術後1週間の月曜日、予定より2日遅れて奥志賀高原に出掛けた
奥志賀 高原にて
7月 11日(月)東京は晴れ 奥志賀は曇り
参議院選挙自民党大勝 単独改選過半数
東京9482人重症者10人、全国5万4068人、死者12人
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(鰯の丸干し、ひじきと大豆の煮物、和風サラダ、ご飯、味噌汁、
飲むヨーグルト、キウイ)660円、納豆198円、富山のほたるいか粕漬、「山城屋」のわさびふりかけ、
コーヒー110円
昼 北陸新幹線車内にて 駅弁「紀ノ国屋」北海道牛肉コロッケサンド409円、稲荷寿司194円
コロッケサンドと稲荷寿司という「糖質祭り」のようなランチ。禁断のものは何て美味しいんだ!😢
長野駅からはホテルの送迎バスで移動。80分で奥志賀のホテルに到着
昨年と同じ最上階ツイン。見晴らしも良いが、このバスルームが怪我人にはネック!
コンサートは森の音楽堂で行われる 海野幹雄と仲間たちの演奏 参加予定だった野の花ツァーの皆さん
夜 奥志賀・ホテルグランフェニックス奥志賀「ラ ステラ アルピーナ」アンティパスト:イタリア産生ハムと無花果・穴子のバルサ
ミコマリネ・真鯛のスモーク仕立て・フルーツトマトのカプレーゼ・仔牛ノボイル ツナとケッパーソース、手長海老とフレッシュ
トマトスパゲティーニ、ノドグロのローストサフランバターソース、黒毛和牛サーロインタリアータルッコラとレモンで、洋梨のタルトと宮
崎マンゴーのムース仕立て)赤ワイン「ルーチェ2018年」3万円
皆さんとの話が愉しい!赤ワインも旨い!
明日から演奏するサックスの三四郎さんが一日早く到着し、夕食後ラウンジで演奏してくれた
6時起床。昨夜概ね結果は出ていたが、参議院選挙の結果が出揃った。自民党が大勝し単独改選過
半数となった。安倍元首相も大いに貢献したということだな。憲法改正問題が現実味を帯びて来て
気が重い。骨折&手術など無ければ先週土曜日から奥志賀に出かけることになっていたが、周囲は
もちろん、自分でもやや不安があったので今日出発する。術後ちょうど1週間になってキリも良いし。
タクシーで「東京駅まで」と言うと「初心者なので東京駅はわからない」と返されてガクッと来た。右!
そこを左なんて指図しながら東京駅へ。昼食は駅弁の予定だが、今日のホームまでのルートには崎陽軒の
シウマイ弁当は売っていない。紀ノ国屋で少し悩みながら糖質だらけの2品を購入。北陸新幹線はくた
か車中で食べたのだが、旨いの何の!北海道牛肉コロッケサントと稲荷寿司。糖質だらけでカラダに悪いと言
われるモノは実に旨いのだよ!長野駅の待合室でホテルの迎えの車を待つ。約束通り午後2時半にN村さ
んが車椅子を持って迎えてくれた。客は私ひとり!見覚えのある道を走りながら奥志賀を目指す。日
本の代表的なスキー場の一つである志賀高原はかなり広い。その中で一番奥まったスキー場が奥志賀である。
その奥志賀をまた一番奥まった1500mの場所に建つのがホテルグランフェニックス奥志賀だ。午後4時前に到着
してチェックイン。昨年は最上階の506号室だったが、今年は504号室。浴室は博多オークラホテルと同じバスタブ
がガラス戸で仕切られるタイプだ。手術した右脚の膝を曲げられないので、このバスルームがネックになるかも
ね。毎晩あるコンサートは徒歩5分ほどの森の音楽堂で行われる。緩やかではあるが坂道があるので車で
送って貰うには4時半にロビーに行く必要がある。急いで着替えて準備。添乗員のA山さんに挨拶した。
小沢征爾さんのアドバイスで造られた音楽堂は雪の結晶を模した六角形の木造の建物だ。コジンマリしている
が、とても音響が良い。土曜日から今日までの3日間はチェリストの海野幹雄さんとその仲間たちの演奏で
ある。今夜のテーマは「音楽で世界を巡る旅へ」で、美しく青きドナウで始まった。4人の演奏は、時に
はチェロのソロ、ヴァイオリンとピアノ、ヴィオラとピアノ、ピアノソロと演者を変えて進んで行く。フォーレの「夢のあとに」
、映画「ひまわり」のテーマなどが心に沁みた。最後に海野さんの8歳のご長男のピアノ演奏。途中少し閊
えてしまったが、ハイドンの長い変奏曲を弾き切った。万雷の拍手の中、ピアニストである母親の海野春絵さ
んは涙していた。コンサートが終了すると3つあるグループと音楽家たちの記念撮影。私は花のスケッチや撮影を
楽しむ「野の花ツァー」に参加予定だったが、一度も活動しなかったので記念撮影は辞退した。その代わ
り、夕食では「野の花ツァー」の皆さんの真ん中に座らせて頂き、それは楽しく過ごしたのだった。え?
母娘?え?姉妹?え?姑と嫁?え?息子と孫?驚く話ばかりだった。「ルーチェ ブルネッロ ディ モンタルチーオ」2015
3万5千円を注文したハズなのに最終日精算したら3万円の「ルーチェ2018」と判明。N野さん失礼しました。
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7月 12日(火)奥志賀は曇りのち大雨 夕方までずっと雷
東京1万1511人重症者12人、全国7万6012人、死者23人
朝 ホテルグランフェニックス奥志賀「ラ ステラ アルピーナ」洋朝食セット(サラダ、3種のパン、2種のジャムとバター、プレ
ーンオムレツとソーセージ、プレーンヨーグルトとフルーツ、コーヒー)
先週土曜日から滞在していたグループがお帰りに。居残り組で見送り
バスルームがツライので3階のデラックスツインに部屋替えして貰う
このバスルームなら怪我人も無理なくシャワーを浴びられる 段差解消のために手造りステップを用意してくれた!
昼 ホテルグランフェニックス奥志賀「篝火」ソースカツ丼(香の物と味噌汁付き)1600円、アイスコーヒー500円
朝からの雨は昼には大雨に!笑う程の大雨。雷も凄いぞ! ランチはソースカツ丼を食べた
今日から海野幹雄さん、北村晶子さん、三四郎さんの演奏が始まった コンサート終了後雨は止んだ
夜 ホテルグランフェニックス奥志賀「篝火」会席コース(前菜:蓮芋・ウニ・鱧・車海老・土佐酢、お造り:鯛と
鮪と岩魚、金目鯛の煮付け、ノドグロの幽庵焼き、上州牛の京風すき焼き、帆立の天婦羅、白飯、
浅利のうま煮、赤出汁、香の物、柚子シャーベットと生杏)、麦焼酎ボトル「信濃の香り」4500円
今夜は三四郎さんと同じテーブルだった 麦焼酎「信濃の香利」ボトル
野の花画家の阿見みどりさんもご一緒
大いに盛り上がった夕食だった
昨夜は掛け布団が厚かったこともあって、夜中に汗ビッショリ!2度も着替えた。あと3泊あるからこ
の布団は替えて貰わねば。シャワーを浴びようとバスルームに行く。このスタイルだと手術した方の脚をバスタブ
に入れるのがかなり難しい。時間をかけてやっとバスタブの中に入ったが、今度は出るに出られない。
私は一生裸でこのバスタブで過ごすのか!滑りながら、やっとの思いでバスルームから出ることが出来た。
はぁ〜〜。どうしても部屋を替えて貰わねば。8時過ぎ洋朝食を摂りに行く。昨年はヴュッフェだった
が今年はセットメニューだった。栗のジャムは小豆餡のようだった。9時過ぎ、今日帰られる皆さんをロビーで
お見送りする。昨夜楽しい夕食をご一緒したN野さんと知り合えて良かった。また会いましょうね。
C組「野の花ツァー」は7人だったが、私を入れて4人が居残って14人のD組「ホテルゆっくり滞在」
に入る。つまり何もしないグループということだ。バスルームの件があるので客室の変更を申し出る。ホテル
側が何部屋かの変更案を考えてくれたので2ヵ所の客室を見せて貰う。結果、3階の315号室に移る
ことになる。ただ、洗面所に入る段差が高いのでステップ台を作って下さることに。1時間後、ピッタリの
高さの台が出来上がり、荷物を纏めて客室移動を終えた。しかも厚過ぎる上掛けは毛布をシーツで包ん
だものに変更してくれて。ここまで客の立場になって動いてくれるホテルの皆さんに大感謝した。昼は
和食と中華の「篝火」に行く。天婦羅付きの蕎麦やホテル人気ナンバー1という五目餡かけ焼きそばなど魅
力的なメニューがズラリ!迷ったが、少女時代を過ごした長野県時代好物だったソースカツ丼にした。大町市に
あった「みよし」のソースカツ丼とはかなり違ったけど美味しかった。このランチタイムに外の雨は益々激しく
なり、最後には全員が笑ってしまう程の豪雨となる。雨が塊になって落ちて来るって感じだった。今
日夕方から始まったコンサートの前半はサックスの三四郎さんの演奏、後半はピアノ北村晶子さんとチェロの海野幹
雄さんの3人のセッションとなった。3人としては初めての顔合わせだと言うが、ジャズセッションのような掛け
合いもあって聴く方も楽しい。コンサートを終え、森の音楽堂を出るとあれだけ強く降っていた雨も止み、
西の空が明るく光っていた。夕食は「篝火」で和食のコース。三四郎さんや野の花画家の阿見先生も交
えて賑やかな夕食となる。ウクライナの少年の話、その絵本の構想、ウクライナ民謡のいくつか・・。今夜は麦
焼酎「信濃の香り」のボトルを開けたが、酔う程に楽しい夕食となった。♪おい巻毛のグミよ 白い花よ
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7月 13日(水)奥志賀は曇ったり晴れたり降ったり
東京1万6878人重症者13人、全国9万4493人、死者31人
朝 ホテルグランフェニックス奥志賀「篝火」和朝食膳(鮭)、コーヒー
ベッド横の板壁に犬が! 和朝食の今日の焼き魚は鮭
初めて青空が!午前11時から何もしないグループは北村さんの指導で合唱練習。三四郎さんも参加!
昼 ホテルグランフェニックス奥志賀「ラ ステラ アルピーナ」サラダ、BQQセット、アイスコーヒー550円
ランチは屋外でBBQの予定だったが雨のため急遽室内で。 M渕R子さんのお嬢さんK子さん
今夜のコンサートは前半サックス三四郎さんの演奏、後半チェロ海野さんとピアノ北村さんの3人の演奏
夜 奥志賀・ホテルグランフェニックス奥志賀「ラ ステラ アルピーナ」アンティパスト:パルマ産生ハム・ツブ貝のマリネ・信州産
岩魚のバルサミコ風味・信州ハーブ鶏のコンフィ・トマトのブルスケッタ、北海道産仔牛のラグー手打ちショートパスタ
オレキエッテ、石鯛と信州サーモン重ね焼き空豆ソース、フランス産鴨のローストベリースース、杏のタルトとティラミス)、赤ワイン
ブルネッロディモンタルチーオ ピエーヴェ サンタレスティトゥータ 2016ガヤ2万1000円
今夜はガヤの赤ワイン
赤ワインでほんのり酔った後はラウンジで三四郎さんのサックス演奏に浸る
昨日客室を変更して貰った時、掛け布団も薄いモノに変更して貰った。そのお陰もあって、昨夜は汗
をかいて目覚めることもなく、トイレも何と1回行っただけでよく眠ることが出来た。イェーイ!である。
しかも、昨日の朝はドキドキモノだったシャワータイムも、変更して貰った客室の浴室では緊張することなく
悠々と浴びることが出来た。イェーイ!である。朝食は和食の「篝火」で。大きな紀州の梅干しがとて
も美味しい。A組、B組は横手山に行ったり、ハイキングに出かけられたりだが、何もしないD組にも
お誘いがあった。オペラ歌手をピアノで指導するお仕事もされているピアニストの北村晶子さんから「森
の音楽堂で合唱しましょう」と。添乗員のW本さんからも熱心なプッシュもあって午前11時には三
四郎さんを含む十数人が集まった。先ずは発声練習から。♪あああああああ・・・ジェンジェン声が
出ない。北村さん曰く「カラスになり切って思いっきり鳴いてみよう!」カァ!何とか細々と声が出て
来て「花」を合唱する。この曲ならアルトパート出来ます!ウェルナーの「野ばら」、シャンソンの「おおシャンゼ
リゼ」、「埴生の宿」・・みっちりシゴかれたが、充実した1時間だった。ランチはBBQ。「ラ ステラ アルピ
ーナ」のゲレンデ側のデッキにパラソルを広げて食べ始めた途端に雨が!午前中はあんなに美しい青空だっ
たのに、もうすっかり雨空だ。慌ててレストランに移動して食事の続き。同じグループに、これまで海外
のワインの旅など何度もご一緒したM渕R子さんがお嬢さんのK子さん参加されている。令和になる
4年前のゴールデンウィークでも台湾でR子さんご夫婦と一緒になったことがあった。バッタリ会うことが
多い人だ。午後は読書したり大相撲を観たりゆったりと。夕方からのコンサートは昼ビシバシと合唱を
指導された北村さんはドレス姿のピアニスト。昨日が初めてということが信じられない程息の合った3
人の演奏が愉しかった。夕食はイタリアン。今夜はバルバレスコの「ガヤ」が手掛けたブルネッロディモンタルチーオをユ
キさんと共に味わった。夕食後希望者は蛍の見学に、私はラウンジで三四郎さんのサックスを聴いていた。
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7月 14日(木)奥志賀は曇ったり晴れたり降ったり
東京1万6662人重症者15人、全国9万7788人、死者33人
岸田首相、今年秋に安倍元首相の国葬の方針
朝 ホテルグランフェニックス奥志賀「篝火」和朝食膳(鯖)、コーヒー
晴れた日の森の音楽堂で 車から撮影した音楽堂 2日目となる合唱の練習
昼 ホテルグランフェニックス奥志賀「ラ ステラ アルピーナ」ガスパチョスープ700円、信州産キノコ入りチキンカレーライス辛口ミニサラダ
付き1500円、コーヒー550円
上から見たホテル(パンフレットより) ガスパチョと辛口カレーのランチ。このカレーが好き!
久々に1失点あったものも素晴らしいピッチングで9勝目を挙げる!
打者としても3塁打で2打点。まさに二刀流の活躍だった
これで5連敗中だったチームを助けたのは大谷翔平選手だった
夜 奥志賀・ホテルグランフェニックス奥志賀「ラ ステラ アルピーナ」アンティパスト:牛腿肉塩漬けハム・鱧入りガスパチョ・
鮑のマリネ・ローストポーク・アーティチョークとペコリーノチーズ、浅利と夏野菜のスパゲティカラスミを添えて、ノドグロの
ローストホワイトアスパラのソース、黒毛和牛ヒレ肉のソティマデラソース サマートリュフ添え、ダークチェリーのタルトピスタチオのムース
仕立て、麦焼酎「信濃の香り」の続き
最後の夕食には残っていた焼酎
ラウンジ最後の夜は、三四郎さんに誘われ海野さんも北村さんも参加 パジャマ姿の海野兄弟
毎日コレと言った忙しいイベントもなく、自然に囲まれたリゾートホテルでゆったりと目覚める・・くぅ〜〜!
いいなぁ、こうゆうの。何時に起きても良いのに、そんな時に限って早く起きてしまう。チャッと起き
て、ササッとシャワーを浴びて朝食を食べに行く。今朝の焼き魚が好物の鯖と聞いたので「篝火」に行った。
私がレストランに入って行った時、添乗員のW本さんは既に食べ終えた上司や先輩達の隣で食事をしてい
たが、後から行った私がすべて食べ終えて食後のコーヒーを飲み終えても未だ食べている。「ゆっくり食
事するのはカラダに良いと思うけど、旅行業で働くならもっと手早く食べる習慣つけないとね」なんて
つい余計な口出しをしてしまう私だった。しかも梅干しを丸々残している。ナニ?酸っぱいのは嫌い?
この立派な梅干しは蜂蜜漬けだから酸味は凄く少ないの。騙されたと思って一口だけでも食べてみて、
なんてゴリ押しするショーモナイ私なのだった。ゴメンね。今日は大谷翔平選手が二刀流で先発投手を務める。
10時半過ぎから始まる試合も観たいし、合唱練習にも来いと言われている。仕方なく1回のピッチング
まで観て練習会場に向かった。今日もカラスになったつもりで発声練習。カァ!昨日よりはマシだが、昔の
半分も声が出んな。「ローレライ」、「見上げてごらん夜の星を」、「浜辺の歌」、そして「埴生の宿」アンコ
ール・・。2日間に渡る合唱練習、非日常の得難い時間だった。ランチはガスパチョスーフと信州産キノコ入りチキンカ
レーライス辛口を食べた。昨年もこのカレーを食べて美味しかったから。ランチをご一緒したT子さんは野の花
画家の阿見先生の妹さんでドイツ生活が長かったドイツ語の先生である。旅で行ったドイツの話などで盛り
上がった。私達が歌っている間も食べている間も大谷クンはピッチングにバッティングに頑張っていた!とに
かくエンゼルスの連敗を止めるには彼が登板しないことには始まらない!そして今日もエンゼルスは彼のお陰
で連敗街道を脱出し、大谷翔平選手自身は9勝目を挙げた。お見事!今季は昨年と違って投高打低っ
て感じか。打低ってことも無いから「投>打」かな。5時から始まった森の音楽堂での最後のコンサート。
ピアソラの曲が多かったが聴いている私達も演奏している皆さんも楽しむ素晴らしいコンサートになった。今
夜はツァー参加者全員がイタリアンでの夕食。コンサート後の記念撮影を忘れたらしく食事の途中で演奏者の皆さん
がすべてのテーブルを回って一緒に写真に納まった。いつも夕食後のラウンジでは三四郎さんが演奏するの
だが、今夜は彼に誘われた北村さんも海野さんも加わってワイワイと賑やかに。リクエスト特集のような贅沢な
演奏タイムとなった。昨年はお天気が良く星空コンサートが素晴らしかったが、今年はラウンジでの演奏になった。
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7月 15日(金)奥志賀は雨のち曇り 東京は大雨 全国各地も大雨
東京1万9059人重症者16人、全国10万3311人、死者31人
コロナ新規感染者アッと言う間に10万人超え
朝 ホテルグランフェニックス奥志賀「ラ ステラ アルピーナ」洋朝食セット(サラダ、3種のパン、2種のジャムとバター、プレー
ンオムレツとソーセージ、プレーンヨーグルトとフルーツ、コーヒー)
「何もしないグループ」の皆さんは9時小布施に向かわれた
昼 ホテルグランフェニックス奥志賀「ラ ステラ アルピーナ」信州産キノコ入りチキンカレーライス辛口ミニサラダ付き1500円、ソフトシ
ャーベット(グラスピレショコラ)700円
ツァーで残ったのは私1人だけ
黄色の花の名は「豚菜」だって! パンフレットのホテル全景
夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(酢豚、豆腐焼売、クラゲ入りサラダ、冬瓜と干貝柱のスープ、ご飯、
漬物、(胡麻豆腐)、マンゴー)1760円、麦焼酎
6泊のハズだったが、遅刻参加で短縮した4泊もアッという間に過ぎてしまった。アッという間と感じる
のは6泊でも同じだったのだろうな。半分荷作りしたところで朝食に行く。今朝は苦手な鯵の開き
と聞いて洋朝食にした。A組とB組が9時に出発し、D組の出発は最後だ。「来年また会いましょう
ね」とか「合唱楽しかったわね」とか数日過ごした皆さんとの別れを惜しむ。D組はこれから小布
施に向かい、北斎の作品を楽しんだり、散策したり、ランチをして長野駅に向かわれるのだが、私は
12時半発のホテルの車で長野駅まで送って貰うことにしている。だからここでお別れなのだ。それで
はみなさん、さようなら〜〜!バスに手を振っている時に携帯電話が鳴る。手術をした病院からだっ
た。え?18日の予約は延期ですかぁ?部屋に帰って荷作りを済ませて宅配便に出す。最後まで残ら
れていたS崎夫妻も帰られた。11時半空腹ではないが、レストランオープンと共にランチに行く。小布施での
昼食の代わりを私はここで食べるというワケだ。昨日はカレーだった。今日は?同じカレーにした。好きな
ものは毎日でもいいってことで。昨年食べて美味しかったソフトシャーベットは今日からお目見えとか。つ
まり、私が今季最初に食べる客となった。精算後ロビーのソファで朝刊を読んでいると、次のグループが
早くも到着された。かなりの人数だ。ランチをホテルで済ませてからハイキングに出掛け、その後チェックインとい
うスケジュールだそうだ。こうしてホテルの客の顔は変わって行くのだなぁ。12時半送りの車が出発した。
1500mの標高からどんどん下っていく道のりだ。空いていたこともあり、80分強で長野駅に到着。
ありがとうございました!帰りの新幹線では高崎から隣に若い女性が座って驚いた。ここ数年グリ
ーン車ならいつも一人で座っていたから。しかしもっと驚いたのは到着した東京駅は大雨だった。そ
の上タクシー乗り場には200人位が並んでいて、空車も滅多に来ないのだよ。この分では1時間も2時
間も待っていなければならないぞ。手術後間もない脚でそんなに長く立ってはいられない。雨に一
時濡れても良いからタクシーに早く乗ろう。えい、ままよ!とタクシーを捕まえられそうなところまで思い
切って歩き、ようやく空車を捕まえた。ビショビショだが、これが正解だ。帰宅して濡れてしまった服
を脱いで着替え、久々にダイニングルームの中華料理を食べながら麦焼酎をグビリ!旨い!何だかホッとする。
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7月 16日(土)降ったり止んだり
世界陸上男子競歩20`山西利和金、池田向希銀の快挙!
東京1万8919人重症者14人、全国11万0676人、死者20人
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(さつま揚げと野菜の煮物、ハム入り野菜炒め、なめこ卸し、ご
飯、味噌汁、飲むヨーグルト、オレンジ)660円、納豆198円、富山のほたるいか粕漬、「山城屋」
のわさびふりかけ、コーヒー110円
ここの和朝食もいいね!
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(胡麻だれ醤油の冷やし中華、もち米団子、青菜と茸の和え物、
黒胡麻アイス小)1210円、ミルクティ110円
冷やし中華は意外と高カロリー
夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(冷製コンソメとポテトのスープ、サーモンのグラタン、ポークのローストりんごソース、サ
ラダ、ライス、赤肉メロン、カモミールティ)1760円、オールフリー198円、白ワイン770円、赤ワイン660円
パリソワール好き!
昨日奥志賀から帰って来た東京駅でビショ濡れになったことで、大雨の時に出歩くのはイヤだと朝思っ
た。今晩は渋谷のParco劇場で芝居を観ることになっているのだが、時間毎の予報を見ると午後6
時以降大雨になって芝居が終わる頃まで続くとあった。う〜む、先月から芝居も歌舞伎を何度も何
度も諦めて来たから高橋一生の一人芝居「2020」は是非観たい!と思っていたのだが・・。止めよ
う。ダメ元でK岩に「行かないよね」とLineすると「行きます!」って。良い席だったからチケットが
ムダにならずに済んで良かった。それならば、今日は落ち着いて細々としたことをやろうか。支払い
作業を数件終えたら、手紙を書くことにしよう。2通の封書と5通のハガキを書いたのだが、何て書く
かなぁなんてマゴマゴしていてずい分時間がかかった。生産性低し。退院した日に4階クリニックから借り
た歩行器を返却。大いに役に立った。普通の家庭にいたら、こんなサービス無いからホントに有難いと思
う。昨日奥志賀から送ったキャリーケースが戻って来た。早速荷開けして洗濯物を洗濯機に放り込む。それ
にしても夜激しくなると思った雨は全く降らず・・。私の代わりにParco劇場に「2020」の芝居を
観に行ったK岩から「80分間たったひとりで演じきった高橋一生の演技が圧巻だった!!」とと
ても感動したという感想が送られて来た。そうか、彼女が愉しい時間を過ごしたのならそれでいい
か。私は飽くまでもストイックに夜も無酒日にした。この冷製コンソメとポテトのスープってパリソワールだわよね。
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7月 17日(日)曇り
世界陸上サニーブラウン初の100m決勝進出!結果7位に終わる
大谷翔平選手2安打(なおエ)ンゼルスは3連敗。過去最悪の借金14で前半終了
東京1万7790人重症者13人、全国10万3311人、死者31人
藤井聡汰五冠棋聖戦に3勝し2度目のタイトル防衛果たす!
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(卵の千草焼き、茸の当座煮、大根の浅漬け、焼き海苔、ご
飯、味噌汁、飲むヨーグルト、バナナ)660円、納豆198円、富山のほたるいか粕漬、「山城屋」
のわさびふりかけ、コーヒー110円
バナナは一口サイズにしてね
和田誠さんの著書7冊が届いた。17歳のダイアリーは手書き文字のまま掲載。この頃から文字も絵も上手いこと!
昼 明石町「ダイニングルーム」A定食(豚ロースの甘辛丼、のっぺい煮、ほうれん草のおかか、味噌汁、アイ
スコーヒー)1210円
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(海老と野菜のフライ、牛バラ肉と野菜の煮物、枝豆とヒジキの白和え、
ご飯、お吸い物、温州みかん)1760円、オールフリー198円
先日Amazonに注文した和田誠さんの著書6冊が揃った。今日は洗濯モノが多いし、明日は荷作りして
来週滞在のホテルにスーツケースを宅配に出さねばならないし、来月の旅の夕食場所を探して予約する必要が
あるし、チャッチャと働くのよ、と自分に言い聞かせるが、ちょっと読み出すと面白くて止められない。
特に大学ノートのデザインに和田さんの袋文字で「だいありー」と記された「和田誠の日記1953〜1956」
の3300円もする日記は感動モノである。17歳というから高校生の和田少年が毎日綴った日記を手書き
のまま掲載しているのだよ。1行で終わる日もあれば、1955年1月1日の日記は貰った年賀状の中か
ら絵柄に興味を持ったのか5枚選んで賀状をスケッチしたり、文章として面白かったものをすべて書き
出したりしている。この頃からプロとして活躍していた和田さんの文字と既に同じ文字なのである。
17歳から19歳の和田誠さんは、受験生の時も映画を観て、音楽を聴いて、スケッチして、友人達と遊ん
でいた。これなら当分和田さんを愉しめるな。大相撲名古屋場所。最後の取り組みで横綱照ノ富士と
若元春の取り組みで珍しいことがあった。2分を超える大接戦の途中で行司が「待った」をかけた。
それを見て照の富士は力を抜いたところで若元春に一気に押し出された。待て!と言うから力を抜い
た横綱はこのまま負けるワケには行かないし、優勢に相撲を進めていた若元春は最初から取り直しでは
納得行かない。長い審判の話し合いの結果、「行司の待った」がかかった場面からの取り直しの裁定
となる。写真を見ながら数分前のカタチに両者を取り組ませ、そこから戦いが再開された。結果、疲れ果
てていた若元春は横綱にコロリと負けてしまった。こんな相撲めったに無い。明日歌舞伎観るため無酒日
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【今週の振り返り】
月曜日に手術したが、私の「つもり」では予定通り土曜日から6泊7日の奥志賀高原滞在に出掛ける
つもりだった。だから翌日朝10時には退院し、その翌日にはホテルニューオータニで開かれたかつてお世話に
なった方のお別れの会に出席した。しかし、木曜日考えた。未だ一日3回の食事はケータリングサービスをお
願いしているし、室内を歩くにも借りた歩行器に頼ってやっとだ。こんな状態から2日後の土曜日の
朝、一人で東京駅まで行って新幹線で迎えのある長野駅まで行けるのか!何とか奥志賀に行ったとし
ても毎晩コンサートが開催される離れた音楽堂まで行くことが出来るのか・・・いろいろ考えた結果、そ
れはムリだろうと結論づけた。2日後はムリだが、4日後なら行けるぞ!ってね。そんなことで出かけた
奥志賀。前半の3泊では、花のスケッチや撮影を楽しむ「野の花ツァー」グループに入る予定だったが、遅刻
参加のため何もしないまま終わってしまった。後半3泊は「ゆったりホテル滞在を楽しむ」グループ。つ
まり何もしない、というグループで14名もいるのだった。主催者は考えた、この14名にも何かさせ
よう、と。それが合唱だった。
後半の夜のコンサートの演奏者は3名。チェロの海野幹雄さんとサックスの三四郎さん、そしてピアニストの北村晶
子さん。北村さんはピアニストでありながらオペラ歌手をピアノで指導するお仕事もされている方だから、
ド素人の十数人に合唱指導するには打って付けの人物なのだった。ピアニストでもオペラ歌手の指導もす
るのだから彼女の声も凄い!ボリュームのある高音が楽々と出せる。私は一番後ろで隠れるような席に
座ったのだが、余りに声が出ないことにガックリしながら発声練習に必死に藻掻いていた。歌うこと
はスポーツにも似ていて、練習や訓練をしないとガクガクと力は落ちる。私がそれなりに歌うことの訓
練をしていたのは16歳、17歳くらいまでのことで、大学時代は気が向いた時に自室でギターの弾き
語りするくらいだったし、カラオケが流行り出すと「息継ぎしまくりマイクに頼る」というズルして歌う
ことに慣れてしまっていた。しかも、その「ズルいカラオケ」でさえもう長いことやっていない。だか
らいきなり「はい!それでは丹田(タンデン)にグッと力を入れて、腹式呼吸ですよ、欠伸をするよ
うに口を開けて思いっ切り声を出して・・・」と言われても出来ないのだよ。ジェンジェン。丹田ど
こデンネン!ドミソドソミドの発声フレーズは一音ずつ上がって行く。どんどん上がって行く。苦しいから
一音ずつ区切ってハ・ハ・ハ・ハ・ハ・ハ・ハと声を出す。そこで北村女史の叱声が飛ぶ。「音を切らな
い!アーアーアーアーアーアーアーと滑らかに繋げる!」そんなん出来ねーよ!超久しぶりにイジメに遇っている
声帯がビックリしているらしくゴボゴボと咳き込んでしまう。合唱部にいた頃、発声練習を続けれ
ば高い音もどんどん出て来ることは知っているが、当時出ていた音には遥かに届かない。北村
さんが「もっと大きな声を出す!カラスだって皆さんの数倍の大きな声で鳴いているわよ。ここで
カラスになってみましょう。はい、思いっ切り カァ! カァ!」発する音が素晴らしく共鳴する森の
音楽堂には突然十数羽のカラスの鳴き声が響き渡った。カァ! カァ!カァ! カァ!カァ! カァ!・・・
幼い頃の私と言えば、とにかく朝から寝るまで歌を歌っていた。朝起きれば、母に買って貰った
童謡の絵本に掲載された歌を最初から最後まで通して歌い、それを一日5回も6回も繰り返して
いたのだから、家族も近所も迷惑だったと思う。そのうち絵本はボロボロになって母は同じ童謡絵
本を娘に買い与えねばならなかったと聞いた。両親とも音痴だったのに、どうやって幼児の私が
歌詞しか出ていない全曲を覚えたのか。しかも音程もほぼ正確に覚えていた。誰が幼い私にこん
なにたくさんの歌を教えたのかはわからない。それほど歌が生活の大部分を占めていたのに、い
つの間にか歌うことを忘れてしまうのだから人間って不思議なものだよね。6月3週の今週の振
り返りに亡くなった長兄のことを書いた。集団生活が苦手な幼い兄が中退した幼稚園の入園式で
園長先生の呼びかけに一番に手を挙げたのは私だった。皆の前で踊りながら歌った曲の名前を忘
れていたのだが、先日調べてみたら「月夜の兎」という曲だった。しかし、この曲は童謡絵本に
は出ていなかった。誰に教わったのだろう。新潟県の現在は三条市に合併された母の実家に遊
びに行くと、親類の大人達から幼い兄妹は何か芸をしろとリクエストされて、次兄と歌いながら踊っ
たのもこの曲だったような気がする。
〇「月夜の兎」 水田光作詞 高沢隆作曲
ポッタン ポッタン やれ撞け それ搗け 黄金の臼に銀の杵
搗きますおもちは 十三七つ お月さまにも上げましょう
お月さまにも上げましょう
歌の冒頭はずっとペッタン ペッタン・・だと思っていたのだが、正確にはポッタン ポッタンだと知って
ちょっと鼻白む。お餅を搗くならペッタン ペッタンだろうに。
童謡絵本に掲載されていた曲をすべて覚えているワケではないが、好きだった曲は覚えている。
「あわて床屋」の♪蟹が店出し床屋でござる チョッキンチョッキンチョッキンナ・・なんて明るくリズミカルな曲
より、寂しげなマイナーの曲が好きだった。
〇「雨」 北原白秋作詞 弘田龍太郎作曲
♪ 雨が降ります 雨が降る 遊びにゆきたし
傘はなし 紅緒(べにお)の木履(かっこ)も緒が切れた
なんとなく井上陽水の「傘がない」を彷彿させると思いませんか。
〇「花かげ」大村主計作詞 豊田義一作曲
♪ 十五夜お月さま ひとりぼち 桜吹雪の花かげに
花嫁すがたのおねえさま くるまにゆられてゆきました
〇「雨降りお月さん」 野口雨情作詞 中山晋平作曲
♪ 雨降りお月さん雲のかげ お嫁にゆくときゃ 誰といく
ひとりで傘(からかさ)さしてゆく
傘(からかさ)ないときゃ誰とゆく シャラシャラシャンシャン鈴つけた
お馬にゆられて濡れてゆく
「雨」に「寂しげな嫁入り」に「傘」。そんなショボイ歌を毎日センチに歌っていたのが幼い私で
あったのだ。カァ!
猫はカァ!とはニャかニャい
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