パクパク日記13年5月2週

           マルタ島から帰って、週末には久住高原と由布院に行っちきた

     マルタ島の眺め 久住高原と阿蘇五岳

5月 6日(月・振替休日) マルタは快晴!    1ユーロ=約130円

朝 マルタ・サンジュリアン 「ザ・ウェスティン・ドラゴナーラリゾート」 朝食ヴュッフェ、持参のふすまパ

    7年3ヶ月前に来た時は悪天候でこのグランド・ハーバー・クルーズが出来なかった。だから嬉しい!

マルタ共和国から帰国する日だ。ホテルでの朝食ヴュッフェも5回目となるが、広いレストランなのに私

を含めて多くの方がずっと同じ席で朝食を摂っていた。バスの座席などもそうだが、人間って案外保守

的なものなんだよね。部屋に帰ってテレビを点ける。8時から「あまちゃん」。マルタで「あまちゃん」観て

笑っているのは奇妙な感じだ。ずっとガイドをつとめてくれたジュンコさんは対馬のご出身とか。読み終

わった「るり姉」を差し上げた。9時半スリーマ港に向かい、グランド・ハーバー・クルーズへ。最初はア

ッパーデッキに座っていたのだが、風が強いから寒くて寒くて。内海にいる間は穏やかだった海面もち

ょっと外海に出るとかなり揺れる。おっとっと。それにしてもこうやって海から眺めるとマルタ島ってホン

トに美しい島だなぁと実感する。蜂蜜色の島。1時間半のクルーズをたっぷり楽しんでスリーマに戻る。

早い昼―1 マルタ・スリーマ 「マグドナルド」 フィレオフィッシュ・サラダ・コーラゼロセット 5,6ユー

ロ 、持参のふすまパン 

今日の昼食も自由食。機内食では遅すぎるし。ということで、1時間のフリータイムがあったので「マッ

ク」で食事。フィレオフィッシュの魚だけふすまパンに挟み直して食べた。久し振りのフィレオフィッシュ。

遅い昼―2 マルタ航空 マルタ=フランクフルト 機内食、持参のふすまパン

  

スリーマで延泊される3人の方とお別れして空港に向かう。マルタ航空はスーツケースの重さに結構グ

チャグチャ言う。セキュリティでも何度も手荷物を検査された。マルタにもLCCが押し寄せているそうで

マルタ航空も生き残り策がタイヘンやねぇ。午後3時半離陸。4時過ぎに配られた機内食ハカネロニだ

った。美味しくて完食。JALのビジネス席の機内食より美味しいじゃん。6時過ぎフランクフルト到着。

夜の食前酒 フランクフルト空港ラウンジ ドイツビール

フランクフルト空港ターミナル1からトラムに乗ってターミナル2に移動。ラウンジで日本のスポーツ紙を

ドイツビール飲みながら読む。そうか、昨日5月5日に長嶋茂雄氏が国民栄誉賞貰ったのね。松井も。

遅い夜 JAL フランクフルト=成田 ビジネスクラス機内食1

  

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5月 7日(火) 東京は晴れ 強い北風!

昼 JAL フランクフルト=成田 ビジネスクラス機内食2 味噌ラーメン、フルーツ

  

2105分発JAL498便。ビールと赤ワイン数杯で夕食を摂り、2時間ほどウトウトした後は映画を観

る。ミュージカル「レ・ミゼラブル」。出演者全員吹き替え無し歌唱、しかもその場で撮影しながら録音し

たことが話題になった。この映画は是非映画館で観たいと思っていたが、いつの間にか飛行機鑑賞期

間になってしまって。多くの人が「カンドーした!」と言っていたが、私はそれほどでも・・・無いな。感受

性が鈍いんかなぁ。それよりその後観た「愛・アムール」に深くカンドー。人間として滅んで行く妻に献身

的に尽くす夫ルイ・トランティニャンもいいし何より妻を演じた86歳のエマニュエル・リバが素晴らしい。

アカデミー賞外国語映画賞を受賞したのもうなずける。カンドーすると小腹が空く。ラーメン食べよう!

夜 荒木町 「よつやこくている」 オニオンスライス、野菜炒め、ポテトサラダ、コーン炒め、ミックスピッ

ツァ、生ビール、麦焼酎ボトル @7100円

  

       

フライト時間約11時間、成田には午後3時半過ぎ到着。皆さんお世話さま〜!さいなら〜!タクシーに

乗ると1時間で帰宅出来た。そんな人が何でいつも成田前泊すんのよねぇ。メールチェックして、洗濯

機回して、スーツケース片付け終了。さてと今晩はどこに飲みに行くか。「よつやこくている」。隣の70

代の男性2人はマニアックなサッカーファンらしくて大昔の選手の話やら最近の大宮アルディージャの

活躍の話題。左隣の40〜50代のおじさん3人組は、「今度の連ドラのさぁ、「あまちゃん」観てる?前

のはシンドカッタけど、面白いよね」なんて。人の話を聞きながら飲むってのも面白い。私にとっての「よ

つやこくている三部作・野菜炒め+ポテトサラダ+ミックスピッツァ」に加えて、オニオンスライスとコーン

炒めまで食べてしまった。トーゼン食べ過ぎである。帰宅して「あまちゃん」の録画こっくりこっくり観る。

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5月 8日(水) 晴れ

朝 無し

昼 代々木「火の国」 小ちゃんぽん 680円、野菜倍盛り +150円

  

昨日欧州から帰国したなんてことはすっかり忘れてフツーに起床。フツーにシャワーを浴びて代々木の

整体に行く。そしてフツーに「火の国」に行く。またちゃんぽん?えへへへ、バレたか。昔は断然皿うど

ん派だった。どころか、ちゃんぽんは嫌っていた。理由1:丼が大きいのに上げ底だとわかった時ガッカ

リする。理由2:スープが少ない。理由3:麺がバリ太で噛みずらい。でも「火の国」ではちゃんぽんだ。

夜 四谷3丁目「喜怒哀楽」 付きだし:鶏煮、新玉ネギのスライス 400円、茄子焼き 430円、本しし

ゃも 400円、ネバネバ小鉢と焼き海苔 580円、いも豚と玉葱せいろ蒸し 600円、焼きとうもろこ

し 600円、生ビール 2杯、麦焼酎ボトル @8070

  

     

3時近くに帰宅したばかりだが5時過ぎ再び外出。今夜理事をしている渋谷のNPOで臨時総会があ

る。6時過ぎ会議が始まる。中身はなかなかに深刻なものであった。長年理事を務めて来たが時流と

いうものに逆らえないか。8時過ぎ会議終了。今夜は早目に帰宅したいので夕食はサクサク済ませた

い。ということで渋谷からタクシーで四三に戻って「喜怒哀楽」。最初に座った席が女子会6人の隣。と

てもこんなところにはおられん。女子会騒音+煙草の煙避けるとなるとカウンターの一番左側だな。移

動。今の時期しかない新玉ネギのスライスが旨い。思わず「お替り」と言って取り消した。もろこし旨し。

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5月 9日(木) 晴れ 今日も暑い

朝  無し!

昼 四谷3丁目「ぐーばーぐ」 金胡麻キャベツバーグランチ、790円、アイスコーヒー +150円

   

一昨日マルタから帰って来たばかりだが、昨日を含めて3日後には九州旅行が始まる。その3日間も

予定がギッシリだ。昨夜帰宅してからパクパク日記の作成もしたが、酒が入るとついコックリしてしまっ

てなかなか進まない。外でランチする時いつもするように、ふすまパンをオーブントースターで焼いてか

ら冷ましラップに刳るんで近所の「Kokocara」に行った。それほど込んでいるとも思わないのだが、10

分経ってもオーダーも聞きに来ない。一度催促もしてみたが・・・。帰ろう、こんな調子じゃ午後の約束に

遅れてしまう。「時間が無いので帰ります」と店を出たのだが、「申し訳ありません」の言葉も無かった。

アチャッ!テーブルの上にふすまパン忘れて来ちゃった!今さら取りに行くものなぁ。諦めた。駅近くの

「ぐーばーぐ」で金胡麻キャベツバーグランチをかっこむ。急いで食べて汗が引かない。じゃタクシーだ。

東銀座駅から直結している木挽町広場            5階の屋上庭園                屋上庭園から観る屋根瓦

八丁堀にある財団法人の監事を長年やっている。いつもお世話になっているI親ビンご夫妻が運営され

ている財団だ。年に一度の財団決算の監査に事務所を訪問。もう一人の監事さんはしっかりした方だ

から安心である(笑)。監査を終えてから地下鉄で東銀座へ。歌舞伎座の地下2階に出来た木挽町広

場には駅から直結している。広場の中心には大きな「歌舞伎座」の行燈が吊り下げられているのだが、

その真下に土産物屋が並んでいて記念撮影はかなりしにくい。改良を望む。ここにはカフェ、コンビニ、

レストランなどがある。専用エレベーターで上に行くと5階には歌舞伎座ギャラリー(有料)、木挽町ホー

ル、歌舞伎写真館のスタジオ、土産屋の他に屋上庭園がある。庭園の横から一方通行の五右衛門階

段があり、屋根瓦が美しい。歌舞伎写真館ではなってみたい役の衣装をつけ化粧をして撮影出来る。

遅い夜 銀座 「麹也」 付き出し:きのこと厚揚げの和え物、冷やしトマト 300円、春キャベツのさっ

     ぱり漬け 300円、蕎麦味噌焼き 500円、鯵のなめろう 600円、実山椒入りつくね焼き 500円、

     手打ち蕎麦 800円、蕎麦お替り +600円、ビール、麦焼酎 @9000

  

  

    十八世勘三郎、七緒八君、勘九郎、三津五郎

歌舞伎座新開場柿落とし五月大歌舞伎のV部は、午後6時から「梶原平三誉石切」で始まった。梶原

平三景時に吉右衛門、大庭三郎景親は亡くなった團十郎に代わり菊五郎、青貝師六郎太夫に歌六、

の娘梢は芝雀、俣野五郎景久は又五郎、囚人剣菱呑助に弥十郎。4月にも思ったのだが、柿落とし

公演に臨む歌舞伎役者の皆さんの意気込みは凄い。中でも吉右衛門の「憑かれ」たような熱演にはつ

くづく感心。梶原平三景時とか熊谷次郎直実とか、人物の大きさを演じるなら吉右衛門の右に出る人

はいないんじゃないか。次は玉三郎と菊之助の「京鹿子娘二人道成寺」。共に白拍子花子に扮したご

両人の美しさにただただ見惚れて夢のような時を過ごした。終演は10時近いから空腹で倒れそうだ。

「麹也」で蕎麦味噌舐め舐め、お隣になった女性と飲んでいると、先ほどまで「京鹿子娘二人道成寺」で

所化をされていたお三方がいらした。お祝いの宴のようである。歌舞伎話をしながらの宴会は楽しい!             

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5月 10日(金) 晴れ

朝 家食 

昼 歌舞伎座客席にて 持参のふすまパンパストラミビーフドッグ、お茶

昨夜に続いて歌舞伎座。ドッグ型ふすまパンにたっぷり芥子を塗ってパストラミビーフを挟んだだけの

弁当を持ってね。T部は「鶴亀」の舞踊。梅玉や橋之助の踊りも良いけど、里長さんの長唄や栄津三

郎さんの三味線、傳左衛門さんの小鼓なんかについ目や耳が行ってしまう。次は「寺小屋」。松王丸は

幸四郎、武部源蔵に三津五郎、その女房戸浪に福助、松王丸女房千代は魁春。涙一斗流さねば観ら

れない芝居だがどうも幸四郎とか福助とかが演じていると身が入らなくってね。三津五郎はいいけど。

最後は「三人吉三巴白波」。当初配役が発表された時、「お嬢吉三に菊五郎、お坊吉三に仁左衛門、

お尚吉三に團十郎だって。何たる豪華さ!」と唸ったものだ。しかし、ああゆうことでお尚吉三は幸四郎

が代役となった。おとせに扮した梅枝にとっては、こんな配役生涯忘れられない舞台になるだろうなぁ。

午後のおやつ 歌舞伎座 「檜」 くっちゃみ 600円、紅茶 800円

    黒、茶、緑のお菓子だから「くっちゃみ」だって

T部とU部の間の休憩時間は、1階にある喫茶室「檜」でお茶とお菓子。黒、茶、緑のお菓子だから「く

っちゃみ」と名付けたそうだが、味はたいしたことは無い。U部の最初の芝居は、「伽羅先代萩」。乳人

政岡に藤十郎、栄御前に秀太郎、八汐に梅玉、「床下の場」では仁木弾正に幸四郎、荒獅子男之助に

吉右衛門の兄弟が演じている。いろんな人が演じた八汐を観て来たが、仁左衛門の八汐がちょっと愛

嬌があって好き。梅玉では怖過ぎるぞ。U部の最後は、待ってました!「廓文章吉田屋」。伊左衛門は

仁左衛門、夕霧は玉三郎。伊左衛門のような「つっころばし」の代表役者は現在藤十郎と仁左衛門だろ

う。藤十郎がやる時は息子の扇雀が夕霧を演じることが多い。やっぱりかつての「孝玉コンビ」仁左衛

門×玉三郎の組合せが最高だと思うよ、私は。孫の千之助君が太鼓持の豊作を演じて喝采を浴びる。

夜 銀座 「左近太郎」 雅膳コース(前菜三種盛り、お造り、太刀魚とタラの芽の天ぷら、グリーンピー

スと蕪の翡翠ゼリー、桜鱒の木の芽味噌焼き、野菜の炊き合わせ、和牛サーロインと手長海老の

オーブン焼き、桜海老と山菜の炊き込みご飯、漬物と赤出汁、デザート、生ビール 2杯、麦焼酎

「兼八」 @1万2千円

  

  

  

ジャストタイミングで銀座で6時から「大楽会」の宴会がある。「大楽会」は北海道釧路にある地名「大楽

毛」から取ったものだが、その「大楽毛」に縁のある仕事をしていた皆さんとの会である。最高齢のM輪

さんは80歳になられ、O崎さんはゴルフ場から駆けつけられた。大病されたS木さんも元気を取り戻し

W辺さんは相変らずどこでも寝てしまう由。若い頃はブルーグラスだ、カントリー&ウェスタンだと騒い

でいたK玉さんだが、「やっぱり日本人は演歌だな。「岸壁の母」が最高よ」なんて言っている。一番ゴ

ルフ上手のI親ビンは「もっとゴルフで飛ばしたい」って。M下さん、いつも幹事をありがとうございます!

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5月 11日(土) 東京は曇り 大分は晴れ

朝 低糖ヨーグルト、アーモンド

昼 大分 「こつこつ庵」 せえちいコース(とり天、りゅうきゅう、だんご汁、小鉢、漬物、ご飯、デザート)、

     持参のふすまパン 2000円

  

昨夜帰宅してからパクパク日記作成したのだが、完成せず。4月4週は時間切れで来週九州から帰っ

てからアップしよう。羽田空港から大分行きにANAに乗ると、N川アキコさんに会った。一番前の座席

に座った親娘はホーリーとマオちゃんだな。大分空港で4人集合。ほんの幼女時代にマオちゃんとは会

ったきりだからほぼ初対面のハズだが、父親にいろいろ聞いているらしく、それはそれは達者なご挨拶

を頂いた。この子は頭も性格もいいなぁ。話していて楽しいし。アキコさん、お久し振り!いつだったか

我が家にも来て頂いたことがあるし、私もお邪魔したことありましたねぇ。ホーリー運転レンタカーで大

分県庁近くの「こつこつ庵」に直行。大人3人は、とり天、りゅうきゅう、だんご汁の「大分3大郷土料理」

勢揃いしたせえちいコースを注文。マオちゃんはりゅうきゅうを抜いたコースね。美味しいでしょ?この

店の大ファンなのよ私。関サバ、関アジ、城下かれいなども味わえる創業40年の「こつこつ庵」である。

  

      素晴らしい景観の久住高原              Oエ家のマリナちゃん                   乗馬を楽しむマオちゃん

「やまなみハイウェイ走って久住高原に行ってね」とホーリーにお願いして出発。ペチャペチャ、アハハ

ハ、ペチャペチャ、ガハハハ・・・車内はみんなのお喋りが続いて楽しい。でも待てよ、こんなやまなみハ

イウェイって無いよなぁ。ホーリーあんたどこ走ってんの!今通過した標識に「豊後大野市」って書いて

あったよ。何でこんな西走ってんの!」。鬱蒼とした道には人一人、車一台通らない。ようやく犬がいた

と思ったら狸だった・・・。「間違うにも程がある」って感じだったが、ドライブとしては楽しかったから良し

とするか。各自勝手に手配したため、大分空港のわれわれの他に熊本空港、福岡空港から集合場所の

「久住高原コテージ」を目指した。あら、ほぼ全員到着しているじゃない。あとはM本君と和歌山から

伊丹空港経由でこちらに向かっているN川君ね。ホーリー家のマオちゃんは4年生、Oエ家のマリナち

ゃんは2歳になったばかりだ。オシャマでいつも機嫌が良い。天気予報が外れて晴れ上がった久住高

原で乗馬をしたり、散歩をしたり、花を摘んだり、ビールを飲んだり、温泉に入ったりと自由に過ごした。

大浴場の露天風呂から見る夕陽が素晴らしかった前回に倣い、皆で行ってみたが、角度がね、残念!

夜―1 久住高原・久住高原コテージ 「四季彩」 特別会席コース(かぼす酒、十種前菜盛り合わせ、

黒毛和牛溶岩焼き、海老真丈の吸い物、お造り盛り合わせ、自家製ざRう豆腐、信州新蕎麦手打

ち蕎麦、初カツオのサラダ、エノハの唐揚げ、山菜ご飯、香物、赤出汁、杏ゼリーとフルーツ)、生

ビール 2杯、麦焼酎

  

  

  

夜―2 久住高原 「久住高原コテージ」カラオケルーム 焼酎など

  

  

「久住高原コテージ」の夕食は2部制。N川君の到着予定時間が午後7時過ぎというので、後半の7時

40分開始の夕食となった。さぁ、これから食べよう!というところにN川君無事到着。11名全員が揃っ

て乾杯!去年「白子の会 大人の修学旅行」で泊まった時もそうだったが、今夜も特別会席コースをお

願いしている。これが料理の皿数が多くってね。大酒飲み揃いなので、生ビールを飲み飽きたら焼酎の

ボトルを取る。すぐ2本が空く。夕食からそのままの流れで、併設されているカラオケルームに移動。持

ち込みOKで、幹事のOエ君が焼酎、ウィスキー、白ワイン、赤ワイン、つまみをどっさり買い込んでい

てくれた。カンシン、カンシン。やれば出来るじゃん。オネムで部屋に帰ったリカママとマリナちゃん以外

のカラオケ合戦が始まった。この日のためにたっぷり練習して来たというマオちゃんが飛ばす。一青窈

の「ハナミズキ」とか平原綾香の「ジュピター」とか。遂にはフィンガー5!9歳で何でフィンガー5なの!

部屋に帰る時満天の星に気づいて思わず地面に転がった人々がいた。人生で最高の星空だった由。

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5月 12日(日) 大分県はピーカン

朝 久住高原・久住高原コテージ 「四季彩」 朝食ヴュッフェ、持参のふすまパン

  

                             久住連山。真ん中に1786,9mの久住山        久住高原の向こうに阿蘇五岳

昨夜寝たのは2時頃だったろうか。8時過ぎようやく起きた。それにしても昨夜は大量に焼酎を飲んだ

なぁ。悠にボトル1本は飲んだ。多少ふつか酔い気味だ。朝食ヴュッフェ会場に行くと、N川&アキコ夫

妻は既にゴルフのため出発済みだった。昨夜カラオケで大活躍したマオちゃんはOエ家と一緒に朝ご

飯を食べている。誰が見ても娘2人いる4人家族に見える。九州の納豆は付いている醤油がやっぱり

甘いのね。今日は一年でも数日あるか無いかの絶好の日和。久住連山も阿蘇五岳もくっきり見える!

昼 長湯 料庵「川瀬美」 1500円のうぐいす膳(小鉢3皿、サラダ、揚げ出汁豆腐、エノハと野菜の

        天ぷら、エノハのお茶漬けと香の物)、ビール

早めの飛行機に乗るためM本君とはコテージ前で別れた。オサム&ナオコ夫婦号、Oエ&リカ&マリ

ナ号、そしてマオ親娘に私が同乗したホーリー号の3台は長湯に向かった。つまり、大人9名しかいな

いのに、レンタカーは5台という経済観念に欠けた行動なわけよ。空港も3ヶ所だし・・・。長湯までの30

分、カーブを曲る度に素晴らしい光景が目に飛び込んで来る。あぁ、美しいなぁ!気持ち良いなぁ!!

もっとドライブを続けていたいが、長湯に着いてしまった。「ラムネ温泉館」に行く。男女に分かれて「そ

れじゃぁ55分後にね」。「ラムネ温泉館」は、文豪達が愛した創業100年を超える「大丸旅館」の外湯で

昨今「九州八十八湯めぐり人気ランキング」で第1位に選ばれたそうだ。私は、大分に来る度に立ち寄

るほどの愛好者で、32度の何ともいえずぬるい湯と全身につく泡が堪まらずに好き。湯船に浸かって

からふと気付く。マオちゃんとマリナちゃんは果たしてこんなぬるいお湯大丈夫か。結論を先に言えば

「無問題」であった。2人ともゴキゲンで。車で10分ほどの料庵「川瀬美」に行く。「大丸旅館」とは親類

筋の「宿坊 翡翠の庄」の料理処だ。ここで偶然A先生とマキコにバッタリ!偶然なんてウソです。待ち

合わせしていました(笑)。一番安いうぐいす膳を予約していたが、料理数の多いこと!ここもエノハと

呼ばれるヤマメが名物らしく、天ぷらとお茶漬けで登場した。食後私はA先生&マキコ号に乗り移って

由布院に向かう。オサム号は熊本空港へ、Oエ号は福岡空港へ、ホーリー号は大分空港に向かった。

午後のお茶 由布院・山荘無量塔 「タンズバー」 アイスコーヒー 700円

        由布院も素晴らしい晴天だった                           「無量塔」の入口             「タンズバー」はスピーカーが有名

由布院までのドライブは順調だった。時間があるので「亀の井別荘」にチェックインする前ご三家の一

つ「無量塔」の「タンズバー」にお茶を飲みに行く。何度かこの店に来ているが1930年代アメリカ製のス

ピーカーが有名である。「B−speak」のPロールもね。           そうそう思い出した。2年前311日オジョー

と私はここに来たんだった。その後「亀の井別荘」に戻って談話室にいる時あの大惨事が起きたのだ。

午後のおやつ 由布院 「亀の井別荘」 柚子練り、お茶

午後のお茶 由布院・亀の井別荘 「談話室」 コーヒー

  

     「亀の井別荘」の萱葺きの山門            談話室外壁のガラスに映った由布岳        客室にはマイ梅酒

3時過ぎ、「亀の井別荘」チェックイン。今や顔馴染みになった宿の皆さんとご挨拶をする。1ヶ月半前

来たばかりだけどね。A先生とマキコは4回目の「亀の井別荘」だが、今回は初の本館洋室に泊まるこ

とになって嬉しそう。早速買い物や散歩に2人は出かけ、私は談話室で小さく聞こえるクラッシックに耳

を傾けながら、新聞を読んだり本を読んだり。昨日の賑やかさと対照的な静かな時間が流れて行った。

夜 由布院・亀の井別荘 「蛍火園」 (3人で) 春緑の膳(由布院野菜の前菜:独活のきんぴら・根三

つ葉・こごみ・スナップえんどうなど、お造り:カンパチ・平目、引き上げ湯葉と椎茸、クリームチー

ズ、実だくさんの豊後汁:わらび・若竹・カラスミなど、鰆の照り焼きと天豆、重ね湯葉・生ウニ・焼き

茄子・鯛の子・うすい豆、黒毛和牛塩焼き 柚子胡椒を添えて、みる貝ときゅうりと茗荷の酢の物、

手打ち蕎麦、新香、味噌汁、カボスゼリー、りんごのコンポート、水出しコーヒー、生ビール 2杯、

二階堂ボトル、兼八 2合

  

  

  

それぞれ大浴場でゆっくり(私はいつもの烏の行水だけどね)過ごして、6時半洋館宿泊者用のレストラ

ン「蛍火園」に集まった。サービスはいつものようにS山さんと若い男性だ。A先生とマキコがこれまで

「亀の井別荘」に泊まったのは3回とも百番館だった。「白子の会 大人の修学旅行」仲間7人の夕食

はいつも「ウルサイ!」ほど賑やかで笑い転げているうちに終わってしまう。でもどうよ、「蛍火園」で3

人で食事していると落ち着いてゆっくり出来るよね。アハハ。料理は1ヶ月前とそれほど変わらないが、

ここのお料理はちっとも飽きない。美味しい。焼酎ボトルすぐ空いたので「兼八」追加。部屋でも飲む。  

                      _____________

【今週の振り返り】

昨年の511日のことだ。カタカナ会社時代の仲間とつくる会の一つ「やつがしらの会」の例会があっ

た。この会の正式メンバーは8人。幹事はいつだってOエ君。このメンバーの中ではOエ君が一番若

輩者なのだからトーゼンである。そのOエ君が遅刻して来たり、チョンボしたりすると、「一軍落ち!ファ

ームに行け!」と即先輩方の罵声を浴びる。まるで、男子ばかりの工業高校のような工業高専のような

雰囲気の会なのである。(いつも叱られるOエ君であるが、ナゼかゲストを勝手に呼ぶ権利もあるらし

いのだ。)

そう。以前の彼らの職場は男子校のような職場だった。女子もチラッとはいたものの圧倒的に男子が多

く、バンカラで泥臭い職場であった。個人の仕事がキツいわりに事業としては儲かりにくく、事業担当役

員が「そんな事業よりたこ焼き屋の方がいいんじゃないの」とマジメに語ったという噂があったりしてね。

え?私じゃありませんよ、私じゃあない。でもまぁ石の上にも何年とやら。画期的なシステムを導入して

儲かるようにはなったのだ。その上他部署から異動するのをイヤがられるその職場から、現在のTOP

を輩出したんだから、世の中は面白いよねぇ。

「やつがしらの会」は今年9回目ですよ。ということは来年が10周年!夢子カイチョーどうします?と誰

かが言う。そうねぇ、海外はちょっとお金がかかるから、九州にでも行く?2週間前にも行って来たんだ

けど、久住高原はどうかしら。全員「賛成!」。じゃ、家族を連れて行くってことでどう?全員「賛成!」。

宿はどうします?そうねぇ、「レゾネイトくじゅう」も良いけど、景色が一番素晴らしいのは「久住高原コテ

ージ」よ。そこにしない?全員「賛成!」ということで、その場で全員手帖を取り出して、1年後の「やつ

がしらの会10周年久住高原宴会」を511日と定めた。

正会員8名のうち、タローはトライアスロンとか100`マラソンとかマゾっぽいスポーツの予定とかち合

って欠席。K間君もお嬢さんの学校行事があって欠席。その代わり、N川君夫人、オサム夫人、Oエ君

夫人と長女、ホーリー長女が特別参加することになった。因みに3人の夫人は全員カタカナ会社の社

員(リカちゃんは現役)であった。M君が久住高原コテージを5部屋予約してくれた。後は行くだけ。5

1日から滞在したマルタ共和国のホテルでは日本のテレビを観ることが出来た。天気の1週間予報をウ

ォッチしていたのだが、毎日見ても、511日(土)も12日(日)も九州地方は雨の予想・・・ダメじゃん。

久住高原の魅力は、あのどこまでも続いているような広い高原と山々の景色なんだから!雨や曇りじ

ゃ景色が見えない。あんな遠いところに行く意味なくなっちゃうよ!とイライラしておった。帰国してから

も予報はさほど変わらず、マジ困ったぞ。

ところがである。天気予報は見事に外れて、久住高原はこの上ないお天気に恵まれたのである。日曜

日などは、一年に数回しか無いような素晴らしい快晴となった。有難い!これで「やつがしらの会」のメ

ンバーとご家族に久住高原の素晴らしさを味わって貰える。何度も書いているからご存知だろうが、私

が日本で一番好きな場所は、ここ久住高原なのである。

じゃ、「やつがしらの会」の皆さん、来年はいつもの荒木町でね。あらら?「不美子の会の旅」も今年10

周年か?

               つまりはどこで飲むかってことだニャ

              バックナンバーのトップへ      夢子倶楽部のトップに戻る

           * マルタ共和国の旅の始まりは 5月 1週 をご覧ください。