パクパク日記23年1月4週
最強の寒気団が日本列島を襲う。水曜日から「大分天国と地獄」へ
天国(由布院) 地獄(別府)
1月 23日(月)小雨のち曇り
東京2677人、重症者36人 全国9万2662人、死者258人
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(鰊のつけ焼き、野菜の煮物、青梗菜の生姜和え、ご飯、味噌汁、
飲むヨーグルト、キウイ)660円、納豆198円、梅干し、コーヒー110円
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(オニオンスープ、スパゲティミートソース、サラダ、ミルクティ)1210円
ミートソースが服にハネナイよう気をつけて!
夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(牛肉と茸のオイスターソース炒め、翡翠帆立餃子、青菜と湯葉の和え物、
蟹肉と蕪のスープ、ご飯、漬物、(桃饅頭)、デコポン)1760円、麦焼酎
月曜日であるが、悩ましい一日だ。「午後2時半から部屋の中に設備工事が入るので3時間どこか
に行っていてくれ」と言われているのだ。そう言われて立てた当初の予定は、新橋美容院→銀座M
→歌舞伎座3部→銀座Kで遅い夕食と飲み→午後11時までに帰宅、というものだった。しかし、
今週は十年だったか何十年だかに一度の最強の寒気団が日本列島を襲うと天気予報が出ていて、
週初めの今日も既にエラク寒い。そんな警報が出そうな寒い日に膝が治り切っていない後期高齢者が
夜遅くまでウロウロして最後には飲んだくれてしまって良いものかどうか・・イカンかもなぁ。じゃ、歌
舞伎座でお弁当を食べて終演後はまっすぐ帰って来るのはどうか。悪くは無いが、昨日も明日も
無酒日で今日も飲まないと3日連続飲まないことになる。それは寂しいなぁ・・じゃ、終演後帰
宅してダイニングで食事すればどうか。今月は時間が遅いからラストオーダーに間に合わんのだよ・・う〜
む・・となかなか予定が決まらない。それにだいたい今夜はダイニングルームの予約もしていないし・・
未だ迷いながらランチを摂りに行った時、ふと「今夜定食は余っている?」と聞いてみると「B定食
なら1つありますよ」と言うではないか。思わず「お願いします!」と答えてしまう。それは歌
舞伎3部を観ないということになる。3日連続無酒日が寂しいからという理由で、「十六夜清心」
のチケット1万6千円(最前列のど真ん中の席だった・・)をムダにするアホである。幸四郎さん、七
之助さん、梅玉さん、本当にゴメンナサイ。そんなことで、美容院が終わったらそのままイソイソと帰宅
した大アホの私でありました。中華定食を食べながら麦焼酎をグビっと飲んで旨い!って。アホ!
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1月 24日(火)曇りのち晴れ
極めて強い大寒気団が各地で大雪を降らせて大暴れ!
東京に初雪
エンゼルスが球団売却を中止すると発表
八村塁レイカーズに移籍
東京7306人、重症者34人 全国9万2662人、死者258人
朝 明石町「ダイニングルーム」B定食(無塩トマトジュース、ポーチドエッグ、ソーセージと野菜炒め、サラダ、トースト、飲
むヨーグルト、パイナップル、コーヒー)660円、後藤屋の自家製ピクルスのタルタルソース
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(五目あんかけ焼きそば、黒豚焼売、モヤシと青菜の葱生姜和え、豆
腐となめこのスープ、アイスコーヒー)1210円
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(天婦羅盛り合わせ、椎茸の肉詰め煮、蓮根とヒジキの胡麻酢和え、
芹のお浸し、ご飯、お吸い物、ペルー産マンゴー)1760円、オールフリー198円
」
啓翁桜も花が散り始め、葉がぐんぐん伸びて元気である。これはこれでキレイかも。朝食後、洗濯機を回
してからすぐ寒中見舞い状作業を再開した。頂いた賀状を改めてジックリ読んでから1行ないし2行のコ
メントを殴り書きして切手を貼る作業だ。昨日午前中集中してやったから半分は終わっている。明日から
出かけるので今日終わらせて投函したい・・ヨムヨム・・チト考え・・サラサラ・・ペタリ・・ヨムヨム・・チト考え・・
サラサラ・・ペタリ・・終了!!!喪中葉書を頂いた方にも寒中見舞いなら大丈夫だからとそれも加え、今年
は400枚弱だったかな。今回貼った切手は昨年の誕生日に友人達が特別に作ってくれた「夢子倶楽部切
手」。63円切手は300枚貰ったが、全部使うのはもったいないので一部は残した。住まいの建物の2階
フロント脇には小さなポストが設置されていて、投函すると午後3時に郵便局に持って行ってくれる。四谷三
丁目で暮らしていた頃は、ポストが遠くていつも不便に思っていたから、ここではとても助かる。小さな
ポストでは当然入り切らず、手渡しでお願いする。この後もポツポツとは追加があるだろうが、一連の寒中
見舞い作業が終わると「立春も近い」と感じる。しかし、今年の現実は余りに違っていて心配だ。例の
ド級の寒気団が北日本に大雪を降らせ、その地域はどんどん広がっている。九州各地でも雪が降り、そ
れはどうも太平洋側に空港がある大分でも同じようなのだ。明日大分空港に向かう私は同行するヒカルと頻
繁に連絡を取り、羽田空港までの移動手段、出発時間、大分空港の状況、由布院までの高速道路の状況
チェックなど頻繁としているのだが、どうも九州地区は心配だ。大分空港で合流予定のキョウコ夫婦は伊丹空港
からだが、彼女達とも情報を共有する。10月にパリ行きをキャンセルしてこの日を決めたのだが、まさかこん
な大寒波襲来と重なるとはなぁ。明日5時起きしよう。明日無事に由布院まで行けますように!無酒日
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1月 25日(水)東京は晴れ、大分・湯布院は大雪 マイナス8度!😿
東京5934人、重症者34人 全国7万8793人、死者424人
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(出汁巻き卵、焼きはんぺん、じゃが芋と切り昆布の煮物、ちり
めん山椒、飲むヨーグルト、ご飯、味噌汁、オレンジ)660円、納豆198円、コーヒー110円
昼 羽田空港「ANA FESTA」ミニヒレカツカレー(辛口)と1尾海老天ぷらうどんのセット
9時間待って最終的にはJALに乗る
すごく遅い夜 大分県湯布院・亀の井別荘「蛍火園」特別弁当(聖護院大根の利休餡かけ、赤むつ
若狭焼き、射込み椎茸と車海老アラレ揚げ、青菜と油揚げぬた和え、菜の花と百合根白和え、おお
いた和牛炭火焼き、平目と鰤のお造り、地鶏の小鍋仕立て、ご飯、おとも、香の物、酒粕のハ
゚ンタコッタ、水出しコーヒー)、生ビール小、麦焼酎
夜遅いのに宿が準備していてくれたお料理をしっかり食べる! 露天風呂湯船にも雪が吹き付け
5時に目が覚めた。いつもならトイレに行ってもう2時間と眠り直すところだが、今日はそんなことは
言っておれん。由布院まで行く高速は通行止めっぽいが、羽田空港までの首都高は問題無さそうだ
し、ANAの大分便は搭乗手続き中だった。ひとまずは安心か。7時前にはダイニングルームに座り、急いで
朝食。薬を飲んで歯を磨き、キャリーケースと手荷物をチェック終えた頃、ヒカルの車が1階に到着した。8時半に
は羽田空港に到着してチェックインすると搭乗予定の便は30分の遅延で10時10分発に、そして54番ゲー
トからバス便になってしまったが飛ぶらしくてひとまず安堵する。ラウンジで待ちながら「バス便だから9
時30分過ぎたらバス便ゲートに向かおう」とヒカルと話していた直後にANAアナウンスで「9時40分発大分行き
欠航のお知らせ」を聞き、ガックリ。ここからが長〜〜い一日になる始まりだった・・長くなるので続
きは振り返りでね・・イロイロあってイロイロ迷って、9時間後に最後は第一ターミナルに移動してJALで大分空
港に降り立ったのだ。伊丹空港組のANAも10分遅れで着陸し「良かったねぇ〜」とロビーで安堵しあ
った。やがてヒカルが借り出して来たレンタカーのクラウンで一路由布院を目指すが・・それからもイロイロあったこ
とは割愛して・・由布院の「亀の井別荘」に着いたのは午後9時40分前だった。男性スタッフ数人が雪の
降る専用駐車場に出迎えてくれた。車から降りようと思うが地面は凍っていて滑りそう。キョウコ夫のタ
ケオちゃんに腕を支えられて旅館のロビーに。あぁ〜着いたぁ・・やっと着いたぁ・・。一昨日宿からの
電話に「午後2時頃早めに到着しますのでよろしく」って言ったのは私だ。ラストオーダーの8時には全然
間に合わないのでテキトーにお弁当でも作っておいて、と羽田空港からお願いしていた。「ホットモット」より
は少しマシなお弁当かも、と思っていたのに、何と用意されていたのは、その夜のコース料理を松花堂弁
当風に詰めたものと、お刺身に温かな小鍋までが。涙チョチョビレものである。ビールで(ヒカルはノンアルビで
乾杯してお互いの健闘を称えあった。カンパーイ!!!あぁ〜お腹空いたぁ。美味しく食べましょう!
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1月 26日(木)湯布院は雪が降ったり止んだり
東京5061人、重症者31人 全国6万0120人、死者316人
朝 亀の井別荘「蛍火園」和朝食膳
今日も朝から雪がちらつく 正面建物右側にキョウコ達の16番がある
本館洋室客用の「蛍火園」
昼 由布院「陽だまり食堂」ひだまり定食1100円(ヒカルのゴチ)
午後のお茶 由布院・玉の湯「カフェニコル」紅茶ディンプラ(ポット)750円
タケオ君とヒカルの男性陣は名物のアップルパイを食べる
午後のおやつ 亀の井別荘客室「奥由布」にて 自家製柚子練り、お茶
夜 亀の井別荘「湯の岳庵」(4人で)アラカルトメニューからチョイス(由布院産チーズ3種900円×4、特選
サラダ1400円×2、落花生豆腐550円×4、わかさぎ天ぷら1650円、すっぽん唐揚げ2860円、
地鶏の唐揚げ1760円、鰻重と肝吸い5900円×4、ビール770円、麦焼酎「由布之郷」ボトル
5500円 4人で5万600円
2日目夕食は気分を変えて「湯の岳庵」で。最後に全員が鰻1尾のお重を食べる
昨夜遅い夕食を食べ終えて、それぞれの客室に入ったのは午後11時を過ぎていた。キョウコとタケオちゃ
ん夫妻は本館から近い離れの16番、ヒカルは「蛍火園」に一番近い洋室「山蔭」、そして私はいつもの
本館洋室「奥由布」の間だ。客室の広いテラスの照明を付けてみると大きな露天風呂の湯船の一面に吹
き付けられた雪がビッシリ張り付いていて驚く。桐の湯船は温泉で温まっていたハズなのに、昨夜は零下
8度だったから雪が溶けなかったのだろう。夕食が遅かったので、今朝の朝食は9時にして貰った。
とはいえ、全員早くから起きて、温泉に入ったり散歩したりいろいろやっていたようだが。特に16番
に泊まっているキョウコ達は温泉大好き夫婦だし、部屋の庭園に露天風呂もあるので、昨夜も今朝も何度
か入って楽しんでいるみたい。1泊目朝食は皆和朝食。この宿は夕食はもちろん美味しいが、朝食も
負けじと旨い!本当に旨い!苦労して辿り着いた由布院だが、滞在期間は事前に悪天候が予想された
のでここでの過ごし方は「宿内で過ごし、基本出かけない」と4人で決めてある。しかし、今日は雪
や雨はそう降らないようなのでランチだけでも外で摂ろうかとお気に入りの「ひだまり食堂」に行った。
平均年齢75歳以上のお婆ちゃん達だけで料理を作っている食堂で長いこと来ているが、何だか少し
だけ味が落ちたように思うのは私だけだろうか。せっかく出て来たのだから「玉の湯」のカフェでお茶
しようか、と移動した。こんなに寒く風も強い悪天候でも由布院銀座通りに当たる湯の坪街道は相変
わらず観光客が多く歩いていた。「玉の湯」の「カフェニコル」はラストオーダーの午後1時を数分過ぎていたが
入れて貰えた。男性陣2人はこの店の名物アップルパイを注文して美味そうに食べていた。ホントに甘いも
の好きなんだから。「亀の井別荘」、「玉の湯」、それに山の中腹にある「無量塔」(むらた)の3軒
が由布院御三家なんて言われている。宿に帰ってから売店の「鍵屋」へ。大量購入夢子さんはここで
は結構知られていて店に入るなり「いつもありがとうございます」と店長に挨拶された。楽しみにし
ている人達に商品を見繕って送る。翌日追加した分を入れて鍵屋で約10万円使ってしまったよ。今
夜の夕食は気分を変えて敷地内にある「湯の岳庵」で食べることにした。6時に入って行くと、O崎さ
んが出迎えてくれた。以前総支配人をされていた方で多趣味の方だ。食事は1尾分の鰻重を食べるこ
とを先に決め、それまで満腹にならぬ程度の料理を注文。落花生豆腐や3種類注文した揚げ物が旨い。
すっぽん唐揚げはキョウコの初すっぽんだそうで。九州だから鰻は腹開きで蒸さない直火焼きのかば焼き。
私は背開きで蒸してから焼く関東風の方が断然好きだが、この店の蒲焼きは美味しい。満腹だよ〜。
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1月 27日(金)湯布院は雪が激しく降ったり青空が出たり
東京4297人、重症者33人 全国5万3853人、死者344人
朝 亀の井別荘「蛍火園」和朝食膳
女性陣は肉を、男性組は魚を選択
昼 亀の井別荘「天井桟敷」(4人で)ジェノバ風パスタセット(サラダ・ドリンク)1650円、カツサンドセット(サラダ・
リンゴのコンポート・ドリンク)1650円 ヒカルとシェア。自家製ギリシャヨーグルト(山密付き)660円
満足感が高い「天井桟敷」のランチ
午後のお茶とおやつ 亀の井別荘「談話室」(おはぎ)とお茶、コーヒー
クラッシックが流れる「談話室」は私の大のお気に入り
おやつのおはぎはヒカルが食べた
ヒカルは本館洋室山蔭から離れの11号室に部屋チェンジ。床暖房もついた部屋に彼は大満足!
私の奥由布から青空が見えた!
夜 亀の井別荘「蛍火園」(4人で)甘鯛の菜の花餡かけ、茶ぶり海鼠、鴨ロース、蕪のすり流し、関鯖
のお造り、太刀魚の揚げ浸し、黒毛和牛しゃぶしゃぶ、かき揚げと温蕎麦、ご飯、鯵の漬け、香
の物、フルーツ盛り合わせ、水出しコーヒー)、生ビール、麦焼酎
朝起きるとそっと障子窓を開けて外を見る。激しく雪が降っていて、あぁ今日もお天気悪そうと諦
める。昨日は余りの寒さにビビッてしまったが、今朝は内風呂(もちろん温泉だよ)だけでなく、露
天風呂も思い切って入ろう。内湯で十分温まってから外へ。寒い!!でもすぐポチャンと広々した露天
風呂に入る。丁度良い温度だ。今は小降りになった雪が降って来ては温泉に落ちてたちまち溶けて行
く。いい風情やねぇ。露天よりは少し温度の高い内風呂にもう一度入って朝風呂終わり。さて、今朝
の朝ご飯は何が出るのかな。昨日和朝食に付けるのは魚か肉かと聞かれた。以前そんなチョイスは無かっ
たし、毎日でも肉が食べられるようになったのは嬉しいなぁ。男性陣は魚、女性陣は肉を注文。魚は
立派な焼いた鮭と烏賊刺しがついていた。出汁巻き卵も旨いし、具だくさんの味噌汁にたっぷり「鍵
屋」の柚子胡椒を入れると旨さが倍化する。毎朝この肉が食べられるなんてゼータクじゃ!昼は「天井
桟敷」で食べることにして予約をお願いした。食事時間以外は各自自由に行動。私は部屋で朝刊をゆ
っくり読んで、読みかけの文庫本にとりかかる。本館洋室「山蔭」に2泊したヒカルは、今夜部屋指定の
客が来るということで客室変更をしなくてはならないと言われた。聞いていない!と一瞬ムッとしたが、
そういえば予約の時そう言われたような・・記憶力が錆びついている。12時大好きな「天井桟敷」
に行ってみると、満席でかなりの人たちが待合い席に待機していた。私らが通されたのは1番奥の8
人掛けの丸テーブル。ここをゆったり使えて、しかも仕切りの曇りガラス戸が閉めてあるから大きな個室
になっていて申し訳ないような。これも宿泊客で予約してあったからこそで有難く使わせて貰う。ジ
ェノバ風パスタセットとカツサンドセットをヒカルとシェア(すごく不平等なシェアだけど)、キョウコ達も夫婦で同じものをシェア。
食後は4人とも貴重な山蜜がついたギリシャヨーグルトを食べて大満足した。ヒカルが移る部屋が出来るまで談
話室で過ごす。私達が談話室にいると知って、いつもなら客室で食べるおやつが運ばれて来た。今日
は小さめのおはぎだった。男性陣が2つずつ食べた。ヒカルの新しい部屋は離れの11番。以前N川君夫
妻が泊まった部屋だが、その後リノベされてベッドルームは洋室になっていた。基本、離れ客室は2人以上
なのだが、今回は宿の都合だから特別に1人でね。広くて床暖完備だからどこもポカポカと暖かく、彼
はすっかり気に入ったようだ。早くも今夜は最後の夕食。2日目からは基本鍋モノから選ぶが、いつも
のように牛肉のしゃぶしゃぶをお願いした。この宿のしゃぶしゃぶは、良質な牛肉がたっぷり(昔か
らオジョーと一緒に肉を大食いして来たから私らだけかも)で食べやすく小さく刻んだ野菜もたっぷり!
鍋奉行の私は、鍋につききりで低温調理しゃぶしゃぶを作り続ける。ご飯の前の蕎麦は希望者だけだ
が、以前のように蕎麦にかき揚げ必ずつけてと強くお願いした。満足感とても高い最後の夕食だった。
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1月 28日(土)湯布院は雪が降ったり止んだり 大分は午後から晴れ!
政府は新型コロナ5月8日から「5類」に移行を決定
東京4515人、重症者30人 全国5万4843人、死者252人
朝 亀の井別荘「蛍火園」和朝食膳
3日目も和朝食で肉を選ぶ!
昼 大分市「こつこつ庵」(4人で)とり天定食850円、だんご汁500円
雪景色を見ながら大分市に向かって走る。大分空港では朝から欠航が続いている・・・ドキドキドキドキ
雪道を走っていたが、途中からカラリと晴れて!わーい! 大分県庁近くの「こつこつ庵」でランチ
旅の終わりは地獄へ!血の池地獄を見学して空港に向かう
午後のお茶 大分空港「スカイライン」アイスコーヒー(キョウコのゴチ)
機中の人となって、ほっ
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(鶏肉の照り焼き、海老しんじょと野菜の煮物、青梗菜のアーモンド
和え、長芋の梅酢漬け、ご飯、味噌汁、ペルー産マンゴー)1760円、麦焼酎2750円
この2日程収まっていた寒波による大雪だが、皮肉なことに帰宅移動する今日また心配な予報が出
て来た。3日前の水曜日のことがあるから毎日のように「この程度の雪なら空港に雪積もらないよ
ね」と4人で念押しして来たが、今朝空港サイトをチェックしたら早朝便が1便飛んだだけで後は羽田行き
も伊丹行きも欠航が続いている。ナンてこった!である。先日の経験でこうゆう場合の備えは十分に
身に付いた。帰ることが出来なかった場合に備えて、亀の井別荘に今夜の空き状況を確認する・・
満室だそうだ。でも欠航が続いているから来られない人のキャンセルの可能性も聞いてみたが、県内客と
か車で来る客が多いそうで望みは持てない。では、大分か別府のホテルを紹介して貰うことにして、念
のため3部屋を予約した。最後の朝ご飯。ヒカルは洋朝食に、和朝食の3人は全員肉を選んだ。指定し
た肉以外、3日食べても同じ料理が出て来ないって凄いよなぁ。こうなると4日目、5日目の和朝食
はどんな料理になるのか興味はある。若女将やスタッフの皆さんに見送られて出発。後ろ髪を引かれるよ
ねぇ、なんて話しているとヒカルの携帯が鳴る。「わかりました。すぐ戻ります!」って。ナンで?部屋
にスマホ忘れたでしょ?スマホをしまうバッグのポケットを開けてみたら空っぽ!スンマセンーン!客室に忘れたそう
だ💦改めて大分市を目指す。高速道路の左右は雪景色だ。運転するヒカル以外は皆スマホで飛行機の運行
状況や大分空港のライブカメラなどをチェック。状況は捗々しくない。念には念をで、明日のANA便も予約。や
がて大分市に近づくと雪はすっかり消え素晴らしい晴天になった。これなら空港に積もった雪も溶け
るだろう。県庁近くの「こつこつ庵」でランチ。キョウコ夫妻は初めての独特の建物にビックリしていた。予約
している便はどちらも夕方遅くなので別府の地獄にでも行ってみるかと「血の池地獄」に向かった。
日本で一番古い天然の地獄だそうで赤い熱泥の池である。怖くも無いが、売店で売っていた手拭いに
「毎日が地獄」の文字がヤケに受けていた。地獄は他にもいくつかあるが、これで十分と意見が一致し
観光はこれにて終了し空港に向かった。到着した頃は空港の閉鎖も解除となって羽田も伊丹も予定通
りの便が飛ぶらしい。あぁ〜良かった!大分のホテルと明日の便をキャンセル。最後に4人でお茶を飲んでお
喋りした。得難い体験して面白かったね、天国と地獄とどっちも味わったもんね、なんてね。羽田行
きが2時間早く離陸し、安定飛行に入った時には、心の底から安堵した。雲の上も空は明るかった。
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1月 29日(日)晴れ
中国政府日本人へのビザ発給再開
卓球早田ひな選手全日本卓球でシングル、ダブルス、混合ダブルスの3冠制覇!
東京3427人、重症者30人 全国12万98人、死者492人
王将戦第3局、藤井王将が95手で勝利して2勝1敗とする!
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(赤魚の焼き物、納豆、牛蒡サラダ、ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、
バナナ)660円、納豆198円、「封印」のわさび漬け、コーヒー110円
バナナはなるべく小さくね キョウコからのプレゼント!夢子の推し2人!
昼 明石町「ダイニングルーム」A定食(おかめうどん、味付け卵と南瓜の煮物、しんとり菜の山葵和え、
黒豆と黄な粉のアイス(小))1210円、ミルクティ110円
隅田川の川面がキラキラ光って
王将戦第3局は藤井王将が勝利し2勝1敗に!
1日目藤井王将ランチずわい&香箱蟹丼 2日目羽生九段のランチ元祖金澤焼きそば 我が家の推しコーナー
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(鰤と大根の煮物、合鴨とつくねしそ焼き、こんにゃくと椎茸の白
和え、ジャコとピーマン炒め、ご飯、お吸い物、せとか)1760円、麦焼酎
今週は温泉入って美味しいもの食べ続けていたということにやや後ろめたさでもあるのか、私にし
ては珍しいことに朝食後テキパキと働き始めた。ある人の住所を調べるために年賀状をすべてチェックし、
同時に年賀状のお年玉当選番号も調べた。当たるなら是非1等、2等を!切手シートの3等は当たらな
いで!と願いながら調べて行ったのだが、結果的には3等だけ7枚も当たっちまった。例年10枚以
上この切手シートが当たるのだが、どうもデザインがイマイチでしかも時期がズレルと貼ることに抵抗感があっ
て毎年大量に残ってしまう。今年もツマンナイデザインなのだろうなぁ。昨日キョウコに頼まれた会員制ホテルの利
用券を準備し、1年半ほど前にプレゼントしようと買ってあったものを思い出して同封する。紙袋に入れ
て宅配便で送った。それからはひたすらパクパク日記を作成し、明日更新出来るところまで行きたかっ
たのが、振り返りは夕食までに間に合わなかった。続きは明日やればいいやね。金沢の東急ホテルと言え
ばこれまでの何度か泊まったことがあり、昨年2月にもツァーに参加してA美さんと3泊した。昨日から
ここで王将戦の第3局が行われていた。今回の王将戦は、藤井五冠と羽生九段、つまり「令和の天才」
と「平成の天才」のガチ対決で大きな注目を浴びている。これまで1勝1敗だったが、今日4時過ぎに
1時間以上も残して羽生九段が投了。藤井五冠が2勝1敗となった。あと2勝で防衛!今夜のA定食の
おかず、鰤と大根の煮物、合鴨とつくねしそ焼き、ジャコとピーマン炒めはどれも素晴らしく美味しかった!
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【今週の振り返り】
「こちら由布院の亀の井別荘でございます。25日のご来館には何時頃の飛行機でいらっしゃいますか?
はぁはぁ、羽田9時40分発大分空港11時30分着の便でございますね。お連れ様は伊丹空港から10分
遅れの11時40分着で。はぁはぁ、それから皆さま空港のレストランでお昼をお摂りになってレンタカーでこちら
に向かわれると。それなら当館には午後2時頃のご到着になりましょうかね。因みにレンタカーはスタッドレスタイ
ヤの車をご予約されましたでしょうか。雪など降った場合は危のうございますので十分お気をつけておい
で下さい。ではお待ち申し上げております」(ガチャ)こんな電話があったのは、出かける2日前のことだ
った。北日本と日本海側に影響が大きいという大寒気団襲来というのがちょっと心配だったが、空港で
大阪組のキョウコ夫婦と合流し、「なゝ瀬」でとり天とじ丼を食べて、午後2時には亀の井別荘に到着するん
だぁとすっかり気分は温泉滞在気分だった。
1月25日水曜日当日、5時起きして心配事のいくつかをチェックしてから向かった羽田空港では、30分の遅
延で10時10分発になり、搭乗ゲートが変更になったがチェックインは出来た。早朝時点で、伊丹空港7時45分
発は欠航になっていたし、キョウコ達が乗る予定の便も「調査中」となっていて不安要素が残る。しかも大
分の高速道路は通行止めという状況だったから、とりあえず羽田から飛んでくれるのは大きな安心材料
だ。とはいえ、大分空港まで行って着陸出来ない場合は羽田に引き返すという条件はついてはいたが。し
かし、ANAのビジネスラウンジで待っていると搭乗予定の9時40分発が直前に欠航と発表され、一旦安堵して
いた気持ちがシュルルルっと萎縮していった・・気を取り直してヒカルに次の便の予約手続きをラウンジのカウンターです
るよう依頼。14時45分発16時35分着なら振替可能だと言う。それに乗ることにして、一旦預けた荷物
を引き取って、預け直す。伊丹便も欠航が決まって15時40分着の便に振り替えられ、先に着くから大分
空港で1時間待ってくれることになった。次の便まで待ち時間は長いので、11時半過ぎにビジネスラウンジを
出て、60番ゲート隣の食堂でカンタンにランチを摂る。長い夜になる予感がして天ぷらうどんにミニカツカレーをつけた。
昼食後はANAスィートラウンジで待つことに。ヒカルは大分空港近くのレンタカー会社に遅れる旨連絡を入れている。私
は宿に電話して搭乗便の変更を伝えた。
欠航の理由は大分空港に降り積もった雪らしい。昨日福岡空港で積雪があったことはニュースで知っていたが、
太平洋の海っぺたにある大分空港にも雪が積もり、除雪が難航しているようだ。確かに空港ライブカメラを見
ると一面真っ白だ。除雪車ガンバレ!!と祈るばかりだ。午後1時半過ぎキョウコ達の伊丹便が欠航になり、18
時25分着に振替をしたと言って来た。そうこうするうちに羽田の14時45分発も欠航に・・😿次は・・
17時35分着なら取れそう!と思ったら、これも欠航だと。ナンてこった!最後の手段で19時着に望みをか
ける。これ以上遅くなるとレンタカー会社の受付時間が過ぎてしまうので明日の便を考えねば。とりあえずは
亀の井別荘に連絡して今夜の夕飯ラストオーダーの8時には到底間に合わないので、遅くても辿りついた場合に
備えてカンタンなお弁当でも準備下さいとお願いした。宿側からは、今日の由布院の気温はマイナス8度、明日も
マイナス7度予想。3泊されるとして帰京前日の金曜日は終日雪予想で帰京日土曜日もマイナス7度という予報が
出ている、道路も通行止めが続いていて下の道では事故も起きているようだが大丈夫ですか、と心配され
た。伊丹にいるキョウコに相談すると、キョウコは未練タラタラだ。どうしても今日中に行きたいらしい。明日の便を
調べると、1時間程前チェックした時はかなりあった空席がアッと言う間に埋まり、早朝6時20分発と19時発
しか空いていない。起きられるか心配だが、一応6時20分発を2枚予約。空港のホテルを調べると、1泊10
万円のスィート1室しか空いていなかった。ならば、私の住まいは32階以上がホテルだから、ヒカルはそこに泊まり
、私は自分の部屋に帰ろうか、夕食は・・なんて考えていると、キョウコから「伊丹からJALは飛んだようで
すよ。羽田発もJALなら17時35分大分着19時35分空席ありますよと」とラインが!JALは飛んだのにANA
はナゼ飛ばない!!そこにANAのスタッフが来てこう言った。19時着飛びそうだが、大分空港に着陸出来ない
ようなら福岡(最初は伊丹と言っていた)に行くか羽田に引き返す条件だがよろしいか、と。う〜む、福
岡になんか行ったら宿も無いしどうしよう。
ラウンジの近くに座っていた初老の男性は、今朝7時発の大分行きの便から欠航続きでずっと待っていたそ
うだ。仕事でどうしても明日大分に行く必要があるらしく、いろんな方法を考えて福岡便に乗ることにし
たとか。福岡は除雪作業がスムーズに進んで空港閉鎖が早めに解かれたらしい。福岡空港から博多駅に移動
して新幹線に乗り小倉まで行って1泊し、明日鉄路で大分に向かうと行ってラウンジから出ていかれた。私も
決めねば。先程キョウコが言っていたJALに乗ろう!その場でJALを予約する。出来た!その旨ANAのスタッフに
伝えると、預けた荷物を引き出して第一ターミナルまで案内するスタッフを付けてくれると言う。彼女には先ほど
「JALは飛んで、ANAはなかなか飛ばないのはナゼか。同じ空港に着陸するのにオカシイじゃないか」と詰問し
た。彼女は言いづらそうに「そう思われるのはごもっともです。実は空港の除雪作業を依頼している外注
業者の力の差と言いますか・・」と親切に教えてくれた。ライバル会社に乗り替えるという客にも、こうし
て遠いターミナルまでの移動を手伝ってくれる。有難い配慮である。朝からいたラウンジは場所をAからBに移
動したにも関わらず、「長い間お待たせしてすみません」と何人かのスタッフに声をかけて貰った。散々待って
こちらも大変な思いをしたが、ANAの皆さんには随分世話になった。
第二から第一ターミナル。こちらもバス便だ。小さなバスに乗ってJALの飛行機までの移動する時、夕日をバック
に富士山のシルエットがクッキリと見えてちょっとカンドー的だった。羽田空港で9時間も待っていたのだ。タラップを
ヨロヨロと昇って1Aの席に座った途端、ドアが閉まる。最後の搭乗者は私だった。飛行機が離陸してからヒカル
も私もすぐ眠った。早起きしたし、疲れていて。着陸するとヒカルはレンタカーを借りるために一足先に空港から
出発。私は2人分の荷物をカートに載せてキョウコ夫婦を探す。いない。私達より早く伊丹から着いているハズ
なのに。キョウコに電話する。「今機内から外に出ましたー!」と言い、10分後に出会うことが出来た!「伊
丹でやっとやっと乗った飛行機なのに、ドアが閉まった後システムトラブルで散々待たされて、機材を替えます
から降りて下さいと言われて乗り替えたんですよ。だから遅くなって」そんなことまであったのか。で
も全員大分空港に到着したのだから笑い話だね。やがてヒカルが運転するレンタカーのクラウンに乗り込み、いざ出
発!午後8時10分だった。羽田空港到着から約12時間かかったな。雪道だし、凍結もしているだろう
からゆっくり行こう。車内は今日どんだけ心配してイライラしたか迷ったかなんて話を皆が明るく喋り合う。
亀の井別荘に空港出発を知らせておいたから、電話で別府道通れるようになりましたという連絡が。そ
して「高速道路ですが、今全線通行止め解除になりましたー!」と電話で伝えてくれた。ヨシャー!!!高
速の雪道の向こうに、絵に描いたような三日月がクッキリと見えた。そしてご馳走と温泉が待っていた。ま
さに執念の勝利!
猫はそんニャに待てニャイ
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