北京五輪閉幕と共にウクライナ危機で世界に緊張が走る!ビビッ!
天日坊 春近し
2月 21日(月)金沢は雪 東京は晴れ 西郷輝彦氏死去(享年75歳)
日本海側・北日本に大雪
東京8805人(重症者82人)全国5万1986人(死者173人)
朝 金沢・金沢東急ホテル「マレ・ドール」朝食ヴュッフェ
日本の獲得メダルは18個で最多! 写真:共同通信 石川県出身力士達
昼 北陸新幹線グランクラス車内食(ミニ弁当・ケーキ、黒烏龍茶、コーヒーなど)
金沢を出発すると雪が激しくなった グランクラスは私一人の貸し切りだった!
夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(アボガドとマッシュルームのサラダ、コーンクリームスープ、海老と鮭と豚肉ミックスフ
ライ、ライス、青森の王林、カモミールティ)1760円、オールフリー198円、白ワイン770円、赤ワイン660円
3泊した金沢だが、今日東京に帰る。当初は東茶屋街のお気に入りの店でランチしてから帰るつもりで
午後2時前の新幹線を予約していた。しかし、昨夜から降り続いた雪が積もり、今朝も一時は晴れた
がまた降って来た。これでは雪の中をウロチョロして転倒するのがオチだ。新幹線を早い便に繰り上げて帰
ることにしよう。昨日の朝と夜を軽くしたので朝食はまた食欲モリモリ。具だくさんのけんちん汁は3日
続けて食べた。恐ろしく硬い巣入りの豆腐が入っていた。金沢駅で早い新幹線にカンタンに変更出来た。
A美さんが乗られた1時間後の12時少し前の「はくたか」にした。金沢土産を少々買って12号車に
乗り込むと、何と18人定員のグランクラスの客は私一人!貸し切りなのだった。列車が動き出すと雪が更
に激しさを増し、車窓からの景色はただただ真っ白。何も見えない。冬の雪国はこれだからイヤだなぁ
とつくづく思う。雪国生まれだから余計そう思う。石川県、富山県、新潟県を走る間激しく降ってい
た雪も長野県に入ると小やみとなり、群馬県に入るとパーッと晴れ間が。東京駅に降り立つと雪が降っ
ていたなんて微塵も感じられないのだった。こうなのだよな、日本の冬は。帰宅して作りかけだった
2月2週のパクパク日記を完成させて夕方更新した。夕食の前菜はアボガドとマッシュルームのサラダ。先々週の
振り返りで好きな野菜のことを書いたが、アボガド忘れていたよ。ホワイトアスパラもね。蕪もあったよなぁ。
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2月 22日(火)晴れ 今日はスーパー猫の日(2022・2・22)
ロシア・プーチン大統領ウクライナ東部の親ロシア2地域の独立を承認
続いて東部の支配地域に派兵
北海道・北陸で記録的な大雪!交通網大混乱!
東京1万1443人(重症者82人)全国6万9525人(死者319人)
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(身欠き鰊のつけ焼き、切り干し大根と薄揚げの煮物、隠元の胡
麻和え、ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、パイナップル)660円、納豆198円、キョウコから貰った「招福
楼」の招きまんまふりかけ、「菜の屋」封印わさび漬け、コーヒー110円
猫の日だって
昼 明石町「ダイニングルーム」A定食(カレーうどん(マイルド)、椎茸しんじょ詰めの煮物、ほうれん草の
白和え、ミルクティ)1210円
Sブーから入院中に使ってねと事前お見舞い品が
夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(白身魚のピリ辛甘酢炒め、翡翠ほたて餃子、菜の花と湯葉の和
え物、豚バラ肉と根菜スープ、ご飯、漬物、マンゴー、タピオカ入りココナツミルク苺味)1760円
3部2つ目演目だけを観に歌舞伎座へ
今日のカレーうどんは牛乳入りらしく、甘いというかマイルド過ぎてグラタンのようなカレーうどんであった。
マイルドで収束して欲しいと世界が息をつめて注目していたウクライナ状勢。アメリカのバイデン大統領はかなり
の自信を持って「プーチンは攻め入る」と断言していた。やっぱりという感じで、ウクライナ東部にある親
ロシアの2地域を「独立国として認める」とプーチン大統領は宣言。ロシアの得意な手。欧州各国一斉にロシア
制裁に動き出した。プーチンは更に現地に派兵を命じたとか。北京オリンピックでも、これまでドーピングを
重ねて来たことでIOCから正式にオリンピックに参加を認められていないロシア。それなのにプーチンロシア大統
領が中国の国賓並み待遇を受けて五輪開会式に出席していた。ヘンだろ!「ドーピングとは関係無い」と
宣言した選手達が特別にROC(ロシア・オリンピック委員会)として参加を認められてはいるが、選手入場
時、ロシアの国旗を持った選手だか役員がいたと報道されていた。ご存知のフィギャアスケート女子金メダル候
補のワリエワ選手のドーピング違反問題が持ち上がってからは五輪開催中ロシア・フィギャアスケート女子界の「黒
い噂」で持ち切りだった。及び腰のIOC、中国・ロシア忖度バッハ会長にもウンザリだ。そして五輪が終了
した途端にプーチン大統領はウクライナ東部の独立を認めて兵を送り・・やりたい放題プーチン大統領。オイ!
いい加減にしろよな!!!5時半にはダイニングルームに行き、早夕食の方々に交じって中華定食を食べ
る。オールフリーでさえ飲まない。で、そそくさと歌舞伎座に向かった。最初の芝翫と雀右衛門の「鬼次
拍子舞」は失礼して、「鼠小僧次郎吉」から。平沢左膳実は稲葉幸蔵実は鼠小僧次郎吉に菊之助、刀
屋新助はコロナ感染休演している巳之助代役の尾上菊次、芸者お元は新吾、幸蔵養母お熊は橘三郎、お
みつに米吉、辻番与惚兵衛に歌六、お元弟三吉は丑之助、松山大夫に雀右衛門。おっとりした新助
役は代役の菊次の方がしっくりくるかも。8歳になった丑之助が演じる三吉には健気さプラスαの魅
力がある。大詰め奉行所裏の菊之助次郎吉の立ち回りが見事で、早瀬との別れの場が哀しくも美し
いぞ。終演後タクシーに乗ろうとした時声を掛けられた。Iマリちゃんだった。「朝ドラ観ていないけど、
モモケン、最後の殺陣カッコよかったよねー!」芝居が終わったのは9時10分だったが、23分には帰宅!
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2月 23日(水・天皇誕生日の祝日)晴れ 天皇陛下62歳の誕生日を迎えられる
富士山の日(今日の山頂温度−22、3度!)
東京1万4567人(重症者80人)全国8万0364人(死者246人)
朝 明石町「ダイニングルーム」B定食(無塩トマトジュース、スペイン風オムレツブロッコリー炒め、サラダ、トースト、飲むヨ
ーグルト、パイナップル、コーヒー)660円
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(中華丼、黒豚焼売、春雨サラダ、野菜スープ、アイスコーヒー)1210円
コクーン歌舞伎第18弾「天日坊」黙阿弥作、串田和美演出・美術、宮藤官九郎脚本 法策のちに天日坊実は・・勘九郎
盗賊人丸お六実は・・七之助 盗賊地雷太郎実は・・獅童 猫間中将光義 萬次郎
修験者観音院実は・・片岡亀蔵 北条駿河介時貞 虎之介 傾城高窓太夫 鶴松
越前の平蔵実は・・小松和重 草津のお三婆/鳴澤隼人 笹野高史 下男久助実は・・扇雀 写真:串田明緒
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(鶏肉の照り焼き、蟹みぞれ和え、青梗菜おかか、黒豆、ご飯、
鰤の粕汁、赤肉メロン)1760円、茄子と胡瓜の漬物220円、麦焼酎ボトル2750円
鰤の粕汁は旨い!昔から粕汁大好き!!!
夜中トイレに起きた時、時計を確認すると「2:22」だった。わ〜い!スーパー猫の日の2時22分だぁ!
と夜中に喜んでから気づく。今日は既に2月23日だった・・。今日は天皇陛下の誕生日だ。子供の
頃からテンタンと言えば4月29日昭和天皇のお誕生日だった。次に上皇様の12月23日。そして2月23
日になった。同時に今日は「富士山の日」でもある。2月23日だから。するとどうだ!今朝の富士
山山頂の気温は−22度3分だって!出来過ぎじゃん。ついでに言えば、昨日のスーパー猫の日。2022年
22時22分の東京の気温は2度2分だったのだそうだ。1994年に「東海道四谷怪談」で始まったコクーン
歌舞伎も、本作は第18弾となる。数えてみたら、私は第1回などを見逃したものの14回観ていた。
コクーン歌舞伎は18世勘三郎が大活躍する場でもあったが、勘三郎亡き後も息子の勘九郎と七之助、そ
して獅童が踏ん張って公演を続けているのは頼もしい限りだ。この「天日坊」は父亡き後に初めて挑
戦した作品だ。2週間前の9日昼の部にとても良い席で観ることにしていたのだが、いろいろあって
観劇を涙ながらに断念。しかし「やっぱり観たい!」と後日残席の中からバルコニー席を選んで購入し
た。B-L3番の席だったが、この1列目の8席は激狭で3時間半座っているのは苦痛そのものだった。
しかし芝居はとても面白かった。勘九郎と七之助と獅童のエピローグ場面の立ち回りは迫力満点でかつ美
しくつい引き込まれた。平田直樹以下6本のトランペットなど生のバンド演奏が実に効果的で雰囲気を大い
に盛り上げ、満足感が更に増した。まさかこの2日後に「天日坊」関係者18人が感染して公演中止に
なるとは!。見れて運が良かった。夕食に鰤の粕汁が出た。昔から粕汁が大好き。お替りしたかった!
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2月 24日(木)晴れ ウクライナ戒厳令発令
親ロシア派プーチン大統領に軍事支援要請
ロシア軍ウクライナ侵攻!!!
東京1万0169人(重症者81人)全国6万1260人(死者206人)
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(和風ロールキャベツ、鱧入りかまぼことわさび漬け、江戸菜の磯辺和
え、ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、キウイ)660円、納豆198円、キョウコから貰った「招福楼」の招き
まんまふりかけ、「菜の屋」封印わさび漬け、コーヒー110円
「わさび漬け畑」のようだ!
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(野菜スープ、スパゲティナポリタン、サラダ、黒胡麻アイス小、ミルクティ)1210円
お気に入りのストックが揃うと気分がイイ!
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(牛肉の朴葉焼き、蕪の煮物、ポテトサラダ、香の物、ご飯、味噌汁、
あまおう苺)1760円、麦焼酎
今夜は牛肉の朴葉焼き丼
このところずっと燻ぶっていたウクライナ状勢。ついに今日大きな動きがあった。東部の親ロシア地域を2
つの独立国として認めるとプーチン大統領は昨日決定したが、その地域から軍事支援要請があったから
と「そうか、そうか、頼まれたのなら助けねばならんな」とウクライナにロシア軍を送る。プーチン大統領は長
い間練りに練って来たこうした作戦を行使すればいいワケだ。苦渋の決断だ、これしか道は無い、なん
て言って。かつてロシアもウクライナもベラルーシも行ったことがある。だから空気感はわかる。私はウクライナが好
きだ。西ウクライナの古都リヴィフや首都キエフ、冒険小説ファンには憧れのオデッサ、そして黒海に面したリゾート地
でヤルタ会談が行われたヤルタなどに行った。ボルシチやビーフストロガノフは実はウクライナ料理だと知ったが、どこに
行っても美味しい料理にありつけた。あの旅は今から13年近く前のことだが、あの頃からプーチンはロ
シア大統領で(途中首相になったことも)、ベラルーシを吸収合併すると脅し、ヨーロッパ諸国寄りになるモルド
バやウクライナに苛ついていた。ウクライナが心配でならない。午後隣の病院の皮膚科に行った。足の親指の
巻き爪ワイヤー治療をしているのだが、その交換のためだ。この治療を始めてかなり爪が平になってい
るらしい。来週手術もあるのでワイヤー治療は一旦終了して5月に様子を見て必要な処置をすることに
なった。留守中に愛用しているアユーラのシャンプーやボディソープがドカンと届いていた。早速棚にズラリと並
べて眺める。良い景色だ。在庫がたっぷりあると安心する性格である。欠品恐怖症でもあるのかな。
夕食のポテトサラダには晒し玉葱がしっかり入っていて思わず「良し!」って。甘いポテトサラダはイヤだよ。
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2月 25日(金)晴れ 今日はポカポカと暖か
ロシア軍チェルノブイリ原発占拠などウクライナ攻め続け首都キエフにも侵攻!
欧米各国や日本ロシアに経済制裁
東京1万1125人(重症者79人)全国6万5668人(死者278人)
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(鯖のみりん漬け、きんぴらごぼう、白菜の生姜和え、ご飯、
味噌汁、飲むヨーグルト、オレンジ)660円、納豆198円、キョウコから貰った「招福楼」の招きまんま
ふりかけ(今日でオシマイ)、「菜の屋」封印わさび漬け、コーヒー110円
昼 明石町「ダイニングルーム」アラカルトメニューから なべ焼きうどん(白菜おかか付き)、柚子シャーベット小
1320円、アイスコーヒー110円
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(天婦羅盛り合わせ、鮭の昆布巻と野菜の煮物、おぼろ豆腐、小
松菜と人参のおかか、ご飯、味噌汁、サン富士リンゴ)1760円、麦焼酎ボトル2750円
ロシア軍は空から陸のあちこちからウクライナを攻めている。アメリカもNATOも経済制裁など宣言するだけ
で派兵はしない。ウクライナは孤軍奮闘状態だ。日本も外務省が制裁について発表していたが、ロシアにと
ってすぐには痛手にはならないから制裁としてどこまで効いているのやら。こんなことになったか
らと言って、ロシアの人々が皆好戦的というワケで無いだろう。現に市民による戦争反対のデモがモスクワな
ど各地で行われているようだが、デモに参加した市民達がカタッパジから逮捕される光景がニュースに映っ
てゾッとした。KGB出身のプーチンは昔から怖かったが、最近の彼は人々に恐怖心を感じさせる独裁
者そのものだ。ロシアの人々も狼狽えているのかもしれない。北方領土のことがあったからかと思える
が、安倍晋三は首相時代こんなプーチンと27回も会談し、時には「ウラジーミル」とファーストネームを連呼したり
していた。ロシアやプーチンとは「厚い信頼関係が出来ている」とアピールしていた。ロシアのクリミア併合時にも欧
米の激しい対ロ制裁に対し、安倍首相が指示したのは軽微な措置。それほどまでしてプーチンに尻尾を振
りまくったのに日本としての見返りは何もなかったよなー。プーチンは「シンゾー」とは決して呼ばなかっ
たし。こんな人が長く日本の首相だった(しかも2回目も)のだから国民として恥ずかしいよ。そん
なに親しいのなら晋三さん、モスクワに今すぐ飛んで行って「ウラジーミル、もうヤメロよ」と説得してくれよ!
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2月 26日(土)晴れ 今日は一層暖か
ロシア軍ウクライナ首都キエフを攻撃!
東京1万1562人(重症者73人)全国7万2170人(死者257人)
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(鰈と野菜の煮物、とろろ芋、青梗菜のお浸し、ご飯、味噌汁、
飲むヨーグルト、パイナップル)660円、納豆198円、「菜の屋」封印わさび漬け、コーヒー110円
納豆・わさび漬け・とろろ丼
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(葱チャーシュー麺、肉まん、春キャベツとモヤシの和え物、ミルクティ)1210円
四谷の私の本宅にキョウコ夫婦と息子のD介君がやって来た
夜 荒木町「松庵」(4人で)お任せ(八寸:金粉カラスミ・出汁巻卵・鴨・鱈子粕漬け・菜の花・白バ
イ貝・車海老・蛍烏賊、鱈の焼き白子の蒸し寿司、甘鯛と聖護院蕪すり流し椀、周防灘のふぐ生
白子とふぐ河豚出汁コンソメゼリー、舞鶴の本鮪と辛味大根、焼きふぐの白子、ふぐのアラ焼き、焼き
松葉蟹、松葉蟹の蟹身と蟹味噌の友焼き、黒毛和牛の牛タン西京漬け焼き、海老入り特製カレー蕎麦、
甘酒のジェラートと金柑)、ノンアルコールビール、麦焼酎
ここのカレー蕎麦は世界一だ 甘酒ジェラートと金柑 日ハム時代の大谷クンのタオルマフラー貰った!
プーチンロシア軍はウクライナの首都キエフに攻め入っている。停戦を提案したが、ウクライナ政府は拒否。徹底抗戦の
構えだ。プーチンとしては短期決戦でウクライナ政府を倒し、彼の意のままになる傀儡政権を樹立したいのだ
ろうが、そうは問屋はおろさない。誰か何とかして欲しいと思うものの、国連も全く頼りにならない
し、かつて「世界の警察」と言われたアメリカもバイデン大統領はプーチンを批難するばかりで腰を上げない。
どころか同じアメリカで元大統領だったトランプは「ウクライナの人々は勇敢だ」と言った後に「プーチンは賢いよ!
我々の国の指導者たちは愚かだ」なんて演説していて耳を疑った。シリアもリビアもミャンマーもかつて自分が
訪れた国や街が内戦だったり革命だったり他国から攻め込まれたりで破壊され傷づいて行くのを見る
のは本当にツライ。2000年前の見事に残された遺跡や長い歴史を積み重ねた趣きのある街並みなどが爆
破され破壊されてしまったのか、あそこに住んでいた人々は今どうしているのだろうか、と思いを巡
らせる。人類は賢いのか愚かなのか。どちらも当て嵌まるのだろう。そんな中、入院の前に楽しみに
していたのが今夜の食事だ。大阪に住むキョウコ夫婦と息子のD介君が四谷三丁目にある私の本宅に夕方
来られた。本宅には甥のヒカルが私の依頼で管理人をしながら(笑)住んでいる。D介君は2年勤務した
大手航空会社をこの度退社し、4月から霞が関に勤務するので近所の荒木町に住むことになったのだ。
キョウコは18年前の引っ越しの時も3年前の断捨離の時もいつも3泊して手伝ってくれた。D介君は小学
生の時泊まりに来たことがあり、夫のT夫ちゃんだけが初めてだ。晴れた夕方男性陣は23階のスカイデ
ッキに出てしきりに飛ぶ飛行機や東京の街を見下ろしていてなかなか室内に入って来なかった。5時半か
ら「松庵」へ。ご主人のM丸さん大張り切りでご馳走を用意していてくれた。鮮やかな色どりの八寸で
始まり、次は私の大好きな鱈の焼き白子の蒸し寿司。何て美味しいんだろ!それからはふぐや白子や松
葉蟹の贅沢食材三昧。特に生の白子なんてめったにお目にかかれないものね。そしてドカンと七輪の上で
温められているのは大きな松葉蟹甲羅にギッシリ詰め込まれた蟹身と蟹味噌!贅沢やなぁ。皆さんも大喜び
で、ご馳走する甲斐がある。〆は私のリクエストで大きな海老を載せたカレー蕎麦。常々「ここのカレー蕎麦は世界
一!」と私は言っているのだよ。こんな美食の街のど真ん中に住むことになったD介君が羨ましいぞ!
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2月 27日(日)晴れ 米欧がロシアの銀行のSWIFT排除決める
アメリカとドイツがウクライナに武器購入資金を供与
東京1万321人(重症者75人)全国6万3703人(死者142人)
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(ほうれん草と薄揚げの卵とじ、納豆、ブロッコリーおかか、ご飯、味
噌汁、飲むヨーグルト、バナナ)660円、納豆198円、「菜の屋」封印わさび漬け、コーヒー110円
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(ポテトとポロ葱のスープ、ランチプレート:チーズハンバーグ・鱈のフライ・帆立の
グラタン、サラダ、トースト、黒豆と黄粉のアイス、ミルクティ)1210円
雪深い札幌に住むハル「春はまだかなぁ」
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(三元豚の塩麹焼き、蟹入りひりょうず、しらすおろし、しし唐
と椎茸焼き浸し、ご飯、味噌汁、せとか)1760円、オールフリー198円
東儀秀樹氏が今朝テレビで言っていたところによると、昨今では学校の卒業式で「仰げば尊し」を歌
わないのだそうだ。理由は「歌詞の言葉が難し過ぎる」だと。私は小学校の時から「蛍の光」より
この「仰げば尊し」の方が好きだった。「仰げば尊し」の最後の歌詞にある「♪今こそ別れめーー
いざさらば」と「め」を長くのばすところが好き。確かに2番には「身を立て名をあげやよはげめ
よ」なんて歌詞が出て来る。「やよ」だからね。それに「身を立て名をあげ」って今の時代では何
のコッチャってことなのだろうか。そう言えば、私が通った都立高校の卒業式では、ずっとヴィヴァルディ
の「四季」が流れていた。卒業生である自分の名前が呼ばれる時、四季のうちどの季節になるかが
気になっていた。どの季節も素晴らしい曲だが、私が特に好きなのは夏。で、どの季節に名前が呼
ばれたのかは記憶が無い(笑)。もうすぐ3月。卒業式の季節だね。ウクライナ危機の問題が心に重くの
しかかるから、こんな話題に逃げている。入院は明後日だが、明日はいろいろ他の用事もあるので
午前中荷作りを始めた。入院期間は3週間以上になるから消耗品も量が多くなる。国内旅行用に使
用しているキャリーケースはキツソウだからもう一段大きなのを使うことにする。本もたくさん入れたが、痛
みで読書どころではないかもしれない。ま、覚悟はしているけど。ツライことの後には素敵なご褒美
を用意しよう。5月の旅をもう一段魅力的にした。4日連続で焼酎飲んでるから今夜は無酒日だよ。
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【今週の振り返り】
大阪豊中に住むキョウコとは長い付き合いだ。そもそも彼女は新入社員として私の前に現われた。大勢
の同期社員と共に。たまたま私の席に近いグループに配属されたことが、これまでの長い関係になっ
たキッカケの1つだ。もう昔のことだから詳しく書くつもりは無いが、いつの間にか長く私の秘書を務
めてくれたSブーと新入社員のキョウコを誘って食事に行くようになり、時には3人で旅に出たりする関
係になった。やがて彼女は結婚することになる。相手のF原クンは、キョウコが関西の某民放の入社試験
を受けた時、最終選考まで残った4人のメンバーの一人だったと聞く。結局2人は民放には落ちてF原
クンは大手広告代理店へ、キョウコは私が勤務しているカタカナ会社に入社した。渋谷道玄坂を上がった飲み
屋でどんな結婚披露宴にするか知恵を出せ、と2人に乞われた。「う〜ん、新郎新婦も仲人もご両親
も含めて来賓、友人、親戚全員の演芸大会はどう?」と少し酔ったアタマで思い付きを提案したら、スン
ナリ採用となってしまった。披露宴は奈良の有名な料亭「菊水楼」の舞台付きの座敷だった。大座敷
の舞台脇には、筆文字の捲りまで用意された。私は歌を歌ったのだと思う。キョウコのご両親はお得意
の詩吟だったか。新郎のF原クンの出し物は「南京玉すだれ」だった。口上の後「♪アさて アさて ア
さて さて さて さて さては南京玉すだれ・・」と明るい軽妙な歌に合せてF原クンは小さなすだ
れで器用に釣り竿や橋などを表現していく。座敷はヤンヤの喝采で、ふと廊下を見ると「菊水楼」の仲
居さん達が数人覗き込んでニカニカ顔で大拍手していたのだった。
F原クンは奈良出身、キョウコは神戸出身。どちらも東京本社勤務だったが、やがてF原クンは大阪に転勤
になり、その頃長男D介クンのママになったキョウコは退社していた。D介クンを妊娠しているキョウコに私は胎
教に良いだろうと思う音楽CDを数枚送った。5、6枚だと思っていたら先日聞いたら10枚はあっ
たと言う。美しいクラシック音楽を聴きながら健やかな妊婦生活を送ってね、という意味合いを込めた
と思う。そのCDの中にモーツアルトのピアノ協奏曲23番も入れた。ご記憶がある方もおられるかもしれ
ないが、私の葬式には2楽章を流してね、と願っているあの曲だ。尊敬して止まない亡き萩元晴彦
さんと同じ曲の同じ楽章を葬式で流す曲として指定したととても驚き嬉しかった。人生は面白いも
ので、胎児の時この曲を聴いていた(ホントに聴いていたかはわからないけど)D介クンは何歳かの時
から突然この曲が大好きになって擦り切れる程CDを聴いたのだそうだ。そしてクラッシック音楽が大好
き少年になって行く。高校までは吹奏楽、大学に入ってからはオーケストラに入った。中学・高校時代吹
いていたサックスを、T大オーケストラではファゴットに替えて。音楽と共に飛行機を愛してやまない彼は、2社
の大手航空会社と某省庁に合格した。A社で忙しく働きながらT大OBオーケストラにも入り、有給休暇
はすべてオケの練習に充てている熱心さだ。そして4月から航空会社を退社して霞が霞ヶ関の某省庁
で働くことになったのだが、新しい住まいの条件も通勤時間が短いということに増して「ファゴットの
練習場所が近くにあること」だった。「僕がこんなに音楽好きになったのは、夢子さんの影響がと
ても大きいのですよ」と先日D介クンに云われてオタオタしてしまったよ。
私がせっせと海外に行くようになったのは2005年の春からである。17年前のことだ。徐々に出さ
なくなってしまったが、海外旅行を始めた頃から数年間は訪れた国から絵葉書を書いてはせっせと
日本に送っていた。宛先はD介クンと彼より3歳下の妹Y里ちゃんだった。2005年なら10歳と7歳
の彼らにほぼひらがなの絵ハガキを書いた。大きな文字で。彼らの成長と共に漢字や外来語を増やし
て行った。オランダから始まって、ヨーロッパ各地の国々、アジア、アフリカ大陸、オセアニア、中近東、北・中南・
南アメリカなど世界各地からD介クンとY里ちゃんにハガキを書いては送った。彼らは私から絵ハガキが届く
とどこの国のどこの町からかを確認し、地球儀や世界地図を広げて探していたと母親のキョウコから後
に聞いた。ホンマ感心なお子達やなぁ、賢くなるワケや。そして2人合作で、私に返事をくれるのだ。
「・・そんな国があることをはじめてしりました。せかいはひろいですね」みたいなことが書いて
あったような。私が世界各地から絵ハガキを送ると、幼い兄と妹は世界地理と少しだけ世界史、東洋
史を学び、返事を書くことで作文の勉強をしていたのである。ってコジツケっぽいけど。そしていつの
間にか、2人とも私なぞ全くわからない難しい勉強をして、難しい言葉を発するようになられまし
たよ。
D介クンの3歳下のY里ちゃんは幼い頃から歌舞音曲好きの女の子だった。毎日歌って踊っていたら
しい。私も踊りはしなかったが、四六時中歌っている子供だった。高校までスルスルッと上がっていける
キリスト教系の私立小学校に通っていたのだが、小学5年生頃から「自分に合う学校はここではない、
難関のK女学院の中学に進学したい」と言い出したのだそうだ。そして見事K女学院に合格!Y里
ちゃんはその頃ミュージカルに凝っていた。そこで私は世界一のカルメン歌いであるアグネス・ヴァルツァ主演のオペラ
「カルメン」やオペレッタの「メリーウィドウ」や「こうもり」のDVDを送った。するとY里ちゃんは寝ている
時と食事している時以外、すべて「カルメン」を見続けたのだそうだ。キョウコは一時カルメン拒否症になった
らしい(笑)。そして将来の職業をイメージして進学をする時期になった。キョウコからY里ちゃんが考え
ているイメージを聞いた私は「う〜む、それはちょっとどうかな。将来性を考えると別の・・」なん
て母親のキョウコに言ったらしい。差し出がましいこと言ってスンマセン。キョウコはそれを娘に伝えた。そこ
でY里ちゃんは翻意して「じゃ私は医学部を目指す!」と決めたのだそうだ。スンマセン、私の影響が
あったなんて知らなかったものですから。Y里ちゃん猛勉強の末、公立医大に見事合格してこの
4月からは5年生となる。既に病院で研修中なのだ。逞しいぞ、Y里ちゃん!
結婚も出産もしたことがない人生を送っているが、こうして人様のお子さんの成長を共に楽しま
せて頂いている。有難いことである。長く元気で暮らすためにも、今回思い切って膝の人工関節
手術を受けることにした。しかも両膝同時にね。痛さは暫く続くだろうが、ガンバ!である。そ
の向こう新しい世界」が待っている。
アタイの成長も見守ってニェ
※ 未だ 2月 3週を読んでいない方(いないと思うけど)クリックね