パクパク日記12年10月 2週

            暑っついシンガポールから戻ったら、日本はすっかり秋であった

   地上200bのプール ラッフルズホテル・ロングバー

10月 8日(月・体育の日祝日) シンガポールは晴れ      Sj=約65

朝 シンガポール・マリーナ・ベイ・サンズ「金山楼」 中華朝食ヴュッフェ

  

     連結した屋上に1haのスカイパークが   タワー1,2,3に2561の客室がある    マリーナ・ベイ・サンズは2010年完成

  

           サンズ・スカイパークには全長150bのプールがあってシンガポールを見下ろせる    プールの端はこうなっているのだよ

先週木曜日深夜羽田を出てシンガポールに来ている。そして昨日日曜日の午後には話題のホテル、 

マリーナ・ベイ・サンズにチェックインした。チェックインに1時間かかるし、3つのタワーに分かれた

2561の客室から自分の部屋を探し当てるのも大騒ぎ。私の部屋は向きも悪いしエラク遠い部屋であた

が、マリーナ・ベイを見下ろせる高層階の客室だった人は素晴らしい景観だった由。ゆっくり起きてシャ

ワーを浴びてから、屋上のサンズ・スカイパークに行ってみた。同じエレベーターに乗り合わせた日本

人の若者達が、57階で扉が開いた途端に口々に叫ぶ。「キャーッ!何ていう景色!」、「これヤベエっ

すよ。まじヤバスギっすよ!」、「信じらんねー!」。確かに確かに。地上200bの高さに細いが150b

の弓なりのプールが広がっているのだから。プールの向こうには高層ビルが。縁に立ったら、向こう側

に落ちて行きそうである。なかなかに興奮を呼び光景である。写真を撮っているだけでプールに入った

気になったので、さ、私は朝食にしよう。レストランは2つあるが、「金山楼」で中華ヴュッフェを食べた。

因みに入場料を払えばスカイデッキには誰でも入れるが、プールに入れるのは宿泊者のみ。昨夜プー

ルに行った人はかなり寒くてジャグジーで温まり、水中撮影では足まで写ったとショゲていた。去年ソフ

トバンクのCMでスマップがスカイデッキを歩いていたの覚えていません?お父さん犬マーライオンも。

昼 ラサプラ・マスターズ「ヌードルスター」 海老ワンタンメン 6.8Sj、コーラゼロ 2Sj

  

  ホテル施設の中には、24時間営業のフードコートや世界最大級のカジノ、7万4千平方bのショッピングモールなどがある

今日は午前中フリータイムだった。遅くではあるが今夜帰国するのでパンキングをしてから本を読んで

過した。12時チェックアウトして希望者はフードコートへ。昼食も自由食なのだ。ショップス・アット・マリ

ーナ・ベイ・サンズB2のスケートリンクを囲むようにあるラサプラ・マスターズは、960席にアジア各国

料理24の店舗が揃い、24時間営業しているフードコートである。海老ワンタンメンを注文したが、ワン

タンだけ食べて麺は残した。スープは旨かった。忘れ物をした人がいて、バスで出発したのは1時半。

  

1912年建てられた学校を使った「プラナカン博物館」          精密なビーズ刺繍          カラフルなニョニャ陶器

午後の観光は「プラナカン博物館」見学から。マレー半島やシンガポールに住む中国出身者とマレー人

の混淆文化をプラナカン文化と呼ぶそうだ。人生の大行事と捉えられえる結婚に関連する展示は結納

品から始まって豪華絢爛な新婦の嫁入り道具、華やかな婚礼衣装、新婚家庭の食卓などが当時のま

まに展示されている。一番印象的だったのは精密を極めたビーズ刺繍。目を凝らしても刺繍とわからな

い。日本製のビーズが珍重されたそうだ。ピンク、ブルー、イエローなど多用したニョニャ陶器も美しい。

午後のお酒 ラッフルズ・ホテル 「ロングバー」 シンガポール・スリング、ピーナッツ、ポテトフライ

  

        1887年に出来た名門ラッフルズ・ホテル         マハラジャスタイルのドアマン            名物シンガポール・スリングはロングバーで

シンガポールの名門ホテルと言えば、何と言ってもラッフルズ・ホテルである。今回宿泊はしなかったが

見学に。白亜の正面玄関から入り、屋外の廊下を歩いてホテル博物館へ。1887年アルメニア人兄弟

がビーチのバンガロー10室を作ったところからホテルの歴史が始まった。以来、東洋の真珠」と呼ば

れたこのホテルに宿泊した各国王族、作家、俳優など著名人達は枚挙にいとまが無い。但し、白人専

用のホテルであった。このホテルの名物は、ピーナッツの殻だらけの「ロングバー」で飲むシンガポー

ル・スリングというカクテル。アルコール有りと無しがあり、ピーナッツ齧りながらグビッと飲むのである。

  

             遊覧船に乗ってシンガポール川&マリーナ・ベイを一回り。マリーナ・ベイ・サンズ、マーライオンサヨナラ〜!

夜 フラトンホテル 「ザライトハウス」 蛸とポテトとバジルのサラダ、カボチャのスープ、和牛フィレの

ステーキ、ヴェネツィア風テラミス、カモミールティ、(プチフール)、ドラフトビール 15Sj×2杯、

赤ワイン、白ワイン 22Sj

  

  

この旅最後の観光はシンガポール川のリバークルーズ。クラークキーから小さな遊覧船に乗ってシン

ガポール川下ってマリーナ・ベイをクルリと小さめに1周して戻った。暮れなずむ頃、マーライオンに「ま

た来るね〜」と挨拶したのだった。最後の晩餐は「懐かしの」フラトンホテルに戻って、昔灯台があったト

ップフロアの「ライトハウス」で。ここは2010年に続き2012年もシンガポール・ベスト・レストランに選ば

れたレストランである。ほの暗い照明だったため料理写真が不鮮明なことと食事中真正面のマリーナ・

ベイ・サンズイルミネーションが始まったため皆さん写真を撮りにテラスに行かれてテーブルには私だ

けになってしまったのはちと残念であった。アンタ写真撮りに行かなかったの?はい、食事優先です!

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10月 9日(火) 曇りのち晴れ  

朝 シンガポール航空 シンガポール=成田 ビジネスクラス機内食(和食)

  

夕食を終えてからチャンギ国際空港へ。時間は多少前後するが、成田、関空、中部国際と12人が4

づつに分かれて帰国する。空港の建物に入った途端、ガイドのグレイ巣さんに「夢子さん、ビジネスクラ

スのチェックインはこちらです」と連れて行かれたので、皆さんにご挨拶する間もなかった。スターアライ

アンスのラウンジで休憩したシンガポール航空成田行きに搭乗。往路は羽田空港を利用したが、復路

は成田なのだ。機材はエアバスのA380―800(たぶん・・・)。ビジネスクラスでも横に4列しか座席は

なく、ファーストクラスとほぼ同じ作り。背もたれを倒すと、あらまぁ中からシーツが敷かれたベッド台が

現われてフルフラットのベッドになるのだ。惜しむくはシンガポール=成田は近過ぎて、すぐ着いてしま

うこと。チェッである。2時間ほどウトウトしたら、「朝飯だよ!食べるって言ったよね」と起こされた。和食

を注文すると往路と同じ弁当が出て来た。朝だから酒は飲まない。午前7時半成田空港到着。眠い!

昼 四谷三丁目 「サイゼリア」 ベジタブルセット(サラダ、シーフードチャウダー) 280円、牛挽肉の

チーズカツレツ 499円、ドリンクバー 180円、持参のふすまパン

  

成田では他の参加者誰にもお会いしないまま、ツァーコンダクターにして社長のS鳥さんにご挨拶した

だけで失礼した。日本は3連休後の火曜日の朝だったが、渋滞に巻き込まれることなく9時には帰宅。

本日9日は歌舞伎会のゴールド会員のチケット売り出し日。売り出し時間の10時悠々と間に合った。

ノーベル賞の生理学・医学賞を京都大学の山中伸弥教授(50歳)が受賞したと昨日発表があったらし

い。難しいことはよくわからないが「iPS細胞」という人工多機能細胞の作製に成功したんですって。こ

れからの医学に驚異的な貢献を期待されているみたいね。イガッタねぇ。中学、高校時代同級生だった

という医師の夫人と会見に臨む山中教授の映像が各局で流された。昼食には「サイゼリア」に行った。

夜 舟町 「おちあい」 お任せコース(玉こんにゃく、湯葉包み、とろろ汁、刺身盛り合わせ、揚げ銀杏、

和風しゅうまい、鶏の唐揚げ、蓬そば)、ビール(小)、麦焼酎 @4000

留守中にSイチローにお願いしたチケットが届いていた。来月明治座に10人で歌舞伎観劇会をやろう

と企画したものだ。友人8人にメモをつけて手紙で送る。ついでに他の人にも手紙を認めた。帰国日は

「おちあい」へ。カウンターに見たことある人が坐っているな、と思ったらフジテレビの情報番組で長年

芸能デスクを担当しているM田さんだった。特に用も無いので話かけなかった。奥の座敷で宴会して

いる一人が出て来た。M本ケンイチロウ君だった。他にも2人昔の部下が座敷にいるらしい。彼等に会

って話してもいいが今日は寝不足で疲れているからコッソリ帰ろう(笑)。この店はホントほっこりする。

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10月 10日(水) 晴れ 夜小雨   銭湯の日(笑)

朝 家食 りんご半分、飲むヨーグルト、アーモンド

昼 四谷3丁目 「Kokocara」 ランチセット(鶏肉の南蛮煮タルタルソース、三つ選ぶデリ、玄米、ドリ

ンク、 葡萄ゼリー) 900

  

5時半頃から目が覚めてしまった。寝不足なんだからゆっくり寝ていればいいのにね。今日10月10日

と言えば、「体育の日」と昔の人間だから頭に入っていたが、今は「銭湯の日」なんだってね。平成8年

からそうなったらしい。早稲田にいる頃度々行っていた「亀吉寿司」のオヤジさんの誕生日でもあったな。

亡くなって何年になるだろう。昼は初めての店。主菜、デリ、ご飯、飲み物、デザート全部選ぶのだよ。

夜 曙橋 「天ぷら荘司」 7千円コース(料理:枝豆冷製スープ・新イカのゲソ・メカジキの醤油煮と秋

刀魚の有馬煮・甘鯛ともってのほか等、天ぷら:車海老・ピーマン・丸茄子・新イカ・江戸前キス・芝

海老かき揚げ・玉葱・穴子、食事:鮭とイクラの炊き込みご飯・赤出汁・香の物、デザート:カボスゼ

リー・プラムアイスクリーム)、ビール、麦焼酎 @7800

  

  

  

  

生まれてそろそろ1ヶ月だろうか。「天ぷら荘司」の奥さんのお産がずっと気になっていたので、予約を

取って行ってみた。9月中旬の予定だったのが、何と3週間も早く824日生まれてしまったのだそう

だ。知輝(ともき)ちゃんという男の子!暫くすると、道子さんがその知輝ちゃんの顔を見せに来てくれた。

生まれた時は小さかったらしいがスクスク育った。手足の指がすーっと長くてびっくり。俊足な男子にな

るのかな。それにしても、何て精巧に出来ているんだ!なんてちっちゃな指を撫でながら改めて赤ん坊

の凄さを感じてしまった。元気で育ってねぇ!この店は料理と天ぷらが交互に出るスタイル。写真で紹

介出来なかった丸茄子・新イカ・江戸前キス・玉葱天ぷらも美味しい。美味しく楽しいひと時であった。

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10月 11日(木) 曇り一時小雨のち晴れ

朝 家食 りんご半分、飲むヨーグルト、アーモンド

昼 新橋演舞場にて 「升本」の「隅田川弁当」 1290円、持参のふすまパン、お茶

    松茸ご飯は松茸だけ食べる(涙)

自宅を10時に出発し、演舞場に行く前銀座三越のデパ地下に寄る。だいたい歌舞伎の昼の部を観る

時はふすまパンでお弁当を作って持って行くことにしているが、今日は作り忘れてしまった。「升本」の

お弁当を買った。10月の新橋演舞場は「芸術祭十月大歌舞伎 七世松本幸四郎追遠」と銘打って、七

世松本幸四郎の孫に当る市川團十郎、当世幸四郎、友右衛門が昼夜に渡って「勧進帳」を上演。昼の

部は同じく孫の芝雀と曾孫の松緑に秀太郎と歌六、梅玉が加わって「国性爺合戦」がかかる。「国性爺

合戦」で松緑が演じる混血児「和藤内」の名は、和(日本)でもない藤(中国)でもないという意味。300

年前にこんな話を書いた近松のスケールの大きさに驚くよね。さて、「勧進帳」であるが、昼は弁慶を團

十郎、富樫を幸四郎が演じ、夜はその逆。義経は昼夜ともに藤十郎である。七世松本幸四郎は生涯

1600回も演じたのだそうだ。私は団十郎の弁慶を観るべく昼の部を選んだ。この曲は名曲であるね。

夜―1 荒木町 「車力門 ちゃわんぶ」 1万2千円のコース(函館・椴法華(とどほっけ)の鯖鮨、水

        菜と油揚げの煮浸し、宮古の本マグロ赤身・中トロ・腹上一番(大トロ)、卵豆腐と信州産松茸のお

        椀、焼き白子と鮑、栃木産3歳牝牛ヒレカツ サラダ菜添え、食事:花咲蟹の内子・醤油をつけたヒ

        レカツ・漬物・白飯・油揚げ味噌汁、梨)、生ビール 2杯、麦焼酎ダブル 2杯 @1万6000

  

  

  

昼も夜も2演目しか無いから終了するのは早い。それも良い。ならば銀座の書店「福屋」で本でも買お

うと銀座中央通りまで歩く。中央通りに出て信号を渡ろうとすると・・・何だけ景色が違う・・・「福屋」が無

い!!ゲェ!!!福屋どこに行っちゃったのよ。え!「23区」の服屋になったいた・・・。銀座は旭屋も

閉店してしまったし、新橋の駅前からも2つ書店が消えたし、いったいどこで本を買えばいいのよ!と憤

慨した。夕方、ある会の食事会場として「ちゃわんぶ」を予約。ついでに「ところで今夜ダメ?」なんて聞

いちゃったりして。「2人なら」というので、オジョーを誘って7時イソイソと。この店3回目だが、毎回何

が出てくるかわからないから楽しみ。函館・椴法華(とどほっけ)の鯖鮨は脂が乗っていたし、焼き白子

は今シーズンお初。それに牛ヒレカツに添えられたサラダ菜を和えたドレッシングが旨いのよ。そして私

の大のお気に入り大きな油揚げが入った味噌汁。今晩もお替わりをしたのだ。量も丁度良いコースだ。

本日午後8時発表のあったノーベル文学賞。本命視された村上春樹氏またも受賞を逃してしまった。

夜―2 舟町 「日乃丸酒場 うのすけ」 お通し:茶碗蒸し・おから・きのこ摺り流し、サッポロラガー赤

丸、練馬金子ゴールデン @2000円(オジョーにご馳走になった)

  

暫く前から気になっている店がある。花屋の2階にある「日乃丸酒場 うのすけ」。いつぞや1度階段を

上ったが途中で引き返したことがあった。今夜おそるおそる行ってみる。客は誰もいない。かなり暗い。

中央にドーンと長いカウンター。「こんばんわー!誰かいませんかー!」。暫くすると奥から気の無さそ

うな調子で女性が出て来た。この人が女性店主らしい。日本酒など品揃えが多いようだ。じっくり腰を

落ち着けたら酒好きにはタマラナイ店なのだろう。ただこの日はこっちに余裕がなくソソクサと帰った。

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10月 12日(金) 晴れ

朝 家食 飲むヨーグルト、アーモンド

昼 新宿西口ルミネ 「testa―coda」 ステーキフリットランチ(サラダ、ドリンク、シャーベット)、持参のふ

      すまパン

  

午前中代々木の整体へ。治療が終わったら「火の国」で野菜倍盛りのチャンポン食べたいなぁと思って

いたが、夜も中華麺を食べるので断念。代わりにルミネ6階の「testa―coda」でステーキフリットラン

チ。もっともステーキは食べてもフリットもパンも食べないんだけどね。まずますの店。帰宅して歯を磨

き、乃木坂の歯科医に行く。月2回ほど行くプラズマ治療院のすぐ傍なのだ。半年に一度歯科検診と歯

石を取りに行くことにしているのだが、9ヶ月も開いてしまった。5月内装改装してピッカピカの医院に変

身していた。治療機械やレントゲンも最新設備に一新。でも歯をキレイにして貰うには忍耐が必要だ。

夜―1 舟町 「四川料理 蜀郷香」 7350円の旬コース(麻辣スペシャル) 季節の前菜盛り合わせ、

牛スペアリブ朝天唐辛子炒め、海老と牡蠣と涼粉の麻辣スープ煮こみ、銀杏と隠元と豚挽肉辛炒

め、水餃子、汁無し坦々麺、激辛麻婆豆腐、白飯、杏仁豆腐)、生ビール 2杯、赤ワイン(クロー

ズ・エルミタージュ・ルージュ) 5780円 @1万2000円 

  

  

  

先月、オジョーと近所の「四川料理店蜀郷香」に行った日記を見て、食いしん坊Tから即刻メールが来

た。「どうして自分を誘わないのだ!麻の会の会員同士じゃないか!」と。だって、「麻の会」会員が満

足するような店かわからなかったんだもん。ならば、この店で久々の「麻の会」を開催出来るか2人でリ

サーチに行こう、ということになった。つまりプチ麻の会ね。そのため、予約時には、趙楊さんの店で激

麻辣料理を食べていたとか、「麻の会」を5人で結成しているとかクドクド説明して、「決してフツーじゃ

ない辛さ」を調理して貰うことをお願いした。6時50分。既に食いしん坊Tはニマニマ笑って坐っている。

結論。2品目からガツン!ゴツン!ドヒャー!と麻辣(マーラー)の嵐が吹き荒れた。食いしん坊T曰く

「史上最高の麻辣(マーラー)!」と汗たらたら涙ほろほろ。私は洟ダラ咽てゴホンゴホン。ボトルで取っ

た赤ワインが舌をキレイに洗い流すから更に鋭敏な麻辣(マーラー)となり・・・。最後挨拶に見えたご主

人には「結構な麻辣でした。「麻の会」をやる時はこの調子でお願いします」と感謝してお願いしたぞ!

夜―2 舟町 「Twenty Ground」 山崎ロック 2杯 @3000

  

「イヤイヤ、久々にガツンと来た麻辣(マーラー)であったなぁ」と余韻を楽しむべく「Twenty Ground」

へ。この店はいつ来ても大人の空気が流れていて落ち着く。食いしん坊Tの近況などを聞いて飲む。

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10月 13日(土) 晴れ     作家・丸谷才一氏死去

朝 家食 飲むヨーグルト

昼 四谷三丁目 「ガスト」 コーンクリームスープ 271円、きのこ雑炊 418円、ドリンクバ208

  

12時半に眠った。2時間後、強烈な腹痛で飛び起き、トイレに走る。その後は30分おきに腹痛&トイレ

通いが8度続いてほとんど眠らずに朝を迎えた。昨夜麻辣(マーラー)の旨さに痺れたムクイが来たわ

けね。食いしん坊Tはどうだったのだろう。お腹の調子がこうなので、何かやわらかい物でも食べようと

「ガスト」に行く。階段を上がっていくと、見たことある男性が家族と出て行くところだった。男性はパック

ンだった。ほら、ハーバード大卒で「英語でしゃべらナイト」などに出演していたお笑いの・・・。ふーん、

この近くに住んでいるのは知っていたけど、日本人の奥さんがいるのね、2人のお嬢さんも。通された

席から周囲を見ると外国人と日本人夫婦が他に2組いた。コーンクリームスープときのこ雑炊の昼食。

アメリカ大リーグ地区シリーズでヤンキースが最終戦でオリオールズに勝って優勝決定シリーズに進

んだ。イチローも1安打1打点。オジョーに「おめでとうメール」を打つと、即喜びの返事が返って来た。

夜 荒木町 「やくみや」 お通し:大根とこんにゃく生姜煮、海老とトマトの水餃子 700円、ほんものし

しゃも自家製ちょい干し 600円、豆腐の明太子餡かけ 700円、温麺 600円、生ビール 600

×2杯、麦焼酎1合 1000円 @5100

  

  

お腹の調子は良くなったが、今夜は消化の良い料理を作って食べた方がいい。昼間スーパーで食材を

買って来た。ところが、パクパク日記10月1週の作製に手間取ってップしたのは、午後8時。これから

作ると夕食は9時過ぎちゃう。じゃ、ちょこっとだけ外で食べようか。「やくみや」で少なめに食べ飲んだ。

欧州に遠征しているザックJAPANがフランスとの親善試合1−0で勝利!フランスの猛攻を川島がよ

くセーブした。「神様、仏様、川島様!」であるよ。今野の長い長いドリブルと長友のアシストで香川がパ

シッと決めたぞ!11年前0−5で惨敗した相手だから気持ちいいね!16日のブラジルにも勝ってよ。

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10月 14日(日) 曇り時々雨

朝 家食 りんご半分、飲むヨーグルト

昼 恵比寿アトレ「銀座ライオン」 牡蠣フライランチ 980

    今年初牡蠣フライ!

午前10時過ぎ乃木坂に行く。一昨日もこのアタリに来たが、あの時は歯医者、今日はプラズマ治療で

ある。これまで0先生はIT関連の会社で働きながら日曜日だけ治療していたが、今日からフルタイム

の治療体制となった。つまり、私は新体制の最初の患者ってわけね。膀胱が弱っているそうだ。冷えは

膀胱から。千代田線とJRを使って恵比寿へ。今月誕生日を迎える友人のプレゼントをいくつかの店で

探す。迷ったのでランチを食べてから決めることにする。夏は「冷やし中華始めました」、秋は「牡蠣フラ

イ始めました」の張り紙に心が揺れる。「銀座ライオン」で牡蠣フライランチが始まっていた。客の3分の

1は牡蠣フライを注文していた。みんな好きなんだね。ランチ後、「よし決めた!」。プレゼントを送った。

夜 家食 鶏肉団子入り白菜のクタクタスープ、ナスとジャコのサラダ、ふすまパン

  

帰宅してから来週の旅の準備を始める。暑いシンガポールから一転寒い国々へ。1時間で出来た!昨

日はパクパク更新で遅くなったことを言い訳に飲みに行ってしまったが、今夜こそご飯を作って食べよう

ぞ。作ったのは大鍋いっぱい鶏肉団子入り白菜のクタクタスープだけ。大きな白菜半分、えのき茸大袋、

ベーコン1袋、生姜2片、若鶏挽肉400g、長葱2本、卵1個。たまに作ると旨いね。お替わり!無酒日

                    _______________

【今週の振り返り】

9月下旬に行ったラスベガス。7`に渡る大通りに40数軒の大型ホテルが並んでいた。オーソドックス

の堂々としたホテルもあるが、中にはディズニーランドから引っ越して来たような子供受けするお城ホテ

ルや、見ているだけで頭がクラクラしそうな斜めに傾いているホテルまであって、感心するやら呆れる

やら。設計者としては腕の奮い甲斐があるのか、それとも頭が痛い仕事なのか。このアメリカ旅行の次

に行ったシンガポールにもラスベガスが存在したのだ。

先週日曜日から宿泊したマリーナ・ベイ・サンズは、ラスベガスのカジノリゾート運営会社のラスベガス・

サンズが開発した総合リゾートホテルなのである。何かと屋上のインフィニティ・プール(水面が永遠に

続くよう感じさせる)ばかりが目立ってしまうが、500のテーブルと1600のスロットマシーンが並ぶ世

界最大のカジノが併設されているのだ。ってことは、ラスベガス・サンズの利益の大半はカジノなんだろ

うなとゲスの勘ぐりをしている夢子ではある。カジノは3階建てで共通の天井には世界最大のシャンデ

リアが輝いている。このマリーナ・ベイ・サンズはシンガポールのどこにいても、派手に目立つ。52度に

傾いたタワー3棟とそのタワーを繋ぐかのようなカタチで57階に広がる船型の屋上。このビルの設計

者はモシェ・サフディという人だそうだ。こんな設計は地震が無いシンガポールだからこそ可能になった

んだよなぁ。日本ではゼッタイ有り得ない。52度に傾くマリーナ・ベイ・サンズの難工事を受注したのは

韓国の双竜(サンヨン)建設で、4年の工期予定を僅か27ヶ月で完工したと言うのだから凄い。しかも1

件の事故も無かったというから更に驚く。6億8600万ドルの工事費は韓国の海外建築受注額で最高

額だそうだ。

シンガポールに住む塩ピーの話では、最近日本から来る人の大半はマリーナ・ベイ・サンズを予約して

欲しいと依頼して来るそうだ。それだけ人気が高いということだろう。今回泊まってみて思ったこと。1度

は泊まってみてよかった。でも一度でいいな。まるでテーマパークのようだから若い人にはいいかもし

れないが、当方婆さんにつき(笑)。

ラッフルズ・ホテル。1989年に現在の原型となるコロニアル様式の建物が完成して本格的に開業した

最高級ホテルで、ホテル名はシンガポールの父・トーマス・ラッフルズ卿に因んで名付けられた。イラン

出身のアルメニア人サーキーズ兄弟によって10室のバンガローからスタートした。日本軍に接収され

た時代は陸軍将校の宿泊施設となって「昭南旅館」と名前を変更させられた。ダンスホールでは民謡

が、オペラやミュージカルを上演していた舞台では盆踊りが行われたそうだ・・・。建物外観は古く見え

るが、1989年から全面改装し、全室スィートルームの最高級ホテルとしてホテル界に君臨している。し

かし、博物館や「ロングバー」目当てに訪れる観光客(私らがそうです!)も多くて滞在するには煩わし

いだろうし、数年前から投資会社同士で何度か売却が行われていることも事実である。ラッフルズの他

にもシンガポールの伝統的コロニアルホテルとしては、グッドウッド・パーク・ホテルもあって、1929年

4月からホテル営業を開始し、スィートルームの1室は「スエズより東で最も美しい部屋」と称されたこと

もあるそうだ。

ま、こうしてシンガポールのホテルを眺めてみると(たった2つか3つだけど)、初日から連泊したザ・フラ

トン・シンガポールの落ち着いた佇まいが懐かしく思い出される。1996年まで中央郵便局として使用さ

れていて、改造して400室のホテルとしてスタートを切ったのは2001年。よってドーリア式の円柱を持

つパラディアン様式の歴史的建物でありながら、ホテルとしての年月は10年を過ぎたばかり。しかし、

香港コンラッドなども経営する香港企業信和グループの経営だからサービスには安定感がある。郵便

局の建物だけにコートヤードルームの窓から見えるのはホテルロビーになるが、外側部屋のマリーナ

ベイを臨む部屋なら素晴らしい景観である。私はその部屋だったよ。マリーナ・ベイ・サンズの夜景も、

マーライオンの後ろ姿だって丸見えなのだ。そんなことで、次にシンガポールを訪れるならザ・フラトン

に連泊しようと心に決めた夢子なのであった。

               で、いつ行くの?   そんなことわからんワン

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     *    シンガポールの旅の始まりは 10月 1週 をご覧下さい。

     *      追いつきました!もう遅れはありません!

       ですが。今日からまた出かけます。次の更新は1030日か31日頃かな。

        せっかく追いついたのにねぇ。急に寒くなりました。お風邪などひかれませんよう。