パクパク日記24年12月3週

          水曜日フランクフルト経由で帰国。数日ちょっとのんびり過ごす

 

   オテル・デ・ベルジュ  あらしのよるに

 

12月 9日(月)イローゼリンとドイツ・バーデンバーデンは曇り 寒い!

  アナウンサー小倉智昭さん死去(享年77歳)

朝 フランス・アルザス イローゼリン「オテル・デ・ベルジュ」朝食セット

 

  

 優雅なオーベルジュの朝食

 

昼のおやつ ドイツ・バーデンバーデン「CAFÉ KONICチョコレートケーキとポットコーヒー(旅行社からのゴチ)

 

  

       寒いカーデンガーデン散策はパスしてお洒落なカフェでケーキとお茶

 

夜 ドイツ・フランクフルト シェラトン・フランクフルト・エアポートホテル ツナのタタキとひよこ豆(前菜だけ食べた)

 

   昨日フランス・今日ドイツ 食欲無し!

 

先週からフランスの北東部アルザス地方に来ている。寒い中、クリスマスマーケットで大賑わいのアルザスの街をウロウロし

て楽しんだが、今日の午後フランスにサヨナラしてドイツに行く予定だ。それはそれとして昨日から宿泊して

いるのは、ツァーで1番楽しみにしていたイローゼリンの「オテル・デ・ベルジュ」。というのも、現在は2ッ星だ

が、50年以上3ッ星を維持して来た伝説のレストラン「オーベルジュ・ド・リル」と同じ敷地にあるホテルなのだ。

昨夜は本当に美味しいディナーを頂き思い出深い夜となった。今日は出発が10時半なので、朝食はブ

ランチのつもりで遅い時間にゆっくりどうぞ、と言われてはいるのだが、朝はやっぱり5時過ぎには

起きてしまうし、昨夜満腹だったとはいえ、しっかり空腹にもなる。と言うことで8時には朝食

会場へ。1番乗りだったが、すぐツァーコンダクターK野さんが、そして皆さんも次々といらっしゃった。

朝のご飯も素敵だった。自家製のヨーグルトや林檎などのコンフィチュール、あまり甘くないクグロフ、数種のチー

ズ、数種のハムやサラミ、クロワッサンやクリスマスシーズンならではのパン・マナラやバゲット、4種のジャム・蜂蜜に「イズ

ニー」のバター、それに注文した8分の茹で卵・・。時間がたっぷりある中でのオーベルジュの朝食。何

て優雅なんでしょ。ここに来て良かったぁ。人を包み込んでくれるような優しい笑顔が素敵な女

性スタッフとは別れ難いが、出発時間が来た。また来たいと思いまーす。バスは走り出すと1時間程で

ドイツ国境を越え、バーデンバーデンに到着した。駅でスルーガイドのK藤さんをピックアップ。バーデンバーデン

には何度も来ているが、駅に来たのは初めて。旧市街と離れた場所にあって驚いた。旧市街でバス

を降りると風もあって凄い寒さ!K藤さんの案内で街の散策をされると言うが、私は勝手知ったる

街なのでパスして暖かい場所で待つことに。K野さんがオススメのカフェがあると連れて行ってくれた。入

口でたくさんの種類の中から好きなケーキを選んで奥のテーブルでお茶と頂く形式。K野さんの断然のオ

ススメはさくらんぼの蒸留酒キルシュにたっぷり漬けたサクランボが入ったフォレノワール。「黒い森」という意味だ。

ここ地元だからね。じゃ、それを1口頂くとして私はチョコレートのケーキを選択。フォレノワールはスポンジに驚

く程キルシュが沁みていて、アルコール弱い人は酔っ払いそう。チョコレートケーキはとても濃厚だった。そのうち散

策組も合流されて賑やかなティータイムとなった。ランチが付いていないから丁度良いね。お茶後はフランクフル

ト空港に向けまっしぐら。それでも2時間はかかっただろうか。今夜は空港に隣接したシェラトン・フランク

フルト・エアポートホテルに宿泊するのだ。私の部屋7094号室はエレベーターから数分はかかる1番遠い部屋だ

った。夕食はホテルのレストランだったが激混みで料理が出て来るまでエラク待たされた。1皿を食べたとこ

ろでちょっと腸の具合が悪くなったので、途中で失礼した。部屋で早めにベッドに入った。無酒日

            _____________

 

12月 10日(火)晴れ

第1食 フランクフルト シェラトン・フランクフルト・エアポートホテル 朝食ウヴュッフェ

 

  

 体調戻り6時半からモリモリ

 

昼 ANAフランクフルト=羽田機内食(和食コース)、1週間ぶりのビール

 

  

 1週間ぶりのアルコールなのにビールだけ

 

昨夜は体調イマイチで9時半には寝てしまったから5時前には起き出した。元気になった。シャワーを浴び

てから朝食サービスオープン前のレストランへ。あらら、もう78人並んでいるじゃないのさ。昨日の夕食は

ツナのタタキとひよこ豆を食べただけだからお腹空いちゃってね。そのうちK野さんもいらしたから一緒

に朝ご飯。ドイツはしっかりした朝食を摂る国だ。元気になると食事が美味しくていい。皆さんはルフト

ハンザ機で午後2時過ぎの便で帰られるが、私ひとりは午前1130分発のANA204便に乗る。という

ことで9時にはホテルを出てK野さんと空港のANAカウンターに向かった。それではK野さん、たくさんお

世話になりましたぁ、ありがとう!またね!車椅子の代わりに6人乗りの電動自動車に乗せられ、

荷物検査場まで行った。車を降りて検査を受けると、身障者用ベンチみたいなところで待つのだが、

ここからがタイヘン!寒いベンチで1時間半くらい待たされたのだ。往路でフランクフルト空港に着いた時知った

のだが、ドイツでは(フランクフルトだけかもしれない)従来航空会社が行って来た車椅子などのサポートサービス

を、現在では空港が管理する別会社で一貫して行うことになったのだそうだ。そのせいかどうか仕事

が超お役所的で利用者には極めて不評(ゼッタイ)!やっと名前が呼ばれて電動自動車に乗せられANA

のゲートに着いたのは搭乗時間の10分前だった。ビジネスやファーストクラスを予約していてもラウンジに行く時間

も無いのだ。どうしてくれる!と文句タラタラ。フランスアルザスにいた約1週間、アルコールは一切飲まなかった。

待ちに待った日でもあるのにそう飲みたいと思っていない自分に驚く。で、飲んだのは缶ビール1本だ

け。映画「マイペンギンフレンド」を観た。ブラジルの年老いた漁師とペンギンの物語。ペンギンも演技するのね。

            _____________

 

12月 11日(水)晴れ

  今日は24時間−8時間=16時間

悠仁さま筑波大学推薦入試で合格

朝 ANAフランクフルト=羽田機内食(トマトジュース、ヴィーガンカレー、ヨーグルト)

 

  

 東京湾の向こうに富士山が見える

 

昼 明石町「ダイニングルーム」アラカルトメニューから なべ焼きうどん1485円、ミルクティ165

 

  

 なべ焼きうどん高いよなぁ

 

夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(油淋鶏、鯛の中華風刺身、シラスと青菜の和え物、茸のスープ、ご

飯、漬物、パパイア、身しらず柿、(桃まんじゅう))1870円、麦焼酎ボトル3300

 

  

 

結局映画やビデオをダラダラ観ていて、一睡もしないまま羽田空港に到着しそうだ。映画は「宇宙人の

あいつ」を観た。長男が経営する焼肉屋を舞台に、全く似ていない四兄妹を巡る物語。長男がバナナ

マンの日村勇紀、次男が中村倫也、長女は伊藤沙莉、三男が柄本時生というキャストだ。ストーリーには触れな

いが、日村勇紀がいることで、中村倫也はゼッタイホントの兄弟じゃない!と観るモノに思わせて効果的だ

し意外と演技力もあってね。映画は選択を間違えると、あぁ〜ぁっと後悔するが、ヴァラエティ番組や

「孤独のグルメ」などのドラマを観ていればガッカリはしない。往路フライトで食べた「一風堂」のラーメンが美味

しくなかったので朝食替わりに「醍醐」監修のヴィーガンカレーを食べる。これは旨い!復路は13時間の

フライトの予定だったが、定刻より40分も早く羽田空港到着。タクシーも道が空いていたから午前8時台

に帰宅してしまった。昨日の朝5時半に起きてずっと寝ていないから眠いが、夜まで我慢すればタチ

マチ時差ボケにはならない。眠い時はカラダを動かして働け!スーツケースから洗濯モノを取り出し洗濯機に放

り込んだら、お昼には乾燥まで終わっちゃったよ。シュゴイ!ランチはアラカルトから鍋焼きうどんを選んで

食べる。あぁ日本だなぁ。とはいえ、昔から鍋焼きうどんは実力より人気があり過ぎると思って

いるし、食材を考えると値段が高過ぎると思ってもいるのだよ。皆、鍋焼きうどんにはある種幻

想を抱いているのじゃないだろうか。衣だらけの海老天以外にたいしたもの入っていないじゃん。

            _____________

 

12月 12日(木)晴れのち曇り

  竜王戦第6局藤井七冠が勝ち42敗で竜王位を防衛!これで4連覇!

朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(身欠きニシンのつけ焼き、野菜の煮物、モヤシと人参のお浸し、ご飯、

味噌汁、飲むヨーグルト、キウイ)770円、納豆220円、「封印」わさび漬け、コーヒー165

 

  

 子供の頃はニシンがキライだった

 

昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(蟹とレタスの炒飯、貝柱焼売、蒸し鶏とモヤシの葱生姜和え、春雨と

白菜のスープ、アイスコーヒー)1230円、身不知柿

 

  

 美しいチャーハン!

 

午後のお茶 銀座8丁目「カフェパウリスタ」ホットココア 980

 

   大仕事を終えてホッ!

 

夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(オニオンクリームスープ、牛ヒレ肉のソティ赤ワインソース、サラダ、ライス、紅マドンナ、カ

モミールティ)1870円、大判焼き270円、麦焼酎

 

  

 

復路の飛行機では一睡もせずに帰って来た。つまり5時に起きてからずっと起きていたから33

間?起きていたってことか?昨夜は午後10時まで我慢したが、それほど寝不足だったから流石に

昨夜はコロッと眠った。よし、これで睡眠不足解消だ。プーチンロシアのせいで、余分に2時間程飛行時間

が長くなったとはいえ、中東経由などに比べるとヨーロッパ線はラクチンだ。疲労感が全然違う。旅の間撮

影したたくさんの写真の取り込みやパクパク日記の作成を頑張らねばね。出かける前から予定して

いた大きな仕事があって銀行に行く。1つはスムーズに行ったのだが、2つ目がどうもね、うまく行

かなかったのだよ。そうこうしていているうちに午後3時になってしまい、トイレにも行きたくなっ

た。銀行隣には確か「カフェパウリスタ」があったハズだ。あそこでお茶を飲んでトイレを借りよう。「カフェパ

ウリスタ」には大昔来たことがあったような。温かいココアを飲んだらほっこり気分になった。銀座4

目辺りまでぶらぶら歩いて久々に鳩居堂や大きな店舗のユニクロに行く選択肢もあったが、何だか面

倒になってしまい真っすぐ帰宅した。竜王戦第6局の2日目。かなり早い時間に佐々木勇気八段

が投了し、藤井聡太竜王の防衛が成功。4連覇達成だ!夕食のデザートは今年初の紅マドンナ。ホントこ

れ柑橘類なのにゼリーに似た感触だ。旨いねぇなんて言いながら調子に乗って大判焼きを注文して

しまった。甘さがかなり控え目だから罪悪感が少なくってね、つい食べてしまうのだ。イカンイカン。

            _____________

 

12月 13日(金)曇り 寒〜い!

朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(鶏つくねと野菜の煮物、シラス納豆、白菜の柚香和え、ご飯、味

噌汁、飲むヨーグルト、パイナップル)770円、納豆220円、超高級梅干し、コーヒー165

 

  

 美味しい朝食!

 

昼 日本橋高島屋「糖朝」香港風焼きそば1200円、小豆仙草ゼリー600

 

  

 この組み合わせが好き!

 

夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(海老フライとポテトコロッケ、茶碗蒸し、刺身湯葉、江戸菜のお浸し、お

赤飯、味噌汁、シナノゴールド林檎)1870円、麦焼酎

 

  

 大盛り赤飯にポテトコロッケと海老フライのっけてしまいましたぁ

 

今年最後の美容院。美容院だから年末はギリギリ31日まで営業するのだそうだ。昔は初出社の4

とかに着物の着付けやら髪のセットなどで正月早々も忙しい美容院だったが、昨今は晴れ着着ての出

社なんてする人いなくなったよね。そうゆう私も、数十年前は暗いうちに母に着物を着せて貰い、

予約していたタクシーに琴を積んで都心の勤務先まで行ったことがあった。芸能大会のノリで、私が演

奏する琴の音を聴きながら樽酒を開けて新年の乾杯なんかしてね。もっともそんな恰好では仕事

が出来ないから、新春朝礼が終わったらすぐ着替えて仕事したような記憶がある。今年はカレンダー

の巡り合わせで、最大9連休になる人が多いとか。9日あればヨーロッパにだって行ける。働いてい

る人にとっては嬉しい年末年始なのだろうなぁ。一年中連休中の私など年寄りには関係ない話だ

が。とはいえ、少し前からコロナに続いてインフルエンザや喉や激しい咳が続く悪質な風邪が流行っている。

長い休み中にそんな病気に罹ると医療機関はお休みだし、薬も不足していると聞くからタイヘンだ。

元気で過ごしましょう。昼前日本橋の高島屋へ。買い物の前にお約束の「糖朝」でランチ。香港風焼

きそばと小豆仙草ゼリーのいつもの組み合わせだ。文房具売り場、靴下売り場、アクセサリー売り場に続

き、最後に地下の食品売り場へ。目的のものを籠に入れてレジに行くと、とんでも無い長い行列が。

その長さにめげて品物を売り場に返して帰ることにした。夕食は大好きポテトコロッケにお赤飯。お赤

飯は大盛にして貰った。お赤飯の上に海老フライとコロッケ載せてね。どちらも何て美味しいのだろう。

            _____________

 

12月 14日(土)晴れ

  アメフットチーム準決勝で敗退😿

朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(鯖のみりん漬け、はんぺんと野菜の煮物、キャベツゆかり和え、

ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、オレンジ)770円、納豆220円、超高級梅干し、コーヒー165

 

  

 鯖好き77年! 札幌のハル

 

昼 歌舞伎座客席にて 海苔弁 山登り弁当1300

 

  

 

夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(白身魚の香り蒸し、豚ひき肉と野菜のピリ辛味噌炒め、海の幸の

サラダ、中華風青のりスープ、ご飯、漬物、赤肉メロン、マンゴープリン)1870円、麦焼酎ボトル3300

  

  

 中華はダブルデザート!

 

11月の歌舞伎座は大規模修理とかで通常の公演は行われなかったから、久々の歌舞伎座だ。と言っ

ても2ヵ月ぶりだけど。もう長いこと毎月、しかも月2回(多い時には月3回なんて時も)通って

いる歌舞伎座だからなぁ。通常は昼の部と夜の部の2部制だが、今年の12月は3部制。1部は新作

ヒット作品である「あらしのよるに」である。きむらゆういちの絵本「あらしのよるに」を原作として

いる作品だが、絵本は発刊30周年を迎えた。初演は2015年の南座で今回が5度目。私は博多座公

演も含め3回目だ。新作で9年の間に5回も公演がかかるっていうのは歌舞伎界では大ヒットだよな

ぁ。土曜日の午前中とあって劇場内にはいつもは見かけない小さな観客がたーくさん。主役の狼ガ

ブは初演以来ずっと獅童が演じているが、美味しそうな友達・山羊のメイはこれまでの松也から菊之

助に替わった。たぷは坂東亀蔵、みい姫米米吉、ぎろは松緑、狼のおばばは萬次郎、がいは権十郎、

山羊のおじじに橘太郎、ばりい役は國矢改め精四郎。今回から門之助の絵師や、幼い頃のめい役の

陽喜とがぶ役の夏幹など新しい登場人物も。「ともだちなのに美味しそう」の芝居、これからも上

演されそうな予感がするんでやんす。休憩時間に海苔弁山登りを食べた。鮭やちくわ天などガブリ

と齧れて旨い!歌舞伎座の帰りに「ミキモト」に寄った。ちょっと見るつもりが、すっかりその気に

させられちゃってね。自分へのプレゼントもたまにはいいか。帰宅してからパクパク日記をアップした。

毎年元H斗社のH本さんから岩合さんの「のら」猫カレンダーを頂く。K岩からもアメリカ製の日めくり

猫カレンダーを長年頂いている。有難いことである。自分でも猫モノを買うから、家中猫カレンダーである。

            _____________

 

12月 15日(日)晴れ

韓国国会尹大統領の弾劾可決!

朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(かますの一夜干し、切り干し大根の煮物、小松菜のお浸し、ご

飯、味噌汁、飲むヨーグルト、バナナ)770円、納豆220円、超高級梅干し、コーヒー165

 

  

 超高級梅干しもこれが最後。1800円超?

 

 明石町「ダイニングルーム」B定食(ワンタン麺、もち米団子、トマトサラダ、苺ジャムヨーグルト、コーヒー)1210

 

  

 ご主人がアルザスでシェフをされていた方にお土産渡す

 

夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(陶板焼き:牛肉・海老・帆立、ふろふき大根、蒸し鶏と野菜の

サラダ、千枚漬け、ご飯、お吸い物、温州みかん)1870円、麦焼酎

 

  

 

明後日から寒い地域に旅に行く。荷物引き摺って雪の上ですっ転ぶのはゴメンだから荷物を作って送

る用意。寒さ対策は今週週明けまでいたフランスアルザスとドイツでイヤってくらい体験して来たから慣れた

ものさ。しかも2泊で短いからね、準備は15分もかからない。悩ましいのは靴をどうするか、だ

った。もし雪が積もっている場合、クルブシの上まである靴がいいんだけど、着脱に時間がかかるし。

持って行くには嵩張るから難しいよね。そんなことでかの地の天気予報を何度も覗いているのだが、

雪が積もっているのか、来週積程降るのかがようわからん。・・・降らん!と決めた。気付で送っ

た。お隣韓国はタイヘンなことになっている。突然戒厳令が発令されたり、現職大統領が弾劾された

り、いったいどうなっているんじゃ。今年3月には13年ぶりにソウルに行って大好きな韓国料理を

楽しみ、ついでに(ウソだよ〜ん)MLB開幕戦にも行って興奮したんだけどね。これまでも何度か

思ったことがあったが、韓国の人の政治に対しての関心の高さとかデモなどの参加行動力は凄い。

日本人とはレベルが全然違うものなぁ。熱いんだね、きっと。遅れているパクパク日記作成頑張った。

              ______________

 

【今週の振り返り】

今年最後の海外旅行から水曜日帰って来た。そろそろ20年も前になるが、主な仕事を辞めてか

ら本格的に海外旅行に行き始めた。最初は2ヶ月に1度のペースで行くつもりだったようだが、タチ

マチのうちに毎月になり、多い時は月に2回行くような超ハイペースになった。回数は数える気にもな

らない程行ってしまった。超タイクツな長時間移動が続くバスの中で、訪れた国を1度数えた数字に足

して行った結果、これまで行った国数は154ヵ国に上るようだ。この激しい海外旅を止めよう、

あるいはペースを落とそうと何度も思ったのだが、予定表の手帳に白いページを見つけるとフラフラと行

き先を検討し、旅行会社に電話してしまう。まるで中毒患者のようだった。「旅行申し込み中毒」

?京都に家を買ったのも、それを克服するための一策だった。予定表手帳のアチコチに「京都の家」

と書いてしまえば、白いページは無くなる。そうすれば、旅行先を探して申し込むことも無いと踏

んだのだ。何年かは有効な策だった。しかし、暑さが極端に苦手な人間だから、元々6月中旬から

9月いっぱいくらいまでは激暑京都は避けるから夏季の3ヵ月半京都オマジナイは通用しない。そし

て手帳に京都と記入する前に、旅を申し込むようなズルイ人間(それって誰だ!)も現われてね

(笑)。時には京都と書いてあっても消しゴムで消す輩も。そんな悩みを一挙に解決したのが、

新型コロナの大流行だった。

 

20204月緊急事態宣言が出されると、当然のように次々と旅行催行の中止が決まって行く。

最後の海外は、大好きホテルのオテル・ド・クリヨンに2月に宿泊するフランス・パリ滞在の旅だった。そのパリ

のブリストリホテルに4月に泊まる旅や、フォーシーズンズホテルに5泊するイタリアのフィレンツェ滞在の旅、毎年の

ように行っていたドイツのバーデンバーデンのベルリンフィルイースター音楽祭とか行きたい海外旅が。6つ程

いっぺんに消えてしまった。あの時の消失感はなかなかのものだった。その一方で、これな

ら持病?である「旅行申し込み中毒」が自然に治らざるを得ないという安堵感があったのも

確かだ。行こうにもツァーは無いし、だいたい訪れる国自体がコロナでグチャグチャの状態だった。ミラノ

のシンボルとも言えるドォーモ前広場や、パリのセーヌ川沿いを映し出す画面は、いずれも地元民のコロナ

感染の恐怖に満ち満ちていた。このパンデミックが終われば、私もあそこにまた行きたくなるの

か?いや・・どうだろう・・とすっかり世界観も変わってしまった。海外は当面行くことが

出来ないのなら、可能な限り国内を楽しもうと決めた。国内旅行に行く回数もどんどんエスカレー

トして、「毎週国内旅行」がほぼ定番になっていた。年間約50回の国内旅行。1週間のうち、

旅に出ているのが34日、残り家にいるのが心地良いペースだった。

 

全世界が強く願っていたコロナ感染終焉をようやく迎えた。当初1年くらいかと思っていたのに、

日本で5類に分類されるのに結局3年以上を要した。旅行会社は周囲を見ながらゆるゆるとツ

ァーを再開し始めていたが、5類になったからと言って、すぐ海外に行こう!という気持ちには

ならなかった。もう何百回も海外には行ったのだし、行きたい国や町が特にあるわけでも無い。

お気に入りの街には20回とか20数回とか行っているしなぁ。コロナを機会にすっぱり海外旅か

ら足を洗う(そうゆう言い方変ですよね)のも良かろうか、なんて思ってね。ドメスティック夢子

で行こうか。そんな時、ふと台湾で迎える年末年始のプランを写真で見るうちに、いつの間に

やら行く気になっている自分に気が付いた。ヤバイじゃん!行きそうだよ、この人。そろそろ

申し込んじゃうよ、この人。はい、申し込みました。台湾45日(前泊1泊)の旅。ま、

台湾なら国内に毛が生えたようなものだから、ほぼ国内ってことだし、なんて行く前は思っ

てね。でも帰って来たら、即、えーっと次の海外は・・・。あぁ、ダメだ。この人。

 

帰国してちょうど1ヶ月後にはオーストリアのウィーンとザルツブルグの旅に行っていた。音楽の旅だった。

26日に帰国したかと思ったら同じ月の中旬にはパリへ。更に1ヵ月後の3月中旬にはソウルへ、

と言った具合だ。おいおい、海外旅から足洗うなんて言っときながらナンてこったい。はい、前

言取り消しです。こんな調子で今年は8回行ってしまったです、はい。スンマセンでした。って謝

る話ではないのだが。行きたい国は特にない。何をしに行くかで気持ちが変わる。クラッシック音

楽か、グルメか、それに大谷翔平選手の応援か。8つの旅はそれらにすべて当て嵌まるのだ。国

内旅行、都内滞在には38回行った。合計すると46回で、年間160泊都合206日間旅していた

ことになる。昔はもっと長い旅が多かったので、平均すると年間200泊で230日が旅行日数だ

った。今年は昨年に比べて訪問した県数が少なく18 都道府県。が、長野県には5回、北海道

には4回も行き、ガンツウには4回乗ったから広島県にも4回行ったことになる。

 

思い出深い旅。う〜む、どの旅も楽しい思い出があるが、強いて言えば・・・2月末の屋久島。

中止や自分の怪我などが何度か続いて遠かった屋久島だったが、ようやく行くことが出来た。

サンカラホテルも快適だったが、帰国時の嵐のような天候には驚かされた。4月末に甥の晃と行った

新潟の赤倉観光ホテル。4泊のうち半分くらいは雲海の中だった。2度出かけた上越市でのランチが

あまりにユニークで忘れられない。同じ新潟には5月にも行ったが生まれた県とはいえ殆ど知らな

いことばかりだったし、直後に行った育ち故郷の長野県なのに上高地は初めての訪問だった。

また何度か行ったことのある長野県の美ヶ原だったが、標高2034bに建つ王ヶ頭ホテルに宿泊し

た経験は貴重なものだった。北海道には4度も行ったが、その皮切りになったのが6月の「8

つのガーデン巡りの旅」だった。これまでも個別に3つのガーデンには行っていたのだが、8つを

制覇したいと思っていたのでその念願が叶った。ふぐの白子を愛する「白子の会」はもう長く

続いているが、冬場ばかりの活動を寂しがって年に123日も旅に出ることにしている。

コロナで休止していたが、昨年から新潟ワインの旅を復活させ、今年は山口県(と島根県)を旅した。

思いがけず訪れた秋吉台サファリランドでたくさんの動物たちに会って大きな声を上げて興奮し、エメ

ラルドの海をバックに角島大橋を渡ったことも愉しい記憶だ。まだまだご紹介したい旅はたくさん

あるのだが、それはパクパク日記を読んで頂くということで、ご紹介はこのへんにて。

 

2025年もたくさんの旅をするのだろう。しかし、4年ぶりに海外を復活してみて、往復の移動

疲れがとみに大きくなった。ロシアの上空を飛べないことでの様々な影響が旅行者にとって重く

のしかかる。ことにドバイなど中東経由の旅は、乗り継ぎ時間を含めると丸1日移動すること

になり、行きも帰りもカラダへのダメージが大きい。時差にはめっぽう強かった私でも、もうそん

な強がりを言ってはいられなくなって来た。それらのことも考慮して、2025年には「普通の

人並み」の感性を持たなくてはな、と思っているところだ。

 

             白い壁の前にいる猫

中程度の精度で自動的に生成された説明 海外の飛行機会社には小型動物の機内持ち込み可もあるんだニャ

 

           バックナンバーのトップへ     夢子倶楽部トップ戻る

           § 未だ  12月 1週 をご覧になっていない方はクリックね