パクパク日記13年8月 5週

           また涼しさが恋しくて、週半ばから軽井沢で過ごしたのだ

         軽井沢の空 オラ「あまちゃん」フェチ

8月 26日(月) 曇り 今日もちょっと涼しい

朝  アーモンド、ヨーグルト

昼 六本木・東京ミッドタウン 「京はやしや」 京おばんざいプレート 1050円、持参のふすまパン、ほ

うじ茶氷 950

  

長いインスブルック滞在から帰って来てから初のプラズマ治療院。ちょっと膵臓が弱っている他は悪い

反応は出ていないそうだ。ほぅ〜、イガッタなぁ。ほんじゃ右腰の治療いっぱいやってケロ。東京ミッドタ

ウンでのランチ。ニンゲン、時として身中の悪魔がヒョイと顔を出すことがある。私の場合はたいがいが

食事ドキに小悪魔が出てくる。今日も京おばんざいプレートを食べた(ご飯は残したよ)あと囁くのだ。

「隣の客が食べているドデカイ氷食べようよ、ね、夢子さんヒヒヒ」って感じでね。ほうじ茶氷をほじくって

みると、出てくるわ、出てくるわ。バニラソフト、白玉、小豆、ほうじ茶ゼリー・・・。氷喰い過ぎて頭イデ!

夜 荒木町 「車力門ちゃわんぶ」 お任せコース(八寸:佐島の蛸・きゅうり梅肉和え・早松茸・鴨・新銀

杏素揚げ・茄子、お造り:土肥の本マグロ赤身と大トロ・和歌山のヤリイカ・須崎の金目鯛、青柳の

貝柱揚げ、鯵のみぞれ餡のお椀、黒ムツ焼き物、汲み上げ湯葉・海老・あわび、松浦の〆鯖、鹿

児島A5牛カツ、食事:松茸炊き込みご飯・漬物・油揚げが入った味噌汁(お替り!)、自家製ワラ

ビ餅)、生ビール 2杯、麦焼酎ロック 4杯  @16500

  

  

  

  

有限会社ゲンバーも十周年を迎えた。何の活動もしないまま。1円も稼がないまま10年が過ぎた。働

いたのは毎月の経理業務、毎年の決算業務をした税理士のK村さんだけだ。本日メデタク10年目の

決算報告書を仕上げ、近くの新宿税務署に提出した。今夜は十周年をコトホイデお祝いの宴をいたし

ませう。久々に予約が取れた「ちゃわんぶ」が会場だ。「ちゃわんぶ」は星こそ取っていないが、荒木町

界隈では評価トップの店だ。通常は午後7時からという遅い開店だが、他の客の要望があったとかで6

時半から祝い膳始まり。八寸の数々旨いねぇ。金目鯛のお造りの美味なこと!アルコールの弱いK村

さんはウーロン茶飲みながら「美味しい、美味しい」。出ました!「ちゃわんぶ」得意の牛カツ!柔らかジ

ューシー!付け合せのサラダ菜も50度洗いで旨いな。そして大好きな味噌汁はもちろんお替り!!!

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8月 27日(火) 晴れ

朝 無し!

昼 家食 鶏肉のフォー、サラダ、トマトスープ

朝からふすまパンやクスリの発注、インスブルックと岩手旅のプリントする写真選びなどで忙しいぞ。明

日から軽井沢に出掛けるので、パクパク日記82週を作り出したのだが、海外週なのでなかなか捗

らない。地名とか店名とかお金の単位(ユーロ)とかぜんぶがアチャラ語だからさ、時間かかるわけよ。

夜−1 舟町 「おちあい」 おまかせコース(ぬた、だだ茶豆、じゅんさい入り冷やしとろろ汁、お造り盛

りあわせ、和風しゅうまい、新銀杏素揚げ、イカ揚げ物、蓬そば、チータンタン)、ビール小、麦焼酎 

4500

  

  

選んだ写真(全部で80点320枚)のプリント依頼をするため、交差点近くの写真屋に急ぐ。HPで調べ

たら8時閉店とあったので755分着。あららぁ、もう閉店しているじゃないの。シャッターには午後7

時閉店とな??おかしいなぁ。その足で「おちあい」に行く。芋鍋が名物のこの店、夏場は静かである。

夜―2 舟町 「Twenty Ground」 山崎ロック 2杯

    音楽を聴きながら心地良い時間が流れる

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8月 28日(水) 東京も軽井沢も晴れ

朝のお茶 三栄町 「何ちゃら言うコーヒーショップ」 アイスコーヒー 250

昼 家食 サラダ、札幌「YOSHIMI」のカレーヌードル

    札幌のフレンチ屋のカレーヌードル これ好き

今日も朝から忙しい。シャワーを浴びてから昨夜間に合わなかった写真屋へ。随分前から閉店は午後

7時なのだそうだ。急ぎでプリント依頼してから次は銀行へ。有限会社ゲンバーの税金の支払いだ。1

円も稼いでいないのにこうして税金支払うし、会計費用もかかるし何のために会社やっているんだろ。

次は郵便局。郵便貯金をしているなんて忘れていたのだが、先日郵便局から電話を貰った。通帳に印

鑑押印するスタイルは終了したから、新しい通帳作るためにヒマな時来いって。今日はヒマじゃないけ

ど出頭した。「せっかくお出でになったのですから定期預金にしませんか?」と言われ、つい「はい」と言

ってしまった。記念切手が好きなので待っている間、たくさん買った。私っていい客だわね。アイスコー

ヒー飲みながら時間を調整しているうちに写真も完成。帰宅してから4冊のアルバム作り、投函したぞ。

夜 軽井沢・ハーヴェストホテル旧軽井沢 「彩」 プレミアムヴュッフェ(メイン:仔羊のサルティンボッ

カ)     6000円、生ビール 2杯、イタリア赤ワイン ネッビオーロ・ラング2011(ピエモンテ州) 

6500

  

  

午後の新幹線で軽井沢へ。軽井沢駅に着くと、東京とは比べ物にならない涼しさがあった。いいねぇ。

ホテルにチェックインしてから売店へ。滞在中客室で飲む焼酎やら水やらを買うためだが、軽井沢ファ

ッションを見るのも楽しみ。今年もどっさり買ってしまった。夕食は午後7時半から「彩」でプレミアムヴュ

ッフェ。普通のヴュッフェに加えて、特別メイン料理tp1ドリンクがついて6千円というプランである。以前

2部制だった記憶があるのだが、今は30分おきの6部制!赤ワインのボトルを入れ、半分飲んだ。           

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8月 29日(木) 軽井沢は晴れ

 軽井沢・ハーヴェストホテル旧軽井沢 「彩」 朝食ヴュッフェ 1800

  

7時起床。7時半からBSで「あまちゃん」観てから朝食へ。ここの朝食ヴュッフェは1800円という良心

的な値段のわりに料理数が多く気に入っているが、サラダバーの大充実とか信州牛カレーが加わった

りなど努力の跡が見えていいね。もちろんカレーもたっぷり食べたのだがもっと辛いといいな。ゲップ!

昼 旧軽井沢 「信州そば なずな」 盛り蕎麦 850

  

春の黄金週間や夏休み、年末年始のハイシーズンだけ、軽井沢駅南口〜ハーヴェストホテル旧軽井

沢〜旧軽銀座の間をクルクル回るミニバスが登場する。万平ホテル前を通るのは、碓氷峠見晴台に行

くミニバスである。歩けば良いのに、200円払ってバスに乗る。だって涼しいと言ってもやっぱり暑いん

だもん。歩くのキライだし・・・。もう軽井沢の夏も終わりに近い平日だから空いているかと思いきや、旧

軽銀座は多くの人でごった返していた。ワコールの小さなアウトレット店随分前に閉店しちゃったんだよ

ね。この混雑の中で多くの人が犬連れているのと「ミカドコーヒー」のソフトクリーム舐め舐め歩いている

のがメーワクなんだなぁ。たまには猫連れていろよ!ロータリー近くの蕎麦屋「川上庵」は、東京の麻布

や青山にも店があるが、いつだって混んでいて長い時間待たねばならない。それがイヤだ。近くの「信

州そばなずな」に行った。すぐ座れたのは良いが、ちっとも旨くない。なのにこれで850円もするんじゃ。

午後のお茶 旧軽井沢 「珈琲歌劇」 ブレンドコーヒー 840

  

口直しと言っては何だが、「珈琲歌劇」で美味しいコーヒーを飲もう。軽井沢に来たら、ほぼ必ずと言っ

て良いほど訪れる店だ。ご主人はすっかり私の顔を覚えている。ポットにはたっぷり2杯分のコーヒー。

夜−1 軽井沢・万平ホテル 「BAR」 生ビール 900

     

        軽井沢万平通り                        軽井沢万平ホテル正面                 万平ホテルBAR 

一旦ホテルに帰ってから夕方ゆっくり歩き出す。万平ホテルに向けて。映画「風立ちぬ」で若い人達に

も名前が売れた堀辰雄「美しい村」にも登場する「ささやきの小径」を歩く。矢ヶ崎川に沿ったこの道は

別名「サナトリウムレーン」とも言ってロマンチックっぽいが、その実季節によっては狸が出たとかイノシ

シが出たこともあって、私はビクビクして歩いているのだよ。ほとんど誰も通らないし。ようやく万平通り

に出ると、もう1本道があって、そこは「堀辰雄の道」って言うんだよ。ゆっくりゆっくり歩いて来たが、6

時開店したばかりの万平ホテルのBARに辿り着いた頃には汗ビッショリだ。O沢さん、こんちにちわ!

夜−2 軽井沢・万平ホテル 「熊魚庵・鉄板焼きコーナー」 高雄コース(前菜盛り合わせ:麩まんじゅ

う・枝豆・南京カステラ・出汁巻卵・ほうれん草浸し・鱧南蛮漬け・海老など、サラダ、千葉の鯛と北

海道帆立貝、にんにくチップ、野菜焼き、豆腐の鼈甲餡かけ、飛騨牛A5fィレ肉 半分鉄板焼き、

半分網焼き、食事:ガーリックライス、漬物、赤出汁、デザート盛りあわせ)、生ビール、蕎麦焼酎ロ

ック 3杯   @18650

  

  

  

  

6時半から万平ホテル敷地に建つ離れは、「熊魚庵たん熊北店」がハイシーズン営業しているが、その

一室が鉄板焼きである。「昨日は満席だったんですが、今夜は夢子さんお一人でご利用ください」だっ

て。私こうゆうの好き。コースは3つあるが、一番安い1万5千円の高雄コースで量も質も十分だ。マン

ツーマンでお喋りして、美味しい鉄板焼き食べて楽しいよなぁ。ニンニクもたっぷし焼いて貰った。カリカ

リで何とも旨いです。メインの牛肉の半分は鉄板で、残りは網焼きで供される。80gだが十分だ。ガーリ

ックライス。「ご飯半分にしてね」の一言が出ない。たっぷり食べたいから。えへへ。旨っ!デザートも。

夜−3 軽井沢・万平ホテル 「BAR」 生ビール 900

  

本館のBARに戻ってみると、満席の賑わい。1人お客が帰られたので、やっとカウンターに座れた。O

沢さん忙しそうだからビール1杯飲んだところで帰ろう。タクシーで「ささやきの小径」を逆戻りして帰る。

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8月 30日(金) 軽井沢は晴れのち曇り

 軽井沢・ハーヴェストホテル旧軽井沢アネックス 「YURARI」 洋朝食セット:高原野菜サラダ、

白桃ジュース、ビシソワーズスープ、「浅野屋」のパンなど3種、エッグマフィン、ソーセージ・ハム、

チーズ、コーヒー、ヨーグルト、フルーツ  2300

  

私が滞在しているのは、ハーヴェストホテル旧軽井沢アネックス館である。売店もレストランも大浴場に

行くにも本館に行かねばならない。まぁすぐ近くだけどね。唯一夜はバーラウンジになる「YURARI

だけはアネックスにある。その「YURARI」ではちょっとハイクラスの朝食を出す。ヴュッフェでなくセ

ットメニューだ。値段も「彩」より500円高い2300円。ビシソワーズが旨い。お替りしたいぞ。満腹じゃ。

 軽井沢・ハーヴェストホテル旧軽井沢 「Avant」 パスタランチ(サラダ、ビシソワーズスープ、フィ

ットチーネのアマトリチャーナ、持参のふすまパン、アイスクリーム、コーヒー) 1800

  

  

今日はそのヘンをブラブラ散歩した後はホテルで過ごすことにする。アネックスの1階ロビーでゆっくり

新聞を読んだり、重くて持つのがツライ「家庭画報」をテーブルに乗っけて読んだりね。ランチもホテル

で取ろうかな。遅い時間に「Avant」に行ってみると、スープバーのスープは温かいコーンクリームスー

プとビシソワーズ!朝お替りしたい!と思ったスープだ。山盛り2杯食べたのでパスタは半分残した。 

 軽井沢・ハーヴェストホテル旧軽井沢 「Avant」 プレジールコース(ニシンのマリネと仔牛のテリ

       ーヌ、生ハムとリコッターチーズ 無花果添え、桃の冷たいスープ、マナ鰹のポワレ レモン風味の

       ブールブランソース、バルバリー産鴨胸肉のローストフランボアーズソース、ソルベの盛りあわせ、

       ハーブティ、プティガトー) 7350円、生ビール 750円×2杯、赤ワインボトル半分

  

  

  

このホテルの魅力の一つは大浴場があること。一部は温泉である。その温泉に入ってから、大浴場の

隣にあるエステに行く。90分のコースを予約しているのだ。むふふ。眠ってしまったら気持ち良さがわ

からなくなるからずっと起きている。起きているから気持ち良くて夢見ごこちになるのだった。あぁ終わっ

ちまった。また温泉に浸かってと。さぁ今夜は軽井沢最後の夕食だ。「Avant」には和食も洋食もあるが

私はほとんど洋食の標準的なフレンチプレジールコースを食べることにしている。一昨日入れた赤ワイ

ンが半分残っているしね。スープは桃の冷たいスープ。朝昼晩と冷たいスープによくよく縁がある一日

だったな。メインは鴨胸肉のロースト。美味しい夕食だった。部屋で蕎麦焼酎ボトル残りを飲み干した。

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8月 31日(土) 軽井沢も東京も晴れ あぢぢ

 軽井沢・ハーヴェストホテル旧軽井沢 「彩」 朝食ヴュッフェ 1800

  

早起きしてオープン直後の7時過ぎには朝食を摂る。今朝は信州牛カレーをメインの選択にした。朝食

摂ってから部屋に帰って「あまちゃん」。お腹がこなれたところでシャワーを浴びて、チェックアウトする。

昼 東京駅・新丸の内ビル地下 「酢重正之 楽」 鶏辛味蕎麦 950+野菜 150

  

1時間ちょっとで東京駅に到着。ホームに出た突端にあぢ〜〜!オラ、この暑さ、ツレェ。昼食は決めて

ある。東京駅新丸の内ビル地下にある「酢重正之 楽」で鶏辛味蕎麦を食べるつもりだ。10分待ってカ

ウンターに座る。そうだ鶏辛味蕎麦に野菜をトッピングしよう。やがて刻み海苔と胡麻がたっぷりかかっ

た鶏辛味蕎麦+野菜登場!そうそうこのぶっとい蕎麦、ムッチャ硬い。そうそうこの辛味だった。旨いな

ぁ、食べにくいなぁ、硬いなぁ、辛いなぁ、顎痛いなぁ、でも旨いなぁ。蕎麦汁ごくごく。シャツ汁まみれ!

夜 四谷3丁目 「鮨処 のがみ」 お通し:三重のとこぶし、淡路島〆胡麻鯖 1260円、苫小牧の選り

抜き小柱 730円、小柴の太刀魚塩焼き 1470円、焼き立て卵焼き、根室の新秋刀魚(半分)、新

イカ ゲソつまみと濁り2貫 1260円、穴きゅう巻(半分)、(卵焼きおみや) 生ビール 2杯、麦焼

酎ボトル @1550

  

  

  

4日ぶりで帰宅すると、我が家は蒸し風呂状態だった。何せどの部屋も西側はすべて大きなガラス窓と

いう造りだから・・・大汗。今日は夕方4時から川崎球場でアメフットの試合があるのだが、宅配便が3つ

も来るので応援には行けない。8亜Gつ31日秋のりーグ戦が始まるというわけだ。ガンバレよー。軽井

沢に行く前完成しなかったパクパク日記8月2週の続きにとりかかる。夕食は「鮨処 のがみ」。新イカ

がどんどん大きくなって普通のイカになってしまう直前だった。この店では食べる楽しみと喋る楽しみが

ある。この店の女将さんは芸術的な毛筆の使い手でもあるが、「朝ドラ評論家」でもある。トーゼン、今

は「あまちゃん」を二人で熱く語り合うのだが、彼女の一番のお目当てが、芸能事務所ハートフルのマ

ネージャー河島耕作役のマギーだと知ってジェ×10!・・彼はねぇ、本名は児島雄一っていうんだけど

明治大学在学中から芝居初めて、「ジョビジョバ」ってグループで・・・私昔は彼の出待ちしていたいのよ

ね・・・」。「あまちゃん」出演男優のうち一番ジミ〜だと思った人が一番好きだなんて。オラ、びっくりだ。

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9月 1日(日) 晴れ

朝 無し!

昼 家食 「のがみ」の卵焼き、札幌「YOSHIMI」のカレーヌードル、ヨーグルト

昨夜は朝ドラ話で盛り上がってたっぷり飲んだこともあって、少々二日酔気味だ。インスブルックからは

10日前、軽井沢からは昨日帰って来たばかりではあるが、またもや旅支度をしないとなぁ。早くも明後

日の夜成田前泊だし。それにパクパク日記8月2週をアップしたばかりだがもう1週分作成しないとね。

夜 荒木町 「やくみや」 お通し:大根サラダ、焼き茄子お浸し 500円、ポテトサラダ 500円(×2

 オミヤ用)、だし冷奴 500円、とうもろこし天ぷら、チキン南蛮 800円、温麺 600円、生ビール

 2杯、麦焼酎「知心剣」 2合 @7900円

  

  

8月3週を半分作成したところで午後8時半。お腹が空き過ぎた。「やくみや」に行く。あらら!料理担当

のさわさんも飲むリエ担当の朝子ちゃんも髪をバサッと切られて、チョーショート。そういえば、私もこの

20年くらいずっとショートカットだなぁ。楽だから。「今日から9月だから、とうもろこしの天ぷらとか冷や

汁風ソーメンってメニューから消えたのね」と寂しそうに言ったら「最後のとうもろこしで天ぷらやりましょ

うか」ってさわさん。嬉しいな。焼き茄子お浸しもチキン南蛮も旨い!今日もポテサラオミヤにして貰う。

                       _______________

【今週の振り返り】

今週の月曜日の午後、板東三津五郎丈が体調不良でダウンしたとの一報が流れた。後刻、膵腫瘍の

ため入院加療が必要で当面舞台は休演すると発表があった。これこそジェジェジェの驚きであった。月

曜日と言えば、8月26日。その2日前の24日と3日前の23日に私は歌舞伎座で三津五郎丈の舞台

を観たばかりだった。23日の夜の部では「俸しばり」に、24日の昼の部では「髪結新三」に出演してい

た。その後のご本人の説明によれば、7月の検査で膵腫瘍が見つかったが、8月の納涼歌舞伎は亡き

勘三郎丈と力を合わせて作って来た公演だったからどうしてもやり遂げたかったと言うのだ。「俸しば

り」も「髪結新三」も共に勘三郎丈が得意とした芝居で、ことに勘三郎丈の次郎冠者、三津五郎丈の太

郎冠者の「棒しばり」の舞台は絶妙のコンビぶりを発揮して観客を魅了した。今月の舞台では、次郎冠

者を三津五郎丈がつとめ、勘九郎が太郎冠者を演じた。親代わりの次郎冠者だった。病の治療を1ヵ

月以上延期してでも、盟友・勘三郎丈の遺志を果たそうとした、ということなのか。

4月に華々しく再開場した歌舞伎座。どこもここも真新しくピカピカで、演じる方も観劇する方も感慨一

入という恰好だ。柿落とし興行の3ヶ月は珠玉の演目を豪華な配役が演じた。しかし、その華やかな舞

台と裏腹に、どこか寂しさも漂う。観客の視線はふとここにいない人々を探して彷徨い、決して帰って来

ない人を待っていることに気づいてハッとする。ここにいない人々、帰って来ない人々は3階の「思い出

の歌舞伎俳優」のコーナーに澄ました顔で写真に収まっている。吉右衛門丈や菊五郎丈、玉三郎丈始

め歌舞伎界がこぞって熱演し、奮闘する舞台は観る者の胸を熱くするのだが、何かが足りないと思って

しまう自分がいる。それほど大きな星を失った歌舞伎界。そんな中で、勘三郎丈と同じ年で親友だった

三津五郎丈の存在は大きい。彼にまでどうにかなって貰っては困るのだ。心底困るのだ。ゼッタイ全快

して舞台に帰って来て欲しい。心配は猿翁丈や段四郎丈の健康で十分だ。これからもっともっと大きな

仕事をして貰おうと思っている三津五郎丈なのだから。

暑さに超弱い私は、夏を迎えるに当たって、暑さ対策に少ない脳をフル回転させてみた。結論としては

「暑くない場所に逃げる」案採用することに。暑くなり始める6月は、フランスのブルターニュ地方とノル

マンディ地方に逃げた。あまりの寒さに震えた。7月中旬はアラスカに逃げた。氷河クルーズだったから

冬のコート着ても寒くて震え続けた。昨年8月下旬に行った北海道は100年ぶりの暑さだった。ウダッ

た。今年逃げた7月下旬の札幌は19度でサブイボものだった。先週まで逃げていたオーストリアのイ

ンスブルックは到着後2日間蒸し暑くてオロオロしたが、その後は爽やかな夏になった。そして今週は

軽井沢へ逃避。東京から1時間ちょっと新幹線に乗るだけだが、標高1000mだから空気が稟としてい

る。駅に着いたとたん、「こ〜げ〜ん〜に来たぞ〜!」って感じなんさ。さぁ、来週からは残暑対策にど

こに逃げようかなぁ。

    夏バッパ 「YUMEGOよ〜、オメ、そっつらごとばっかしぐっちゃべるんなら、南極あだりにず〜っ

   と住んだらどうだ?よっぽど寒ぐていいべ」

   YUMEG 「南極がぁ?んん・・・でもよ〜、南極には歌舞伎座ねぇし、京都もねぇし、「村上麺蔵」

   のうどんさ喰えねぇし、「COCO壱」のカレーもねぇし、野菜倍盛り小ちゃんぽんも喰えねぇし、ア

   メフッドチームもねぇし、猫いねぇし、「あまちゃん」観られねぇし、半沢直樹もいねぇし・・・・・・・。

   夏バッパ、オラやだ!」

   夏バッパ 「YUMEGOよ〜、オメ、自己チューで、腹ぶっどくて、腹黒いだけでねなぁ。あだまもグ

   ッチャグッチャにこわれっちまったんでねか?そうやっで一生逃げてろ!」

 YUMEG 「夏バッパ、どんぞ、オラのことは 御がまいねぐ」

                オラのことも御がまいニェぐ

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