パクパク日記7年8月2週

               この夏2度目の軽井沢で美味しく過ごした一週間

 

     軽井沢万平ホテル  丸山珈琲店の前で

           

8月 7日(月)晴れのち曇り 夕刻雨  台風5号超ゆっくり北上

朝 家食 「紀文」の糖質ゼロ麺を使った鰯のつみれと卵うどん、納豆、ヨーグルト

 

   直ぐ空腹になるが糖質はゼロ

 

昼 荒木町「西宮」鯵フライ定食1000

 

 3日ぶりの銀シャリ!

 

午後のお茶 荒木町「何ちゃらいう店」アイスコーヒー400

冬物春物をどっさりお願いしていたクリーニング屋さんが品物のお届けに来てくれた。2回に渡って

届けられたが1回目は2万円ちょっと、今日は3万5千円だった。腕も良いが値段も高い店だが、コ

ート2600円なら例のサンモリッツのホテルに比べればジェンジェン安いもんよ。とすっかりランド

リー代では怖いモノ無し人間になっちまったよ。それよりも寒くなるまでこのコートの山をどこに保

管するかが大問題だな。実は先週木曜日から米を一粒も食べていない。無性にご飯が食べたい!とい

うことで「西宮」で銀鱈の西京漬け定食を食べたいと出かけていくと「売り切れよ〜。鯵フライで良

い?」はい、良いですよ。やっぱりご飯は旨いねぇ。帰りに寄ったカフェで紫煙に窒息しそうになる。

夜 家食 おでん、「紀文」のそうめん風とうふ(蟹かま、トマト)、サラダ、とうもろこし

 

  

 月曜日から無酒日だよ

 

明日軽井沢に出掛けるが、宿泊施設便は2日前に出す必要があるから、昨日荷造りを済ませて既に宅

配便で出した。あとはパクパク日記を明日更新出来るよう頑張らねばな。それにしても台風5号って

ヤツはいつまで日本に居座るつもりなのだろう。この台風のことを聞いたのは、未だスイスのサンモ

リッツにいた頃だった。太平洋上をグルグルっと小さな円を描くように動いたと思えば、ゆるゆると

歩く程の遅さで日本に近づいて・・。沖縄や九州、四国など5号がやって来るとなかなか進まないか

ら長逗留となる。大雨が続くことになって大迷惑だ。これが関東にも明日やって来るらしく、新幹線

は動くのか心配だよ、ホント。夕方K村税理士先生が来宅。この方来られる時はいつも雷雨とか台風

とか・・雨男でいらっしゃる。昨夜に続いて今夜もツマシイ手抜き家食+無酒日。かなりの低糖質だ。

           _______________

 

8月 8日(火)東京も軽井沢も晴れ 台風5号は日本海へ   夜四川省九寨溝で大地震!

朝 家食 緑黄野菜のサラダ、「ローソン」のブランパン、チーズ、納豆、野菜と卵スープ、桃、ヨ

ーグルト

 

 

昼 北陸新幹線車中にて 浅草田甫「草津亭」弁当「いろどり」1404

 

  

  アルプス館は万平ホテルで最も古い建物。ジョンレノンが泊まった部屋も斜め前だ。

              アルプス館から万平ホテルの中庭を望む

 

昨夜の天気予報では、今日の関東地方、長野県地方は台風5号の影響で大雨の恐れありということだ

った。大雨の中出かけるのもイヤだし、新幹線が止まってしまっては更に困る。朝起きてからそーっ

と外を見ると雨降っていないじゃないの!良かったぁ。イヤイヤ、ずっと心配していたからホッとし

たぞ!7月3週をUPして歌舞伎チケット買ってと。さぁ出かけよう。大丸東京のお弁当ストリート

で狙っていたお弁当が売り切れで、仕方なく買った「草津亭」の弁当はどうということが無い味だっ

た。軽井沢駅に着くとそのままお土産屋へ。着いたばかりではあるが、もうお土産をすべて購入した。

こうすれば、宅配便で送るキャリアケースに詰めることが出来るからね。万平ホテルにチェックイン。

今日から5泊するが、4泊目からはオジョーが加わることになっている。部屋に落ち着く。涼しい!

夜 軽井沢「シェ草間」Aムニュトラデシヨン6800円(アミューズブーシュ:生ハム、田舎風テリ

ーヌと野菜、自家製パン2種、マルセイユ風魚のスープ、仔羊背肉のロースト荏胡麻風味ソース

1296円、泡立ての下のパンナコッタ、カヌレとコーヒーゼリー、カモミールティ)、生ビール、

赤ワイン12500円 シャトーダハマイヤック(ボイヤック)2011 @23371

 

  

 

最初の晩餐は「シェ草間」。初めてのレストランだ。外から見た建物の感じも内装も素敵じゃないか!

メニューを開いてまたビックリ。Aムニュトラデシヨンコースは6800円!これでも量が多くてと言

う場合は「プチポーション5800円」がある。もっとガシガシ食べたい方には9200円のムニュナチュ

レルコース。これにも千円引きのプチがある。Aムニュトラデシヨンコースにしたが、アミューズ、

選べる前菜、選べるスープ、選べるメイン料理、デザートと十二分の量である。私が選んだ田舎風

テリーヌと野菜もマルセイユ風魚のスープも仔羊背肉のロースト(+1296円)も全部正解でどれも

美味しかった。デザートの泡立ての下のパンナコッタもユニークね。料理の他に気に入ったのは、

料理を運んで来るのが調理人であること。「私が作りました」「私が頂きます」っていいでしょ!

            ______________

 

8月 9日(水)軽井沢は曇り     長崎原爆投下から72

朝 軽井沢 万平ホテル「割烹 熊魚庵」和朝食3089

 

  

 

午前のお茶 軽井沢 万平ホテル「カフェテラス」ブレンドコーヒー807

  

 軽井沢 万平ホテル「萬山楼」担々麺(白ゴマ)、焼売(2個)、アイスコーヒー @3351

 

  

 

第一夜の昨夜はナゼかベッドが寝づらく、特別に用意して貰っている非羽毛布団も暑くて汗をかき、

何度も目が覚めた。アルプス館にはこれまで何度も泊まっているからベッドも慣れている筈なのに

なぁ。ま、徐々に慣れるかな。BS版「ひよっこ」を観てから「割烹 熊魚庵」で和朝食膳を食べ

た。魚、煮物などに加えてイカ刺しや温かい餡かけの豆腐も付いて来る。ご飯をお替りしないよう

ガマンするのがタイヘンだ。今日は良い天気。ホテル周辺をぶらぶら歩いたり、未だ混雑していな

いうちに「カフェテラス」でお茶を飲んだりして午前中はのんびり過ごした。やっぱり軽井沢は涼

しくていいなぁ。それにしても、昨夜中国四川省九寨溝で起こった大地震。あの景観がガラッと変

わってしまった。ランチもホテルで摂ろう。中華だ!メインダイニングの奥にある中国料理の「萬

山楼」は一年でもゴールデンウイークと夏の真っ盛りしかオープンしない。夜は2人以上になるが

昼は1人でもOKなので担々麺(白ゴマ)と焼売を注文。窓から見える夏の美しい景色うっとり!

夜 軽井沢「アダージョ」(3人で)1万円のディナーコース(トウモロコシの冷製ムース、前菜盛

り合わせ:鯛のカルパッチョ・キッシュ・サラミ・スモークサーモン・ピクルス・ポテトスープ

など、渡り蟹のトマトクリームソーススパゲティー二、オマール海老、信州牛フィレ肉ステーキ

トリュフ添え、ピエモンテ風チョコレートのブラウニー柚子ジェラートとヴァニラアイス添え)、

生ビール、シャンパン、赤ワインボトル南アフリカ6000円 3人で4万2570

 

  

 

仲良しのО澤さんは長くBARとカフェテラスを兼任していた。しかし去年からはカフェテラス専任

になったので夕食に一緒に行くことが出来る。今夜も奥様も交えてイタリアンで食事をしようと迎え

に来て頂いた。1年前連れて行って貰った「アダージョ」。1万円のコースはアミューズから前菜盛り

併せ、お好みのパスタ、オマール海老、ステーキ、デザートとこれまた盛りだくさん!十二分に満腹

となる。全くの下戸のО澤さんとは対照的に奥様はかなりイケる口だから、女2人でグビグビとビー

ルやワインなどを飲む。中三で受験生になったご長男は177pになられた由。どこの高校が良いとか

通学はどのコースでとか、そんな話題。以前ならホテルのBARで飲んだが、昨今は二次会は無しだ。

            ______________

 

8月 10日(木)軽井沢は晴れ 午後から曇り 夜雨

朝 軽井沢 万平ホテル「メインダイニング」洋朝食(ミニサラダ、プレーンオムレツ、ソーセージ、

トースト、コーヒー)3089

 

  

 

昼 旧軽井沢 ネパールカレー「サジロカフェ」ランチBセット1400円(ネパール風サラダ、2種

カレー:日替わりカレー:豚肉ときのこカレー、ベジタブルカレー、ターメリックライス)、ラ

ッシー+200円、アイスコーヒー550円 @2150

 

 

今日はメインダイニングで洋食の朝ご飯を食べた。和洋和洋和の朝食予定なので明日は和朝食(笑)。

昨夜О澤夫妻と軽井沢のカレー屋の話をしている時教えて貰ったネパールカレー屋に行こうと思う。

ホテルから出てちょっと歩いて万平通りを右折。しばらく歩くと右手に天皇陛下ご夫妻のロマンス

の舞台となったあの軽井沢会テニスコートが見えて来る。テニスコートは右手だが、目的のカレー

屋は逆側の左側に曲がる。もう一度右に曲がれば右手にネパールカレー「サジロカフェ」がある。

白いペンキが塗られたコジャレタ作りで、ベランダ席は犬連れОKだ。1400円のランチBセットを

注文すれば2種のカレーを選べる。日替わりカレーの豚肉ときのこカレーとベジタブルカレーお選

んだ。辛さは4段階で2番目の辛さ「15辛口」をチョイス。辛さが足りなければ、香辛料を振り

かけよ、と言われた。ナンかターメリックライスを選べる。カレーの味はまずまず、一番辛い「2」

にしても良かったな。ライスの量がちょい物足りない。「サジロ」とはネパール語で「心地良い」の

意とイケメンネパール人のオーナーが教えてくれた。ここから旧軽井沢通りの商店街はすぐそこだ

が買いたいモノも無いので帰ろう。ところが違う道を選んだら別荘地に迷い込んでしまい狼狽える。

 軽井沢 万平ホテル桧館「料亭 熊魚庵 鉄板焼コーナー」1万2500円の高雄コース(前

  菜盛り合わせ、サラダ、鯛と帆立、仙台牛ローストビーフ、クリームチーズ、燻製たらこ、野

:茄子・南瓜・玉葱・エリンギ・万願寺唐辛子、和牛フィレ(80g)、ガーリックチップ、生

山葵、ガーリックライス、赤出汁、漬物、フルーツ)、生ビール950円、麦焼酎「中々」ボトル

9千円  @26671

 

  

 

どの道も同じように見える軽井沢の別荘地。深い場所に迷い込んだらしく出て来れない!泣きそう

になったが、冷静に考えた。「スマホナビを使えばええんでない?」。無事脱出してホテルに帰還し

たのだった。この迷子事件もあってカレー散歩で数千歩を稼ぐ。疲れて30分程昼寝しちまったよ。

10月の2泊3日のホテルと飛行機の予約を済ませる。「旅の予約は旅の最中」というのが私の行動

パターンに見られる傾向だ。カレーのライス量が少な過ぎたか、歩き過ぎたのかどちらのお陰か

わからないが、夕刻腹ペコになった。6時半の予約を6時に繰り上げて貰い、降り出した雨の中

をホテル横手にある桧館の「料亭 熊魚庵 鉄板焼コーナー」に行く。あら、いつものお兄さん

がいないわ。もう何年もお付き合い頂いている。聞けば昨年ご家庭の事情で退社され、今ではお

元気で野菜農家を継がれているとか。そうゆうことだったか。ここではいつも高雄コースをお願

いする。伊勢海老や鮑など加えてはゼッタイ食べ切れないから。その代わり、1人でも焼酎ボト

ルを取っていつもと同じ濃――い水割りを飲んじゃうんだよ。8時過ぎY田総支配人が挨拶に。

部屋に帰ってA先生に「食材送ったが到着したか」なんて嘘メールしていた。酔っ払いは困るね。

            ______________

 

8月 11日(金)軽井沢は曇り 午後から濃霧 夜雨

朝 軽井沢 万平ホテル「割烹 熊魚庵」和朝食3089

 

  

 3日目の朝だから和だよ

 

昼 旧軽井沢「ピース軒」(2人で)サラダバー500円、ロースカツカレー(辛口)1850

 

  

      今年5月オープン      「週刊朝日」の人生晩餐にも登場           必須のサラダバー

     サラダバーが秀逸!                   辛口とあるが、小辛くらいだ

 

いつの間にか「山の日」なんて祝日が出来ていて世の中今日から3連休。夏休み無しと嘆いていた

オジョーが今日から合流することになっている。ところがメールが来て「新幹線遅れています」と。

11時半頃ロビーで待っていると、何事が起きたの!という位多くの人で大混雑だった。チェックア

ウトした人、「カフェテラス」の順番待ちの人、「メインダイニング」オープンを待つ人・・。万平

は軽井沢の観光名所でもあるからね。昼過ぎレンタカーを運転したオジョーが到着。そのまま昼食

を食べに出掛ける。今日もカレーだよん。「オゴッソ」という店のオーナーが今年5月にオープン

した店で、旧軽通りから万平通りに入る入り口にある。カレーも辛さは不足だがまずまずだったが、

500円のサラダバーば秀逸。新鮮な数多い野菜が準備され、これだけでいいよ、と言いたい程旨い。

午後のお茶 軽井沢「丸山珈琲 本店」シングルコーヒー(ケニア・ヒル)802円(オジョーにゴチ

になった)

 一度来たかった「丸山珈琲本店」はペンションのような作り       シングルコーヒーだけでもこんな種類ある!

ケニア・ヒルを選んでみた      オジョーが食べたロールケーキ     お茶代はオジョーにゴチになった

      気持ちの良い店内           庭に咲いていた花          濃霧でほぼ見えなくなった!

 

 軽井沢 万平ホテル桧館「料亭 熊魚庵」1万6千円の鞍馬コース(ぶどう酢、先付け3種:胡

麻和え・海素麺・蛸チリ、鱧と早松茸のしゃぶしゃぶ鍋、お造り:鯛と鮪とウニ、千曲川鮎塩

焼き・鰻八幡巻・山桃・烏賊このわた・枝豆、魚素麺サラダ仕立て 煮鮑・温玉・パブリカ、冬

瓜と茄子・しめじの炊き合わせ フカヒレ餡がけ、釜炊きトウモロコシご飯、赤出汁、香の物、

フルーツ、あんみつ、抹茶)、生ビール950円、麦焼酎ボトル「中々」9千円 2人で5609

 

  

 食事の間激しい雨が降っていた

 

午後は車があるので以前から行きたいと思っていた「丸山珈琲」の本店に連れて行って貰った。丸山

健太郎さんが1991年に軽井沢で創業した店で、丸山氏は世界各生産国から買い付けるため年間150

近くを海外で過ごされているとか。今では国内にも数ヵ所店舗があり、オジョーの家の近所には尾山台

店があるそうだ。帰り道で女子ゴルフの大会が開かれていた72からドッとギャラリーの車が出て来て

周辺は大渋滞。そのうち霧が出て来て5b先も見えない程に。やっと帰って来たよ。2人になった夕食

は、昨夜鉄板焼を食べた桧館にある「料亭 熊魚庵」で鞍馬コースを頂いた。お椀代わりにいきなり鱧

と早松茸のしゃぶしゃぶ鍋が登場して良いねぇ。食事途中で外は激しい雨が降って来て、広い座敷では

寒い程。膝掛けを貸して貰った。昨夜の焼酎ボトルの残りはすぐ無くなったのでもう1本。残った分は

明日中華料理で飲みますから(笑)。オジョーは飲まないから私一人で飲んでいるんだけどね。満腹!

            ______________

 

8月 12日(土)上田は晴れ 軽井沢午後から曇り 夜雨 JAL御巣鷹山墜落事故から32年

朝 軽井沢 万平ホテル「メインダイニング」ベジタブルブレックファースト3089

 

  

 

昼 上田駅前「若菜館」(3人で)鰻重(梅)3切れ(酢の物、おしんこ、肝吸い付き)5100

 

  

              上田市は未だに「真田丸」の余韻が濃厚って感じだね

            駅前ロータリーにある「若菜館」は明治30年創業の老舗鰻店

        一番高い鰻重を!と鰻3切の梅を注文。完食するのに苦労する程量が多かった!

 

オジョーのテニス仲間のI黒K仁子さんのご実家は上田市。「麻の会」仲間のT塚君の後輩にあたる

上田高校出身で、今は東京に住んで大学の准教授をされている。彼女が軽井沢までランチに来られる

というので、「それならヒマしている私達が上田に行きましょうよ」。なんて書いたが、実はI黒さん

とは一度もお会いしていない。同じ誕生日という話は何度も聞いていたが。洋食朝食を済ませてから

車で上田に向かう。雨予想が嬉しく裏切られて素晴らしい晴天となったから楽しいドライブだ。上田

ランチなら蕎麦屋の「刀屋」かカレーの「べんがる」だろうと思ったら、I黒さんのお勧めで鰻屋の

「若菜館」に行くことに。これが明治30年創業という老舗で大人気の店だから予約必至。遅れて来

られたI黒さんが着かれたらすぐ食べられるよう一番高い鰻重梅(5510円)で良いかオジョーがメ

ールで問い合わせするのだが、「3人ならいろいろ食べられるのに」という返事。確かにメニューを

見ると、鰻の他にもヒレカツ定食とか海老フライ、刺身、馬刺し定食など旨そうなものがズラリ。

でも私は鰻3切れが入った鰻重がいいんだもんね。そこにI黒さん登場。どうも初めまして、お話

はいろいろ伺っています、早速ですが注文して下さい、この席1時までなんです。彼女は結局、馬

刺しや冷奴などと鰻2切れが付いた上鰻定食(5830円)を選んだ。3人とも凄い食欲。完食した!

午後のお茶 上田「RIN‘S COFFEE」アイスコーヒー I黒さんにゴチになった

 軽井沢 万平ホテル「萬山楼」(2人で)蒸し鶏の葱ソース2100円、白菜・胡瓜ピリ辛甘辛酢漬

1660円、四川スープ950円×2杯、海老チリソース2700円、北京ダッグ(4切れ)5900円、

麻婆豆腐2100円、白飯×2)、生ビール950円、麦焼酎 2人で22216

 

  

 

鰻で満腹になった後はI黒さんにお茶をご馳走になり、途中大型スーパーのツルヤでちょっと買い物

をして軽井沢に帰って来た。今日は日航機123便伊丹行きが群馬県御巣鷹山の尾根に墜落する大事

故が起こった日。あれから32年が経った。奇しくも今日午後6時台に羽田空港を離陸した全日空機

が離陸5分後に気圧の低下から羽田に引き返すというアクシデントがあって、日本中がヒヤリとした。

あの事故では世界最多となる520名もの命が失われた。午後7時過ぎ、世界陸上100b×4=400b

リレー男子の予選が行われた。多田・飯塚・桐生・ケンブリッジのメンバーで1組の3着。決勝には

出られるが、タイムは6位だった。6位のタイムでどうやってメダルを取るか、明日が楽しみ!軽井

沢最後の晩餐は中国料理。一人では入れてくれないので、今日のように誰かがいる時は是非中国料理

を食べたいのだ。メインダイニングの奥にある「萬山楼」は2回転目の745分から。アラカルト

で料理を6品頼んだが、どれも美味しかった。特に麻婆豆腐は麻婆豆腐好きも認める旨さだったよ。

            ______________

 

8月 13日(日)軽井沢も東京も晴れたり曇ったり  世界陸上日本代表400bリレー銅メダル、

50`競歩で荒井が銀、小林が胴メダル

朝 軽井沢 万平ホテル「割烹 熊魚庵」和朝食3089

 

  

 和朝食を食べてチェックアウト

 

昼 東京駅 大丸東京 「ポール・ボキューズ」2人で)Aランチ(メイン:金目鯛のブイヤベー

ス+1296円、冷たいココナッツスープ、コーヒー)2000円、+サラダ500

 

  

 

朝起きて真っ先に世界陸上の結果をチェック。ボルトがまさかの故障棄権し、6位の記録だった日本

がまさかの3位!これが伝説となった稀有のランナーの引退場面になるとはなぁ。人生何が起こるか

わかんないねぇ。日本チームは予選でバトンパスでちょっとマゴマゴしたケンブリッジ飛鳥を外して

アンカーを31歳の藤平にスイッチしたのには驚いたが、リオオリンピックの銀に続いて銅メダルは

素晴らしい!続いて50`競歩で荒井が銀、小林が胴メダル、丸尾も5位で日本人選手3人が入賞す

るという快挙を遂げた。というのは少し後の話で、56日した万平ホテルをチェックアウトして、

オジョーが切符を買ってくれた新幹線で帰京した。あぢ〜〜。昼ドキだから一緒にランチしましょ。

大丸食堂街の「ポール・ボキューズ」は初めての店だったが、値段も味も何だか中途半端な感じだ。

夜 家食 「桝本」の穴子弁当、サラダ、豚肉キムチ豆腐チゲ、お茶

 

  

 期待した穴子弁当があまり・・

 

オジョーと別れてから大丸地下でお弁当をゲットして帰宅。軽井沢ではずっとゼータクご馳走続き

だったから、しばらくはツマシイ食生活をせねば。そうそう冷蔵庫には出かける直前に鹿児島の方

から送られて来た1`のキムチがあるんだわ。あれを手を変え品変え調理して全部食べようと決心。

今日のところは豚肉キムチ豆腐チゲにしよう。今日の反省。キムチはもっと小さく切ろう、豚肉と

キムチは胡麻油で炒めてから鍋に入れよう。一番売れている「隅田川」弁当を筆頭に何でも美味し

い「桝本」。夏場限定の穴子弁当を楽しみに買って来たのだが、何だかなぁ、さほどなぁ。無酒日

                     _____________

【今週の振り返り】

昨年NHK大河ドラマ「真田丸」で日本中から熱い視線が集まった長野県上田市。子供時代の数年

間を信州で過ごしたとはいえ、それは北信にある大町市だったし、兄2人が通ったのも松本だった

から、私にとって上田市はそれほど関係が強い街ではない。とはいえ、思い出してみると何度も何

度も訪れた街でもあったなぁと改めて気づくのだ。

 

生まれは雪深い新潟県。細長い板に半円形のゴムを打ち付けただけの父が作ったスキーを履いて裏

山に上り、直滑降で下りて来たのが私の初スキーだったと思う。あれは3、4歳の頃だと思う。後

に引っ越した大町市にも大町スキー場があり、数駅電車に乗れば八方尾根スキー場での滑降も可能

だった。こんな小さな頃から滑っているから、スキー学校などに入ったことは無いから自己流だが、

かなりの腕前(足だけどさ)のスキーヤーだった。しかし中2で父の転勤で東京へ。あまり裕福と

は言えない家庭だったが、高校主催の「スキー学級」に行きたいと言えば、母は費用を出してくれ

た。スキー場はいつも菅平スキー場だったが、上田駅からバスで移動した。大学に入ってもスキー

は続け、舞台は山形の蔵王スキー場が中心となったが、長兄とは上田駅経由で菅平スキー場にも通

った。上野駅から夜行列車に乗ると、午前3時だか4時のとんでも無く早い時間に上田駅に着いて

しまう。寒さを凌ぐためナゼか開いていた売店でラーメンを注文して立ったまま啜ったりして一番

バスが出るのを待って行ったものだ。

 

上田市周辺には温泉がたくさんある。先ずは信州最古の温泉である別所温泉。上田駅から上田電鉄

別所線で30分乗ると終点の別所温泉に到着する。北条氏が別院を設けた場所であることから別所

という地名がついたらしいが今では「信州の鎌倉」と呼ばれるとか。国宝「八角三重塔」がある

常楽寺や温泉地ならではの3個所の外湯や無料の足湯もあるが、北向観音境内に恋愛縁結びなどを

司る愛染明王が安置されている愛染堂があることから恋愛成就パワースポットとして人気を集めて

いる。かつて川口松太郎が「愛染かつら」を書いて映画化されたなんてことは大昔の人しか知らな

いだろうけど、その後も別所温泉は映画やテレビのロケ地として活躍ちうなのである。もっとも、

私が別所温泉を訪ねたのは、恋愛成就パワースポットなんて全く関心が無く、純粋に温泉を楽しみ、

ついでに名物の松茸を堪能することだった。もう一つの温泉といえば鹿教湯(かけゆ)温泉。上田

市と松本市の中間位に位置し、上田駅からバスに乗って1時間位の鄙びた温泉地だ。実は別所温泉

と鹿教湯温泉をハシゴしたのだが、順番は逆だった。鹿教湯温泉は湯治場としてつとに知られてい

て、環境庁指定国民保養温泉地に指定されたのは昭和31年のことである。別所温泉とは違って、

こちらはお年寄り中心の本格的湯治場に専念しているような静かな温泉場だ。

 

別所温泉で過ごした翌日は、塩田平にある「無言館」に行った。太平洋戦争で死んで行った画学生

や若き画家達の作品だけを展示している。もっともっと描きたかった彼らの無念さが胸にジーンと

伝わって来る。温泉や真田の郷以外にも上田周辺は見るべきものが多い。そんな温泉などの行き来

に必ず通る上田という街。「真田太平記」などの取材のため数多く上田を訪ねた池波正太郎さんが

愛した飲食店もある。噛み切れない程腰がある太い蕎麦で有名な「刀屋」とか、友人食いしん坊T

も上田高校吹奏楽部が下校時に必ず寄ったというカレーの「べんがる」とかね。因みに私が「刀屋」

に初めて行ったのは20年近く前のことだが、店のおばさんに「ヤメな!」と言われたのに強行し

て食べたもりそば(並)は、蕎麦の量が約650gある。太くて硬い蕎麦650gを意地で完食した後、

しばらくコメカミが痛くてね、ハハハ。(大)なんて1`もあるぞ。小布施に滞在してから上田を

訪れた時ランチを食べた「べんがる」には十数種類のカレーがあるが、私は食いしん坊Tに勧めら

れた極辛のチキンクリーマーカリーを素直に食べた。辛さの中に酸っぱさを感じるカレーで、池波

さんもこれ好きだったんだなぁと汗かきかきシミジミ味わった。

 

そうそう、食いしん坊Tのご実家は上田市内にあり、ご両親は陶芸をこよなく愛されていらっしゃ

る。父君はその上蕎麦打ちにも精を出され「是非蕎麦を味わいに来て」とお誘いを頂いた。蕎麦打

ちも大した腕前で素晴らしいお蕎麦を頂いたのだが、一皿の量が多い上、それをワンコ蕎麦状態で

供されるので動くのが困難になる程マンプクになった。そんなお誘いで上田市を2度訪れたっけな。

ま、そんなことで、縁がそれほど無いと言いながら、こんなに上田に来ている私なのであった。

 

                鰻の「若菜館」も美味しそうだワン

 

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