パクパク日記10年12月3週

         真冬のウィーンから帰って来たら、日本も真冬の寒さやったぁ!

    ウィーンの クリスマスイルミネーション      

12月 13日(月) ウィーンは晴れ  時折り雪が舞う

朝 オーストリア・ウィーン グランドホテル「グランドカフェ」 朝食ヴュッフェ

  

6時起床。このホテルのバスルームには、大きな体重計がある。シャワーを浴びる前に測ってみる。オ

ッ!4月からマイナス19`!すごいじゃん。この調子だったら、今年中にマイナス20`達成しちゃった

りして。朝食は2階の「グランドカフェ」で。このグランドホテルは以前ANAホテルだったから、日本料理

レストラン「雲海」があり、朝食ヴュッフェには和食もある。味噌汁を貰うことにする。温かい料理は注文

制。チーズオムレツとベーコンを頼んだが、全然イケテいないオムレツだった。これは焼き過ぎだよん。

  

    ベルヴェデーレ宮殿上宮からの眺め        エゴン・シーレとその作品              クリムトはエロイね  

今日は午後7時の夕食まで丸一日フリータイムだ。特に予定の無い6人の方々は、添乗員のA野さ

んと市電に乗って出かけていかれた。私は行きたかった美術史博物館が月曜日でお休みなので、K

ご夫妻と3人でベルヴェデーレに行く約束をした。10時に待ち合わせて市電に乗ろう。ホテル近くの煙

草屋でOneDayチケットを買う。5,7ユーロ。これが正解だった。オペラ座の前からDの市電に乗って4

ッ目で降りれば良いだけだったのに、お喋りしていて2番市電に乗ってしまい、とんでもない所に行った。

そこで女性に聞き、途中で降りて乗りなおした電車は行き先が逆で、またオペラ座に戻って・・・・なんて

ことをやっていたので、すぐそこのベルヴェデーレに到着するまで55分もかかってしまう。OneDayチ

ケット買って良かった。さて、ベルヴェデーレ宮殿上宮(オーストリア・ギャラリー)は4年前も来たが、ウ

ィーン分離派のグスタフ・クリムトの絵画「ユディトT」、「アダムとイブ」、「接吻」などで有名ね。前回どこ

かにお出掛けだったエゴン・シーレの「死と乙女」がお帰りになっていた。K多ゆう子さんは「家の壁」が

好きですって。私は「ヘルベルト・ライナー」と「エドゥアルト・コスマク」が好きだな。シーレは、豊かな才

能を持ちながら、当時大流行したスペイン風邪で28歳という若さでこの世を去った。同世代のヒットラ

ーとシーレは同じ美術館を受験し、ヒットラーは落ちて独裁者の道に向かって行ったのか。ヘンな話だ。

昼 ウィーン「TENMAYA 鶏の唐揚げ定食 16,9ユーロ、持参のふすまパン

  

下宮はモダンアートばかりなので、サラッと歩くだけで見学終了。それにしても上宮から庭園を歩いて

下りて来た時、風が冷たくてホントに寒かった。温かいお店でお昼を食べましょう!と今度は間違えず

に市電で旧市街へ。律夫さんが覚えていた日本料理の店に行ってみると・・・・移転していた。しかし、こ

こで添乗員のA野さんやH夫妻にバッタリ。それじゃあ、近くの「TENMAYA」に行きましょうか。岡山の

デパートが出店している「TENMAYA」には4年前も来たっけ。A野さんは「今食べて来たばかりでお腹

空きません」と言いながら、私と同じ鶏の唐揚げ定食を注文してペロリと平らげた。私は残したのにね。

午後のお茶 ウィーン グランドホテル 「グランドカフェ」 メランジェ 3,7ユーロ×2杯

  

      メランジェがすっかりお気に入り          ウィーンの旧市街やシュテファン寺院前のイルミネーション

  

         寒さをガマンすれば、この美しいイルミネーションを楽しめる                 夜のオペラ座

午後はウィーンの高級食料品店に買い物に行ったり、A野さんとカフェでお茶したり、夕方になると美し

いクリスマスイルミネーションを撮影に行ったり、ゆったり楽しく過した。もうクリスマスは終った感じだ。

夜 ウィーン グランドホテル「Le CIEL アミューズ:生ラビットと無花果、モツァレラチーズとトマト 

   バジルソース、ポークメダリオン温野菜添え、(チョコレートケーキの代わりに)フルーツ盛り合わせ、

   持参のふすまパン、メランジェ、ビール、白ワイン、赤ワイン

  

  

今晩は最後の晩餐。今晩もウィーンフィルのコンサートに出かけたK多夫妻を除く13名+1名、皆さん

お洒落をして7階の「Le CIEL」に集合した。何だかフランス料理だかイタリア料理だかのコースを頂くら

しい。アミューズはラビットの生肉?ラビットってウサギでしょ?来年の干支なのに。オーストリアの人に

干支は説明しにくいわね。前菜のモツァレラチーズとトマト。いつもなら「切って並べるだけの皿は料理

とは言わん!」とバカにするのだが、この店はバジルソースが旨いのでまぁいいか。メインのポークに

はパスタのタリアテッレが添えられていたが、私の皿は温野菜だよ。デセールはウィーン名物チョコレ

ートケーキ。私の皿はフルーツだ。「フルーツもダメなんです」とは言わないよ。ワインをがぶがぶ飲む。

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12月 14日(火) ウィーンは曇り 寒っ!

朝 オーストリア・ウィーン グランドホテル「グランドカフェ」 朝食ヴュッフェ

  

昨夜は、部屋に帰って冷蔵庫のビールをグビーッと飲んだ。ワイン飲み過ぎたから水代わりに。5時半

に起きて体重計に乗ってみると・・・何と昨日より1`減って、4月からはマイナス20`減!!!やった

ぜベイビー。ウィーンってすごいじゃん。結構ワシワシ食べて、お茶飲んで、酒も飲んでいるのに、一日

1`ずつ減る?1週間ウィーンにいたら−7`?10日で−10`?3週間で−21`?1ヶ月で・・・・

もう止めなさい!!でもウィーンっていいなぁ、うふふ。気を良くして朝ご飯一層モリモリと食べたのだ。

遅い昼 オーストリア航空 ウィーン=成田 ビジネスクラス機内食

  

  

この1週間奇跡的に寒さは緩んでいたのに、今日になってまた寒さがぶり返した。ウィーンの町は朝か

ら小雪が舞い、ブルッとする寒さだ。今日私は日本に帰るから、これからのことはどーでもいいけどさ。

1315分発のオーストリア航空成田行き。ほぼ定刻に飛行機は動き出して滑走路に向かう。暫し待

って、さぁ離陸かと思った矢先にアナウンスが入り、ゲートに戻ると言う。何で?元のゲートに戻って暫

らくした時、またアナウンスがあった。「給油も終わりましたので・・・・」。はぁ?給油?じゃ、給油しない

で飛び立とうとしていたの?理由は何だか分からなかったが、こうして帰国の飛行機は1時間以上遅

れて離陸したのだ。大きなカップでワインをグビグビ、グビグビ・・・・・。カフェサービスはすっかり気に入

ったメランジェね。飛行機に乗るとすぐビデオを観る人がいるが私はほとんど観ない。メンドーだから。

                ___________________

12月 15日(水) 東京は晴れ

 オーストリア航空 ウィーン=成田 ビジネスクラス機内食

    3、4時間寝ました

オーストリア航空のビジネスは2食目のアンケートを取る。1食目は遅いランチだったのだから2食目は

夕食のハズだが、実際は朝食になるのね。時差が8時間あるから。ヨーグルトとフルーツ(食べちゃあ

イカンのだけれど)、目玉焼きとベーコン、紅茶を注文した。それと、ちゃんとふすまパン食べているよ。

昼 存在しない

8時25分着の予定であったが、ウィーンの出発が1時間以上遅れたことが響き、成田に到着したのは

9時15分。私なんぞただ帰れば良いだけだが、大阪や福岡に国内線を乗り継いで帰られる方は大急

ぎで気の毒だった。オーストリア航空、しっかりしんしゃい!帰宅して、洗濯機に旅の間の洗濯ものを放

り込み、写真の取り込みなど帰国日のいつもの作業。実は、今回カメラは1台。つまり一眼レフカメラを

持って行かなかったのだ。この前の香港の時もそうだったが、ヨーロッパに行くのにこんなこと初めて。

行く前、もの凄く寒い!雪道で滑らないように!と聞いたので、子供の頃過ごした雪空の毎日を想像し

た。そんな所で大きなカメラをぶら下げて撮影するのは危険だな、と思ったわけよ。実際には幸いにも

天候は回復して良い天気の日が多かったけどね。しかし、長年活躍したピーちゃんに続いて2台目の

ご飯カメラとなったリコ赤ちゃんは優秀だから、ご飯以外の風景写真もバチバチ撮る。リコーCX3だよ。

夜 舟町「仙水」 サザエのエスカルゴ風、ゲソ焼き 900円、氷見のぶりかま焼き 3500円、ふぐの唐

揚げ 2400円、生ビール、麦焼酎ボトル 6000円 @1万6800

    

    やっぱり日本は旨い!

夕食は「仙水」で。こんばんわー。お店を手伝っているミクちゃん、来春の進路も決まってゆったりした

表情だ。私のお気に入りのもみイカがこのところずっと入荷していない。北海道のもみイカならあるが、

ご主人の小林さんには拘りがあるから買わないって。じゃあゲソ焼きだぁ。氷見のぶりかま焼きが立派。

これを食べただけでかなりお腹が一杯になる。やっぱり日本は旨いなぁ。ふぐ唐揚げは半分おみやに。

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12月 16日(木) 曇り この冬一番の冷え込み

朝 ローカーボ家食  オムレツ、無糖ロースハム、味噌汁、ふすまパン

    あの大陸に2ヶ月連続かぁ

昨日旅行会社から連絡があった。2月に申し込んでいた旅行が人数が集まらずに催行出来ないと。ま、

そうゆうことには慣れているからアッサリ諦めて違う大陸の旅にした。ということは1月2月と同じ大陸

の旅になってしまうなぁ。毎月行くので飽きないようにA大陸の次はB大陸と工夫しているのだけどね。

昼 無し!

午後のおやつ 低糖フォンダンショコラ、無糖ゼリー、無糖ファリーヌ、紅茶

ずっとパソコンの前に座りパクパク日記の作成をしている。帰って来たばかりのチェコとオーストリア?

いえいえ今香港にいます・・・・涙。パクパク日記更新は大幅に遅れているから、未だ114週なのよ。

で、お粥とか飲茶食べた感想書いている。今123週なのにねぇ・・・・・。忙しいから昼抜きで頑張る。

夜 家食 京風おでん、「仙水」のふぐ唐揚げ、味噌汁、ふすまパン

  

ようやく11月4週を完成させて更新した。ホッとする。次兄から電話があった。岡山県玉野市に住んで

おられるH本さんのオジちゃんが亡くなったそうだ。しかも今月の6日に。喪中ハガキが来て知ったそう

だ。小平市に住んでいる頃、道路を隔てて真ん前の家に引っ越して来られたのがH本さんご一家だ。

長男のMちゃんが未だ1歳の頃で、それはそれは親しくさせて貰っていた。母はその後生まれたY

ゃんも含めて孫のように可愛がった。次兄の結婚式でH本ご夫婦は仲人を務めてくれた。その後、大

阪に引っ越され、ご実家の岡山に移られて酒屋を営んでおられた。私に東京の大人の酒を教えてくれ

たのもH本さんのおじちゃんだった。ご葬儀列席できずに、おじちゃんごめんなさいね。合掌。無酒日

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12月 17日(金) 晴れ 今日もこの冬一番の冷え込み

 ローカーボ家食 アミノライスの味噌雑炊、無糖ファリーヌ

  

起きたら9時半!大寝坊しちゃったよ。一昨日帰国して寝不足が続いていたのだろう。今日も東京は良

い天気。冬晴れだ。冬の晴天には我が家の窓から富士山がクッキリ美しく見える。贅沢な風景である。

遅い昼 新宿・高島屋タイムズスクェア 「中村屋オリーブハウス」 海老とチキンと野菜のスープカレ

ー(ご飯要らんよ、飲み物付き) 1480円、持参のふすまパン、紅茶、アルフォンソ・マンゴプリン 420円

  

代々木の整体に行く。最近新兵器が導入され、強制的に逆立ちさせられる。しかも両手は万歳。知らな

い人が見たら、リンチを受けているような図である。始めはおっかなビックリだったが、慣れるとこれが

結構気持ちがいい。人間すぐ順応するものだ。帰りは新宿方面に歩き、またもや高島屋タイムズスクェ

ア 「中村屋オリーブハウス」に行く。整体帰り3回連続だぁ。いつもハンバーグだから今日は別のもの

にすっかな。スープカレーならトロミの小麦粉も少ないし、じゃが芋残せばいいか。ライス無しで、と注文

すると、「半分とかにも出来ますが、一切要らないのですか?」と念を押された。カレーをライス無しで注

文する人は滅多にいないのだろう。パンにつけて食す。誘惑に負けてマンゴプリン食べる。悪い子だ!

夜 荒木町 「よつやうえ村」 冬のお任せコース(自家製カラスミ大根、蛸のやわらか煮、鱈白子吉野

おろし、お造り:本マグロとアオリイカ 佐賀のはしり、まる(すっぽん)のお椀、生ウニと佐賀のハ

シリ、柳カレイの焼き物、和牛のネギ巻き焼き、甘鯛のかぶら蒸し、おこっぺ蟹、鰯の梅煮、香の

物、炊き立て御飯ひと口、赤出汁、クリュームブルレ)、生ビール、麦焼酎 @1万6千円

  

  

  

  

今晩は「よつやうえ村」でA〇君と待ち合わせている。A〇君が何と50歳を目前に先頃婚約したのだ。

2度目だけど。今晩はそのヘンのところの事情聴取とお祝いを京料理でも食べながらしようじゃないか、

という趣旨である。その前に京都で買った加齢臭を押さえるという柿渋石鹸と、チェコのチェスキー・ク

ルムロフのクリスマス・マーケットで買って来たペアマグカップをプレゼント。この店は、普段は7450円

のコースだけなのだが、冬の京料理には欠かせない香箱蟹が入るので、今晩は1万円になるそう。吸

い物は夏から秋にかけては鱧だったが、すっぽんになった。焼き餅は彼にあげた。米茄子ウニは、私

だけ茄子の代わりに佐賀のはしり。佐賀のはしりは、築地の老舗・丸山海苔店の製品だが、海老蔵の

結婚披露宴の引き出モノにも使われたんだそうよ。柳カレイの焼き物が上品に旨い。甘鯛のかぶら蒸

し、おこっぺ蟹と続くと、荒木町にいることを忘れて、すっかり冬の京都にいる気分だ。一回り以上若い

婚約者嬢は彼より大柄でゆったりのんびりお酒大好きなんですって。山形のご両親が喜ばれていると

いうのが何より嬉しいね。お幸せに!12月5日の試合の録画で第4Qを見てまたハラハラ。2時就寝。

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12月 18日(土) 晴れ

朝 無し

随分遅くなってしまったが、この冬頂いたお歳暮の礼状をまとめて書く。頂いても食べられないものが

多いがそれはそれ。こうゆうことを面倒クサイ!と思ってはアカンのよね。朝食食べ損なってしまった。

昼 四谷三丁目 「ぐーばーぐ」 牛焼きカルビハンバーグ定食(飯は要らんよ、味噌汁) 980円、

   グリ ーンサラダ(サービス券)、ふすまパン

  

近所まで来たから「一緒にランチどう?」とオジョーから電話があった。そうね、じゃあ「ぐーばーぐ」で待

ってて。牛焼きカルビハンバーグ定食。ハンバーグぷらす牛焼きである。2人ともよく肉を喰うことよ!

夜 日比谷・帝国ホテル「パークサイドダイナー」 アンディブのクリームスープ、スモールサラダ、サー

ロインステーキ マルセイユバター、持参のふすまパン、紅茶、生ビール、赤ワイン2杯 9295

  

午後4時半から日生劇場に歌舞伎を観に行く。歌舞伎座再建中の今、新橋演舞場が本拠地とはいえ、

新橋演舞場に例年の興行が入っている12月などは、大歌舞伎が日生劇場に舞台を移すなんてことに

なるのである。演目は「摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)」と「達陀」。これまで菊五郎が演じて来

た玉手御前を息子の菊之助が演じ、菊五郎は合邦道心を演じる。河内の国(今の大阪)の大名の後妻

となった玉手御前が、亡き正妻の息子油俊徳丸(18歳)に恋慕し・・・・なんて凄いストーリーなのだが、

義理の母といえ20歳の玉手御前という難しい役を菊之助がキッパリ務めていた。立派!これではお父

さんが「あの役返せ!」と言っても「ヤダよ」と断られるかもね。父は人間国宝菊五郎、母は冨司純子、

姉は今年ベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞した寺島しのぶ。凄過ぎる家族だ。もうこの芝居で

イッパイになったので「達陀」は失礼して帝国ホテルの「パークサイドダイナー」に行く。ここはいつも混

んでいて並んでいる。スープとサラダとステーキを食べた。いつもこうゆう食事がいいのかもしれない。

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12月 19日(日) 晴れ

朝 ローカーボ家食 茹で卵、スパイシーチキン、ミニトマト、味噌汁、無糖ヨーグルト、ふすまパン

    「ためしてガッテン」式茹で卵

茹で卵をまとめて作る。いつだったかマキコとSブーとご飯を食べた時、「夢子さーん、いつも日本にい

ないから美味しい茹で卵のつくり方知らないでしょう?NHKの「ためしてガッテン」でやっていたんです

よ〜」と自慢していた。私はちゃんとその話を聞いて作り方を覚えた。卵の大きい方をカツンと軽く叩い

て空気を出して茹でる、以上。確かに殻は剥き易いし、白身がツルッとしている気が何となくはするね。

昼のおやつ 低糖ジュレショコラ、無糖ファリーヌ、紅茶

夜 ローカーボ家食 低糖とんこつこんにゃくラーメン(無糖ロースハム、茹で卵、モヤシ、細ネギ)、ポ

レポレファームのピリ辛ソーセージ、ミニトマト、味噌汁

 ロースハムラーメン?

ほぼ1ヶ月遅れになってしまったパクパク日記。1年の途中だったら、リアルタイムとズレテも「まぁいい

か」ってなものだが、年末年始となると時間のズレが極めてカッコ悪い。だから怠けモンの私もちょっと

焦りぎみ。日曜日の今日は、外に1歩も出ずに、昼飯も食べずにパソコンの前に坐っている。エライじゃ

あないか、感心だよ、キミ!と褒めてくれる人がいないから自画自賛する。夕食もカンタンだよ。無酒日

                 _________________

【今年の振り返り】

未だ大晦日まで10日以上あるから(ウソ!今日は1230日!)ちょいと早い気もする(だからちっと

も早くないのだ!)が、ここで今年を振り返ってみたい。年末までの10日余のことは予定を基に(ウソ!

もう終っているよ!)カウントすることにして。

今年の海外旅行はカナリア諸島から始まった。イベリア半島から南に1000`行った辺り、アフリカのモ

ロッコからは西に150`辺りからバラバラと位置するスペインの島々だ。カナリアだから鳥の名前だと

思ったら、「犬」という意味だと知ってタマゲた。カナリア諸島の帰りには、スペインの首都マドリッドで、

サッカーの名門レアル・マドリッドの本拠地エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウにあるレストラン「プ

エルタ57」で食事をした。帆立貝のグリルと伊勢海老のリゾットがヤバイ位に旨かったなぁ。2月はメキ

シコに行った。テオティワカン遺跡、パレンケ遺跡、ウシュマル遺跡、チチェン・イツァー遺跡などの数多

い遺跡が素晴らしかったし、女流画家のフリーダ・カーロ、その夫のディエゴ・リベラの壁画など美術の

面でも見所が多い国だった。有名なリゾート地カンクンはたいしたこと無かったが、青森在住の女性と

お知り合いになれたのが何より嬉しいことだった。2月末から3月にかけては先週書いたポーランドとド

イツへの音楽の旅だった。

4月は東南アジアに、5月はコーカサスに行く予定だったが、糖尿病と言われて断念、6月にモンゴル

の旅で海外旅行を再開した。ゲルの初宿泊体験もしたし、モンゴルの雄大な景色を堪能したが、何より

日馬冨士のお兄さんや従兄弟と会ったり(偶然ですが)、白鵬のお父さんを訪ねてモンゴル相撲を身近

に見ることが出来たことが貴重な体験となった。7月中旬は15年ぶりにハワイ島に行った。コンドミニア

ムに何泊もしてオジョーママの手料理をご馳走になった。マウナ・ケアサンセット&星ツァーに参加し、

4205mの山頂をフラフラ歩いたのも楽しい体験だった。7月下旬からは、アメリカ・シカゴとタングルウッ

ドとボストンに出かけてタングルウッド音楽祭に酔いしれた。シカゴで愛機カメラのテブちゃんを置いて

来たのは痛恨の出来事であったが。9月はコーカサス3ヶ国(アゼルバイジャン、グルジア、アルメニ

ア)   と東トルコに行った。41日からここまでキッチリストイックに守っていたローカーボの食事がアゼ

ルバイジャンのスイカを食べたことから乱れ始めた。それほどコーカサスのスイカは旨かったのだ。こ

の旅行からふすまパンは真空パックして持参することを覚えた。

9月末日から10月中旬までメラネシア諸国(ニューカレドニア、フィジー、バヌアツ)を大型船クルーズで

訪れた。南太平洋だからさぞや暑いだろうと思ったのに、気温は低くてエメラルド色の海は最後の最後

にやっと見ることが出来た。クルーズ中には誕生日を迎え、毎日豪華な食事を摂っていたわりに体重

が増えずにほっとしたものだ。ずっとお腹をコワシていた、というのがその理由なんだけどね。111

からモナコと南フランス、イタリアに行った。モナコはかつての人気女優グレース・ケリーが王室に嫁い

だ国で、亡くなって28年経つ今もグレース元王妃は観光に寄与していた。イタリアではチンクエ・テッレ、

ミラノ、コモ湖、ヴェネツィアに行ったが、雨にたたられた。ヴェネツィアでは満潮時サンマルコ広場は海

水で溢れて大変だったが、憧れのダニエリに泊まったのが印象的だった。この月の中旬には毎年恒例

の香港喰い倒しの旅を敢行した。糖質オフ生活になっての初めての喰い倒しで、迷いに迷ったが、結

局は粥も飲茶もやきそばも食べて、帰国後絶食することになった。最後の海外は、寒いチェコとウィー

ンの音楽の旅だった。以上訪れた国は20ヶ国、秘境が多い私にとってヨーロッパが5回に上る珍しい

年で、その代わりにアフリカと中近東には一度も行かなかった。

国内旅行は、昨年よりグンと多く21回行った。京都6回、軽井沢4回、由布院2回とお気に入りの街

には何度も行く。夏の札幌にももちろん行った。思い出深いのは、連句の会のメンバーで会津地方に

行ったことだ。連衆の一人雅房が単身赴任している会津若松を訪れ、大内宿や裏磐梯の五色沼にも

行った。たった1泊ではあったが、楽しい旅だった。そして、歌舞伎をおっかけて日本を旅した年でもあ

った。名古屋、福岡、京都3回、大阪と6回も歌舞伎を観ることが主目的で出かけて行った。

去年は182泊したが、今年は165泊とちょっと負けた(笑)。泊まったホテル(旅館含め)は58で、年間

旅行日数は199日。えぇっ?キリが悪――い。もう1日くらい何とか出来なかったの?1219日なら、

今から行けばいいじゃない?そ、そ、そうゆうワケには行かないんです・・・・・。

今年の4月末に歌舞伎座が立替・閉鎖された。何と16ヶ月に渡って「さよなら 歌舞伎座」公演があり、

特に最後の3ヶ月は一日3回制、4月には各回2度づつ6回行ったこともあって、年間では42回も

行ってしまった。これまの最高の回数だ。本公演の最終日428日のV部も歌舞伎座にいた。最後の

最後の芝居は「助六由縁江戸桜」。私にとっての歌舞伎の先生Iマリちゃんと一緒に観ることが出来たこ

とは感慨深いことだった。映画は5回行ったが、そのうち3回が「のだめカンタービレ」というのが、何だ

か私らしいでしょ。芝居では、小S子さんと一緒に赤坂シアターで観た劇団新感線の「薔薇とサムライ」

がメチャンコ楽しかった。とにかく天海祐希の魅力が炸裂!!という芝居で、彼女の演技にワクワクウ

ットリ&熱狂した一夜であった。こうしてエンターテインメントを楽しむこt60回、この他スポーツ観戦は

ほとんどアメフットの試合ばかりだが、6回であった。

旅とエンタメはお盛んであったが、読書は相変らずダメ。年間100冊読んでいた人間とは信じられない

30数冊で終わってしまった。しかも相変らずの伊坂幸太郎、宮部みゆき、フリーマントル、カッスラー、

フォーサイスと手馴れた作家のものばかりを読んでいた。昨今の話題作であった村上春樹の「1Q84」

1〜3を一応読んだことと、私としては新しい作家、奥泉光と米澤穂信を知ったことが、今年の読書生活

の収獲かなぁ。そんなことして本読まないでいるうちに、目が見えなくなるぞ!

振り返るべきことは未だあるのだが、長くなったので今週はこのヘンで。あぁ、今年分124週が未だ

あるのねぇ・・・・はぁ・・・・疲れるぅ・・・・。

                今年?ニャにがあったっけニャア・・・

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