パクパク日記15年7月5週
暑い暑い東京から暑い札幌へ。今年もうに三昧!
姪キリコ宅のハル 7千円のウニ丼!
7月 27日(月) 晴れ もちろん猛暑 父祥月命日
朝 家食 ツナと卵のトーストサンド、7種野菜の酸辣スープ
昼 恵比寿アトレ「マトリョーシカ」シェフ特選ランチ:ボルシチ、ハトムギサラダ、煮込みハン
バーグ、バターライス、アイスコーヒー@1180円+税
寝不足のため0時半就寝したが、1時間後に激しく足が攣って目が覚める。漢方薬を飲んで寝るも1時間
後にまたもや足が攣る。今度のは重症で暑い廊下を歩くこと10分。ようやく痙攣が収まってベッドに戻
るが、すっかり目が覚めちゃって。未だ3時過ぎなのに。朝方とろとろとしたらもう起きる時間でまたも
あ寝不足じゃ。月1の恵比寿ランチはロシア料理の「マトリョーシカ」。ボルシチやピロシキ、つぼ焼き、
キッシュ、ビーフストロガノフなど女子が好きそうな料理を組み合わせたメニューがあるから女子比率高
し。私はそうゆうメニューは無視してだいたいガッツリ系日替わりシェフ特選ランチだけどね。午後アー
ユルベーダの施術を受けたら寝不足が続いているから爆睡してしまったさ。終わりました、ってガックリ。
夜 荒木町「おく谷」お通し:ワカメジャコ酢、ラタトイユ850円、カレー大根500円、茄子とくるみ
味噌炒め650円、稚鮎の南蛮漬け850円、焼きそば800円、生ビール2杯、麦焼酎「吉四六」ボトル
@1万1610円
今日は父の祥月命日だ。20年間位は両親の祥月命日には禁酒して来たのだが、母が亡くなって35年、
父も30年経過すると、心の中でお詫びしながら普段と同じように飲んでいる。だいたいフツーならお
墓参りに行くよなぁ。毎年5月の母の命日近くに八王子の奥の方の霊園に行く習慣だが、今年はそれ
すら出来なくて仏様に申し訳なく思っている。でも、仏壇は我が家にあるから、いつも一緒にいるよ
うな感じなんだけど。「おく谷」。ご主人の高齢のお母様がいつも閉店近くにいらっしゃるのだが、入
院されたそうだ。お大事にして下さい。いつもはこの店の塩辛炒飯を食べるのだが今日は焼きそば!
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7月 28日(火) 曇り
朝 家食 由布院の茹で立てトウモロコシ
眠れたよ!
昼 家食小さな冷やし中華、Lチキレッド、トウモロコシ、オニオンスープ
昨日由布院の宿からトウモロコシが届いた。10本。3本自分用に茹でて、残りはアチコチにおすそ分け
した。「ハモニカ食い」すると、いかにもトウモロコシを食べてま〜す!という気持ちになる。10時
歯医者の予約している。朝から雷雨の予報が出ていて不気味。治療が終わったら、コンビニで小さな冷
やし中華とLチキレッドを購入してさっさと帰宅。家でランチを摂った。おかげで雨に遭わずに済んだ。
遅い夜 舟町「舟町一期」 お通し:のど黒のお頭焼き(!)、フレッシュトマトとモッツァレラチー
ズのカプレーゼ750円、焼き枝豆680円、煮穴子の炙りツメソース1200円、海老真丈サンド揚げ
730円、生ビール640円×2杯、麦焼酎 @5220円
パクパク日記を作りながら疲れると、税理士先生に提出する伝票の整理や明日出発する旅の準備をする。
6月2週分は昨日完成させたが、未だアップしていない。大急ぎで6月3週分も仕上げて一緒にアップ
と思っていたのだが、この分では終わらないかなぁ。ならばと6月2週分をアップして「舟町一期」に
行く。もう午後9時過ぎだ。お通しにのど黒のカマ焼きが出て来てビックリ!こんな立派なカマ焼きを
食べたらお通しだけでお腹に溜まるじゃないの。こちらのご主人は人が良いんだから!!ほう、この店
も枝豆焼いているなぁ。焼き枝豆って流行りなのだろうか。煮穴子の炙りも海老真丈もどちらも旨いぞ。
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7月 29日(水)東京も札幌も曇り
朝 トウモロコシ
昼 ANA羽田=札幌プレミアムクラス機内食
珍しく2夜続けてちゃんと眠れた。トイレも1度しか起きなかったし、足も攣らなかった。もっとも
寝る前に漢方薬ツムラ68(芍薬甘草湯)を飲んだけど。私の場合、どうも右を下にした横寝が安眠
をもたらすようだ。それってホンマかいな。午後1時の便で札幌に向かう。ランチはプレミアムクラ
スの機内食。弁当付きだからっていうことにツラれて、高いプレミアムクラスに乗るってどうよ、と
思いながらやっぱり乗ってしまうんさ。伊丹=羽田移動の時は短時間でまさにソソクサと食べねばな
らないが、札幌行きだとゆっくり食べられていいな。やっぱりご飯は温かいとぐんと美味しくなる。
夜 札幌・ホテルオークラ札幌「杉ノ目」北海道味めぐり会席・知床フェア6480円+海水ウニ
3240円、生ビール756円×2杯、麦焼酎「吉四六」ボトル6480円
「今年の夏は是非!」と言われていた札幌在住のH間夫妻と食事する予定だったが、あいにく看護士を
されている夫人の夜勤と重なってしまった。ではまた来年!たまには札幌一人飯もよろしかろうと、ホ
テル地下の郷土料理亭「杉ノ目」に行く。この店の朝食膳が大好きなので、一度夜食べてみたかったの
だ。北海道味めぐり会席は知床フェアで6480円と安いから、海水ウニを追加してしまおうか。あれ、こ
れちょっと少なくね? 3000円もするのにぃ。毛ガニは店の女性がちゃんと食べ易いように剥いてくれ
る。有難い!食事の蕎麦もなかなかだった。焼酎「吉四六」をボトルで取ってあらかた飲んでしまった。
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7月 30日(木)札幌は曇り
朝 札幌・ホテルオークラ札幌「コンチネンタル」 朝食ヴュッフェ 2160円
自宅にいると(あまりいないけど)、朝ご飯はどーでもよくなる。その人間が旅に出ると、キチンと朝
食を摂るから不思議だ。ことに「朝食付き宿泊」で、オークラのように日付け入りの食券を渡されると
「食べねば!」とプレッシャーが余計かかる。で、早めに起きて今日の日付け入りの食券を握りしめて
食べに行った。今日はヴュッフェレストランの「コンチネンタル」。中国人客が多いがオークラに宿泊す
る人達は騒ぐ人は少ない。ここの野菜たっぷりのスープが好き。やさしい味。今年はメロンが無いぞ!
昼 札幌南2西2「トレジャー」 北海道牛と知床赤豚の手ごねハンバーグスープカレー 海の恵み
スープ味1134円+辛さC、揚げニョッキ5個108円 小ライス、プレーンラッシー378円
美味しい食事をするためには空腹でなければ。早く空腹になるためには散歩くらいしなくちゃ。と散歩
に出かけたのだが、5分歩いたところで「三越」があったのですっと入る。1階で日傘を買わされ、帽子
を買わされ、6階で洋服を何枚も買わされた。これではちっとも運動にもならないし、荷物が重くて歩け
ない。ということで、6階の婦人服屋さんに荷物を預けて手ぶらで再出発。幸い空腹になったので、スー
プカレーの「トレジャー」に行く。人気行列店の「GARAKU」の姉妹店でビル地下1階にある。隣は
「大戸屋」だ。手前に禁煙席のカウンターとテーブル席、奥が喫煙席になっている。スープカレー屋に行
ったらその店のメニューの仕組みを把握せねば。海の幸か山の幸スープどちらか選ぶ。海!辛さはCにし
よう。ライスは小。メニューは色々あるが、北海道牛と知床赤豚の手ごねハンバーグスープカレーにしよ
う。トッピングは揚げニョッキ5個、それとラッシーを一緒に。スープを一口。何んて美味しいんだろう!
午後のお茶 札幌たぬき小路「ドトール」アイスコーヒーМ270円
夜 札幌宮ヶ丘「コートドール」(2人で)1万2千円コース(アミューズ:チーズ入りシュー、ガスパ
チョと花咲蟹のカクテル、冷たいフォアグラのコンフィ ナッツとナイアガラのジュレ、蝦夷アワビ
とウニのリゾット アワビ肝のコンソメ、羅臼一本釣り金目鯛ソティ、黒毛和牛ステーキ温野菜添え、
チーズ盛り合わせ、フロマージュブランデ、苺のガスパチョと苺シャーベット、プティフール)、ハー
トランドビール、白ワイン(シャルドネ)1300円×2杯、赤ワイン(ボルドー・メルロー)1300円×
2杯 2人で3万9650円
姪のキリコは今札幌の銀行で働いている。東京に住んでいた時代、新卒で入ったのも銀行だったからね。
一日働いた彼女が、一日遊んでいた叔母の私をホテルまで迎えに来た。「久しぶりね、ダイエット効果
ありありじゃん」。一緒にタクシーで宮ヶ丘のレストランに向かった。「コートドール」。去年もここで
キリコと食事をしたが、私は7年前から毎年来ている。4回は元歯医者のヤスコちゃんと、1回はH間
夫妻の結婚の祝いにね。年に一度しか来ていないのに、支配人とはすっかり顔馴染みだ。いつもと同じ
1万2千円のコース。7年前からコースの値段が変わらないというのも驚きだ。キリコは数か月前から
炭水化物オフのダイエットに取り組んでいるが、「今日は忘れたことにする」そうでパンなど私の分も含
めて5個もムシャムシャ食べた。だ、大丈夫かぁ!これまでの努力が水の泡にならないようにね。デセ
ールは苺のガスパチョと苺シャーベット。今晩留守番をしているダンナは驚くほど苺好きなのだそうだ。
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オカーシャーンお帰り!ペロペロ てへへ〜甘えてんの 躾だって一応出来るよ
手足思いっきし長いっしょ 落ち着くことだって時々出来る ソファ全部分解しなくちゃ
姪のキリコはダンナの転勤で札幌に住むようになった。ダンナの実家は函館だが、マンションを購
入し、念願のワンコも飼い始めたのが去年の春。「ハル」と名付けられた。犬種は、アイリッシュ・
ソフト・コーテッド・ウィートンン・テリア。私、未だ覚えられない・・キリコのマンションに一
緒に行く。玄関にはエレベーターに乗せる時使用するベビーカーがあった。去年はハルも子犬だった
からこんなのは必要無かったのか。今は20`弱というから抱っこはムリだわ。家に着くなりハルは、
おかーしゃーん、おかーしゃーん、サビシカッタヨ〜と立ち上がってキリコの顔を舐め回す。ぺろぺ
ろぺろ、おかーしゃーん。たまらんなぁ。朝から晩まで一人で留守番しているハルは、働き者犬の血
がタギルのか、ソファなど家具の分解に取り組んでいて、おとーしゃーんを泣かせているそうだよ。
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7月 31日(金)札幌は曇り
朝 札幌・ホテルオークラ札幌「杉ノ目」 和朝食膳 2160円
今日も札幌は曇っている。私が来る1週間前位からずっとこんな天候が続いているのだという。天気は
パッとしないのにしっかり暑いのだから「夏の札幌」の魅力無いよね〜。今朝の朝食は一昨日の夜行っ
た「杉ノ目」。夏の間は、生ウニにいくら醤油漬け、グリーンアスパラ、トマトジュース、それにメロ
ンと夏の北海道らしい魅力的な食材が並ぶ。鮭や梅干しもあるからご飯1杯で済ませるはタイヘン!
昼 札幌南1西6 「スープカレードミニカ」スープカレー黄色・ハンバーグ・小ライス950円、大
辛のC、納豆餃子150円、フライドオニオン100円、ラッシー金〜日は200円
ジャスマックプラザの天然温泉「湯香郷」は夏日の割引有り
札幌に来たら私のランチ優先順位は圧倒的にスープカレーだ。今日は「スープカレードミニカ」である。
4色あるスープから選択。私はドミニカの源流という黄色、ライスは100gの小、具材はハンバーグ、
辛さは大辛のC、トッピングは納豆餃子とフライドオニオン。サラダは小さな器にセルフだ。食べた
感想はフツー。比較すれば、昨日の「トレジャー」に軍配。ここも悪くはないけど。札幌に来た時だ
いたいは行くところと言えば、円山(まるやま)動物園、映画館、そして温泉。市内にも徐々に増えて
来たが、私は大昔からすすきののホテル、ジャスマックプラザの天然温泉「湯香郷」を利用している。
ここ何度も泊まったこともあるし。夏日の25度超えていくら、30度以上の真夏日ならいくらと段階ご
とに入場料の割引があるのだよ。暑いと温泉に行こうなんてフツーはあまり思わないものね。今日は
30度にわずかに届かず1620円だった。温泉ポチャン後は90分のアーユルベーダを。下手な人だった。
夜 札幌すすきの南4西3「おしどり」(2人で)1万2600円の錦コース(前菜スイカとウニす
り流し、珍味盛り合わせ、刺身:帆立貝・ヤナギ(蛸頭)・アムール川の時知らず・イクラ醤油漬
け、選べる料理:大ボタン海老とウニ醤油ご飯、毛ガニ焼き、きんき、のど黒(1人2種×4を2
人でシェア)、無敵のウニ丼+3500円、大アサリ汁)、生ビール500円×2杯、麦焼酎ダブルロック
2人で3万4450円
1年ぶりに元歯医者のヤスコちゃんとホテルロビーで会う。あなた全然変わっていないわね。私はすっ
かり老婆になっちゃったけど。今夜の食事は去年と同じ「おしどり」よ。さぁ行きましょう。今夜は花
火大会。そういえば去年も花火大会の夜だった。同じ花火高いの日に同じ店に同じ人と同じものを食べ
に行ったわけだ。1万2600円の錦コースで選ぶ料理もほぼ同じ。去年と違ったのは店のご主人の元
気が無かったこと。すっかりおとなしくなって。そのせいかウニやイクラのこぼれ具合が足りないよ!
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8月 1日(土)札幌も余市も快晴!
朝 札幌・ホテルオークラ札幌「コンチネンタル」 朝食ヴュッフェ 2160円
余市にあるニッカウヰスキー北海道工場余市蒸留所に見学に行った
ニッカウヰスキーの創始者で「マッサン」のモデル竹鶴政孝とリタ夫人が住んでいた家を再現
これが第一号のウィスキー 醸造所の風景 こちらは縮小模型
昨年10月肋骨を折りながらも関西から札幌に飛んで来た時、恒例の女子会をやった。ミカちゃんとカ
ネッコとカニちゃんは昔の部下だが、彼女たちもアラフィス!その宴会で「来年の夏はみんなで余市
に行きましょう!」と提案があった。午前10時ホテルのロビーに3人が迎えに来てくれた。ミカ号で
出発!ずっと曇っていたお天気も、今日はピーカンのドライブ日和。賑やかにお喋りしながらも美しい
車窓の景色を楽しむ。小樽を超えてやがて余市へ。ニッカウヰスキー蒸留所の駐車場入口から入った。
ウィスキーの歴史、ニッカウヰスキーの歴史、創業者竹鶴夫妻についてなど充実した展示が行われて
いる。朝ドラ「マッサン」は3月末終了したが、人気は未だ続いているようで「竹鶴」と並んでニッ
カの看板ブランド「余市」と「宮城峡」の原酒が不足して来月で販売を終了しそうとだと。売れ過ぎっ
てのも具合が悪くなるのだね。「マッサン」ではサントリー創業者鳥居信二郎役の堤真一が良かった。
昼 古平「港寿司」 (4人で)馬糞赤うにB丼 6500円+税 (ゴチになった!)、
へら蟹432円
これがへら蟹 生涯で一番高い馬糞赤ウニのウニ丼7020円也!!!
ミカちゃんの海鮮丼 カネッコとカニちゃんの握り10貫と小ウニ丼 古平(フルビラ)にある港寿し
余市ランチならここ、という「柿崎商店海鮮工房」に行ってみると、2階から階段に人が並び、1階に
も行列が続いていた。これは阿寒湖。アカン。よし、もっと先に行こうと古平(ふるびら)に向かう。
私は完全に3人にお任せ状態。20分後「港寿し」に到着。車の中から予約してある。私はすぐにウニ
丼にしようと決めたが、他n3人はメニュー見ながら悩んで悶えて(笑)。結論。ミカちゃんは海鮮丼、
カネッコとカニちゃんは鮨10貫+小ウニ丼。私は馬糞の赤ウニだが、小ウニは紫ウニだ。その前に、
余市やこの辺で獲れるへら蟹を皆で。初めてだが、甘くて美味しいね、安いのに。そしてウニ丼登場!
ご飯少なくと言ったからご飯とウニはほぼ同じ高さ。ネットリ甘くて旨い!人生最高値段7020円のウ
ニ丼になった!でも3人がご馳走すると言い出しておおいに慌てる。ご馳走様!3人も大満足のランチ。
夜 札幌「Sagra」(4人で) 8千円コース(ジュンサイと函館のふぐの皮茄子茗荷生姜、余市のト
マトと山羊チーズのホエー、函館メジマグロ藁燻り 野菜のクスクスバジルオイル、冷製タリオ
リーニ、鰯のブルスケッタ、ウニと冬瓜のパスタ、花咲蟹とズッキーニのラビオリ、和牛のロー
スト スナップエンドウ添え、チーズ4種、スイカシャーベット)、生ビール400円×2杯、白ワ
イン(テレザマナラシャルドネ7100円、グラヴェッロ7900円)、赤ワイン(ブルネッロモンタル
チーノリゼルヴァ2004 1万4500円×2本) 4人で7万1800円
一旦ホテルまで送って貰って夜再集合。驚くことに、ちょっと遅刻して来たカネッコは自宅のある岩見
沢に戻り、友人の御尊父様のお通夜に行ってから札幌に戻って来た。フツー岩見沢まで夜帰ったら夕食
の約束はゴメンね、ってことになると思うのに。ま、それはともかく乾杯!今日は余市までのドライブ
ありがとうございました!そして人生最高のウニ丼ご馳走さまでした!今晩は私メが馳走しますので、
存分に飲んで食べて!札幌でも人気のイタリアン「Sagra」のコースよく食べたねぇ。北海道の旬の食
材ふんだんに使ってあった。そして白ワイン2本、赤ワイン2本。1人1本の計算。ご主人ビックリ!
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8月 2日(日)札幌も東京も晴れ
朝 札幌・ホテルオークラ札幌「杉ノ目」 和朝食膳 2160円
予約する時は「4泊もすれば・・」と思うのだが、過ぎてみればアッという間に過ぎてしまうものでね。
夏の札幌最後の朝食は「杉ノ目」で。ゼータクに生ウニとイクラをご飯にのっけて、焼き海苔でくるみ
ガブリと食べた。今年も美味しい北海道だったな。少々罰当たりなゼータクだったな。さぁ、帰ろう。
昼 ANA札幌=羽田プレミアムクラス機内食
地味な弁当
夜 家食 ヒレカツサンドカレー味
帰宅して洗濯。あとはひたすら書斎のパソコンの前に座ってパクパク日記の作成。快楽の後の労働ってわ
けさ。思えば札幌ではプリン体とかコレステロールとか何だかかんだかとカラダに負荷かけるもんばっか
食べて来たような気がする。(気じゃない!真実じゃ!)反省込めて空港で買ったヒレカツサンド。無酒日
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【今週の振り返り】
人気のある町や地方は羨ましい。当然観光地に多いのだが、「京都」と聞いて、多くの人は「京都ぉ〜〜!
憧れぇ〜!」と即夢見ごこちになっちゃうし、「沖縄」と聞けば、「行きた〜い沖縄ぁ!」と若者は叫ぶ。
「北海道」ならどの世代も「いいよね〜北海道ぉ〜」と目を輝かせる。「神戸」や「金沢」、「湯布院」「軽
井沢」などにも人々は同様の好感度を持っているような気がする。日本に限らず「パリ」や「ロンドン」、
「ウィーン」「ヴェネツィア」、「ローマ」、「ニューヨーク」、「香港」などの大都市や、「ハワイ」、「バリ島」
や南仏の「プロヴァンス」やイタリア中部の「トスカーナ」、など地方や地域にも人々はトキメク。地名
を聞いただけでナゼかワクワクドキドキする。
これが食べ物だったらどうだろう。「ご馳走するけど何が良い?」と若者達に聞いても「何でも大丈夫っ
す」と言うクセに、具体的に「焼肉かな?」、「うなぎ?」、「お鮨?」、「しゃぶしゃぶ?」どれでも彼らの
顔がニヤケて来る。高いからではない。もっと高い「懐石コース」とか「トリュフ料理」とか「フカヒレ
料理」とかには反応が鈍い。私なら「カレー」と聞くだけで途端に元気になるけどね。余談だが、今の
若い人は「大丈夫」という言葉多用するよね。「大好物です」」とか「食べたいです」とか言えばいいもの
を「大丈夫」だからなぁ。「食べることは可能です」みたじゃないか。
人気の背景は、その町の実力もさることながら、イメージも大きい。テレビや映画で観た映像や雑誌やポ
スターで見た写真などが、行ったことのない国や地方や町のイメージを徐々に形成していくんだろうな。
京都なら、祇園の花見小路を舞子さんが歩いていく場面や雪景色の金閣寺、加茂川べりをそぞろ歩くカッ
プル場面・・・私も行きた〜〜い!ということになる。まぁ京都の場合、JR東海さんが映画「サウンド
オブミュージック」の「マイフェバリットシング」のメロディを背景に満開の桜や燃えるような紅葉を
テレビで流し続ければ、誰だって「そうだ京都、行こう」ということなるわなぁ。
北海道の場合はどうだろう。「でっかいどぉ北海道」のイメージ強いよなぁ。昭和52年に全日空さわやか
キャンペーンでコピーライターの真木準さんが考えたキャッチコピーだ。このコピーだけで、地平線が見
えるような広大な北海道が目に浮かぶから凄い力だ。因みに、このキャッチコピーはJTBグループの調査
研究機関JICが行った1964年〜2006年の旅行キャッチコピーのアンケート調査を発表したが、「でっかい
どぉ」は堂々の2位に入っている。まさに名作コピーだ。広大な土地、北大のポプラ並木、富良野のラベ
ンダー畑、旭山動物園のペンギン行進、網走番外地、辺り一面の雪景色、札幌の時計台、小樽のオルゴー
ル、釧路湿原、オホーツク海の流氷、スキー場、どこまでも真っ直ぐ道、マリモ、サラブレッドと牧場、
梅雨が無い、礼文島のうすゆき草、霧の摩周湖、ばんえい競馬、函館朝市のウニイクラ丼、夕張メロン、
富良野メロン、ほっけ、ジンギスカン鍋、時知らず鮭、札幌ラーメン、旭川ラーメン、函館ラーメン、
じゃいも、スープカレー、トウモロコシ、函館イカソーメン、鮨、帯広豚丼、赤飯に甘納豆、ボーイズ
ビーアンビシャス、涼しい夏・・・。
北海道の人気はイメージだけじゃないね。名コピーの力だけでもない。ちょっと考えただけでも、これ
だけ北海道の魅力が次から次へと浮かんで来るのだから。半分が食べ物ネタで恥ずかしいが。札幌の夏
に行き始めて8年になるが、魅力的な食べ物もさることながら、一番の目的は「涼しい夏」。それがね、
札幌も地球温暖化の影響か、どんどん暑くなってしまって。仕事で北海道支社にしばしば行っている頃
「1週間25度の夜が続いて、家族全員寝不足で」と支社のメンバーが言ったのでタマゲタことがある。
それほど札幌は涼しかった。げんに札幌の一般住宅・マンションには冷房が無い家が多い。使っても1
週間程度なら不経済だからと買わないのだ。ところが、最近はボチボチとクーラーを買う人が増えて始
めたと聞いた。う〜む、この状態は困るなぁ。夏場1週間の貴重な「国内の楽園」を奪われては私はと
ても困るのだ。私が札幌を去ってから「爽やかな札幌らしい夏」に戻ったと姪のキリコからメールがあ
った。来年は、札幌に行く時期を慎重に考えよう。
ここ掘れワン!また来てワン!
* 涼しいですね。 7月 4週 を未だ読んでおられない方は
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