれば、一時期は重症だったから回復には

時間がかかるだろうという不安説もあって実態はわからない。そんな中で、突然病院前に集まって

いた支持者の前を車に乗り込んで手を振りながら通過した。この人何を考えているのだろう。この

車の運転手とかＳＰの人達のリスクはどうなるのだ！世界中の多くの人が呆れ果てている人物では

あるが、それにしてもこの常軌を逸する行動には改めて呆れる。医師団は５日には退院と言ってい

るそうだよ。今日の午後から京都の家に行く。出がけ前に最後の誕生日ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄを受け取った。お

天気が良いハズだったのに朝から曇り。しかも南の洋上には台風の気配も。しかし新幹線から富士

山が見えて嬉しかった！京都初日の夕食は八百一本館２階にある「きょうのおかず」で。野菜のま

ま売って、半調理野菜も売って、野菜のデリカで売って、そして館内にある食堂でも野菜をたっぷ

り使って売る。八百一の素晴らしいﾋﾞｼﾞﾈｽｾﾝｽ。秋茗荷の酢漬けも無花果の胡麻ｿｰｽがけも美味しい。

　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

１０月　６日（火）京都は晴れ　　　　トランプ大統領もう退院！

朝　京都家食　卵とﾂﾅのｻﾗﾀﾞ、浪速の肉吸い、チーズ、ブランパン、飲むﾖｰｸﾞﾙﾄ、ｷｳｲ

　　

　関西らしい浪速の肉吸いが好き

昼のおやつ「ＫＥＮ‘ＳＣＡＦＥ」特製ガトーショコラ、紅茶

　　　　　　　　　　　「ＫＥＮ‘ＳＣＡＦＥ」特製ガトーショコラは超濃厚！！！

　　　　今日は良い天気だ　　　　　　　　　　　ﾏﾝｼｮﾝの低層棟屋上の庭園　　　　　　Ｌ字型の屋根は八百一本館

　松茸だらけ。見るだけだけど。

午後のお茶　京都・八百一本館「ザ・ブレッド」ｱｲｽｺｰﾋｰ280円

夜　京都家食　塩鮭の焼き物、大根と薄揚げ煮、彩り野菜のﾋﾟｸﾙｽ、ひきわり納豆、ご飯、玉葱とじ

ゃが芋と豆腐の味噌汁、ｷｳｲ

　　

　粗食もまた嬉し

3週間ぶりの京都の家で目覚めた。朝食を摂るためにﾀﾞｲﾆﾝｸﾞﾙｰﾑに行く必要も無いし、今日出かけ

る予定も無い。だらだらっとした朝もたまには良いじゃないの。昨日京都駅の7−11で買って来た

ものを中心に朝ご飯。テレビではトランプ大統領がもう退院したとびっくりニュースが流れている。

亡くなったダイアナ妃が出産してすぐ退院されてビックリしたことがあるが、それに似た感じの驚

き。いやいや、もっとビックリだな。早過ぎる退院で未だ持っているかもしれないｳｨﾙｽをﾎﾜｲﾄﾊｳｽ

のｽﾀｯﾌなどにばら撒かないか心配だ。だいたいｱﾒﾘｶのﾎﾜｲﾄﾊｳｽが新型ｺﾛﾅｳｨﾙｽのｸﾗｽﾀｰ発生なんて恥

ずべきことだよなぁ。朝食は昨日7−11で買って来た浪波の肉吸いを温めて食べる。関西にしか売

っていないのが残念だが、ちょっと味が濃いものの豆腐も肉もたっぷりで好物である。お昼は抜い

た。ナゼなら甘いモノ嫌いな私が珍しくおやつを食べる予定だから。予約する必要があって買うの

がタイヘンな「ＫＥＮ‘ＳＣＡＦＥ」特製ガトーショコラが手に入ったので京都に持って来た。せ

っかくだから紅茶を飲みながら味見をしようというワケ。温めればﾌｫﾝﾀﾞﾝｼｮｺﾗっぽいし、冷蔵すれ

ば生チョコっぽいし、常温ならﾃﾘｰﾑｼｮｺﾗっぽい、と店は説明している。冷蔵していたのを暫く放っ

ておいたのを食べてみた。う〜む、濃厚！鼻血でそう。でも殆ど甘くないし美味しい。天気が良い

ので散歩がてら八百一本館に買い物に行く。松茸がどっさり並べられていたのだが、写真を撮った

だけで通リ過ぎ、鮭や野菜、納豆、豆腐など身近な食品だけを買って帰宅。外で美味しい酒を飲み

ながらご馳走を食べるのも大好きだが、自宅で酒無し地味なご飯を食べるのも好きなのだ。無酒日

　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

１０月　７日（水）京都・奈良は晴れ後曇り　夜から雨　　　筒美京平氏死去（享年80歳）

朝　京都家食　煮卵と和風ポテサラ、焼売、彩り野菜のﾋﾟｸﾙｽ、玉葱とじゃが芋と豆腐の味噌雑炊、

ｷｳｲ、飲むﾖｰｸﾞﾙﾄ

　　

　　

　　　一休禅師墓所（88歳示寂）　　　　　　後小松天皇皇子一休禅師の墓所に菊の章が　　　　　　　　本堂

　　酬恩庵（一休寺）庫裏　　　　　　　　　　　　　方丈庭園南庭　　　　　　　　　　　　方丈の一室

　　　　　　　　　　　一休禅師は７４歳から最後の日々を過ごした虎丘庵。虎丘の2文字は禅師の筆　　　　　　　　　　　

昼　大坂枚方・農園食堂「杉・五兵衛」農園会席コース

　　　　　　ロバ君達も有機循環農法で役立っている　　　　　農園食堂の「杉・五兵衛」でランチ

大御堂観音寺では国宝十一麺観音立像を見学（皆さんは）　　　　　　　　夕方登大路ホテル奈良にﾁｪｯｸｲﾝ

　　　　　　　　　70�uのｺｰﾅｰｽｨｰﾄを借りる。ﾘﾋﾞﾝｸﾞと寝室があり、興福寺の北円堂がよくみえる

　　　

夜　奈良「アコルドゥ」１万３千円のｽﾍﾟｼｬﾙｺｰｽ（ｲﾂﾓｺｺﾆｱﾙﾓﾉ：若草山・ほうれん草と鮎ｷｬﾋﾞｱﾏﾖﾈｰ

ｽﾞ、全粒粉のﾊﾟﾝ、ｱﾎﾌﾞﾗﾝｺ：半生海老と葡萄のｱﾝﾀﾞﾙｼｱ地方白いﾆﾝﾆｸｽｰﾌﾟ、野菜のﾀﾙﾀﾙ名残り

の香り：ﾋﾞｰﾂのﾀﾙﾀﾙ、大地と海：移ろう旨味・鱸と奈良の枝豆のｽｰﾌﾟ、三輪山本の手延べﾊﾟｽ

ﾀ麺バジル海苔柑橘、魚のｱｻｰﾄﾞ：磯の香り真鯛のﾛｰｽﾄｾﾛﾘとﾎﾟﾃﾄ添え、大和牛のｱｻｰﾄﾞ、ﾒﾛﾝｿｰ

ﾀﾞ：小宇宙、ほうじ茶、小菓子）、ﾉﾝｱﾙｺｰﾙﾋﾞｰﾙ700円、白ﾜｲﾝ（ﾘｵﾊ）1200円、赤ﾜｲﾝ1200円

×２杯

　　

　美味しく楽しいコースだった

今日から2月パリ以来の旅行会社主催のツァーに参加する。実に８ヶ月ぶりのツァーである。当

然ながら国内である。行先？京都と奈良。アハハ、すぐじゃん。京都駅集合なのでﾀｸｼｰで向かう。

添乗員のＫ子（男性）さんやご一緒する方々（12人）と合流。ﾂｧｰｺﾝﾀﾞｸﾀｰのＫ嶋さんからの説

明を聞きながら大型バスで京田辺市にある一休寺に向かう。一休寺は通称で正式には酬恩庵、元

は妙勝寺と呼ばれた。一休禅師が後半生を過ごした場所でもあり、1481年88歳で亡くなった禅

師の墓宗純王廟の「磁揚塔」と呼ばれる墓所がある。一休禅師は後小松天皇の皇子であることか

ら墓所は宮内庁が管理する陵墓なのである。名勝指定されている方丈、方丈枯山水庭園や禅師が

日常過ごされた「虎丘庵」を見学した。ﾗﾝﾁはそこから程近い農園ﾚｽﾄﾗﾝ「杉・五兵衛」で。有機

循環農法で野菜を育てているのだそうだ。素朴な味だった。午後は大御堂観音寺で南山城では最

も古い国宝である十一面観音立像を見学。バスを降りてかなり歩く必要があるので私は失礼した

が。雨がポツポツ降って来た。バスは奈良市に向かう。今夜から２泊するのは近鉄奈良駅に程近

い「登大路ホテル奈良」。ここの70�uあるｺｰﾅｰｽｨｰﾄを借りた。窓から興福寺の北円堂、その奥に

は南円堂が見える素晴らしい景色だ。但し、ｸﾛｰｾﾞｯﾄの場所など動線が悪いのはﾁﾄがっかり。夕食

は本格的に雨が降り出した中、数台のﾀｸｼｰで東大寺の旧境内跡地にあるﾓﾀﾞﾝｽﾊﾟﾆｯｼｭのﾚｽﾄﾗﾝ「ア

コルドゥ」へ向かう。「アコルドゥ」とはバスク地方の言葉で「記憶」を意味。こちらの川島ｼｪﾌ

はバスク地方で修行をされた方で、2018年「ゴ・エ・ミヨ」の今年のシェフ賞を受賞されたそ

うだ。に向かった。硝子張りキッチンが丸見えの造りで今夜は私達グループだけの貸し切りのう

だ。ﾒﾆｭｰは箱に入っている名刺状のｶｰﾄﾞに謎めいた形で記載されている。1枚目のｶｰﾄﾞには「ｲﾂ

ﾓｺｺﾆｱﾙﾓﾉ」？？？答えは若草山のことだそうでほうれん草や鮎、ｷｬﾋﾞｱﾏﾖﾈｰｽﾞなどで作られた若

草色のお料理だった。そんな謎解きしながら進む楽しくも美味しいコースだった。ご馳走様！

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１０月　８日（木）奈良は一日中雨

朝　奈良・登大路ホテル奈良「le　bois」朝食セット（洋＋和）

　　

観光をパスしてフリーになった。雨の中とぼとぼと興福寺見学　　　　　　　　　　奥には国宝館が　

　　　　　撮影禁止なのでＮＨＫTVの映像から頂いた阿修羅像　　　　　　　　　７回焼失し2018年再建された中金堂　　　　　　　

　東金堂と五重塔　　　　　　　　　雨に良し奈良の牡鹿は濡れそぼり・・　　　江戸時代再建された南円堂　

昼　奈良・ひがしむき商店街「一条」一条弁当膳（お造り・鰻きゅう・煮物・天麩羅・珍味など）

　1980円

　　ＧＯＴＯｸｰﾎﾟﾝを使おうと2千円近い一条弁当膳を食べたのに・・😢

無料ｺｰﾋｰこんなｶﾀﾁで出て来た　無料　　　1万２千円分のＧＯＴＯｸｰﾎﾟﾝを貰った　　　　　　近鉄奈良駅前の行基菩薩像

　ここはｽﾓｰﾙﾗｸﾞｼﾞｭｱﾘｰﾎﾃﾙです

夜　奈良・登大路ホテル奈良「le　bois」ﾌｫｱｸﾞﾗのｺﾝﾌｨとﾊﾟﾝﾃﾞﾋﾟｽ、ｽﾓｰｸ香る関鯖のｾｼｪ　奈良県産

無花果と柿ﾌﾞﾘｵｯｼｭﾄｰｽﾄﾌﾞﾙｰﾁｰｽﾞとじゃが芋のﾌｫﾝﾃﾞｭ、温かいﾋﾞｰﾌｺﾝｿﾒ仔牛のﾀﾝのｺﾝﾌｨとﾚﾀｽのｼﾞ

ｭﾘｴﾝﾇ、真名カツオのﾎﾟﾜﾚ十津川村上湯川産茸のｿﾃｰと鮑のﾊﾞﾙｻﾐｺｿｰｽ、黒毛和牛フィレ肉のｸﾞﾘｴ

ﾜｲﾝｳﾞｨﾈｶﾞｰｿｰｽｺﾝﾋﾞﾈｰｼｮﾝｻﾗﾀﾞ添え、ｼｬｲﾝﾏｽｶｯﾄのｳﾞｪﾘｰﾇとﾌﾛﾏｰｼﾞｭﾌﾞﾗﾝのｿﾙﾍﾞ、ﾌﾚｯｼｭﾊｰﾌﾞﾃｨと小

菓子）、ﾉﾝｱﾙｺｰﾙﾋﾞｰﾙ、白ﾜｲﾝ、赤ﾜｲﾝ　飲み物計5500円

　　

　ﾎﾃﾙのﾚｽﾄﾗﾝで結構なﾌﾚﾝﾁを頂く

2日目の今日の観光日程は、4年間聖武天皇の都だった恭仁京があったｴﾘｱの岩船寺と浄瑠璃寺を見

学し、「あ志び乃店」で昼食を摂った後、聖武天皇勅願寺の海往山寺と座像の観音様を持つ現光寺、

恭仁京跡を訪れ、最後は石寺茶畑を眺めながらｶﾌｪで和束のお茶を味わってからﾎﾃﾙに帰るというも

のだ。昨夜添乗員のＫ子さんに伺うと歩く距離が長いのと寺までの石段もかなり多いそうだ。しか

も朝からの雨。ムリですね、止めます、というわけで私は残ることにした。Ｃ葉さんのお母様もパ

スされた。ﾎﾃﾙの朝食はｻﾗﾀﾞ、ｼﾞｭｰｽ、ﾖｰｸﾞﾙﾄのあとに洋朝食にするか和朝食にするかを選ぶ。私は

和。茶粥の替わりに白いご飯を注文した。朝食後Ｋ子さんから1万２千円分のＧＯＴＯｸｰﾎﾟﾝが配

られた。ご夫婦や母娘さんは2万４千円だ。ここ奈良県と近隣県でも使えるが、この旅の期間中の

み有効だ。皆さんは4台のｼｬﾝﾎﾞﾀｸｼｰに分乗して出発された。雨はいっこうに小止みにならないの

で11時過ぎﾎﾃﾙの大きな傘を借りて興福寺に出かける。天気が悪いせいか鹿の姿もなく、やっと２

頭を見つけただけだった。鹿は2頭鹿見なかった。阿修羅様がおられる国宝館のﾁｹｯﾄ売り場でｸｰﾎﾟ

ﾝを出すと「ここでは使えません。売店なら使えます」はぁ〜。「阿修羅さま、ご無沙汰しておりま

す。相も変わらずお美しいお姿でみとれてしまいます」とかなり長く阿修羅様を見とれて過ごした。

興福寺境内をｳﾛｳﾛした後、猿沢の池を眺めて三条通り、ひがしむき商店街へ。今度こそｸｰﾎﾟﾝを使

おうと飲食店を物色し、ﾗﾝﾁ場所を「一条」にした。ここで一条弁当膳を注文すれば1980円でｸｰﾎﾟ

ﾝ２枚使えるぞ！てんこ盛りの料理は美味しいとは言えないがｸｰﾎﾟﾝのためだから。かなり残したが

食べ終えて2枚のｸｰﾎﾟﾝ出すと「うちこれ扱ってませんわ」「！！！」和菓子屋でお土産を買って送

り、何とか６枚を消費した。ｸｰﾎﾟﾝ使うのも一苦労だ。ﾎﾃﾙに帰って暫く休憩。観光から帰って来ら

れた皆さんに伺うと、階段も多かったし雨の中をかなり歩いてﾀｲﾍﾝだったそうだ。「あなた行かれな

くて賢明だったかも」と言われた。夕食はﾎﾃﾙでﾌﾚﾝﾁ。ﾎﾃﾙﾏﾝのｻｰﾌﾞも良く、美味しいｺｰｽだった。

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１０月　９日（金）奈良も京都も一日中雨

朝　奈良・登大路ホテル奈良「le　bois」朝食セット（洋＋和）

　　

　　　　　　　　　　今朝も途中から和食に。焼き魚が昨日の鮭から鰆に変わった

晴れた日に見たかった北円堂　　　　　　　徒歩数分で近鉄奈良駅　　　　　　　車中から見えた平城宮跡歴史公園

昼　京都駅「はしだて」金目鯛ちらし寿司セット（金目鯛ちらし寿司、きのこ煮麺、高野豆腐の炊

いたん、菜菹2530円

　　

　ﾂｧｰの皆さんは木津川のｲﾀﾘｱﾝ

夜　京都家食　「神戸コロッケ」のキャベツカツ、生野菜、ｶｼｭｰﾅｯﾂ、トマト、ほうれん草の胡麻

よごし、ひきわり納豆、ご飯、玉葱とじゃが芋豆腐の味噌汁、ｷｳｲ

　　

今回のツァー最終日だ。膝の痛みは少しマシだが、夜中からお腹をこわしてﾄｲﾚ通いが続いている。

私にとって腹こわしはよくあることなので心配はしていないのだが、とても朝9時に出発して皆さ

んと徒歩中心の観光に行けるような状態ではない。今日の予定は薬師寺で改修を終えたばかりの国

宝・東塔と特別公開される西塔初層内陣を見学し、木津川の隠れ家ｲﾀﾘｱﾝでﾗﾝﾁを済ませた後、上狛

茶屋問屋街の福寿園資料館、さらには寿宝寺で十一面千手観音立像をお参りするという盛りだくさ

んの内容だ。歩く距離もかなりあって、しかも雨だからご迷惑をかけるのではないか不安だからと

昨夜添乗員のＫ子さんにはご相談して参加を取り止めることにしていた。だから、お腹こわしでも

ＯＫなんさ。それでも6時には起きて荷造りをし、朝食時間には何人かの方々にご挨拶もした。皆

さん9時出発。４，５回のﾄｲﾚ通いでお腹も落ち着いたようなのでﾁｪｯｸｱｳﾄして近鉄奈良へ。11時

10分発の特急に乗ることにしたのだが、地下２階までの３，４番線ﾎｰﾑまでは上りｴｽｶﾚｰﾀｰと階段

があるきり。駅員に聞くと「下りｴｽｶﾚｰﾀｰは無いです。１，２番線ﾎｰﾑまではｴﾚﾍﾞｰﾀで行けるから、

それに乗ってぐる〜っと回れば３，４番線ﾎｰﾑに行けます」と。何ってこった！世の中は脚が悪い

人のことを全くわかっていない。こうゆう駅のｴｽｶﾚｰﾀｰ施設で上りはあるが下りは無い場所が実に

多い。しかし、脚が悪い立場ではﾂﾗｲ下りこそｴｽｶﾚｰﾀｰが欲しいのだ！そのヘンがわかっていない

と脚悪仲間でいつも嘆く。仕方無いのでｴﾗｸ段数の多い階段をゆっくり下りる。汗ﾋﾞｯｼｮﾘになった。

35分で京都駅に到着。「和久傳」ｸﾞﾙｰﾌﾟの「はしだて」に行くと、雨の平日なのに行列が出来て

おり14番目に並んだ。金目鯛ちらし寿司セットを注文したが、煮麺は以前の方が美味しかった

ような気がする。今日明日は雨のようなので、伊勢丹地下で食料品をどっさり買って帰宅。酒無

しの家食夕食も美味しいなぁ。ｻﾗﾀﾞにパラパラ散らしたｶｼｭｰﾅｯﾂバカ旨だ。味噌汁大好き！無酒日

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１０月　１０日（土）京都は朝方雨のちくもり　　　四国・近畿地方に台風１４号近づく　

朝　京都家食　ＲＦ１のアボガドサラダ、玉葱とじゃが芋豆腐の味噌雑炊、飲むﾖｰｸﾞﾙﾄ、ｷｳｲ

　　

　　　今のところ京都に台風は来ていない

昼　京都家食　細うどん（油揚げ・卵・葱）、バナナ

　　

午後のおやつ「ＫＥＮ‘ＳＣＡＦＥ」特製ガトーショコラ、紅茶

　鼻血は出なかったが、やっぱり濃厚！

夜　京都家食　鯖の生姜煮、メンチカツ、ＲＦ１の海藻とジャコサラダ、野菜煮物盛り合わせ、ご

飯、玉葱とじゃが芋豆腐の味噌汁、りんご

　　

待ち構えていた（ワケでもないけど）台風14号はグズグズノロノロと進んでいる。週半ばの旅で

行った京都の南山城地方や奈良県では大雨が降っているようだが、京都は朝方雨が止んでから曇っ

たままで台風の影響はほとんど無い。その台風14号は途中からあらら〜そっち行くのか！って信じ

られないことにまたもや南に向かって進路を変えるらしく「キミは一周する気か」と天気図を見なが

ら叫んで（イメージです）しまった。ともあれ、昨年19号で大きな被害を受けた千葉県始め、影響

を受けそうだった地域にとってはこの台風の気まぐれは幸運だった。雨に振り込められると思って

いたので朝も昼食も家食で済ませたが、雨が止んだのだったらちょっとそのヘン歩いて八百一でお

豆腐やﾅｯﾂなど買って来よう。コロナ禍になって失ったものは数限りないが、ほんの少しだが良いこ

ともある。このパクパク日記の更新が正常になった。何だか悲しいような恥ずかしいような😢ﾄﾞｲﾂ

の次は香港、その次はﾊﾟﾘ、軽井沢挟んで南ｱﾌﾘｶ、次は由布院・・なんて感じで世界を日本を飛び回

ること10数年。2ヶ月遅れなんてざらだったからなぁ。それが、今はｷﾁﾝと毎週月曜日午前中には１

週遅れのパクパク日記を更新している。土曜日曜はこのﾍﾟｰｽを守るためﾊﾟｿｺﾝの前で頑張ることが多

い。日曜日に振り返りを書けば良いところまで書き込む。よし！終わった。今日も家食夕食。無酒日

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１０月　１１日（日）京都は晴れ

朝　京都家食　ヒレカツ、生野菜、トマト、ｶｼｭｰﾅｯﾂ、ブランパン、チーズ、玉葱とじゃが芋豆腐の

味噌汁、飲むﾖｰｸﾞﾙﾄ、りんご

　　

　ヒレカツサンドどす

昼　京都・東洞院通六角「担担」担担ざる麺580円

　　

　　　　　　　　　　　　　またこれ食べている。好きだねぇ。はい。

午後のお茶　京都八百一本館「ザ･ﾌﾞﾚｯﾄﾞ」ｱｲｽｺｰﾋｰ280円

夜　京都・祗園花見小路「いふき」2万円コース（初めの五皿：白海老と海老煎餅・鶉の山椒焼き

茄子添え・ホッキ貝の炙りカラスミがけ・〆鯖炙り・ヒシ蟹いくら、淡路島のふぐたたき、津

軽のまぐろ、焼き鱧と奈良の松茸と加賀蓮根餅のお吸い物、栗の飯蒸しｷｬﾋﾞｱ添え、秋田のｺｳ

茸の天麩羅と海老の炙り薯蕷饅頭、無花果酒蒸しの柚子味噌ｿｰｽ、グジの鱗焼き、近江牛炙り

とﾏｯｼｭﾎﾟﾃﾄ、梅茶碗蒸し、食事：全粒粉ｿｰﾒﾝの胡桃胡麻汁、白ご飯と煮鰻・香の物・止め椀、

梨とｼｬｲﾝﾏｽｶｯﾄとｸｨﾆｰﾅ葡萄、ｶﾝﾎﾞｼﾞｱ蜂蜜ﾊﾟｲﾅｯﾌﾟﾙ、ｱｲｽ最中）、ﾉﾝｱﾙｺｰﾙﾋﾞｰﾙ、麦焼酎「兼八」

ﾀﾞﾌﾞﾙﾛｯｸ３杯　＠３万７５００円

　　

　私もその歌手と隣合いたかったなぁ

日曜日の今日京都は晴れた。近所で2番目に近い（１番はﾏﾝｼｮﾝの１階にあるcafé）「坦坦」に行

ったのだが、店のｽﾀｯﾌが「全取っ変え」になったんじゃないかというようなﾄﾞﾀﾊﾞﾀ状態だった。

私が店にいたのは35分間位だったと思うが、その間調理場では２回も皿やｺｯﾌﾟ類を床に落として

壊していたし、客が10人位しかいないのに注文を聞き間違える（当然作り間違える）し、出来た

料理を別の客のところに持って行くこと2回。もう１回は出来た料理をどの客に出すのかわから

ずｳﾛｳﾛすること数分！料理が冷めちまうだろうが！担担ざる麺を注文した（最近はこればっかり）

私のところにも「はい、お待ち」と言って調理担当がﾚﾀｽ炒飯と唐揚げのお盆を持って来た！！！

１人がﾎﾞｹかましているのではなく、調理担当もﾎｰﾙ担当もみんなしてﾄﾞｼﾞｯているのだよ。店長は

誰なんだろ。これじゃぁ暫くは行かない方がいいな。口直しというわけではないが、夜は祇園の

「いふき」に行った。予約を取るのがﾀｲﾍﾝな人気店だが、コロナ禍でﾊｰﾄﾞﾙが少し下がった。ｶｳﾝﾀｰ

の隣には珍しく女性の一人客がいらっしゃり、暫くしてからお喋りが始まった。但し、顔を見ずに

お互い前を向いたままね。以前、同じようなｽﾀｲﾙで隣同士になった女性とﾜｲﾝ飲みながら親しくお

喋りしたのだが前を向いていたので顔は見なかった。お隣さんが帰られた後、お店の人に言われて

超有名な女性歌手だと知って驚いたのだそうだ。へぇ〜、彼女もこの店に来たのだね。衝撃的なﾃﾞ

ﾋﾞｭｰを果たした歌手で、私には難しくて全く歌えない。先日ﾃﾚﾋﾞで放映された「一番歌うまい歌姫」

でも5位にﾗﾝｸｲﾝしていた。有名な歌手と気づかずにお喋りしていたと知って激しく後悔されたそう

だ。そりゃそうだろうね。ﾒｲﾝの焼き物は幾つかから2つ選ぶ。グジと牛肉をﾁｮｲｽ。しばらくすると

グジの鱗焼きと近江牛の炙りとﾏｯｼｭﾎﾟﾃﾄになって登場。話も面白かったし、美味しい料理だったな。

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【今週の振り返り】

一休さん。子供の頃から可愛い小坊主の一休さんは頭が良くトンチ噺で有名だった。実際一休とは

後から名乗った名前で、幼少期は「周建」と呼ばれていた。一番ポピュラーなトンチ噺はこれ。土

地の有力者に招かれたが、屋敷の前には「このはしわたるべからず」の立て看板が。一緒にいた和

尚さんはタジログが、一休さんは躊躇うことなく橋の真ん中を堂々と渡って行く。要するに端を渡

らなければいいんでしょ、というわけだ。頭の良い小僧が足利義光や和尚など時の権威をトンチで

やり込めて行く、こんな話がたくさんあって、ﾃﾚﾋﾞｱﾆﾒでも、ﾃﾚﾋﾞﾄﾞﾗﾏでも盛んに「一休モノ」が

作られた。に留まらず、漫画や小説、舞台、音楽と引っ張りだこの一休さんなのであった。宿泊予

約ｻｲﾄがどうして「一休」を使ったのか・・はわからないが、きっと「ひとやすみ」というｲﾒｰｼﾞな

んだろうね。それとも「一級」の意味もあるのかなぁ。わからん。

私は小坊主の方の一休さんには殆ど興味を示さない子供だった。しかし、今回京都南山城と奈良の

旅で一休寺に行くことになり、一休禅師の生涯を調べてみたら、何と面白い人か！と感心した。後

小松天皇の落胤であったが、６歳の時安国寺に入り「周建」と名付けられる。子供の頃から賢く、

京都で評判を取るほどの漢詩を作るなど詩才にも優れていた。17歳で戒名を「宗純」と改め、4年

後師である謙翁宗為が亡くなった時には自殺未遂事件を起こす。22歳で京都大徳寺の華叟宗曇の弟

子となる。難しい話でよくわからないのだが、「洞山三頓棒」の命題に取り組み、大いに悩んだ末

「有漏路より無漏路へ帰る　一休み　雨ふらば降れ　風吹かば吹け」と答えて、華叟から「一休」

の道号を授かったのだそうだ。この時から一休さんになったんだわね。因みに有漏路は迷いの世界、

無漏路は悟りの世界を表すですって。それから一休さんは、時の天皇とも親しく接しながら、詩や

狂歌や書画に親しみ、仏教本来の戒律などから逸した風狂の生活を送ったのだ。

こんな一休禅師だから、硬派の人なら常軌を逸している！と怒りまくるような人生を送った。酒も

飲めば、肉も食べる。男色もありだし、女性との関係も持ち、妻も持った。産まれた子供は弟子に

した。風変りな恰好で街を歩き回る。親しかった本願寺の蓮如の留守中に居室に上がりこみ、蓮如

の持念仏の阿弥陀如来像を枕にして昼寝。そこに帰宅した連如は「俺の商売道具に何をする！」と

言って、2人で大笑いしたんだと。楽しい話だね。こんな一休禅師の人柄、日常は人々に共感を呼

び、すっかり人気者になる。それが江戸時代になって一休さんのトンチ噺に繋がっていったようだ。

600年前に生まれた一休禅師が残した言葉は21世紀になった今でも尚印象深い。ちょっと長くなる

が、いくつかご紹介したい。

「門松は冥土の旅に一里塚。めでたくもありめでたくもなし」

「釈迦といふ　いたづらものが世にいでて　おほくの人をまよはすかな」

「女をば　法の御蔵と　云うぞ実に　釈迦も達磨もひょいひょいと生む」

「世の中は起きて箱して（糞して）寝て食って後は死ぬのを待つばかり」

「南無釈迦じゃ　娑婆じゃ地獄じゃ　苦じゃ楽じゃ　どうじゃこうじゃと　いうが愚かじゃ」

「えりまきの　温かそうな　黒坊主」

これでは人気者になるわけだ。

当時ではとんでもなく長生きした。81歳の時、後土御門天皇から大徳寺の住持（住職）に任じ

られた一休禅師は、ムチャ遠いにも関わらず今週私が行った酬恩庵に住んだまま通って大徳寺

の再興に尽くしたのだとか。1481年マラリアを患って酬恩庵で死去。享年88歳（満87歳）

の大往生だった。とはいえ、臨終の時、ご本人一休禅師は何と言ったのだろうか。それは「死

にとうない」だった。どこまで人間臭い正直な人だったのだろう。好きだなぁ、一休禅師。

　　　　　　　　　　　　　トンチってニャにかニャ

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