パクパク日記22年6月4週
金曜日からguntuガンツウに乗船して瀬戸内海をたゆたゆと漂った
Guntuの縁側 瀬戸内海の夕焼け
6月 20日(月)晴れ 大谷翔平選手3戦連続無安打「なおエ」ンゼルスは3連勝!
昨日に続き、石川・能登で震度5強
沖縄地方で昨年より1日早く梅雨明け
東京で30度超え!関東地方中心に真夏日
東京1076人(重症者0人)全国7800人(死者13人)
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(身欠きニシンのつけ焼き、野菜の煮物、ブラッコリーの胡桃和え、ご飯、
味噌汁、飲むヨーグルト、キウイ)660円、「風土食房」の食べるガラムマサラ、コーヒー110円
キウイはグリーンよりゴールドの方が甘い
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(サフラン風味の野菜スープ、茄子とショートパスタのミートグラタン、サラダ、パン、
アイスコーヒー)1210円
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(牛肉の味噌漬け焼、刺身湯葉、ごぼうの土佐煮、芽カブの酢の
物、ご飯、お吸い物、温州みかん)1760円、オールフリー198円
昨日の自分の「ボケっぷり」を深く反省して、朝から注意深く行動する。朝食に行く時はスマホを確認
し、朝食を食べ始める前は撮影したことを確認し、歯を磨いた後は「洗濯するのだ!」と大声で自
分に注意を促して洗濯機を回した。情けなかぁ。この「緊張状態の自分」を活かしていろいろやっ
てしまおう。来月こそアチコチに行くことにしているが、新幹線を使っての旅が多い。1ヶ月先の7月
20日までの予約を纏めてやった。数回続けて「えきねっと」を利用していたのだが、ある予約が
どうも上手くいかない・・オカシイなぁ・・その時気がつく。夢子さん、それはJR東海だから「えき
ねっと」じゃなくて「スマートEX」でしょうが。アッ! でしたね。思い出してみれば、昔はゴールデウィーク
とかお盆休みなど移動のピーク時の1ヶ月前に、駅の切符売り場に長い行列に並んで買うしか無かっ
た。特に炎天下の夏の行列は辛かった。みんな忘れてしまったかもしれないけど、あの頃と比較し
たら列車切符入手は夢のようにラクチンになったよなぁ。今日も能登半島の珠洲市で震度5弱の地震が
あった。昨日は6強の地震だったし、この地域にはこの1年間で震度1以上の揺れを観測したのは
160回以上ということだ。ニュースに映った映像に、庭を激しく走り回る猫の姿があった。ニャンだ!ニャン
だ!この揺れは!と慌てふためく猫の様子が気の毒と思いつつ、つい笑ってしまってゴメンよ。噂さ
れる大規模な災害が起こらないよう祈るばかりだ。木曜日からの旅の荷作り。明日出そう。無酒日
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6月 21日(火)曇り後雨 今日も30度超えの蒸し暑さ
大谷翔平選手16打席ぶりにヒット「なおエ」ンゼルスは3連勝ならず
東京1963人(重症者0人)全国1万3160人(死者10人)
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(厚焼き卵、切り干し大根の煮物、胡瓜のゆかり和え、焼き海苔、
ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、パイナップル)660円、「風土食房」の食べるガラムマサラ、コーヒー110円
甘い厚焼き卵
昼 明石町「ダイニングルーム」A定食(松花堂弁当:鰆の竜田揚げ・夏野菜の煮物・合鴨サラダ・茄子素
麺ジュンサイ旨出汁がけ、ご飯、お吸い物、黒豆と黄粉のアイス小)1210円、ミルクティ110円
昼のおやつ 自室にて 佐藤錦のさくらんぼ
山形県のO山さんから佐藤錦のさくらんぼが送られて来た!あちこちにお分けして冷凍して・・焦る
夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(酢豚、海老蒸し餃子、シラスとゴーヤの和え物、冬瓜のスープ、ご飯、
漬物、マスクメロン、(胡麻団子))1760円、麦焼酎ボトル2750円
今日は忙しかった。暑くなってブラウスを毎日着るようになると、全自動洗濯機の「洗濯&乾燥」だと
皺くちゃになってしまうから、「洗い」を終えた数枚のブラウスだけを取り出して残りは「乾燥」を
かける。取り出したブラウスは皺を伸ばすようハンガーに丁寧に広げて掛け風呂場で乾燥させる必要があ
る。気が短い人間だから、うーん、めんどうい!次はある人にあるモノを送ろうと決め、その作業に
取り掛かる。手紙も同封してようやく出来上がったので、昨日荷作りしたスーツケースと一緒に宅配便に
出しに行った。すると、今度は山形県のO山さんから佐藤錦のさくらんぼが。明後日から留守にす
るので、差し上げる分を洗って水切りして袋詰めしたり、食べ切れない分は冷凍したり。昼食の後、
自分の分はしっかり頂きました。美味しい!午後は提出する必要がある書類の作成やパクパク日記の
作成に勤しんだ。来週月曜日夕方帰宅したら、そのまま更新出来るようにしておくのだ。エライじゃな
いか。まぁね。長かったコロナもいよいよ終わりの気分なのだが、過去4日間、新規感染者数が前週を
上回っているのがとても気になる。しかし、重症者はずっとゼロのままだ。終わりそうでなかなか終
わらないコロナ。以前調子の良い時は四合瓶1本飲んでいた焼酎をこの1,2年は1回でボトル半分にす
るよう心掛けていた。昨今、それを更に減らす努力を続けている。いつまで続くかわからないが、
たくさん飲めるからってジャンジャン飲んじゃアカン!と自分に言い聞かせているのである。更新したパク
パク日記を読まれて、長兄の訃報を知った何人もの方々からお悔やみの連絡を頂いている。恐縮です。
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6月 22日(水)早朝雨のち曇り もちろん今日も蒸し暑いぞ!
参議院選今日告示 投票は7月10日
大谷翔平選手14号15号3ランHR含む8打点!「なおエ」ンゼルスは惜敗😢
東京2329人(重症者0人)全国1万7285人(死者15人)
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(ししゃもの焼きも尾、さつま揚げと野菜の煮物、しんとり菜の
おかか、ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、パイナップル)660円、「風土食房」の食べるガラムマサラ、「山城
屋」のわさびふりかけ、コーヒー110円
食べるガラムマサラ任務完了!わさびふりかけが今日着任!引継ぎ式が行われ(るワケないだろ) キョウコの庭の百合
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(葱チャーシュー麺、もち米団子、豆腐入りサラダ、苺ジャムヨーグルト、ミルク
ティ)1210円
昼のおやつ 自室にて 佐藤錦のさくらんぼ
さくらんぼ食べ切りました
1⁻6の5回裏豪快な3ランホームランを放ち4−6となった!
さらに10⁻7の9回裏3ランホームランを放ち10⁻10の同点とする!この後も犠牲フライを打って今日だけで8打点!!!
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(鶏肉の照り焼き、海老と野菜の葛煮、アスパラの白和え、千切り
長芋、ご飯、味噌汁、群馬の小玉西瓜)1760円、オールフリー198円
ご飯のお供として活躍した「風土食房」の食べるガラムマサラも今日でオシマイ。蓋を開けた途端に「いまイ
ンドにいます」と錯覚するような本格的なガラムマサラの香りがする逸品だった。ところが、これをプレゼ
ントしてくれたA先生夫妻は「辛さが足りないので八幡屋磯五郎の追いガラムマサラします」のだそうだ!
激辛女だった私も加齢と共に弱くなり、そこまではヤランわ。食べるガラムマサラに替わったご飯のお供は
R子から貰った「山城屋」のわさびふりかけ。長く待たせたね。チョッピリわさびの辛さもあるが、塩味
が勝っているような。ロイヤルズと対戦した今日のエンゼルスだが、まさに「大谷劇場」のようであった。昨
日16試合ぶりに俊足を活かしてやっとヒット1本を確保した大谷だったが、今日は3ランホームランを2本、
それに犠牲フライを2本打って打点は合計8点をひとりで稼いだのだよ。じゃ、大勝した?ううん、延
長戦の上11対12で負けてしまった😢大谷クンもこれでは「ナンテコッタ」だわなぁ。しかし、試合後彼は
「犠牲フライではなく、自分も生きるヒットだったら勝利になったかも」と反省していたそうだ。翔平恐る
べし。5試合で5本もHRを打ったトラウトは今日無音だった。マリナーズに3連勝して2位に浮上したのに
2連敗でまた3位に。明日は大谷選手が先発だから連敗をストップしてくれることを祈ろう!夕方まで
かかって先週分のパクパク日記を完成。来週月曜日夕方アップする予定。何だ、水曜日だってやれば出来
るじゃないよ!はぁ〜。やらないだけです。鶏肉の照り焼きで丼を作ったら焼き鳥丼のよう。無酒日
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6月 23日(木)東京は曇り 広島は晴れ
大谷翔平選手ロイヤルズ゙戦で8回投げ13奪三振で6勝目!
歌舞伎老優の坂東竹三郎氏死去(享年89歳)
東京2413人(重症者1人)全国1万6676人(死者15人)
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(鰯の丸干し、きんぴらごぼう、もやしと青菜の辛子和え、ご飯、
味噌汁、飲むヨーグルト、キウイ)660円、「山城屋」のわさびふりかけ、、コーヒー110円
今日から旅です!
遅い昼 ANAプレミアムクラス機内食
昨年12月以来のこの景色。青空で嬉しい!
ベラビスタマリーナでは、今日出来立て船の進水式が・・
昨日のナイター試合で8打点を上げた大谷翔平選手は今日先発投手で8回を投げる
2安打無失点で6勝目!やっぱり連敗を止めたのは大谷翔平選手!
夜 広島・ベラビスタスパ&マリーナ尾道「エレテギア」(2人で)焼きトウモロコシのスープミントの香り、石鯛のセビー
チェ新玉葱、西条市の焼ききぬかわ茄子、穴子藁焼き万願寺唐辛子尾道ビネガー、山口の赤ウニ載
せ小豆島素麺トマト味、岩本牛ヒレ(+3千円)と赤身肉の炭火焼き、稚鮎入りエレテギアのパエリア、
メロンミントシャーベットシャンパン、薔薇の最中と焼き菓子、ハーブティ、赤ワイン(ナパ・ハイランズ/カベルネソーヴィニヨン
2016 1万3500円
今夜のコースはとても美味しかった!
6月の旅行と芝居・歌舞伎は、突然の膝の骨ヒビのためすべてキャンセルして鬱々とした日々を送ってい
たが、今日から旅に出かけちゃうんだ。16日時点で未だヒビがくっついていないので「どうしても
行くなら固定帯着用が条件!」と整形外科のK村先生から申し渡された。はいはい、ちゃんとグル
グル巻きして行きますとも。昼前にタクシーで羽田空港に向かい、旅をご一緒するA美さんと待ち合わ
せ。とても遅いランチはプレミアムクラスの機内食だ。夕食のご馳走を食べられなくなると困るので機内食は
半分残した。広島空港にはホテルが手配してくれた定額タクシーが待っていた。お喋りしながらベラビスタス
パ&マリーナ尾道へ。私は昨年12月下旬以来だが、A美さんもご次男さんが広島におられる関係で何
度も泊まられているホテルだ。朝からウハウハしていた私達だったが、海の向こうでは彼が頑張っていた。
昨日1試合で8打点の獅子奮迅の大活躍をみせた(でも試合は負けた😢)大谷翔平選手だが、翌
日の今日のロイヤルズ゙戦では先発投手。最多となる8回を力強く投げて13奪三振で6勝目を挙げた
のだよ!連敗を止めたのは今回も大谷だった。A美さんも翔平ファンだから2人で喜びながら「エレテ
ギア」で夕食。ナパバレーの赤ワインで乾杯した。今夜のコースはどれも美味しい料理だったが、ことに山
口の赤ウニを載せた小豆島素麺がバカ旨だ!「ドンブリいっぱい小豆島素麺くれ!」と言いたかった。
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6月 24日(金)広島や瀬戸内海は晴れ
歌舞伎俳優人間国宝の澤村田之助氏死去(享年89歳)
東京2181人(重症者2人)全国1万5815人(死者15人)
朝 ベラビスタスパ&マリーナ尾道「双忘」朝食ハーフヴュッフェ+穴子焼+鯛刺身+ガス天+焼き海苔
焼き魚は穴子を注文。揚げ立てのガス天が旨い!大満足の朝食だ
昼のおやつ ベラビスタスパ&マリーナ尾道「ラウンジ」ケーキ+アールグレイ 2010円
今日航海を終えてベラビスタマリーナの左側に戻って来たguntuをホテルから見下ろす
ランチ代わりのケーキを半分ずつ食べる
マリーナ前のguntuラウンジで乗船手続き ここでも抗原検査。結果は15分で判明。ハイ、白!
あれがguntuだよ 出航前にiPadで安全のしおりを観る 部屋はテラススィート
とても落ち着くソファルーム 海を見ながらのバスタイム。私はシャワーだけですが
海をより感じるデッキもある 赤白3本づつのワインも!
カフェ&バー ダイニングルーム ここは縁側
午後4時10分出港時のお見送り 阿伏兎観音を通過 鞆の浦の街が見える
夜 guntu ダイニングルーム フルオーダーディナー(旬の一品:一寸豆のスープ・アスパラの野菜味噌和え・オコゼの
真砂和え・猪とサラダ白菜のうま煮、お造り:鰆の炙り・夜泣き貝・ウニ、稚烏賊と野菜の天婦羅、
黒毛和牛ロース炭焼き50g、蟹クリームコロッケ2ヶ、ご飯・赤出汁・漬物、トコロテン、フルーツ盛り合わせと
マンゴーシャーベット、生ビール小、麦焼酎
この魅力的な食材から好きなものを選び、好きなように調理して貰う贅沢な夕食
天婦羅にして貰ったチイカ お酒は何でも飲み放題!
夕食中に一番岡山県よりの下津井瀬戸大橋を眺め、潜った
昨夜は掛け布団が厚いために暑くて、不思議な夢を見ながら何度も目が覚めた。不思議なことに、
不思議な夢はトイレ行きで中断しても、また眠るとその続きが出て来るという不思議を味わった。ホテル
チェックアウトは正午だが、今日から乗り込むguntuガンツウからの迎えは午後2時。ホテルでランチをするところ
だが、現在営業しているのはボリュームのあるランチを提供する「エレテギア」だけだ。たくさん食べてguntu
でのご馳走夕食に差しさわりがあってはならん!というワケで、遅い朝食をたっぷり摂って、昼は抜
くかラウンジでスィートをつまむ程度にしようと話がまとまる。そんなことで9時前に日本料理「双忘」で
朝食を摂る。コロナ前に比べるとハーフヴュッフェの料理は半分程度だが、それでも食べ切れない程あるから
十分だ。その上3種の魚の中から選んだ魚を焼いて貰えるし、鯛の刺身も近海の小魚すり身を揚げ
たガス天、焼き海苔もあるのだよ。ここの朝ご飯も私は相当に好きだ。これだけ食べたら昼は無しか
な、という程たっぷり頂いた。荷物を纏めてチェックアウトは済ませ、ラウンジで途中ケーキを半分こにして食べ
ただけで迎えが来るまで本やスマホを読んで過ごした。迎えの車が来て、マリーナ前にある「SOFUパスタ&カ
フェ」の2階にあるguntuラウンジへ。出発数日前にPCR検査は済ませたのだが、ここでまたもや抗原検
査がある。とはいえ、2分口で咥えて結果は15分で判明する便利な検査キッドだった。運の悪い人
はここまで来て陽性となり引き返すこともあったらしいよ。無事陰性でようやくguntuに乗り込む。
3階建て(クルーの皆さんは地下階)の船内の客室は1階と2階に9室ずつ。私は脚のことを考慮頂い
たのか2階の一番手前の205号室、明美さんは廊下を挟んだ真ん前の201号室だ。どちらもテラススィート
で50uある。スタッフから客室を丁寧にご案内頂き、毎日のお掃除や部屋に備えられたiPadの使用法、
非常時の説明などを受けてから3階のオープンデッキに行く。すぐ近くに昨日進水式をした大きな紫色
のタンカーが見える。やがて音もなく景色が動いたと思ったら、それが何と静かな出港なのだった。音
もしなければ揺れもなく、滑るように船が動いて行く。動力は電気とか。波止場にはスタッフの皆さん
が盛大に手を振って見送ってくれる。やがて大きな汽笛がボーーーっと鳴った。内海大橋を潜り、阿伏
兎観音を通過し、鞆の浦の街が見えたので少し3階の探検をしてから客室に戻って荷物を開けた。
夕食は6時半からダイニングルームで。本来は15人以上らしいが今回は特別に10人の乗船。うち8人が
隣の鮨カウンターに行かれたから、ダイニングルームはA美さんと私の2人の貸し切りだった。シェフが魚介類、
野菜、肉の素晴らしい素材をテーブルまで持って来られた。「お好きなものをお好きなようにお好きな
だけ調理します」って。悩みに悩んで3種のお造りと天婦羅、小さなステーキと蟹クリームコロッケをお願いし
た。それらが出来上がるまでに旬の一品として数品の料理が出て来る。猪とサラダ白菜のうま煮がと
ても旨かった。アルコールも何をどのくらい飲んでも良い。とはいえ、私は小さな生ビールと麦焼酎があれ
ばいいのだ。何て言いながらジャンジャン飲んだけどね。お造りの夜泣き貝、天婦羅にして貰った稚烏
賊、そして蟹がギッシリ詰まったクリームコロッケの旨いこと!ネットリと香りも良くて。贅沢って嬉しいなぁ〜。
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6月 25日(土)瀬戸内海は晴れのち曇り 一時小雨
群馬で40度超え!八王子も38度超え!6月で初の高温
東京2160人(重症者3人)全国1万3160人(死者10人)
朝 guntu ダイニングルーム トマトジュース、サラダ+さつま芋の冷たいクリームスープ+和朝食膳(鰆塩焼き・出汁
巻卵・野菜和え物・海苔・ご飯・蟹の味噌汁)、ヨーグルト、コーヒー
小豆島の近くを航行。釣り舟がたくさん出ていた
昼 guntu ダイニングルーム 和食の前菜:牛蒡の南蛮漬け、天婦羅付き小豆島素麺(温)、ビーフカレーの
ハーフサイズ、トコロテン、コーヒー
お釈迦様が眠っているような山 牛蒡の南蛮漬けと天婦羅付き小豆島そうめん(温)
ムチャ旨いビーフカレーのハーフサイズとデザートのトコロテン
A美さんは天婦羅付き小豆島そうめん(冷ハーフサイス)と伊勢海老カレーのハーフサイズ
午後のオヤツ 和菓子の振舞い:ガンツウの干菓子+水出し緑茶、朝露の紫陽花の練り切り+お薄、温め
た餡を挟んだ鯛の最中+コーヒー
私は広々したラウンジで行われた和菓子の振舞いに参加。最初はガンツウ型の干菓子
ガンツウの干菓子+水出し緑茶 馬毛の裏ごし器でこしてから練り切りを作られる様子をぽかんと眺める
朝露の紫陽花の練り切り+お薄 温めた餡を挟んだ鯛の最中とコーヒー
テンダーボードに乗って高松盆栽体験に参加されたA美さんと彼女が作った作品
夜 guntu ダイニングルーム・鮨カウンター 握り少な目のお任せ(刺身:あこう(キジハタ)・おこぜ・太刀
魚・鰆、握り:鱧、刺身:チリ酢の鯵・平貝炙り、握り:剣先烏賊の糸作り・渡り蟹・車海老
のおぼろシャリ、刺身:蛸・蒸し鮑と肝、握り:ウニの烏賊載せ・焼き穴子、赤出汁、卵焼き)、
生ビール小、麦焼酎
昨夜、朝ご飯は8時半頃と約束したのでゆっくり寝ていようと思ったのだが、よく眠ったので6時
には起きてしまった。昨夜からguntu号は岡山県玉野市沖で停泊している。朝陽を浴びながらシャワー
を浴びる。相談して朝食を早めたら1番だった。和朝食膳と洋朝食膳があり、どちらかを選ぶも良
し、両方から選んでも良いのだ。それにサラダバーとヨーグルトやフルーツバーもあって手袋+マスクで各自が取
る仕組み。私は和朝食膳にさつま芋の冷たいクリームスープ。このスープがとても甘かった。既に船は抜錨
して出航している。客室のソファルームに座って、本を読みながら、時折流れる風景を楽しむ。今どこに
いるのかはiPadでもスマホのmapでも調べられる。あぁ小豆島だなぁ。この島に何泊かして島の魅力
を味わったのは20年以上前だっただろうか。土曜日ということもあるのか釣り舟がたくさん出てい
た。12時からランチ。このランチのメニューを見ながらA美さんと唸りながら悩む。和食:天丼、海鮮ちらし、
穴子めし、天婦羅付きそうめん(冷・温)、牛肉うどん、天婦羅付きうどん、洋食:スープ、本日の野
菜サラダ、ビーフカレー、伊勢海老カレー、ハヤシライス、ナポリタン、オムライス。いくつ食べても良いって!ハーフサイズもあ
るからいろいろってのもあるって。2人は冷、温の違い、素材の違いはあるものの、小豆島そうめ
んとカレーを選んだ。伊勢海老カレーもビーフカレーもムチャ旨いカレーで、ハーフサイズにしたのが悔やまれた。景色は
香川県の高松市だ。今日の船外体験は高松盆栽。ところが出発前に突然波が高くなって中止も検討
されたが、45分後何とか出発することに。私を除く9名の皆さんがテンダーボードに乗り込んで出かけ
られて行かれた。ご本人が作られた盆栽はご自宅に送って貰えるのだそうだ。いいなぁ。ひとり残
った私は、3時から3階のラウンジで和菓子の振舞いに参加した。残念なことは、ランチ食べ過ぎでお腹
が一杯なのと、甘いモノが苦手なこと、しかも参加者は私ひとりなのだ。しかし、奈良にある「樫舎」
のお菓子を目の前で作って下さる落ち着いた職人の方に正直にお詫びすると「気にされることあり
ませんから、少しでも召し上がって下さい」と優しく言われて安堵する。この地方の小蟹であるガ
ンツウを模った木型で作るお干菓子は冷たい緑茶で。次の紫陽花の練り切りにはキラリと朝露がヒカル様子
まで繊細に表現されていて見惚れてしまう。なのに食べたのが一口だけでスンマセン。これはお薄で。
最後は温めていたつぶ餡を挟んだ鯛の最中!温かい最中美味しいです!これはコーヒーと共に。贅沢な
ひとときであった。高松盆栽体験も楽しかったようて結構なことだ。今日の夕食は、私達だけ鮨カウ
ンターで他の皆さんはダイニングルーム。昨夜の逆になった。こちらの鮨は淡路島にある「すし屋亙」(のぶ)
の監修で、鮨職人のJ川氏も「すし屋亙」のご出身。A美さんはお任せで、私はツマミと握りと半々
くらいでとお願いをしてコースが始まった。ツマミが何種か出た後でチャチャッと作って貰った大根の漬けモノ
や胡瓜を細切りにした酒のアテがとてもサッパリと美味しい。そして初めて食べる生の鱧の握り!なん
て旨いんだ!この方包丁使いは名人級で、元々薄い烏賊を何枚にもおろすのだ。向こうが透けて見
える程薄くしてそれを重ねて細切りした烏賊を纏めて握りとする。烏賊の糸作り?ムチャ旨いぞ!車
海老もシャリをおぼろに塗したものを上に乗せてある。ユニークだなぁ。ウニには透ける烏賊の掛け布団が
かけてあって旨味が増していた。昔は週3くらいで鮨屋に通った私だが、馴染みの店が無くなって
からの20年くらいはごく時々行くだけ。久々に「美味しい鮨」を堪能した。毎食大満足の船の旅。
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6月 26日(日)瀬戸内海は晴れ
大谷翔平選手16号HR!なおエ(ンゼルス)は2連敗・・
東京2004人(重症者3人)全国1万6593人(死者9人)
朝 guntu ダイニングルーム トマトジュース、ミカンジュース、サラダ+玉葱の冷たいクリームスープ+クロワッサン+和朝食膳
(太刀魚の塩焼き・出汁巻卵・納豆・シラス・海苔・ご飯・豆腐とじゃが芋の味噌汁)、ヨーグルト、
苺、コーヒー
船外体験参加者はこのテンダーボードに乗って A美さんは備前焼きの教室に参加された
昼 guntu ダイニングルーム 洋食の前菜:スナップエンドウのムース、小豆島素麺(温)ハーフサイズ、ビーフカレー、奈
良「樫舎」のかき氷(練乳)、ウーロン茶
スナップエンドウのムースと小豆島素麺(温)ハーフサイズを先ず食べる
その上、昨日に続きビーフカレー(フルサイズ)をアンコール!その上「樫舎」のかき氷(練乳)まで・・
A美さんは海鮮ちらしハーフサイズと昔ながらのナポリタンをお召し上がりだ 絵のような瀬戸内海の景色
スパエリアには浴室とスチームとドライのサウナ、ジム、トリートメントルームなどがある。私は整体60分を受けた
翔平16号!
夜 guntu ダイニングルーム フルオーダーディナー(旬の一品:湯葉すり流し・丸茄子の揚げ煮・赤茎水菜の
お浸し、ヴィシソワーズとコンソメジュレパリソワール、刺身:おこぜとウニ、野菜のうま煮、車海老と蟹クリームコ
ロッケ、ご飯・赤出汁・漬物、マンゴーシャーベット)、白ワイン(シャルドネ)2杯
最後の今夜は何をどうして頂きましょうかねぇ・・今日の夕焼けは美しそうだ
一番四国側に近い北備讃瀬戸大橋が見えて来た 車海老と蟹クリームコロッケをメイン料理にした
guntu号は岡山県の日生沖に停泊している。日生(ひなせ)と言えば、数年前白子の会で牡蠣おこ
を食べに来たところだ。今朝も早起きした。A美さんは備前焼の船外体験のため8時45分出発だか
ら朝食は別々の予定だ。シャワーを浴びて7時半にダイニングルームに行ってみると、彼女は食後のコーヒーを飲
んでいるところだった。洋食をお召し上がりでクロワッサンが美味しかったそうだ。行ってらっしゃい!
と送り出して、さて、今朝は何を頂こうか。う〜む、やっぱり和食がいいな。でもそんなに褒める
ならクロワッサンとスープも食べようっかな。こうして朝から食べ過ぎて行くのですよ、この船では・・・。
腹ごなしにジムで運動したり船内をグルグル散歩したりしたいところだが、「安静に」を申し渡されて
いる怪我人の身なのでどこかに座って海を眺めるか本を読むか。因みに客室にはテレビは無い。無い
のが正解だ。Guntuでの独特な時間の流れ方が魅力なのだから。エンジンの音も揺れもなく、瀬戸内海
を滑るように進んで行く。昨日の体験で疲れたのか、備前焼の船外体験参加者は3名だけだった由。
12時過ぎに帰って来られたA美さんとランチに行く。またもや選択地獄タイム・・う〜む・・彼女は小さ
な海鮮ちらしとナポリタンにしたのだが、私はまたもや小豆島そうめんとビーフカレーのフルサイズを選択して
進歩が無いと笑われる。しかし、それで終わらないのが私だ。かなり量が多いナポリタンの味見もさせ
て貰ったのに、「樫舎」のかき氷(練乳)までも・・💦ホンモノの豚になっても知らないからね。気持
ちが悪くなる程の満腹だったが、「樫舎」のかき氷の美味しさは格別だった。A美さんは午後の長船
刀匠は疲れたとキャンセルされ、6人の皆さんが出かけて行かれた。2時半から予約していた90分のエステ
は血流が良くなり過ぎると膝のヒビに悪影響があるかもとアドバイスを頂いたので取り止め、替わりに
60分の整体を受けることにした。私の知人も昨年までここで働いておられたが、今は東京で開業さ
れているそうだ。スパエリアには果物が浮く浴室もあるのだが、ちょっと見学しただけで入浴は止めた。
今度乗船する時にまた入ろうっと。今日は朝からお天気が良かったから夕焼けが期待出来る。予想
通り、夕食時になると素晴らしい夕焼けが!朝、昼と食べ過ぎが続き、それほど多くは食べられな
かった(お酒もワインを2杯だけだよ)夕食だったが、この絵のような夕焼けが最大のご馳走になった。
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【今週の振り返り】
昔一緒に働いたT川君とシノちゃんと広島で会うことになった。宮島と広島で1泊ずつする予定だが、
その前にもう1泊しようとホテルを探した。丁度良い場所に恰好のホテルを見つけた。広島県の尾道市とい
う場所から考えるとホテル代がエラク高いなぁとは思ったが、ホテルの名前からしてそうなのだから、きっと素
晴らしい眺めを期待出来る宿なのだろう。広島空港まで無料で車が迎えに来てくれた。1時間程走っ
て最後に車はかなり急な坂を上って行く。ミニいろは坂のような上り坂で、私はふと気がついた、「私、
この坂、昔上ったことがある!絶対来たことある!」今から6年前の2016年の11月のことである。
やがて到着した「ベラビスタスパ&マリーナ尾道」に到着して合点が行った。ここは、坂の下にある常石造船
の迎賓館としてスタートし、9年前の2007年本格的なホテルとしてスタートした。そして、この建物の奥隣りに
今もあるやや古色蒼然とした建物が昔の迎賓館だったのだが、何と私は今から30数年前くらいに常
石造船の経営者の皆様からご招待頂き、美味しく楽しいご接待を受けたことがあったのだ。情けない
ことに、ナゼご招待頂いたのかも、その後ご招待をお返しするような働きをしたのかも、ナーニモ覚えて
いないのだけれど💦スマヌ。覚えていないのだから仕方がない。ま、そもそもの始まりはそんなことで
あったのだが、「ベラビスタスパ&マリーナ尾道」に初めて宿泊した時にも驚きがあった。その日ホテルで開かれ
ていた経済団体の講演会の講演者が何と私の元部下のM橋君だったというオマケもあった。以来、ここ
は繰り返し滞在するお気に入りのホテルになったのである。
翌年の10月、ツネイシホールディングのグループ会社である鰍ケとうちクルーズが運営する「guntuガンツウ」が就航
を開始した。船室19室しか無い小さな船だ。建築家の堀部安嗣氏の設計だが、「ベラビスタスパ&マリーナ尾
道」のロビーでその模型を初めて見た私は「ちょっと大きめの屋形船みたい」と思ったのが正直なとこ
ろだ。かなり近い場所に行ってもその思いは変わらなかったが、一歩船の中に入ってみると「意外な
広さ・大きさ」を感じるから不思議だった。「ガンツウ」とは、瀬戸内海で獲れるちいさな蟹「イシガニ」
の備後地方の方言だそうだ。「ガンツウ」のコンセプトは「せとうち、漂泊」で、尾道市にある常石造船隣に
ある母港から出港し、瀬戸内海だけをゆっくり周遊する。岡山県、広島県、山口県、そして四国側の
香川県、愛媛県の5つの県に囲まれた日本で一番大きな内海をゆるゆると進んで行く。夕方、私は山
の上のホテルから「ガンツウ」が出て行くのを見ていた。午後4時半前後。晩秋なら夕闇迫る中の出港だ。
そして午前中本を読んでいて、ふと海を眺めると「ガンツウ」が戻って来るのが見えるなんてことも度々
あった。午前10時半から11時の間だ。やがて乗客ごとに帰路に合わせて車が用意され、満ち足りた
航海の思い出(たぶん)を持って帰られて行く姿を眺めていた。あの船で過ごすのはきっと楽しいの
だろうなぁと何度も思ったが、自分が「ガンツウ」に乗ろうとは考えなかった。世界一周するラグジュアリー
な大きな客船も含めて、所謂クルーズの旅は既に何度も体験していて、私としては「クルーズは卒業」と決
めていたのがその理由でっあったと思う。
それが、今回急に「乗ってみっか」と思ったのだ。2泊じゃ短くて欲求不満になりそうだが、3泊な
らまぁいいか、と思ったことと、船に乗りながらいろんな体験が出来るというのも気に入ったらしい。
ひとりで参加する予定だったが、A美さんもご一緒してくれることになった。乗船3週間前にまさか
の膝骨に入ったヒビが治らないというアクシデントがあったが、A美さんと一緒で随分助けて頂いた。ガン
ツウのコースは数種類ある。漂泊航路、西回り航路、中央航路、東回り航路、せとうちの文化を満喫する
体験航路、アート航路・・2泊3日コースと3泊4日コース。もっと長く乗っていたい!という人のためには、
2つとか3つの航海を連続して乗船する機会がある月もある。長く乗るのは魅力的だが、お金は相当
かかりますなぁ。客室は1階に9室、2階に9室。客室の種類は4タイプで、一番安いのは50u14室
あるテラススィート(私はこの客室を1人で利用)、テラススィート露天風呂付き2室50u、グランドスィート80u2室、
そして一番広くてお高いザガンツウスィート90u1室。因みに2階の船首にあるザガンツウスィートは、テラススィートの
約2倍だよ!3階には、広々したオープンデッキ、ダイニングルーム、鮨カウンター、カフェ&バー、和菓子の振舞いなど
を行うラウンジ、小さなショップ、レセプション、ちょっとイメージより高かった2種の縁側がある。2階は9つの
客室以外は、スパエリアで浴場、スチームサウナとドライサウナ、ジム、トリートメントルーム。サロンなどがある。1階のアクティビティ
デッキ7にはテンダーボードを2隻積んでいて、船外体験などに活躍する。
金曜日の3時半ガンツウに乗り込み、2階の客室を案内して貰ってから3階のオープンデッキに上った。A美
さんとお喋りしているうちに、景色が突然動いた。出港したということに暫く気が付かなかった。揺
れもなく、音もなく、まるで滑るようにガンツウが動き出したのだ。先ほどまでいた港にはガンツウ関係者
の皆さんが盛んに手を振っていた。何て静かな出港なのだろう。オープンデッキで興奮しているのはA美
さんと私だけで、他の乗客はいったいどこに・・。そこにいらしたクルーからこの船が電気を動力とし
ていることを教えて貰った。なるほどなぁ。こうして始まった3泊4日の航海中、ガンツウは一度も揺
れることが無かったのだ。そうそう、クルーと言えば、その人数の多さに驚いた。満室で最も人数が多
い38名の乗客の時は40数人が乗られるらしいが、今回は特別に10人の少ない乗客となったが、そ
れでも乗り込んでいるクルーは30名というから驚くではないか。船を動かす人だけで10人はおられる
そうだし、調理関係、接客関係、客室関係、エステ・整体関係・・いろんな方々が乗り込まれておられ
るのだろう。皆さんは地下にある施設で寝泊まりされている由。この皆さんが、素晴らしいサービスを
してくれる。丁寧過ぎず、かと言って慣れ慣れしくもなく、丁度良い具合の距離なのである。
3泊4日の航海を通じてガンツウの魅力の1番は何だったか。1番と言いながら2つ挙げさせて貰えば、
それは瀬戸内海と船上で楽しめる食事だった。これまで経験した瀬戸内海と言えば、小豆島で数日過
ごしてオリーブの塩漬けの美味しさに目覚めたこと、岡山玉野市にバカ近なのにナゼか香川県の直島で仲
良し女3人アート三昧したこと、白子の会大人の修学旅行でしまなみハイウェイを走って生口島でレモンの酸っ
ぱさに口を窄めたこと・・そんな思い出はあるが、3泊も瀬戸内海のあちこちを漂って停泊して浮
かんでいたのは初めてである。何て穏やかな海なのだろう。何て島が多いのだろう。島は700くら
いあって海岸線は7280`あるらしい。時には鏡のように静かな海の向こうにボーッと霞むような島
が見えて、その手前に小さな舟が点のようにコントラストを作っている。そんな眺めを楽しみながら、素
晴らしい食事を楽しみ、ライトアップされた橋を潜りながら好きなお酒を飲む。新鮮な魚介類と色とりど
りの野菜、贅沢で貴重な肉。魅力的な食材をプロの腕が好みの料理に仕立て上げてくれるのだよ。あ
ぁ〜楽園とはここかもしれない。ガンツウは、一度出港すると帰るまで他の港には入らない。夜は錨を
下してたゆたゆと停泊するガンツウ。南アフリカを走るロボスレイルも夜は停車していたことを思い出す。静か
な船内でぐっすり眠れる。瀬戸内海の景色や風、供される食材も四季折々で違うのだろうなぁ。違
う季節にまた乗ってみたいなぁ、ガンツウ。
これがイシガニのガンツウ
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