パクパク日記24年2月5週

            3度目の正直でようやく屋久島に行きサンカラホテルに泊まった!

 

        屋久島  サンカラホテル

 

2月 26日(月)東京は曇り、屋久島は晴れ!

朝 明石町「ダイニングルーム」Aセット(ほうれん草と薄揚げの卵とじ、とろろ芋、白菜の生姜和え、ご

飯、味噌汁、飲むヨーグルト、キウイ)770

 

 7時に食べ始め10分後朝食終了

 

早い昼 ANA羽田=福岡プレミアムクラス機内食

 

  

   噴煙モクモク桜島の上空を飛ぶ    小さなプロペラ機に乗って        屋久島空港に到着

 

 千尋滝(センピロノタキ)の左側の一枚岩。両手を広げて千人分あるから名付けられた

 

世界自然遺産に登録されたのは島の21%    やっとサンカラホテルに来ることが出来た!    濃いタンカンジュース

 

  本館の下傾斜にヴィラが点在する     3室ある71uのジュニアスィート        飲み物は豊富

 

             こんなにある飲み物はフリーだが、ひとつも飲まなかったのだ

 

               屋久島では珍しい晴天とか

 

夜 鹿児島県屋久島・サンカラホテル&スパ「okasオーカス」ディナーコース(旭蟹と蕪のピューレコンソメジュレ、薩摩赤鶏

やフォアグラなどのパテクロウト ビーツとママレード添え、自家製焼き立てパンとサワークリーム&オリーブオイル、アオリ

烏賊と茄子とトマトの豆乳スープ、グラニテ、タカバ(くえの一種)の椎茸黄色のワインソース、中山黒牛のス

テーキグラタンと黒トリュフ、(オプション)枕崎の本枯れ節 卵黄と山葵ご飯1650円、デザート(牛乳アイス・バ

ナナ・パイナップル泡のココアチュール巻、ミニャルディーズ、カモミールティ)

コースに合わせたペアリングワイン5杯セット 1万5千円

 

  

        スィートルーム宿泊者の夕食は2階にある「オーカス」のカウンター席で 飾り皿が素敵

 

 素晴らしいコースだった!

 

5時半起床。今日から屋久島の旅が始まる。ツァー本隊は第1ターミナルに9時過ぎ集合してJALで福岡に

向かわれるが、私は例によってもっと早いANA便でひとりでね。福岡空港で合流してJALの屋久島

行きに乗る予定だ。荷物は羽田からスルーで屋久島に送りたいが、あら?福岡行きも屋久島行きも団

体チケットのようで、航空チケットは事前に送って貰っていない。よって荷物をスルーで、というワケには行か

ないのだ。旅の申し込みする時、その旨伝えていたのになぁ。出発数日前の添乗員にそのことを

伝えると、困り果てた旅行会社はこんな解決策を出して来た。ANAの第2ターミナルで8時半に旅行会

社のスタッフと待ち合わせ、屋久島までのチケットを受け取り、私の荷物をそのスタッフに預ける。そのスタッフは

私の荷物を第1ターミナルに戻って添乗員に渡し、添乗員は自分の荷物として屋久島までスルーで預ける

・・ってなものだった。余計な手間を取らせてしまった申し訳なかった。無事福岡に着き屋久島

行き乗り場で本隊を待つ。そこに添乗員から電話があり、JAL便は30分遅れ、ギリギリだが今から

そちらに行く、とのことだった。1255発の小さなプロペラ機に全員が乗って安堵。噴煙を上げて

いる桜島の上空を飛んで1410屋久島空港に到着した。雨が降っているのが普通の屋久島にとっ

てこんなに晴れた日は超珍しいのだとか。数十分走って「千尋の滝」へ。「センピロ」と読むんだっ

て。昔は大人が両手を広げた長さを「一尋」と呼んだが、滝の左側一面に見える一枚岩は千人が

並ぶ程大きいということで「千尋の滝」と呼ばれるようになったと聞く。屋久島は白神山地など

と同じタイミングで最初に世界自然遺産に登録されたが、その範囲は島の21%である。滝から程近い

場所にある12年前オープンしたサンカラホテル&スパへ。駐車場にはたくさんのカートが待機していて、23

の客を乗せては高台上の本館へ上って行く。斜面両端にはたくさんのヴィラが見え、右側は現在建

設中のヴィラなのだとか。ライブラリーラウンジでウェルカムドリンクを頂き、K閑添乗員が11名の皆さんを紹介す

る。ウェルカムドリンクは今が旬のたんかんのフレッシュジュース。実に濃ゆい。本館はラウンジとレストランがある1階、

もうひとつのレストランとスパがある2階、そして地下階は4室のスィートルーム。私は3室あるジュニアスィートを

申し込んだので移動が不要でラクチンだ。部屋は71uとゆったりした広さ。冷蔵庫やバーには豊富に

飲み物が用意され、すべてフリーとのことだが、3泊しても私は水以外何も飲まなかった。スィートルーム

宿泊客の夕食は、2階の「Okas オーカス」のカウンター席で頂く。ヴィラ客は通常1階の「ayana アヤナ」

での夕食となる。旅に出ると昨今アルコールは控えているのだが、明日の観光はパスするので今夜は飲

んじゃおう。料理に合わせたペアリングのワイン5種(15千円)をお願いする。料理は旭蟹と蕪の

ピューレコンソメジュレで始まったが、少し前にパリで食べた「レストランKEI」を彷彿させる繊細な料理。自家

製のパンも素晴らしく、最後まで飽きることなく楽しむことが出来た。希望者にはデザート前に有料

1650円)で卵黄山葵ご飯に削り立ての枕崎本枯れ節をかけたものが。旨い!素晴らしいディナーだ。

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2月 27日(火)屋久島は曇り

  大谷翔平選手初オープン戦第3打席目でホームラン!

 

 

 

              オープン戦に初出場した大谷選手、3打席目にホームラン!

 

朝 屋久島・サンカラホテル&スパ「ayanaアヤナ」朝食ヴュッフェ(オムレツとソーセージ、サラダ、ミネストローネスープ、各種パ

ン、ヨーグルトとフルーツ、コーヒー)

 

  

        ドリンクフリーのライブラリーラウンジは新聞も読めるし、居心地抜群

 

 

昼 サンカラホテル&スパ「ayanaアヤナ」(自由食)サンカラ極上カレーうどん1900円、アイスコーヒー

 

 辛さマシマシでお願いしました

   皆さんが出かけたヤクスギランド  仏陀杉   千年杉(K閑氏撮影)

 

   私はホテルで120分ボディエステ+60分フェイシャルエステ(テヘヘ)

 

        午後5時半から地元歌手緒方麗(うらら)さんによる「屋久島の夕べ」

 

渋谷出身屋久島在住40年以上の加藤田たみこさん       大島紬の白大島のドレス姿のうららさん

 

夜 サンカラホテル&スパ「ayanaアヤナ」夕食コース(2種のグリッシーニ、自家製オニオンパン、キビナゴのベニエ(写真無

し)、薩摩赤鶏とブロッコリー、さつま芋のポタージュフォアグラ、屋久島魚介類(ハマ鯛・車海老・ハナ烏賊)

のトマト煮込みクレソン天ぷら、デザート盛り合わせ、お茶菓子、カモミールティ)、アサヒドライゼロ880

 

  

 

今日皆さんは島東南部観光でヤクスギランドなどにお出かけだ。出発前から最初に行くヤクスギランドは階段

のアップダウンもあって、私の足ではムリそうと聞いていたので観光はパスすることにしている。朝食サービ

スは645分からだが、私は一番遅い8時半に朝食に行った。昨夜も「オーカス」のカウンターでお見かけ

したアメリカ人男性2人とタイから来られた5人家族以外客はいない。ハーフヴュッフェで、メニューには卵料理と

付け合わせ肉料理の3種のプレートの他に屋久島カレーや鶏飯なども掲載されていた。朝食の感想を言え

ば、料理よりも奇麗に並べられた多くのパンが魅力的だった。と言いながら、食べたのは小さな塩

パンとソーセージパンだけだけど。このホテルで一番落ち着ける場所は、午前中過ごしたライブラリーラウンジ。飲

み物や焼き菓子などがフリーで(食べないけど)何より何紙かの新聞が閲覧できるのが嬉しい。島の

観光をするも良し、ホテルでゆっくりするも良し、アメリカ人男性達はプールサイド横にあるサウナで過ごしてい

た。プールは温水ではないので、サウナ客の水風呂代わりに使われているらしい。ゼータクよね。昼はカレーう

どんを注文。辛さマシマシでお願いすると結構な辛さで美味しく頂いた。午後2時前には2階のスパに。

スィートルームに宿泊すると1泊当り60分のエステが付いて来るそうで、私は3泊するから今日だけで3

間のエステ!2時間のボディと1時間のフェイシャルをお願いしてある。担当のエスティシャンは地元の方で、ずっ

とお喋りしながら楽しく過ごした。5時半ロビーで「屋久島の夕べ」が開かれた。地元で活動されて

いる歌手の緒方麗(うらら)さんと東京から移住された三味線と三線の加藤田たみこさんのお喋り

と演奏。屋久島に伝わる民謡「まつばんだ」から始まり、最後はハワイ語の「涙そうそう」。楽しい

1時間だった。今夜の夕食は1階の「ayana」で皆さんと一緒に食べることにした。今日の観光は標

1000mの場所まで行ったので気温は4度。ところどころで小雨が降ったそうだ。仏陀杉や樹齢

3000年の紀元杉などをご覧になったのだそうだ。皆さん、お元気ですなぁ。こちらの料理はコース数

も少なく、一番美味しかったのは自家製オニオンパンかな。明日の夕食は2階のレストランにしよう。無酒日

           _______________

 

2月 28日(水)屋久島は曇ったり晴れたり

朝 屋久島・サンカラホテル&スパ「ayanaアヤナ」和朝食セット+ヴュッフェ

 

  

      本館はレストランとスパと4つのスイート客室だけの3階建て。コテージは下の斜面に建てられている

 

     地下にあるジュニア・スィートからジムの横を通ってエレベーターに乗る

 

              希望すれば、和朝食に変更することも出来る

 

                    プールサイドにあるサウナ プールは水風呂代わりとか

 

               この島に1000メートル以上の山が45峰もあるんだとか!

 

                白谷雲水峡の弥生杉コース(約2`)を皆さんは歩かれた

 

 白谷雲水峡の弥生杉はこれ!(K閑氏撮影)

        ほぼ丸いカタチの屋久島は、島を時計に例えて〇時辺りと場所を説明する

 

昼 屋久島「かたぎりさん」飛び魚のひつまぶし(飛び魚刺身、とろろ付き)、デザート

 

  

           巨大な中間ガジュマル      七五岳が見えるのは珍しいとか  

 

     

海に直接注ぐトローキの滝(K閑氏撮影) 薄っすら見えるのは口永良部     落差88mの大川の滝(K閑氏撮影)

 

夜 ンカラホテル&スパ「okasオーカス」ディナーコース(飛び魚のタルタルクロケット苔玉風、首折れ鯖とパリパリオニオン、自家

製焼き立てパンとサワークリーム&オリーブオイル、夜光貝の酒蒸しと筍の柚子麦味噌白ワインソース、グラニテ:松の

葉シャーベット、アカハタのポワレ ココナッツ生姜ソース、サドルバック種ポーク黒トリュフ エンド豆とポテト添え、(オプション)

枕崎の本枯れ節 卵黄と山葵ご飯1650円、デザート:たんかんムース蜂蜜アイスイタリアンメレンゲなど、カモミ

ールティとお茶菓子)、白ワイン(南アASAKA・旅行会社サービス)、白ワイン(サバニャン2018 1980円)

 

  

 

6時起床。今日は皆さんと一緒に観光に参加する。当初は屋久島を一周ドライブする予定だったが、

昨年の夏の台風で崩落した島西側午後9時辺りの橋の修復工事が終わらず1周は無理。時計反対回

りで午後1時辺りの宮之浦から内側に入る白谷雲水峡まで行くと、また下(南)に下りて来て、午

8時辺りの展望所を見学して戻るという変則なコースとなった。朝食は昨日から和食を予約してあ

る。首折れ鯖の塩焼きや博多柚子明太子などのおかずで味はフツーだったが麦味噌の味噌汁は美味し

かった。9時バスで出発して小1時間で白谷雲水峡到着。ここは幻想的な森の雰囲気で、映画「も

ののけ姫」に出て来る原始の森のモデルになった由。3つのコースのうち、一番短い2`の弥生杉コースを

1時間半歩かれるのだとか。皆さん、キャラバンシューズを履き、ウェアも完全装備。さすが!ですなぁ。

栃木県から来られた母娘のお母さんと私はお留守番だ。バスの中でお喋りに花が咲き、とても楽し

かった。バスガイドのH高さんは昨日も今日も先頭に立って歩かれている。屋久島のバスガイドはタイヘ

ン。戻って来られた皆さんとバスでランチ場所の「かたぎりさん」で飛び魚のひつまぶし定食。昨日の

ランチは飛び魚の姿揚げだったそうで、屋久島にあって飛び魚は外せない食材のようだ。隣の種子島

では、飛び魚のことを愛称「トッピー」と呼んでいて、鹿児島までの高速船の名前にもなっている。

海に直接注ぐ珍しい滝はトローキの滝。海に直接注ぐ滝はここ以外は知床にしか無いそうだ。仲間ガ

ジュマル。ガジュマルと言えば、一番記憶に残るのはカンボジアのアンコールワット近郊で見た「タ・プローム遺跡」だ。

まさに寺院を呑みこむ恐ろしい樹木だった。朝ドラ「まんてん」のロケがここで行われたという看板

があったが、とても古い朝ドラだから全く記憶が無い。たぶん観なかったのだろう。あちらに見え

る印象的なカタチの山は七五岳で1488mもあり、滅多に姿を見せないとか。丸い五角形の屋久島は生

け花で使う丸型の剣山のような形状で1000m以上の高い山が45峰もある。人間は剣山の周囲の僅

かな平地に住んでいるのだ。島の西側にある瀬切展望所。そこから見える海は東シナ海で、薄っすら

と口永良部島が見えた。晴れた日には昨年地震が続いたトカラ列島も見えるそうだ。最後に「日本の

滝百選」にも選ばれている大川(おおこ)の滝を見学してホテルへ。何とか雨に降られずに帰って来

ることが出来た。最後の夕食はやっぱり「okasオーカス」のディナーコースを頂く。ヴィラに宿泊でも1度は

アップグレードしてここで食事する価値がある。メインのサドルバック種ポークが素晴らしい美味しさだった!

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2月 29日(木)屋久島は激しい風雨!東京は曇り

  夕刻、大谷翔平選手が日本人女性との結婚をインスタで発表!世界騒然!

朝 屋久島・サンカラホテル&スパ「ayanaアヤナ」朝食ヴュッフェ(茹で卵とソーセージ、サラダ、ミネストローネスープ、クロワッ

サンとハム、ヨーグルトとフルーツ、コーヒー)

 

 

 朝から叩きつけるような強い雨!

 

昼 屋久島空港食堂 屋久島うどん(飛び魚唐揚げ・とろろ付き)1000

 

  

 やっと飛行機が着陸出来た!思わずパチパチパチ!

 

夜 明石町「ダイニングルーム」Bセット(鶏肉の柚子塩焼き、鯛の子と野菜の煮物、ポテトサラダ、ブロッコリー

おかか、ご飯、味噌汁、シナノゴールド)1870円、麦焼酎ボトル3300

 

  

 

昨夜から今日は雨が降るという予報だった。起きてみると、ザンザン振りの雨だ。こんな雨の中、帰

れるのだろうかとちょっと心配になる。最後の朝食は、メニューに記載の無いボイルドエッグ(茹で卵のこ

とだよ!)を注文したら、エッグカッターもエッグスタンドも無いということで、アチアチの茹で卵が小さなお椀状

の陶器に入って登場した。2階には素晴らしいフレンチのレストランもあるホテルなのにちょっとビックリ。とはい

え、ここは実に居心地の良い美味しいホテルだった。スタッフに送られてバスに乗る。今朝、高速船など海

路はすべて欠航になったそうだ。空港近くのスーパーに15分程寄る予定だったが、バスの外は強風と雨。

添乗員のK閑さんが外に出るなり「やめましょう!」真っ直ぐ空港へ。雨は益々激しさを増してい

て、バスを降りて屋根のある通路まで78歩歩いただけなのにびしょ濡れ!何だか不安だなぁ、ヒル

ドキでもあるし、小さな空港には座る椅子も無いので食堂へ直行。売店で食券を購入して調理場に出

す。屋久島うどんを注文したら、飛び魚唐揚げの半身ととろろが付いて来た。飛び魚は上半身か下半

身になるのだが、私のお盆には上半身の唐揚げが載っていた。空港を見渡せる窓側のカウンター席でうど

んを啜りながら嵐のような外を見る。飛行機は雨より風に弱いと聞くが、風もあるなぁ。どれほど

待つかわからないので、うどんはチビチビと。四国から来られたご夫婦と今日中に帰れるでしょうか

ねぇ、なんて話しながら。そのうち構内放送が流れる。「鹿児島空港から屋久島に向かっていた○○

便は屋久島上空を旋回しておりましたが、着陸は不可能と判断して鹿児島空港に引き返しました。

よって△△便は欠航となります」空港中に溜息が流れる・・次は、我々が乗る福岡便が着陸出来る

かどうか・・福岡便は11便しか無いのだよ。船も欠航だ。サンカラホテルに戻ってもう1泊?そうなる

と荷物は送ってしまったから薬が無いのが困るか・・。当該便が着陸する時間が近づいた・・放送

が始まる。「鹿児島空港発福岡行きのJAL3672は出発が遅れたため当空港着陸が40分発遅れます」

ドキドキドキ・・その時間が過ぎても来ない・・しかし来た!小さなプロペラ機が水しぶきを上げて着陸

した!空港内は盛大な拍手!イガッター!長く座らせて貰った食堂を出て荷物検査へ。約1時間遅れて

飛び立った時には、狭い機内に大きな安堵感が広がった(ような気がした)。埼玉県から参加された

方とお喋りしたら利尻島のご出身とか。楽しい1時間だった。しかしだんだん不安になる。乗れた

のは良いが、乗り継ぐJAL(私だけANA)に間に合うのか。皆さんと福岡空港でお別れして、ANA

乗るためにかなりの距離を走れないから精一杯の急ぎ足。幸運にも羽田行きが遅れていたから間に

合った。ふぅ〜〜。どっと疲れが出て眠り込む。羽田空港に到着し機内モードを解除した途端甥から

LINE「大谷翔平結婚」の文字が目に飛び込んで来た。結婚?誰が。えぇ?大谷?翔平?ウッソー!!!

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3月 1日(金)曇り午後から晴れ

  大谷翔平選手が結婚について囲み取材を受ける

  漫画家鳥山明氏死去(享年68歳)8日に発表

朝 明石町「ダイニングルーム」Bセット(無塩トマトジュース、目玉焼、マッシュポテト、ソーセージ、サラダ、トースト、パイナッ

プル、コーヒー)770

 

  

 起床してすぐ結婚を語る大谷翔平選手をみる

 

昼 明石町「ダイニングルーム」Bセット(キーマカレー、フルーツサラダ、ミルクティ)1210

 

  

   JALファーストクラスのカレーに比べて100倍旨い!

 

夜 荒木町「よつやうえ村」2人で)お任せコース(コノワタの茶碗蒸し、蒸し鮑の炊いたん、一色鰻

と寿司米・古代餅米、長崎小長井の生牡蠣、お造り:釣り鯵・鯨尾のみ・天然ぶりトロ・剣先烏

賊、細切天然とらふぐ白子和え目葱添え、佐賀スッポンのお吸い物、焼き赤茄子と馬糞ウニ、虎ふ

ぐの漬け焼き あん肝・小西瓜・花山葵醤油漬け添え、合馬の筍の若竹煮 蛤と黒毛和牛と共

に、太刀魚と独活唐揚げ 揚げ銀杏添え、甘鯛と万願寺唐辛子の炊き込みご飯、赤出汁、漬物、

デザート:一子相伝三河味醂3年熟成アイスとフルーツの宝石和え)、麦焼酎トリプル3杯  

2人で76000

 

  

 

昨日はいろんな人からLINEやメールを頂いた。内容はと言えば、「結婚しちゃいましたね」「大谷君、

結婚しちゃったねー」「どんな人でしょうね。羽生君がヘマこいた後なので上手にやって欲しい」「大

谷ニュース、まじ叫んだ。ほんとにビックリ!でもまずはめでたし母心」「うちの息子もあやかりたい。

女子アナはいけませんよねぇ」「結婚!しちゃいましたね」「高校時代の同級生?とかはガセでしたね。

おめでたい!」「デコピンあたりからいるな、とは思いました」「基本は祝!大谷さんをしあわせにし

て下さい」「大谷さん結婚ショックに負けず」「夢子さんはショックの方が大きいのかしら」「過剰な報道

により哀しい選択をされた方もあり、大谷選手にその矢が刺さらないよう祈るばかりです」・・中

にはこんなメールも。タイトルは「まさか」で。本文は「大谷翔平のお相手の「一般女性」って夢子さ

んじゃないですよね。ニュースに触れて最初に抱いたのはその疑問でした」って。バカモン!年を考えろ、

年を。ほぼ祖母の年だぜ、私は・・とイイながら、ちょっと嬉しかったりして。起きてすぐするスマホチ

ェック。17時間差があるから、もう大谷選手は結婚についての囲み取材を受けていた。ふーん、そう

かい。そんな前からねぇ。じゃ、好みの女性のタイプは背の高い人とか明るい人とか言っていたのは

「普通の日本人女性」っていう彼女のことを言っていたわけね、ふーん、って感じで。だんだん性

格悪くなりそうなので、冷静になれ!夢子!と頬をパチンと叩いたら意地悪夢子は消えた。結婚で、

彼がより野球に集中し、実力通りの良い結果を出し、幸せになるのなら、こんなに嬉しいことは無

いものね。夜は1年ぶりにA子さんと荒木町で食事。私は昨日夕方屋久島から帰ってきたが、彼女

は昨夜ボルネオ島から成田空港に帰って来たそうだ。彼女とは8年前のフランスの旅で知り合ったが、その

後フィレンツェにもご一緒して楽しい時を共有した。働く女性としても母としても逞しいA子さん。ご主

人をご病気で亡くされたが、お嬢さんと2人お元気なので安堵している。またお会いしましょうね。

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3月 2日(土)晴れのち曇り

  両膝の手術から丸2年経った だから今日は手術記念日 古いって!

 

 

 

 全打席出塁 写真:日刊スポーツ

 

朝 明石町「ダイニングルーム」Aセット(鰯の丸干し、じゃが芋の煮物、キャベツおかか、ご飯、味噌汁、飲

むヨーグルト、オレンジ)770円、納豆220円、「封印」わさび漬け、コーヒー165

 

  

 和朝食は作るのタイヘンだよね

 

昼 明石町「ダイニングルーム」Bセット(野菜スープ、白身魚のマカロニグラタン、サラダ、パン、バゲットとロールパン、ア

イスコーヒー)1210

 

  

 

夜 明石町「ダイニングルーム」Bセット(海老と野菜のフライ、鶏肉と春野菜の飛鳥煮、茄子とピーマンの味噌炒

め、香の物、ご飯、お吸い物、とちあいか苺)1870円、麦焼酎

 

 

結婚発表後、初めて試合に臨んだ大谷翔平選手。4球・安打・4球と3打席すべて出塁した。打点

を上げてベンチに下がった時、ドジャースナインとハイタッチする姿の写真がいいなぁ。エンゼルスの赤がゼッタイ似合

うと長く思っていたが、ドジャースブルーも見慣れたからかシックリ来る。開幕したら、NHKはドジャースベンチ

に「大谷カメラ」設置を交渉するのだろうか。ゼッタイして下さいねーー!午前中でパリのパクパク日記を

仕上げるハズだったのだが、思いのほか手間取って結局ランチを挟んで午後までかかってしまった。こ

れまで泊ったことのあるパラスホテルのことを書いて疲れちゃったよ。私にとってパラスホテルなんて、やっ

ぱり「身の程知らず」なのかもしれない。原則月曜日の更新日が、このところ海外に何度か行った

ので、とうとう5日遅れの土曜日になってしまった。少しずつ早めて何とか月曜日に戻したいが、

次から次と旅の予定もありましてね・・。今日32日は母の誕生日だ。44年前に亡くなったが、

生きていたら今日で112歳。2年前、その母の誕生日に両膝の手術を受けた。31日に入院して、

翌日早朝からの手術だった。両方いっぺんにやったからリハビリなどタイヘンだった。ドクターから勧められ

たのは、まず左やって暫く経ってから右をやる。片足ずつ。でもそんなのは私の性格では無理だ。

たぶん、小心者の私は、左だけで逃げたくなるに違いない、と両足一緒の手術をお願いしたのだ。

その3ヶ月後、膝のお皿を骨折してまた手術を受けるなんてアクシデントもあったが、あの時勇気を出

して手術を受けて良かったと思う。その後腰が悪くなったこともあり、2年経っても長くは歩けな

いし、速くは歩けない。ことに坂や階段の下りが苦手ではあるが、曲がっていた左足は真っ直ぐ

になり、杖無しでも歩けるようになった。来週執刀医のK村先生の術後2年目の定期診察がある。

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3月 3日(日)晴れ

 

  

 投球フォームのイメージ作り マウンドに立つのは来年ね

 

  藤井聡太八冠棋王戦第3105手で伊藤匠七段に勝利し21持ち将棋  防衛に王手!

朝 明石町「ダイニングルーム」Aセット(焼きはんぺん、焼きたらこ、長芋と人参の煮物、わかめサラダ、

ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、バナナ)770円、納豆220円、「封印」わさび漬け、コーヒー165

 

  

 

昼 明石町「ダイニングルーム」Bセット(ワンタン麺、貝柱焼売、シラスと青菜の和え物、ラズベリーのヨーグルト)

1210円、アイスコーヒー165

 

  

 中華麺好き!

 

夜 明石町「ダイニングルーム」桃の節句(桃のお酒、前菜:クリーム湯葉・蟹のコンソメ餡・千鳥海老・うぐい

す真丈・天豆含ませ。寄せあん肝・花見団子・わらび細魚、よもぎ真丈のお吸い物、お造り:

鯛松皮造り・鮪・烏賊、牛ヒレ肉のポアレ和風ソース、ちらし寿司、麹甘酒ババロア)、1870円、麦焼酎

 

 

録画しただけで観ていないものが溜まっている。パクパク日記を作ってばかりいても飽きるので、午

後の数時間は鑑賞タイムとした。NHK「光る君へ」2週分とTBS「不適切にもほどがある」を観た。「不

適切・・」のクドカンと阿部サダヲは好きなコンビ。阿部サダヲが演じる主人公小川市郎は、1986年(昭和

61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまう昭和のダメ親父である体育教師。授業中であ

ろうが、部活野球部指導時のグランドであろうが終始煙草を吸い、不良高校生の娘純子に手を焼く男

寡(やもめ)でコンプライス意識が極めて低い市郎が38年の時間をポーンと飛んで令和の時代に飛んで来

たら・・逆に令和から昭和に突然息子と一緒に戻って来てしまった社会学者サカエの吉田羊は、セクハラ、

モラハラ、パワハラに満ち満ちた昭和の時代に怒り心頭で・・。しかも、インド映画のように、どんな場面

であろうと突然ミュージカル場面になるのも笑わせる。私などは、昭和場面で、「そうそう、そんな時代

だった。良かったこともあるけど、あの頃はひどかったよねぇ」と盛んにひとりごちて。とはいえ、

楽しいばかりではないのがクドカンドラマ。えぇっ?って驚く展開もあってね。古田新太とか久々の錦

戸亮とかゲストの役柄にもビックリ。3月末で終わってしまうのが惜しいドラマだ。今日は雛祭。私の家は

イベントを殆どしない家庭だったから、お雛様も無ければ、雛節句祭などやったことがない。その代

わり、今夜はダイニングルームで雛の節句のご馳走が出た。これで1870円なんて申し訳ない。♪ 明か

りを点けましょ ぼんぼりに ・・今日は楽しいひな祭り ♪と小さく口ずさみながら焼酎キューと。

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【今週の振り返り】

 

鹿児島から船で行くしかなくて、とにかくやたら雨が降って、とんでも無い古く大きな樹木が島の

高い場所に立っている島があるのだよな、何て言ったか・・そうだ屋久島だ!高校生くらの私の屋

久島のイメージだった。数年後、就職した会社の後輩社員に高卒のH高君が入社して来た。屋久島の

出身だと言う。ふーん、屋久島から出て来たんだぁ。ほとんど話すことは無かったが、何となくH

高君のことを観察していた。営業マンになった彼は整った顔立ちで若いのに大酒飲み。一度こんな質

問をしたことがある。「屋久島にはお正月とかお盆には帰るの?」すると「いえ、帰りません。遠い

から金かかるし」とツマラナそうに答えた。それからだいぶ経って、私の部署で働いていた若いトモちゃ

んと結婚した。可愛がっていたトモちゃんも、そのうち夫の出身地の屋久島に行くんだろうなぁとボ

ンヤリ思った。

 

2000年が過ぎてから、世の中にはちょっとした屋久島ブームがあった。ことに縄文杉が脚光を浴び、

その杉がいかに巨大か、いかに古いか、その杉に辿りつくまでがいかにタイヘンなのか、なんてこと

がテレビの旅番組や情報番組で紹介されていた。1966年に発見された縄文杉。樹齢は3000年以上、

いやいや6000年になるのではないか、なんて言われた。そしてその杉を実際に見るためには本

格的な装備をして8時間から10時間の登山する必要がある・・とかね。私の回りにも、何人か

ブームに乗って屋久島に行った人がいた。縄文杉は途中で断念した、とか違う屋久杉を観に行った

とか・・。ふーん、機会があったらそのうち私も行ってみっか。でも、登山は絶対ゴメンだけどね。

 

それからずいぶん経った数年前、今こそ屋久島に行こう!と旅行会社に屋久島ツァーを申し込んだ。

その気になった一番の理由は、屋久島にも豪華なホテルがオープンしていて、そのホテルに泊ると言うの

だ。そのサンカラホテルの本館ジュニアスィートを確保して貰った。鹿児島港から高速船で屋久島に行く。どう

せ鹿児島市まで行くのなら、前泊で鹿児島の城山ホテルに2泊してから鹿児島港で合流しよう、なん

て結構なプランを考え予約も済ませていた。ところが。出発(前泊の)直前になってアクシデントが。あ

る日突然右腕に鋭い痛みを感じ、45度くらい曲げた状態から動かすことが出来なくなった。どう

すんのよ!利き腕の右がこうでは旅なんか無理じゃないよ。すぐ病院に行った。レントゲン撮影もし

て骨に異常は無い・・たぶんゴルフ肘とかテニス肘とか言われる症状でしょう、と言われた。安静にし

て時間が経てば治ると。旅に行けば安静は無理で、出発までその時間が無いのよ、私は。仕方が無

い、キャンセルだ。2回目の屋久島も同じようにサンカラホテルの本館ジュニアスィートを予約していたのだが、ある

ことで断念した。そして今回が3回目。3回目の正直とはよく言ったもので、ようやく屋久島の土

を踏むことが出来た。そしてサンカラホテルのジュニアスィートに泊ることが出来た。ワーイ!なのである。初めて

泊るのに、ナゼかホテルのスタッフは私の名前をよくご存知だった。キャンセル夢子か?

 

屋久島は南の海にある島、沖縄と石垣島の間辺りにある島、一年中暖かい島・・なんて。このよ

うに屋久島は間違ったイメージをもたれているようだ。そんなに南じゃない!鹿児島県の島だよ。し

かも、鹿児島県の大隅半島先っぽ佐多岬からは僅か60`の距離にあるのだ。島の東側には鉄砲伝

来やロケット打ち上げで知られる種子島、北西には小さな口永良部島がある。島は五角形で9割はさま

ざまな動植物が生息する森林。そして最高峰1936bの宮之浦岳を筆頭に標高2000bに迫る山々が

聳えているから「洋上のアルプス」とも称されるのよ。屋久島を舞台にした小説「浮き雲」で作者林

芙美子は「1ヶ月に35日雨が降る」と書いた。一年中湿潤な気候は、一般的に樹齢500年程度の

杉なのに1000年以上の長寿の杉を育てた。「屋久杉」と呼ばれるのは樹齢1000年以上長寿の

杉だけだ。この島は杉の自然分布の南限である。抗菌作用のある樹脂分が多いために腐りにくい

特徴が縄文杉や大王杉、弥生杉、紀元杉、大和杉、仏陀杉などを育てた。そんな島だから、樹齢

1000年未満の杉は「小杉」と呼ばれ、樹齢100年以内だと「地杉」なんて言われてね。屋久島

にかかると、100年なんてアッという間の短さなのだ。100年はチャライって。この島の大型動物の数が

面白い。「人2万、鹿2万、猿2万」と言われる人と鹿と猿の島なのだ。現在の人口は11000

位らしいが。ハイキングはパスしたので鹿は見なかったが、猿は島のアチコチで見かけた。島の西部にある

「いなか浜」は、日本一のウミガメの産卵地。5月から7月にかけてアオウミガメやアカウミガケが産卵のために

砂浜に上陸する。そして飛び魚。屋久島で魚と言えば飛び魚らしい。どこの食堂でも出てくるのは

飛び魚。隣の種子島では「トッピー」と呼ぶのだそうだ。繰り返しになるが、鹿児島港と種子島、屋

久島を結ぶ高速船の名前は「トッピー」である。

 

 

サンカラホテル&スパは12年前にオープンした。島の東南の高台にあるオーベルジュ。「サンカラ」とはサンスクリット語で

「天の恵み」の意味と聞く。アクセスが良いとはいえない離島にあってセンスある高級な宿を運営してい

る会社はどこなのだろう、どこのホテルグループなのだろうとホテル好きの夢子は当然知りたくなる。答え

は意外だった。親会社は1957年創業の大阪八尾市の平川商事で、不動産とパチンコ事業からスタート会社

だった。現在では不動産事業やパチンコ事業に加え、ゴルフ事業、ホテル・レストラン事業、フィットネス事業、アパレル

事業、アミューズメント事業、クリーンエネルギー事業、和牛畜産事業・・など事業は多岐に渡っている。屋久島で

JR屋久島を取得して「ホテル屋久島」を営業している。しかし、よくよく聞いてみれば、サンカラホテル

&スパの建物は、タイの人気リゾート地プーケットを模したホテル「あかつき」が造ったのだとか。タイ人シェフが作

るタイレストランも人気があったらしい。どうゆう経緯があったのかはわからないが、2008年に閉鎖され

た。その後、短期間何とかというホテルになったこともあったが、2010年になって平川商事のホテル・レ

ストラン事業が本腰を入れてサンカラホテル&スパをスタートした、ということらしい。オープンから12年、今では

予約を取るのが難しい人気ホテルになり、本館下の傾斜に点在するコテージの増設工事も行われていた。

本館のスィートに泊るか、森に点在するヴィラを選ぶか。予算と好み次第だが、ヴィラの場合は海を眺める

ことは出来ない。スィートは高い代わりに、2階のレストラン「オーカス」の夕食と160分のスパサービスがあり、

おまけに海の眺め付きだ。

 

冒頭に書いた日高君のことを屋久島に行ったら聞いてみようと思っていた。ところが、バスの運転

手さんは日高さん、ガイドも日高さん。ガイド日高さんに寄れば、屋久島は日高だらけで、石を投

げれば何人もの日高さんに当たるのだそうだ。それでは、日高君のことを聞いても絶対わからん

わな。諦めた。3回目の正直で屋久島とサンカラホテルには行くことが出来た。しかし、もう一つ私には

何度チャレンジしても叶っていないことが残っている。にっぽん丸である。4回目に成功した時には

何と言うのだろうね。

 

                白いバックグラウンドの前に座っている猫

低い精度で自動的に生成された説明 雨が多いのはニャァ、ちょっとニャァ

 

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