コロナ感染拡大防止か経済対策か。京都で美味しいご飯を食べる
京都「菜格」水煮牛肉 京都「MOTOI」麻婆豆腐
11月 16日(月)晴れ 民間宇宙船打ち上げ成功(野口さん搭乗)
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(かます一夜干し焼き、納豆、江戸菜のお浸し、ご飯、味噌汁、
飲むヨーグルト、オレンジ)660円、納豆+198円、コーヒー+110円
昼 明石町「ダイニングルーム」A定食(きつね蕎麦、たらこ入り昆布巻と野菜の煮物、アスパラの白和え、
アイスコーヒー)1210円
遅い夜 銀座「麹也」3点盛り:鮪刺身・茸のマリネ・海老真丈の清汁1000円、鰯の梅煮600円、北
海道鵡川のシシャモ焼き700円、出汁巻玉子(2個)600円、つくね山椒焼き600円、十割蕎
麦(新蕎麦)900円、ノンアルコールビール、麦焼酎「丸山」2合 @8千円
尾上菊十郎さんを偲んだ
週明け月曜日の今日はよく働いた。12月の旅行を2月に延期するための諸手続き、予約してあった
航空便のキャンセル、急遽旅を入れた2月予定を1月への変更申込み、壊れたアクセサリーの修理申し込み、来
月のミュージカルチケッの送付、兄への贈り物送付、お歳暮リスト作成、2ヵ所にファックスでお歳暮購入申し込み、
続いて寒中見舞いの準備・・は明日にするか。でも印刷の手配だけはしたよ。ヤル気になれば私だっ
て出来るじゃない。いつもヤル気スイッチが隠れているだけなんさ。昼はきつね蕎麦だった。関西だった
らきつねと言えばうどんである。それに蕎麦ならたぬきになってしまうし。きつねじゃなくて「け
つね」って言う人もおるんよ。8月から再開した歌舞伎座。感染防止のため1日四部制を取ってい
る。1時間程度の短い4演目を総入れ替えしながら約2時間の間隔を開けての公演である。1部と
2部は既に観た。今日は開演時間午後7時半の4部を観に行くからとっくに真っ暗になった7時に
出発して歌舞伎座に向かう。何だか夜遊びに行く不良少女(キャッ!)のようであるな。演目は「義
経千本桜 川面法眼館」、いわゆる「四の切」である。このところ佐藤忠信源九郎狐といえば猿之
助のイメージがあったが、今月は17年ぶりの獅童。本人は「歌舞伎座で、古典の名作で、主役を勤め
られるようになるなんて、48歳にして夢が叶いました」と感極まっていただけあって、粗削りでは
あるが一心に大役に打ち込んで演じる姿は好もしい。今回の特徴は若手の起用だ。静御前に莟玉、
源義経に染五郎、駿河次郎に團子。染五郎も莟玉も実に美しいが、残念ながら台詞がねぇ。特に染
五郎は声も出ないし、棒読み一本調子で学芸会の域を脱していない。斜め後ろのお婆さんは寝てし
まった。対して團子は少年から若き青年の趣きで将来が楽しみな役者に成長しつつある。この中で
ベテランの國矢が亀井六郎を演じて全体を締めた。遅い夕食はいつもの「麹也」に行く。ご主人山
崎咲十郎氏の殺陣の師匠でもある尾上菊十郎丈の話になった。今年9月下旬88歳で亡くなられた
が豪放磊落なお人柄だったと伺った。先日亡くなった藤十郎丈も享年88歳だった。〆は十割蕎麦。
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11月 17日(火)晴れ
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(がんもどきと野菜の煮物、焼きはんぺん、蓮根の梅肉和え、焼
き海苔、ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、パイナップル)660円、納豆+198円、コーヒー+110円
朝からおかずが多いと嬉しい!
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(トマトスープ、海老のピラフ、サラダ、アイスコーヒー)1210円
美味しい!ここのスープは何でもムチャ美味しい! ワッ!窓の外に人が!窓拭きマン
夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(鮑と野菜のXO醤炒め、大根餅、しらすと青菜の和え物、牛挽
肉と黄ニラのスープ、ご飯、漬物、柿)1760円、白ワイン770円、赤ワイン660円
「たち吉」から発売された藤井啓太郎さんの猫時計(犬時計もある)は京都用に購入したが、その
後アッという間に売り切れてしまった。先日復刻版の発売があったので、明石町用に購入した。京
都は後ろ向きの三毛猫、今回は後ろ向きのアメショ。先週壁に掛けると尻尾がまるで生きている猫のよ
うに振られて「さすが!」と唸った。ところが、暫くして落下してしまい、無残にも尻尾が壊れて
しまい・・😢😢😢 今日になって作家の藤井さんにようやく連絡が取れて「それはお困りでし
ょう。いいですよ、無料で修理しますから送って下さい」って。ありがたや〜!嬉しい〜!早速梱
包して宅配分で送った。昨日に続き、今日も私は働き者だった。よっ!2日続けての働き者!昨日
断念した寒中見舞いの準備。未だ年賀状でさえ、手をつけてないどころか考えてもいない人が大勢
いる中で、私は寒中見舞い状だからねぇ。現役の頃は業務用と個人用の2種類を作成していたが、
もっと早い時期10月の声を聞くと「そろそろ年賀状」と頭が動き出すのだ。印刷会社に依頼する
時は必ず聞いた。「一番よね」まぁそれは良いとしても、今回は苦労する。こんな味わったことの
無いコロナ禍の一年を何と表現してどんなメッセージを作ればいいのだよ。しかも4行で・・う〜む・・
う〜む・・出来た!6分も考えちゃったよ。写真を4点選ぶ作業にかかる。風景、人物、植物、動
物という4点を例年選んでいたが、今年は海外も1、5回だし、異常な日々だったからそんなルール
は忘れることにした。完成!早速印刷会社に入稿する。この寒中見舞いとお歳暮の手配が終わると
毎年やれやれ感に浸れるのだ。夕食は中華定食にした。大根餅が旨いぞ。柿の他に中華デザートの胡
麻団子もついたが「あなた甘い物は好き?良かったら食べてくれない?」とホール担当の女性に言った。
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11月 18日(水)東京も京都も晴れ 全国で新規感染者2200人を超え最多!
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(和風ロールキャベツ、舞茸とほうれん草のバター炒め、なめ茸おろし、
ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、ミカン)660円、納豆+198円、コーヒー+110円
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(葱チャーシュー麺、もち米団子、海老入りピリ辛マヨネーズサラダ、アイスコーヒ
ー)1210円
夜 京都・二条通堺町通西入ル「菜格」(3人で)大根の醤油漬け350円、烏賊の山椒ソース900円、
棒棒鶏バンバンジー900円、よだれ鶏900円、青菜炒め1000円、真菰茸・干し海老・挽肉の煎
り炒め1200円、鶏もも肉の山椒唐辛子炒め1700円、水煮牛肉2200円、麻婆豆腐1200円、
XO醤炒飯1100円、持ち帰り用麻婆豆腐1200円)、白ワイン(シャルドネ)5500円×2本、赤ワイン
(カベルネソーヴィニヨン)5500円 3人で3万3720円
今夜は3人で四川料理 白ワインで乾杯! 大根の醤油漬けのジャンローポウ
烏賊の山椒ソース 棒棒鶏バンバンジー よだれ鶏
青菜炒め真菰茸 干し海老・挽肉の煎り炒め 鶏もも肉の山椒唐辛子炒め
白ワイン2本の次は赤ワインへ 水煮牛肉 〆は麻婆豆腐とXO醤炒飯
料理はだんだん辛くなっていった!
終盤になった朝ドラ「エール」だが、今週の放送はこれまでのところ何だかハッチャケ気味である。昨日
はナレーション役の津田健次郎が、一人何役にもなって「イヨマンテの夜」が誕生したエピソードを語ったし、
今日は華ちゃんの変身宣言が字幕となって現われた。コロナ禍で撮影が2ヶ月半もストップしたし、再
開後も感染防止もあって撮影に難儀したようだし、たくさんの苦労を重ねたドラマだったからもうす
ぐ終わるとあって皆安堵しながら浮かれているのだろうか。それならそれで良いよね。コロナ第3波
だがこのところ新規感染者が急激に増えていて日本中に緊張感が走っている。そんな日ではあるが、
今日午後から京都の家に行く。何でもない時代には新幹線の中で崎陽軒のシウマイ弁当をパクつく
のが楽しみの一つであったが、今は車内で水すら飲まない。ダイニングルームの昼食が大好物の葱チャーシュー
麺だったので、それをチュルッと啜ってから出発した。今年の4月中旬以来、6,7回東海道新幹線に
乗っているが、今日は一番混んでいた。これまでグリーン車には少ない時で2,3名、多くて12、13
名位の乗客だったが、今日は20人以上乗っているかな。グリーン車は60前後の座席くらいあるんだ
けどね。京都駅近くのローソンでブランパンをごっそり買ってから約1ヶ月ぶりの京都の家へ。6時
前に迎えに来て頂いて「菜格」に向かった。カウンターで1人四川料理をパクつく予定だったが、急遽
テーブル席に変更して3人になった。人数が増えるといろんな料理を食べられるのが良いね。大根
の醤油漬けから始めて、徐々に辛さを増していく「麻辣のクレッシェンド」が嬉しいぞ。鶏もも肉の山
椒唐辛子炒めが運ばれて来た時、隣席のグループも同じ料理を注文していて余りの「辛い空気」に
全員が激しく咳き込むという珍場面も展開された。そして水煮牛肉で麻辣は最高潮に達し、〆の
麻婆豆腐とXO醤炒飯に向かってデクレッシェンドしていく。この間白ワイン2本と赤ワイン1本計3本を
飲みながらの麻辣饗宴であった。「麻の会」も長く開催していないから久々の麻辣体験であった。
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11月 19日(木)京都晴れのち曇り 26度の夏日 全国新規感染者2259人と記録更新!
朝 京都家食 ツナと卵のサラダ、浪速の肉吸い、チーズ、ブランパン、飲むヨーグルト
良い天気だ!
昼 京都高島屋「本家尾張屋」志っぽく蕎麦定食(かやくご飯、漬け物付き)1430円
昔から飲食店のメニューを読むのが好き。蕎麦が来るまで隅から隅まで何度も読む
夜 京都家食「菜格」の麻婆豆腐、トマト、蕪の柚子味噌と海老の炊いたん、春菊菊花和え物、ご飯、
玉葱とじゃが芋豆腐の味噌汁、富有柿
テイクアウトしてきた「菜格」の麻婆豆腐はたっぷり3,4人前の量があるなぁ
「菜格」の麻婆豆腐で満腹になる
うーん、昨日は飲み過ぎたかなぁ。しかもクレッシェンド風にズンズンと辛さを増した「菜格」の四川料
理の影響もシッカリ来ていて、カラダは正直やなぁとつくづく思い知る四川宴翌日の朝ではある。そ
れでもしっかり朝ご飯を食べる私。朝食が好きなんよ。あっ、昼も夜もだけど・・。今日は何だ
かポカポカと暖かい。暖かいハズで後刻知った京都の気温は26度を超えていた。ということはつ
まり「夏日」だよ。11月半ば過ぎての「夏日」は極めて珍しいことらしい。この暑さというか
暖かさのせいで早かった紅葉も何とか持ちこたえていると聞いたが、果たしていつまで持つのか。
昼過ぎ高島屋に出かけた。来週月曜日誕生日を迎える人のプレゼントを選びに。先ずは腹ごしらえ
から。カラダの調子で考えれば蕎麦の「本家尾張屋」か。お腹は未だグルグル気味だから優しい
味が良い。天麩羅せいろ蕎麦なんて止めて、志っぽく蕎麦定食にする。え?ナゼかやくご飯付き
定食なんよ!志っぽく蕎麦だけでええやん!そやな、ついクセで頼んでしもた。とても味の良
いかやくご飯だったのに2口食べて残す。目的のプレゼントだが、考えていた品物売り場に辿りつ
く前に見かけたものに心が決まってしまった。お祝いカードと共に配送の手配。最後は地下の食
品売り場だ。慣れないとマゴマゴしてしまう程広い売り場だが、最近はだいぶ迷わなくなった。
高島屋も伊勢丹も野菜果物売り場は「八百一」が入っている。やり手やねぇ。家食メインのおかず
はあるから副菜などを購入。昨日「菜格」でテイクアウトして来た麻婆豆腐で美味しい家食!無酒日
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11月 20日(金)京都は雨のち曇り
朝 京都家食「菜格」の麻婆豆腐、吹き寄せ煮、生野菜、トマト、カシューナッツ、玉葱とじゃが芋豆腐の味
噌雑炊、富有柿
朝からこんなに食べちゃって知らないからね!3人前あるだろ!!!
昼 京都東洞院三条下ル「三条尾張屋」なっとう蕎麦900円
朝食べ過ぎたことを反省して昼はなっとう蕎麦
午後のお茶 京都八百一本館「ザ・ブレッド」アイスコーヒー280円
来客の朝食用に実だくさんのポトフを作ることが多い 大S子さんがやって来た
夜 京都・竹屋町通室町通東入ル「実伶」(2人で)付き出し:菊菜と茸金目鯛、鰯のオイル漬け、実
伶風ポテサラ、仙鳳址の牡蠣と雲丹ジュレ酢の物、間人蟹のおこっぺ、本モロコ焼き、和栗の天ぷら、
このわた茶碗蒸し、仙鳳址の牡蠣フライ、丸雑炊と漬け物)ノンアルコールビール、麦焼酎「兼八」ダブルロ
ック3杯 2人で4万8500円
アラカルトの〆は丸雑炊にした
飲み過ぎ、辛いもの食べ過ぎの翌日、おとなしく酒を飲まない家食にしたところまでは良かった
のだが、その家食の量がどう考えても多過ぎる。しかもたくさんあるおかずのメインが辛い麻婆豆
腐3,4人前!翌日のために少し残しはしたが、ご飯にかけてワシワシと食べてしもた。しかもし
かも、その翌日、つまり今朝の朝食が3人前はあろうかと思う呆れた量で・・💦 腹八分目を
心がけるって誰が言ったんだっけ!腹八分目?ドコノ国ノ言葉デスカ、ハツミミデス。何だか満腹過ぎて
カラダ中が重いって言うか。何でそこまで食べるんかい!はぁ、左様で。ほな昼は蕎麦にして
おくわ、と買い物に出たついでに納豆蕎麦を食べた。今日から大S子さんがやって来る。3泊
の予定だ。泊り客を迎える時、朝ご飯はほとんど実だくさんのポトフを作ることが多い。材料が
多いから収納力抜群のキャリーバッグに目一杯詰め込む程買い込んで帰宅。午後は茹で卵やポトフ
作り。たっぷりのエシレバターと生姜と厚いベーコンをじっくり炒めてからキャベツや人参、玉葱、ソーセー
ジ、きのこなどギッシリ大鍋に並べて行き、ヒタヒタの水とイタリアのスープストック「STAR」2つポトンと
入れて蓋をすればそれで終わり。後はコトコトと煮れば良い。じゃが芋は崩れるから丸ごと茹で
て食べる時に食べる量だけ入れて温める。ブロッコリーやパプリカも事前に彩りよく茹でておく。よ
し!出来た。暫くしてS子さん到着。おこしやす、ちょっと休憩したら夕食行こか。今夜は
「実伶」でアラカルト料理だ。カウンター中心の店だが、客ごとにアクリル仕切り板が設置されているし、
調理場とも少し距離があるので安心出来る。私達も前を向いて喋ろう。え?4日も同じ家で
過ごすからそれはいいか。メニューを見ながら各自勝手に注文することにしたが、お勧めなども
あり、結局大半を私が注文。健啖家の彼女はそれに2品程注文したけどね。仙鳳址の牡蠣と
雲丹ジュレ酢の物が旨いぞ!今年初のこっぺ蟹は間人蟹だった。揚げ立ての牡蠣フライはハフハフ!
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11月 21日(土)京都は晴れ 新規感染者全国2592人、東京539人の最多を記録
朝 京都家食 実だくさんのポトフ、生野菜・トマト・カシューナッツ、茹で卵、チーズ、ブランパン、飲むヨー
グルト、キウイ
昼 京都八百一本館「ザ・ブレッド」スモークサーモンと玉葱クリームチーズシリアルブレッドサンドイッチ300円、コーヒー250円
軽いランチ。しかもパンは半分残した
大S子さんが撮影した仁和寺の紅葉 現在工事中の金閣寺参道
夜 京都・富小路通二条通下ル「レストランMOTOI」(2人で)1万6千円のCreation創造コース
(四種の小さなアペリティフ:紹興酒漬け甘海老・有明海の海月マリネ・白玉団子生ハム・モッツァレラチーズ
とハーブ、蕪のフランとフカヒレ焼き栗のエキュム、豚バラ肉を広東の技法を浸かったクリスピーポークと四川風
大根漬け物、フォアグラナチュールとポートワイン漬け柿と茗荷、麻婆豆腐(冷たい豆腐ムースと挽肉味噌ラー
油、ブルターニュ産オマール海老と黒米のリゾット、クエのポワレソースマニュエール、ロゼに焼き上げた平井さんの丹
波京都肉、冷やし飴(飴のソルベ)、完熟代白柿のクープ、紅玉のタルトタタン、ミニャルディーズ、トワンキリテ
(ミックスハーブティ))、赤ワイン(エルミタージュ2012 コートドローヌ2万1千円) 2人で6万1820円
美味しく楽しいコース
昨夜は最悪の一夜だった。この数日食べ過ぎ飲み過ぎが続いたが、そのツケがドカーン!!!と来て
しまった。そのお陰で1晩でトイレに7回も行ってしまったよ。それでも朝には何とか落ち着いた。
10時。私が用意した朝ご飯をワシワシと召し上がって、大S子さんは元気いっぱい紅葉観光に出か
けられた。今日はお勧めした仁和寺中心に人混みを避けて紅葉観光されるとか。よろしいなぁ。
ごくまれに私も一緒に出かけることもあるが、原則として観光には付き合わない。留守番して
いることが多いが、買い物など自分の用事を済ませるため外出することもある。だいたい大S
子さんと私とでは体力差があり過ぎて一緒に行動するなんてことは到底ムリだしね。1日1万
5千歩、2万歩なんて歩いたら私は疲労死してしまうべ。帰宅後に聞いたら、仁和寺をジックリ見
終わった後は、龍安寺、そして金閣寺に脚を伸ばしたんですって。チャチャチャ、行かずにいがった。
金閣寺は現在工事中とか。アメフットチームの試合があり、薄氷を踏むような試合展開で最後の最後ま
でモツレたが1点差の勝利!今年度はコロナの影響もあって試合辞退するチームもあったことから、試
合数が極端に少なかったのだが、それでも12月東京ドームで行われるJapanXbowlに進出
する。4年ぶりだ。嬉しいなぁ〜。ワクワクだぁ。今夜は初のフレンチ「レストランMOTOI」で食事。
大正時代の呉服屋の建物をリノベしたという店舗は立派な門構えと中庭が見える京都らしさに
溢れた趣きのある造りだ。広々としたダイニングルームに程良い距離に置かれたテーブルで安心感があ
る。Creation創造コースを頂く。こちらのシェフは10年間も中華料理の修行をし、後に志望
だったフレンチを学んだという変わり種だが、その経歴が存分に活かされたコース構成だった。豚ハ
゙ラ肉を広東の技法を浸かったクリスピーポークに麻婆豆腐。中でも冷たい豆腐ムースと挽肉味噌ラー油
を葡萄型に盛り付けた麻婆豆腐をかき混ぜて食べると、何とも美味しいのだ。これは何料理?
とか考える必要は無い。シェフが作る美味しいものを楽しめば良いのだ。「失礼ですが、飲食関
係の方ですか」と質問されてビックリ!いえ、食べるだけの立場ですが・・。ワインの選び方がそ
うゆう感じに見えたらしい。素晴らしいワインだったが、昨夜のこともあるのでチビチビと舐め
るように飲んだから私は1杯強かな。留守がちで寂しい思いをさせている子供のためにシェフ
が朝早く起きて作ったパパ餃子。評判を呼んで今は通販も。じゃ1袋お願いします。何とそ
の餃子が発展して明日餃子専門店まで開店するのだそうだ。美味しくて楽しいレストランだった。
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11月 22日(日)京都は晴れ GoToトラベル感染拡大地域で一時停止か
朝 京都家食 実だくさんのポトフ、アボガド納豆トマト、茹で卵、チーズ、ブランパン、飲むヨーグルト、キウイ
昼 京都家食 玉葱天卵きしめん、無花果
大S子さん、今日は伏見稲荷頂上まで登り、ヘロヘロになりながら東福寺へ
夜 京都・鷹峯「おたぎ」(2人で)2万円お任せ(林檎と柑橘類のジュース、スッポンの茶碗
蒸し、明石の鯛と根室の赤ウニのお造り、コシビのたたき、自家製クリーミー豆腐を沈めた白
子の摺り流し汁、菊菜の胡麻和えと塩銀杏、低温調理した鹿児島牛肉と小蕪サラダ、玄琢
葱と新蕎麦、海老唐揚げ煮穴子のせ、食事:炊き立てご飯・自家製昆布ふりかけ・赤出
汁、玉締め丼、ラ・フランスゼリーと玄米茶プリン、お薄)、ノンアルコールビール、麦焼酎ダブルロック
3杯 2人で5万2600円
京都観光2日目の大S子さん。今日は伏見稲荷を目指すと出かけて行かれたが、数時間後来
たLINEにたまげる。「一度登ってみたかったので伏見稲荷の山頂まで行って来ました!
お陰で疲労困憊ヘロヘロです」その後東福寺に行かれたようだが、昨日に続き昼飯抜きでの観光
だからかなり疲れるみたい。「早めに帰って休憩したら」と返事すると、暫くして帰って来
られた。今日は大相撲千秋楽。例によって両横綱は初日から休場。2年間12場所のうち8
場所で休場というのだから、やる気も感じないし、「キミらおらんでよろしい」って感じだ
よね。以前なら横綱の土俵入りの無い場所なんて興行的に失礼だ、と大騒ぎしたかもしれな
い相撲協会も「またか。でも別に」って感じだしね。しかも大関3人のち朝乃山もすぐ休場、
新大関の正代までが負傷休場。1人大関貴景勝と元大関で序二段まで落ちたものの小結まで
上がって来た照ノ富士の活躍で見せる場所となった。千秋楽結びの一番は1敗の貴景勝と
2敗の照ノ富士。私と大S子さんは照ノ富士を応援。照ノ富士が勝った!2敗同士で優勝決
定戦となる。照ノ富士に疲れが見えて貴景勝の2度目の優勝となった。無口な大関は勝った
瞬間涙を見せ、どうしても大関で優勝したかったと吐露した。さぁ出かけよう。2年前の夏
北大路から鷹峯に移転された「おたぎ」。京都に行った時は必ずという程お邪魔するほど好
きな店だったが、一番凄まじい時は1年半待ちなんてことがあった程の人気店になってしま
った。それでも白子の会大人の修学旅行でその店を8人で貸し切ったことがあった。5年前
の2015年11月29日。実に1年前に予約をしての貸し切りだった。この時白子の会メンバーの
大S子さんも当然「おたぎ」で料理を楽しんだのだが、今夜はそれ以来だ。今夜はカウンターで
はなくテーブル席を予約している。8人座れる個室に2人悠々。大きなテーブルに斜めに座る。お
約束のフレッシュジュースで始まったコースの最初はスッポンの茶碗蒸し。う〜ん、旨い!汁好きだか
ら自家製クリーミー豆腐を沈めた白子の摺り流し汁が溜まらなく美味しい!長時間低温調理した
鹿児島牛肉の柔らかさと付け合わせの小蕪サラダが独創的な旨さだった。新蕎麦に入る玄琢葱
は九条葱の先祖に当たるそうだ。食事はいつものように焚き立てご飯に自家製昆布ふりかけ、
お替りは玉締め丼。デザート水菓子まで美味しく頂いたのだった。満腹の2人ニカニカと帰宅した。
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【今週の振り返り】
京都に住まいを設けて今年の春で4年目に突入した。その春には「もう4年目かぁ、時の流
れっちゅうのは早いもんやなぁ。茶でも一服煎じようか」なんて感慨に耽るどころか、コロナ
緊急事態宣言発動で大騒ぎだった。「新型コロナウィルスなんてただの風邪だろ」とか「あぁ年寄り
がかかるやヤツな、自分ら若いモンには関係ない」なんて言った風潮もあったが、お笑い界の
大物志村けんさんがコロナウィルス感染で亡くなったことから、一気に緊張感が日本中に広まった。
丁度その時京都の家に滞在していた私は、少ない脳みそを全回転させてこの難関をどう切
り抜けるか、この数日考えていた。その時頭の中にピカッと光った!内装工事完了し数日後
に引き渡しされる明石町に即住むってどう?いいね!!!明石町の住まいは、もっと年を
取ってひとり暮らしが不安になったら終の棲家として住むつもりで数年前から準備してい
た。いつでも住めるようにはしておこうとは思っていたのだが、完成がピッタリコロナ感染時期
と一致したのだ。そんな感じで急に入居を決めた明石町。コロナ騒ぎが収まったら、また四
谷に戻るつもりだったから引っ越しはせずに、当座必要なものを京都高島屋で数時間かけ
て買った。半年くらいで帰れるのかなぁと何となく思っていたのだが、いやいやとんでも
ない、あれから8ヶ月が過ぎても先行きの見通しが立たない。
まぁ今の明石町に急遽逃げ込んだ顛末はそんなことなのだが、今は京都紅葉シーズンのまった
だ中。京都の紅葉シーズンをどう過ごして来たか振り返りたい。最初の年2017年はまさに千
客万来の秋だった。先ずは次兄の友人で私も子供の頃から知るS津さんがやって来た。ど
こか手頃な店を、というオーダーだったので先斗町の「くしかんざし久」で落ち合って久さ
んのご馳走を食べながらS津さんのお喋りを拝聴した。彼は喋り出すと止まらないのだ。
紅葉真っ盛りになりK岩が泊りに来た。前の夜午前1時まで東京の自宅にいる彼女とメールで
やりとりしていたのに朝午前10時半に京都の家の玄関に現われたのにはビックリした。「まる
でマグロ」の異名通り荷物を置くと彼女はすぐ嵐山に出かけて行った。2万歩歩いて「嵐山
の紅葉は素晴らしい!」と感激したK岩と「洋食おがた」で夕食を食べた。翌日は私も一
緒に出かける。というか毎月21日に開かれている東寺の弘法市に一緒に行き、ついでに東
寺の紅葉を愉しんだのだ。夕食はその年の4月オープンした「木山」へ。この夜から私は何
度も「木山」に通うこととなる。3日目京都国立博物館で「国宝展」、智積院、東福寺を1
人で観光したK岩と最後の夕食をベトナム料理「コムゴン」で済ませ、彼女は帰って行った。
それから2日後仙台に住む姪カオル夫婦がやって来た。この夫婦は魚介類OKのベジタリアン
なので朝食用のポトフをどう作るか悩んだ。結果ベーコンとソーセージの代わりにアサリと帆立貝を入
れ、夕食はイタリアンの「クッチーナ東洞」でプリフィックスコースを選んで肉類を避けた。2日目彼らは詩
仙堂と比叡山延暦寺に出かけ、夕食は「やました」でアラカルト。魚介類がたくさんあるから
助かる。2泊してカオル夫婦が帰ってすぐ元部下の塩Pと待ち合わせて八百一3階の「セ
イボリー」でランチ。彼は3年前から京都に住んでいるのだ。奥さんも来る予定だったが、体調
を崩されて欠席となった。その翌日、空が真っ青の素晴らしいお天気だったので昼の蕎麦
を食べてから紅葉の撮影に出かけた。今年は京都の紅葉の出来が素晴らしいからこの天気
を見逃す手は無いと蕎麦を食べながら思ったのだ。どこへ?私が大好きな妙心寺の退蔵院
余香苑だ。まさに見頃の紅葉は素晴らしく、撮影しながらその美しさに酔ってしまいそう
だった。翌日はワイン旅仲間のM浦ご夫婦がやって来られた。お手製の新居祝いを頂戴し恐縮。
お茶を飲んでから「四季なか村」に移動して夕食。M浦さんにご馳走になってしまい更に
恐縮。その2日後、大阪からキョウコがやって来たので「プチレストランないとう」でランチ。今は
移転してしまったが、あの頃の町家の店舗は大好きだったし、今はランチサービスが無いのも寂
しい。その翌日、H堂に勤務されていたO橋さんがお仲間と一緒にランチすることになり八百
一の「ザブレッド」で待ち合わせ。O橋さんの以前の得意先0江さん親子が東山に洋食屋
「一汁洋菜のいち」ををオープンされたということで皆で向かった。そしてその日の夕方神
戸からC賀子社長が着物姿でやって来た。大きな風呂敷包みをおもむろに解くと、何と現
われたのは藤田嗣治画伯の「アメストリス」のコロタイプ版画だった!美しい猫だ。こんな高
価な新居祝いを頂いて、ムチャ恐縮してしまう。その夜は大いに感謝して「陶然亭」でご馳走
を食べたのだった。紅葉シーズンって何て忙しいんだぁ〜はぁ〜〜。
2017年から今年までの4回の秋を振り返るつもりだったのに、初年度だけで枚数が尽きた。
はぁ〜?何の枚数ですのん。依頼原稿みたいな振りするの止めなさいよ。へへへ。まぁ過
去の振り返りは本人の私は「そうだったなぁ」と感慨も深いのだが、関係ない人には関係
ないもんね、という話だしね。この辺で止めます。ただ言いたいことは、京都の紅葉がと
んでもなく人を惹き付ける力を持っているということを、京都に住まいを設けてから実感
したのだった。
昔は行ったニャァ、紅葉狩り
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