ニセコツァーのラストは札幌でランチ。日曜日から青山のホテルへ
「オーベルジュ・ド・リル・サッポロ 青山グランドホテル
8月 25日(月)ニセコは曇り
ドジャース対パドレス戦8対2で勝利!大谷翔平選手第45号HR含4打数1安打1打点 山本11勝目
朝 ニセコ・パークハイアット「ザ・ラウンジ」朝食ヴュッフェ
目移りしてあれもこれも・・
昼 仁木町「仁木ヒルズワイナリー」レストランApercu 」おもてなし・フォアグラと小豆、発酵・鮑と平茸、潮騒
のいたずら・帆立貝とあおさ、変化・平目とハーブ、パン、優美・鴨とラベンダー、贈り物・夏端、コ
ーヒーと焼き菓子、ワインペアリング6種
2014年にスタートしたその名の通り丘の上にある「仁木ヒルズワイナリー」に行った
世界最大級国際ワインコンクールで96点金賞を受賞した「シャルドネ2023」始め受賞ワインはいくつも
仁木ヒルズワイナリーのレストランでワイン付きランチコース
夜 ニセコ・パークハイアット「ROBATA」くっちゃんじゃが五四〇長期熟成、塩辛バター、帆立・椎茸・バター・
醤油、豊浦産豚ロース炭火焼き、焼きおにぎりイクラのせ、ピエール・エルメマカロンと赤肉メロン
昨年と全く同じメニューでツマラン!
先週木曜日から札幌に3泊し、日曜日にはニセコに移動してパークハイアットに滞在している。昨年と同じく
98uのパークスィートデラックス667号室を借りたのは良いが、ホテルで食事をする時は苦難の時が待ち構えて
いる。このホテルは横に4棟がほぼ直線状に並んでいるのだが、一番端にあるのが宿泊棟。667号室は
最上階の一番奥にある。そしてあろうことかレストラン棟は別方向の一番端!テクテクテクと6階廊下を歩き、
一番端にあるエレベータで4階に降り、そこからレストラン棟まで延々とテクテクテクテク・・。それでも昨年4泊し
たので慣れたせいか、昨年の絶望的な気分に比べればかなり軽減された。しかし、今朝は宿泊客が
とても多いらしく、いつもはランチからしかオープンしないラウンジが朝食用にも特別に開放していた。だか
ら半分の距離で済んだ。朝食後9時に出発して1時間程離れている仁木町のワイナリーに向かった。余市
の少し手前に仁木町はある。丘を登って行くと頂上にあるのが「仁木ヒルズワイナリー」で2014年にオープン
したと聞く。レストランとホテルも併設していて、皆さんは約1時間のワイナリー見学にお出かけだ。アップダウンが
かなりあるらしいし、ワイナリーは過去さんざん見学したからとパス。その間担当の方からワインの説明を熱
心に受け兄に送るワインを吟味していた。世界最大級の国際ワインコンクールで96点の金賞を受賞した「シャルド
ネ2023」始め受賞ワインは複数あってどれを購入しようか迷ったが、白2種4本と赤2種2本合計6本
を送ることに。受賞ワインともなると@8800円と結構なお値段である。ロビーで待っている間に幾組も
の見学グループがやって来てこのワイナリーの人気の程が知れた。見学を終えた皆さんと12時からランチの
フルコースを頂く。シェフが斬新な考えの方らしくメニューのネーミングや調理方法がなかなかユニーク。美味しいコースで
あった。ホテルに帰って暫し休憩した後は、「ROBATA」炉端焼きの夕食。最初の先付け以外、すべて昨年
と同じ料理で進歩が感じられずガッカリだった。長期熟成したくっちゃんじゃが五四〇も特に旨くはない。
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8月 26日(火)ニセコは降ったり止んだり
ドジャース対レッズ戦7対0で大勝!大谷翔平選手3打数無安打
朝 ニセコ・パークハイアット「デリ」朝食ヴュッフェ
昼 ニセコ・パークハイアット「ザ・ラウンジ」(2人で)焼き豚味噌ラーメン3080円、アールグレイ紅茶 2人で9361円
ミカちゃんが食べたラザニア
夜 ニセコ・パークハイアット「モリエール モンターニュ」(自由食)FORETコース2万6400円(生ハムと生人参、冷たいコ
ーンスープと茹で立てコーン、焼き立てパンとバター、枝豆のフリット、茹で立てブロッコリーポーチドエッグとパルメ
ザンチーズ、ウニとフレッシュチーズのコンソメジュレ寄せ、毛蟹のリゾット、紅茶のリゾットにブランデー、十勝牛フィレ肉
の炭火焼き 焼き玉葱とバターポテト、(北海道産チーズ)、牛乳ソルベオリーブオイルと黒胡椒、桃ゼリーとぶ
どう、焼き立てミニマドレーヌ、カモミールティ)、ノンアルコールビール @3万1498円
今日皆さんは原生林と湿原の広がる神仙沼ネイチャーウォークを2`約1時間半楽しまれる。昨年もそうだ
ったが、私は行かない。しかも今日はどんより曇っていていつ降り出すかわからないような天候だ。
朝食1番を目指す人間だが、出かけないのだから、今日は8時頃朝食会場に行ってゆっくり食事を
した。9時過ぎに遠い部屋に帰る途中で、愛媛県から参加されているT田さんがレストランに向かう場面
に出くわした。9時出発ではないの?とお聞きすると2度寝して遅刻したのだとか。薬を飲むため
にお粥だけこれから食べてランチのレストランには後でタクシーに向かわれるのだそうだ。昼頃には札幌からミカ
ちゃんがホテルに尋ねて来ることになっている。所用があってニセコに来るのでついでにランチを一緒にとい
うことで。昨年と同じく「ザ・ラウンジ」のメニューをふたりで見ているのだが、昨年あれもこれも美味し
そうと思ったのに、今回はどれもイマイチだなぁと選択に悩む。結局味噌ラーメンを注文してしまったが、
3000円もするのにちっとも美味しくなくて。ミカちゃんはラザニアを選んで途中で飽きていた。彼女を
送ってからはヒタスラ本を読む。久々に高村薫の作品を読んで魅せられている。かつては「マークスの山」、
「照柿」、「レディー・ジョーカ―」などを夢中で読んだものだが、懐かしい合田雄一郎に会えて嬉しい!パ
ークハイアットホテルはレストランがイマイチで何だかなぁという気分なのだが、自由食の今夜はテナントとして入ってい
るフレンチ「モリエール」を予約しているから楽しみにしている。「モリエール」は札幌が本店で、美瑛の「ビブレ」
や真狩村の「マッカリーナ」も姉妹店を含めて大好きなレストランだ。TERROIRコースとFORETコースがあり、FORET
コースを予約している。生ハムを巻きつけた細い生の人参からコースは始まった。スープは冷たいコーンスープと蒸
し立てアチチのとうもろこし。絶妙な取り合わせだ。どれもこれも美味しいが、毛蟹のリゾットには唸って
しまった。何て美味しいのだろう。十勝牛フィレ肉の炭火焼きもやわらかでジューシーで実に旨い!明日は
遠出するのでノンアルビールのみで飲まなかったのでチーズはパス。リッチな気分になるデザートの最後は焼き立
てのミニマドレーヌが器ごと運ばれ、目の前でエイッ!とひっくり返して供される。食べたいだけ皿に取り、
残りはお持ち帰り。大満足のコースだったが、スタッフのホスピタリティにやや欠ける点が残念だった。無酒日
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8月 27日(水)ニセコも積丹半島も一日中降ったり止んだり
ドジャース対レッズ戦6対3で3連勝!大谷翔平選手4打数1安打1打点
朝 ニセコ・パークハイアット「デリ」朝食ヴュッフェ
大幅に遅れている北海道新幹線工事 余市のニッカウ井スキー正面玄関 旧余市福原漁場を見学
お宝が詰まっていた土蔵 国指定の史跡を案内する名ガイド ここが主屋
3ヵ月間漁夫は靴も脱がずに食事する 100日間献立は同じ 親方家族の部屋は畳敷き
短期間で3人当主が変わった 大正時代をピークとして鰊は途絶える
明治時代鰊の7割近くは鰊粕の肥料だった 大規模な粕干作業 干し場跡
お宝を収納されていた土蔵には大臣時代の大隅重信から当主宛てお金銭的援助を乞う手紙も展示
昼 古平町「新家寿司」鮑とムラサキウニと馬糞ウニ丼、土瓶蒸し
古平町の寿司屋で鮑ウニ丼のランチを摂った後、神威岬へ。風が強く岬に行く人はほぼいない
ホテルに帰ると大きな虹が!
夜 ニセコ・パークハイアット「鉄板焼き」ウニと北寄貝ガスパチョ仕立て、余市産北島ポーク林檎とレーズンのキャラメリ
ゼ、北海道産黒毛和牛フィレ80g、くっちゃんじゃが五四〇長期熟成のピューレと旬野菜、和牛と香
味野菜のジュ、タラバ蟹入りガーリックライス、漬物、味噌汁、ピエール・エルメ・パリデザート)、水とノンアルコール
ビール2341円
5時に起きてシャワーを浴び、6時40分過ぎに667号室を出発すると朝食会場の「デリ」にはオープン7
時の10分前には到着する。スタッフの開店前ミーティングの最中か終わる頃だが、席には案内してくれる。
未だ誰も来ていない時間にキレイに並べられた料理をジロジロ見ながら歩くのはとても楽しい。4つの
部屋に並べられているので昨年などは凄い料理数と思えたが、慣れてみるとそれ程の皿数がある
わけでもないことに気づく。そんな「デリ」で毎日欠かさないのは野菜サラダと中華ヌードルと高橋牧
場の飲むヨーグルト。ま、中華ヌードルは今朝の麺はうどんだったけどね。9時半出発して積丹半島に向
かう。美国から水中展望船に乗って積丹ブルーと言われるコバルトブルーの海を楽しむ予定だったが、朝
からの雨で「欠航」が既に決まっている。私は昨年見たけど楽しみにしていた方残念ね。代わり
に 旧余市福原漁場を見学することになった。明治時代から大正時代にかけて北海道の小樽市を中
心に巨万の富を築いた鰊漁。ピークは終わりに近かったのだがここに設けられたのが旧余市福原漁場
である。毎年4月から3ヵ月間「春告魚」と呼ばれる鰊がやって来て、それを獲るために集められ
た漁夫達が主屋で食事をし、雑魚寝した。時を惜しんで靴を脱がずに白飯、三平汁、たくあん、鰊
のきりこみの食事を摂る。毎日同じ献立だったが文句は出ない。当時、白飯を食べられるだけで超
贅沢のことだったらしい。山のように獲れる鰊は身を食べるのはごく僅かで、肥料として重用され
た7割近くの鰊粕が莫大な富を齎した。しかし、海水の上昇や乱獲で鰊が北の海に移って行ったこ
とが原因で鰊は来なくなる。この福原漁場も短期間で売りに出されたが、長く所有した川内家は漁
業から農業にシフトしたことで繁栄が続いたようだ。名ガイドのおかげで有意義な見学となった。ランチは
昨年も行った古平町の「新家寿司」で鮑とウニ丼。昨年は私だけウニ丼にして貰ったら1万3750円にな
ったっけ。今年は贅沢しませんよ。こんな天気なので午後の神威岬も風が強く行った人はとても少
なかった。ホテルに帰ると大きな虹が出ていた。最後の晩餐は「鉄板」で。今日もアルコールは抜くことにし
よう。コース〆の食事はタラバ蟹入りガーリックライスだったのだが、ちっとも美味しくなくてガッカリだ。無酒日
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8月 28日(木)ニセコは晴れたり降ったり 東京は晴れ
ドジャース対レッズ戦5対1で4連勝!
投手大谷翔平選手5イニング投げ749日ぶりに1勝!3打数無安打 打者大谷選手5打数1安打
朝 ニセコ・パークハイアット「デリ」朝食ヴュッフェ
昼 札幌・円山「オーベルジュ・ド・リル・サッポロ」タイム香るズッキーニのクーリと茄子のコンポート パプリカのソース、豚
足のクロケットとロメインレタスのサラダ ハーブとフロマージュブランのソース、真鯛のポワレ フェンエル香る枝豆と白キクラゲ
のラグー、炭火で仕上げた滝川産鴨肉のロースト 熟成黒牛蒡のソース 腿肉のコンフィと美瑛百姓屋無農
薬野菜のココット、小さなデザート、旬のメロンのヌガーモンテリマールラベンダーの香り、コーヒー
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(鮪の炙り、牛肉と夏野菜の炊き合わせ、茄子とピーマンのじゃこ炒
め、蕪のあちゃら漬け、ご飯、お吸い物、パパイア)2090円、麦焼酎
札幌とニセコ、合計7泊8日の旅も今日が最終日。昨夜荷作りはあらかた済ませたので早起きする必
要も無かったが、毎朝4時半から5時にかけて起きるのが習慣になってしまった。スタッフが椅子を持
って来てくれたりはしたが、結局客室の温泉には1度も入らなかった。湯船や蛇口の造りが大柄な
外国人の体格を基準にしているとしか思えず、ムリして入っても滑って転ぶのでは、なんてことが心
配でね。2年連続この部屋に4泊ずつしたのに使用ゼロってことだ。情けなくもあり、腹立たしくも
あり。最終日も朝食会場デリには開場10分前に行って1番乗り!麺以外は和食系で纏めた。キャリーケー
スを宅配便で送り、9時45分札幌に向け出発。朝は晴れていたのに途中で雨が降って、相変わらず
天気が一定しない。増毛や小樽の町を眺めながらドライブして、バスは予定の11時45分ピタリと目的地
に到着して「さすがプロ!」と運転手さんに感心。最後のランチは、楽しみにしていた「オーベルジュ・ド・リ
ル・サッポロ」で。昨年12月フランス・アルザスを訪ねた時、フランスの最終目的地はイローゼルンだった。同じ敷地にあ
る「ホテル・デ・ベルジュ」に宿泊し、老舗の名レストラン「オーベルジュ・ド・リル」で優雅なディナーを摂った。日本だ
けに3店支店があり、ここはその一つで運営は「ヒラマツ」が行っている。本店が素晴らしかったので大
いに期待していたのだが、塩辛かったり、堅過ぎたりで評価はう〜む。フランスからシェフのマルク・エーベルラン氏
は年に1度指導に来られるそうだが。札幌のフレンチはやっぱり「モリエール」か「コートドール」かな。新千歳空
港でお別れしてANAで帰京。「ダイニング」で麦焼酎をグビっと飲んで、ご馳走でない夕食が嬉しかった。
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8月 29日(金)晴れ
フィリーズのシュバイヤー選手が1試合で4HR放ち49本に!!!
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(鯖のみりん漬け、卯の花、茸入りサラダ、ご飯、味噌汁、飲むヨー
グルト、キウイ)880円、納豆220円、コーヒー165円
ダイニングの朝食はいいね
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(ビーフカツカレー、海老とセロリと林檎のサラダ、ラズベリージャム入りヨーグルト、
コーヒー)1320円
カレーにはお木曳き山椒バサバサかけて
夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(白身魚の香り蒸し、麻婆豆腐、モヤシと黄ニラの和え物、中華風青の
りスープ、ご飯、漬物、ピレネー、金木犀ゼリーのせ杏仁豆腐、麦焼酎
デザートが2種!
昨夜8日ぶりに自宅のベッドで寝たのに、ちっとも眠りが訪れず参った。旅の間もずっと居眠りば
かりしていたし、飲まない日々でもコロっと眠っていたのにどうして自宅で眠れないんだ!長く家を
空けていたから、やるべきことは山のようにあるのだが、朝からM先生の外来予約をしているので
病院に行く。いつものように尿検査と血液検査を済ませたら、約1時間で結果が出る。このところ
ヒドイ「眠り婆」状態で北海道でも車やバスに乗れば即深い眠りに入っていた。先生そんな状態なんで
すよ、と訴えると「そんな症状の人には「ナルコレプシー」という病名がついているのですよ、と言われ
た。ナルコレプシーかぁ、何やかっこいいやん、なんて思ったら日本語にすると「居眠り病」というのだ
って。ちっともかっこよくない。眠りの質を上げねばならないらしい。大谷選手とナ・リーグでホームラン王
を競っているフィリーズのシュバイヤー選手が何と1試合で4本も打ってしまった。昨年の大谷翔平選手誕生
日の7月5日、目の前でキャッチャーのスミス選手が3本、大谷選手が50―50を達成した試合でも3ホーマーは
あった。でも4本ってねぇ、凄過ぎる。今日ドジャースは試合が無かったから差がついてしまったよ。
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8月 30日(土)晴れ
ドジャース対ダイヤモンドバックス戦0対3で敗戦😿大谷翔平選手4打数1安打
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(出汁巻き卵、笹かまぼこ、切り干し大根の煮物、ちりめん山椒、
ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、バナナ)880円、納豆220円、「封印」わさび漬け、コーヒー165円
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(蟹とレタスの炒飯、豆腐焼売、青菜と人参の胡麻和え、春雨と白菜
のスープ、アイスティ)1320円
O江君からTOKYOシリーズのボブルヘッド大谷を貰った!!!
夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(枝豆とハムと小海老ゼリー寄せサラダ添え、ビーフシチューバルサミコ酢の香り、
ライス、カモミールティ、赤肉メロン)2090円、麦焼酎ボトル3300円
今夜のビーフシチュウは素晴らしく美味しい!
北海道8日分の写真をすべて取り込み終わったが、一昨日送ったキャリーケースは未だ届かない。北海道
や九州、四国などは宅配便も2日はかかるからね。スイス旅行催行不能となってポッカリ空いた1週間
をどう過ごすか。約3週間分溜まっているパクパク日記の作成と更新だろうが!とお叱りの声も聞
こえてきそうだが、いつも忙しいと言って、行けないとかやっていないとかを解決するために使
ったらどうか、というアイデアもある。例えば歯医者とか、1ヵ月以上痛みをガマンしている肩の治療
に行くとか、借り増しした隣室へ洋服を運ぶとか・・どうすっかなぁと考えていたのに、気がつ
いてみれば、都内のホテルに予約なんかしてしまっているユメコなのであった。いつから?明日。じゃ、
キャリーケースが戻ったら急いで洗濯して荷作りしなくちゃ。10時半に届けられたので早速洗濯開始。午
後3時には荷作り完了!何て手慣れているのだ!と自分でも驚く。ドジャースタジアムでバッタリ出逢った
O江君から大谷選手の東京シリーズのボブルヘット人形が送られて来た。人形が入っていた箱をみるとデ
ザイナーの村上隆とのコラボ製品だった。球場の売店で買ったのに日本まで運んで貰い、わざわざ送っ
てくれた。お手数おかけしましたね、ありがとう!夕食のメイン料理はビーフシチューだった。バルサミコ酢の
香りで工夫しているらしく、メチャンコ美味しかった。パンで食べるよりご飯と一緒の方が好きである。
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8月 31日(日)晴れ
ドジャース対ダイヤモンドバックス戦1対6で2連敗😿😿大谷翔平選手3打数無安打😿
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(身欠き鰊のつけ焼き、高野豆腐と野菜の煮物、牛蒡サラダ、ご飯、
味噌汁、ご飯、味噌汁、パイナップル)880円、納豆220円、「封印」わさび漬け、コーヒー165円
熟したパイナップルは旨い!
昼 明石町「ダイニングルーム」今週のアラカルトメニューから 冷やし坦坦うどん(カレー味)1375円
冷やし坦坦うどん(カレー味)は不思議な味
冷蔵庫の飲み物やつまみなどはすべて無料だそうだ
青山グランドホテルにチェックイン
夜 青山・青山グランドホテル4F「青山 かねさか」極コース2万2千円 ツマミ:とうもろこしの摺り流
し、毛蟹、平目とエンガワ、カツオたたき玉葱ソース、煮蛸、焼き秋刀魚、鮨:真鯛昆布〆、シマアジ、鮪
赤身、中トロ、新子、海老、新イカ、ゲソ、いくら、ウニ、穴子、味噌汁、ネギトロ、玉子焼き)、赤ワイン
(サンジュリアン シャトー・ラグランジェ2020)1万7000円 @4万3560円
急遽決めた都内ホテルでの宿泊。今回は青山グランドホテルである。2泊だし、特にお洒落着も要らないし、
昨日やった荷づくりはカンタンだった。「ダイニング」のランチはアラカルトメニューから冷やし坦坦うどんを食べる。
担々麺の冷やしも初めてなら、中華麺の代わりにうどん、しかもカレー味もついているというので、ど
んな味なのか興味津々。高齢者利用者を意識してか、担々麺としても辛味が足りないようだし、辛味
を緩和するためのカレー味も中途半端な感じで。と文句はつけられるが、なかなか意欲的でその挑戦精
神や良し。タクシーで青山へ。青山二丁目方面から来るとホテルは246の反対側。カッシーナの角を左に曲り、霊
園を通って右折してホテルの前に横付けして貰った。ホテルのフロントは4階にあり、エレベーターが開くといきな
り「ザ・ベルコモ」の店内だ。昔、この土地には「青山ベルコモンズ」が建っていたが、今は略されてオールディ
ダイニングとして残っているのね。日曜日の遅い午後とあってお茶しながらお喋りする若い人達で満員。
その横に間借りしているかのような小さなフロントカウンターがあるのだ。ウエルカムドリンクも立ったままだ。通さ
れたのは19階の10号室。中庭側らしく景観はほぼ無い。ソファが柔らかすぎて座りづらい。仕方なく
浴室から椅子を運んで座ることに。冷蔵庫の飲み物やつまみはすべてフリーとのこと。夕食は同じフロアに
テナントとして営業している「青山鮨かねさか」を予約している。何度か行ったパレスホテルの「かねさか」
より席数が多い。6時と早い時間のせいか、未だかなり空いている。つまみもついた極コース2万2千円
を注文し、赤ワインボトルも飲むことにしてしまった。つまみの数が多くかなりズシンと来る。とうもろこし
の摺り流しと焼き秋刀魚、それに小さいさ目の乱切りした生姜の甘酢漬け(ガリ)が旨い。その後には
鮨11貫と鉄火巻が続き、最後の卵焼きを食べる頃には超満腹で・・。われながらよく食べたものだよ。
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【今週の振り返り】
入社して6年目のことだ。その前年人生初の雑誌創刊を経験し、1年後には隔週刊から週刊となって
仕事量は倍になったような気がした。そんなある日、専務のM村さんが私の席に来られた。「ユメコさん、
こんにちは。さぞやお忙しいかとは思いますが、たまには私につきあって下さいませんか。あのです
ね、青山にあるビルが完成してそこにご婦人方の洋服やら何やらのお店がたくさん入るらしいのです
が、実は私、お披露目にご招待頂きましてね。情けないことに私ひとりで伺うのもちょっと気が重い
というか気恥ずかしいというか。そんなことでお忙しいことは重々承知しておるんですが、たまには
気晴らしも必要かと思いますので、ひとつお付き合い頂けないでしょうか。お願いしますよ」心の中
では「このクソ忙しい時に!」と煮えくり返りそうではあったが、専務から丁寧な言葉でお誘い頂いて
いるのに無碍に断れないし、と「はい、ご一緒します」と快諾(したふり)したユメコだった。
向かった先は青山。オープンに先だって招待客が集まっていた。「青山ベルコモンズ」というファッションビルのお
披露目なのだ。1976年6月、青山通りと外苑西通りが交わる青山三丁目交差点に婦人服専門店の「鈴
屋」が企画・建設したファッションビルである。専門店型のショッピングセンターとしてのハシリと言われた。淡いブラウ
ン色の11階建てのビルで設計はあの黒川紀章氏だ。いや、今は「あの」と言っても知らない人の方が多
くなったか。黒川紀章氏は著名な建築家でメタボリズム思想建築の代表作と言われた中銀カプセルタワーや国立
新美術館、福井県立恐竜博物館などの作品があり、女優若尾文子の夫でもあった。「アーバン・ヒル」をコンセ
プトとしたというこのビルのどこをどう歩いたのかは忘れてしまったが、上階に案内されて売り場をジ
ロジロ見学しながら降りて来たような。その後「青山ベルコモンズ」はこの近辺のランドマーク的存在となり、若
い女性から人気を集めたらしい。しかし、「鈴屋」内部では、「青山ベルコモンズ」という過大投資に反対
する声もあったらしい。
それからの私は、課長代理から課長、次長、部長と残業手当を貰えない役職を命じられて収入減を嘆
きながら仕事漬けの日々を過ごしていた。青山通り・通称246をタクシーで通過することも多々あり、青
山三丁目辺りで横目にベルコモンズを意識することはたまにはあってもショッピングに行くとか待ち合わせ
に使うとかお茶を飲みに行くとか利用することは一切なかった。知らないうちに1985年日本生命が
青山ベルコモンズの土地・建物をそれまで所有していたアサヒ土地開発から240億円もの大金で買収してい
た。既設ビルの売買として国内最大の取引だったらしいよ。その7年後の1992年には、とうとう鈴屋
が和議申請をして事実上倒産。建てる時に反対した人達は「あぁ〜ぁ、だから言ったじゃないですか
ぁ」と言ったかどうかはわからないが。青山エービーオー社がビルの企画運営を担当することなる。2000年
には開業から初の全面リニューアルを敢行し、ターゲットを20代女性に加えて団塊ジュニアとその母親をも狙うこ
ととした。しかし、2014年の3月末をもって38年間のファッションビルとしての使命を終えて閉館した。翌
年12月ビルの解体が始まった。
それから5年。2000年に「青山ベルコモンズ」跡地に三菱地所がオフィス・ホテル・商業施設を備えた地上20階
建ての複合ビル「the ARGYLE Aoyama ジ・アーガイル・アオヤマ」を建設し、4階と16階から20階に「青山
グランドホテル」が誕生した。このホテルのプロデュースは、プラン・ドゥ・シーが担当することになった。それでも私は
ここにホテルが出来たことに気づかなかった。というか「青山ベルコモンズ」が閉館したことさえ知らなかっ
たのだから、別世界で生きていたのかもしれない。あら、こんなところにホテルがあるんだぁと気づいた
のは、誰かのインスタで、大きなパンケーキの写真を見てからである。この甘そうな巨大なパンケーキを出している
のはどこかな、と調べたら「青山グランドホテル」の4階「ザ ベルコモ」で、カフェタイム限定で供しているベルコモ
オリジナルパンケーキとあった。地図を眺めると、そのホテルと私が記憶している「青山ベルコモンズ」と同じ場所だ
った。その時になってようやく「青山ベルコモンズ」は既に無いことと「青山グランドホテル」が既にオープンして
いることを同時に理解したのだ。いくらなんでも遅過ぎだって!スマン。
ま、そんなことで突然だが、「青山グランドホテル」に泊まりに行くことにしたワケさ。部屋まで案内してくれ
たスタッフから「お客様、こちらのホテルには以前来られたことがありますか」と聞かれたので「えぇ、ホテルで
はなかったけど、1976年6月に来たから59年3ヵ月ぶりになるわね」
昔、首に鈴(ベル)つけていたニャァ
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