パクパク日記15年12月4週
「パリの旅」は「伊勢志摩滞在」になった。イブは伊勢神宮参拝
志摩半島英虞湾 伊勢神宮内宮境内
12月 21日(月)晴れ
朝 家食 「クノール」海鮮リゾットの四川麻婆豆腐がけ、「タニタ」の味噌汁
昼 恵比寿 「マトリューシカ」シェフお勧めスペシャル:煮込みハンバーグ定食(ハト麦サラダ、ボ
ルシチ、十六穀米ピラフ、ドリンク付き)1280円+税
プーチンは怖いけどロシア料理は旨い
昨日は風邪+転倒による膝痛・左頬痛などの絶不調で、夕食もイタリアのインスタントリゾットを食
べただけ。それも半分残して酒も飲まずに寝てしまった。今朝は少し調子が戻ったか。残りのリゾッ
トを捨てるのももったいないので、麻婆豆腐をかけて食べたら意外な旨さ。マンションの鍵束が行方
不明なので、鍵メーカー代理店に玄関鍵のシリンダー交換をファックス依頼していたが、そこから電
話が来た。年末はムチャ混みで一番早くて28日とか。仕方ないやね。ランチは「マトリューシカ」
で。今年最後のアーユルベーダ。このところ私の一番のリラックスタイムはこの2時間。S戸さんの
ゴッドハンド。有難いことだ。いつもなら帰りにアトレの書店に寄るが今日は約束があるから即帰宅。
夜 荒木町「四谷うえ村」(2人で)1万5千円コース(九十九里の蛤湯葉蒸し、青森の鮑蒸しと余市
の鮟肝スイカの奈良漬けのせ、お造り:ふぐと皮・つぶ貝・佐渡の鰤・本鮪、焼き餅入りスッポ
ン汁、越前蟹、のどぐろ(紅瞳)とほおずき、聖護院蕪の煮付け蟹餡かけ、穴子栗蒸し生雲丹の
せ、海老芋と天然とらふぐ唐揚げ、鯛のお頭酒蒸し、季節の炊き込みご飯、漬け物、赤出汁、苺
とバニラ最中)、ビール、麦焼酎
ゼータクな料理の数々を有難く頂きました!
帰宅してから打ち合わせ。終わったら、さぁ美味しい夕食食べに行きましょう「四谷うえ村」でね。
今夜も最初から最後までご馳走のオンパレードであった。青森の蒸した鮑なんてムチャ柔らかくて。
薄く切った奈良漬がよく合うんだわ。餅は苦手だから食べて貰ったが、スッポン汁もあったまるわな
ぁ。スッポン大好き!のどぐろの「紅瞳」、ブランドだけあって脂が乗って旨いぞ!聖護院蕪の煮付
け蟹餡かけも素晴らしい旨さだ。最後は鯛のお頭を酒蒸しで。昨夜のチョー淋しい夕食とは天と地だ。
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12月 22日(火)東京は晴れ 伊勢志摩も晴れ
朝 家食 「ニッシン」の豆腐スンドウブチゲ
昼 近鉄特急車内にて 津・元祖「千寿」天むす700円、お茶
2個半で満腹!
出かける前にパクパク11月3週アップ。ありゃりゃ! 月曜日の夕食分そっくりコピー書くの
忘れておるじゃないか!イカンイカン書かねば。しかし出発時間が迫っているから帰ってから
にしよ。新幹線で名古屋へ。当初は近鉄に乗り換える前に名古屋メシと思っていたのだが、そ
んな時間が無いことがわかり、天むす買って特急車内で食べることにした。天むすって名古屋
発祥と誤解している人が多いようだが、津市の「千寿」なんだよ。一見ただ海苔を巻いたおに
ぎりに見えるが、中にはしっかり海老の天ぷらが入っている。でも私は「地雷也」の方が好き。
この近鉄特急には久しぶりに乗ったが、特急と言いながらよく停まる。準急でいいんじゃね?
午後のお茶 賢島・プライムリゾート賢島「cafeラウンジ」アイスコーヒー500円
海辺ホテル「プライムリゾート賢島」の中庭 「カフェラウンジ」でお茶
夜 プライムリゾート賢島「アッシュドール」 1万1880円のエクセレントコース(百合根のアイ
スクリーム黒胡椒、蟹のセルクルとういきょうのクレムー真鯛マリネと真菰茸のサラダ添え、栗
のスープ カカオの香りで、伊勢海老のソテーサフランソース彩り野菜とエストラゴン風味の葉
緑素、国産牛フィレ肉ステーキトリュフソース フォアグラとポテトコロッケ添え、苺のヴァシ
ュラン、カモミールティ、小菓子)、ドラフトビール950円、赤ワイン1万98円(バローロナル
チーゾリゼルヴァ2012)
約2時間半でようやく終点の賢島に到着した。ホテルの送迎バスの乗客は私一人だった。途中見える
景色が素晴らしい!英虞湾美しかねぇ。あぁこのゴルフ場でプロの大会があるんだぁ・・そして、よ
うやくプライムリゾート賢島に到着。近鉄系のホテルだが、東急ハーヴェストクラブの提携ホテルで
もある。1室1万円位だから2人で使えば@5千円だ。夏の季節は大いに賑わうホテルも、年末の今
は静かなものだ。大浴場もあるのにエレベーター無しの地下1階なので行くのは諦めた。その代わり
カフェでお茶を飲む。このホテルの眺めは素晴らしい。レストランは2つある。フレンチの「アッシ
ュドール」と和食の「イグレッグ志摩」。ん?聞いたことある店名だよん。 ん? どこだっけ!!!
思い出しましたよ!三宮の「北野ホテル」だ!聞いてみたら「北野ホテル」と提携していたが、契約
が切れたのだと。「店名も変えないといけないんですけど・・モゴモゴ」。今夜はフレンチである。う
いきょうのクレムーと伊勢海老にかけたサフランソース、牛フィレステーキが美味しかったですよ。
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12月 23日(水)伊勢志摩は曇りのち雨
朝 プライムリゾート賢島「アッシュドール」和朝食膳 2138円
和朝食膳を食べてから、近鉄各駅停車に乗って「鳥羽水族館」へ。ここもクリスマス間近だ
水槽の中を覗いているとちっとも飽きない。楽しい! セイウチパフォーマンス笑(ショー)
「へんな生きもの研究所」の通称「パーマ」セノテヅルモヅル ヤマトベンテンウニ ハナウミシダ
つぶらな瞳のヒメセミエビ ラッコちゃんだよ ハダカカメガイ(クリオネ)
人魚伝説のモデルとなったジュゴン ペンギン散歩も人気を集める
昼 鳥羽水族館「レストランベイサイド」三元豚カツカレー950円、お茶200円
水族館でもカレーを食べるってどーよ!しかもカツカレーって!
アフリカマナティも人魚伝説のモデル 草食動物なのだ 齧歯類最大のカピバラちゃんだよ
イキがいいね、旨そうだね、活イカ! やっぱり壺好きの蛸 巨大なタカアシガニ
スナメリは美しいぞ! つい「美味しそう」と言ってしまいそうでイカン、イカン
今朝朝食は和食を食べた。生憎の雨。それなら「鳥羽水族館」に行こう!賢島から各駅停車で30分、
中之郷駅下車、徒歩すぐ。シニア割引料金は2100円(大人2500円)。年取るっていいな。生き物の
種類では日本一と聞いたことがあるこの水族館は、閲覧順序を作らず12のゾーンを好きなように
歩いて見てね、という作りだ。全長240b、通路全長約1、5qもあるし、いくつかのショーや動物
たちの食事タイムなどもあるから案内図をジロジロ見ながら行動プランを立てた方がいいな。そう
やってたくさん見ましたよ、海や川の動物達。水族館好きだからね。セイウチパフォーマンス笑(シ
ョー)もラッコ泳ぎも面白いし「へんな生きもの研究所」も興味津々だった。美味しそうな水槽もね。
午後のおやつ プライムリゾート賢島「cafeラウンジ」チョコタルトとコーヒーセット 750円
昼食でカレーご飯半分残したので空腹に。おやつ食べた。イカン、イカン 志摩半島を空からみるとこう
夜 プライムリゾート賢島「イグレック志摩」1万1880円の瑠璃コース(あおさと豆腐の小鉢、お造
り: 伊勢海老・鮪・鯛・カンパチ、蕪蒸し、甘鯛柚子味噌焼き、牛ロース山椒焼き、蟹と鮑と胡
瓜酢の物、ご飯と赤出汁と漬け物、メロン)、生ビール950円、麦焼酎590円「ふしぎ屋」ボトル
外に出ると雨も降っているし、歩き過ぎてくたびれ果てた。これから電車に乗って帰るのも億劫にな
り、タクシーを呼んで帰ることにした。このタクシーの運転手さんが面白い人で楽しい道中であった。
夕食は日本食の「イグレッグ志摩」の瑠璃コース。お造りが旨いぞ。焼酎ボトルも1本すっと空いた。
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12月 24日(木)晴れ
朝 プライムリゾート賢島「アッシュドール」和朝食膳 2138円
朝食を終えてからチェックアウト。10時45分発パールシャトルで伊勢神宮内宮へ
「伊勢神宮」は通称で、正式名称は地名が付かない「神宮」。五十鈴川を渡って
三重県で作られている全清酒が奉納されている 清々しい境内を歩く 一番奥の御正殿前
昼 伊勢おはらい町「わらじや」松坂牛牛丼とミニ伊勢うどんセット1450円
これが名物「伊勢うどん」。柔らか! 内宮近辺にはおはらい町やおかげ横丁が
賢島に4泊もするなら伊勢神宮にお参りしない手はないだろう。と思うものの、近鉄電車で戻って、
まずは外宮行って、バス乗って内宮行って・・・なんて調べていると、なかなかにステッキつきなが
ら歩く婆さんには難関のように思えて来た。じゃ行かないのか?う〜んそれもなぁ〜、なんてイジイ
ジ思っている時一枚のチラシが。「乗れば神宮、乗ればホテル玄関前」伊勢神宮内宮と伊勢志摩近鉄
リゾートホテル直行バスですって。しかも片道500円だ。但し事前予約が必要。「パールシャトル
」という。宿泊しているホテルが始発で10時45分のバスに乗った。いくつかの近鉄系ホテル、賢
島駅、志摩スペイン村を経由してお昼前内宮に到着した。帰りは13時40分発のバスを予約している
からちゃっちゃと動こう。先ずはお参りである。何だか境内に入るだけで清々しい気がする。玉砂利
を歩いて一番奥の御正殿前で恭しくお参り。随分前だが、お伊勢さんには一度お参りに来たことがあ
って、その時は宮司さんのお話も伺った記憶がある。内宮を失礼してから近くでお昼を食べよう。特
に食べたいわけではないが名物の伊勢うどんを一度は食べてみなくちゃな。腰ゼロのやわやわうどん。
志摩観光ホテルベイスィート客室入口 靴を脱ぐのだ 突き当りは夕陽の眺めの良いバスルーム
広いリビングからは海が一望出来る。 リビングの奥はベッドルーム
午後のおやつ 賢島・志摩観光ホテルベイスィート「ライブラリーラウンジ」コーヒー
最上階にある宿泊者専用「ライブラリーラウンジ」は寛げるスペース 常にお茶もお菓子も
「ライブラリーラウンジ」から屋上庭園に出ることが出来る。英虞湾の景色が見事!志摩観光ホテルクラッシックが見える
今夜からは志摩観光ホテルベイスィートに泊まる。プライムリゾート賢島に迎えに来て貰いチェック
インした。どちらのホテルも近鉄系都ホテルズ&リゾーツの一員だ。従来からの志摩観光ホテルは、
クラッシックという名がプラスされ、耐震工事休業中。100b程離れた場所に2008年秋志摩観光ホテ
ルベイスィートがオープンした。今年5月末に開催される「伊勢志摩サミット」の会場となる予定だ。
夜 賢島・志摩観光ホテルベイスィート「ラ・メール」Traditionコース:アミューズブーシュ:真
珠貝のマリネ、生野菜と黒あわび肝のディップ、海胆ボンファムキャビア添え、黒あわびステー
キ ブールノワゼットソース、伊勢海老クリームスープ“アンシエンヌ”、伊勢海老のジュレ車
海老・黒あわび・キャビア、伊勢海老アメリカンソース、蜂蜜とレモンのシャーベット、松坂牛
フィレ肉ステーキペリグーソース、デザート:苺ピスタチオクリームブリュレとカルパッチョ、
ヨーグルトソルベそえ、フレッシュミックスハーブティ、プチガトー)、生ビール950円×2本、
赤ワイン2万2800円「シャトーダルマイヤック」2007
今日の夕食は、フレンチの「ラ・メール」。今回の伊勢志摩名古屋旅の食事で一番楽しみにしていた。
大昔2度食べて忘れられない思い出のご馳走が、ホテルは違えどここに来れば食べられるのだから。
メニューを見れば幾つかのコースが並んでいるが、私のお目当てはTraditionコース。どれもとんで
もなく美味しいのだが、眼目は黒あわびステーキ ブールノワゼットソースと伊勢海老クリームスー
プ“アンシエンヌ”、そして伊勢海老アメリカンソース!黒あわびステーキの柔らかく香ばしいこと!
伊勢海老のスープは余りの美味しさに泣きそうになる。アメリカンソースの伊勢海老は「世界で一番
美味しい海老」と言ってしまおう。赤ワイン「シャトーダルマイヤック」もgoodなイブディナー!
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12月 25日(金)快晴 風強し
朝 志摩観光ホテルベイスィート「浜木綿」志摩の朝餉膳
昼 志摩観光ホテルベイスィート「ラ・メール」伊勢海老クリームスープ2980円、ビーフカレー
2050円
英虞湾は真珠貝の故郷だ
昨夜の夕食は「夢見心地」であった。一夜明けて今日も天気が良い。ただ風が強くてね。すっかりお気
に入りの場所になった「ライブラリーラウンジ」で和食の朝ご飯の後コーヒーを飲み、屋上庭園に出る
と冷たい風がびゅんびゅんと吹いて。これはタマランと急いで室内に戻る。そうそう和食レストランの
「浜木綿」からよく見える小ぶりなプールと思えたのは「飾り」なんだそうだ。深さは数センチとか。
騙されたな。今日は一日ホテルにいるつもりだ。午後スパを予約しているだけで、ゴロゴロとゆっくり
していようと思う。昼ドキに「ラ・メール」に行くと、「え?予約されていらっしゃらない。あと2席
しか残っておりません」という大人気ぶりだった。さて、何を食べるか。昨日のスープとは若干違うが、
伊勢海老のクリームスープはゼッタイ食べよう。それにカレーか。辛くしてとお願いしたが、甘いぞ!
夜 志摩観光ホテルベイスィート「浜木綿」1万8500円の風懐石コース(先付け:焼き茄子琥珀寄
せ、粟麩揚げ出し、柿野菜膾、吸い物:真珠貝柱真薯とずわい蟹、お造り:鮪・わらさ・鱸、八
寸:いろいろ、焼き物:伊勢海老の雲丹焼き奉書包み、箸休め:一口素麺、合肴:猪肉そぼろ煮
鋳込み、蒸しアワビ唐揚げ、食事:鯛味噌茶漬け、香の物、赤出汁、水菓子:柚子の葛庵など)、
生ビール950円、麦焼酎「久寿」四日市ボトル6000円
5階に海の幸フレンチレストランの「ラ・メール」とラウンジ&バーの「バール・ファー」、4階に
は和食の「浜木綿」がある。今朝朝食を食べた「浜木綿」で夕食を頂く。風懐石コースにも豪華な
海の幸がふんだんに使われている。伊勢海老雲丹焼きは、大伴家持の歌が綴られた奉書に包まれて
登場した。メインは伊勢海老具足煮、蒸あわび唐揚げ、黒毛和牛西京焼きからのチョイス。え〜と、
あわびの唐揚げお願いしまーす。麦焼酎といえば大分など九州と思っていたが、三重県四日市の焼酎
もある。昨夜お世話になったソムリエ氏(唎酒師でもある)のチョイスと聞き信頼してボトルを飲む。
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12月 26日(土)今日も快晴!
朝 志摩観光ホテルベイスィート「ラ・メール」洋朝食セット
4泊した伊勢志摩滞在も今日まで。2日目こそ雨に降られたが、あとはずっと好天に恵まれた。今日
もちょっと風は強いが見事に晴れた。早起きしてシャワーを浴び、「ラ・メール」の朝食は一番乗り。
ソムリエ氏が、一番眺めの良いテーブルに案内してくれた。野菜ジュースやスープ、フルーツ、バス
ケットに入った数種のパン、ジャム、サラダ、そして卵料理はエッグベネフィクトとお茶のセット。
エッグベネフィクトは私には重いのでオムレツに替えて貰った。お名残惜しいがそろそろ帰ろうか。
昼 名古屋駅エスカ「コメダ珈琲店」海老かつサンド820円、たっぷりアイスコーヒー500円
賢島駅の開催日知らせるサミット看板 サヨナラ、鳥羽水族館 名古屋メシは海老カツサンドに(涙)
夜 名古屋ヒルトンホテル「源氏」天ぷらコーナー 1万1100円の月替わり創作天婦羅コース「志野」
先付け:紫芋豆腐、天ぷら:海老2尾、真丈のお椀、銀杏、白子海苔乗せ、鯒、鱚、小玉ねぎ、百
合根とクリームチーズ、ワカサギ明太巻、牡蠣磯辺巻、グリーンアスパラ、子持ち昆布と蟹、梅の
実、食事:かき揚げの天茶、デザート:フルーツ盛り合わせと菓子、生ビール840円×2杯、麦焼
酎「吉四六」1合2520円
名古屋ヒルトン26階エグゼクティブラウンジ
またあちこちの駅で停車する近鉄特急に乗って名古屋へ。正午到着し「いざ!名古屋メシランチぞ」。
昔名古屋出張の折にはちょくちょく「名古屋メシ」を食べていた「エスカ」の地下街にいそいそと行
ってみると・・・。ひつまぶし、味噌カツ、きしめん、カレーうどん、味噌煮込みうどん・・・どこ
も数十人の行列ではないか!45番目の行列になんか重いリュック背負って並べないよ!え〜ん、泣
きそうだ。しかし空腹だからどこかには入らねば。一番行列が短いのが「コメダ珈琲店」だった。20
分待ってようやくカウンターに席を取り「エスカ」のトイレに行くと、そこも20人待ち!初めて入っ
た「コメダ珈琲店」には餡かけスパなんてメニューはなく、それっぽいのは海老カツサンドか味噌カツ
サンド。海老カツサンドを注文したが、パンはすべて残した。ランチは失敗だ。ヒルトンホテルにチェ
ックイン。昔出張の際は宿泊していたホテルである。今年3月リニューアル工事をしたそうだがエグゼ
クティブフロワーはちっとも寛げない。高くなっただけか!夕食は中国料理店満席で入れず、天ぷらコ
ーナーに行くことにした。月替わり創作天婦羅コースは季節感もありなかなか満足のゆく内容であった。
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12月 27日(日)晴れ 今日からちょっと寒い
朝 名古屋ヒルトンホテル・ブラッセリー「ザ・テラス」和洋朝食ヴュッフェ
きしめんはここで
6時起床。シャワーを浴びて6時半には朝食を食べに行く。エグゼクティブ専用ラウンジでの朝食は
洋食だけと聞いたので2階のブラッセリー「ザ・テラス」の和洋朝食ヴュッフェ。昨夜練った作戦で
は、今朝の朝食は「早い時間に食べる&食べ過ぎない」ことが肝要。きしめんあれば少し食べても可。
こうすれば早くお腹が空いて午前中混まない時間に「エスカ」で名古屋メシにありつける筈なのだよ。
昼 名古屋駅エスカ「山本屋本店」牡蠣・名古屋コーチン入り味噌煮込みうどん(漬物付き)3456円
ホテルをチェックアウトしてタクシーで「エスカ」へ。「エスカ」は名古屋駅新幹線口(太閤口)の
地下にある。飲食店の開店は、10時、10時半、11時と順次。9時55分に到着した。今ならどの店も
選び放題だ。10時開店の「ゆうふく」に一番に入り「ひつまぶしを持ち帰りで作っておいてね」と注
文。その足で数軒離れた味噌うどんの「山本屋」で牡蠣・名古屋コーチン入り味噌煮込みうどんとい
う豪華3456円もするうどんを食す。その足で、少し離れた場所にある「山本屋」販売店で味噌煮込み
うどん2食分を購入。注文しておいたひつまぶしを受け取って帰京。はぁ、疲れた。作戦は成功だ!
夜 家食 名古屋「ゆうふく」のひつまぶし、「タニタ」の味噌汁
鰻1匹使った「ゆうふく」ひつまぶし
1杯目はそのまま 2杯目は薬味の山葵海苔ネギをまぶし 3杯目はそれにお茶をかけて
6日ぶりに帰宅。中止になったパリ旅行の代替だからって、国内で5泊もしなくても良さそうなもの
だが、伊勢志摩は結構遠いからね、どうせ行くならね。名古屋泊は余分だったような気がしないでも
無いが。それにしても食べたなぁ、この6日は。で、今夜は総仕上げ(笑)。テイクアウトして来た
「ゆうふく」のひつまぶしの箱を開けてみたら、とてもじゃないけど1回で食べられる量ではない。
6割を食べることに。自宅で食べるにしてもひつまぶしの食べ方は守る。この「ひつまぶし」は熱田
神宮の「あつた蓬莱軒」の商標登録。大きなお櫃(ひつ)で鰻とご飯をまぜた(まぶす)ので「ひつ
まぶし」になったらしいんだわ。でも「いば昇」という店も「発祥店」って言っているそうだし、発
祥は三重県だがやという説もあるらしいよ。鰻好きにはタマラン「ひつまぶし」であるがね。無酒日
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【今週の振り返り】
いつだったか、テレビを観ていたら、「三重なんて聞いたこと無いですぅ。それってどこ?県?九州
あたり?知らないの私だけじゃないよねー、皆知らないよねー」なんておバカな若い女性がインタビ
ューに答えていて、あまりのことにビックリポンだった。三重県と同じような扱いを受けていた県に
は滋賀県や佐賀県、島根県、鳥取県なども入っていた記憶がある。それが原因かどうか、滋賀県は真
剣に県名を「近江県」に変えるかどうか県民に問うなんてこと、ありましたなぁ。
で、三重県のこと。おバカ女性に聞きたい。キミね、伊勢神宮はどこにあると思っているのよ。あの美
味しい松坂牛はどこで生産されているのか。日本の多くの真珠はどこで育てられているのか。日本で唯
一のF1が行われる鈴鹿サーキットはどこにあるのですか。焼きハマグリで有名な桑名はどこでしたっ
け。日本の「俳聖」である松尾芭蕉が生まれた伊賀上野はどこにあるのか。映画監督の市川昆や小津安
二郎はどこの出身なのか。伊勢海老の伊勢っていったいどこなんだよ。マラソンの瀬古利彦や野口みず
き、レスリングの吉田沙保里はどの県で生まれたんだ!権勢を振るった平家の親玉・平清盛は伊勢平氏
の生まれって知ってた?的矢牡蠣が獲れる的矢ってどこよ。天むすは名古屋でなく津が発祥だけど、津
って何県にあるんだっけ。世界遺産の熊野古道は4県に跨っているけど、和歌山県、奈良県、大阪府と
あとはどこ・・・・。
まぁ、ここまでぐちゃぐちゃ書かなくても、伊勢神宮・松坂牛・松尾芭蕉・伊勢海老、これだけで、私
なんぞは「へへ〜〜い、三重県さまさま」って感じだけどね。「日本書記」などに登場する倭姫命伝説
では「美し国」と称されたことから、三重県は2009年から6年間「美し国おこし・三重」に取り組ん
だのだそうだ。「美し国」は「うましくに」。「うまし」は「美し」「甘し」、「旨し」。満ち足りた
よい国であり、美しい国ということだ。どこぞのおバカな若い女性よ(ゴメンね、おバカおバカってし
つこくて)、さぁ三重県が美しくて美味しい土地ってわかったでしょ。すぐ行こう!三重県に。
カタカナ会社で働いていた頃、志摩観光ホテルに2度行った。会議をするためだったが、会議が終わ
った後の食事に全員心が奪われていたことは確かで、果たしてどんな会議をやったんだかね・・・。
当時志摩観光ホテルには高橋忠之さんという有名な総料理長が活躍中で、彼が作り出す料理や空間に
お客はみな心酔していた。3時間煮込んだという黒あわびのステーキの柔らかなこと!焦がしバター
とほど良いニンニクが香しかった。挨拶に来られた高橋シェフに誰かが質問した。「アワビをこんなに
柔らかくする秘訣は」。高橋シェフは「その答えはですね、大根おろしにアワビを浸けておくんです」
と言ったのだったか。伊勢海老クリームスープ“アンシエンヌ”を褒めれば「この缶詰をお求め頂け
ればご家庭でいつでも召し上がれますよ」とちゃっかり営業もされる高橋シェフだった。現在の総料
理長は高橋シェフの愛弟子だった宮崎英男氏であり、ベイスィートに至っては未だ若い女性シェフ樋
口宏江さんだ。料理も時代に合わせた軽やかなものが加わってはいるものの、私が頂いたTraditionコ
ースの説明には「永年志摩観光ホテルでお客様に愛され続けてきたクラッシックディナーです」とあ
って、あの頃の一番のご馳走を思い出と共に食べることが出来た。
長く皇室からも愛された志摩観光ホテルだが、今年は「伊勢志摩サミット」で世界G7の首脳達が
海の幸フレンチのこの味を楽しまれるのだろうなぁ。皆さんに「何て美味しいんだ!」と絶賛され
るに違いないと私は思っているんだけどね。うん、ゼッタイ!
猫サミットでもやってみるかニャ
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