パクパク日記8年12月1週
沖縄県の久米島と宮古島に行った。冬の離島巡りもやっぱり太るのだ!
宮古島・東平安名崎
久米島の夕陽
12月 1日(月) 晴れ
朝 家食 おでん(大根、焼き豆腐、こんにゃく、白滝、京風がんも、イワシ団子、水菜、柚子)、ネギ納
豆、ご飯、おでん汁、りんご、黒烏龍茶
今日から師走だ。今年があと1ヶ月なんて信じられない。毎月のように日本とは違う気候の国に行くの
で、四季がぐちゃぐちゃの人間だが、「もうそげな季節?」と松江弁で聞きたくなる。手抜きして作ったの
でデキはイマイチだったおでんもこれでオシマイ。ちょっとのつもりでも4回分あった。ネギ納豆好きだ。
昼 荒木町 「まほろば」 ほーぼーの煮付け定食 800円
黒鯛は売り切れだった!
N原先生の治療院に行く。先週アメリカ滞在中に膵炎にかかり、高熱と痛みで1週間絶食したそうだ。8
キロ減ということで、顔がふた回り程小さくなっていた。羨ましい!実に羨ましい。膵炎になりたい!寝
ている間に「のだめ」ファンになったそうでそれまた結構。全快していないので治療は代診の高知の方。
昼のお茶 四谷三丁目 「オレンジ」 コーヒー 470円
両替代わりに書店でガイドブック1冊買えば8千円出来るな、というつもりが9千円も買っちゃあダメじゃ
んねぇ。昨日から2日続きの大量買いだ。中には「篤姫」の大河ドラマストーリーまで。完結間近だしさ。
夜 無し!
今晩は6時から築地の蕎麦屋で「お楽し会」がある。昔仕事でご一緒した数社の皆さんとお会いできる
のが楽しみだ。ところが。午後3時過ぎから変調を来たす。トツゼン腸に痛みを感じる。どんどん強くな
る。寒い!ゾクゾクする。吐き気もするではないか!こ、こ、これは持病の腸閉塞?今晩の宴会は?明
日からの離島旅行は?苦しみの中でこれからの予定が頭をグルグル回って。今晩の幹事M下さんに
電話。コレコレシカジカドタキャン欠席!すまん!ごめん!寒くて痛くて震えながら午後4時にはベッド
に。鼻が痛いのでマスクするも連続6回大クシャミ。腸閉塞なのか風邪なのかわからん・・・・・。唸ったり
うとうとしたりで午後10時まで寝ていた。あら?だいぶ症状が軽くなったよ!夕食は要らんな。無酒日
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12月 2日(火) 東京は朝方まで雨 沖縄は晴れ
朝 家食 水菜と卵のきしめん、アロエヨーグルト、柿
昨日の昼以来の食事だす
5時半起床。少し風邪のような症状が残ってはいるが、腸の痛みは全くない。昨日の午後からのアレは
何だったのだろう。まるで私だけに吹き荒れた嵐のようであった。狐につままれたような気分。でも治っ
たことには大感謝。今日から4泊5日の離島巡りに出かける予定なのだから。久々の食事はきしめん。
昼 空弁 「崎陽軒」の炒飯弁当、ヘルシア茶
空から見る景色好き!
那覇に向かう。昼食は空港で仕入れた「崎陽軒」の炒飯弁当。焼売弁当より小さめだったので選んだ
のだが、油の多い炒飯はイカンカッタか。ヘルシア茶よ、油流してくれー!Jクラスで右の左側を取った
のに、アナウンスは右側に見える景色を案内する。「富士山が・・・屋久島が・・奄美大島が・・」。ふん!
那覇では30分の待ち合わせで久米島行きに乗り継ぐ予定だ。飛行機を降りる時、私の名前が呼ばれ
た。ナニ?乗る予定だった午後2時45分発の久米島行きが運行中止?最終の5時50分に変えろぉ?
夜―1 久米島 「サイプレスリゾート久米島」 レストラン フレンチBコース 4500円(ベビーリー
フサ
ブン焼き
赤ワイン:カレ
最終の久米島行きは更に遅れて、結局那覇空港に4時間近くいたことになる。何していたか?「ビジネ
スラウンジ華」ってところで、無料のコーヒー飲みながら本読んでいましたー。飛行機が飛ぶ頃にはすっ
かり日も暮れて真っ暗になった。久米島まで僅か95キロだから飛べばすぐ着く。ホテルは飛行場の隣
にあるサイプレスリゾート久米島で今日から2泊する。夕食はフレンチと創作沖縄料理。昨夜の変調も
あったので、品数が多くない4500円のフレンチにしたが、あまり楽しめるコースでは無かった。体調の
せい?それとも料理のせい?デザートが一番口に合った。ボトルで取った赤ワインは半分だけ飲む。
夜―2 久米島 「サイプレスリゾート久米島」 バー ジントニック 2杯
今日は空港で4時間も過すなど移動ばかりだった。これで一日が終わってはつまらない。レストランに
バーカウンターがあるので、1杯飲んで帰ろう。久米島の魅力ですか?うーん何も無いことかな?って。
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12月 3日(水) 久米島は快晴
朝 久米島 「サイプレスリゾート久米島」 レストラン 和朝食セット
客室から見る景色 東シナ海とシンリ浜が広がる
海の手前はプールが
海側から見たホテル
朝6時には起きたが、明るくなるまでカーテンは開けない。昨日到着した時は真っ暗だったから、どんな
景色が窓から見えるのか楽しみ楽しみ。そろそろいいかな?7時過ぎカーテンを開けてタマゲタ。目の
前には東シナ海が広がり、ホテル前のシンリ浜の浅瀬は朝日を浴びて微妙な影を作っている。眼下に
はプールと広々としたウッディデッキとチェア。ふーむ、このホテルも久米島も楽しくなりそうだ。朝食は
1階レストランへ。焼き魚をシーラか鯖か選ぶだけで和食膳しか無い。ジュースと飲み物、漬け物、納
豆や海苔はセルフサービス。どっさり出たモズクは太いから食べ甲斐ある。ご飯1杯でガマンしたぞ!
久米島沖合い7キロにある「はての浜」。真っ白な砂浜だけの無人島で、久米島観光のチョー目玉!
海の美しさには言葉を失う
久米島の畳石 比屋定バンタからの風景 写真上方の白い線がはての浜
昨日空港から僅か3分であるがタクシーに乗った。ちょっと牛っぽい運転手さんが降りる時モゴモゴ言
って黄色の紙を差し出した。携帯番号と名前が書いてあった。モゴモゴは「観光に行くなら呼んで」だっ
たらしい。10時半に来て貰う。「2時間くらいテキトーに走って」。時速15キロ?歩いている人に抜かれ
るよ!そのうちこの島で行くべく場所をハタと思い出した。「ハテの浜に行って!」。ホテルのあるシンリ
浜とはほぼ対角線上にあるイーフビーチ近くの泊フィシャリーナで、牛運転手さんが船と交渉。久米島
弁は半分もわからんかった。小さいモーターボート貸切りでも一人3500円。濡れるそうで、靴下と靴を
脱いでゴム草履に履き替え、雨合羽も借りる。船が動き出して慌てる!揺れる。大揺れ!暫し船が空
中を飛び、然る後にバシャッと海に着水。痛い!!その繰り返し。海に放り出されないようにしがみ付
いて踏ん張る。この体勢で約20分。死ぬ思いであったが、海の美しさも尋常では無かった。エメラルド
グリーンからターコイスブルーへ。ほう!ここが「ハテの浜」か。真っ青な海に浮ぶ真っ白な砂州。7キロ
から11キロの長さに渡りメーヌ浜、ナカノ浜、はての浜を総称して「ハテの浜」というらしい。シーズン中
は、数時間ここで海水浴やシュノーケルを楽しむ客で混み合うようだが、今は私を入れて客は3人。紫
外線が7倍もあるらしいから、眩しい。しかし、何も無いかと想像していたら、夏場の日除け小屋の足場
がそのまま残っていてちょっとガッカリ。貝殻なんて拾っちゃったさ。てへっ。さぁ、10分経った。帰ろう。
昼 久米島 「ゆき」 久米島そば 550円、沖縄焼きそば(半分) 600円
焼そばは運転手さんと晩分こ
奥武島(おうじま)で畳岩を見たり、日本一という車海老の養殖場をいくつか通ったり、眺めの良い比屋
定バンタに行ったりと、久米島観光をして午後1時。「沖縄そばの美味しい店に連れて行って」とお願い
した。「ゆき」という料理何でもありのスナックみたいな店だった。ご馳走しますからと一緒にランチ。牛
運転手さんは600円のソーキそばで、私は久米島そば。焼きそばを半分づつ食べることにした。牛さん、
ソーキ肉とそばを全部食べたかと思ったら、そこに焼きそばを入れて食べ出した。げっ気持ちわるっ!
午後のお茶 久米島 「サイプレスリゾート久米島」 ラウンジ アイスコーヒー 400円
牛さんへの支払いは3時間で9480円だった。うち1時間は「ハテの浜」に行っていたから待機、30分
は昼食だったが。小型初乗りは390円だよ、久米島は。「お釣りは要らないから明日迎えに来てね」と1
万円渡した。ホテルのデッキでアイスコーヒーを飲みながらほっこり。更に3時半からエステだぞ!2時
間の楽園(エステ)から帰って来たら、太陽が東シナ海に沈むところだった。シンリ浜は夕陽の名所だ。
夜−1 久米島 「サイプレスリゾート久米島」 レストラン 創作沖縄料理特別コース 6500円(前菜:
マグロ・島豆腐海苔巻・生春巻など、島うこんと魚介の吸い物、お造り:マグロとイサキ、白身魚と
夜光貝貝柱のバター蒸し、琉球豚のアミ焼き、マコモダケとモズク雑炊、ゴーヤゼリーナタデココシ
ャーベット)、オリオンビール、赤ワイン:カレル
暑い国でもクリスマスツリー
昨日はフレンチにしたから、今晩は創作沖縄料理特別コースというものを注文。それが間違いだった。
未だ本調子でない上、前菜のボリュームが多くて、吸い物を食べ終わった頃にはお腹いっぱい。作って
くれた人には悪いが、雑炊までの料理はちょっとつついただけ。お腹もいっぱいなのだが、私の口には
合わないのだよ。このホテルの料理が合わんという意味と、南国の料理が苦手ということもあってね。
夜―2 久米島 「サイプレスリゾート久米島」 バー ジントニック 2杯
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12月 4日(木) 久米島も沖縄本島も宮古島も快晴!
朝 久米島 「サイプレスリゾート久米島」 レストラン 和朝食セット
昨夜は料理の文句を言っていた私だが、朝ご飯は旨い!特に鯖焼が旨い。4食食べて鯖が一番!!
昼 那覇空港 カツサンドと黒烏龍茶
乗ったプロペラ機と不味かったカツサンド
牛運転手さんが迎えに来てくれた。結局この牛に似たお爺さんと3日連続で会ったが、彼が喋ったこと
の半分しか理解できなかった。ホテルは空港の隣にあり、部屋から飛行機の離発着がよく見えた。日
本トランスオーシャンと琉球エアコミューターが交互に1日6便那覇と行き来するが、半分の機材はプ
ロペラ機。私が乗ったのは39人乗りだった。那覇でマズイカツサンドを食べ、宮古島行きに乗り継ぐ。
日本百景にも選ばれた東平安名崎の景色
前浜ビーチは7キロ続く砂浜
来間島にかかる1690mの来間橋が見える
ホテルのプールの周りは色とりどりの花が咲く ホテル名にもなっているアマランダの花 ゴルフ場の中には教会
午後1時過ぎ宮古島空港着。予約したから、ホテルの車が迎えに来てくれた。久米島もそうだったが、
上空から緑に見えた所はほとんどがサトウキビ畑だ。♪ざわわ ざわわ ざわわね。走ること15分、ホ
テルは、島の南シギラベイを見下ろす高台にある。南西楽園シギラベイサイドスイート アマランダとい
う。オフィスコーヒーサービスなどで拡大したユニマットの経営だ。一応2時と決めているようだが、着い
た時間にチェックインできるのは親切だ。天気予報によると、良い天気は今日までで、明日から大荒れ
らしい。宮古島観光をするなら今日しか無い。部屋に荷物を放り込んだだけで、タクシーを呼んで貰っ
て出かける。島の最東端の東平安名崎に向かう。素晴らしい天気だ。真っ青な海が太陽に煌いてうっ
とりするぞ。岬は日本百景に選ばれていることもあり、観光客で溢れていた。スゴイ景色に息を飲む。
次は、最西端の来間島。その手前に、それは美しい前浜ビーチが7キロも続く。このビーチには、もう1
軒の高級ホテル、東急リゾートがある。来間島に渡るには1690mの来間橋を走る。島最北端の池間大
橋と並ぶ島の名所らしいよ。海の中の橋をぶっ飛ばして、すごい、すごい、楽しいな。島の一番高い龍
宮城展望台に上って見た景色にクラクラ。左手には伊良部島が見える。吸い込まれるような海の碧。
夜―1 宮古島 南西楽園シギラベイサイドスイート アマランダ 「マラルンガ」 鉄板焼きコーナー
鉄板焼きおすすめコース(前菜:ミミガー和え・アワビ柔らか煮・鶏和え、鮮魚:赤マチと帆立、島豆
腐・ガーベラ・南瓜、ニンニクチップ、宮古牛ヒレ、宮古蕨ともやし、ガーリックライス、漬物、赤出汁、
ドラゴンフルーツ)、豆腐よう、オリオン生ビール、赤ワイン、冷酒 「黎明」 2合
1泊2食付きのプランで2泊予約している。夕食は、和食コース、しゃぶしゃぶコース、鉄板焼きコース
から選ぶ。今晩は6時半から鉄板焼きね。宮古牛より石垣牛の方が値段は高いらしいが、宮古牛でも
十分旨いよ。焼いてくれたのは、千葉で育った若い男性で、客は私だけだったからずっとお喋りにつき
あってくれた。熊本の豆腐の味噌漬と並んで、沖縄の豆腐ようも大好き。酒のつまみに注文。オリオン
ビールは旨いからいい。南に来ると、この次からが困る。私は酒呑みだが、焼酎と泡盛は飲まんのだ。
大キライ!沖縄県に唯一日本酒を造っている店がある。その商品が「黎明」。飲んでみた。甘い?うう
ん。辛い?ううん・・・よくわからん。でもそれほど悪くもないか。白飯はガーリックライスに変更してね。
夜―2 宮古島 南西楽園シギラベイサイドスイート アマランダ 「MAYOL」 ジントニック 2杯
私の行動パターンを考えればトーゼンであるが、夕食後バーに行く。深海にいるような気分になるバー
でなかなか居心地がいい。ジントニックを2杯飲んで、「マッサージ9時半に予約してちょーだいね!」。
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12月 5日(金) 朝まで雨と強風
朝 宮古島 南西楽園シギラベイサイドスイート アマランダ 「マラルンガ」 和朝食
昨夜のマッサージはとても上手な人だった。だからぐっすり眠った、と言いたいことだが、夜中に何度も
目が覚めた。あちこち痒くて!足の甲や、肩や背中や腰や掌や・・・。痒みというのは際限なくて困る。6
時に起きると、外は雨が降り、強い風が吹き荒れていた。昨日あの晴天の中観光に行って良かった!
今日はどんな悪天候でもいいよん。朝食は和食と洋食があったが、和食にした。おかずが多くていい。
昼 宮古島 「琉球の風」屋台村 宮古ソーキそば 650円、油味噌おにぎり 350円、アイスコーヒー
350円
客室写真:海を見ながら入るお風呂 昼寝に最適のディベッド(昨日晴天時に撮影)
雨は止んだが、風は強い。部屋はすべてオーシャンビューで、目の前はゴルフ場だ。時々見かけるゴ
ルフのパーティ強風でタイヘンだね。部屋は結構な広さで、ディベッドなんて昼寝するコーナーもある。
ランチはルームサービスもあるから、日永部屋で本を読んだり、昼寝したいりしていてもいいのだが、ち
ょっと出かけるか。車で5分程走ったところに姉妹ホテルと「琉球の風」というショップと屋台村がある。
車で送って貰って行ってみると、ここも修学旅行高校生でいっぱい。ソーキそばとおにぎり。旨くない。
夜―1 宮古島 南西楽園シギラベイサイドスイート アマランダ 「マラルンガ」 しゃぶしゃぶコース
(前菜:柿釜膾とジーマ豆腐の冬至揚げ、海老とアワビのしーくあーさーぜりー寄せ、宮古牛しゃ
ぶしゃぶ、野菜と豆腐、稲庭うどん、さとうきびプリン)、豆腐よう、オリオン生ビール、冷酒 「黎明」
2合、「鬼ころし」
夕方、フットエステをやって貰って、気持ち良さに死んだ。これからはいつもこれやろう。全身に比べれ
ばエラク安いし。今晩はしゃぶしゃぶ。って、ここに来てから肉ばかりだな。2品目は三崎港のマグロな
どの刺身だったが、最近生魚はお腹を壊すので別品に変更して貰った。今日も豆腐ようと沖縄の日本
酒「黎明」を注文。しゃぶしゃぶやすき焼きの肉皿と野菜を見た時、だいたい「足りない!」と感じて、「足
りなければ追加しよう」と思うのが私だ。今日もそう思ったのだが稲庭うどん食べたら結構マンプクに。
夜―2 宮古島 南西楽園シギラベイサイドスイート アマランダ 「MAYOL」 ジントニック 2杯
シーズンオフだから、ホテルは客が少ない。バーまで来るのは私くらいね。しかも2晩続きで。私個人で
は4晩続きだけどね。昨夜本を読んでいた私だが、今日はお喋り。えぇ?お家は国立?東?旭通り?
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12月 6日(土) 宮古島は曇り 風強し 東京は晴れ 寒い!
朝 宮古島 南西楽園シギラベイサイドスイート アマランダ 「マラルンガ」 和朝食
今朝もやっぱり和食にします
雨こそ降ってはいないが、今日も宮古島は風が強い。土地の新聞を読んだら、昨日は強風で伊良部島
など離島へのフェリーの欠航が相次いだそうだ。海の見えるバスルームでシャワーを浴び、朝メシすっ
か。昨日は和食だから今日は洋食のつもりだった。しかしだ、どうもアメリカンブレックファーストの洋食
より、和食の方が断然お得だって気がして来た。和食の場合お膳の他に、生野菜や果物、ヨーグルトな
どヴュッフェ形式になっているし、生ジュースもコーヒーも飲むことが出来る。ね?和食がいいでしょ?
沖縄料理は不思議なものもあってビーフシチュウに見えたものは、アキレス腱の味噌煮なのだそうで。
昼 那覇空港 沖縄そば 650円、お茶
空港の売店で立ち喰いしました
10時半チェックアウトして空港まで送って貰う。冬の宮古島からは、羽田直行便が日に2便、石垣島便
も2便、那覇便が8便ある。満席の11時40分発は10分遅れとなった。2日前、4日前と同じで、那覇
空港は修学旅行生が溢れている。こうゆうシーズンオフには、修学旅行の団体は受け入れ側には有り
難いのだろうね。学校側も安く仕入れられるしお互いさまだ。明日は那覇マラソン。先週宴会をやったO
江×リカは沖縄で結婚式をすると言っていた。マラソンのついでに?と聞いたら否定はしていたが・・。
夜 家食 「米八」の弁当、味噌汁、黒烏龍茶
ずっと粗食にしようね
日本列島ごと冷え込んでいるらしい。そして素晴らしい天気だった。行きは何も見えんと怒っていたが、
復路の眺めいいねぇ。伊豆大島と伊豆半島と真っ白な雪が光る富士山がイッペンに見える風景は、な
かなかのものだった。羽田からモノレールに乗ると、早くも日の入り。今年の冬至は21日だが、早過ぎ
ない?沖縄と1時間も違うのだろうか。帰宅すると、お歳暮等の荷物がどっさり、ファックスもどっさり、メ
ールもどっさり、郵便物もどっさり・・・・。たかだか4泊5日いなかっただけなのに。弁当夕食だ。無酒日
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12月 7日(日) 快晴! 寒い朝富士山くっきり
朝 家食 鶏めし、ランチパック:カレーと卵、味噌汁、りんご、黒烏龍茶
家に帰っても全身の痒い痒い症状はそのままだ。昨夜は皮膚科で処方して貰った飲み薬を飲んで寝
たら痒みで夜中に目が覚めることは無かった。5日ぶり。7時起床。寒い朝だけど、富士山が美しい!
昼 四谷三丁目 「陳麻家」 半坦々麺と天津丼のセット 900円
味が安定しているのは定番料理
この店、来る度に新しいメニューが出来ている。熊本の太平燕もあれば、天津丼もあった。なかなか客
が来ないから工夫しているのだろうが、新メニューはハズレが多い。天津丼もね。でも努力する姿勢は
買う。そんな店に、昼ドキたくさんの客が押し寄せた。チョー珍しいことである。しかも2人で6つも料理
を頼む人までいて。オーダーを伝える声に対し、厨房から「一人でそんなに作れないよ!!」だってさ。
午後のお茶 四谷三丁目 「ドトール」 アイスコーヒー 200円
喫煙席は狭い階段を上った2階にある。長い間2階から四谷三丁目交差点付近の眺めを見ていた。煙
草をヤメたら1階か地下1階の禁煙席に座る。景色が変わりますなぁ。群ようこの本ばかり読んでいる。
夜 家食 中華風野菜煮込み、ネギ納豆、ご飯、味噌汁、福島実知らず柿、和歌山「谷井農園」の極熟
みかん、黒烏龍茶
来週金曜日からまた海外に行くのでスーツケースを作ろうと思っていたのに、沖縄離島の片付けさえも
出来なかった。どうするんだ!このナマケ者!夕食にしても7時半まで何も作っていないし。それでも、
面倒だからどこかに飲みに行っちゃおうか、という自堕落な気持ちを抑えて食事を作る。わずか30分で。
スーパーに実知らず柿があった。渋柿に焼酎かけて密封して甘くするのだ。子供の頃、両親が夜中に
こっそり食べていた実知らず。柿は利尿作用があるから子供はダメってね。異様に甘いなぁ!無酒日
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【今週の振り返り】
石垣島を中心に竹富島や西表島など八重山地方を旅してから、早くも9年の月日が経った。あの時は
初めて沖縄以西に行くとあって、現地で資料を買って読んだり、メモを取ったりと随分マジメな旅人であ
った(夢子倶楽部・国内旅日記「八重山パラダイス」参照)。あれから沖縄本島には何度か行ったという
ことはあったが、今回沖縄の離島に行こうと思い立った自分は、随分だらーっとしていた。そう、旅する
のではなく、だらーっとしに行ったから、仕方ないさね。緊張感ゼロ。わははは。だから、久米島のことも
宮古島のことも、ロクに調べもしないで出かけちゃったのだ。
自宅前からタクシーに乗った。浜松町までと言い、キャリーバッグを持っている私に、運転手が聞いた。
「どちらまでお出掛けですか?」「久米島と宮古島です」。驚くことに、そのタクシーの運転手さんは「久
米島というと沖縄本島から北西に約100キロですね。約30年前行ったことがあります」と言うではない
か。今度は私が聞く。「そんな昔に久米島に行かれた理由は?」と。「雑誌か何かで見たんですよ、真っ
白な砂だけの無人島の写真でした。ハテの浜という名前で久米島から行くのだと知り、どうしても行き
たくなりましてねぇ。タイマイ払って3泊4日の旅を申し込んだんです」。ほう!これから行く久米島には、
そんな天国みたいな島があるのか、スゴイじゃないか、と私は興奮する。「で、行かれたのですよね?」
「えぇ、久米島までは。着いてすぐ台風が来まして、3日3晩暴風雨で宿に閉じ込められました。結局ハ
テの浜には行かずじまいで・・・」という気の毒な話であった・・・・。
そんな久米島は周囲48キロの小さな島だ。以前は1万5千人以上いた島の人口も今は9千人弱。数
年前合併して久米島町になったが、2つの町が存在した頃は、選挙の度に島を2分するケンカが絶え
なかったとか。かつては琉球王国時代に首里王府の行政機関が置かれ、中国との海上貿易の中継地
点として栄えたらしいよ。久米島は「球美の島」とも呼ばれたとか。今年10月に開催されたラムサール
条約約定国会議で、久米島の渓流と湿地が登録された。絶滅危惧種のキクザトサワヘビの生息地が
登録されたらしい。私が泊まったホテルでは、「久米島の自然環境を皆の手で守ろう!」という連泊プラ
ンがあって、朝食付きで1泊9500円であった。つまり、シーツや枕カバーなどの寝具とバスタオルなど
連泊しても交換しなくていいよ、ってことです。
東京のタクシーの運転手さんが、30年前見ることが出来なかった「ハテの浜」を私はカンタンに見た。カ
ンタンとは言っても、日記に書いたように強風に逆らって船は飛んでいたから、エラク痛かったが。確か
に、あんな風景は他では見たことが無い。波で白い砂が洗い流されて砂州は無くなることは無いのだろ
うか。満ち潮で沈まないのだろうか。不思議なことばかりだ。しかし、冬の今10分いただけだが、強風を
避ける場所がなくちょっとツライ。夏場は、日除けのテントに入るでもしなければじりじり太陽を避けよう
が無い。紫外線は7倍だそうだから。
久米島が沖縄諸島の一つなのに対し、宮古島は多楽間島などと共に宮古諸島の中心の島だ。人口は
5万人というから、久米島に比べてエラク大きな島で、新聞も2紙出しているし、ケーブルテレビ局やFM
局まである都会の島だ。太平洋戦争時は、沖縄本島と同じく激しい攻撃を受けて廃墟と化した厳しい
歴史も持つが、19世紀終わりには心暖まるエピソードが残る。1873年宮古島南岸でドイツ商船が台風
のため座礁。座礁船に残る乗組員を島民は励まして救助する。助けられた8名は、34日間ご馳走と心
のこもる看護を受け、やがて中国経由で本国に帰国。この遭難話を船長が新聞に公表したところ大反
響を呼び、時の皇帝は宮古島島民の博愛精神に感動して3年後、感謝の石碑を宮古島に建立した。
そんなこんなで、今では宮古島上野村には「うえのドイツ文化村」の施設があり、ドイツの当時の生活
資料館になっている。2000年沖縄サミット開催時、当時のシュレーダードイツ首相がこのドイツ村を訪
問したそうだ。
それはともかく、宮古島もそれはそれは美しい島だ。あの海の美しさを表現できる言葉を持ち合わせて
いない。ゴルフもしないし、ダイビングもしない私だが、あの美しい海を見るためなら宮古島にまた行き
たい。良いホテルも知ったし、暑いのは嫌いだから、季節外れにまた訪れようか。
あの、私、お供してもいいんですけどニャア
*
木曜日成田前泊して、ちょいと海外に出かけます。寒そうなのにそうでも無いらしいし、
高そうなのにそうでもないらしい・・・。次回パクパク更新は12月23日頃ね。