ローカーボパクパク日記10年11月2週
最後に行ったヴェネツィアは、潮が満ちると床上浸水していた・・・・
ヴェネツィア
ダニエリ
11月 8日(月) ヴェネツィアは大雨 午後から晴れ
朝 イタリア・ヴェネツィア・ホテルダニエリ「LA TERRAZZA」 朝食ヴュッフェ
雨だ・・・・。せっかくのベェネツィアなのに雨なんて!悔しい上に、何だか二日酔いっぽいぞ。どうして?
あぁ、昨夜かなり飲んだような気もするなぁ。シャワーを浴び、髪を洗ってからレストランに行く。ダニエリ
は赤い建物を真ん中に3つの建物があるが、レストランは向かって左側の白いビルの最上階にある。
さすがダニエリだけあって豪華なヴュッフェであるが、例えばスクランブルエッグが旨いかというと熱を
通し過ぎで旨くは無い。その代わりコーヒーはとても良い。対岸の景色も雨に煙っちゃっているなぁ・・。
「溜め息の橋」は工事中 雨の中、リアルト橋まで行った リアルト橋から大運河を眺める
雨でゴンドラもお休み ドッカーレ宮殿の華麗な天井 水浸しのサンマルコ広場
希望者は9時半からリアルト橋まで歩いて行く。それがタイヘン。昨夜夕食を食べに行く時、サンマルコ
広場辺りに高床が重ねてあった時、「もしや」とは思ったのだが、午前中満潮が近づいて来たら、海か
らヒタヒタと海水が広場を浸し、とても歩けるような状態ではない。昨夜重ねてあった通行用の高床が
設置され、観光客はその上を傘を差してゾロゾロ歩く。面白がって長靴を履いてジャブジャブ水溜りを
歩いている人もたまーにいる。冬のベェネツィアではシバシバこうゆう状態になるとは聞いていたが、初
めての体験だからオドオドしてしまうよ。10時半から市内観光。日本語ペラベラのイタリア人ガイドだっ
た。ドゥッカーレ宮殿。ベェネツィア共和国の総督の住居と執政の場だ。2階の大評議会の間はスゴイ。
高さ13メートル、幅がその倍の26メートル、長さがその倍の52メートル。1本の柱も無いヨーロッパ最
大の広間だそうで、2500人を収容したそうよ。今工事中の溜め息の橋を渡った所に牢屋があった。こ
の牢屋は1928年まで使用されていたそうだ。隣のサンマルコ教会。教会入り口も浸水しているのだ。
昼 ヴェネツィア「NOEMI」 スープ、(皆さんはイカ墨スパゲティ)、白身魚のグリルとサラダ、フレッシ
ュポルチーニ一口、アイスクリーム、持参のふすまパン、カプチーノ 4ユーロ
フレッシュポルチーニを一口だけ
昼のレストランには迷いながら行った。1階も2階も日本人客で一杯だった。イタリアと言えば、イカ墨の
スパゲティ。ま、私はローカーボだから味見だけね。うーむ、旨くない。スパゲティは茹で過ぎだし、塩味
が立ち過ぎ。今から10年以上前にイタリアで食べた時も旨くなかった。こうゆう観光客を主に相手にし
ていると、店の味が落ちるような気がしてならない。料理を作る人間も、サーブする人間も、緊張感が
足り無さすぎる。主人はいいのだろうが。生ポルチーニ茸の味見が出来たのはとても良かったけどね。
ピンクの建物(両端も)はダニエリ
サン・ジョルジュ・マッジョーレ島からの眺め サンマルコ大聖堂
午後のお茶 ヴェネツィア 「カフェ・フローリアン」 カプチーノ 8.5ユーロ
イタリア初のカフェ「フローリアン」 「フローリアン」内部はシック 1720年開店!!
午後はフリータイムだった。あれだけ激しく降っていた雨も上がり、引き潮で床上浸水も解消された。あ
ぁやれやれ。ベェネツィアの一番賑やかなメルチェリエ通り辺りの店のショーウィンドウを1軒1軒覗くだ
けでもとっても楽しい。ムラーノ島のガラス細工のペンダントがとても可愛いかったので、お土産をいく
つか買った。すっかり晴れたので、希望者はヴァポレットという水上バスに乗ってサン・ジョルジュ・マッ
ジョーレ島に渡る。エレベーターで教会の鐘楼に上り、ベェネツィアの町を四方からジロジロと眺めた。
私、この町メッチャ好きですねん。その後はゴンドラに乗る人、ヴァポレットでグルグル回る人、ショッピ
ングする人好きな過し方をしたのだが私はイタリア最古のカフェ「フローリアン」でカプチーノを飲んだ。
夜 ヴェネツィア・ホテルダニエリ「LA TERRAZZA」 サラダ、(皆さんはほうれん草のタリアテッレ
フレッシュトマトソース)、ビーフのワイン煮こみ マッシュルーム添え、アイスクリーム(食べちゃあイ
カンのにねぇ)、(皆さんはデザート盛り合わせ)、持参のふすまパン、エスプレッソ、ビール、赤ワ
インたくさん!
この旅行最後の夕食は宿泊しているホテルダニエリの「LA TERRAZZA」で。皆さん、ちょっとお洒落
して来ましたね。今回の旅行では、一人参加のA場さん、友人同士のY崎さんとA木さんの4人で食
べることが多かった。何と3人とも静岡県にお住まいなのだ。話の合う方に恵まれて、楽しい旅だった。
味見させて貰ったほうれん草のタリアテッレもメインのビーフのワイン煮こみもさすがに旨いねぇ。イタリ
アのコースでは食事の後はエスプレッソが一般的というのでそれに従う。バーに行こうという話にもなっ
たのだが、私の方が眠くなってしまって中止(笑)。まっすぐ部屋に帰る。9時半には眠ってしまったよ。
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11月 9日(火) 雨
朝 ヴェネツィア・ホテルダニエリ「LA TERRAZZA」 朝食ヴュッフェ
6時半起床。ここダニエリは結構なホテルなのだが、小さな窓の外は極めて眺めが悪いので滅多に開
けないようにしていた。朝起きてその窓を開けてみると・・・またもや雨。エーン。今日は出発が遅いから
街歩きをしようと思っていたが雨では止めだ。しかも午前中は満潮で浸水しているだろうし。朝食はやっ
ぱりコーヒーが一番旨い。帰国日だからスーツケース最後のパッキング。KLMの23`以内は面倒!
昼 KLMオランダ航空 ヴェネツィア=アムステルダム 機内食
行きはよいよい、帰りは・・・・・タイヘン
ベェネツィアに着いた時は夕方だったからダニエリの専用船着き場に到着しそのままホテルロビーに入
ったのだが、出発する今日はそうは行かなかった。まず満潮でホテル専用船着き場に水上タクシーは
つけられないそうだ。よって、歩く必要がある。雨がバシャバシャ降る中、床上浸水している中ね。揺れ
る水上タクシーにやっと乗り込む。エライ苦労したぞ。そのまま水上タクシーでベェネツィア空港に行く。
揺れに揺れて酔った人もいた。やっぱり冬場のベェネツィアはタイヘンだわ。アムステルダムに向かう。
夜 KLMオランダ航空 アムステルダム=成田 ビジネスクラス機内食
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11月 10日(水) 東京は晴れ
朝 KLMオランダ航空 アムステルダム=成田 ビジネスクラス機内食
2食目は食欲なし
アムステルダムのスキポール空港には予定より早く到着。乗り継ぎ時間が短いから有り難い。17時45
分発の成田行き。A場さんが隣の席であった。1食目に食べたチキンはとても柔らかく味もグッド。A場
さんと二人で「もしかして旅行中食べた料理の中でこれが一番美味しいと思わない?」「うんそうね!」
昼 存在しない
午後1時前、成田空港第一ターミナル北ウィングに到着。タクシーに乗ると渋滞もなく早く帰宅出来た。
夜−1 荒木町 「おく谷」 つきだし、カレー大根 500円、秋刀魚の肝漬け焼き 850円、鶏軟骨香味
揚げ 600円、きのこ(白霊茸)バター炒め 800円、和牛おろしポン酢 1200円、ねぎたっぷり大
判焼き 650円、豆腐味噌漬け 650円、日向地鶏唐揚げ 900円、塩辛チャーハン(ほんの3口
ね)、生ビール、麦焼酎ボトル @7900円
帰宅してパソコンをつけると、何だか調子がおかしい。メールの送受信が出来ないじゃないか!何で?
こうゆう時はA先生。「もしもし、A先生。SOSだす」。しかしA先生は今日夜の予定が一杯なので来れ
ないそうだ。そうかぁ・・・どうすっか。それじゃあオジョーに来て貰う?「もしもし、来てください!」。運良
く会社帰りにオジョーが来てくれた。チョコチョコ(何やらパソコンに向かって作業)・・・・電話をかけて問
い合わせてチョコチョコ・・・・はい、出来ましたよ!キャ、良かったぁ。それではご飯食べに行きましょう。
「おく谷」。旨い旨いと二人でムシャムシャ。問題は、最後の〆「塩辛チャーハン」だ。一人では注文する
勇気は無いが、彼女が食べるものをちょっとだけ味見するなら許されます?あぁ、旨い!!涙が出そう
だ。もし「オリジナルチャーハンコンテスト」なるものがあったら文句なく私らはこの店に投票しちゃうね。
夜―2 荒木町 「黄金の林檎」 何飲みましたっけ オジョーにご馳走になった
ご馳走さまでした
昔、この店はワインライトという店だった。しかしその後2度程店名を変えていて覚えらない。そしてま
たもやオーナーと店名が変わっていて「黄金の林檎」となっていた。北欧風のカフェのイメージらしい。
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11月 11日(木) 晴れ
朝 ローカーボ家食 ロースハム、茹で卵、ワカメサラダ、味噌汁、ふすまパン、無糖ヨーグルト
珍しく寝坊した。起きたら8時半だった。もっとも昨夜寝たのは2時ころだったか。シャワーを浴びる前に
体重測定。旅行に出かける前2日間半に渡ってプロティンだけのプチ絶食をしたことと、イタリアを旅行
したのに、味見以外はパスタを一度も食べなかったことが効を奏してマズマズの体重。うふふふ。野菜
と豆腐を入れて味噌汁をたっぷり作る。以前は海外帰国後の楽しみは「そうめん」だったが、麺禁止の
身になってからは味噌汁になった。大きなお椀に並々とよそってね。あらメールの送信が出来ないぞ?
昼のおやつ 卵入り味噌汁、紅茶
出かける前にほぼ作っておいたパクパク日記10月4週を完成させた。予告では「11月13日頃更新」
としていたが、今日出来ちゃうもんね。あれれ?なんだ?サーバーと繋がらないぞ!!これは一大事
でごじゃりまするぞ。2日続きではあるが、A先生にSOS発信!7時前、A先生が来てくれた。するす
るっと直るのかと思いきや、何か汗かいて大苦戦している。プロバイダーに電話して、いろいろ話してい
たが表情はもっと暗くなる・・・。どうしたんだろ。サーバーの場所が変わっただけでなく、クォリティまで
バージョンアップしたらしい。それには今までのアプリケーション棄てて新しいものね。それがですねぇ、
2台あるパソコンと相性が悪いらしくて機能しない。しかも新しい情報は郵送したって。着いていません
よ。ナヌ?住所は西早稲田?6年前に引っ越したのよ。ファックスでは教えられないって。大ショック!
夜 舟町 「仙水」 先付け:小松菜とほっき貝・焼きしめじの和え物、鮪と白海老の刺し身 4400円、
舞茸・平目の梅大葉巻き揚げ、特製鶏鍋、生ビール、麦焼酎「酔神」ボトル @1万3400円
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11月 12日(金) 晴れ
朝 ローカーボ家食 味噌雑炊、無糖ヨーグルト
昔は「眠れぬ姫」だったが・・・
昨夜眠れなかった。起き出してはHDD録画を観たり、本を読んだり・・・・結局寝たのは4時頃だった。
以前は眠れないことが多く、誘眠剤を飲んだり、眠りを誘うカモミール茶をガブガブ飲んだり、枕をいく
つも買っては試したりしたものだが、昨今はそんなこともなく安心していた。朝食後、西早稲田のマンシ
ョンにプロバイダーからのお知らせレターを取りに行った。郵便受けを覗いてみると、何とカラッポ!管
理人さんに聞いてみたら、部屋を貸しているS木Y子の妹さんに留守中の郵便物は全部渡したと!!
昼 新宿南口 高島屋13F 「新宿中村屋オリーブハウス」 きのことチーズの煮込みハンバー
グセッ
西早稲田のマンションに郵送された書類は妹さんの連絡先がわからないので諦めた。念のため再発
行をお願いしたので明日到着するのを願うばかりだ。早稲田から代々木の整体へ。以前はこうして都
バスとJRを乗り継いで行ったものだ。帰りは新宿南口まで歩き、「新宿中村屋オリーブハウス」。以前
なら迷うことなくインドカリー注文したけどね、今は煮込みハンバーグ。お客さん、マンゴプリンは違反!
Y富さん安らかに・・・
6時から新橋のビルで8月4日に亡くなったYさんとの「お別れの会」があった。ご家族だけの密葬だっ
たので、ほとんどの人がお別れ出来なかった。昔共に働いた仲間で「是非お別れの会を!」と今日開
催となった。懐かしいSビルの10階。ネッキーやマコちゃん達が一生懸命準備をしてくれ、場内の壁に
はYさんの若き頃の写真や残された言葉を展示している。庶務だった女性陣は当時皆がしていたエプ
ロン掛けだ。8年前に咽喉癌で声帯を失ったYさんは、ノートにたくさんの言葉を残していた。喰いしん
坊で、悪戯ッ子のYさんだったから、笑える話題、思い出には事欠かなかったが、こんな胸に沁みる言
葉を残されていたのだなぁ。狭い会場は150人近い人々が集い笑い泣きしながらYさんとお別れした。
夜 舟町 「おちあい」 お任せコース(醤油豆、刺し身盛り合わせ、牛蒡の天ぷら、焼き鳥、和風しゅう
まい、芋鍋)、ビール(小)、麦焼酎 @4千円
会場で他に亡くなった人の話や大病を患っている人の話をたくさん聞いて、気が滅入ってしまった。懐
かしい顔がたくさん揃っているのだから一緒に飲みに行けば良いのだが、何となくそんな気持ちになれ
ずに、まっすぐに帰る。しかも地下鉄で!そうは言ってもお腹は空いているのよね。こんな時は「おちあ
い」のお父さんとグチグチ喋って食べて飲むのが一番いい。芋(少し)鍋を食べたら身心共にほっこり。
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11月 13日(土) 曇ったり晴れたり 黄砂舞う 横浜でAPEC開幕
朝 ローカーボ家食 ロースハム、茹で卵、味噌汁、ふすまパン、無糖ヨーグルト
横浜周辺は厳戒体制らしい
今日から横浜でAPECが開幕した。APEC(アジア太平洋経済協力)参加国21の国や地域の首脳が
集まって会議するらしいよ。菅さんは中国の胡錦涛主席との会談も組めるかどうか怪しくて日本は議長
国なのにまったくもって軽くみられているって感じ。それにしても中国の対応にはマジに腹が立つわな。
昼 新橋演舞場にて 弁当のサンドイッチ(ロースハムと茹で卵)
タクシーで新橋演舞場。江戸時代、11月は顔見世興行でどの芝居小屋もお抱えの役者をずらっと出
演させる華やかなものだったと聞くが、今は京都南座以外、名前だけの顔見世になっている。11月の
昼の部は「天衣粉上野初花」の通し狂言。河内山宗俊に幸四郎、片岡直次郎に菊五郎。金子市之丞
に段四郎、三千歳は時蔵という顔ぶれだ。あまり好きな演目ではないし、幸四郎ではなぁ・・・。眠いぞ。
夜 荒木町「炉辺焼き 喜怒哀楽」 お通し:鯛のカルパッチョ、うるめ鰯 400円、クリームチーズの味
噌漬け 400円、、秋鮭の一口フライ 650円、エイヒレ焼き 550円、椎茸焼き、帆立焼き 750
円、、生ビール580円、麦焼酎「香吟のささやき」ボトル 3800円、@円
例のプロバイダーからの郵送物が到着したのか気になるし、芝居も面白くないので、午後の休憩時間
に演舞場を後にした。来ていて欲しい!!という願いもムナシク、郵便受けにそれは無かった・・・・。A
先生に電話して、夕方からの設定に来て貰う話は「ナシ」になったことを伝えた。あぁーあ。来週は月曜
から関西に出かけるから、パクパク日記の更新もメールの送信も来週水曜日以降になってしまうという
ことだ。気が抜けちゃったよ。5時からの予約変更して貰ってO本先生の治療に行く。彼は若いのにマ
ジックハンドを持っているのだ。そんなことで夕食は飲みに行く。焼け酒でも無いが、麦焼酎をボトルで
入れて濃い焼酎を飲む。これで焼酎ボトルキープは何軒にしているんだっけ?えー覚えていません。
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11月 14日(日) 曇り 今日も黄砂で視界悪し
朝 家食 鶏の唐揚げ、プチトマト、コールスローサラダ、ふすまパン、味噌汁、無糖ヨーグ
ルト、パイナップル
あら?黄色のものはパイナップル?ご禁制の?
昼のおやつ 低糖デザート2種、パイナップル、紅茶
パイナップル、ダメじゃん!
昨日がエラク生産性の低い一日だったことを反省して、今日は朝からパキパキと行動。10時一番にロ
グインして京都南座の顔見世歌舞伎のチケットを買う。売り出しの初日1番なのに、2日の昼の部は良
い席が残っていない。どうゆうことだ!ぷんぷん。次は11月1週目パクパク日記作成に励んだ。その
上、明日から出かける国内旅行2泊3日と並行して金曜日からの4泊5日の海外旅行の支度までしちゃ
ったのだ。エライだろ?むふふ。更に更に洗濯も2回したんだぜ?忙しくて昼飯食べるヒマ無かったよ。
夜 家食 「DAICHI」の牛蒡ハンバーグ、丸ごと玉葱肉詰め、コールスローサラダ、プチト
マト、ふすまパン、味噌汁、パイナップル
夜も食べてる!パイナップル!
エリザベス女王杯、一番人気アパパネは3着に敗れた。勝ったのは英国馬だ。30年間競馬やっていた
が、ずいぶん前すっぱり足洗ったからカンケーないけど。男子ゴルフで石川遼君が優勝。今季3勝目だ
って。「感慨深いというか感無量です」なんて、あの若さでキチンと言うよね。今日は白鵬が双葉山の連
勝大記録に挑む注目の九州場所の初日でもあった。白鵬たくさんの懸賞がかかった栃ノ心との一番を
危なげなく勝ち63連勝。あと大記録まで6つ!夕食は久し振りの家食。血糖値が上って落胆。無酒日
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【今週の振り返り】
週の始めはヴェネツィアにいた。雨のヴェネツィア。英語ではベニスと言うが、私はヴェネツィアと呼ぶ
のが好き。ヴェネツィア湾に出来た潟(ラグーナ)の上に築かれた水の都だ。150を超える運河、177
の島、400の橋の湾岸都市で人口は約26万人。こんな場所だから、当然車は進入出来ず、水上バス、
フェリー、水上タクシー、ゴンドラなど輸送はすべて船が担う。
初めてヴェネツィアに行ったのは、12年前真夏の暑い暑い日であった。抜けるような青空と海は真っ
青、大運河を行き来する夥しい船、運河の向こうにはサン・ジョルジュ・マッジョーレ島と教会、そしてサ
ンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂、そしてギラギラ照りつける太陽・・・・。何て美しい街だろうか。これも
初めて乗ったゴンドラで、イナセなゴンドリエが舟を漕げば、金髪のお姉さんがアコーディオンを弾き、
太っちょオジサンがカンツォーネを唄った。ヴァポレット(水上バス)に乗って、一人でリド島、ムラーノ島
と島巡りもした。真っ赤なヴェネツィアングラスを手に入れてご機嫌で帰って来た。すっかりヴェネツィア
贔屓になってしまった。
そのヴェネツィアは深刻な問題に直面している。地盤沈下、水害、水汚染、建造物の老朽化・・・・。12
年前の1998年に行った時も、1966年の水害の話は聞いた。「ほら、ここに線がついているでしょ?こ
こまで水が上ったのですよ」と、その時のガイドはサンマルコ大聖堂の入り口の壁を指した。その後もテ
レビのニュースなどで冬場水浸しになったサンマルコ広場の情景が映し出されて見たことはあったが。
今回それが現実の姿で目の前に現われた。午前9時頃から海の水位が徐々に上がり、標高85センチ
というヴェネツィア本島では一番低いサンマルコ広場はあっという間に水が上って来る。10時半には広
場は水浸しで正午頃に最高潮。潮が引いてくると、水も海に帰って行く。多くの観光客は、水没時通行
用の臨時高床の上を危なっかしくゾロゾロと歩いて移動するのだが、中には、長靴を履いてわざわざ水
の中を走り回って♪ ピッチピチジャブジャブランランラン!のモノ好きもいた。去年1月には、最高潮
時サンマルコ広場で1メートル55センチを記録したそうだ。
どうしてこうなっちゃうのか。大潮、気圧の変化、アドリア海を南から吹くシロッコの3つの要因が重なる
と、「アックア・アルタ」と呼ばれる高潮がヴェネツィア湾で起こる。それがヴェネツィアの街に海水が入り
込み、サンマルコ広場は水没するというのが図式らしいよ。その上地盤沈下があって、更に地球全土
が抱える地球温暖化によって海面上昇が加速されることが懸念されている。太平洋上のツバルも危ぶ
まれているが、ヴェネツィアがアドリア海の藻屑と消えてしまう懸念もゼロではない。予防対策もいろい
ろなされているようだが、「コレッ!」ってものは無いらしい。でも、難しいことはわからんが、あの美しい
奇跡のようなヴェネツィアを消してはイカンぜよ。3度目は、水没していない時行くけんね、ヴェネツィア
さん、元気で待っとといてね。
ヴェネツィア問題は深刻ニャア キミ、豚子だねぇ
* 旅の始まりは 11月 1週 をご覧ください。
*
先般更新不能状態が長く続きましたが、その間、多くの皆さんからご心配を頂きました。
改めて「夢子倶楽部」がちょっとはお役に立っているのかと胸が熱くなりました。
夢子は病気か?怪我か?入院しているのか?どこぞの国に永住したのか?
痩せて魅力的になり某国の男に誘われそのまま居着いたか?
ひょっとして死んだのか??(ふんとにもうっ!)
でも、これって冗談でも無いのですよね。いつかはそんな日が来るかも・・・・・と思ってはいるのです。
そんな時は、親族、親しい友人の皆さん、マンションのドアを蹴破って下さい。えっ?