パクパク日記１９年８月３週

　　　　　　　　　　　　　　　　　火曜日インスブルックから帰り金曜日から軽井沢へ

　　　　　さよならインスブルック　　軽井沢万平ホテル

８月　１２日（月・振替休日）インスブルックは曇り　一時雨

朝　インスブルック・グラウアーベアーホテル　朝食ヴュッフェ

　　

　　　　　　　　　　毎日食べた両目丼（自作）と味噌汁、フルーツとヨーグルトの朝食も今日が最後

昼　グラウアーベアーホテル客室にて　ローカーボ麺（白鶏湯）、茹で卵、トマト梅、バナナ、日本茶

　

　持って来た食品は持ち帰らない

　　

夜―１　ドイツ・フランクフルト空港セネタラウンジ　

　　

　　　最近完成したというビジネスラウンジ　　　　　　こんな可愛らしプロペラ機でフランクフルトに飛ぶのだよ

　　　　　　　　　　たまにプロペラ機に乗るのも楽しい　　　　　　　　　　　フランクフルトのセネタラウンジで軽食

夜―２　ＡＮＡフランクフルト＝羽田　ファーストクラス機内食（キャビアと和食コース）

　　

　　　　和食コースを選んだのに、洋食コース前菜のキャビアも貰ってシャンパンと共に

　　　　　　先月と同じ内容だからつまらないなぁ。続けて搭乗するとこうゆうことになる

　小説も読んだ「長いお別れ」の映画を観る

先々週月曜にから滞在したインスブルックと今日お別れする。最後の朝食は品川区在住のＴ谷さ

んと。サンモリッツに行かれたＴ谷（あら、違う名前なのにこうして書くと一緒になっちまう）

さんとはご近所なのだそうだ。せっかくお知り合いになったのに、もうお別れですね。素敵なイ

ンスブルックの休日を！初めて味噌汁に豆腐が入っていた。沖縄の島豆腐並に硬かったけど。午

前中かけてパッキング。問題はスーツケースの重さを23�`にすること。インスブルックからは

小さなプロペラ機を使用するので、乗り継いでビジネスクラスだろうがファーストクラスだろう

が23�`にせねばならんのだよ。これまでは小さなキャリーバッグも持って来ていたから、そちら

に重めのものを詰めれば何とかなったが、今回は持って来ていない。リュックのそこに「ＴＵＭ

Ｉ」のトートバッグがあるのを見つけ、これに本や重たいものを詰める。持った感じは６，７�`。

よし、これでスーツケースは23�`前後になっただろう。ウィーン経由で帰国する人達はいるが、

フランクフルト経由は私一人。昼過ぎＹ田さんが空港まで送って下さった。彼には長いクルーズ

やらインスブルックやら何度もお世話になった。空港で計量したら、果たして23，7�`と6，3

�`！わ〜い！この空港につい先日完成したというビジネスラウンジで休憩してから14時半発のフ

ランクフルト行きに搭乗。ブランケットを貰おうと中年のＣＡに声を掛けると「あら、私あなた

のこと覚えているわよ。2週間位前乗ったわよね」って。約1時間のフライトでフランクフルト

空港着。何と車が迎えに来てくれてゲートＢまで連れて行ってくれた。おまけに車を降りたとこ

ろには女性スタッフと車椅子が！カンペキなハンドリングではないか！ダンケシェーンであるぞ！

またセネタラウンジで長々と待って午後8時40分発羽田行きに搭乗。何と各地で雷雨が降った影

響で飛行機が軒並み遅れ、この飛行機に乗り継ぎ予定の乗客も数十人が乗り遅れたそうだ。ファー

ストクラスも８分の６の予定だったのに３人乗り遅れたので客は３人になった。お陰で隣の席を寝

室にして貰ってラク出来たよ。好きな作家の中島京子の「長いお別れ」の映画を観る。原作では３

人姉妹なのだが、竹内結子と蒼井優の２人姉妹になり、蒼井優の仕事もフードコーディネーターか

らスーパーの店員になっていた。校長だったが日々記憶がなくなっていく父親を山崎努が、献身的

に支える妻を松原智恵子。出演者すべてが良かった。ことに山崎努の演技には涙が止まらなかった。

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８月　１３日（火）東京は曇ったり晴れたり　局地的ににわか雨

昼　ＡＮＡフランクフルト＝羽田　ファーストクラス機内食（和食膳）、フルーツ、アイスコーヒー

　　

　　　　　　　　　　　２食目は日本時間のランチタイムに食べるようにしている

　　　　　　ファーストクラスで納豆ご飯っていいでしょ？

夜　四谷三丁目「酒月」お通し：濡れ落花生、アボガド納豆海苔添え５５０円、高尾山の冷や奴

　　450円、焼き白茄子280円、鰹たたき600円、水茄子刺身480円、牛スジカレー、ノンアル

コールビール、麦焼酎ダブルロック３杯　＠6900円

　　

さぞや日本は暑いのだろうなぁ。飛行機降りた途端に湿気がジワッとまとわりつくんだろうなぁと

ビクビクしていたのに、あらら〜そうでもないわ。意外な涼しさ！どうしちゃったんだ。車椅子を

押してくれたスタッフに聞くと「急にこんな感じになったんですよ。でもいいですよねー過ごしや

すくて」ヨイヨイ、すんごく良い。ムチャ有り難い。帰国してからも国内に避暑に行くつもりにし

ているが、数日でも東京がこんなだと助かるよ。帰宅して留守中水浸しとなったという台所奥のパ

ントリーに行ってみた。わぁ〜これかぁ。大量のペーパータオルでせっせと水を吸い取っての掃除。

汗びっしょりだ。ついでにシャワーを浴びて洗濯機を回す。家中サウナのような状態だからあちこ

ちクーラーフル回転させて熱を冷ます。仏壇に「ただいま！お留守番ありがとうございます」と挨

拶。以前は山のように溜まったメールチェックするだけで数時間かかったが、今はスマホやタブレ

ットがあるからディリーチェックが可能で不要な作業となった。夕食は「酒月」に行く。ドイツの

ノンアルコールビールがあった。ゴクゴク・・プッハー！あぁ帰って来た。やっぱり日本美味しい！

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８月　１４日（水）朝雨のち曇ったり晴れたり　　台風10号の影響各地で

朝　家食　ツナサラダ、チーズ、ブランパン、豚汁、クランベリージュース＋蜂蜜、ヨーグルト

　　

昼の軽食　「アマノフーズ」のカレー、福島の桃、バナナ

　　　福島の桃がたくさん送られて来た！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アルミフォイルで丁寧に包んで冷蔵すると長持ちする

留守中にいくつか頂きものがあった。福島から桃を送って頂いたのだが、長期留守ということで引

き取って貰った。送って下さったＥ藤先生にはお詫びの手紙をと思っていたら、今朝その桃が届い

た。帰国に合わせて２度も送って頂いたのだ。恐縮の極みである。しかし・・ひとり暮らしなのに

９個もあり、しかも金曜日から軽井沢に行くから自宅には2日間しかいない。食べ切れない桃をど

うするか。コンポートは多量の砂糖を入れるし、だいたい我が家に砂糖は無いし。インターネット

で調べた。これだ！１個ずつ丁寧にアルミフォイルで包んで冷蔵庫で保存すれば１ヶ月は美味しく

食べられると。この案採用！私が好きな果物は1桃、２無花果、３マンゴー、４柿、５西洋梨だす。

夜　家食　岐阜の鮎一夜干し、「さぼてん」のカツキムチ丼、牛蒡サラダ、玉葱とじゃが芋と油揚げ

の味噌汁

　　

　　　　　タカミちゃんが送ってくれた岐阜の鮎一夜干しと鹿児島の方が送ってくれたキムチで

台風10号がお盆休みＵターンピークと重なって日本列島は大騒ぎとなった。阿波踊りは中止となっ

たし、山陽新幹線や飛行機の休止も発表され、日程を繰り上げて移動する人達続出。よりによって

こんな時に来る台風って大迷惑だよ。ところで、留守中届いていたものは他にもある。姪のカオル

が留守番に来てくれた時届けられた大量のキムチ、それに岐阜のタカミちゃんがＲ子に託してくれ

た鮎の一夜干し。５月に大垣祭に行った時全員でうっかりして鮎の一夜干しを買い損なったので有

り難かった。そして鹿児島のＨ田さんが送ってくれたキムチがドカーンと冷蔵庫で冷えていた。そ

れを有効活用する夕食を作ろう。鮎はちょいと焼けば美味しく食べられる。キムチはヒレカツと一

緒に煮込んで卵を落として丼にした。カツキムチ丼！頂きもので立派な夕食になったよね。無酒日

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８月　１５日（木）　曇り　　台風10号四国中国地方に上陸　　74回目の終戦記念日

朝　家食　玉葱とじゃが芋と油揚げの味噌雑炊、サラダ、福島の桃、クランベリージュース＋蜂蜜、

ヨーグルト

　　

　　　桃は旨い！でも剥き方切り方が下手くそで

昼　無し！

　　　納涼歌舞伎の３部を観る

遅い夜　銀座「麴也」本日の先付３点盛り：鮪赤身刺身・冷や汁・オクラお浸し1000円、ササミ

とトマトのオイスターソース600円、冷奴500円、穴子の白焼き900円、実山椒入りつくね

600円、十割手打ち蕎麦900円、ノンアルコールビール、麦焼酎２合　＠8000円　

　　

毎年8月歌舞伎座は３部制である。今は亡き１８世勘三郎と三津五郎が納涼歌舞伎として３部制を

導入した。夜の部と言っても午後4時半開始では働いている人が観ることは時間的にゼッタイ無理

だ。しかし３部制にすれば3部は6時半から。何とか可能だ。しかも上演時間が短いから体力的に

楽。しかし、昼夜の2部制なら一等席1万8000円×２＝3万6000円が、３部制だと１万5000円×

３＝４万5000円となって、松竹は嬉しい、私など全部観る観客は悲しい、という結果を招く。う

〜む、癪だ！今日はいきなり３部を観に来た。演目は「新版雪之丞変化」のみ。雪之丞に玉三郎、

秋空星三郎に七之助、中村菊之丞など５役を中車。この演目は過去何度も映画になったり舞台に

かけられたりして来たが、玉三郎が今回ストーリー構成や演出を見直した。その脚本を初めて書

いたのが「麹也」女将の夫である日下部太郎、役者名は山崎咲く十郎である。映像なども使った

意欲的な演出だが、やっぱり話が新派っぽいからな。七之助が爽やかな星三郎を演じたが、中車

は歌舞伎役者としての積み重ねの浅さが如実に出てしまうのは仕方ないことか。芝居後は「麹也」

でそんな舞台の話をいろいろとね。昼飯抜きだったから腹ペコでわしわし食べ、ごくごくと飲む。

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８月　１６日（金）東京は曇り風強し　　軽井沢は雨のち曇り

朝　家食　蟹カママヨ、チーズ、ブランパン、オニオンスープ、福島の桃、クランベリージュース

＋蜂蜜、ヨーグルト

　　

昼　東京駅「ドトール」ミニミックスサンド260円、アイスコーヒーＭ270円

　　

　　　昨夏と同じ店で同じものを食べた　　　　　　　　　　昨夏と同じホテルで同じ客室タイプに泊る

　　

　　　　　　軽井沢万平ホテルのうすい館の書斎タイプ客室は広くて使いやすい。でもレストランまで遠い😢

夜　軽井沢・万平ホテル「熊魚庵」信州サーモン西京漬け御膳7500円（アメーラトマトの摺り流し、

信州きのこのアヒージョ、凌ぎ：半田素麺、造り３種：鮪・カンパチ・鯛、信州サーモン西京漬

け、焼き鯖冷や汁、ご飯、香の物、甘味：西瓜・２種アイス、塩昆布）、胡麻豆腐600円、枝豆

800円、ノンアルコールビール650円、麦焼酎ボトル「丸山」7000円　＠１万9800円

今日から軽井沢。海外の避暑地から国内の避暑地へ。３泊用の準備をしているところに雑排水の清

掃のスタッフが来られた。私が住む23階は本来留守中の別の日が作業日だったのを今日の午前中

に変更して貰ったのだ。ありがとう！助かりました！少し早く出発して東京駅の「ドトール」でソ

ソクサとサンドイッチのランチ。パンは食べずに残すから「ご馳走さま」と言って10分後には空

腹になっちまうのよ。昨年の夏も同じサンドイッチを同じように食べたっけ。人間ってパターンが

決まっとるんじゃのう。新幹線でピューっと軽井沢に行き、万平ホテルに到着。タクシーを降りた

ところにＹ田総支配人が。「夢子さま、いらっしゃいませ」。以前は最も情緒があるアルプス館に泊

っていたのだが、昨今はうすい館の書斎タイプの方が過ごしやすいのでもっぱらそちらを指定して

いる。ただ、レストランとは遠いけど、歩数を増やすにはそれが良いのだ、きっと。今回はひとり

だから車でレストランに出かけるのは面倒。全部ホテルで食べることにしているが、夏の繁忙期だ

から全日夕食は既に予約済みだ。今夜は割烹「熊魚庵」。7500円の信州サーモン西京漬け御膳とい

うコースに胡麻豆腐と枝豆を追加した。信州産の麦焼酎「丸山」のボトルを取ってゴクゴク飲んだ。　

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８月　１７日（土）軽井沢は晴れ

朝　軽井沢・万平ホテル「熊魚庵」和朝食膳　4158円

　　

　　　　　　　　　　伝統と歴史を誇る軽井沢万平ホテル　写真は最も古いアルプス館

　　　市内と峠を結ぶ循環バス　　　　　　　　　　鬱蒼とした万平通りは別荘街にある

　　　　　　　　　　せせらぎが涼を呼ぶ。この道をまっすぐ行けばロマンスが芽生えた有名なテニスコートだ

昼　軽井沢・万平ホテル「ＤＩＮＩＮＧ」トマトサラダ1300円、軽井沢産トウモロコシクリームス

ープ1350円、和牛ハンバーグステーキ目玉焼き添え3000円、ライス、アイスコーヒー700円　

＠7544円

　　

年末年始と共に軽井沢で過ごす夏も恒例となった。今週月曜日までいたインスブルックに比べて緯

度はかなり南になるが、標高が約1000�bあるから軽井沢も朝晩は相当に涼しい。滞在中昼間も含

めてクーラーを一度も入れなかった。しかし、天気が良い日太陽を浴びればかなり暑く感じる。昨

日軽井沢駅に着いた時やけにワチャワチャしているなぁと思ったら、全英女子オープンでいきなり

優勝して一躍有名人となった渋野日向子ちゃんが軽井沢の７２で開かれている大会に出場している

のだ。ひと目彼女を見ようと大勢のギャラリーが押し寄せていると聞くから、そっち方面には近づ

かない。万平通り界隈をぶらぶら散歩して運動代わりとしよう。ぐるっと歩いてホテルに帰る時、

自転車に跨がったままの若い女子が5人スマホ画面を見ながら何か相談している。「あっ！ここ食

べログで点数高いよ」「ホントだ。ねぇ、この店ジョン・レノンが好きだったんだって」「「いいじ

ゃん、いいじゃん、そこにしよ」・・・彼女達は万平ホテルの「カフェテラス」でお茶（あるいは

ランチ）しようと思っているらしい。初めてじゃ仕方ないけど、朝から「カフェテラス」のオープ

ンデッキ待ちのお客でホテルロビーがいっぱい！なんてこと知らないよなぁ。彼女達が諦めたのか、

待つことにしたのかはわからないが、私は「ＤＩＮＩＮＧ」でゆったりランチ。好きなものだけね。

夜　軽井沢・万平ホテル「萬山楼」蒸し鶏の葱ソース（少な目）2200円、白菜胡瓜甘酢漬け（少な

目）1700円、四川スープ950円、北京ダッグ（４切れ）6000円、麻婆豆腐2200円、白飯400

円、ｺｺﾅｯﾂﾐﾙｸﾀﾋﾟｵｶ700円、ノンアルコールビール650円、麦焼酎ボトル「安心院蔵」3500円　

＠２万1622円

　　

　　　中華料理「萬山楼」は夏と年末年始のピーク時期だけオープンする。他の季節はダイニングで頂く

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　料理の量少な目も注文出来る

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　え？北京ダッグのハーフの注文が出来ない？ホント？

　　　　　　　　　　　　食事は決まって麻婆豆腐と白いご飯　　　　　　　　　　　　　タピオカは万平にも来ていた！

今年はレストランの予約が遅かったので毎年楽しみにしている鉄板焼きは満席で取れなかった。

その代わり以前は2人以上でないと受け付けてくれなかった中国料理の「萬山楼」がひとりでも

ＯＫになったので予約した。今年の正月元旦もここで夕食を摂ったんだった。その時とオーダー

した料理を比べてみたら、スープの内容とデザートをつけたことだけが違っていて、あとは同じ

ものをチョイスしていた。ワンパターン婆さんである。いえいえ、もうひとつあったわ。北京ダ

ッグの枚数。そのことは後でじっくりと書きます。大流行のタピオカなんぞ私は食べんぞ！と思

っているのだが、勧められてｺｺﾅｯﾂﾐﾙｸﾀﾋﾟｵｶを食べてみた。ムニュムニュして噛むのが面倒くさい。

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８月　１８日（日）軽井沢は晴れ

朝　軽井沢・万平ホテル「ＤＩＮＩＮＧ」アメリカンブレックファースト4158円

　　

　トーストは１枚、それも半分ね

昼　軽井沢・万平ホテル「熊魚庵」天ぷら蕎麦1800円、蕎麦大盛り＋450円　＠2673円

　　

　　　　天ぷら蕎麦の蕎麦ナゼ君は大盛りを頼むのかね？　え？　返事せよ！　　去年もそうだったから・・。　はぁ〜？

　　　　　　　　　　　　　高級別荘地にあるＡ美さんの別荘。大型犬のゴディちゃんと

　　　　　　　　　　　　　　　　　大型猫モコちゃんはテレビ裏がお気に入りの場所

夜　軽井沢・万平ホテル「ＤＩＮＩＮＧ」（２人で）トマトサラダ1000円、ファオグラカナールの

ポワレ（小）3700円、オニオングラタンスープ（小）1450円、和牛フィレグリル（100ｇ）

6800円、ライス、ハーブティ700円、ノンアルコールビール650円、赤ワイン：ｳﾞｨﾗﾏﾘｰ・ＣＨ

･ﾚ･ﾄﾛﾜ2010　２万8000円、２人で６万５９９４円

　　

昨年の夏は軽井沢に２度来た。1度目は東急ハーヴェストに、2度目は万平ホテルに滞在し、うち

2泊はオジョーも加わった。もっとも別の部屋だったけど。その時、軽井沢長倉に広い別荘を持つ

Ａ美さんを訪ねた。何と出張シェフによるフルコースのディナーをご馳走になったのだ。美味しか

ったなぁ。今年はＡ美さんを万平ホテルにご招待している。でも大型犬のゴディちゃんと大型猫の

モコちゃんの写真を撮りたい！というわけで午後3時タクシーで向った。例のゴルフの女子オー

プンはかなり前に決着がついていて渋子ちゃんの連続優勝はならなかった。しかし、かなり道路は

渋滞しているらしく、大回りして別荘に行った。一度東京西片のお宅でゴディちゃんにもモコちゃ

んにも会ったことがあるが、じっくり会うのは初めて。しみじみゴディちゃんのデカさを思う。31

�`だって！その前にいたワンちゃんはもっと大きく50�`代だったそうで。モコちゃんも負けずに

大きい。2匹の勇姿を激写してから2人でホテルへ。私が勝手にメニューもワインも決めちゃった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

【今週の振り返り】

土曜日の夕食を摂った中国料理の「萬山楼」での出来事。

北京ダッグ好きの私はたいていの店で注文する。大勢いる時は１羽とか2羽とか。２、３人くらい

なら半羽とかの単位でね。然るに「萬山楼」は他のものはそうでもないのにこと北京ダッグだけは

バカ高い。4枚で6000円！４枚といえば、4分の１羽である。まぁ値段のこともあるが、私は他の

料理もたべたいから２枚程度で良い。今年の元旦「北京ダッグのハーフって頼める？２枚でも良い

かしら」と聞いてみた。厨房に聞きに行ってくれた女性のスタッフが「結構ですよ」と気持ち良く

返事を持って来てくれた。じゃ、夏の今回もそうして貰おうと同様のお願いをした。

ところが。

「調理長がメニュー通りの4枚で注文をお願いしますと言っています」

「でも、今年の元旦には良いですよ、ってやって貰ったんだけど」

「もう一度聞いてみます」　　

ややあって

「調理長、そんなこと言った覚えは無いって言っているんです。もしお客様がどうしても２枚にし

てと言うなら2枚分にしますが、４枚分6000円の料金は頂きますからとも言っているんです。ど

うしましょうか」と困り切った様子。

「はぁ〜？北京ダッグ2枚で6000円？・・う〜ん、わかった、２枚持って来て・・イヤ、ちょっ

と待って。2枚食べて6000円払うのはイヤだな、やっぱり４枚持って来てね。意地でも食べるか

ら。あなたも若いのに調理長と私の間に入ってタイヘンよね」

北京ダッグを諦めて、代わりに他の料理を注文するのが1番平和的解決なのだと思う。しかし、私

としては納得出来ないのだ。7ヶ月半前には良いと言った同じ人が、ナゼ今回ダメなんだ。もう腹

が立ってね。

そして北京ダッグ４枚分が届けられ、それこそ意地で完食した。バーカ。

そうこうしているうちにベテランの女性がやって来て「良いと言ったりダメと言ったり、ご迷惑お

かけしてすみません」と声をかけてくれた。彼女は続けて

「他のお客さんから、そもそも６千円の値段がついた北京ダッグを注文したらたった４枚しか無く

て驚いた。こんな高い店ないぞ！って叱られたことあるんですよ」

彼女にはパクパク日記の元旦の夜の写真とメニューを見せて、

「ほら、元旦は２枚3千円で食べているでしょ？写真も北京ダッグ2枚しか映っていない、ね？」

夢子はん、あんたも執念深いお人ですなぁ。

ちゃいます！執念じゃなくて間尺に合わないことはイヤなんです！　はぁ〜さようで。

万平ホテルで1番古いアルプス館は謂わば本館で、ジョン・レノン一家が４夏に渡って宿泊した客

室もあれば、フロント、ロビー、売店、厨房などの他に見事なステンドグラスがあるダイニング、

割烹「熊魚庵」、「カフェテラス」、「バー」などがある。フロントの横の階段を上がると踊り場の上

には大きな亀が飾ってある。はて、亀とはナゼかいなと思う方もおられようが、このホテルの起源

は「亀屋」という旅籠であったのだ。佐藤万右衛門が「亀屋」を創業したのは明和元年1764年の

ことである。

それから80年余りの年月が経過し、万右衛門から９代目の初代佐藤万平が外国人客の接待に力を注

ぎ、1894年明治27年には欧米風のホテル「亀屋ホテル」を創業し、2年後「萬平ホテル」に改名。

娘婿国三郎が二代目万平となり、現在の万平ホテルの礎を築いた、ってのが超カンタンなホテルの

歴史。でもまぁそれまでには熱海や東京、名古屋などにも万平ホテルを開業したり、戦時中は諸外

国大使館の疎開崎になったり、戦後は長いことＧＨＱに接収されたりと紆余曲折の苦しいこともあ

ったのだが。2014年には創業120年を迎えたが、本館アルプス館の建て替え時期が迫っている。数

ヶ月の間耐震工事もやったが、抜本的な建て直しをするという話を聞いた。しかし、来年には、来

年にはと何度も先送りとなっていて、「狼少年」がそこらじゅうにいる状態が続いている。で、ホン

トどうなのよ！と今回聞いたところ「来年の11月まで営業していることは確実です。その後のこ

とはわかりません」って。はぁ〜。アルプス館の建て直しをすることになればホテルとしても休館

にせざるを得ないだろう。長年の万平ファンとしては何とも気が揉める今日この頃であるぞ。

　　　　　　　　　　　　　　北京ダッグ私も好きだニャア　

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