パクパク日記14年8月3週

          インスブルックの「笑顔」はやはり晴れた日だと思うな。またね、さよなら

       イン川辺りの風景 旧市街にはこんな

8月 18日(月) オーストリア・インスブルックは快晴!   1ユーロ=約141円

朝 インスブルック・ホテル・オイローパ 朝食ヴュッフェ

   客室から見るインスブルック中央駅

インスブルック滞在3週目となる。朝目覚めるとすぐテレビを点ける。NHKニュースに続いてFNNニュ

ースも流れるから、インスブルックにいても「浦島花子」になることは無い。8月の日本も天気は大荒れ

で何度も台風が来たかと思えば、今は京都府福知山や岐阜高山で集中豪雨による浸水水害が起きて

いるらしい。朝食に行く時私がキャンセルしたアッヘンゼーのエクスカーションにSイチロー氏が出かけ

るところだった。「行ってらっしゃい」と声をかけたのに、態度は素っ気無い。ゆっくりと朝食を楽しんだ。

  

   街のどこからでも見えるノルトケッテ       スキージャンプ台も見える           マリアテレジア通りのアンナ記念柱

  

   インスブルックの名前にも関連あるイン川     王宮前を走る観光用馬車             チロル州立劇場

昨日に続いて、今日も素晴らしいお天気だ。SL列車に乗り美しい湖のクルーズをするアッヘンゼーの

エクスカーションも魅力的なのだが、今日を逃すと晴天のインスブルックの街を楽しことなく帰国するこ

とになる。一番お気に入りの宮廷公園に一度も行かないで帰るなんてイヤだもんね。ということで、早

速インスブルック街散歩に出かけたのだった。素晴らしい晴天だが、気温はそう高くもなく爽やかだ。2

年前何度も歩いたイン川沿いの道。イン川はアルプスの氷河が溶け出した水だから白く濁った水だ。

旧市街をぶらぶら歩いてひょいと気のきいた店でお土産買ったりしてね。大き過ぎず小さ過ぎずの街。

昼 インスブルック旧市街 「マンマミーア」 カプリチョーザピッツァ 7.6ユーロ、生ビール小 2.3ユー

  

「カフェザッハー」に行こうかと思っていたのに、「マンマミーア」にふらふらと入ってしまった。空いている

2階のテーブルに座ってサラダとパスタを食べようかな、とメニューを眺めていると、「ちょっとなぁ事情

があってなぁ今日パスタ作れまへんのや。ピッツァ食べておくんなはれ、スンマセン」なんて関西弁では

なかったが、ピッツァしか無いんだって。チェッである。8分割カットして貰ったが、5切れ半で降参した。

  

        宮廷公園内からもノルトケッテが眺められる     公園は市民の憩いの場でもある

午後も散歩の続き。今日こそ宮廷公園に行こう。公園近くには観光用馬車の発着場になっているから、

近づくだけで馬糞の匂いがし始めるのはご愛嬌だ。公園に入ると、あらら〜、ずっと黄色だったベンチ

のペンキがグリーンに変わっていたよ。緑の芝生に黄色のベンチが似合っていたのになぁ。緑に緑じゃ

あ芸げ無いじゃんさ。でも、ここはいい。静かで涼しくて。広い庭園を一回りしてから、ベンチに座って本

を読む。亡き井上やすし氏の長編小説「一分の一」も終盤だ。いったいこの話どうなって終わるんだろ。

午後のお茶 インスブルック 「カフェ・セントラル」 カプチーノ 4ユーロ

    全部キノコの本なのだ

インスブルックの街にはスーパーも多いし、パン屋も多い。そしてカフェが多いのもさすがオーストリア

の町だなぁと思う。「カフェザッハー」と共に、ウィーンに本店のある「カフェ・セントラル」も人気のカフェで

である。無農薬のハチミツ屋さんの寄ってみると、別のホテル宿泊の「ワールドサマービレッジ」の女性

がいらした。軽く挨拶を交わしながら、蜂蜜入りのハンドクリームや石鹸やお菓子などを買い込んだよ。

ホテルに帰る道で、Mラスさんにバッタリ会った。「宮廷庭園に行ってゴキゲンでしたよ!」と報告した。

夜−1 旧市街 「ヴァイセス・レッスル 白馬亭」 キャベツサラダ 3.1ユーロ、オニオンステーキとロ

ーストポテト 17.4ユーロ、生ビール大 3.7ユーロ、赤ワインオーストリアピノノワール 34ユーロ 

@チップ込みで68ユーロ

  

    

3月の音楽と美術の旅で知りあって、すっかり仲良くして頂いているS尾&O和田お姐様2人組とアッ

ヘンゼーから帰って来たSイチロー氏と夕食に行く。旧市街にある日本語なら「白馬亭」、ドイツ語では

 「ヴァイセス・レッスル」。現地コーディネイト会社Mラス一家(義理のお父様も奥様も)はコゾッテこの

店を推薦する。2年間一度も来ていなかったので「行ってみようか」ってことで。家庭的な店と聞いてい

たがしっかりクラシカルでもあるぞ。自由食夕食も今日が最後だから、ワインは私がご馳走しますよ!

ヤケに不機嫌だったSイチロー氏だったが、今日一日エクスカーション参加のお年寄のご婦人方のお

世話をして喜ばれたなんて話をし出してからは徐々に機嫌が直ってね。食事はまずまずの味だった。

夜―2 ホテル・オイローパ BAR 赤ワイン 2杯 10ユーロ

  

あれほどお天気が良かったのに、夕食を終えて店を出ると、空は雨雲で真っ暗。アレアレー!急ぎ足

でホテルに向うもポツポツと降って来るのだから驚きだ。傘持参女性3人はゆっくり、持たざるイチロー

氏は走ってホテルへ。何とか本降りにならないうちにホテルに到着してホッ。もう最後だから1杯やる?

西加奈子さんの「漁港の肉子ちゃん」面白かったよね。漁港の舞台の話は別として弟さんも読むかな。

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8月 19日(火) インスブルックは曇り 肌寒い! 広島安佐南地区土砂災害

朝 インスブルック・ホテル・オイローパ客室にて 「永谷園」たまねぎのちから、香港ジェニークッキー、

手造り南部せんべい

  

明日は帰国日だから、Y田グループの皆さんの関心はもっぱらお土産と荷造り。そんなことを見透かし

て、イヤおもんばかって面白いエクスカーションが用意される。その名も「地元の暮らしに触れる 生活

めぐり〜シルパーク」。地元の人が通うショッピングセンターモール「SILL PARK」に行って、地元の

人に人気のある食材(パン、ジャム、チーズ、ヨーグルト、燻製ベーコン、ジュース、ビール、ワインなど)

やお勧めのお土産などを教えて貰うのである。S尾&O和田お姐様方と私は参加申込みをして集合時

間まであと30分だなぁなんて部屋でのんびりしていたら、Y田さんから電話。「皆さん、既に中央駅でお

集まりです。参加されるんですよね」。ゲゲゲ。集合時間は9時半?10時でないの?脱兎の如く部屋を

飛び出したら、同じように慌てふためいて部屋から出て来られたO和田さんとぶつかりそうになった!

  

    アムラス村の典型的な農家の家              卵と牛乳の自動販売機                    エサ貰えるぞ!とダッシュするニワトリ

3人で転がるように中央駅に急いで9時35分到着。5分の遅刻で済んだ。あれ結構大勢いらっしゃる。

昨夜は5人参加って感じだったのに・・・Yナセさんの案内で無くてご主人のMラスさんがガイド?買い

物ツァーの前に市電でアムラス村に行く?いくつもの???を抱えたまま3番のトラムに乗る。終点の

駅で下りる。どこからかぷーんと何か臭う。中央駅から僅か10分トラムに乗っただけなのに、家賃は3

割安く、Mラスさんは独身時代ここに住んでいたそうよ。そして臭いの主は牛や豚など家畜だとわかっ

た。ここは何と農家が集まっている村なんですって。農家の家はどこも大きく花で美しく飾っている。牛

乳と卵の自動販売機がある。地元の人が買っている様子を見学。日本人は珍しいのか子供達が付い

て来る。教会の周りにはお墓が並び墓参りの方法などをMラスさんに伺う。農家の庭先に放し飼いさ

れているたくさんのニワトリ。私達を見つけると餌を貰えるかと凄いスピードダッシュで集まって来た!

  

S尾&O和田&YUMEKOの3人は狐につままれたようなアムラス村であったが、存外面白かったの

である。11時過ぎようやく3人の目的だったシルパーク内のスーパーへ。去年はここのモールにスーツ

ケース買いに来たなぁ。野菜や果物の秤売りの買い方や人気のブランドなどをMラスさんに事細かく

教えて頂いた。ズシリと重いドイツパンが何十種類も並ぶ中で、食パンは1種だけ。こちらの人は栄養

も無いし美味しくないから食べませんって。たいがいの食品には満足しているMラスさんだが、野菜ジ

ュースだけは「許せない位に不味い」と嘆く。「日本の優れたメーカーさん進出して下さい」と伝言です。

昼 インスブルック 「masi」 トマトクリームスープ 4,8ユーロ、スパゲティペペロンチーノ(スモールポ

ーション) 6.4ユーロ、スティルウォーター 2,7ユーロ @チップ込みで15ユーロ

  

表現のしようの無い赤蕪のジュースを皆で試飲した後、正午解散となった。Mラスさんお勧めのご当地

「クノール」スープ数種類を買ってシルパークを出る。ランチは「masi」に行きますか。先日一人で行っ

た時ほどでは無いが今日も結構な混みようだ。この店はスモールポーションのオーダーが出来るのが

嬉しい。S尾さんと私はパスタ、O和田さんはタイ風カレーを注文。タイ風カレー辛くないけど気に入った

由。今朝の集合時間が30分早まったこととアムラス村訪問を知らなかったことで3人は未だに「狐抓ま

れ状態」。昨夜部屋に帰る前にしっかり見たよねぇ・・・。しかし、3人の一番の驚きはMラスさんの本業

がサッカーのコーチ業で、かつて浦和レッズのコーチもされていたという話を聞いたことだ。びっくり!

夜 インスブルック・ホテル・オイローパ Y田グループお別れパーティ) ぶどうとナッツ入りのチーズ

サラダ、ポークの背肉の煮込み芽キャベツヨーロッパ風コロッケ添え、葡萄のシュトゥルーテルヘ

ーゼルナッツアイスクリーム添え、カモミールティ、生ビール大(旅行会社のサービス)、白ワイン 

5ユーロ、赤ワイン 5ユーロ、生ビール小 4ユーロ

 チロル風のレストラン

午後は荷造りを始めた。2週間パッキングせず荷物は広げたままだったから、結構気合いが必要。クロ

ーゼットから下げてあった洋服をヒタスラ畳む作業。帰国後洗濯が必要なものとそうでないものを仕分

けしておくと、あとが楽なんさ。今夜と明日の分を残して作業完了!午後7時からホテルのレストランで

Y田グループのお別れパーティ。Y田さんによる帰国日の丁寧なアナウンスがあった後、皆さんで乾杯。

「お世話になりました!」。丸テーブルにはいつもの5人。Mラスさんの弟さんって以前はモデルだった

の?なーんて話もね。食事が終了してからレストランスタッフの女性にも入って貰って記念撮影パチリ。                 

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8月 20日(水) 東京は晴れ 34度の猛暑    広島安佐南地区土砂災害大きな被害

朝 インスブルック・ホテル・オイローパ 朝食ヴュッフェ

  

帰国日の今日ランチ摂る時間が無い。遅い朝食にしよう。テレビのニュースでは恐ろしいことを伝えて

いた。広島市郊外の安佐南区で大規模な土砂災害があって、多数の死者行方不明者を出していると

いうのだ。う〜ん土砂災害怖い。8時半朝食を摂りに行く。30日滞在のH田&K山姉妹にお会いした

のでご挨拶。「来年またお会いしましょうね」って。食事が終わる頃Sイチロー氏登場。彼とは初朝食。

遅い昼 チロリアン航空 インスブルック=フランクフルト ビジネスクラス機内食(軽食)

  

11時半バゲジダウン、12時半集合出発。という予定だったが、実際はやることもなく、早めにロビーに

来て新聞読んだり、お喋りしたり。今日インスブルックは最高既婚18度という予想だが、今は15度位し

かない。東京は35度の猛暑日だって言うからなぁ、帰りたくないなぁ。ホテルマネージャーやスタッフ、

ワールドサマービレッジのお客、Yナセさん始めMラスさんの会社スタッフ、旅行会社の駐在員と添乗

員大勢の皆さんがバスを見送ってくれる。「お世話になりました〜!またね〜!」。インスブルックの空

港はすぐ近く。とても小さな空港だが、年間3億円もの利益を出しているとか。エライ!見送りに来てく

れたMラスさんは、飛行機が飛び立つまで空港2階バルコニーで手を振って見送ってくれた。今日は

曇っていてインスブルックの街を見下ろすことが出来なかった。アルプスも見えずに残念至極である。

夜 ルフトハンザドイツ航空 フランクフルト=羽田 ビジネスクラス機内食(和食) 

  

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8月 21日(木) 晴れ 今日も猛暑 広島の土砂災害被害広がる

朝 ありましぇーん

昼 ルフトハンザドイツ航空 フランクフルト=羽田 ビジネスクラス機内食(和食)

午後2時半発のチロリアン航空でフランクフルトへ。帰りの飛行機でも行きと同じ1席だけ浮いたような

席4−DだったのでY田さんにお願いして別の席に変更して頂いた。空いてて良かった。ところが午後

6時20分発のルフトハンザは時間が来ても飛び立たない。機体整備に時間がかかっているのだとか。

整備不良で墜ちたら困るけど、時間までにやっておけよな!1時間遅れで出発したのに、到着時間は

変わらない?どういうこっちゃ。日本の航空会社ANAなどに比べると、ルフトハンザクルーのサービス

は大雑把であるなぁと実感する。「食事はどうせ和食だろ」、ってな感じね。こっちも、じゃ和食貰ってや

るよ、って感じになるし。夏の合併号の後だから読む週刊誌もなく、映画も見ず、寝るしか無いから2時

間程目を閉じていた。隣のお年寄の夫婦はずっと眠っていた。羨ましい。昼の12時20分予定通り羽

田空港に到着した。暑いぞ!皆さん、お世話になりましたー!レンタルしたルーターも無事返却した。

夜 舟町 「おちあい」 お任せコース(揚げ茄子の煮浸し、じゅんさい入りとろろ汁、刺身盛り合わせ、

茶豆、和風しゅうまい、新牛蒡の唐揚げ、よもぎ蕎麦、ビール小ビン、麦焼酎 4千円

  

  

留守中姪のカオルが来てくれたから、お中元の段ボールや古新聞などはキレイに片付いていた。郵便

物もポストから引き上げて整理してあって助かるサウナ化した部屋を冷やすには、クーラーを強めにし

ても暫く時間がかかる。早速洗濯、メールチェックなど。夕食は「おちあい」に行き、つい「ただいまー」。

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8月 22日(金) 晴れ

朝 家食 メンチカツふすまバーガー、ヨーグルト

昼 新宿御苑 「民芸風手打ち蕎麦 志な乃」 合盛り(蕎麦とうどん) 1130円、けんちん汁 400円

  

涼しいからインスブルックに未だいるんだと目を開けたら我が家だった。クーラーが28度で作動してい

た。廊下に出るとムッと暑い。広島の土砂災害の行方不明者は更に増えて51人になった。広島以外で

も九州、四国、東北、北海道などで大雨が続いている。午前中新宿御苑近くの区役所まで住民票を貰

いに行く。1駅地下鉄に乗るのも何だし、近過ぎてタクシーには乗れないし、歩いて行くしか無い。あぢ

ぢあぢ・・・十数分歩いて区役所に着いた途端、どっと汗が噴き出した。汗が収まるまで暫く待って住民

票を貰う手続き。昼は「志な乃」。この店に来るとついクセで「合い盛り、けんちん汁も」と言ってしまう。

太くて硬い蕎麦とうどん噛み続けるとコメカミが痛くなる。それにけんちん汁も飲んでまた汗びっしょり。

夜 舟町 「仙水」(2人で) お通し:夏野菜と鴨の土佐煮、固ゆで茶豆、新さんまの肝焼き 2000円、

帆立貝・インゲン・牛蒡のかき揚げ 1300円、焼き水茄子 800円、魚介類野菜たっぷりの

冬瓜スープ 3000円、稲庭うどん、生ビール 2杯、麦焼酎、2人で2万3000円

  

  

  

新宿3丁目から銀行まではタクシーに乗った。「近くても乗るお客さん多いですよ、暑いですからね」と

運転手さん。そうですよねー。銀行で大きな額の振込み。銀行にはベテランの方が何くれとなく客の相

談相手になってくれる人がいて有り難いが「お振込みは現金からですかお通帳からですか」って。こん

な額持ち歩く人いないでしょうに。よし、これで必要な書類を来週書留で送れば懸案事項終了だ。夜A

先生が来てくれて前回の積み残し案件にとり組んで貰った。お陰でアイパットミニのメールも開通した。

遅くなった食事は「仙水」へ。夏場の名物料理冬瓜スープを食べたいから。一人じゃムリだから今日は

チャンスなのである。新さんまの肝焼きも旨い!クダンの冬瓜スープ。量がたっぷりで2人とも満腹!

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8月 23日(土) 小雨午後から曇り 30度で涼しい!

朝 無し!

昼 恵比須アトレ 「新宿中村屋」 蟹カレー(ライスかナン付き) 1080円−小ライス54円、サラダ・ド

リンクセット 432円 @1458円、持参のふすまパン

  

昨夜帰宅してからパクパク日記7月4週をアップした。出かける前ほぼ作っておいたもの。1ヶ月遅れ。

月に一度は恵比須ランチ。恵比須駅近くにあるアーユルベーダの施術に通うためである。夕方でも夜

でも良いのに午後2時に予約するのはランチも重視ってことである。一度だけ行った店を覗けば、恵比

須ランチはほぼ4軒と決めている。2番目に多く登場するのはカレーの「新宿中村屋」である。毎週食

べても飽きないが、今日はいつものインドカリーではなく蟹カレーを注文してみた。「辛くしてちょーだ

い!」とお願いして。で、これがなかなかイケルのですね。蟹も結構入っているし、辛さもマズマズでね。

夜 荒木町 「やくみや」 お通し:ゴーヤの佃煮、豆鯵の南蛮漬け 600円、だし冷奴 500円、鯵のな

めろう 700円、ぷりぷり海老茹でワンタン 800円、黒酢長芋酢豚 900円、とうもろこしのかき揚

げとヌキ 800円、生ビール 2杯、麦焼酎2合 @8300

  

ゴッドハンドS戸さんのお蔭で足の浮腫みはスッキリ。この状態がずっと続いてくれるといいんだけどね

ぇ。夕食は「やくみや」へ。お通しのゴーヤ佃煮だけで生ビールを飲んでしまう。お通しお替り!ぷりぷり

海老茹でワンタンは初めて食べるがツルンと口に入って来て美味しいな。黒酢長芋酢豚は最近のお気

に入りだ。「今年はこれで最後」と言うとうもろこしのかき揚げと〆の温麺を食べたいところだが、今夜注

文した料理はボリュームが多くて麺は食べられんな。天ぷら蕎麦の「ヌキ」ってあるでしょ。アレにする。

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8月 24日(日) 晴れ

朝 バナナ

昼夜兼用  品川区某所A先生+マキコ邸ホームパーティ プロシュート盛り合わせ、2種のトマトのカ

プレーゼ、具だくさんのポテトグラタン、チーズ盛り合わせ、ほうれん草と卵のグラタン、アボガドと

マグロのタルタル、うなぎとズッキーニの赤ワイン煮、大根と帆立のサラダ、豚バラ肉と豆の煮込

み猟師風、完熟トマトととろ鰯のカレー(夢子カレー)、ハチミツワッフル、シャンパン、白ワイン 2

本、赤ワイン 2本

  

  

  

  

    ご馳走さまでした!

7月末白金台のトラットリアで開かれたSブーお疲れ様会でグワシグワシとイタリアンを食べている時、

夢子カレーの話になった。私:開発者、A先生夫妻:味の継承者、Sブー:未経験者。ということで、S

ーに夢子カレーを経験して貰うべく「A先生宅でホームパーティ開催」ということで話が纏まった。それ

が今日。午後2時頃からグダグダと食べて飲んで遅い昼食+早い夕食しようということに。白ワインと

焼酎とインスブルックのお土産などを持ってタクシーに乗る。白金台と大崎の境にあるA先生邸はわか

りずらい。A先生がアイパッドミニのグーグルマップに自宅地図を落としてくれたから大丈夫!のハズ

だったのだが、「運転手さん、この道進んで下さい」とアイパッドを差し出してもタクシーの頑固な運転手

はその地図を見ようとしない。交番に聞いたり、A先生に私が電話したりしても迷ってグルグル走るば

かり。エライ目にあっちまったよ。いろいろあったけど、パーティ開始。カンパーイ!まぁ素晴らしい!テ

ーブルの上には既に冷たいお料理が並び、熱々のお料理も次から次へと運ばれて来る。新婚間もなく

の頃、この家に引っ越されて暫くした頃、何度かパーティにはご招待頂いているが、2人とも料理の腕

を上げたね。アボガドとマグロのタルタル、うなぎとズッキーニの赤ワイン煮、豚バラ肉と豆の煮込み猟

師風は数千円取れるなぁ。そして〆は今日のメイン料理:完熟トマトととろ鰯のカレー、通称「夢子カレ

ー」である。自分で作る以外これを食べるのは私も初めてだったので興味津々。旨い!これ旨いわ!

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【今週の振り返り】

今年もまたインスブルック滞在で多くの山に登った。自分の足でではないところがチト悔しいが、登山列

車とかケーブルカーとかロープウェイとかリフトとかいろんな乗り物が私を高い山に連れて行ってくれた。

そんな風に滞在中登った山は、インスブルックの象徴ノルトケッテ(2256b)、ドイツ最高峰ツークシュ

ピッツェ(2962b)、レッヒのリューフィコプフ(2362b)、そしてトップオブチロル(3210b)。どこも「こ

んなに早く登れちゃうの?」とビックリするような速さで登ってしまう。標高1450bのレッヒからリューフ

ィコプフまでの900bをロープウェイで登る時間は3分数十秒。ヨーロッパ各国の王室が愛して止まな

い高級リゾート地レッヒがあれよあれよという間に小さくなり、代わって目に飛び込んで来るのはアール

ベルクの谷はもちろんのこと、晴れた日にはイタリア、スイスの山々まで見渡せるのである。石川五右

衛門でなくても、ここは「絶景かな、絶景かな」と叫んでしまうぞ。おまけの話、このレッヒは、長野県白

馬村と友好都市なのだよ。

インスブルックは私が多感な少女時代を過した長野県大町市と姉妹都市である。大町市は立山黒部ア

ルペンルートや北アルプスの玄関口として知られるが、少女時代の私は、蓮華岳、爺ヶ岳、鹿島槍が

屏風のように連なる姿を朝な夕なに眺めては夢を見ていた。よくドラマで主人公が前後の脈絡も無く、

「私海が見たい!」なんてトートツに言ったりする。たいがいは最終電車なんか終わってしまった真夜中

だったり、学校や職場に行かねばならない平日の朝だったりね。そんな時、主人公の傍にいる人物は

お約束のように「行こう!今すぐ海を見に行こう!」なんて易々と賛成しちゃうの。暫くするとシーンが変

わって、2人で誰もいない海を眺めながら、「やっぱり海はいいわぁ」なんて言うんさ。そんなドラマを観

て、私は「ケッ!」って感じでせせら笑っていた。「海でないよ。山だよ。絶対山がいいよ!」ってね。西は

3000b級の北アルプス、東は1000b級の山に囲まれた盆地に南北に流れる高瀬川。大町の地勢は

インスブルックとよく似ているのである。

8年程前訪れたスイスで一番驚いたことは、モンブランを見渡すエギーユ・デュ・ミデュ展望台まで乗り

換え含めロープウェイで20分弱3770bまで登って行ったこと。麓のシャモニーから2800b上ったこ

とになる。更には高速エレベーターで3842bまで行ってしまった。その3日後には北壁で有名なアイ

ガーとメンヒの間にトンネルを掘って進んで行く登山列車に乗って、ヨーロッパで一番高い駅ユングフラ

ウヨッホ駅(3454b)に行った。ここから高層エレベーターで3573bのスフィンクステラスに行って、メ

ンヒ(4099b)やユングフラウヨッホ(4158b)を拝んだのだ。ここまで連れて来てくれた登山鉄道は、

日本の明治時代から工事を始め、16年後の1912年(大正2年)に開通させたという話を聞いて、腰が

抜けるほど驚いた。先見性というか技術力の高さというか計画性の確かさというか勇気というかね。ま、

全部だわね。ドイツ最高峰ツークシュピッツェ(2962b)にもドリルのようなカタチで山中に穴が開けら

れ登山列車が走っているから、麓の町から80分位で山頂駅に到着してしまう。日本で富士山に穴開け

て汽車走らせます、なんて言ったら袋叩きに会っちゃうけど。日本人は富士山信仰だもの。もっとも火

山だから技術的にムリだと思うけどね。国民性の違いとはいえ、ヨーロッパに行ったら、楽チンコースで

高い山を楽しめるのは有り難いことである。

国民性の違いはまだあった。ヨーロッパの人は自転車が大好き。そんな高い山に連れて行ってくれるロ

ープウェイや登山列車に自転車を持ち込むのだよ。で、頂上からマウンティンバイクに乗ってどこかに

消える。縦走とか下山とかするんでしょうね。ご苦労さん。ロープウェイに乗って下を見つめると、歩い

て山を登っている人が結構いることに気付く。まぁそうゆう人には「お好きにどうぞ」って感じなのだが、

かなりの人が犬を伴なっていることが気になって。犬は果たして山登りを喜んでいるのだろうか。ご主

人について来たらこうゆうことになってしまって戸惑っているのじゃないだろうか。登山拒否などしたら

「非忠犬」と叱られるのだろうか。登山における犬の疲労度はいかほどなのだろうか・・・・・。それが気に

なる。

                   ボクずっとインスブルックにいるか

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           * インスブルック滞在は  8月 1週、  8月 2週 をご覧下さい。