パクパク日記11年12月3週
パリ・オペラ座ガルニエ宮の傍にいられるという幸せがある!
オペラ座ガルニエ宮
屋根のブロンズ像
12月 12日(月) パリは雨のち晴れ 1ユーロ=約101円
朝 パリ・インターコンチネンタルパリ・ル・グラン「カフェ・ド・ラ・ペ」 朝食ヴュッフェ
広い室内も結構だが、何より客室の窓ガラスからオペラ座が間近に見ることが出来ることが嬉しい!
夜中にまたもや咳込んで熟睡出来なかったが、コーヒーの香りで目を覚ます。未だ7時前で外は真っ
暗だが、雨が降っているようだ。チェッ!ライトアップされていたオペラ座は、午前3時にトイレに起きた
時灯りは消えていた。広〜いバスルームでシャワーを浴び、「カフェ・ド・ラ・ペ」に朝食を摂りに行く。同
じグループの皆さんは既に食事をしている。明日の夕方までフリーだが、早起きして時間を有効に使お
ということか。日本人客が多いせいか、このレストランには和食のメニューもある。ご飯と味噌汁は良い
として、出汁巻卵はかなり不味く、鮭は生焼けなのが残念だ。7月泊まった時もそうだったからずっとこ
うなのね。違反食べ物のクロワッサンとフルーツを食べちゃった。てへっ。朝降っていた雨は、9時過ぎ
上った。ヤッホー!オペラ座の後ろの方に虹がかかってね、美しい場面だった。この部屋の素晴らしさ
はオペラ座にモロ面していること!窓を開けて手を伸ばせば触れるような錯覚を起こさせる。いいね!
ルーブル美術館1階内部 ファン・エイク「宰相ロランの聖母」 ハムラビ法典
ガラスのピラミッド中央入り口 ド・ラ・トゥール「いかさま師」 アングル「トルコの浴場」
ダ・ビンチ「モナリザ」 サモトラケのニケ
フェルメール「天文学者」
朝の雨がウソのような青空になったから、出かけることにする。オペラ座通りのカード屋で物色。後でま
た来よう。オペラ通りからちょっと入ったところにある「ジュンク堂」。ここで調べごと(立ち読み)させて貰
い、ルーブル美術館に向かう。ガラスのピラミッド中央口から入ると混むと聞いていたので、向かって右
側方向の地下商店街から入ることにする。果たしてすんなり入れた。ルーブル美術館はとにかく広いか
ら何をどこで観ると予め決めて周らないと体力を消耗してしまう。フェルメールの「レースを編む女」は出
張中で、隣の「天文学者」が一人地球儀を眺めていた。3日前に行ったブリュッセルの王立美術館もそ
うだったが、ルーブルもフラッシュを焚かなければ撮影は自由。イーゼルを使用しての模写もOK..だか
ら、何人もの人が名画の前で模写していた。小学生低学年の美術の授業なのだろうか、子供達が床に
寝そべったり胡座をかいたり各々自由な姿勢で絵を描いている部屋もあって羨ましく思った。日本の美
術館や博物館は、ヤレ撮影禁止、離れて観ろと禁止ゴトが多くてイヤになっちゃうよ。何でこう違うの。
昼 パリ 「北海道」 野菜ラーメンと餃子セット 11ユーロ
ルーブルでは、よくご飯のテーブルをご一緒するF原ご夫妻とバッタリお会いした。お腹が空いたので
時計を見ると1時半を過ぎていた。ラーメン食べに行こう。近くに、ラーメンだの鮨だのうどん屋が何軒
も並ぶ場所があるのだよ。今日は新規の店にしてみよう。「北海道」に入る。野菜ラーメンと餃子セット
を注文した。隣のフランス人男性が食べているチャーハンは馬鹿旨そうで期待は高まる。ところが。野
菜ラーメンはやたらニンニク臭くて不味い。野菜だけ拾って食べ後は残す。餃子はどうかな。これもダメ
(涙)。この店はもう来ないことにしよう。パリの街をうろうろ歩き、朝行ったカード屋で猫カレンダー買う。
午後のお酒 インターコンチネンタルパリ・ル・グラン「ラウンジ」 ビール小、ビール大 チップ込み 12
ユーロ
ホテルに帰った時にはヘトヘト。既に1万7千歩は超えている。美術館は歩数稼ぎには絶好だね。足は
痛いし、喉渇いたし、昼は半分残したから空腹だしということで、ラウンジでビールを飲もう。昼飲まない
主義だったんでしょ?ウルサイ!ビール小を頼むと2口で無くなったので、大を追加して飲んだのだ。
夜 パリ 「ガルニエ」 生牡蠣6種盛り合わせ、生牡蠣3種盛り合わせ、スープ・デ・ポイソン、海老のリ
ゾット、フルーツサラダ、1664ビール大、ボルドー赤ワインボトル 80ユーロ @120ユーロ
明日の夕方までフリータイムということは、今夜の夕食も自由食ということだ。すっかり仲良しになった
添乗員のK山さんが「生牡蠣を食べたい!」という私の希望を入れてレストランを予約しておいてくれ
た。他のお客さんの送迎を済ませたK山さんとレストランに向かったのは午後8時近く。ホテル近くの
プラウンタンの裏にある「ガルニエ」。店の前のショーケースには生牡蠣や魚が並べられている。日本
で牡蠣と言えば岩牡蠣と真牡蠣が中心だが、フランスでは種類がたくさんある。どれを選んでよいかわ
からないので、6種類の盛り合わせを注文した。シュルッ(飲み込んだ音)!旨い!牡蠣は生に限るね
ぇ。お替り!この店はパリッ子に愛されている店らしく気取り無い客達がゆったりと食事している。ギャ
ルソンの感じもいいし・・・でもフランス語メニューしか無いのが難か。スープ・デ・ポイソンも旨いが、海
老のリゾットのリゾット部分はちと何だった。パリのクリスマスイルミネーションを眺めながらホテルへ。
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12月 13日(火) 午前中大雨 午後晴れ
朝 パリ・インターコンチネンタルパリ・ル・グラン「カフェ・ド・ラ・ペ」 朝食ヴュッフェ
昨夜ホテルに帰る頃からまた雨が降りだした。その雨は今朝になっても降り続き、むしろ激しさを増して
いる。いわゆる土砂降りである。今日は帰国日だが、午後3時半まではフリータイム。雨ならこの広々
した部屋でゆっくりしていようかな。朝食会場の「カフェ・ド・ラ・ペ」は行列が出来ていた。一番先頭にK
山さんが立っていたのでラッキー!と一緒に入らせて貰う。今日も違反クロワッサンとフルーツ、味噌
汁ね。「夢子さ、お久し振り!」と声をかけられた。あらら〜、1年前チェコとウィーンにご一緒した添乗
員のA野さんだった。彼女達はこのホテルに1泊してやはり今夜帰国する予定とか。でもJALなんだ。
昼 パリ 「金太郎」 味噌ラーメンと餃子セット 10,7ユーロ
今日はレイトチェックアウトで部屋は午後2時まで使える。雨の中歩くと傘が濡れるので、午前中は日
経新聞をじっくり読んで過していた。ふと外を見ると、オペラ座の後方の空は雲が切れて青空が見える
ではないか。これは晴れるなぁ。最近はすっかり「晴れ女」になっている私であるが、最近の効き目はど
うよ!って感じだ。晴れたのなら外出しますぜ。ラーメン食べに。昨日は失敗したので、今日はまっすぐ
「金太郎」に向かった。やっぱり店の前には行列。人気店なのだ。7月と同じ味噌ラーメンと餃子セット。
夕方のお茶 パリ・インターコンチネンタルパリ・ル・グラン「ラウンジ」 カプチーノ、マカロン
午後2時バゲージダウン&チェックアウト。集合時間まで時間があるので、ラウンジでカプチーノを飲み
ながら(ご馳走してもらいました!)、本を読んで時間を過ごす。さーてとでは空港に向かいましょうか。
夕方 シャルル・ドゴール空港 「スターアライアンス」ラウンジ ビール
夜 ANA パリ=成田 ビジネスクラス機内食
3時半にホテルを出発したのにパリ市内脱出に時間がかかり、しかも空港では大行列なのにイミグレ
係官たった1人という意味不明な事態に遭遇し、ゆったりする時間が殆ど無くなってしまった。金曜日だ
と空港まで6時間かかるようなこともよくあるらしい。それにしても山形県の女子高校生の修学旅行と
か、ドゴール空港のチューブが止まっていて歩いて移動とかびっくりすることが多過ぎるぞ。午後7時
半ANA成田行きは定刻通り離陸した。慌しい出発だったなぁ。またボーイング777=300ERであるな。
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12月 14日(水) 東京はちょっと寒い
朝 ANA パリ=成田 ビジネスクラス機内食
ボーイング777=300ERビジネス席のような座席は「スタッカードシート配列」と言うらしいよ。どの席も
通路側というのが特によろしい。映画は「ロック〜わんこの島〜」を観た。動物モノはいいね。テレビ番
組観るというのも結構楽しい。「シルシルミシル」とか「お試しかっ!」とか。京都「よねむら」のプレート
はロブスターカレーと言うので勇んで注文してみたが、たいして美味しくは無かった。どういう訳か京都
の洋食屋さんって食事はカレーというところムッチャ多いのだよ。約11時間のフライトで、成田に到着。
昼 存在せず
夜 舟町 「おちあい」 お任せコース(玉こんにゃく、蕪の煮付け、揚げ銀杏、刺し身盛り合わせ、イカと
牛蒡天、和風しゅうまい、芋鍋、蓬蕎麦)、ビール小、麦焼酎 @4500円
午後3時過ぎ成田に到着。スーツケースはすぐ出て来た。「みなさま、お世話になりましたぁ!」。タクシ
ーもスイスイ進んで4時半には帰宅。お歳暮や郵便物の山の中にJXBのチケットを見つけた。但し、ナ
ゼかセロテープで修理したチケット30枚・・・。留守番に来てくれた姪のカオルが間違って封筒ごと破っ
てしまったらしい。ごめん!ごめん!と謝りの手紙が置いてあった。カオルちゃん、さぞ慌てたんだろう
な、気の毒に。恒例の寒中見舞い状の色校正も届いていた。写真の色が被るかぁ・・・並べる順番換え
た方がいいかも。他の修正事項も加えてファックスで校正紙を戻す。後は納品を待つのみ。便利な地
代になったものよ。夕食はいつもの「おちあい」へ。「どこから帰って来たの?」「パリ」。ほっこりするよ。
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12月 15日(木) 晴れ
朝 家食 「アスザックフーズ」 トマトとキャベツのスープ2杯
昼 四谷3丁目 「サイゼリア」 ベジタブルセット(シーフードチャウダー&サラダ) 290円、牛挽き肉
のチーズカツレツ 499円、ドリンクバー 180円
最近気に入っている「アスザックフーズ」のスープ各種。今朝はトマトとキャベツのスープにした。大きな
マグカップに2袋入れてスープの大盛りにして食べるのがいい。トマトってこんなにいい味になるんだぁ。
買い物がてら「サイゼリア」でランチ。夏シーズンのかぼちゃの冷製スープに較べて、冬のシーフードチ
ャウダーはあまり美味しく無い。私が一番好きなのは「モスバーガー」のクラムチャウダー(240円)であ
る。一時は社長宛「アメリカのようにボウルサイズのクラムチャウダーを売り出して下さい」と手紙を書こ
うかと真剣に考えたこともあった。書かなかったけど。ここに来るとこの組合せばかりになってしまう。
夜 早稲田 「松下」 お任せコース(白魚のせ茶碗蒸し、牡蠣のバター炒め、穴子の白焼き、八寸:堀
川牛蒡白和え・蛸柔らか煮・鯛鮨など、(鹿児島)の鯵の刺身、蒸しほうぼう 特製ソース、青森・三
厩(みんま)の大トロ、極上スッポンスープとマルの唐揚げ、(岡山)猪ステーキ カボサラ添え、ふ
ぐの皮ハギ肝和え 煮こごり、黒胡麻豆腐と百合根とウニ 紫芋白味噌ソース、キンキの煮物、温
かい新蕎麦、デセール)、ビール、麦焼酎 @1万9300円
帰国翌日であるが、今晩は「松下」でオジョーと待ち合わせしている。彼女はこれを励みに働いていると
メールして来た。私からJXB&博多座のチケットとお土産を、彼女からもたくさんのモノを受け取り物々
交換終了。さて食事だ。2品目の牡蠣のバター炒めに唸り、穴子の絶妙な焼き加減の白焼きに舌鼓を
打つ。蒸したほうぼうの特製ソースはいつもいい味ですなぁ。待ってました!まる(すっぽん)のスープと
唐揚げ。2人とも「スープ丼に入れてくれ〜!」って感じ。何とも旨いですなぁ。珍しくイノシシのステーキ
が登場した。我が身を食べるようで複雑な気分(笑)。ふぐの薄造りには贅沢にも皮ハギの肝ソースが
かかっていた。今日のメイン(これだけ食べてメインという言葉もおかしいが)は大きな金目鯛。これをさ
っと煮た一品が何ともゼータクであった。食事は何にしましょうとご主人が料理を仰る。私は温かいお
蕎麦を頂こうかな。するとオジョーは「2品でもいいんですよね。私はオムライスと盛り蕎麦お願いしま
す!」とキッパリ。香港体重対決は11ヶ月先だって、あなた、そんなに食べるこたぁ無いじゃないのさ。
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12月 16日(金) 晴れ さぶ〜!
朝 家食 プロティン
朝、連句の作品集届いた。「たむしばの」巻である。真っ白なたむしばの花に合わせて、表紙も真っ白。
昼 浅草「平成中村座」客席にて 持参した弁当(ふすまパンのメンチ勝つバーガー)、水
12月の平成中村座
プロティンをゴクゴク飲んだだけで、ふすまパンのメンチ勝つバーガーの弁当を作って慌しく家を出発。
今日は浅草の隅田公園に建てられた平成中村座の昼の部と夜の部を続けて観る予定である。一日中
芝居見物するのも疲れるのだが、浅草は遠い。浅草駅から平成中村座の仮設小屋まで遠い。昼の部
と夜の部を別の日に行くと2回往復しなくていけないからね。昼の部は「菅原伝授手習鑑」から3幕。
「車引き」、「賀の祝」、そして「寺子屋」。今月はゲスト俳優として尾上菊之助が出演している。「車引き」
で敵役時平役だった亀蔵が、「賀の祝」では三つ子兄弟の一人松王丸で出て来るのは何か気持ち悪
いわなぁ。最後の「寺子屋」で、ようやく勘三郎が登場する。病明けだから、昼1本、夜1本のペースは
仕方ないね。もちろん松王丸だ。面白いのは女形の菊之助が武部源蔵を演じたこと。まぁ何というか珍
しいモノを観ているうちに終わってしまったという感じだ。彼は自分をどういう役者に持って行くつもりな
のだろう。どうなりたいのだろう。それはそれとして誰がやっても涙無しでは見られない「寺子屋」だ。
午後のお茶 浅草・台東リバーサイドスポーツセンター コーヒー 250円
3時前昼の部が終了。元の歌舞伎座や新橋演舞場ならロビー等にいられるのだが、ここは出なくては
ならない。天気も寒々としていて散歩する気になれない。ということで、真ん前の店で茶を飲んで待つ。
夜 浅草 「神谷バー」 蟹と大根のマリネ610円、ポテトサラダ 460円、イカハンガリー風炒め 560
円、牡蠣フライ 870円、ミックスピザ 780円、和風ハンバーグ 820円、チーズ盛り合わせ 630
円、生ビール(中)750円、生ビール小 480円、麦焼酎水割り @3000円
夜の部は午後4時開演だから3時半には開場した。夜の部にはマキコも職場から駆けつけた。平成中
村座では、靴を脱いでビニール袋に入れる必要があるからロングブーツは止めた方がいいよとアドバ
イスしておいた。夜の部の演目は「芦屋道満大内鑑 葛の葉」、「積恋雪関扉」、「松浦の太鼓」。「葛の
葉」は中村扇雀が狐の化身・女房葛の葉と葛の葉姫の二役を演じ、座敷の障子に別れの和歌を書く場
面がやっぱり面白い。子供をあやしながら、左手で、裏書で、最後には口に筆を咥えて口書きで。なか
なか出来る技じゃない。マキコが尾上松也を見初めたらしく、「カッコいい!あの人誰?」。「積恋雪関
扉」は長い舞踊劇。七之助、扇雀、勘太郎、菊之助の舞踊。4人とも良かったが、勘太郎と菊之助が特
に良かった。最後は12月らしい「松浦の太鼓」。勘三郎が松浦の機嫌のいいお殿様を演じた。芝居が
はねると脱兎のごとく席を立ち、無料送迎バスの2台目に乗ることが出来た。浅草駅前の「神谷バー」で
A先生と待ち合わせしている。あら?私達の方が先に着いたわ。2階は忘年会だろうか、大勢の団体
客で大盛り上がり。こちらも大声で話さないと聞こえない程である。マキコは初めと言うことで、名物の
電気ブランを注文。美味しいってさ。早仕舞いの浅草では「神谷バー」は頑張っている方だが、それでも
9時45分にはラストオーダー、10時には追い出される。料理を矢継ぎ早で注文し、さっさと食べて、ペ
チャクチャ喋くり、ゴクゴク飲んで1時間経過。忙しいが結構満足感が高いのだ。明治13年創業の店。
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12月 17日(土) 晴れ 今日もさぶ〜!
朝 家食 プロティン
昼 四谷駅アトレ「スープストックTOKYO」 カレーセット(きのこのカレー+ご飯ちょっと+参鶏湯スー
プ+アイスコーヒー) 1100円
ご飯はほんの一口だけね
昨夜は2次会に行かずにそのままA先生夫妻と別れたから10時半には帰宅した。パクパク日記の12
月1週をアップした。朝風呂に入り、よつやのイテテ系エステに行く。腰の痛みは常につきまとうため、
今日も骨盤矯正は止めて貰った。こうなると痛くないからいいやね。いつものように、アトレの「スープス
トックTOKYO」でランチを摂って帰る時、「四谷アトレは、リニューアル工事のため12月25日でクロー
ズします」という張り紙を発見。オープンは来春だってよ。ゲエェッ!そりゃ困るぜよ。勝手に決めるな!
夜 舟町 「無門」 付き出し:鶏のハム、蕎麦味噌 380円、白子ポン酢 950円、大粒牡蠣フライ
900 円、黒豚の豚炎(ブーヒー)鍋+〆の沖縄そば 1680円、生ビール中×2杯、麦焼酎「佐藤」
@8030円
最近ご無沙汰していると言えば、ブーヒー鍋を食べていないじゃないか、と気付いた。盛んに行ってい
る時は1ヶ月に2度も食べていたこともあったなぁ。と思い出したらすぐに食べたくなる。「無門」は一人
鍋でもOKだから1人で行っても無問題。そしてもう一つの楽しみは牡蠣フライを食べること。この店の
牡蠣フライはデカイし、本当に旨いのだよ。一番大きな牡蠣は3口でやっと食べる位だった。1人で4つ
食べるとかなりお腹にズシリと来る。さて、黒豚の豚炎ブーヒー鍋が登場した。このスープ旨いんだよ
ねぇ。シャブシャブ・・・ムシャムシャ・・・ズズズっとスープを飲んで。あれ、お替り出来ないな、満腹で!
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12月 18日(日) 快晴 トヨタカップ・バルセロナ王者 甲子園ボウル関学勝利
朝 家食 プロティン
昼 東京ミッドタウン「千里馬南翔小籠」 小籠包セット(小籠包6個、ハーフチャーシュー緬、点心、
杏仁豆腐) 1580円
東京Vシュランって何?
11時から乃木坂のO本先生の治療院。ここでは色んな人にバッタリ会うのだ。プラズマ治療に来ると、
「今日はどこが悪いですか?」と尋ねることにしている。腰痛は自分でわかるが、内蔵はわからないか
ら。「今日は肝臓と膵臓の調子が悪いです。どっちも糖尿病関係の臓器ですが、食事療法で違反はし
ていないのでしょ?」「えへへ、違反しまくりでーす。すっかり堕落しましたぁ」。と威張ってしまった。そう
言ったんだから、ふすまパン持って来ているけど昼食は違反しちゃおうかな。東京ミッドタウンの「千里
馬南翔小籠」に行った。入り口に「東京Vシュラン2(それって何?)で1位になりました」と張り紙があっ
た。上海出身者のスタッフとベテラン点心師がいる店らしいが、どうも味は感心しない。小籠包の皮が
厚過ぎるんじゃない?ハーフチャーシュー緬に焼き豚1つしか入ってないじゃん。がっかりしたランチ。
夜 家食 必勝炙り鮭チャーハンプレート(ヒレ勝つ、キャベツ)、具だくさん味噌汁、スウィーティ
必勝炙り鮭チャーハン
帰宅してから真面目にパソコンの前に座ってパクパク日記を作成した。甲子園ボウル半分観ながら。
関学の一方的な試合だった。赤青対決は青の勝ち!ようやく作成し終わってアップしようと思ったら、2
台のパソコンがほぼ同時にクラッシュ。泣きの涙であるぞ。クラブW杯で柏レイソルズは3位決定戦に
出場。PK戦の末、アジア王者アルサドに敗れて4位となったが、立派だったね。決勝戦では、欧州代
表バルセロナが南米代表サントスを4−0で下して2年ぶり2度目の世界クラブの頂点に立った。私も
チョー久し振りに台所に立った。とは言っても作ったのは「松下」から貰って来た炙り鮭で作る特製チャ
ーハンと味噌汁だけだけどね。自宅でご飯を炊かなくなってから1年9ヶ月。ご飯は1人前買って来て
それにアミノライスを混ぜた。明日の試合に備えて勝つものも食べる。旨い!勝つぞ、オー!!無酒日
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【今週の振り返り】
ルーブル美術館を初めて訪れたのは・・・そうだ!昭和54年、1979年のことだった。アメリカ出張の後
たった一人で初めてのヨーロッパを旅した時のことだ。あの時はジュネーブ生まれのスイス人の男に声
をかけられ・・・・まぁいろいろあったなぁ。アハハ。とは言っても色っぽい話じゃなくてね、被害に遭ったと
いうことよ、残念ながら。
それはそうとして、今週行ったルーブル美術館。1985年から1989年にかけて行われた「大ルーブル
計画」によって大改築が行われたので、何だか別の場所に来てしまったようだった。エジプト文化好き
のミッテラン大統領が指揮をした大改革だったから、設計者のイオ・ミン・ペイ(中国系アメリカ人)は中
央エントランスにガラスのピラミッドを作った。「ダ・ヴィンチ・コード」にピラミッドには西洋で不吉とされる
666枚のガラスを使っていると書いてあるが、実際は666枚よりもっとたくさんのガラスを使っているら
しいよ。ダン・ブラウンさん、小説とはいえ、ウソ書いちゃあアカンよ。
ルーブル美術館では、入口で10ユーロ支払えば、古代オリエント美術、古代エジプト美術、古代ギリシ
ャ・エトルリア・ローマ美術、13世紀から19世紀半ばまでの絵画、中世初期から19世紀半ばまでの彫
刻、その他工芸品などを思う存分楽しむことが出来る。鑑賞するだけでなく、写真撮ってもいい、模写し
てもいい。世界最大級の美術館なのに、気取っていないところがいいよね。もう男に騙されない歳にな
ったから(ぷっ)、パリに来た時はまたゆっくりここを訪れよう。
7月に続き、今回も宿泊はインターコンチネンタルパリ・ル・グランであった。超一等地にあるホテルだ
からか客室の狭さがネックだ。ということで今回はフンパツして客室のグレードアップをしたところ、オペ
ラ座ガルニエ宮を間近でジロジロ見ることが出来る客室をゲットしたのだ。スンバラシイ!オペラ座を設
計したのは、シャルル・ガルニエ。設計案は公募となり、171の応募があったが一等賞該当作品無か
った。佳作の6点のうちの一つがガルニエ案だったのだ。審査員の見る目が無かったのか、それとも求
めるレベルがとんでもなく高かったのか。真相はわからんが、佳作のガルニエ案が選ばれて1862年工
事は着手された。そして13年後の1875年正月落成式が行われた。
4階(日本式だと5階)の客室のバルコニーからは、オペラ座の屋根部分をしっかり観ることが出来た。
正面屋根の左右でキラキラと燦然と輝く金色のブロンズ像は、ギュメリーさんという人の作品で「調和・
詩というタイトルらしい。青い空をバックにすると、太陽の光を浴びてそれはそれは美しい。その後の切
妻屋根の左右には天馬(ペガサス)が、そして正面一番高い場所には、金色の小ぶりのハープのよう
な竪琴を掲げる青銅製のアポロン様の姿が。王冠被って背中にマントは羽織ってはおられるが、裸で
ある・・・・。ギリシャ神話で知性と道徳を兼ね備えた理想の青年がアポロン様というわけね。正面入口
上部には4人、2階バルコニーの上部には7人の人物顔が見えるので望遠カメラで見てみると、バッハ
とかヘンデルとかモーツアルトとかベートーヴェンとか古典派やロマン派の作曲家の横顔(正面顔も)と
名前だったよ。
新しいオペラ・バスティーユが完成してからは、もっぱらバレエ公演に使われ、オペラは小規模なもの
が時折行われる程度になってしまい、オペラ座の名前がちょっと相応しくなくなったことも確かだが、ま
ぁそんなことはいいじゃないか。存在しているだけで、オペラ座ガルニエ宮は美しいのだから。「オペラ
座の怪人」が今も棲んでいるかもしれないしね。
オイラもオペラ座に行ってみたいニャ
*
旅の始まりは 12月 2週 をご覧下さい。
*
間に合ったぁ。疲れたぁ。何とか12月3週までは年内アップ出来ました。
12月28日から、最後の海外に出かけて参りますので、12月4週、5週は
2012年になってから、ということで。すんません。
本年もご愛読頂きまして、ありがとうございました。
どちら様も良いお年をお迎え下さい。 夢子拝