火曜まで山口県、水曜木曜と芝居を観て、金曜から軽井沢へ
秋吉台サファリランド 軽井沢・鹿島の森
7月 29日(月)山口県は晴れ
パリオリンピック:スケボー男子ストリート堀米雄斗2連覇!男子体操総合で金、
総合馬術団体で92年ぶりの銅、柔道女子57`舟久保香と男子73`橋本壮市が銅
ドジャース対アストロズ6対2で勝利 大谷翔平選手4打数無安打1盗塁
朝 山口県萩「萩本陣」食事処:朝食ヴュッフェ
焼き魚と納豆とご飯が旨い!
朝一番で「松下村塾」行く。大昔初めてここに来た時、あまりの狭さに驚愕した覚えがある
予定には無かったが、希望者が多く急遽「秋吉台サファリランド」へ。全員大興奮!!!
動物に餌遣りをするならこのバスで行く
日本最大級のカルスト台地である秋吉台
昼 山口県仙崎・道の駅センザキッチン「はれるや」仙崎らーめん鶏白湯 920円
長年行きたいと思っていた仙崎の「金子みすゞ」記念館に行く
午後のお茶 仙崎「CAFÉ STRUGGLE」アイスカフェラテ 450円
仙崎の元銀行だった建物をカフェにした天井の高い「CAFÉ STRUGGLE」でお茶休憩
今夜の宿は長門市の大谷山荘 せっかくなので露天温泉付きの曙スィートを借りた
夜 山口県長門・大谷山荘「食事処 花の間」長門の夏風「山滴る頃」 先付:蓮の葉盛り、椎茸
と長門胡瓜辛子和え、萩甘鯛塩焼きと卵豆腐もろこし仕立てのお椀、お造り:海のもの:仙崎
白身と仙崎烏賊、山のもの:長門焼き玉葱長門ほうれん草揚げじゃが芋、俵山茄子蒸し鮑美
祢桜実トマトの冷やし鉢、萩穴子海苔揚げ、黒毛和牛すき焼き温泉卵、萩佐々並九郎米、止め椀、
長萩和牛ちりめん、香の物、胡桃抹茶笹巻・日置西瓜・巨峰、生ビール、麦焼酎
え?ここ花の間で彼らも食事した?
もう長年続いている「白子の会」メンバーにマキコを加えた「大人の修学旅行」。コロナ期間は休止し、再開
した昨年は私がコロナに感染したから5年ぶりの参加である。今回は山口県。昨日山口宇部空港に到着
し、最初に島根県の津和野に立ち寄ってから再び山口に入り、萩の宿「萩本陣」に宿泊。朝食ヴュッフ
ェは午前7時からというので、5時半に起きてシャワーを浴び、10分前に会場へ。するともう20人も並
んでいるのだよ。夜の食事処をヴュッフェ会場にしているから、料理の並び方が曲りくねっているせい
で動線も変則複雑。かなりの混乱はあったものの焼き魚が銀鱈や鮭のハラミと豪華で小粒の納豆とご飯
も美味しくていいじゃないか。なかなかの朝食ヴュッフェだった。9時には全員揃って出発。松下村塾は
すぐ傍だ。ここも何度か来たなぁ。初めて来たときは、松下村塾の建物の余りの小ささに驚愕した覚
えがある。吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山形有朋など長州藩が輩出した人物の多さを
改めて実感。さて、これからどこに行くか。「サファリランドに行こう!」の声多し。これが楽しくてね。
大分の「アメリカンサファリ」は2度とも動物に餌を与えられるジャングルバスに乗ったが、今回はそのまま車で
場内を走ることに。「わぁ!象だぁ」「サイが水から顔出したぁ」「ほら、ライオンだよ!」「タイガーが欠
伸している!」・・と50代、60代、70代がキャーキャーと楽しんだ。動物を眺めるのは楽しいね!少し車
を走らせると日本最大級のカルスト台地の秋吉台。車から降りて大パノラマを味わった。「ここいいっすね」
とホーリーは自分が主宰している雑誌用コースのロケハンですかい。ランチは仙崎の道の駅センザキッチンで。時間の関
係もあってチッチャなフードコートで各自好きなものを。私とポンちゃんは仙崎らーめん鶏白湯、ポンちゃんが
頼んだ餃子1個貰った。仙崎と言えば童謡詩人「金子みすゞ記念館」。かなり前からここに来たい!
と思っていたが交通の便が悪いので都度諦めて来た。今回はまさに念願叶って!である。弟上山雅
輔氏との関係、26歳で自死したみすゞの生涯などに興味津々。本名はテルで、「みすゞ」は信濃の国
を表す枕詞から取った由。長野県には美鈴湖や県立松本美須々ケ丘高校、名物菓子にみずゞ飴がある
のだよ。長野県で子供時代を過ごした人間には何だかそれが嬉しくてね。「みんなちがって、みんな
いい」である。喉が渇いたと探し当てた「CAFÉ STRUGGLE」。元銀行だったという建物はっ天井が高
く、超寡黙なマスターがひとりひっそりと店を開けていた。今夜の宿は楽しみにしている大谷山荘。せっ
かくの高級ホテルなので早めに行こう。せっかくここまで来たのだからと私だけ露天温泉付きの曙スィート
を借りた。荷物の片付けをしていると、皆が部屋の見学に来た。スィートと言ってもそう大した部屋でも
無いが、ま、露天温泉が付いているのが嬉しい。隣室でプーチン大統領と亡き安倍首相が会談したって
のがね、気に入らんが。しかも、夕食会場の個室「花の間」はその2人が夕食を摂った場所と聞いて
・・・ムムム。でもまぁ美味しい料理と愛嬌たっぷりの仲居さんのお陰で不快なことはそのうち忘れた
けどね。座敷で炊いた萩佐々並九郎米。美味しく炊きあがり皆モリモリ。今夜も私は2次会欠席でーす。
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7月 30日(火)山口県は晴れ 東京は雨のち晴れ
朝 長門・大谷山荘「メインレストラン瑞雲」朝食ヴュッフェ
パリオリンピック:柔道男子81`永瀬貴規が柔道日本男子史上最年長で金
料理の数も質も満足の大谷山荘「瑞雲」の朝食ヴュッフェ
大谷山荘の広々とした1階ロビー
朝早い角島大橋は未だガラガラ。海はコバルトブルー!
昼 下関市・道の駅菊川「よもやま」冷やしソーメン900円
ソーメンの量の多さに目が眩んで
午後のおやつ 山口宇部空港「COCOS」抹茶ミルクのかき氷539円
ビールの人、かき氷の人、カツカレーの人・・
夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(鯛の甘酢餡かけ、フカヒレの蒸し餃子、春雨サラダ、豚挽肉と干し豆
腐のスープ、ご飯、漬物、マスクメロン、タピオカ入りココナツミルク)1870円、麦焼酎ボトル3300円
」
山口も旨かったが、ここも旨い!
今朝も早起き。5時には庭先にある露天風呂にポチャンと浸かる。あぁいい気分だ。ここは長門湯本温
泉。朝食ヴュッフェのオープンは早い。1番目指してロビーを歩いていると、目の前を歩いているのは大S子
さんとR子ではないか。彼女達も早いなぁ。整然として落ち着きのある会場では品数も料理の質と
もレベルが高いヴュッフェが展開されていた。野菜の種類が多いサラダも具だくさんの味噌汁も納豆もどれ
も旨い!正直言えば、この宿にもう1泊して行きたい気分だが、9時には出発。今日午前中の観光
は角島(つのはし)大橋と角島のみ。何せ大手旅行サイトで「日本の橋ランキング」で堂々の1位、「死
ぬまでに行きたい世界の絶景」でも3位という絶景ポイント。橋の長さは1780bあって美しい海を眺
めるのに遮らない作りになっている。北長門海岸国定公園にある角島大橋は長門からでもかなり時
間がかかるが、到着すると時間が早いせいか人もマバラ。絶好のお天気で空も海も青く、真っすぐに
伸びた白い橋が目に鮮やかだ。わぁ〜い!と歓声を上げながら橋を渡り、映画やCMで観た同じ景
色を楽しむ。島のどこに行きますか?と聞くドライバーの大S子さん。「別に」と全員。灯台行ってみ
る?「別に」と皆サワグチエリカになってもうた。角島大橋を渡りたいのであって、角島には特段の関心
が無いのだ。そんなことで、ざっと一周してから橋を逆戻る。島を早く通り過ぎたお陰で時間に余
裕が出来た。ランチは道の駅菊川「よもやま」で。名物の焼きソーメンもいいなぁと思っていたのだが、先
客が食べている冷やしソーメンの量の多さに目が眩んだ。ホーリーは一昨日空港で食べたカツ丼が忘れられず、
ここでもカツ丼を食べている。山口県に来て7回目の食事だが、高級・大衆店とも美味しいことに驚
きの連続だった。上質な食材が豊かな地方なのだと思った。早めに着いた空港でもロングドライブを終
えた大S子さん達はビールで乾杯し、ホーリーと私はかき氷を、ポンちゃんはカツカレーを食べていた。羽田空
港で解散。楽しい旅でした。来年は〇〇県ね。機嫌良く帰宅したら洗濯機が壊れていた・・😿😿
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7月 31日(水)晴れ
パリオリンピック:体操男子個人総合で岡慎之介金、柔道男子90`村尾三四郎銀
ドジャース対パドレス5対6でサヨナラ負け😿大谷翔平選手4打数無安打😿1盗塁
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(赤魚の焼き物、納豆、カリフラワーのゆかり和え、ご飯、味噌汁、飲
むヨーグルト、オレンジ)770円、納豆220円、「封印」わさび漬け、コーヒー165円
ダブル納豆+わさび漬けの贅沢
昼 池袋・東京芸術劇場「おにぎり吾ん田」紅鮭十五穀米おにぎり、ミートボール、豚汁、蕨餅730円
池袋・東京芸術劇場「プレイハウス」で野田秀樹作・演出「正三角関係」を観る
唐松富太郎:松本潤 唐松在良/グルーシェニカ:長沢まさみ 唐松威蕃:永山瑛太 写真:繰上和美
不知火弁護士/神父:野田秀樹 ウワサスキー夫人:池谷のぶえ 唐松兵頭/盟神探湯検事:竹中直人
K岩から嬉しい贈り物!
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(三元豚の岩塩焼き、揚げ茄子の卸し煮、蓮根の胡桃和え、生姜
の佃煮、ご飯、お吸い物、パパイア)1870円、麦焼酎
」
山口から機嫌良く帰って来たのに、思ってもみない洗濯機の故障!このクソ暑い夏に洗濯機が動かな
い?ど、ど、どうするんだよ!!!ずっと大騒ぎしていた。とはいえ、動かないのだから溜まった
洗濯モノをどうするか。住まいのフロントスタッフといろいろ相談した結果、白洋舎などのクリーニング店以外に内
部に洗濯サービスがあると教えて貰い、飛びついた。大きな袋にシャツやズボン、バスタオルや靴下、下着に至
るまでどっさり詰めてお願いする。メーカーの修理サービスにやっと連絡が付いたのだが、最短で8月19
日と言われ膝から崩れ落ちそうになる。19日って約3週間後じゃないか!!その間ずっと洗濯機無
し?「9月まで待つ方もいますから」なんて何の慰めにもならん。でも一応予約はした。そんな状
況なのに、今日も明日も昼間芝居に行くのだ。11時には出発して池袋へ。東京芸術劇場の1階ホール
にあるおにぎり屋でカンタンならランチを済ませて「プレイハウス」で野田マップの「正三角関係」を観る。野田
マップの前回作品「兎、波を走る」を見逃した悔しさが未だ頭にコビリついていたから、今回の「正三
角関係」が1発で当選した時は嬉しくて踊りだしたくなった。内容はドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
をモチーフにした日本人花火師一家唐松家の父殺しを巡る法廷劇。松潤を観たい女性客にはどう映った
のかはわからないが、大河ドラマ「どうする家康」の松潤の演技を観ていられず脱落した身としては
健闘は認めるものの、キャスティングは彼でなくていいじゃないか!との思いがつきまとった。次男で物
理学者役の永山瑛太はどこかで迷いながら存在しているようだった。しかし聖職者の三男と父を翻
弄した女グルーシェニカの2役を演じた長沢まさみの演じ分けは見事だった。この人でしか出せない妖艶
さは人を惹きつける。父親と検事を演じた竹中直人、ウワサスキー夫人の池谷のぶえはピタリと役に嵌り、
観るモノに安心感を与える。北九州、大阪、さらにはロンドンでも公演を続けるのだそうだ。タイヘンだね。
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8月 1日(木)晴れ
パリオリンピック:フェンシング女子フルーレ銅メダル
ドジャース対パドレス戦 1対8で負け😿 大谷翔平選手3打数無安打😿
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(かますの焼き物、五目豆、さつま芋サラダ、ご飯、味噌汁、飲む
ヨーグルト、キウイ)770円、納豆220円、「封印」わさび漬け、コーヒー165円
昼 新宿歌舞伎町・東急歌舞伎町タワー・歌舞伎町横丁「横浜中華食祭」蟹とレタス炒飯1319円
目がチカチカするような食堂で炒飯
歌舞伎町ザ・ミラノシアター松尾スズキ作・演出「ふくすけ2024 歌舞伎町黙示録」 コオロギ:阿部サダヲ
フクスケ(スガマナツオ):岸井ゆきの フタバ:松本穂香 サカエ:黒木華 写真:森崎恵美子
エスダマス:秋山菜津子 ミスミミツヒコ:松尾スズキ エスタヒデイチ:荒川良々
コズマミツ:宍戸美和公 コズマヒロミ:伊勢志摩 コズマエツ:猫背椿
タムラタモツ:皆川猿時 チカ:内田慈 蒲生/問掛屋紅玉:オクダシュージ
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(鮪の炙り、肉味噌豆腐、ささみと胡瓜と冬魔フ胡麻酢和え、ブ
ロッコリーお浸し、ご飯、お吸い物、幸水梨)1870円、麦焼酎
洗濯機故障の大トラブルで連日悩まされている。昨日の夕方扉さえ開かなかった洗濯機のドアが開き、
奇跡的に直ったかのようだった。あな嬉しや!と洗濯モノを放り込んで洗濯機を回したまでは良かっ
たが、暫くしてピタリと止まった。何をやっても動かない。洗濯機を開けてみると、洗濯モノは水に浸
かったままで排水がされていない。ドラム式でもコップで水を汲みだすわけにもいかず、洗濯機下の方
に付いている排水フィルターをちょっと回したら、どっと水が飛び出して来て、辺り一面床上浸水!っ
てな感じでね、大騒ぎなのさ。それなのに今日も芝居だ。昨日は池袋、今日は新宿。昔映画館ミラノ座
があった歌舞伎町に出来た東急歌舞伎町タワーの7階「ザ・ミラノシアター」で上演されている「大人計画」
の「ふくすけ」を観る。その前にケバケバで目が瞑れそうな2階歌舞伎町横丁の「横浜中華食祭」
で蟹とレタス炒飯のランチ。以前は外国人観光客で大賑わいだったが、今日は空いている。「ふくすけ」
は大人計画主催者の松尾スズキが20代で脚本を書いた作品だ。その初演は33年前の1991年、次が
1998年、2012年、そして「2024歌舞伎町黙示録」と副題がついた今回が4回目となる。今回は阿
部サダヲ演じる警備員コオロギと黒木華演じるその妻サカエに物語の軸を置いた。前から2番目の席で展開
される松尾スズキの世界にどっぷり嵌ってしまった。昨日観た「野田マップ」の野田秀樹と「大人
計画」の松尾スズキ。どちらも天才だ。これまでの3回公演で阿部サダヲが2回ふくすけを演じて来た。
ところが、今回は女性の岸井ゆきのだ。それが奇妙な魅力を発散していてすっかり「岸井ゆきの
ふくすけ」になっている。彼女の演技力のなせる業か。この顔ぶれの中でフタバ役の松本穂香はどう
だろうと不安視していたが、意外や初出演の荒川良々のエスタヒデイチとの絡みがピタリとあってそれなり
に。「大人計画」のメンバーはベテランも中堅も芝居達者揃いで誰も演技賞もの。そのお陰で、実に見応
えのある「ふくすけ」だった。何度も観たいような。戯曲も購入して松尾スズキの世界を反芻しよう。
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8月 2日(金)東京も軽井沢も晴れ
パリオリンピック:フェンシング男子エペ団体で銀、バトミントン混合Wで渡辺勇大・東野有砂組2大会連続銅
朝 明石町「ダイニングルーム」B定食(無塩トマトジュース、ソフトワッフル→トースト、白隠元豆とソーセージのスープ、サラダ、
パイナップル、コーヒー)770円
ソフトワッフルはトーストに変更して貰った
昼 明石町「ダイニングルーム」A定食(豚バラ肉と九条葱のおろし入り冷やし蕎麦、のっぺい煮、わかめ
サラダ、コーヒー)1210円
ボリュームたっぷりの豚バラ肉と九条葱のおろし入り冷やし蕎麦
急速に円高進む中軽井沢へ
夜 軽井沢・ホテル鹿島の森「コンチネンタルルーム」田舎風パテバルサミコソース焼き野菜のピクルス添え(小)2520円、
コンソメパリソワール2200円、アメーラトマトのサラダ1100円、舌平目の洋酒蒸しグラタン(小)3990円、パパイ
アハーフカット1000円、赤ワイン「ムルソー」2020 2万1000円 @3万4830円
山口の旅から帰って洗濯機が壊れ、芝居見物した2日間を経て、今日から軽井沢だ。それも6泊7
日という長丁場。しばし、洗濯モノ問題と猛暑から逃れられるから超嬉しい!新幹線の中でウトウトして
いるうちに軽井沢に到着。ホームに降り立つと全く暑く無い!しかも湿度が低い!これですよ、夏の
軽井沢の魅力は!軽井沢の宿はもっぱら万平ホテルと東急ハーヴェストに泊まっていたが、5年前からホテル鹿
島の森にも泊まり始めた。客室は広く無いし、レストランとラウンジが1つずつしか無いが、何となく落ち
着きがあって好きなホテルだ。今年は万平ホテルの改修工事の遅れで再オープンが間に合わくなり、結果的に
ここに6泊することになった。客室はいつもの2階のWルーム。1泊目の今夜は「コンチネンタルルーム」でアラカル
ト料理を選んで食べる。万平ホテルでもそうなのだが、ここで気に入っている料理を繰り返し食べるの
が私の流儀。即ち、コンソメパリソワールとアメーラトマトのサラダ、そして舌平目の洋酒蒸しグラタンのボンファンは必須。
それでも、今年は少しだけ変化をつけてみようかという気になり、前菜に田舎風パテバルサミコソースのハーフ
サイズとデザートにパパイアのハーフカットを注文。赤ワインは2020年のムルソーだ。ここの料理は丁寧に作られてと
ても美味しい!来週月曜日兄夫婦とヒカルが来たら、ここの夕食はやっぱりこの組み合わせがいいかな。
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8月 3日(土)軽井沢は晴れて涼しい
パリオリンピック:フェンシング女子サーブル団体で銅、卓球女子シングルス早田ひな銅、
バドミントン女子W志田千陽・松山奈未組が銅
ドジャース対アスレチック戦5対6で負け😿 大谷翔平選手33号3ランHR5打数1安打3打点
朝 軽井沢・ホテル鹿島の森「コンチネンタルルーム」和朝食膳4200円、ジャージーヨーグルト650円
朝食後庭を散歩するのが楽しみ
昼 ホテル鹿島の森「メイプルラウンジ」カツカレー2200円、アイスココア850円
大谷翔平選手は3ランホームランを打ったのに、チームは5対6で負け😿
夜 軽井沢・ホテル鹿島の森「コンチネンタルルーム・中国料理「桃園」三種前菜盛り合わせ3000円、焼売1050
円、蟹肉入りトウモロコシスープ800円、麻婆豆腐2500縁、小飯250円、マンゴープリン1000円、生ビール
1200円、陳年紹興酒5年2合2200円 @1万2000円
東京の家では夏は一晩中28度設定のエアコンを稼働させている。昨日の午後到着した時の軽井沢は29
度だったので。夜は客室のエアコンを切って寝た。夜何度か起きたが、全く暑く感じなかった。夏の快
適な夜は貴重だ。今日も天気が良いらしい。シャワー浴びてから8時に朝食を摂るべく「コンチネンタルルーム」
へ。席への案内を入口近くで待っていると、後ろに人の気配が。振り返ってみると、見覚えのある
男性がニコニコ笑っている。「三四郎です」って。サックス奏者の三四郎さんだった。コンサート付きの奥志賀滞
在で毎年ご一緒して来た。夕食で同じテーブルの時は美味しいイタリアワインを飲み合ったりして、ミュージシャン
としても人間としても大好きな三四郎さんだ。今年の奥志賀来られなくて寂しかったですよ、など
と暫くお喋り。三四郎さんは昨夜軽井沢でお仕事があったそうで、お仲間が何人かいらしていた。
そういえば、昨年の夏はこのホテルで加山雄三夫妻やF津夫妻にもバッタリ会ったんだったな。バッタリ人間
ユメコだから。エコ清掃して貰い、午前中はドジャース戦観戦。大谷翔平選手がスリーランホームランを打ってもチームは
負けちゃって。ランチは「メイプルラウンジ」でカツカレー。何度もコレ食べているよな。食後のアイスココアは庭のテーブル
に運んで貰って。軽井沢だって日向に行けば暑いが、パラソルの日陰が有難い。それほど広くない庭園
だが、緑に溢れたここが好き。午後は松尾スズキ作「ふくすけ」の戯曲を読んで過ごす。20代でこん
な戯曲書けるって凄いよなぁ。夕食は夏だけこのホテルで営業する東陽町にある「ホテルイースト21」中国料
理「桃園」でアラカルトを食べる。中国料理レストランが来てくれるのは、中華好きには嬉しい話なのだが、
味がね、ちょっとね、残念なのよね。以前夏の間は「ホテルオークラ東京」の「山里」が来ていたのになぁ。
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8月 4日(日)軽井沢は晴れ 少し蒸す
パリオッリンピック・フェンシング男子フルーレ団体で初優勝、ゴルフ男子松山英樹銅
ドジャース対アスレチック戦10対0で大勝! 大谷翔平選手5打数2安打3盗塁!
朝 軽井沢・ホテル鹿島の森「コンチネンタルルーム」サラダブレックファースト4200円
サラダブレックファーストGood!
昼 ホテル鹿島の森「メイプルラウンジ」スパゲティボンゴレビアンコ2200円、アイスココア850円
夜 中軽井沢「モデスト」(2人で)Aコース9350円:生ハムメロングラニテ、魚介類タルタル仕立て焼き茄子ソース、穴
子のソティとポルチーニ茸の焼きリゾット、滋賀産天然小鮎とカラスミタリオリーニ、信州産和牛フィレ肉の炭火焼き
(+4950円)、桃のコンポートパッションフルーツジェラートとローズマリー風味ゼリー、ハーブティ)、白ワイン「あさつゆ2022」
(ケンゾー・ナパ)ハーフ1万4300円、赤ワイン「2016カベルネソーヴィニオンナパバレー」2万4640円
2人で7万8650円
パリオッリンピックでは連日熱戦が繰り広げられている。フェンシングといえばフランス。なのに7月28日男子エペ
個人で加納虹輝が見事金メダルを。昨日は女子サーブル団体で日本が銅メダル、更には男子フルーレ団体で初優
勝したのだよ。日本のお家芸柔道混合団体は2大会連続決勝でフランスに敗れたが、フランスのお家芸フェンシン
グで仇を討つって感じだろうか。ゴルフ男子松山英樹銅を獲得。前回の東京大会では3位決定戦のプレ
イオフで敗れてメダルを逸したからホッとしているだろう。金も取れたのに、って悔しいかも。このホテルの
朝食は4種類。アメリカンブレックファースト、サラダブレックファースト、フレンチトーストセット、和朝食膳。和食好きだから一日
おきに和食、それ以外アメリカンとサラダという感じにしようかな。で、今日はサラダブレックファースト。これがな
かなかの優れモノでたっぷりの美味しい生野菜に豆類とチキン、茸などのトッピングが付き、たんぱく質の
バランスも良い。気に入った。昨日残念な負け方をしたドジャースが、今日はボカスカ打って10対0の大勝!
大谷選手なんて3盗塁だよ。終盤ロバート監督は投手に野手のキケ・ヘルナンデスを投入。ユーティリティプレイヤーのキケ
は無難に1回を投げ切った。ランチは今日もラウンジ。夜もイタリアンなんだよな、と思いながらスパゲティボンゴレ
ビアンコを注文。これが美味しくてね、スパゲティの茹で方も絶妙だった。そして夜は中軽井沢の「モデスト」
へ。確かこの店は7回目。最初はひとりで来て気に入り、その後はM浦夫妻やA美さんとご一緒して
来た。予約は1ヵ月前。人気店でテーブル数も少ないから緊張する。丁度A美さんも私もロスに行ってい
る間だったのでO澤夫人に予約電話をお願いしたのだった。一番量の少ないAコースでも十分に満腹に
なる。肉料理は+約5千円の信州産和牛フィレ肉の炭火焼きを注文。白はハーフボトル、赤はフルボトルを2人で
スッと飲み干す。帰りはA美さんの別荘までお送りし「明後日別荘に伺いますね」と約束して別れる。
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【今週の振り返り】
軽井沢で夏を過ごすようになって20年になる。東急ハーヴェスト万平ホテルの会員になってから毎年夏を過
ごすようになった。長野市で仕事が終わった翌日、一度行きたいと思っていた小布施に足を伸ばし、
ついでだとその夜は軽井沢に宿泊することにした。初めて軽井沢万平ホテルに泊まったのはこの時だ。
本館離れにある「檜館」の鉄板焼きを堪能し、こじんまりしたバーでは後にとても親しくさせて頂く
ことになるベテランバーマンのO澤さんとお喋りを楽しみ、昔舞踏会でもやったようなクラッシックなダイニングルー
ムで朝食を摂り、すっかり「ここが好き!」と思ってしまった。ダイニングルームから中庭を隔てた白い建
物は何か、と聞くと「東急がやっているハーヴェスト館です」と教えて貰った。そうか、そんなリゾートホテル
の会員システムがあるだのだな、と興味を持った。その会員になれば、軽井沢宿泊は超便利だな、とその
時私の小さな脳にインプットされた。
その後数年経って東急ハーヴェスト万平ホテルの会員になった。3階建ての客室の広さは58uのツインルーム。ソファ
がベッドに変わるようになっていて、4人まで楽々泊まれるのが便利だった。年末年始などは私ひとり
で、夏はひとりの時もあれば、都合がつく友人達が3人まで泊ることが出来た。しかも宿泊料は1人
1泊3780円なのだ。食事は万平ホテルの鉄板焼きや中国料理の「萬山楼」で食べることもあったし、当
時大人気だった「エルミタージュ・ド・タムラ」でフォークとナイフがズラリと並んだ憧れのコースを食べて感動したことも
あった。マダムの喋り方の真似をしながら「名物の桃のスープは美味しかったけど、もっと量が欲しかっ
た」なんて言い合ってね。当時は座敷主体の和風の店舗もあった「東間」ではちょっと豪華なコース料
理を、昼は蕎麦好きのバーマンO澤さんに教えて頂いた蕎麦屋にも出かけた。軽井沢町内を飛び出して、
小諸とか佐久までにも蕎麦のために遠征した。大S子さんが車で来るので足があって行動範囲が広く
自由だった。旧軽のロータリー近くにある「珈琲歌劇」はずっと私のお気に入りの店で、可能な限り行っ
ていた。この店の店主になりたい!なんて妄想したこともね(笑)。最終日は朝食をパスして、農家の
人が野菜や果物を並べている場所に立ち寄って桃の箱買いとか玉蜀黍やレタスなどをドッと買い込んでか
ら小諸へ。当時「草笛」は朝9時から営業していて、朝食がわりの蕎麦を食べて早い時間に帰京する
ことが多かった。「草笛」はその後、「若い人は早起きがイヤなんだって」と店のお婆ちゃんは嘆いてい
たが、11時開店に変わってしまった。
こうして東急ハーヴェスト万平ホテルの会員となって、私も友人達も数年間、万平ホテルハーヴェスト館に宿泊する軽
井沢を機嫌良く過ごしていた。だが。何ごとにも終わりがあるそうで、その心地良い関係は2009年7
月14日をもって終了した。東急ハーヴェスト万平ホテルは1989年にスタート。ハーヴェストは基本20年の契約だが、20
年を経過しても両社の関係に問題が無い場合は延長されるのが一般的だ。しかし、1997年に軽井沢万
平ホテルは森トラストと資本提携を結び、森トラスト傘下となった。会員になる時、たぶん延長されると思います
のでご安心下さい、と東急からは言われたのだが、そう問屋はおろさなかった。キッパリ「丁度20年と
なる2009年7月14日を持って契約は解消!」が告げられたのである。まぁ森トラスト・ホテルズ&リゾーツは日
本最大級の法人会員制倶楽部ラフォーレ倶楽部を擁しているからね。商売仇に塩は送れない、ってことだろ
う。残念で仕方が無かったが、安心材料もあった。その2年前にオープンした旧軽井沢アネックス東急ハーヴェス
トクラブの会員になっていたのだよ、私は。先見の明があると言うかね、ガハハである。そんなことで失い
かけた軽井沢の拠点は大賀ホールに程近い場所の旧軽井沢アネックスに変更となった。ただ、その頃の旧軽井
沢東急の料理がイマイチ気に入らず、万平ホテルまで汗だくで20分近く歩いて夕食を食べに行くことも何度
もあった。ま、万平ホテルの鉄板焼きがムチャ好き!ということが大きかったけど。しかし、その後旧軽井
沢東急の料理の料理も急速に美味しくなって、遠征せずにここで食事することも多くなった。
2016年からは7月、8月と軽井沢に2度行くようになる。そんなに好きなら万平ホテルに泊まればいいじ
ゃん、とかつて1泊数千円だったハーヴェスト館から、宿泊費十数倍跳ね上がりには目を瞑ってジョン・レノンも
宿泊したアルプス館や碓井館の書斎タイプに泊まるようになった。7月軽井沢、8月軽井沢は万平ホテルと旧軽
井沢アネックスに泊まり分けするようになった。夏に2回も軽井沢で過ごすんだぜ、嬉しいな!ルンルン。調子
こいて2020年からはホテル鹿島の森にも宿泊するようになってね。そんなゼータクして知――らないっ、と。
歯止めが効かなくなる、とはこのことだろうか、2021年には塩沢湖近くの東急ハーヴェストクラブ軽井沢&
VIALLAの会員にもなって軽井沢の拠点が更に増えた。以来7月は旧軽井沢アネックス+軽井沢&VIALL、8月
はホテル鹿島の森+万平ホテルで過ごしている。とは言え、私ばかりが楽しんでいてはイカンな、とこの年から
甥のヒカルを、2021年には兄とヒカルを、2022年には兄嫁とヒカルを万平ホテルに招待した。兄宅には手間のかか
る犬も猫もいるため夫婦で留守が出来ず交代軽井沢になったのだ。
もう何年も前から万平ホテルの本格的改修工事がいつか、ということは語られて来た。私も夏も冬も行く
度に「いつになったの?」と聞いていたが「それがわからんのです」とホテルの支配人もベテランスタッフもい
つも戸惑いをみせていた。どうも親会社森トラストの意向がハッキリしないことが原因のようだった。そして
・・やっと2023年の1月4日をもって休館し、2024年夏から再営業と発表があった。2023年の夏は
万平ホテル抜きで過ごせばいいのだな、と昨年はホテル音羽の森+ホテル鹿島の森で8月の軽井沢を過ごした。新
たに建て替えるのは愛宕館だけらしいが、新装なった万平ホテルには仙台に住む姪に兄宅留守番を頼み、
兄夫婦とヒカル3人を招待すると決めて、早くから準備を始めた。ところが。万平ホテルの再開時期がわから
ない。ホテルの元スタッフに電話で問い合わせても「だいぶ工事が遅れているようですよ」と言うばかりで
・・。そのうち「7月は営業出来ないらしい」という情報が。そんな調子では、8月5日から4人3部
屋4泊で宿泊したいという希望はムリだな、と万平ホテルを諦めた。5分後にホテル鹿島の森を3部屋3泊予
約したら最後に残った客室だった。ギリギリセーフ!後に「軽井沢万平ホテルは8月16日にソフトオープンします」
との知らせが。ソフトオープン?つまり建て替えた愛宕館30室とダイニングルーム、カフェテラス、ショップだけを1ヵ月
程度営業し、9月23日一旦クローズして工事を続け、秋口に全館揃ってグランドオープンという内容だった。
これでは今年の私の夏の軽井沢には間に合わなかった。万平さん、来年からを楽しみにしているね、
ってことになったのだ。夏の軽井沢を書き出したら、ダラダラ文になってしまって失礼こきました。
来週も軽井沢滞在は続きます。
暑い東京でお留守番するのは私なんだよ ベル
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