水曜日から軽井沢滞在。涼しくて賑やかで美味しい日々
くろいわ無二 軽井沢万平ホテル
8月 1日(月)晴れ 今日もあぢぢぢぢ
大谷翔平選手3塁打含む2打数2安打(なおエ)ンゼルスは敗戦
東京2万1958人重症者29人、全国13万9687人、死者93人
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(ニシンと野菜の煮物、きんぴら、白菜のおかか、ご飯、味噌汁、飲
むヨーグルト、キウイ)660円、納豆198円、静岡のサクサクわさびのり、コーヒー110円
これから表参道の病院へ
昼 表参道ヒルズ「蔭山樓」麻婆麺1650円、小籠包660円、マンゴープリン660円
こんなムチャ暑い日のランチはムチャ辛い麻婆麺!というマゾヒズム ふっふっふ あぢ〜〜
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(鶏肉のくわ焼き、蛸と野菜の炊き合わせ、ほうれん草の豆腐明
太子和え、長芋の梅酢漬け、枝豆ご飯、味噌汁、小玉西瓜)1760円、麦焼酎
今日から8月。もう8月?!ということは4ヶ月後の今日は元旦か。なんて考えたいくらい朝から
暑い。そんな今日が、年に1回、多い時でも年2回行けばよい病院に行く日とは!トホホである。明
日に伸ばしても暑さはそう変わりそうに無いし、エエイ、ママヨ、今日行こう。その前に5つあるカレンダー
を新しくし、パクパク日記7月3週をアップし、礼状を書き、5件の振り込みをし、明後日から出かけ
る軽井沢1週間分の荷作りをし、滞在ホテル宛ての送付伝票を書き、宅配便を出し、礼状を投函し・・
あぢぢの中、表参道までタクシーを飛ばした。病院着午前11時15分で受付番号は普段の3分の2くら
いの453番。20分には血液検査終了、50分には超音波検査終了。12時20分に医師の診察を受けて
会計を済ませ、またあぢぢの外に出た。普通なら3、4時間はしっかりかかるのに半年前と今日は異
様に空いていたのだ。検査結果の数値だが、前回10,0で薬を飲むギリギリの数値と言われたTSHは、
8,7(標準値0.20〜4.50)と少し下がったが、今度はFT4が0.78と標準値0.80〜1.60と下回った
のでドクターは考える。「薬飲みます?」「飲みません」「じゃ、半年間様子見だな。昆布食べないで!」
って。「食べてイケナイのは昆布だけですね。ワカメや他の海草は良いのですね」ランチは表参道ヒルズ3階の
「蔭山樓」に行った。こんな暑い日こそ、ムチャ辛い麻婆豆腐を載せた麻婆麺でも食べるか。小籠包も
ね。汗が噴き出る。でもその汗が引けば清涼感も。帰りのタクシーで運転手さんが「車内の気温は41度
です。エアコン最大にしているけど効きません」と言った。行きの車内は40度だった。以前気温観測と
言えば百葉箱だった。芝生から1,5mで直射日光が当たらない場所で測って、正確な気温と言えるん
かい!と文句言う人(私も!)がかなりいたが、実は百葉箱は2000年あたりに廃止されて今は「強制
通風筒」と言う装置で気温観測しているらしいんよ。でも「百葉箱残してー!」という強い希望があ
る場所では現役。夕食は枝豆ご飯だったが、ムリヤリ鶏肉のくわ焼きを乗っけて丼にした。ワタシ丼婆さん。
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8月 2日(火)晴れ もちろん暑い!
各地で危険な暑さ続々
大谷翔平選手は(どこエ) トレードは無くなった模様
東京3万0842人重症者34人、全国21万1058人、死者143人
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(出汁巻卵、笹かまぼこ、ハム入り野菜炒め、隠元とシメジの磯辺和
え、ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、パイナップル)660円、納豆198円、静岡のサクサクわさびのり、
コーヒー110円
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(オニオンスープ、スパゲティナポリタン、ミモザサラダ、葡萄のシャーベット小、ミルクティ)
1210円
夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(油淋鶏、翡翠ほたて餃子、春雨サラダ、豚ひき肉と干し豆腐のスー
プ、ご飯、漬物、マスクメロン、タピオカ入りココナッツミルク)1760円、麦焼酎ボトル2750円
中華定食はデザートも楽しみ
昨日頑張って荷作りして宅配便で出してしまったから、明日出発とはいえかなりヒマだ。1週間後に
帰宅して慌ててパクパク日記を作るのも何だから先週分をかなり作成することにした。大谷翔平選手
がシーズン途中の今トレードされるかどうかでアメリカは大騒ぎらしい。ニューヨーク・ヤンキースを筆頭に大谷獲得にマ
ジ熱心な数チームと23年オフにFA権獲得する大谷確保のために大金を積まねばならないエンゼルスとの交
渉は捗々しくないと伝えられていた。エンゼルスはトラウトとレンドンとイグレシアスの3人(昨年はトラウトとレンドン
の2人とも、今年はレンドンが早々とトラウトも途中から故障離脱中)に年額約120億円支払うことが決
まっていて、フリー後契約したら大谷には最低でも年額40億円は支払う必要がありそうなんだと。4
人で160億円となれば、エンゼルス年俸総額の6割を使ってしまうことになるのだ。苦しいところだわ
ねぇ。客寄せにもチームの勝利のためにも絶対必要な大谷なのだが、もし彼を放出するなら代わりに
即戦力となる選手が数人必要だ。しかしシーズン途中でそれもなかなか難しくて・・だからエンゼルスは
大谷キープするだろう。そんなニュースが流れてアメリカでは落胆している人々が多いとか。しかし、ヒョッと
することもあるかとギリギリの時間(日本時間8月3日午前7時)までコトは動く可能性が無いとも
言えない。私は彼がどこに行っても追いかけるけど。ま、皆そうだわね。ランチはスパゲティナポリタンだっ
た。ミートソース、カレーうどんに続いてこれも要注意の料理だ。何とかセーフだった。午後当選したチケットを交
換に、セブンイレブンとファミマに行った。公演中止になった芝居のチケットの払い戻しもついでに。ヴァイオリニスト
で声楽家でもあった佐藤陽子さんが7月19日に亡くなった(享年72歳)そうだ。佐藤陽子さんと
言えば画家で版画家の池田満寿夫氏のパートナーとして知られるが、彼と知り合う前は、私が素敵な人
だなぁと思っていた外交評論家の岡本行夫氏と結婚していたのよね。外務省時代皇后となった雅子
様の上司であり、TBSの「サンデーモーニング」にもコメンテーターとして出演されていた岡本行夫氏はコロナが流行
し始めた2020年4月にお亡くなりになり「惜しい方を亡くしたものだ」とその死を大いに悲しんだ。
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8月 3日(水)東京も軽井沢も晴れ
大谷翔平選手エンゼルスに残留決定!
ダルビッシュ5年ぶりに二桁勝利!
東京3万8940人重症者35人、全国24万9830人、死者169人
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(赤魚の粕漬け焼、納豆、カリフラワーのゆかり和え、ご飯、味噌汁、
飲むヨーグルト、オレンジ)660円、納豆198円、「自由軒」のカレーふりかけ、コーヒー110円
ダブル納豆は食べ甲斐がある
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(蟹玉丼、五目焼売、青菜の胡麻和え、干し海老と根菜のスープ、
アイスコーヒー)1210円
サヨナラ〜マーシュ! ありがとうイグレシアス! 仲良くしてねフレッチャー
今日から軽井沢のホテル鹿島の森に宿泊する。このパジャマが気持ち良い
夜 軽井沢・ホテル鹿島の森「コンチネンタル」アメーラトマトサラダ1000円、パリソワール1950円、舌平目の洋風蒸しグ
ラタン(ボンファム)ハーフサイズ3640円、仔牛のカツレツウィーン7風ハーフサイズ3850円、カモミールティ750円、赤ワイン
(ソラリス信州カベルネソーヴィニヨン2016 1万5千円) @2万6650円
昨年と同じメニューのディナー
大騒ぎされた大谷翔平選手の移籍問題は、結局エンゼルスに残留することが決定した!期限最終日前日
のオフは、同僚投手ローレンゼン、シンダーガードの2人とビーチで過したそうだが、そのシンダーガードと大谷クンと
公私ともに仲良しのロン毛の外野手マーシュが揃ってフィリーズに行くことになってしまった。シンダーガードは
今日先発することになっていた投手なのに・・。まぁプロの世界、MLBの世界はそんなものなのだろ
うが、何かね、大谷クンの心境を思うと、ちょっとね。その代わりというタイミングで仲良しフレッチャーが長
い怪我休場から戻って来ているのがせめてもの救いだ。今日の午後からこのクソ暑い東京を脱出して
軽井沢に行く。今回はホテル鹿島の森と万平ホテルをハシゴする6泊7日の豪華な軽井沢だ。蟹玉丼のランチを
ダイニングルームで食べてから東京駅へ。夏休みだからいつもよりは混んではいるが、普段の夏とは比べ
ものにならない。このところ急激に感染が拡大しているからキャンセルした人達も結構いるのだろう。ホ
テル鹿島の森の客室はダブルベッドの207号室。昨年は1階のツインだったからこっちの方がいいや。引き
出しを開けるとパジャマは昨年Mサイズと交換して貰った2Lサイズが、しかも汗掻きだから2着入れてね、
とお願いした通りになっていた。ここはホテルオークラグループだからこうしたことがしっかりしている。部
屋がもう少し広くてレストランが複数あれば何泊も出来るのになぁ。ディナーは昨年と同じ料理を注文した。
ただメニューにお気に入りのパリソワールが無かったので焦ったが、「はい、お作りいたします」って。これ
が大好きでね。昨年と違うのは、いつもフランスやイタリア、アメリカなどのワインを飲むのだが、国内ワインもたまに
は良いじゃないか、とソラリス信州カベルネソーヴィニヨン2016を開けて貰った。ところが。う〜む、何だかちっ
と違うなぁ。同じぶどうの種類なのだが、コクっていうか深みがね。来年は赤ワインも元に戻りそうだな。
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8月 4日(木)軽井沢は一日中大雨
大谷翔平選手2桁勝利は今日も足踏み7敗目😢
東京3万5339人重症者39人、全国23万8735人、死者161人
朝 ホテル鹿島の森「コンチネンタル」和朝食膳(鮭)3500円+ヨーグルト650円
和朝食膳+ヨーグルト
昼 ホテル鹿島の森「メイプルラウンジ」ポークカツカレー2100円、ミルクティ750円
勝ち投手を願ってのポークカツカレー
だったが・・
夜 軽井沢「くろいわ無二」(2人で)桑の実茶、五色野菜の桂剥きに人参・ビーツ・胡瓜・オコゼ・ジ
ュレなど+青朴葉で包んだトウモロコシおこわ、鱧と蕗豆腐とにゅう麵、天竜川の鮎塩焼き熊笹蒸しと
背ごしの刺身、八寸:ジャコ、茄子焼き浸し・ヘシコ・花巻胡瓜・もずく・ワカメとつる紫・赤紫蘇と
じゃが芋・酒盗・西瓜とプラム、ズッキーニとオクラと牛蒡トマトとずんだ味噌、スッポンの白味噌仕立てサンド
マメと実山椒、食事:煮えばな、炊き立てご飯・鰻・たくあん・昆布、具沢山けんちん汁、水菓
子:焼き葛焼きリンゴ、朴葉茶)、麦焼酎「寅さん」 2人で4万2千円
山形県や新潟県では大きな被害が出る程の大雨が続いている。これから石川県や福井県にも大雨の
予報が出ている。軽井沢も朝から雨。時を経るに従い、大雨の時もあった。朝食は和食膳を予約し
ている。以前は夏の間だけ東京のホテルオークラから日本食レストラン「山里」が出張営業していたのだが、昨
年あたりから朝食を除いて和食サービスは無くなった。代わりに昼と夜は中国料理のサービスが始まって
いる。さて、今日は大谷翔平選手の10勝目をかけての二刀流先発投手として出場が予定されてい
る。今日こそ!とチカラコブ入れて応援していたが、これまで2度足踏みが続いている。まさに「今日
こそは!」なのだ。3回まで奪三振5と順調だったのだが、4回味方選手の暴投後ヒットを打たれて1
点失う。5回終わったところで投球数は78球。味方の得点はゼロ。このままでは6回で100球行っ
て勝ち投手の条件が整わないうちに降板になるかも。マズイぞ。昨年も同じ日にこのホテルの中庭でカレー
を食べている間に大谷クンは6勝目を挙げたじゃないか。急いで「メイプルラウンジ」に行ってポークカツカレー
を注文して食べた。これを食べている間にエンゼルスが逆転して勝ち投手の条件を整えてくれますよー
に。ガマンしてスマホは見ない。ミルクティを飲みながらそおっとスマホを覗いてみた・・・あちゃ〜。5回レンヒ
フォの2塁打で同点に追いついたが、6回にツーランHRを打たれて1−3とリードを広げられていた。6回終
了で丁度100球。結局今日も10勝は達成出来なかった。気落ちして下を向いた時気がついた。淡い
グレーのブラウスにカレーソースがアチコチに・・。慌てて洗うも取れない・・。エーン😢 雨は止むどころか益々激
しさが増した。そんな雨がバシャバシャ降る夕方、中軽井沢にある日本食の「くろいわ無二」に行った。
本店は東京にある近頃出来た店で早くも予約困難店となっていると聞く。店にはA美さんが到着し
ていた。カウンター後ろの緑の借景が素晴らしい。料理の出し方、見せ方もドラマチックというか食べる側が
十分楽しめる仕掛けに溢れている。天竜川の鮎。塩焼きも良いが、背ごしの刺身も実に旨い!大掛
かりな八寸が登場すると屋外のライトで借景の緑が派手さを増した。思わず拍手だ。最近「軽井沢の人」
になりつつあるA美さんは次回の予約。いいなぁ。彼女を別荘に送ってホテルに帰ると雨は止んでいた。
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8月 5日(金)軽井沢は曇り
大谷翔平選手の23号、24号2本を含む7本HR打つもエ軍7対8で負け😢
三宅一生氏死去(享年84歳)
東京3万7767人重症者38人、全国23万3767人、死者214人
朝 ホテル鹿島の森「コンチネンタル」和朝食膳3500円+ヨーグルト650円
エンゼルスはソロホームラを7本も打った。大谷クンは2本も。でも負けた・・・😢
昼 ホテル鹿島の森「コンチネンタル」(3人で)カジュアルランチ2400円(彩り野菜のスモールサラダ、鶏肉のピラフ、デザ
ート、アイスコーヒー)、冷たいコーンスープ1450円
兄嫁H江さんとヒカルと合流して3人でランチ
午後のおやつ 軽井沢南原 I崎邸 カステラとお茶
南原の別荘地にあるI崎邸にお邪魔する。初ゴディちゃんのH江さんは大きさにビックリ
相変わらずツンデレ猫のモコちゃんは超美人
今日から軽井沢万平ホテルに宿泊する。ウスイ館書斎タイプの343号室
夜 軽井沢・万平ホテル 中国料理「萬山樓」(3人で)蒸し鶏の葱ソース2700円、白菜と胡瓜の甘酢漬
け2100円、四川スープ@1200円、鮑のクリーム煮7900円、海老のチリソース3400円、油淋鶏3200円、
麻婆豆腐2700円、白飯@380円、杏仁豆腐1100円、麦焼酎「安心院蔵」ボトル4240円
3人で3万6700円
今日も朝食は和食膳だ。焼き魚は昨日の鮭に代わって鯖である。食事をしている人達をグルリと見渡
すと、和食を食べている人は殆どいない。アメリカンブレックファーストか、オークラ特製のフレンチトーストを食べいる人達
が結構多いなぁ。名物だからね。私は東京のオークラが建て直す前に1、2度食べたことがあるが、基本
朝から甘いモノはご勘弁だ。今日の昼ごろ甥のヒカルが兄嫁のH江さんを乗せて車でやって来る。一昨年
はヒカルが一人で、昨年は次兄とヒカル、ことしは兄嫁H江さんとヒカル。次兄家ではボーダーコリー犬ベルと兄妹
猫2匹がいてなかなか預けられないので、こうして交代で来ることになった。毎年早く到着し過ぎて
途中で時間を調整して来ていたのに、今年は近くのトンネル内で工事をしているため大渋滞だったそう。
そんなことで予定より30分以上遅れてホテルに到着した。待っている間私はエンゼルス戦をライブで追ってい
た。昨日10勝目を逃した大谷クンはHRを2本も打った。どころか他の選手もボカスカHRを打つ。合計7
本も。但し、すべて効率が悪いソロホームランで、8点取っていた相手に7−8で負けてしまった。何てこっ
た!12時35分頃到着した2人とホテルの「コンチネンタル」でランチを摂る。カジュアルランチに冷たいコーンスープを追加し
た。食後は、A美さんの別荘に向かった。Aホテルから近くのBホテルに移動する場合、チェックアウト時間からチェ
ックイン時間までの3〜4時間をどう過ごすかがややこしい問題だ。だから彼女の別荘の存在は有難い。
別荘の敷地に入るとゴディちゃんの吠える声が聞こえる。H江さんはゴディも猫のモコも初めて。ゴディの
大きさと大人しさに驚いていた。ベルは雌だが、ムチャヤンチャだからね。お茶とお菓子を頂いてお喋りを楽
しんでから失礼して万平ホテルへ。この数年間は一番遠いウスイ館の書斎タイプの部屋を指定している。広く
てシャワーが使い易いから。でも1年半の立て直し工事後はどんな部屋になるのかわからない。私は343
号、母息子の2人は345号室。先週箱根翡翠で試してみたクールコットンケットは、ヒカルが運んで来てくれた。
このホテルでもやってみよう。4泊する最初の今夜は中国料理を予約している。長くここで食事してい
るからアラカルトで注文するとだいたい同じような料理になってしまうが、昨年のパクパク写真を参考に2、
3の料理を変更してみた。特別に美味しくも無いが安定した味だ。以前は食事の後はO澤さんがいる
バーに必ず寄ったものだが、今はお腹は一杯だし、眠いしで「部屋に直行の人」になってしまってね。
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8月 6日(土)軽井沢は曇り 広島原爆投下から77年
東京3万0970人重症者37人、全国22万7563人、死者152人
朝 万平ホテル・割烹「熊魚庵」和朝食膳(ホッケ)4250円
朝のお茶 万平ホテル「カフェテリア」コーヒー850円
夏は特別に9時オープン!
昼 万平ホテル 中国料理「萬山樓」(3人で)黒胡麻担々麺2200円、春巻き(3本)1170円、アイスコー
ヒー850円
H江さんが食べた冷やし担々麺とココナッツアイス(ヒカルは前夜も今日もデザートはコレ)
夜 軽井沢 「隠座」(4人で)1万5千円コース(ウニとジュンサイの冷たい茶碗蒸し、海老真丈の沢煮椀、
お造り:本鮪・帆立貝・甘鯛昆布〆、軽井沢小松菜と京揚げの煮浸し、鮑の柔らか煮肝ソース、
八野菜の八寸:冬瓜の柚子味噌・オクラ胡麻だれ・生ピーマン肉味噌・南蛮鰹節・水茄子塩麹、天龍
川焼き鮎蓼酢、水茄子と鱧白味噌ズッキーニと実山椒、トウモロコシとパプリカとモロッコ隠元のモチ米蒸しご飯、
香の物、吸い物、パンナコッタとブルーベリー)、白ワイン(ムルソー クロ デュ クロマン2018 2万1000円)
4人で10万1607円
朝食は4回あるから和→洋→和→洋の順に食べることにした。今日1日目は「熊魚庵」で和朝食膳
である。残念ながらコーヒーは付かないので夏場特別に開店を30分繰り上げている隣の「カフェテリア」で。
屋外のテラス席は人気で既に満席だった。昨年もそうだったが、私ら親族のホテル滞在では3度の食事以
外は基本自由行動である。昨夜ヒカルはいつものように夜遅くにホテルを出て軽井沢の町を歩き、万平ホテ
ルから5`ある中軽井沢まで往復して来たそうだ。H江さんは今日の午前中、上皇様ご夫妻が知り合
われた有名なテニスコートまで散歩に出かけた。彼女も相当なテニスマニアだから熱心にテニスを見学していたよ
うだ。男性陣にはかなり上級者もいたが、女性はそうでもない・・とか。私?私はエンゼルスとマリナーズ
の試合を観ていた。3−0で勝っていたので「よし、頑張れ!もう一息だ」とテレビに向かって声援。
ところが、その3点を守れず9回裏が終了した時には3対3に追いつかれていた。何てこった。延
長10回でエンゼルスは1点上げて裏を守り切ったのでようやく4対3で勝利となった。やれやれ。ラン
チはまたもや中華。ヒカルと私は黒胡麻担々麺、H江さんは冷やし坦々麺。これに春巻きを各自1本ず
つ食べた。2人はココナッツアイスも。ヒカルは昨夜もこれ食べていた。午後は万城目学の「パーマネント神喜劇」
を読んだ。彼のデビュー作「鴨川ホルモー」に嵌ってしまい、「鹿男あおによし」、「プリンセス・トヨトミ」、「と
っぴんぱらりの風太郎上・下」、「偉大なる、しゅららぽん」、「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」など
「万城目ワールド」にドハマリしてしまったことがある。京大法学部出身の彼とロザン・宇治原史規は同級
生だそうだ。5時にホテルを出てA美さんを別荘まで迎えに行き、今夜食事する「隠座」に行く。カウン
ターは賑やかなお客が5人、私達はテーブル席だった。この店は今日で3回目だが、コロナの影響もある
のか、焼き鮎や蒸し飯のプレゼンテーションなどほぼ割愛されていてのがちょっと寂しい。最後のお楽し
みだった碓氷峠の天然氷を使ったデザートも事情があって氷入手困難とかでパンナコッタだけ。何てコッタ。
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8月 7日(日)軽井沢は晴れ
東京2万6313人重症者36人、全国20万6495人、死者152人
朝 万平ホテル「メインダイニングルーム」アメーラトマトサラダ1580円、お好みオムレツとソーセージ2300円、プレーンヨーグルトと
蜂蜜790円、コーヒー850円
午前のお茶 軽井沢長倉・東急VIALAannex軽井沢「ラウンジ」「ミカド」のアイスコーヒー660円
2週間前過ごしたVIALAでお茶
昼 軽井沢・森のレストラン「こどう」本日の野菜スープ700円、鮎と夏野菜のリングイネ1760円、コーヒー500
円 3人で8690円
森のレストラン「こどう」はジャムの沢屋の店 ヒカルが選んだランチセット2590円は前菜盛り合わせとパスタに茶かデザートがつく!
私とH江さんは本日のスープとパスタ H江さんの 蕎麦粉のタリアテッレ 私は鮎と夏野菜のリングイネ
ホテルに帰り記念撮影
夜 万平ホテル「熊魚庵たん熊 鉄板焼きコーナー」(3人で)高尾コース1万8150円(八寸:アマゴ・生ハム寿
司・枝豆・厚焼き玉子など、温かいスープ、信州高原野菜のステーキサラダ、鉄板焼き)鯛・野菜・コ
ーン・A5黒毛牛フィレ肉100g鉄板焼きと網焼き、ガーリックチップ、ガーリックライス、赤出汁、香の物、信州
リンゴとクレープ鉄板焼きフランベバニラアイス旬のフルーツ添え、ノンカフェインコーヒー)麦焼酎 3人で6万829円
H江さんとヒカルは伊勢海老と帆立と黒毛和牛の栂尾コース、私は牛肉だけの高尾コース
今朝は洋朝食。2人はアメリカンブレックファースト、私はアラカルトでトマトサラダとオムレツとヨーグルト。と言いながら小ぶり
のデニュッシュを分けて貰ったけど。これにコーヒー入れて合計5940円なんて高過ぎるよね。アメリカンブレックファ
ーストは4250円である。今日はお天気が良さそうだから外でランチがてらドライブに行こうということに
なる。H江さんはテニスの合宿などで軽井沢には何度か来たことがあるらしいが、観光めいた経験は無
いそうだ。ゆっくりと車を走らせるヒカルの横で私はガイドとなって。ここは大賀ホール・・ここが東急ハ
ーヴェスト旧軽井沢とアネックス館・・この先は旧軽銀座、どうして旧軽井沢なのかと言えば昔ここに草津温
泉まで鉄道が走っていて・・ここが雲場池で明治時代外国人別荘族が「スワンレイク」と呼んで・・秋の
紅葉が素晴らしい・・この先真っすぐ行けば塩沢湖があって湖畔には翻訳家で知られる朝吹登美子
さんの一族の別荘「睡鳩荘」があって・・ここは私が2週間前滞在していた東急VIALAannex軽井沢
で。じゃ、ラウンジでお茶しましょうか。たいした知識じゃないけどちょっとだけ軽井沢ガイドをした。
H江さんは急に「何十年も飲んでないクリームソーダ飲みたい!」と言い出した。ヒカルと私が飲んだアイスコーヒー
は軽井沢で人気のあるミカドコーヒーだ。このホテル近くの蕎麦屋でランチと思ったが行ってみると駐車場は一杯。
じゃ、どこ行く?あそこは混んでいそうだし、そこは明日行くから・・といっときランチ難民になりか
けたがヒカルがネットで調べた森のレストラン「こどう」に行くことに。到着してみるとジャムで有名な「沢屋」
がやっている店だった。ヒカルが食べたランチセットは前菜から盛りだくさんで選ばなくて良かった。H江さ
んと私は野菜のスープとパスタ。彼女が選んだ茸を載せた蕎麦粉のタリアテッレは具の量がムチャ多くて完食はムリ。
偶然探した店だが、若者には量も多く喜ばれそう。夕食はホテル別館にある檜館で鉄板焼き。靴を脱ぐ
のは面倒だが、由緒あるこの建物で食事出来るのがとても嬉しい。私はいつも一番ボリュームが少ない高
尾コースだが、2人は伊勢海老もつく栂尾コース。今夜もヒカルに魚も肉もたくさん食べて貰った。甘いコーンと
ニンイクチップをのせたガーリックライスが美味しかった。信州リンゴを焼くフランベで大いに盛り上がった夕食だった。
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【今週の振り返り】
今では日本を代表するリゾート地軽井沢であるが、歴史を紐解いてみると、現在のような姿になるには
2人の外国人と小さな旅籠の主人の存在が大きな影響を与えたことがわかる。万平ホテル史料編纂担当
が作成した「万平ホテル 創生期の記録」を読んで興味深い日々について知ることが出来た。少々長い
が、その「はじめに」の文章を紹介したいと思う。
明治維新後、すっかり廃れていた軽井沢宿でしたが、
あるカナダ人宣教師が、涼やかな高原の避暑地として
外国人に紹介したのをきっかけに、避暑客や観光客が少しずつ増え、
軽井沢は息を吹き返します。
1764年(明和元年)頃に旅籠「亀屋」を開いた佐藤万右衛門から
数えて9代目にあたる佐藤万平は、
そのカナダ人宣教師に出会い、未来を感じます。
そして代々続いた「亀屋」の改造に踏み切りました。
軽井沢で初めて、西洋からの客人のために作られたホテル。
それが「万平ホテル」の始まりです。
1894年(明治27年)のことでした。
当時は襖と障子で隣を隔てただけの、
ホテルと呼ぶのもはばかれるようなつくりでした。
しかし、見よう見まねで覚えた玉子料理やサラダを作り、
一生懸命、外国人をもてなす万平にゲストは感激し、
次の夏も、その次の夏も、また来てくれるようになったのです。
おもてなしは心なり、ホテルは人なり。
すべてはそこから始まりました。
昔も今も、そしてこれからも
変わらぬおもてなしの心で。
軽井沢復興の祖と言われ、現在も「ショー記念礼拝堂」でその名を知られるカナダ人宣教師アレキサンダー・ク
ロフト・ショーが、文科大学(現東京大学)教師の英国人ジェームズ・メイン・ディクソンを伴って初めて軽井沢を訪
れたのは明治19年(1886年)のことだった。この時滞在したのが旅籠「亀屋」だったのだが、主
人の初代万平は西洋料理など全く知らなかった。それでも懸命にパンや魚のフライなどを作ってもてな
す万平の体当たりのサービスにショーとディクソンはいたく感激する。そして万平は彼らをもてなした経験か
ら外国人向けの旅館経営を目指すことにするのだ。万平はひとり娘よしの婿に「二代目万平」国三
郎を迎え、彼に夢を託す。義父の夢を背負った国三郎は神学校に通ってショーとの親交を深め、英語や
外国人の風習を学び、7年後の1894年(明治27年)には現在の旧軽銀座に「亀屋ホテル」を開業した
のだ。13室の客室の他にパーラーやバーを配置してホテルらしくしたが、部屋の仕切りは未だ襖、それにベ
ッドも粗末なものだった。ホテル名を2年後に「MANPEI」とした。軽井沢を訪れる外国人避暑客は年々
増えて来るが、軽井沢ホテルも開業して競争は激しくなって来る。そこで二代目万平は現在の場所で
ある桜の沢に本格的なホテルを建築し、1899年(明治35年)開業に漕ぎつけた。当時の広告コピーに
は「軽井沢で最高の洋風ホテル」と書いた。
二代目万平は夫人よしとの間に4男3女を儲け、4人の息子はいずれも家業のホテル経営に加わる、
昭和になったばかりの2年12月に「熱海万平ホテル」を開業して四男荘六が支配人となった。軽井
沢の冬は厳しいので半年間休業していたから「夏は軽井沢、冬は熱海」に客を呼ぶことが出来た
し、従業員の冬場の仕事確保にも役立った。続いて昭和6年麹町平川町に「東京万平ホテル」を開
業し、支配人は長男太郎があたった。後に完成した国会議事堂とも近かったから代議士など富裕
層の客が多く、全日本軍との紅白戦のため来日した大リーガーのベーブ・ルースやルー・ゲーリックが宿泊した
こともあったし、2・26事件に巻き込まれそうになったことも。7年に東京日本橋に開業した八
州ホテル(のちにホテルヤシマ)は現在のビジネスホテルをコマーシャルホテルと呼んだ時代の先駆けであり、支配人は
三男の五郎だった。そしてその翌年の昭和8年次男の泰三が支配人となって「名古屋万平ホテル」
をオープン。名古屋万平ホテルから熱海万平に転勤して勤務していたのが後に人気女優となった水戸
光子だったそうだ。熱海でスカウトされた、とある。こうして各地に次々とホテルを開業していた万平
ホテルであったが、時局があまりに悪く、いずれも売却や縮小、譲渡などを経て短期間で幕を閉じ
ることになる。一方、2・26事件が起きた1936年昭和11年に軽井沢万平ホテルはアルプス館を誕生さ
せていた。設計したのは日光金谷ホテルも手掛けた久米権九郎で万平ホテルとは既にホテルヤシマで組んだ
ことがあった。「スイスの山小屋風」と雑誌などに何度も紹介されたアルプス館であるが、久米権九郎
がイメージしたのは佐久地方の養蚕農家だったそうだ。万平ホテルに残されたのは軽井沢だけ。そし
て唯一の城となるのがアルプス館だったのだ。
そんな万平ホテルと私との出会いは20年前のことだ。長野市の出張の帰りに紅葉の撮影に軽井沢
に立ち寄って宿泊したのが始まりである。唯一煙草を吸えた鉄板焼きを食べてからBARに行っ
た。年輩のベテランバーテンダーが良い仕事しているな、と思ったのは後に親しくなるO澤さんで、年
上どころか私より10歳も若かった。翌2003年は大晦日から正月2日まで宿泊。「万平ホテルの年
末年始」の最初で、以来「万平年越し」がすっかり私の習慣になってしまった。翌年の大晦日
には「万平110周年オリジナルワイン」を飲んだ。現在別館となっている建物は当時東急ハーヴェストクラブ
万平ホテルだったのだが、この年早速会員となった。以来4名まで宿泊出来る大きな客室が容易く
予約出来るようになったから、一人でも友人達ともせっせと万平ホテルに通うことになった。しか
し1997年(平成9年)に森トラストの資本傘下に入ったこともあってキッチリ20年で契約が終わってし
まったことから、私が宿泊するのも主にアルプス館、時々ウスイ館に移って行く。やがて老朽化が益々
進むアルプス館の改築が話題になることが多くなった。アルプス館には客室のみならず、エントランスロビー、
メインダイニング、萬山樓、カフェテリア、BAR、厨房、売店などホテルの中枢部門が集中しているからアルプス館
の改築はホテルの休業も意味する。アルプス館は国の登録有形文化財に指定されているから建て直しと
いうワケには行かないのだ。「来年らしい」と噂が出てその都度何ごともなく、ということが数回
繰り返されるうちに、森トラストはアルプス館が朽ち果てるまで改修はやらないのではないか、と疑っ
ていたら、今年6月28日遂に万平ホテルの大規模改修が発表されたのだ。「来年1月3日の昼食を
もって営業を休止、1月中旬から建物の補強と改修、既存棟の客室新設や新施設の追加などを行
う。1年半の工事期間を経て、開業130周年となる2024年夏から営業を再開する」という。
ヤレヤレである。新しい万平ホテルが楽しみだ。しかし、来年の夏はどこに泊まったら良いのか。避暑
難民になりそう。
おもてニャしは心ニャり
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