今週は大好きな由布院と久住高原で過ごした
窓ガラスに映った由布岳 くじゅう花公園
5月 16日(月)雨、風も強く肌寒い!
大谷翔平選手2試合連続の8号HR!
フィンランドに続いてスウェーデンもNATO加盟を申請
東京2377人(重症者3人)全国2万1784人(死者26人)
朝 明石町「ダイニングルーム」B定食(無塩トマトジュース、オムレツクリームソース、青菜と茸の炒め物、パテトサラダ、ト
ースト、飲むヨーグルト、キウイ、コーヒー)660円
大谷翔平選手、昨日に続いて8号ホームランを打った!
でも、盗塁アウト!
昼 明石町「ダイニングルーム」A定食(おかめうどん、南瓜の煮物、春菊の辛子和え、黒胡麻アイス小)
1210円、アイスコーヒー110円
コシのあるうどんじゃった
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(黒豚ヒレカツ、カンパチと烏賊のお造り、みねおか豆腐、青梗菜のお浸
し、ご飯、お吸い物、群馬の小玉西瓜)1760円、オールフリー198円
明日から天気は良くなるらしいが、今日は朝から小雨が降り続いている。気温も低く肌寒いぞ。朝
起きた時には、大谷翔平選手は既に連日となる8号ホームランを放っていた。こうなると、起きるのも素
早くてね。これまでのペースだと年間HRは35号止まりになるらしいが、この4日間に3本打って調
子が上がっている。もっと打てるよね。ランチにおかめうどんを食べてから歌舞伎座に向かう。2部を
観るためだ。5月の歌舞伎座は3年ぶりの「團菊祭」だが、その名前に相応しい演目と出演者は2部
だけで、歌舞伎座久々となる海老蔵の「暫」と音羽屋の家の芸「土蜘」である。そう言えば昨年夏の
東京オリンピック開会式で海老蔵が「暫」をちょいと披露したなぁ。コロナ禍では空席が目立つ歌舞伎座だが、
この2部はほぼ満席。鎌倉権五郎景政に海老蔵、清原武衡に左團次、鹿島入道震え斎に又五郎、那須
九郎妹照葉に孝太郎、成田五郎義秀に男女蔵、加茂次郎義綱に錦之助など。長く続いて来た荒唐無稽
な荒事芝居である。「土蜘」は僧智籌実は土蜘の精に菊之助、源頼光に菊五郎、太刀持ち音若に丑之助
と音羽屋三代、そして侍女胡蝶の時蔵、巫女榊の梅枝、石神実は小姓四郎吾の小川大晴とこちらも萬
屋三代だ。平井保昌は又五郎。1年前に松緑と猿之助、坂東亀蔵、新伍の「土蜘」を観たが、今日の
「土蜘」が断然ゴージャスだった。吉右衛門丈の面影が残る丑之助君の音若が、年齢のわりに達者で実に
可愛らしかった。舞台がはねてタクシーを待っている時、隣に大柄な男性が立っていた。よく見たら左團
次さんだった。先ほどの清原武衡役のド派手な金冠白衣姿を思い出してニヤリとしてしまった。小雨が
残る中、帰宅すると吉報が待っていた。明日は早起きするし、今夜も無酒日にしますかね。無酒日
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5月 17日(火)東京は曇り、大分は晴れ
今日は母の祥月命日 あれから42年!
東京3663人(重症者2人)全国3万6903人(死者39人)
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(五穀粥→ご飯、ししゃもの焼き物、野菜の煮物、香の物、飲む
ヨーグルト、パイナップル)660円、味噌汁220円、納豆198円、「山城屋」の葉わさび佃煮、小豆島の
柚子ちりめん山椒、コーヒー110円
飛行機から日本を見るのが好き 別府付近は南国ムード
遅い昼 大分市「こつこつ庵」(2人で)とり天定食700円、だんご汁700円(2人でシェア)
夜は焼酎居酒屋として重宝する大分市「こつこつ庵」のランチ。コスパが凄い!
由布岳が見えて来た! 亀の井別荘の茅葺門 この「奥由布」の間が好き
源泉かけ流しの内湯とベランダにある大きな露天風呂 由布岳が見える
談話室のガラス窓に映る由布岳 大阪からキョウコ夫妻がやって来た。嬉しさに万歳!
夜 由布院・亀の井別荘「蛍火園」(4人で)皐月会席@(稚鮎とモロッコいんげんの天婦羅、前菜盛り
合わせ:平目の手毬鮨・芹の白和え・独活と蕨・松風・天豆など、お造り:鯛とカンパチ。帆立真
丈のお椀、おおいた和牛ヒレステーキ、若竹煮、赤ムツ(ノドグロ)の若狭焼き、玉葱かき揚げと手打ち
蕎麦、ご飯・チリメン山椒・赤出汁・香の物、かぼすゼリーと水出しコーヒー)、生ビール小700円、麦焼酎
「二階堂」ボトル3800円
今日から嬉しい由布院だ!6時前には起きてシャワーを浴び、ダイニングルームにはオープン6分前に行ったのに
既に座っている方々もいらして7番目だった。ヒカルが約束より5分早い8時15分に迎えに来てくれ
た。高速は空いていたから随分早く到着してしまうなぁと思っていたが、予約済の駐車場に入るの
にナゼかエラク時間を要し、しかもプライオリティチェックインは激混み。これまで経験したことの無い混雑だった。
お陰でラウンジに行く時間もなく、そのままゲートへ。一番遠いゲートだったので車椅子を借りてヒカルに押
して貰った。大分行きは「空から笑顔の種をまく」ソラシドエアだった。11時半過ぎ大分空港着。最近
は空港でランチをすることが多いが、今日は久々に大分市の「こつこつ庵」まで行くことにしている。
素晴らしいお天気で、レンタカーで別府を経由して大分市までのドライブも快適だった。もう何度も来て
いる「こつこつ庵」だが、初めて来た時はその奇怪とも言える外観に唖然としたものだ。ヒカルはチキン
南蛮定食、私はとり天定食、凄いボリュームで700円だ。これにだんご汁を注文してシェアした。満腹にな
ったら由布院へ。豊後富士の別名を持つ由布岳は目立つカタチもさることながら1583mもあるので空
港を出発してから暫くするともう遠くに見え始める。そしてその由布岳がどんどん大きくなるとも
う由布院だ。3時前亀の井別荘に到着。A井さんが迎えてくれた。ヒカルは本館洋室翠園、私はいつも
の本館露天付き洋室奥由布だ。今回は大阪からキョウコ夫妻がやって来る。彼らは初大分、初由布院、
初亀の井別荘だからスンナリ到着出来るか心配していたが、無事到着。彼らの部屋は「談話室」に近い
離れの露天付の和室2番館だ。部屋に案内してベランダに立つとキョウコは「わぁ〜い!とうとう来たぁ
〜!」と万歳していた。2回中止になって今回が3度目の正直なのだ。嬉しい気持ち十分わかる。
この後、夕食まで内湯(これも温泉)と露天風呂を往復してふやける程温泉を楽しんだそうだ。夕
食は4人で本館の「蛍火園」で。離れの場合は部屋食が基本だが、4人で一緒に食べる方が楽しい
しね。グビグビ飲んで、ガツガツ食べて、旨い!を連発する賑やかなテーブル。一番大きな歓声は揚げ
たての大きな新玉葱かき揚げと手打ち蕎麦が出て来た時。明日はぶっかけ蕎麦にしてねとお願い
する。最後に濃厚な水出しコーヒーで〆る大満足の夕食膳であった。明日もお天気良さそうで嬉しい。
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5月 18日(水)由布院は晴れ
東京4355人(重症者1人)全国4万2161人(死者40人)
朝 由布院・亀の井別荘「蛍火園」(4人で)和朝食膳、コーヒー
この和朝食膳が好き!
十数年ぶりかで「くじゅう花公園」に行く。公園は花盛り
引き続き久住高原ドライブ 根子岳、高岳など阿蘇五岳が美しく見える
遅い昼 由布院「陽だまり食堂」陽だまり定食1100円
午後のお茶 亀の井別荘「談話室」コーヒー
談話室には、いつもクラッシック音楽が流れている
夜 亀の井別荘「蛍火園」(4人で)しゃぶしゃぶコース(虎魚おこぜの揚げ浸し、水烏賊・ヤングコーン・ク
レゾンのぬた、河豚白子の茶碗蒸し、城下カレイのお造り、穴子のフライ、黒毛和牛のしゃぶしゃぶ・
野菜:大根・長葱・水菜、ポン酢と胡麻ダレ、かき揚げと手打ち蕎麦ぶっかけ、ご飯、きゃら蕗
・赤出汁・香の物、麹豆腐黒蜜ソースと水出汁コーヒー)、生ビール小700円、麦焼酎「二階堂」ボトル
3800円
私は温泉が好きで、普通の人(って誰でしょう)より温泉地に行っている回数は多いと思う。とは
いえ、そこで一日何度も温泉に入ることはしない。基本、朝だけだ。それは普段も同じ。朝起きて
朝食前に必ずシャワーを浴びるだけで、夕食後は入らない。酔っぱらっていることが多いし。今朝も夜
中トイレに起きた時、湯加減を調整しておいた温泉に朝一番でドボ―ン!大きな檜風呂に満々と溢れて
いた温泉が、ビックリしたように一斉に溢れ零れる。排水溝目掛けて競うように温泉水の流れる音がゴ
ワ〜っと聞こえるぞ。これが気持ちいいんだな。次は、ベランダにある露天風呂にまたポチャ―ン!大き
な湯船だから4人で悠々入れるけど、一人で入るってのも贅沢でいい。露天風呂に浸かりながら由
布岳を眺め、山の右側から差し込む朝日が目に当たって眩しい!朝食は8時半から4人揃って和朝
食膳だ。私の日本で一番美味しい和朝食膳はコレ!繰り返しこの宿に泊まる理由は幾つかあるが、そ
の一つはこの朝ご飯だ。キョウコはどれを食べても美味しい!を連発。わかったよ、黙って食べな。今
日はお天気だからドライブに行こう。ヒカルレンタカーで久住高原へ。コロナ前までだったら迷わずに長湯に案内
したのだが、長湯は超近距離での入浴になるから暫くはガマンだ。「くじゅう花公園」に久しぶりに行
ってみようか。ここは5回目位だが、とにかく広いので20分2千円(ヒデオちゃんのゴチ)のシニアカーに
乗って園内を回る。クレマチスやポピー、ネモフィラ、リビングストーンデイジーなど美しい花を存分に楽しんだ。大の
ガーデニング好きのキョウコは「年間パスポート買いたい!」とコーフンしていた。未だ12時前だ。急いで帰れば
由布院でランチが可能だ。とはいえ、帰る道々には久住高原の素晴らしい景色が広がるので何度か車を
止めて撮影タイムを設けた。この景色は何度見ても魅力的だ。1時半過ぎに「陽だまり食堂」へ。全員
陽だまり定食。初大分の2人に大分の誇る郷土料理を是非楽しんで貰いたかった。案の定とり天も
ごぼうコロッケもだんご汁も気に入って貰った。キョウコ達はここから徒歩で由布院唯一の盛り場である湯
の坪街道を散策すると言う。ヒカルと帰った私は、宿の売店である「鍵屋」でアチコチに大分の味を送った。
2泊目の夕食は鍋モノなどをチョイス出来るが、昨夜相談してしゃぶしゃぶをお願いした。もの凄い量の
黒毛和牛と3種の野菜だったが、低温調理をしながら私がお給仕して見事完食。私は皆より肉は少
なくね。今夜の食事は昨日お願いしたかき揚げ乗せのぶっかけ蕎麦!それにご飯も食べるのだから
どんだけ食べるのよ、みんな!って笑ってしまう。でも、今夜の夕食も楽しくて美味しかったね。
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5月 19日(木)由布院は曇り
東京4172人(重症者2人)全国3万0216人(死者36人)
朝 由布院・亀の井別荘「蛍火園」(4人で)和朝食膳
2日目和朝食膳も素晴らしく美味しい!
朝のお茶 亀の井ガーデン 茶房「天井桟敷」水出しコーヒー(温)(4人で)4人で3970円
昼は茶房「天井桟敷」、夜はBAR「山猫」になる。ネーミングは映画タイトルから 音楽はいつもグレゴリア聖歌
4種のおはぎを持ってF夫妻帰路へ
亀の井別荘に隣接した金鱗湖は、由布院観光の中心地だ
亀の井別荘のシンボル茅葺門 本館入口(この建物に蛍火園も洋室客室もある)
昼 亀の井ガーデン 茶房「天井桟敷」(2人で)カツサンドセット(サラダ、リンゴのコンポート)1650円、自家
製ギリシャヨーグルト 山蜜と共に660円、水出しコーヒー(冷)630円 2人で4180円
美味しいカツサンドもリンゴのコンポートもヒカルに食べられた
自家製のギリシャヨーグルトに山蜜をつけて食べると素晴らしく美味しい!
午後のお茶 客室「奥由布の間」にて 抹茶ババロアとお茶
甘くない抹茶ババロア
夜 亀の井別荘「蛍火園」(2人で)皐月会席A(鱚のあられ揚げ、烏賊と山蕗のお浸し、天然鯛と
養老蒸し生雲丹のせ、関鯵のお造り、甘鯛の清汁仕立て、九絵の西京焼きと琵琶のコンポート、小
蕪と蓮根餅の炊合わせ、おおいた和牛のヒレステーキ、かき揚げと冷たい手打ち蕎麦、ご飯、平目の
エンガワのエンガワ・赤出汁・香の物、果物盛り合わせと水出汁コーヒー)、生ビール小700円、麦焼酎、
兼八1000円
キョウコ夫婦に由布院招待を伝えた時は「えぇっ?2泊も!」と大喜びされたが、実際2泊はすぐ過ぎ
てしまう。昨朝と内容がすべて違う2日目の和朝食膳を全員で食べながら、キョウコ夫婦はつくづく残
念そう。今日の夕方から2人とも仕事がある関係で朝食後出発しなければならないから余計だ。そ
こで食後のコーヒーをお断りして、9時にオープンした茶房「天井桟敷」に移ってお茶をすることにした。
亀の井別荘に宿泊したのなら1度はこの茶房に来て欲しい。古い酒屋の建物を移築したこの建物は
1階が売店「鍵屋」、2階が昼は茶房「天井桟敷」、夜はBAR「山猫」になる。3階になる屋根裏に
も4人掛け席が2つある。キョウコ夫婦もすっかりここが気に入ったらしく、あれだけたくさん朝食を
食べた直後なのに、ケーキまで注文していた。そしてうしろ髪引かれながら、4つのおはぎをしっか
り持って大阪に帰って行った。急に静かになった。ヒカルと私は食事時間以外各自自由に過ごす。私
は宿に隣接した金鱗湖周囲を散策してから談話室でクラシック音楽を聴きながら本を読んだ。ランチは敷地
内の「湯の岳庵」で食べる予定で待ち合わせていたが、何と満席!ならば、と先ほどまで過ごした
「天井桟敷」も聞いて貰うと12時半から貸し切りだと言うではないか。しかし「何とかします!」
と宿の方が直接店に交渉に出向かれて屋根裏席ならと入れて貰うことに。昼はセーブしたいからケーキ
とコーヒーだけでいい、なんて言っていたヒカルだが、私が注文したカツサンドの半分、デザートのリンゴコンポート
も半分食べていた。自分で注文しろ!この後2人ともギリシャヨーグルトを注文したのだが、貴重で高価
な山蜜をチョコッとつけて食べるとムチャ旨かった。私はこの「天井桟敷」の空間が一番好きなのだが、
何とヒカルも「ここなら1日いても良い」くらい好きなのだそうだ。へぇ〜、そうなんだ。夕食は昨
日しゃぶしゃぶを食べた。この他、すき焼き、鶏鍋、スッポン鍋など数種類のメニューがあるが、ヒカルと
相談して会席料理をお願いした。メインは私が牛肉、ヒカルは鶏の炭火焼きを選んだ。昨日のお造りは
日出(ひじ)の城下(しろした)鰈だったが、今夜は関鯵である。どれも大分県の名物の魚だ。
そして食事の蕎麦は、かき揚げを乗せた冷たい汁蕎麦だった。旨い!実に旨い!汁も飲み干した!
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5月 20日(金)由布院は曇り
東京3573人(重症者3人)全国3万0260人(死者44人)
朝 由布院・亀の井別荘「蛍火園」(2人で)和朝食膳
ヒカルは洋朝食だ
チェックアウトして、久々に「山荘無量塔」敷地にある音楽美術館のartegioに行った
午前のお茶 由布院 artegio「the’the’o」アールグレイ550円
artegioの売店隣にある「the’the’o」でお茶を飲んだ 今日の由布岳
昼 由布院「陽だまり食堂」(2人で)牛肉とごぼうコロッケ定食880円、だんご汁550円
「麺一」休みで急遽「陽だまり食堂」
午後のお茶 由布院・玉の湯 柚子練りとお茶
今日から「由布院ご三家」の一つ「玉の湯」に宿泊する
チェックイン2時からが嬉しい。お茶受けとお茶はラウンジで
私はいつもの「柚子」の間、ヒカルは「あさぎ」の間に宿泊
夜 由布院・玉の湯「葡萄屋」(2人で)季節の小鉢:なまり節と胡瓜の和え物、木の芽和え、旬の
野菜の盛り合わせ:穴子の粽寿司・厚焼き玉子・鱒のタラの芽巻・卯の花・花茗荷の酢漬け・蕗の
佃煮・空豆の蜜煮、蛸の刺身、スッポンのお吸い物、田舎風煮物、ワカサギの天婦羅、大分牛フィレステーキ、
ご飯、香の物、黒胡麻のアイスクリームと熊本の西瓜)、生ビール小、麦焼酎「吉四六」4000円
数種類のメニューからメイン料理に選んでのは、大分牛フィレ肉のステーキ
うっかりしてデザートが出て来る前に帰りがけ、ラウンジで頂いた
3泊した亀の井別荘も今日まで。3日続いた朝の温泉三昧だが、今朝は温度が高過ぎてベランダにあ
る露天風呂に入れなかったのが唯一心残りだ。まぁ、また来るから、その時入れてね。朝食はヒカル
が洋朝食、私は1日目の和朝食をお願いした。とはいえ、牛肉焼きと温泉卵以外は3日間とも違
う料理なのだった。味噌汁に「鍵屋」の柚子胡椒をたっぷり入れて食べると更に美味しい。11時
にチェックアウトして「山荘無量塔」に向かう。同宿の敷地にある「artegio」に行こうと思って。ここ
には、展示も変わらないのにこれまで何度も訪れている。都度入場料1100円を支払うのはバカ高!
と思うのだが、ヒカルは初めてだからいいか。少し離れた「山荘無量塔」内にある「タンズバー」で
お茶する手もあるが、「artegio」反対側のセテクトショップ内にある「the’the’o」でお茶にしましょ
う。今日のお昼は盆地うどん「麺一」でと決めて行ってみたら25日まで臨時休業だった。仕方な
く一昨日行った近所の「陽だまり食堂」を覗いてみると満車!その辺をグルッと回って時間をズラシ
てようやく入店。今日は牛肉とごぼうコロッケ定食にだんご汁の単品を注文。コロッケが3つあったので
ヒカルに1つ上げる。そうこうするうちに午後2時近くなったので「玉の湯」にチェクイン。ヒカルは離れの
60uの和洋室「あさぎ」、私はいつもの100uの「柚子の間」だ。昨年ヒカルは柚子の間の上階の
「桑の間」110uに滞在して余りの広さに落ち着かなかったそうだから、今年は「分相応」で快適
とか。この宿は1夜目から何種もある夕食メインを選べるが、事前に問い合わせがあったので大分フィレ
牛のステーキをお願いした。夕食は宿内「葡萄屋」の個室で。こちらのお料理はどれも家庭的で量が多
い。メインのステーキが出て来る頃にはかなりお腹が一杯でほぼヒカルに食べて貰った。うっかりしてデザート
を食べずに部屋に帰りかけたが、呼び止められてラウンジで頂くことに。熊本の西瓜が甘くて美味!!
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5月 21日(土)由布院は朝雨のち曇り 東京も曇り
エンゼルスホームグラウンドで負け、4連敗。大谷も無安打・・
東京3464人(重症者3人)全国3万5922人(死者31人)
朝 由布院・玉の湯「葡萄屋」(2人で)和朝食膳、コーヒー
玉の湯の和朝食膳は焼き魚、玉子調理法などチョイスが多い
昼 大分空港「なゝ瀬」とり天丼930円、里芋のコロッケ(とり天入り)540円(2人でシェア)、アイスコーヒー
300円(ヒカルがご馳走してくれた!)
ヒカルがご馳走してくれた!
夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(鮪のタルタル サラダ添え、コンソメスープ、ライス、仔牛のカツレツ、赤肉メロン、
カモミールティ)1760円、オールフリー198円、白ワイン770円、赤ワイン660円
5日間和食食べ続けたから今夜は洋食
山荘無量塔は「artegio」とお茶だけに終わってしまったが、これで亀の井別荘、玉の湯、山荘無量
塔と由布院ご三家をすべて制覇(特に意味はありません・笑)して最終日の朝を迎えた。昨今はお客
がかなり戻っていて、希望した時間は混みあっているからと朝食は8時45分からになった。お陰で
朝の温泉タイムもゆったり。同じ由布院だが、亀の井別荘と玉の湯では泉質が少し違うような気がする。
朝食の焼き魚や卵料理は前日に希望を聞かれる。ヒカルは鯵と出汁巻卵、私はカマスと出汁巻卵、人気のク
レソンのポタージュスープもお願いした。この4日間、これだけのオカズがあってもご飯を1杯で済ませたの
が唯一の自慢。まぁ、朝昼晩と三食これだけ食べていて「何をゆうてまんねん」であるが。この宿
のチェックアウト時間は12時だが、11時にチェックアウトして空港に向かう。朝のうち降っていた雨も止んだ。
空港に到着してヒカルがレンタカー返却している間にANAのチェックインを済ませ、彼の今晩明朝用の弁当を購入。
「吉野」の鶏めしおにぎりも必須だから3個になったが、彼ならペロリのハズだ。ヒカルが戻って来たの
で「なゝ瀬」でランチ。これから乗るANAはプレミアムクラスを予約しているから機内食は出るが、午後2時
過ぎのランチはツライのでパスする予定。食べるものはとり天丼と決めているが、里芋のコロッケも半分ずつ
食べることにした。里芋はネットリしているところが魅力だが、コロッケには今ひとつ。アイスコーヒーまで飲ん
だのに会計しようとすると、ヒカルが「ここは私が・・」って。何泊する旅でもたった1回だけ彼が
言う台詞である。「あらまぁ、ご馳走して下さるんですかぁ?恐れいります」と私もお約束の台詞
を言うのだよ。プレミアムクラスの乗客が機内食を食べている時、私らはシッカリ眠っておった。空港からは
ヒカルに送って貰ったのでラクチンして帰宅。ずっと和食と焼酎だったが、久々洋食とワインの夕食を摂った。
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5月 22日(日)曇りのち晴れ バイデンアメリカ大統領来日
横綱照ノ富士3敗ながら7回目の優勝!
東京3317人(重症者3人)全国3万1457人(死者18人)
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(赤魚の焼き物、しらす納豆、ブロッコリーのお浸し、ご飯、味噌汁、
飲むヨーグルト、私がお願いした一口サイズのバナナ)660円、納豆198円、「山城屋」の葉わさび佃
煮、小豆島の柚子ちりめん山椒、コーヒー110円
日曜日の小学校校庭。運動会だろうか
昼 明石町「ダイニングルーム」A定食(カツオの漬け丼、蕪の煮物、オクラおかか、お吸い物、ミルクティ)1210円
カツオ丼が美味しい
価値ある横綱の優勝!
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(鶏すき煮、サーモン砧巻きの酢の物、胡麻豆腐、鮪のしぐれ煮、ご
飯、味噌汁、群馬の小玉西瓜)1760円、オールフリー198円
昨日まで、由布院の亀の井別荘や玉の湯で毎朝美味しい朝食を頂いて来たが、納豆は無かった。高
級な旅館やホテルでは、ヴュッフェ以外で納豆を和朝食膳に出すところは殆ど無いからなぁ。5日ぶりのダ
イニングルームの朝食は600円だから豪華さでは遥かに叶わないが、納豆を食べられるのが嬉しい。しか
も今朝はメニューにも納豆が入っていたから、別注文の納豆とダブル納豆!嬉しいねぇ。これに葉わさ
び佃煮と柚子ちりめん山椒を乗っけたご飯が贅沢で美味しいぞ!旅から帰って来ると、その間撮影
した大量の写真のパソコン取り込みや食べた食事のパクパク日記への書き込みなどをせねばならない。現
在は国内旅行ばかりだから、今回なら4泊5日だし、長くてもせいぜい1週間だから何とかなる。
しかし海外に頻繁に行っていた頃は、2週間とか3週間なんて長旅もあった。しかも都市名も店舗
名も外国語だし、食べた料理だって初めてのものが多くてね、なかなかの苦労だった。今日は五月
場所の千秋楽である。大関陣総崩れの中で意外な伏兵力士と横綱の最後の頑張りで優勝が決まる日
だ。しかし佐田の海、隆の勝は負け、照ノ富士が御嶽海をコロッと破って優勝を決めた。怪我をして
3場所ぶりの優勝になったこともあり、本人は「これまでの優勝の中で一番嬉しい」としみじみ
言っていた。優勝力士としての言葉も横綱としての心構えが伝わり、この前引退した横綱には無か
った人格というものがあるよなぁと思ってしまう私だった。4日続けて飲み過ぎ、反省して無酒日
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【今週の振り返り】
一度気に入ると、繰り返し行く性格である。先週の振り返りにも記したように、ホテル先週椿山荘東
京(フォーシーズンズホテル椿山荘東京時代も含めて)にも通い詰めているし、外国ならフランス各地や香港、
オーストリア・インスブルックにも繰り返し訪問して来た。日本国内では、後に住まいを設けたため更に拍車が
かかったこともあるが、京都に行く回数が圧倒的に多い。多い時は年に10回行くこともある。次
が長野県で他の町にも行くがほぼ軽井沢に通っている。そして3番目には長野県と僅差で大分県
となる。長野県は少女時代県北にある大町市で過ごしたし、兄嫁の実家も上諏訪にあるという特
別な繋がりがある。しかし、大分県は何の繋がりも無い場所なのである。なのに、せっせと大分
県に行く私だ。
大分県に初めて行ったのは、20歳の時だ。池袋にある私立大学の3年の私は、ギタークラブでコントラバ
スを弾いていた。京都の大学とのジョイントコンサートや関東地方の大学との演奏会、学園祭での演奏、12
月には最大イベントの定期演奏会など一年で何度も公演があるクラブだったが、夏休みには地方公演に
出掛けて行った。公演場所はOBや現役部員が地元で骨を折って会場の確保やチケットの販売出来そ
うな都市を選んで回って行く。この年は、静岡公演を皮切りに、岐阜公演、名古屋公演をこなし、
当時の部長ご実家の山口県の旅館で総稽古を済ませて最後の公演場所別府に移動した。名前は覚
えていないが、収容人員が多い立派な会場で「昨夜は美空ひばりの公演があった」と聞いて、部
員全員が「ひえ〜〜!」と興奮したことをよく覚えている。無事に地方公演の最終公演を済ませ
ると、その夜は宿泊旅館で大宴会となった。地方演奏のメンバーに選ばれなかった仲良しの友人3人
が演奏会に間に合うように飛行機で別府にやって来て、大宴会にも合流した。数十人いるから、
3人位増えたって宿には全くわからなかった。彼女たちは私が割り当てられた部屋でごろ寝し、朝
ご飯もチャッカリ食べた。食べない人もいるからこれも大丈夫なのだ。解散前に、執行部から「お疲れ
さま」とひとり500円を貰った。昭和43年のことだから、500円でも結構嬉しいお金だった。
この後、無賃宿泊飲食(言葉が悪いね、でもホントのことだから)した3人の友人と九州1周貧乏旅
行に出発した。別府から出て最初の目的地は宮崎だったから、私の初大分県滞在は約1日で終わっ
た。ドラマではないが、それから30年近くが経過する。福岡で開かれる部下の結婚披露宴に列席す
ることになった。せっかくだから翌日湯布院に行ってみようと思った。しかし、湯布院の旅館に片
っ端から電話しても、一人客だと知ると、冷たく「満室です」と断わられ続けた。20数軒断られた
私は、電話の向こうの女性に「どうやったら私のような一人客が湯布院で泊まれるのでしょうか」
と疲れた声で訴えると、「ちょっと待って下さい。探してみますから」と言ってくれたのだ。そして
駅近くの小さなビジネスホテルを紹介してくれたのである。何という旅館だったか忘れてしまったが、
その親切な宿の女性の心配りのお陰で奇跡的に私は湯布院滞在を実現することが出来た。そのホテルの
部屋は簡素で夕食も外に食べに行かねばならなかった。しかし、狭いながらも風呂場には温泉が引
いてあったし、その時ふらりと入ったイタリアンがムチャ美味しくて嬉しかった。そして朝食が実に美味し
かった。腰が少し曲がったお婆ちゃんがお給仕してくれて「お替りどうですか」とお盆を差し出す。
そのニコニコ笑顔が素敵なのとご飯が本当に美味しくてつい3杯朝から食べてしまったのである。その
時、素晴らしい紅葉を金鱗湖で楽しんだ。橋を渡ったところに「亀の井別荘」があり、「遠くない
将来、絶対泊まりに来るぞ!」と誓った私だった。
2回目の湯布院は、グループでの滞在となった。私が担当する事業の九州支社グループが「社員旅行は
湯布院に行こうと思うので夢子さんも一緒にいかがですか」とT川君から声がかかったのだ。渡り
に船!ラッキー!ただ、亀の井別荘は必要な室数が取れず、玉の湯にしたと言われた。いいよ、いいよ、
玉の湯で。玉の湯もご三家のひとつじゃないのよ、と大喜びだった。玉の湯で宴会をし、食事の後
はタクシーを呼んで、山荘無量塔の「タンズバー」(現在夜間は外からの客はNG)に行った。翌日は亀の
井別荘の社長に挨拶しに行ってくれとT川君に言われ、これも二つ返事で引き受けた。この時、湯
布院町おこしの立役者として有名だった亀の井別荘社長中谷健太郎さんと息子の太郎さん(現社長)
にご挨拶をし、当時総務部長のO崎さんが館内を案内してくれた。後に総支配人となったO崎さん
に私は聞いた。「こちらは一人の客は泊まることが出来るのですか?」「はい、本館洋室に少し割高
にはなりますがお泊り頂けます」まさに、この言葉が「秘密の花園」に通じる鍵となったのである。
2002年の秋にはT川君と担当営業クンと3人で、人気の離れ17番館に泊まった。この夜の夕食は中
谷健太郎さんも合流されて更に盛り上がった。これ以降、白子の会の大人の修学旅行で何度も一番
広い離れ100番館で楽しい時を過ごしたし、私個人は本館洋室で快適な滞在を何度も実現している。
正確では無いかもしれないが、大分県には40回以上行っているらしい。佐伯市を除けば、大分県
内各地に足を延ばしている。由布院はたぶん35回だ。そして亀の井別荘を訪れたのはおそらく33
回。これからもこれらの数字は増えていく予定である。
猫も同じニャんだニャ
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