パクパク日記5年12月5週
新しき年の初めに願ふのは たらふく食べて痩せもするなり
12月 26日(月) 晴れ
朝 家食 「米吾」の昆布巻鯵鮨、「楽粋」のとろり極吟豆腐、「日清」のフォー海鮮白湯、みかん
チーズのような豆腐です
昨夜パクパク日記を更新し終わったのは午前0時半だった。旅行帰りでもないのにこんなに遅くなった
のも、JXボウルの録画中継に夢中になって、夕食が10時になってしまったから。更新し終わって、怒
涛の反撃開始した後半戦をもう一度観る。あら、午前3時過ぎたわ。それでも今朝は7時半起床。キゲ
ンが良いと目覚めもいい。で、お腹も空く。「楽粋」のとろり極吟豆腐はマスカルポーネのようではある。
昼 舟町 「よつや菜館」 ランチセット(肉なし野菜タンメン、鶏唐揚げ、小白飯、ザーサイ、杏仁豆
腐)
これが肉なしタンメン
暫くぶりに「よつや菜館」に行くと、メニューがちょっと変わっていた。メイン料理を選ぶ+副菜を選ぶと
いう仕組み。タンメンって、普通豚肉が入るものだが、わざわざ「肉なし」とある。どういうつもりなのかな
ぁ。その代わりということでもないが副菜は鶏の唐揚げにした。まぁどうということのない昼飯であった。
夜―1 ホテルオークラ 「山里」 黒豚しゃぶしゃぶ懐石コース(前菜:蓮根の梅和え、公魚の南蛮
漬け、お造り盛り合わせ、黒豚しゃぶしゃぶ、雑炊、フルーツ)、生ビール×2杯、冷酒 「立山」
今晩はK田さんと夕食。K田さんは、大学時代の友人モリラの元上司でもう30年以上のおつきあいで
ある。場所は何と、ホテルオークラの「山里」しかも広い個室である。ゴーセイだねぇ。そうえいば一昨
年カタカナ会社を辞めた時、アメフトチームの選手だったM田君とO西君がこの店がご馳走してくれた
っけ。メニューをじっくり検討し、黒豚のしゃぶしゃぶ懐石コースを頂くことにする。豚しゃぶはあっさりと
して飽きることがない。今年は何度かお会いする機会があったが、K田さんの小説処女作が話題の中
心に。私は香港のフォーシーズンズホテルのプールサイドで作品を読み、思わず涙してしまったのだ。
夜―2 銀座 「クラブ 向 SAKI」 水割り
タクシーで銀座に向かう。久しぶりの夜の銀座は忘年会や納会、打ち上げなどの客でごった返していた。
随分前に連れて来て頂いたクラブ「向」でカラオケを交互に歌う。貴重な先輩友人である。ご馳走さま。
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12月 27日(火) 晴れ
朝 家食 「れんが亭」のコロッケトーストサンド、「日清」のフォー海鮮白湯、温州みかん
コロッケで胸がツカエル
毎朝カーテンを開けて、西の空を見る。今日も富士山が美しい。しかし、各地で大雪というのに、どうし
た訳か富士山は雪化粧してないんだよね。寒過ぎて雪が積もらないのだろうか。東京は今月ほとんど
雨が降っていない。雪国の方にこんな良い天気で申し訳ないと思いつつも、空気が乾燥し過ぎている。
昼 富士見町 「おけい」 タンメン 609円、焼き餃子 525円
白雪姫タンメン
午前中白山の医者に行った後「レザン」でイングラでも食べようかとドアを開けたら満員。ここがダメだと
白山で目ぼしい店は無い。タクシーで神楽坂下に行き、「おけい」まで歩く。隣のラーメンの人気店「青
葉」は長い行列だ。「おけい」は餃子の店と書いてあるが、客のほとんどはたんめんを注文する。丁寧
にヒゲを取ったシャキシャキモヤシと細く切った白菜、豚肉の上品なタンメンである。麺はパスタのリン
グイネほどの平細緬で丼全体は真っ白。タンメン業界の「白雪姫」と名付けてもいいかもねぇ。餃子は
注文が入ってから具を包み出す。だから時間がかかる。カリッともしているが、皮がモチッとして旨い。
午後のお茶 「カフェドクリエ」 アイスコーヒー 231円
あまり来ない町で本屋に入るのが好きである。品揃えが違えば面白い本に出会えるような気がするか
ら。帰りはタクシーで帰るのだからたくさん買ってもいいやね。これもあれもと選んだら、20冊になった。
夜 舟町 「おいあい」 お任せコース(醤油豆、ふぐの煮凝り、刺身盛り合わせ:大トロ・鮪・イカ、ゲ
ソ
300ml×2本 @4500円
雑炊食べられず残念!
久々に家で夕食を食べようとたくさん食材を買って来た。だが、6時半になったら急激に空腹となって作
る気が失せた。すぐ食べたい!即刻食べたい!「おちあい」に電話して、たった1席空いていたカウンタ
ー席に座らせて貰う。「おとうさん、すぐ食べさせてー」。何を大袈裟な!飢えている子供達のことを考
えろ!空腹は理性を失わせる。料理をぱくついていると、ほどなくO崎さん登場。今晩は職場の忘年会
とか。カタカナ会社の先輩だが「あなたパクパク日記見ていると、ロクに家にいないじゃないの」と言わ
れてしまった。いますよ意外と。店のお父さんは正月山形に帰られるそうだ。満腹で雑炊は断念した。
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12月 28日(水) 晴れ
朝 家食 「銀亭」のクリームコロネ、ピッツァパン、「日清」のフォー海鮮白湯、温州みかん
さよなら、銀亭のパン達
一昨日近所のスーパー「丸正」でショックな張り紙を見た。「12月31日をもって銀亭は閉店することに
なり・・・」。ガッツーン!私が四谷三丁目に引っ越して1年9ヶ月。その間に「丸正」からはまずオコッペ
牛乳ソフトクリームが消え、ようやく利用しようと思ったJTBが出て行き、そして最近お気に入りになっ
た「銀亭」まで閉店という。そういえば、あれほど好きだった「丸美屋」のカップスープも置くことを止めた
し、このスーパーは私のお気に入りを知っていてワザと意地悪しているのじゃないか!とイジケテいる。
午前のお茶 代々木 「ドトール」 コーヒー 180円
今年最後の整体治療。熱と咳から解放されたR祖一真君が元気いっぱい暴れていた。ママからはプレ
ゼントを頂く。NYの交通ストが解決したので、タク先生ご夫妻は明日からお出掛けとか。年末やなぁ。
昼 新橋 「スマトラ」 スマトラカレー 530円+カレールーだけ大盛り70円、キャベツサラダ 50円、
らっきょ 60円
しみじみ好きなカレーです
JRも地下鉄も空いている。今日仕事納めの人達だろう、一年の仕事を終えてホッとしたり、ボーっとし
たりで緩んだ顔を見せている。先週行方不明になった銀行カードはその後も見つからないので紛失届
を出した。キャッシュカードの再発行の手続きをした。もう一つ口座がある?あぁ、中央競馬会の電話
会員専用に作ったヤツね。すっかり忘れていた。はいはい、そのカードも通帳も無くしました!私はどー
せドジでトンマです!「スマトラ」のカレーを食べに行く。じゃが芋を摩り下ろしたザラザラ感がイヤという
人もいるらしいが、私は大好きですねん。ご飯普通、カレールーだけ大盛りがバランス的に良いと思う。
夜 家食 「ポレポレファーム」のベーコンとソーセージたっぷりのポトフ風スープ、カンタンおでん 、メ
ンチカツ、ヤマシタの新生姜、ご飯
何でもそうなっちゃうが、今年最後の美容院に行く。本年もお世話になりました、来年もよろしく。四谷3
丁目でマレーシア旅行の写真をどっさり引き取り、更にN原先生のところでフランスの香油などを受け
取ってスゴイ荷物になった。こうゆう時、力持ちでよかったと思う。昨日夕食に作ろうと思った献立をそっ
くり作る。ポトフって言ったってあなた、野菜を大きく切っただけ。山形月山の「ポレポレファーム」のベー
コンの塊を切り、ニンニクと一緒にスープのベースを作る。あとは山程の野菜とポレポレのピリ辛ソーセ
ージを入れてコトコト煮こむ。ベーコンの塩味とニンニクの旨味、野菜の甘さで良い味になった。メンチ
カツにかぶりついてモグモグ噛んでいる時、口の中に違和感が。ヒエー!歯が取れた。4本も!無酒日
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12月 29日(木) 晴れ
朝 家食 「ポレポレファーム」のベーコンとソーセージたっぷりのポトフ風スープ、茹で卵とトースト、ジ
ャージーヨーグルト
昨日夕食の最中に上の歯が4本も抜けてしまってガックリ来た。何とか嵌めたもののすぐ取れる。寝て
いても外れた4本の歯を飲み込むのではないかと気がきではない。2時半に寝たのに7時に起きた。
そろそろと朝食を食べたが、やっぱり途中で外れてしまう。今日から歯科医は休みというのに、あぁ!
昼 四谷三丁目 「東風汁緬本店」 海老のワンタン麺 800円、とろとろ杏仁豆腐 +50円、コー
ヒー
「こうや」より旨いワンタンメン
長い時間がかかってしまった年賀状作業が昼過ぎようやく終わった。やっぱり筆で宛名書きからするっ
て負担が大きい。来年からどうするか。正直言えば全部ヤメテしまいたいのだよね。マレーシア旅行で
ご一緒した方々それぞれにアルバムを作成し、年賀状と一緒に郵便局で出した。昼飯はどうしよう。4
本の歯は家に置いて来た。中華麺がいい。四谷三丁目界隈は飲食店が多いが、中華麺の美味しいと
ころが少ない。その点、ひらがな会社時代ランチを摂っていたこの店が近所に支店を出してくれてとて
も嬉しい。軟らかさを考慮して海老のわんたん麺にした。麺類の味は同じだが杏仁豆腐は感心しない。
夜−1 舟町「おちあい」 お任せコース(醤油豆、ふぐの煮凝り、刺身盛り合わせ:大トロ・鮪・イカ、
手
年越しの数日だけでも食べられるよう、瞬間接着剤を買って来た。注意事項を見ると「口の中で利用す
るものには使用しないこと」とあった。じゃ自分で歯を入れるのはダメか。でも1週間食べられないなん
て考えらんよね。歯は商売道具じゃ!正式な歯科の主治医に電話する。福島県まで。「先生、何とかし
てください!!」ということでE藤先生は福島から東京に帰り、往診してくださることとなった。世の中広
いとはいえ、自宅に歯科の往診を頼む人はそう多くはないよね。午後8時前に四谷3丁目の駅まで先
生を迎えに行き患者となる。リビングの照明をすべて点けてB&Bのチェアが診療椅子に。イテテテ!
「はい、ウガイして来て」。洗面所までウガイに走る。やがて治療が終わり、洗面所のダブルシンクで
私はウガイ、先生は手を洗って往診終了。歯も入ったし、さて飲みに行きましょうか。一昨日も行った
「おちあい」で歯科医と患者の関係から、飲み仲間となって食べて飲んでお喋り。今日は2人だから最
後の雑炊まで辿りついた。あぁ旨い。カラダ中がほっこりする雑炊である。ナヌ?これから歌ですか?
夜―2 四谷三丁目 「カラオケ いずみ」 ジントニック
E藤先生の最後の患者、そして「おちあい」でも最後の客となって、カラオケに向かう。こんな日は空い
ていると思ったら「アゼリア」は満員で「いずみ」に行く。E藤先生は大熱唱で観客(私だけ)を唸らせる。
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12月 30日(金) 晴れ
朝 家食 レタスと茹で卵のトーストサンド、カレーシチュウ、静岡の温州みかん
無事歯も入ったし、これで年末年始思う存分食べられるぞと安堵して眠りについた。ところが、一難去っ
てまた一難。寝ている間に右肩が急に痛くなった。朝調べてみると、右肩のある部分が熱を持って腫れ
ている。触るとイテテ。腕の上げ下げもやっとだ。これは○十肩とは違うと思うけど、病院も年末年始休
暇に入っちゃったしね、自分で湿布して様子を見るしかない。私って間の悪い時にどうしてこうなるの!
昼 家食 きしめん、新生姜
きしめんは大好物ですねん
去年12月29日東京にも雪が降った。翌日の30日は雪景色が美しい朝であった。雲が多いものの今
日も東京は良い天気だ。たまには家で昼飯にしようか。長年作っているうどん、きしめんの類は、私の
得意料理。ま、料理って言ってもたいしたことはしないのだけれど、これが実に美味しいの。う、うめー。
午後のおやつ 福山 「大和屋」のブランデーケーキとチョコレートケーキ、「フォション」のアップルティ
どっちも美味しいケーキ
出し忘れた賀状を投函し、湿布薬を買いに行く。交差点近くは、山のように買い物した人達で溢れてい
る。みんなこれから御節料理やお雑煮などの準備をするんだろうね。それに比べてわが身の何たる気
楽さ。明日から軽井沢に行ってしまうから、御節料理もお雑煮も作らない。大掃除も昨年に続き、しない
と決めた。年賀状も出し終わったし、午後などとろとろと昼寝してしまったよ。Sピーのご実家である福
山の「大和屋」さんのお菓子を食べる。しっとりブランデーが沁みたケーキも良いし、チョコも美味しい。
夜 家食 リメイクしたカレーシチュウ、縄文干しの沖キス焼、ネギ納豆、もずく酢、新生姜、ご飯
今夜で今年最後家夕食だな。福島県いわきのお店で作っている縄文干しというものを頂いた。干物な
のに焼いても身がシットリとしていてとても美味しい。ネギ納豆を全部ご飯にかけて食べるのも美味し
いなぁ。今日の献立は、栄養的にバランスが取れていてとてもよろしい。食後はNHKBSの「戦後60
年・歴史を変えた戦争」でインド・パキスタン戦争、カンボジア・ポルポト政権の大虐殺を観る。昼間、ヴ
ェトナム戦争も観たが、よく知っていることもあり、初めて知った事実もあって興味深い。一応、史学科
卒だから。えへへ。それにしても、ポルポト政権でナンバー2だった重要人物が、今もノウノウと自由に
暮らしていて、インタビューを受ける全く反省すらしていない姿に強い怒りを覚える。許せん!!無酒日
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12月 31日(土) 東京は晴れ 軽井沢も晴れ
朝 家食 野菜てんこ盛りサッポロ一番塩ラーメン、おでん、新生姜
2005ベスト1of 朝食!!
懸命(?) の湿布のお陰か、肩の腫れと痛みはダイブ収まった。私の旅スタイルはリュックだから、良
かったよ。さーてと、今年最後の朝飯は何にするかな?うーん、2005年度朝食ベスト1はやっぱりアレ
だ。サッポロ一番塩ラーメン。その栄誉を称えて野菜もてんこ盛り。あなたは夢子の朝の食卓において
見事優勝されたことを祝し、ここにその栄誉を称えます・・・ズルズルモグモグ。パチパチパチ。アホか。
昼 長野新幹線で食べた駅弁 穴子鮨 600円+お茶
13時24分東京駅発長野新幹線に乗り込む。1時間ちょっとの乗車時間なのでいつもは普通席に乗る
のだが、今日はグリーン車。そこしか空いていなかった。長野新幹線は全車両禁煙なんてことになっち
まったから、マコトに困っておる。それにしても東京駅で買った穴子鮨の不味さはどうだ!!半分残す。
午後のお茶 軽井沢万平ホテル 「カフェテラス」 コーヒー 650円
軽井沢も晴天で余り寒さを感じない。青い空にくっきりと白い雄大な姿が自慢げな浅間山。タクシーで
万平ホテル。このホテルで年越しをするのも3年目になる。ジョン・レノンが愛したことで有名な「カフェ
テラス」でお茶。玄関脇では若い板さん達が氷細工を楽しそうに作っている。何を作るのかなぁ。この店
も禁煙なので長居はしない。部屋に帰ってP・D・ジェームズの本の続きを読む。寡作の人だから大事
にチョコチョコ読んでいたが年も押し迫っているのでダルグリッシュ警視長に事件を解決して貰わねば。
夜―1 軽井沢万平ホテル 「バー」その1 食前酒として シェリー「La
Ina」
さすが大晦日で「ダイニング」は混んでいて、夜2回制の6時の部は満席なので夕食は7時45分から
となった。ロンドンでは事件が解決したが、私の空腹は収まりそうにない。じゃ、バーでアペリチフでも。
夜―2 軽井沢万平ホテル 「ダイニング」 神戸牛ディナーコース(帆立貝とウニのカルパッチョ、
オニ
ラダ
赤ワインCHATEAU BEAUMO
えー、かっこ悪いのですが、3年連続同じレストランで同じメニューを頼んでしまいました。選べるスープ
も同じ、ステーキの肉種もヒレ、ソースも山葵醤油、サラダのドレッシングも・・・・。進歩が無いじゃん。
せめて赤ワインだけでも替えようね。2002年と若いわりにタンニンの渋さも効いてなかなか。その昔華
やかな舞踏会が開かれたような広いダイニングは、家族連れでいっぱい。家族も3代揃ってというテー
ブルが多いなぁ。私の観察によれば、女性の両親と孫の組み合わせが多いのではないか。男性はど
のテーブルでも話の輪に加わらずブスッとしているよ。昔は夫の実家に行くのがフツーだったけどね。
夜―3 軽井沢万平ホテル 「バー」その2 ジントニック×2杯
デザートを運んで貰って、2度目のバー。あぁ、ここで煙草を吸ってひとごこちつく。スパー!そろそろ帰
ろうと思ったら、「あらまたお会いしましたね」とご夫婦から声をかけられる。去年お会いしたご夫婦だ。
そこから、何だか人生相談のような話題になってしまって、ジントニックをご馳走になってしまいました。
夜―4 軽井沢万平ホテル 客室にて 年越し蕎麦 ×2杯
ヒヒヒ、間違って2杯置いて行ってくれたぞ
このホテルでは大晦日の夜、全客室に年越し蕎麦が配られる。それが楽しみだ。9時半頃から配りま
す、と言われたのに遅れている。2度も催促の電話してしまったぞ。11時過ぎようやくドアにノックの音
が。「お二つですね」と言われて思わず「はい!」。けけけ、2杯食べたのだー。今年もこうして暮れた。
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2006年 1月 1日(日) 軽井沢は快晴
朝 無し!!
2006年の元旦がやって来た。肩の痛みはほとんど無くなった。それでも大事を取って湿布薬を貼る。
腕が上がらなくては、1月3日勝利のバンザイできないからな。新年早々であるが、昨夜から悩みごと
がある。元旦の朝食を摂るのか否か。2年越しで悩んでいるのだ。元旦の朝食サービスは8時半から
と遅い。その上、和食でも洋食でも、おせちの詰め合わせとお雑煮が配られる。それを食べたら数時間
満腹が続く。然るに今日の昼は「エルミタージュ ド タムラ」を予約している。あぁ困った。で、抜いた。
昼 軽井沢 「エルミタージュ ド タムラ」 元日のランチコース(京都樋口さんの蕪とタラバガニの
サラ
納豆
タの
ー)、田村シェフの田舎雑煮とタラコ昆布巻と膾、ミモザ、ニガリ入りの海洋深層水 @1万4300円
元日のランチサービスは正午から、そして午後1時がラストオーダーとなる。朝食を摂るなら1時に来
ようと思ったが、抜いたので11時57分にタクシーで乗り付ける。「エルミタージュ ド タムラ」の今年最
初の客となった。「あけましておめでとうございます」。サービスの女性もマダムも着物姿である。元日だ
から、ランチは1万円のコースのみ。いいよ、こっちは腹ペコなんだ、朝メシ抜きだかんね。まずはアミュ
ーズの京都樋口さんの蕪とタラバガニのサラダ。目の前でトマトのエスプーマをムニュムニュとかけてく
れる。蕪の何たる甘さ、トマトのエスプーマの繊細な旨さ!朝メシ抜いて来て正解だったわ。昨年(と今
日から言うのね)10月22日のディナーで食べた時より美味しく感じる。もっともあの時は遅い昼で蕎麦
を山ほど食べた後だったからな。本日の鮮魚は青ハタでして身の部分とカマの部分がございますが、
どちらになさいますか?かま。と言ったばっかりにお箸で汗かいて奮闘することになった。が、素晴らし
く美味しかった。歯要らずの頬肉の赤ワイン煮を食べた後、田村シェフ特製のお雑煮を頂くことにする。
何を隠そう、元日にランチを予約したのもこのお雑煮が目当てだったのだぁ!10月マダムから「元日は
主人の作るお雑煮をご希望の方にはお出ししますのよ」という一言を私は忘れていないのだ。お雑煮
は、田村シェフの出身地群馬の味で、実だくさんの醤油味だった。「屋上屋を重ねる」という言葉がある
のだから、満腹の上に雑煮を食べてもいいだろう?デザートをさっぱりしたものにしていて良かったよ。
夜 軽井沢万平ホテル 「バー」 おせち料理、「中華 萬山楼」の中華前菜盛り合わせ 2080円、
水餃
@8700円
今日も美しい浅間山を眺めながら帰って来た。途中「諏訪神社」に寄って貰ったら、参詣客の長蛇の列
を見て止めた。これでは夕食も抜きかなぁとお腹をさする。部屋で本を読んでいたらウトウト昼寝してし
まった。陽がさんさんと射すホテルで昼寝する元日っていいなぁ。暗くなると、ちゃんとお腹は空く。最初
からバーに行って、中華レストランから出前を取る。え?おせちをサービスしてくれる?こうしてお雑煮
もおせちも作らず買わずで、しっかり頂いたのであります。水餃子と焼きそばO澤さん半分食べてね。
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【今週の振り返り】
軽井沢万平ホテルの客室で、マッサージをして貰っている間に2005年平成17年はあっけなく去って
行き、前触れ通りに新しい年がやって来た。飲み過ぎでかなりのベロンベロン状態の上、マッサージで
ウトウトしていたから、夢うつつの中で年越しをしたことになる。さーてと、今年はどんな年にしようっか
なぁ。
うーん、えーっとねぇ・・・・。よし、決めた。「頭の柔らかいちょっと不良ババァ」になるぞ!オゥ!」ってこ
とでやってまいります。昨年は4月1日から自由の身となったが、今年は丸一年365日、徹頭徹尾全く
の自由の立場である。逆に言えば、仕事が忙しくてとか仕事のストレスで、なんて言い訳は無し。ゼー
ンブ自分の裁量で決めるのだから、責任もすべて自分にある。「2006年の自分」という作品を作るよう
な気分である。同時に「老い」というものにも、ちょっと向き合わなければならない。自分でも知らず知ら
ずに「老いの頑迷さ」を身につけているのではないかと恐れる。あれは苦手だから絶対食べない、何を
するならコレに限る、それはキライだから見ない、あの人には会いたくない、それは読まないことにして
いる・・・・・・・長年の間に、自分の世界から締め出して来た飲み物、食べ物、場所、テレビ番組、本、雑
誌、宿、習慣、人がどれ程増えたのだろうか。積極的に締め出さなくとも、無関心なコトガラ、モノゴトも
多くなっているに違いない。マズイじゃないか。この年齢で選別できる程の洗練された眼をもっているわ
けでもないのにさ。今持っている選択肢から選び続けると道はドンドン狭くなる。その上好み優先では
先が知れている。頑迷な老女だけにはなりたくない。
習慣を変えてみる、新しいことに挑戦してみる、キライと思っても頭から拒否しない、好奇心を持ち続け
る。それと良い子でいるのは止めるぞ。世間テーなんて考えんぞ。え?どこが良い子かって?ま、いー
じゃない。私は不良ババァになるのだよ。よし、これで行こう。
みなさま、元気で新しいお年をお迎えでしょうか? ということで、本年も「夢子倶楽部」をよろしくお願い
申し上げます。
来年こそネコ年が来ますようニャねー