ブルース・リーの像
パクパク日記１０年１１月３週
週の前半は大阪で歌舞伎見物、後半は香港で喰い倒し！
菊と大阪城
ブルース・リーの像
１１月 １５日（月） 東京曇りのち雨 大阪曇り 今日は竜馬の誕生日＆命日 白鵬の連勝止まる
朝 ローカーボ家食 低糖とんこつこんにゃくラーメン（ロースハム、もやし、細ネギ）、鶏の唐揚げ、プチ
トマト、ヘルシア茶
久し振りのコンニャクラーメン
やっと起きる。昨日はバレーボール女子が３２年ぶりにメダル（銅）を獲得したとTBSだけ大騒ぎ。フィ
ギャアスケートでは村上佳菜子ちゃんが優勝したそうだ。男子は織田君またダメで失敗しても高橋が優
勝。今回は出ていないけど今季の浅田真央ちゃんはゼッ不調。彼女の悲しそうな顔を見るとツライね。
昼 浜松町 「PALATIN」 牛カツサーロイン定食（ご飯要らん、味噌汁） 1000円、持参のふすまパン
結局コロモは剥いてしまう
今日から大阪に出かける。２泊用の荷物をちょちょいと作り、タクシーで浜松町へ。まずは「PALATIN」
で腹ごしらえ。あのチキンと茄子の激辛カレーは食べたいけれど、ここはガマン、ガマン。牛カツサーロ
インを注文し、衣剥いでふすまパンに挟んで食べる。味噌汁も飲んで。隣のオジサンビックリしていた。
夜―１ 三宮・生田神社前 「栄太郎」 羽ばたき鍋、焼き鳥（つくね、ネギとん、エレベータ）、生ビー
ル、麦焼酎「夢想仙楽」 ご馳走になりました！
Hさんと女社長チカちゃん！
伊丹空港からリムジンバスで大阪駅へ行き、そこからタクシーでニューオータニへ。このホテル泊まる
のは３回目位だと思うが、「大阪城近く」という以外土地鑑が無い。おぉ、部屋からも夕暮れをバッグに
大阪城が見えてええですなぁ。これから神戸・三宮に行かねばならない。どうやっていくのよ。ホテルの
人にいろいろ聞いて、近くの駅から電車に乗る。大阪でJRに乗り換えて三宮。ようやく着いた。改札口
で女社長のチカちゃんが待っていてくれた。よう、久し振り！歩いて数分の彼女の会社に向かう。風が
強いから体重減ったカラダはヨロヨロ（オオゲサ）。「皆さーん、お久しぶり！」って一人しか知らないの
だけれど。実は私この会社の弱小株主なのじゃ。Hさんを紹介される。一緒に飲みに行きましょうよ。ま、
実際の展開はちょっとちゃうけど結果は同じ。生田神社前の「栄太郎」に行く。お目出度い「羽ばたき
鍋」を頂く。この鍋、手羽先を圧力鍋で数時間煮込むとかで、骨がまるでポッキーのようにカリカリと軽く
食べられてしまう。それがとても旨いのだ。米ダメという私のために、雑炊のご飯代わりに崩した豆腐で
〆る。これもうんまいなぁ。つくねもいいやん。エレベータって厚揚げのこと？グハハハ。いい店だった。
夜―２ 三宮 「崑崙」 グレンリベットダブル、タンカレージン ここもご馳走になりました！
←あの海上保安庁の彼が投稿したらしいまんが喫茶
いつも女社長チカちゃんの愚痴も聞いて貰っているのでしょ？「栄太郎さん、いつもありがとうございま
す！」。２次会に向かうべくちょっと歩く。「ほら、あそこが今話題のまんが喫茶ですわ。あの海上保安庁
の何ちゃらさんが尖閣諸島のビデオ投稿したゆう」。BAR「崑崙」は花に溢れたお洒落なお店やった。
夜―３ 大阪・ニューオータニホテル 「メインバー キャッスル」 オールドブッシュミルズダブル
ホテル入り口に中村屋の飾り付け
行きは満員の通勤電車に乗ってタイヘンだったが、帰りは何とチカちゃんとHさんがホテルまで送って
くれた。タクシーで。すんませんねぇ。でもエラク楽チンやった。ニューオータニのロビー入り口には、大
阪城西の丸庭園設置の平成中村座の飾り付けがされている。ということは、一座の皆さんは同じホテ
ルにお泊りってことですわな・・・・。今日が明日になるまでほんのちょっと時間がある。バーで寝酒を！
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１１月 １６日（火） 大阪は快晴！
朝 大阪・ニューオータニホテル 「アゼリア」 朝食ヴュッフェ 2835円
朝からそんなに食べるんかい！
朝起きた途端今日は絶好の秋日和だなぁと思った。カーテンを開けると、外の景色は輝くばかり。天気
が良いと気分もつい軽く心うきうき。シャワーを浴びてから、１階の「アゼリア」に朝ご飯を食べに行く。
和洋朝食ヴュッフェは大きなホテルならどこにでもあるものだが、このホテルはちょっと趣きが違う。洋
食コーナーと和食コーナーが分かれている。その距離約３０m？「どっちかにせいや」ということなのだ
ろうか。私は労を惜しまないタイプなのでどっちも頂きましたけどね。味噌汁と湯豆腐が一番旨かった。
昼のおやつ 平成中村座の小屋にて 持参の低糖ファリーヌ ２個、お茶
今回大阪に来たのは、１０月、１１月と２ヶ月間大阪城西の丸公園に設置された臨時小屋で公演してい
る平成中村座の舞台を観に来たのだ。しかも、今日昼と夜の部を連続で観る予定だよ。その公演場所
に一番近いと思いニューオータニを予約したのだが、ここからとっとと歩いても３０分かかるというでは
ないか。それなら、ゆっくり大阪城見物でもしながら歩きまひょか。１２時昼の部が始まるので、１０時半
頃ホテルを出発。大阪城公園に入るのは初めてなのだが、ややっ、ムッチャ広いわ。そしてムッチャキ
レイやわ。約１時間かかってようやく平成中村座の劇場小屋に辿りついた。昼の部は串田和美演出の
「法界坊」の通し狂言。山崎屋勘十郎役の笹野高史と番頭正八役の片岡亀蔵の弾けた演技が爆笑を
誘う。勘太郎と七之助も可笑しみを含んだ演技で見せた。法界坊の勘三郎はいつだって全力投入だ。
夜−１ 大阪・ニューオータニホテル 「鉄板焼き ケヤキ」 ９千円の宿泊者特別ディナー 和牛の刺し
身、フォアグラソテー ＋４０００円、サラダ、野菜焼き：玉葱・紫芋・レンコン、和牛フィレステーキ、
持参のふすまパン、赤出汁、漬け物、デザート：洋梨のシャーベット）、生ビール 950円、赤ワイン
コート・デュ・ローヌ 1400円×２杯、麦焼酎「佐藤」 1200円 ＠1万9750円
夜の部は昼の部終了２時間後の４時半開始。それまでいる場所がなくて無駄に歩いて歩数を稼いだ。
夜の部はこれも串田和美演出・美術の「夏祭浪花鑑」の通し。「夏祭浪花鑑」は14年前串田演出でシ
アターコクーンで始まって以来、何度も何度も観ている。キャストもいつもとほぼ同じだが、お辰と磯の
丞の2役を勘太郎と七之介がダブルキャストで演じ、今日は七之介がお辰だった。串田演出はいろい
ろ見所が多いが、最後に、舞台奥を開け放すクライマックスシーンで、昼は青空にすっくと立つ大阪城、
夜の部は夜空に浮び上がる大阪城が主役で登場し、えもゆわれぬ感動を呼び起こした。この場所に平
成中村座の小屋を建設したところからこの成功、感動は約束されていたのやね。観客総立ちで拍手！
夜の部が7時半には終了したからホテルに帰った（タクシーでね）のは8時過ぎだった。こんな時間に終
ってくれると食事に苦労しない。さて、何にすっかと思い悩み、結局はいつものように鉄板焼きに行く。
いろいろ付く高いコースもあるが、一番安い9千円コースに４千円のフォアグラをプラスするってのがいい
なぁ。フォアグラ大好きだからね。料理長が丁寧にフォアグラもステーキも焼いてくれた。14階の窓か
らは、先ほど感動の涙に霞んだライトアップされた大阪城も見える。今日は楽しい一日であったなぁ。
夜―２ 大阪・ニューオータニホテル 「フォーシーズンズ」 グレンリベット×３杯 4950円
鉄板焼きが美味しかったので隣の「フォーシーズンズ」で1杯やることにした。1杯が3杯になったの？
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１１月 １７日（水） 大阪晴れ 東京は雨 冷え冷えでしたー！
朝 大阪・ニューオータニホテル 「アゼリア」 朝食ヴュッフェ 2835円
今朝も、３０mを行ったり来たりして、洋食と和食の朝食を混ぜこぜで食べた。やっぱり豆腐と味噌汁が
一番旨い。チェックアウトしてタクシーで伊丹へ。大阪は今日も良い天気だったのに、羽田は雨ざんす。
昼 羽田空港 「広東家菜」 麻婆豆腐定食（棒々鶏前菜、卵スープ、ザーサイ、タピオカ）、持参のふ
すまパン
香港の練習でーす
東京は雨でしかも寒かった。羽田空港で昼飯済ませて行くか。明後日から香港だか、中華料理の練習
でもしますか。中華料理はとろみのある料理が多く、片栗粉を使うからローカーボ的にはマズイのだけ
れど、まぁいいじゃん。でも麻婆豆腐定食なのに、ご飯は食べず、ふすまパンにしたのだ。辛くないな。
夜 舟町 「無門」 付き出し：鯛の南蛮漬け、豆腐の味噌漬け 500円、ふぐ刺身、ふぐ唐揚げ、黒豚
の豚炎（ぶーひー）鍋、黒豚お替り、野菜お替り、（沖縄そば）、カボチャのアイスクリーム、生ビー
ル、麦焼酎「佐藤」 ＠１万300円
夜、A先生+マキコ夫妻とSブーが近所の「無門」の小さな座敷に集結した。座敷では、早くも額に鉢巻
巻いて、「ブーヒー喰うぞ！エイエイオー！肉も野菜もお替りするぞ！エイエイオー！」と気勢を上げて
いる。んなわけないか。アハハハ。パクパク日記でぶーひー鍋を見て、「食べたーい！」と思ったA先生
夫妻が、一度味をしめて「ブーヒーよ、もう一度！」とてぐすね引いていたSブーを誘っての「ぶーひー
の会」が本日というわけさ。ま、その前に軽くふぐ刺身とふぐ唐揚げ行きますか。さーて、来ました！ぶ
ーひー鍋が。厳選豚もあるが、圧倒的に黒豚が旨い。これから食べる方、ちと高いが黒豚にすべし。真
っ赤なスープに黒豚投入！複雑な辛さと旨さが混じったぶーひースープが何とも言えず旨い。カプサイ
シンたっぷりね。野菜がレタスと芹、木耳というのも、余分な水分が出てスープを薄くしなくていい。たち
まち材料は無くなり、肉も野菜もお替わり！皆さん、よく喰うんですわ。その上、沖縄ソバを４人分たっ
ぷりスープで煮込み、３人で召し上がっておいででした。私は食べんです。ぶーひー万歳だそうですよ。
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１１月 １８日（木） 晴れ
朝 ローカーボ家食 茹で卵、チキンカツ、豚汁、低糖ヨーグルト、ふすまパン
昨夜ぶーひー宴会の前A先生に我が家に来て貰ってパソコン設定をし直して貰い、メール送信だけは
可能になった。良かった。しかし、夢子倶楽部の更新には未だ出来ず。「それじゃあ、光フレッツとか専
用回線引きますかぁ」なんて話をした。受信は出来ていたから、「夢子大丈夫か？」のメールが続々来
ていて、申し訳ないやら情けないやら。しかも送信出来なかったから、言い訳メールも出来なくってね。
昼 新宿小田急 「洋食麦星」 ハンバーグステーキ 1680円、持参のふすまパン
1680円でこれか？？
１１時から麹町のイテテ系のエステに行く。ホントに痛い。イテテと苛められて、「ありがとう」とお金を払
って帰って来る。何だかヘンだ。帰りは、四谷から新宿に出て、サイズ直しを頼んでいた黒のパンツを３
本取りに行く。受け取りに行っただけなのに待っている間、また新しいパンツとセーターなんか買わされ
ちゃった。遅いランチは「洋食麦星」で。「グルリ満天星」がやっているレストランだ。高いのに味は・・・。
夜 ローカーボ家食 R2／１の鶏唐揚げ、豚ヒレ味噌カツ、海草サラダ、味噌汁、ふすまパン
出発前夜は多忙じゃ！
明日早朝出発なので、タクシーを予約した。羽田空港国際ターミナルは行ったことの無いタクシー運転
手が多かろうと予測してね。4泊とはいえ、香港在住K岩家への土産（米12キロとか・・・）の品々もあ
り、スーツケースはほぼ一杯になった。これまで香港は成田から行っていたから、いつもオジョーが前
泊で来ていたが、羽田は各自でということになったのさ。夕食は買って来たもので超カンタンに。無酒日
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１１月 １９日（金） 香港は晴れ 香港ドルHK=約１３円
朝 羽田空港国際線ANAラウンジ きつねうどん（小）、クラムチャウダー
5時起床。もちろん、真っ暗だし、寒い！オジョーにウェイクアップコールをお願いしていたが、逆コール
をする。シャワーを浴びて、6時15分出発。迎えのタクシーは来ていた。ぐるぐる回って、霞ヶ関から乗
った高速は、羽田西で降りた。30分で順調に来たのに、この運転手さん、羽田までの定額料金の支払
いの仕方がわからないと本社に電話で聞いている。待たされること15分！バッカみたい。「もういい！」
とタクシーを降りた。一緒にチェックインする予定だったオジョーは、環８が込んでいるとかで待ち合わ
せ時間に遅刻すると。先にチェックインしちゃうかんね。このターミナルは初めてなので、上のレストラン
階に行ってみた。あららぁ、あの銀座のおでん屋「おぐ羅」が入っているではないか。しかも午前7時と
いうのに営業している。出国手続きしてから、ANAラウンジで大好ききつねうどん（小）を半分食べる。
昼 ANA羽田＝香港 ビジネスクラス機内食
8時55分発香港行きANA（NH１１７１便）は予定通り離陸。約5時間で到着する。時差1時間だから、
香港時間12時55分着。私はビジネス、オジョーはエコノミー席と別々に坐るんよ、私達。タクシーで宿
泊先のアイランド・シャングリ・ラホテルを目指す。1年ぶりの香港は、公害のスモッグらしき霧に包まれ
て薄っすらとしか景色が見えん。晴れているハズなのに、太陽もどこにあるかわからんぞ。空港のある
ランタオ島から４５分ほどたっぷり乗っても、タクシー代は350HK位、日本円で4500円程だ。ちょっと
運転が危なっかしい運ちゃんだったが。アイランド・シャングリ・ラホテル、通称アイシャンは、この4年
連続宿泊している。今回は61階のより眺めの良い部屋であった。K岩の指示では、これから2人は遅
いランチをハッピーバレーの「正斗」で摂るようにということだったが、それは飛ばしてセントラルに買い
物に行く。トラムで行き、洋服７枚とピータンを買って、帰りもトラムに乗って。香港市民みたいでしょ？
夜―１ 香港・湾仔（ワンチャイ） 「四姐川菜」 きゅうりのガーリックソース、酸辣茄子、四川涼麺、重
慶辣子鶏、辣子蝦、沸騰水煮魚、蕃茄炒肉片（トマトと豚肉炒め）、青菜炒め、ビール ＠230HK
（女性5人で）
待ち合わせしていた湾仔のあるホテルのロビーに行くと、残業で来られないというK岩に代わって、ユ
ミちゃんが迎えに来てくれていた。そのユミちゃん、振り返って私の顔を見るなり、「あっ、夢子さんの妹
さんのウララさんですね？初めまして、私ユミと申します」。・・・・「ゲッ、あぁ。私、夢子の10歳年下の妹
でウララです。姉同様よろしくお願いします」。いきなり、こんな展開かよ。それにしても、夢子の妹のウ
ララっていいじゃないの、ね？香港最初の夜は、プライベートキッチンという名のモグリレストランに行く
のだ。ナゼモグリか？まぁ、税金とかいろいろ難しいこともあるんだと思うけど、よくは知らんよ。こっち
はリーズナブルで美味しければいいのじゃ。結局K岩は1時間程ミーティングのため遅れたが、それで
も会社から頼むべきメニューを指示して来るなど、相変らずしっかりしている。プライベートキッチンと言
うから、一般的な家庭にお邪魔するような店かと思っていたが、店の中はフツー。で、すんごく流行って
いて満員御礼なのだ。料理は四川料理。冷たい料理を３つ、温かい料理を４つだか５つ頼む仕組みに
なっている。麺禁止の身だが、四川涼麺をちょっと味見してみると旨いんよ。慶辣子鶏、辣子蝦、沸騰
水煮魚は唐辛子てんこ盛り料理で、目がシバシバする。明日来るR子など、ここにいたら泣き出したか
もなぁ。意外なことにそれほど辛くないトマトと豚肉炒めが一番旨かったのだ。え？一人３千円でいい？
夜―２ 金鐘（アドミラリティ）アイランド・シャングリ・ラ「Ｌｏｂｓｔｅｒ Ｂａｒ−Ｄｉｎｎｅｒ」 ジントニック
＠120ＨＫ
5人でタクシーに乗ってアイランド・シャングリ・ラホテルのバーへ。ユミちゃんの他に、去年もご一緒し
て頂いたT田さんは香港育ちの広東語ペラペラだ。皆さん、香港でお子さんを育ててタイヘンそうだよ。
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１１月 ２０日（土） 晴れ
朝 アイランド・シャングリ・ラ 「Ｃａｆｅ Ｔｏｏ」 豪華朝食ヴュッフェ ＠291ＨＫ
麺の代わりにフルーツ？
いつものことだが、この香港喰い倒しの旅は、朝、昼、夕食以外にオヤツまでをどこで食べるのか、予
め検討され、候補店が挙げられている。突然思いついてふらっと行くなんて有り得ないのだ。よって、今
朝の朝食、ホテルの「Ｃａｆｅ Ｔｏｏ」での朝食も、もちろんデザインされ、予定に入っていたものだ。4年こ
こに宿泊しているオジョーと私はここの朝食が大好き！世界中のホテルで朝食を食べている私に言わ
せれば、世界で一番充実した朝食ヴュッフェは、ここ「Ｃａｆｅ Ｔｏｏ」だと思うよ。洋食、中華、和食、イン
ディアンと4カ国の料理が揃っている。一番楽しみな麺の屋台は、麺抜きにして貰った。情けないけど。
昼 アイランド・シャングリ・ラ 「夏宮」 クリスピーポーク（乳豚）、海老焼売、海老春巻き、チャーシュー
パイ、フカヒレ餃子スープ、卵白と貝柱チャーハン、揚枝甘露（ヤンチンガムロー）、プーアール茶
＠３４０ＨＫ （3人で）
飲茶ではベスト３、揚枝甘露はトップ！
今日の午前中はゆっくりタイムだ。土曜日だから仕事が休みのK岩は朝食に「松下」の炙り鮭を使った
チャーハンとお茶漬けを作ったそうだが、10時過ぎにはホテルに現われ、オジョーとプールに行った。
私は部屋で本を読み、NHK海外をチラチラみながら休養。予約した午後1時、3人でこのホテルにあ
る「夏宮」で飲茶ランチ。いつもなら、帰る日に食べていたけどね。オジョーがいつもこれまでのパクパク
日記をすべてカラーコピーして来てくれるから、それを見ながら注文が出来てとても便利。文章も読ん
で、私が旨かったというものを中心に注文。これまで、これほど美味しい春巻きはあるだろうかとカンド
ーしていた極限の薄さの皮が、ちょっと厚くなっていたのが残念であった。卵白と貝柱チャーハン、そし
て揚枝甘露はいつもながら素晴らしい美味しさで、私の知る香港飲茶ではベスト３に入るなぁと思った。
午後のおやつ 銅羅湾・タイムズスクェアフードコート 「満記甜品」 マンゴゼリー ２４ＨＫ
今日一日遅れで、大S子とR子が到着しているハズだ。彼女達の宿泊ホテルは、銅羅湾（コーズウェ
ベイ）のタイムズスクェア近く。それでは、タイムズスクェアフードコートで「満記甜品」の香港スィーツを
一緒に食べよう。やぁやぁ、どうも、お疲れさま。で、何食べる？私は甘いもの禁止の身であるので、何
を食べるか考えちゃったのだが、いつの間にやらデッカイマンゴが入ったマンゴゼリーを注文したのだ。
近くのデパートDAIMARUで3割、4割、5割、6割引きなんてスンゴイバーゲンをやっていて、香港
中の客が押し寄せているのだとか。じゃあ、行ってみましょうかね。社会見学のつもりでさ。買うつもり
はなかったのに2時間いる間に、あららら〜、こんなに買ってしまいましたぁ。荷物がズッシリ重いぞ！
夜 湾仔 「利苑酒家」 クリスピーポーク、北京ダッグ（１羽半）、ミル貝のスープ、北京ダッグ肉と野菜
炒め レタス包み、酢豚、湯葉ときのこ炒め、シーフード餡かけチャーハン、胡麻団子黄粉がけ、ビ
ール、紹興酒５年×２本 ＠５２５ＨＫ （大人6人、中人2人で）
この胡麻団子がメチャンコ旨い！
私とオジョーは2晩目だが、大S子とR子にとっては、香港到着いきなり１食目が一番楽しみな「利苑
酒家」の夕食となった。みんなここの「利苑」が大好き。利苑は本店がシンガポールで、ここ香港にもた
くさんの支店があるのだが、やっぱり一番美味しいのは湾仔店なのだ。ミシュラン星１つ獲得している
が、全く気軽で料金も手頃な店なのだ。私らが考える「利苑料理ベスト３」はクリスピーポーク、北京ダッ
グそしてミル貝のスープ。これらはいつだって注文する。この半年続けて来た、K岩＋オジョーの悪徳
代官越後屋組と苛められる弱気農民夢子の「体重対決」は、２０対１７で、弱気農民夢子の負け。９ヶ月
も前からダイエットを始めていて、しかも相手は２人の合計だもの、私一人じゃ負けるわい。でも、女は
いつまでもグチグチ言うまい。負けを認めて北京ダッグご馳走すればいいんしょ？大きな鴨１羽？足り
ん！１羽半にしなさい。ついでに紹興酒も２本頼みなさい。私が払います！！！K岩の娘のマリちゃん
もアミちゃんも北京ダッグ大好きなだものね？デザートに食べた胡麻団子黄粉がけ温かくて旨いぞ！
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１１月 ２１日（日） 晴れ
朝 中環（セントラル） 「羅富記」 痩肉ピータン粥 24ＨＫ，油條 ７ＨＫ（3人で）
８時アイシャンロビーに集合。今日は日曜日だから、朝から晩まで５人でご飯を食べて遊ぶのだ！アハ
ハ。早速タクシーでセントラルに向かう。香港は４人乗りと５人乗りのタクシーがあり、車の前に数字が
書いてあって便利。香港で一番旨い中華粥と言えば、「羅富記」である。今日日曜日下の店はお休み
なので、上の店に来た。K岩が言うには、中の店（正確には西の店）というのもあるのだそうだ。夢子さ
ん、禁止のお粥どうするんですか？んんん・・・エイヤッ！食べちゃえ！「私も痩肉ピータン粥ね、それに
油條も」。一口啜る。あぁ・・・うめ・・・涙ちょちょびれそう。もう一口、もう一口あららぁ全部食べちゃった。
朝のお茶 中環 「パシフィクカフェ」 コーヒー ２２ＨＫ
スターフェリーで九龍側へ
アベニュー・オブ・スターズ
ブルース・リー像の前の４人
「１８８１Ｈｅｒｉｔａｇｅ」 は新しく出来た超豪華モール
朝食食べ終わったのが、８時半過ぎ。未だ店も開いていないし、何しよ。Ｋ岩は事前に下見を済ませる
ほど熱心にポータイ島ハイキングを提唱していた。香港島の最南端の島で、島の裏側赤柱（スタンレ
ー）からフェリーで３０分の距離と言う。しかし、一緒に下見したＫ岩夫のＫ崎は「正直に言えばあそこは
勧めません！」と昨夜告白（？）したので却下となった。Ｋ岩は怒っているが。で、スターフェリーに乗っ
て九龍（カオルーン）側に渡って、Ｒ子が写真を撮りたがっているブルース・リーの像を探し、新しい名
所「１８８１Ｈｅｒｉｔａｇｅ」に行こうということに。スターフェリーに乗るのは何年ぶりだろう。ペニンシュラに
泊まった時は毎日乗ったものだ。しかし、このスターフェリー乗り場がエラク不便なところに移動してしま
って、お客は１００分の１位に減ったんとちゃう？素晴らしいお天気で、アベニュー・オブ・スターズを歩
いていると汗が出て来るほど暑くなった。「１８８１Ｈｅｒｉｔａｇｅ」は、ＹＭＣＡの左隣、水上警察本部があっ
た場所に出来た超豪華なモールだ。ブレスレッドを買いたいというR子につきあってティファニーへ。ヒ
マだったので私もネックレスとブレスレッドを買ってしまいましたぁ。ブランドには全く興味ないのにねぇ。
昼 尖沙咀（チムサーチョイ）「王子飯店」 春巻、海老腸粉、、ＸＯ醤大根餅、野菜餃子、大根パイ
揚げ、海老餃子、、大根パ揚げ、（カスタードまん）、チャーシューまん、海老餃子、肉焼売、小籠
包、鴛鴦チャーハン（トマト味とクリーム味）、揚枝甘露 ＠１８５ＨＫ （喰い倒し隊 5人で）
ランチは王子飯店で飲茶を食べることに。今朝起きた時、右手首中心に痛みがあったのだが、それが
どんどん痛みを増してガマン出来ないほどになって来た。明日はＫ岩は仕事があるので、病院につき
あって貰うなら今日だ。香港には日曜日オープンしている良い病院があると言う。食卓からＫ岩が病院
に電話し、ドクターの予約を２時半に取ってくれた。その前にカード会社にも電話して、カード付き保険
で治療費を賄う方法も聞いてくれた。よし、これで安心、食べましょう。この店の鴛鴦チャーハンが面白
い。トマト味とクリーム味のソースがかかっているのだ。ただ、よそう時ソースが混じってぐちゃぐちゃに
なってしまうので、何だかよくわからない味になってしまうんだけどね。右手痛くて不自由は困るぜよ。
午後のおやつ 銅羅湾（コーズウェイベイ） 「人和豆品専門店」 芝麻糊豆腐花 12Ｋ，魚肉煎豆腐
10ＨＫ
帰りもスターフェリーに乗って香港島に帰り、Ｋ岩、オジョーの３人で病院に行く。昨日香港のどこかで
鳥インフルエンザ患者が出たということで、出入りする人間は要マスク＆要消毒。あっと言う間に診察
券が出来る。６番の診察室の前で待てと言われ、５,６分で女医さんの診察。Ｋ岩（英検１級！）もオジョ
ーも英語堪能だから、通訳には不自由しない。「昔右手を骨折したことは？」「無い、無い！」。レントゲ
ン撮りましょう」。２階でバチバチバチっと数枚撮影。診察室に戻って、プロテクターを嵌めて貰う。会計
でカード支払いして、目の前の薬局で薬貰ってすべてオシマイ。何とシステマチックな流れなんだろう。
この間、３０分。治療費約２万円。でもカード保険で払って貰うもんね。つきあってくれた二人には申し訳
なかったが、面白い体験をした。明日レントゲン写真等を取りにもう一度病院に来る必要あるけど。コ
ーズウェイベイの「人和豆品専門店」でＫ岩お勧めの豆腐デザートを食べる。芝麻糊豆腐花はあっさり
甘く、魚肉煎豆腐はおかずのような食べ物だ。この店では焼きそばも１０ＨＫ。香港人のソウルフード？
夜の待ち合わせまで時間があるので、３人で足ツボマッサージに行く。９０分間男性マッサージの力強
い足裏と背中のマッサージ。快感！アメフットチーム勝利、１２月５日の試合は川崎と決まったそうだ。
夜 銅羅湾 「農園飯店」 手羽米入り爪揚げ、海鮮酸辣スープ、特製鶏の塩味、海老とスナップえ
んど
（喰い倒し隊 5人で）
今晩は「農民」でなかった、「農村」でなかった、「農園」で食べる。この数日、何度も間違えては「農園で
しょ！」と皆に叱られた。こんな名前なのに、アワビが名物の高級店なのである。でも、私らはアワビは
食わん。メニューを検討して注文する時、店のお姐さん（というかオバはん）が「安いものばっか頼む客
だわねぇ」みたな見下した表情をする。キミは何様じゃ？皆が「私ら、今日ティファニーで買い物して来
たんだぞ！ビンボーちゃうぞ！この人（私を指して）すごく金持っているぞ！」なんて憤慨するふりをす
る。ガハハハ。私は金持ってまへんで。予約しておいた手羽米入り爪揚げも名物とかで、これはとても
旨い。海鮮酸辣スープは私でも辛いと思う。あとの料理はフツーだった。どうしても３人分注文しないと
足りないぞ、とツンツン姐さんに強要された干し貝柱とアワビの土鍋炊きご飯は、山のように余ってしま
い、Ｋ岩家の明日の朝食になるべくオミヤになった。店の中には「農的文化食之神随」と書いてあった。
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【今週の降り帰り】
今週は前半３日間関西、後半の３日間は香港で、東京にいたのはわずか１日であった。香港の話は来
週に譲るとして、ここでは関西に行った時のことを書きたい。
月曜日の夕方、三宮に行くべくＪＲの電車に乗った。既に夕方のラッシュが始まっていて、電車の中は
かなり混雑していた。隣に立っていた仕事のつきあいらしい男女の会話が聞こえた。
♀「〇〇さん、かなり痩せられたんとちゃいます？」
♂「あっ、わかりますか？そうなんですわ。結婚式までに痩せようとちょっとダイエットしましてん」
♀「どうやって、どの位痩せはった？期間は？」
♂「炭水化物いうか糖質オフダイエットですわ。ご飯、うどん、パン、パスタ、お好み焼なんか抜いて、お
かずばっかり食うヤツで、３ヶ月で１０キロ痩せたかなぁ」
♀「す、すごいわぁ。私もやってみようかなぁ。でもご飯ガマンするのアカンなぁ・・・・ツライことなかった
ですかぁ？」
♂「新郎として痩せたかったから・・・・・・云々・・・・・」。
電車はゴトンゴトンと揺れながら走っている。暗い車窓を眺めているうちに、今から33年ほど前のこと
を思い出した。彼女は敦子という名前で、みんなあっちゃんと呼んでいた。部下のあっちゃんにある日、
関西出張を命じたのだが、翌日彼女は断って来た。理由を聞いた。「昨夜同居している姉に相談したの
ですが、関西は流れ弾に当る可能性もあって危険だから止めようということで・・・」えぇ？流れ弾？？
そう言えば、大阪だか神戸で、ヤクザ同士の抗争があり、一般の人が流れ弾に当って亡くなったかケ
ガをされた事件は確かにあった。だからと言って、１泊２泊の出張に行くあっちゃんが巻き込まれるよう
な危険があるとは思えない。しかし、穏かな性格ではあるが彼女は言い出したら聞かないので諦め、
他の誰かに行って貰うことにした。
あっちゃんは東北の奥地の出身で、その村では「村有史以来の才媛」と謳われたそうだ。村初めて女
性で四年制大学を卒業してカタカナ会社に入社して来た。雑誌の編集の仕事は締め切り近くなると、毎
晩のように深夜勤務となる。しかし、体力の無い彼女を私は他のメンバーより早く帰れるよう配慮してい
た。そんなあっちゃんは、帰宅する時流しのタクシーを停めて「昨日と同じように行って下さい」とアッケ
ラカンと言ってしまうような人であった。休日のある日新宿の街をお姉さんと歩いていたら、「素人歌自
慢コンテスト 出場者飛び入り可」という看板を見つけた。で、飛び入りで出場したら優勝したと、翌月曜
日、賞品を会社に持って来て自慢していた。作家の遠藤周作さんが素人ばかりを集めて劇団を作った
ことがあったのだが、それにも応募して堂々のチョイ役をモノにしていた。
そんなあっちゃんがお見合いをして結婚した。結婚披露宴に招かれ、主賓のスピーチをした。宴もタケ
ナワの頃、真面目そうな司会者が困ったようにモゴモゴと紹介をした。「ここで、やや異例ではございま
すが、新婦のお歌のご披露がございます。新婦がアグネス・チャンのモノマネで「ひなげしの花」を歌わ
れるそうです・・・・」。前奏が流れると、そのつもりで用意して来たらしい白いレースのパラソルを差した
ウェディングドレス姿のあっちゃんがドアから入って来た。♪ おっかのうえ ひんなげしのはなが〜
満面の笑みの新婦。カタカナ会社メンバーが多い新婦側は大盛り上がりだったのだが、本郷の大学出
身〇〇公団にお勤めの新郎側テーブルはシーンと固まっていた・・・・。
そんなことを思い出してニマニマ笑っていたら、電車は三宮に着いた。あっちゃん、あんたおもろい女性
でしたなぁ。ほんま、３３年経っても笑えるでぇ。
ヘンな関西弁使わんといてニャン
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