月曜日ザルツブルグから戻り、時差ボケのまま土曜日には沖縄へ
ザ・クラブテラスアットブセナ 見事な虹が!
2月 3日(月)日本は晴れ 立春 今日は24時間−8時間=16時間
朝 ANAフランクフルト=羽田ビジネスクラス機内食(ヴィーガンカレー、トマトジュース、茅乃舎野菜スープ、バニラヨーグルト、
コーヒー)
カレー食べながら「翔んで埼玉」を観る
昼 無し!
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(鰈の煮物、烏賊と野菜の煮物、キャベツの磯辺和え、牛蒡の胡麻
酢漬け、ご飯、お吸い物、栃おとめ)1870円、麦焼酎
往路も順調だったが、復路のフライトも順調。ウィーン直行便は空席が目立ったが、フランクフルト便はほぼ満席
だった。13時間のフライト時間は3,4時間眠り、食事は最近お気に入りのヴィーガンカレー。何かと人気の
ある茅乃舎だが、この野菜スープは美味しいと思ったことが無い。残念だ。数種類用意されているヨ
ーグルトの中にプレーンが無いというのもいつも不満を感じる。映画は「翔んで埼玉 琵琶湖より愛を
こめて」を観た。前作がヒットしたために作られた2匹目のドジョウのテーマは東西対決である。関西勢は、
離婚後子供3人を連れて逞しくパリで生きている杏が桔梗魁に扮し、愛之助が嘉祥寺晃、その嫁で
神戸市長が藤原紀香、京都市長が川崎麻世、これにお馴染みの埼玉勢は麻実麗のGACKTと壇ノ浦百
美に二階堂ふみ。ノーメイクで登場する旧与野市在住の主婦和久井映美とアキラ100%の夫、娘の朝日奈央
の存在も面白い。まぁ面白くもあったが、3匹目はいないな、と思ったことも確か。17:55羽田到
着の予定だったが、50分早く午後5時過ぎには着陸した。モノゴトすらすら進んで午後7時15分に
は「ダイニングルーム」で鰈の煮物をつまみながら、濃〜い焼酎水割りをグビっと。ファ〜〜旨い!ウィーン、
ザルツブルグも良かったけど、日本はいいな。短い旅なのに8日ぶりに帰って来たことが嬉しい!
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2月 4日(火)晴れ 寒い!
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(赤魚の粕漬け焼き、野菜の煮物、金時豆、ご飯、味噌汁、飲む
ヨーグルト、ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、オレンジ)770円、納豆220円、「封印」わさび漬け、コーヒー
165円
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(さつま芋のクリームスープ、茄子とショートパスタのミートグラタン、サラダ、バゲ
ット、洋梨シャーベット小、アイスティ)1210円
ん?今日のクリームスープは旨くないなぁ
夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(海老チリソース、豚肉焼売、ハムとモヤシの和え物、白身魚と黄ニラのスープ、
ご飯、漬物、ジャスミンティゼリーとアイスクリーム)1870円
中華にはデザートが2種!
寝不足であったが、8日ぶりの自宅のベッドではナゼかなかなか眠れなかった。深夜になってようや
く眠りについても何度か目が覚めては起きだして。そんなことで昨日より一層寝不足になっちまっ
た。オーストリアに出かける前、あらかた作成したあったパクパク日記の1月4週は2時間程作業すれば完
成するハズなので午前中更新しようと思っていた。ところが、パソコンの前に座って画面を見始めると
猛烈な眠さがやって来る。頭を振ったり、頬を叩いたりして眠気を振り払おうと思っても全然ダメ。
そんな自分を叱咤に叱咤を重ねてムリクリ作成するも、気が付くといつの間にかうたた寝している・・
さっき作成した場所を読んでみると、なーに書いてんだよ!ってなメチャクチャ文でして・・。結局何と
か仕上げてアップしたのは午後になっていた。こんな調子じゃぁ、使いモノにならんなぁ。あんたね、
今日はもう帰っていいから。役に立たないじゃないのよ!出社するなら働ける状態で来てよね!っ
てキツク言われてもうた💦誰に?私に。そういえば、昨年も同じツァーに参加したのだが、帰国したのは
2月6日。その日に小澤征爾さんが88歳でお亡くなりになったのだ。明後日1周忌になるのだなぁ。
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2月 5日(水)晴れ 寒い!
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食((和風ロールキャベツ、鱧入りかまぼことわさび漬け、モヤシと人参の胡
桃和え、ご飯、みそ汁)770円
あぁ〜今朝もムチャ眠いぞ〜!
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(ソース焼きそば、五目焼売、豆腐サラダ、トマトとしらすのスープ、ブルーベ
リーヨーグルト)1210円
これから美容院と歌舞伎座
午後のお茶 新橋「ドトール」ダブルエスプレッソ330円
夜 歌舞伎座客席にて 穴子ちらし寿司弁当 1200円
昼間は死ぬほど眠いのに、夜になるとピカッと目が冴えてちっとも眠れない、なんて昼夜逆転の
日が続いている。これってもしかすると「時差ボケ」というヤツだろうか。人生これまでとんで
もない回数の海外旅行に出かけたのに、ナゼか時差ボケと高山病には縁が無い人間だった。ヨーロ
ッパは元より、アフリカや南アメリカなどムチャ遠方地に出かけることも多い。時差も大きいし、往復のフラ
イト時間も長い。なのに、私と来たら帰国した翌日にはケロッと「普通」状態になっているのであ
る。多くの人にコツは何かと聞かれると「そうねぇ、帰りの飛行機ではなるべく寝ないで、何時
に帰って来てもその日の夜になるまで寝ないこと」と言って来た。今回のフライトは往復でそれぞ
れ睡眠時間は4,5時間とか3,4時間とかなので、フツーの人よりはかなり少ない。そして帰国し
た日も通常の就寝時間まで眠っていない。となると、世に言う「時差ボケ」の可能性は高いかも。
そんな状態で午後2時過ぎ美容院に行った。美容院ではお気に入りの雑誌を読むことにしてい
るのだが、今日は雑誌に手を伸ばすことなく、座った途端にコックリコックリ。シャワー台に移動するにも
鏡前の席に移るにも「はい、ユメコさん起きて」と言われない限りずっと寝ていたのだ。ゴメンちゃ
い。そのまま歌舞伎座の夜の部に行くのは心配だったので、隣の「ドトール」でエスプレッソをひっか
けてから歌舞伎座へ。猿若祭の2月はのっけから「檀浦兜軍記 阿古屋」である。遊君阿古屋
を玉三郎、岩永左衛門は種之介、秩父庄司重忠を菊之助。2回だけ梅枝(現時蔵)と児太郎が
演じたことがあったが、ここ30年程は歌右衛門がつとめた阿古屋はずーっと玉三郎である。
琴・三味線・二胡の演奏も独演会並みだ。初秩父庄司重忠の菊之助はフェアな人物をキリっと演じ
た。2つ目の「江島生島」は生島新五郎に菊之助、旅商人は萬太郎、中臈江島と江島に似た海
女に七之助は舞踊だっが、殆ど記憶が無い💦。最後の「人情噺文七元結」は左官長兵衛に勘
九郎、女房お兼に七之助、娘お久を勘太郎、家主甚八に市蔵、鳶頭伊兵衛以は松緑、和泉屋
清兵衛に芝翫、角海老女将お駒を萬壽。初長兵衛の勘九郎は、この役を巧みに演じた祖父十
七世、父十八世と面影が重なる。年と共に父親の顔に近づいて来た。息子の勘太郎が娘お久。
身を売りに行くには幼な過ぎるが、吉原の角海で父親を諫める言い方がこの人独特の味があ
って妙に魅力的だった。今回女将のお駒を演じている萬壽は女房お兼を何度も演じているが、
七之助も萬壽が演じたようなお兼を演じられるようになればなぁ、なんてね。中には全く認
めないと言っていた人もいるが、前回の舞台で演じた寺島しのぶのお兼も私は好きだった。
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2月 6日(木)晴れ 寒い! 東京の最低気温−0,6度
将棋王将戦第3局藤井七冠が永瀬九段に3連勝して4連覇に王手!
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(きび粥→ご飯、塩鮭の焼き物、茸の当座煮、ほうれん草のお浸
し、みそ汁275円、飲むヨーグルト)770円、納豆220円、「封印」わさび漬け、コーヒー165円
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(彩り野菜スープ、蟹クリームコロッケと海老フライ、サラダ、バゲット、アイスコーヒー)
1210円
夜 荒木町「松庵」(2人で)お任せ(荘内蟹蕪蒸し、生桜海老真丈揚げ、八寸:鰊の山椒煮・卵焼
き・螺貝煮・鱈子酒粕漬け・いくら・自家製カラスミ・丸十甘煮・蒲鉾・菜の花など、天然ふぐ白
」子揚げ飯蒸し、天然ふぐ刺身・生白子、大間マグロ漬け、天然ふぐ白子焼き、天然ふぐ唐揚げ、
特製カレー手打ちそば、、ジャージー牛の牛乳黄な粉)、生ビール小、麦焼酎 2人で7万2000円
年に一度は張り切りアコさんと飲むのは楽しみ
将棋も好きな私。と言っても、性格的にも、いやそれより能力が無さ過ぎて将棋を指すこと自体は
とっくに諦めている。もっぱら棋士の追っかけ。大昔は谷川浩司九段の追っかけだったが、8年程
前からは藤井聡太七冠を追っている。史上初の八冠を達成したものの、同じ年の伊藤匠七段に叡王
位を奪われて現在は七冠だ。叡王戦の挑戦者を決するトーナメントでもいいところを戦っているので八冠
に戻る可能性も高まって来た。つまり叡王以外は、彼がディフェンディングチャンピオンとして挑戦者から挑
戦を受けている。王将戦第3局は昨日から始まっている。挑戦者は力がある永瀬九段。毎回いろん
な戦法を考えて来て果敢に挑戦している。1日目の昨日も永瀬有利と伝えられていた。結果が気に
なるが、今夜はアコさんと約束がある。アコさんと知り合ったのは約10年前フランスのミディ運河の旅だっ
た。2週間の旅のハイライトは、「ATHOS号」という船を5人の客+添乗員の6人でチャーターして1週間ミディ
運河を遡るという贅沢なものだった。その時の添乗員がアコさん。5人の客には2組の夫婦がいらし
たが、1組の夫人がA美さんである。その後もアコさんとはフィレンツェの旅では毎晩2人で安い赤ワインを
何本も空けて飲んだくれていた。ノルウェーの旅から帰って来たアコさんと「松庵」で待ち合わせ。山形
沖で獲れる荘内蟹の蕪蒸しから料理は始まり、アコさんは白ワイン、私は焼酎を飲む。話題はアコサンのお
嬢さんの進路について。ここで酒飲みながらあぁでもないこうでもないなんて言っても、彼女は
好きな人生送るだろうにねぇ。天然のふぐと大きな白子が手に入ったと「松庵」のご主人、贅沢な
コースを出してくれた。イチイチ「お替り!」と叫ぶアコさんだ。酔っ払ったアコさんをタクシーに押し込んでお
送りしてから、調べたら藤井七冠は逆転して見事に三連勝を遂げていた。4連覇まであと1勝!
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2月 7日(金)晴れ
米連邦地裁が水原一平被告に禁固4年9ヵ月賠償金26億円支払い命令
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(豆腐の五目餡かけ、ハム入り野菜炒め、隠元の胡麻よごし、ご飯、
みそ汁275円、飲むヨーグルト、オレンジ)770円、納豆220円、「封印」わさび漬け、コーヒー165円
昼 明石町「ダイニングルーム」A定食(鉄火丼、さつま芋のレモン煮、わかめサラダ、赤出汁椀、アイスティー)
1210円
鉄火丼は胡麻ダレで
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(すき焼き、くらげと胡瓜とどんこの胡麻酢和え、べったら漬け、
ご飯、パンナコッタ、マスクメロン)1870円、麦焼酎ボトル3300円
帰国後の2日に比べればかなり良くはなって来ているが、それでも眠たい病は相変わらずであ
る。こんな状態だから、しなければならないことが全然出来ないわけよ。例えば、明日から沖
縄に行くのに旅支度は全く手がつかない。沖縄の後も国内旅があるし、その後も・・ってこと
でパクパク日記もなるべくたくさん作っておきたいところだけど、未だ1週間分が出来上がらな
くて。エーン。エーンと言えば、日本の早朝、米連邦地裁が水原一平被告に禁固4年9ヵ月賠償金26億
円支払い命令を下した。まさに求刑通りの禁固4年9ヵ月と賠償金26億円支払い命令だった。ゼッタ
イ払えないだろう26億円をどうするつもりなのかなぁ。本人も返せっこないと思っているのだろうな
ぁ。週刊誌の見出しで「そのためには本を出すしかない」なんてあったが、イマドキそんな本を出したか
らって26億円もの印税を稼げる筈ない。長くいいカタチの2人と思われていただけに、刑を軽くして欲
しいがために大谷選手のあることないこと手紙に書くなんて全く持ってイケテない人物だった。夕食まで
ギリギリパクパク日記作成頑張ったが、3時間程の作業を残してやむなく終了。う〜む、諦めきれない・・。
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2月 8日(土)東京は晴れ 沖縄は曇り 結構寒い!
朝 明石町「ダイニングルーム」B定食(無塩トマトジュース、フライドエッグ、キャベツとベーコン炒め、マカロニサラダ、トース
ト、飲むヨーグルト、パイナップル、コーヒー)770円
今朝5時に起きてパソコンの前に座っていた・・
遅い昼 ANA羽田=那覇プレミアムクラス機内食
2時半になったランチ。わぁ〜、不味い!
夜 沖縄名護市・ザ・ブセナテラス「琉華菜苑」(2人で)冷菜盛り合わせ2760円×2、四川風よだれ鶏温
製仕立て3220円、ズワイ蟹コーンスープ中2185円、春巻き4本1035円、小籠包3個1150円、特製麻
婆豆腐2530円、白ご飯339円、杏仁豆腐1725円×2)ビール小1265円、麦焼酎「いいちこ」
9487円 2人で3万1875円
5時に起きた。そのまま書斎に行って7時まで作業をした。パジャマのままだったので寒かった。一
旦作業を止めて、いつものようにそれからシャワーを浴び、着替え、ダイニングルームに朝食を摂りに行く。
朝食後は荷作りをして、10時から1時間半かけて1月4週を仕上げて更新した。はぁ〜疲れた。ア
ップしたら出かける11時半まであと3分しか残っていなかった。よし、これで出かけられる。タクシー
で羽田空港へ。沖縄に一緒に行く大S子さんと待ち合わせてチェックイン。ヤケに混んでいるなぁ。優先搭
乗に並んだ幼い子連れ客の多さにビックリ!幼いお子さんだけで30人位いたような。小さい子供のい
る人は沖縄に行きたがるのだろうか。離陸がエラク遅れたお陰で機内食のランチが2時半過ぎに。しかも
ムチャ不味くて大半を残した。チェッ!である。そんなことで那覇に到着し、レンタカーを借りて、ホテルに近づ
く頃にはとっぷり日は落ちてしまい、クリスマスっぽいイルミネーションを眺めながらホテルに到着。こんなに遅く
着いたのは初めてだ。私は1年半ぶりだが、大S子さんに至ってはコロナ前に来たきりだから5年ぶり
位だろうか。ツーベッドルームの同じタイプではあったが、いつもの9階ではなく7階。3泊分の夕食の予
約をし、今夜は7時半から中国料理の「琉華菜苑」となった。それにしても沖縄もムチャ寒いぞ!僅
かな距離を車で送って貰ったのだが、寒くて堪らなかった。「琉華菜苑」は比較的空いているレストラ
ンだったが、昨今は人気が高いのだとか。アラカルトメニューからアレコレ注文。麦焼酎もボトルで。ズワイ蟹コーンスー
プは中を頼んだのでひとり2杯分あっていいね。今日の逸品を選ぶなら特製麻婆豆腐だ。辛さ具
合と豆腐の崩れない具合が好もしい。中華の食事モノは旨い麻婆豆腐を白飯に載せたものが一番!!
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2月 9日(日)沖縄は曇ったり降ったり晴れたり
朝 沖縄名護市・ザ・クラブテラスアットブセナ「ファインダイニング」オーダー料理;オムレツ、ゆし豆腐料理+朝食ヴュッフェ
「ファインダイニング」では健康的な朝食を提供する
このホテルの自慢は本格的なアロマテラピーのプール
昼 ザ・クラブテラスアットブセナ「ファインダイニング」もずくのペペロンチーノセット(グリーンサラダ、デザート)2750円、カ
プチーノ935円
もずくのペペロンチーノを注文したらもずくだけなのだった!
午後4時頃、客室の目の前に見事な虹が!
夜−@ ザ・クラブテラスアットブセナ「ラウンジ」(2人で)おつまみと生ビール(サービスです)
大S子さんはシャンパン大好き!
夜‐A ザ・クラブテラスアットブセナ「ファインダイニング」(2人で)ウェルネスキュイジーヌ「ムーターエティオー」コース@1万6100
円(アミューズ、野菜のエチュベと県産ん白身魚のカルパッチョ 島豆腐のハンダマのディップ、冬瓜と玄米のポ
ターシジュ、沖縄産味噌でマリネしたマグロのグリル 島蛸のコンフィとニガナのピューレ添え、県産鶏胸肉と数
種の茸ローストマスタードとジュ・ド・ヴォライユ、さんぴん茶風味のブリュレ、ハーブティ)
ルゴーニュ)2万5300円 2人で5万7500円
このホテルに私が初めて来たのは10年前の2月だった。あの時は2月下旬なのにポカポカ暖かかで「沖
縄は暖かくていいのう」なんて喜んでいたのに、今年の寒さはどうしたことだろう。シャワーを浴びて
朝食に行くにも、オーー寒、寒!なんて言っちゃってね。「ファインダイニング」の朝食は健康的でよろしい。
例えばサラダにしても、ゴーヤや青いパパイア細切り、半だまなどカラダに良いモノが揃っているし、もずく、
アロエなども常連だ。ジュースもオレンジをその場で搾るオレンジジュースや沖縄ならではのシークアーサージュースとかね。
ご飯は無く、お皿に盛られた玄米は野菜の1種という感じだ。1番食事感があるのは自分で温めて
湯切りするフォーと2,3種のパンかな。健康的だからって、それらをてんこ盛りに食べている高齢の
女性(ギクッ!私のこと?)ってどうなんだろね。大S子さんは大好きなアロマテラピーが超久々に出来る
ということもあって朝から大張り切り。朝食後少し休憩されると着替えて早速プールへ。以前は私も
あのプールに入るのが楽しみだったが、今は転倒防止もあり控えている。本を読もうと2行読んだだ
けでまたもや時差ボケ病復活。困ったものだ。12時半にプールサイドでランチを摂る約束をしたのだが、プ
ールサイドはスマホ持ち込み禁止なのと場所的にとても寒いということで別々に摂ることとなった。で、
私は「ファインダイニング」のメニューを検討してグリーンサラダとデザートがついたもずくのペペロンチーノセットを注文。
もずくのペペロンチーノ・・リングイネに具のもずくを合わせて出て来るんじゃないだろうか・・なんて予
想していたら大外れ!もずくのみだったのだ!もずくを玉葱とベーコンの微塵切りと赤唐辛子と共に
炒めて塩胡椒して出来上がり!って感じ。これがね、旨いのよ。これなら糖質2、3gというのもわ
かる。カラダがフヤケル程プールに浸かって来たS子さんが帰って来た。疲れたけど最高でしたぁ〜なんて
話していたら、部屋から虹が見える!端から端まですべてが見える小さな虹で、2人興奮して撮影
した。見たのはひょっとして私達だけかもしれないなぁ。素晴らしい虹だった。夕食は、またもや
「ファインダイニング」で。ウェルネスキュイジーヌ「ムーターエティオー」コースに赤ワイン「ジュブレ・シャンベルタン 2021」を開けて。
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【今週の振り返り】
2003年の3月、2件の仕事要件があって沖縄に行くことになった。1件は沖縄事務所の監査であり、
もう1件は関連会社が発行する媒体の周年祝いの行事に主賓の一人として招待されたのだ。今から
思い出すと、周年祝い行事でせっかく沖縄に行くのなら、監査業務も併せてやりましょか、ってな
具合だったような。沖縄事務所は那覇市にある。周年行事は沖縄本島の西側読谷村の北側にある恩
納村谷茶のリザンシーパークホテル茶谷ベイで行われる予定だ。沖縄最大規模のリゾートホテルで2600人宿泊でき
るとあの頃聞いた。そのイベントは土曜日の午後ある。那覇市にある事務所の打ち合わせは金曜日の
午前中だ。ってことは・・金曜日の昼過ぎから土曜日の午後まで、私はどこかで時間を潰さないと
ならない、ということだな。って実に巧く出来たスケジュールだということに気づく。それならば、と
・・沖縄本島の真ん中辺りに位置する名護市の東海岸にあるカヌチャリゾートはどうだろう。カヌチャは、や
んばる国立公園の玄関(と言っても車で80分はかかるんだけどね)に位置する。じゃ、カヌチャベイホテル
&ヴィラズで個人的に1泊しますかな、なんて結構な日程を組んだのだった。
3月末の木曜日、仕事を終えてから夕方の便で那覇に飛び、夜は以前私が担当していた部署の沖縄
担当達と飲んだ。「うりずん」という店でジーマーミー豆腐や海ぶどう、豆腐よう、ドゥル天など沖縄らし
い料理を食べ、二次会は「おでん東大」という店名のおでん屋に行った。この店にはその後も那覇
に移住した先輩に連れて行って貰ったこともあったのだが、数年前にある新聞記事に非常に驚かさ
れ、我が目を疑うことがあった。先ずは「おでん東大」の女主人(58歳)が2022年8月に遺体で
発見され、その年の12月に店主の娘(34歳)とその夫が殺人の容疑で逮捕された、というものだ
った。当時の私の記録を見ると「そっくりの美人母娘の経営する店」とあった。まさかあの人気が
あった「おでん東大」の主人母娘が被害者と加害者になるとは!そんな事実をなかなか受け入れ難
かった。
閑話休題。那覇市内のビジネスホテルに宿泊して翌日の午前中は仕事。終えてから空港に戻り、カヌチャリゾ
ート行きのシャトルバスでホテルへ。昨夜から降っていた雨は午前中止んで曇り空だったのに午後からまた降
り出した。このホテルは80万坪もの敷地があるからどこに行くにも敷地内シャトルバスで。なかなか来な
いシャトルバスに乗って夕食は本格的炭火焼きステーキハウス「HOPE」に行く。ビールやらワインやらジンやらいろい
ろ飲みながらサーロインの霜降りステーキに被りついた。翌日はようやく晴れて、沖縄らしい青空と海!和食
店「神着」で沖縄らしい朝食を食べた。今日の午後、東海岸にあるここカヌチャリゾートからやや南下して
西海岸にあるリザンシーパークホテル茶谷ベイに移動せねばならない。しかも途中どこかで適当にランチも取ら
ねばならない。今なら悩むことなくタクシーで出来たばかりの「美ら海水族館」に行って・・なんて頭
が働くのだが、当時は沖縄にもウブでしてね。結局、一昨日那覇で飲んだうちのひとりKさんが迎
えに来てくれ、しかもランチ場所へ、そして今夜の宿泊地茶谷ベイまで送ってくれたのだ。Kさん、今
さらながらだけど、その節はホントお世話になりましたね。ありがとう!
その時、ランチ場所として連れて行ってくれたのが、今回の主役「ザ・ブセナテラス」なのである。2年前に
G7サミットの会場となった万国津梁館と隣接していて、当時はこのホテルが沖縄最高級のホテルと評されて
いた。この時は「カフェテラス La Tida」のテラスでボストンクラムチャウダーとトマトとアスパラのサラダ、ベジタブルホットサンド
なんて結構なランチを頂いた。ゆっくりランチを摂っただけですっかりこのホテルが気に入ってしまい、「次
回は宿泊しよう!」と心に誓って、リザンシーパークホテル茶谷ベイに向かったのだった。それから月日が流
れ、12年が経過した。12年経ってようやく、私は沖縄のブセナに泊まろうとしていた。遅いって。遅
過ぎ!!!だって忙しかったんだもん。それにしても、よくも12年間「ブセナ」って覚えていたよな
ぁ・・はいはい、そうです、そうです。時間経ってしまったんですけどね。12年経って調べてみる
と「ザ・ブセナテラス」を運営するのは「THE TERRACE HOTELS」で、現在は沖縄本島に8つのホテルを有し
ているとあるではないか。あの頃はもう少し少なかったと思うけど。それに「ザ・ブセナテラス」と同じ
敷地に1年前の2011年にもう一軒ホテルが出来ていた。「ザ・テラスクラブアットブセナ」である。「運動」と「栄
養」と「休養」のバランスが取れたウェルネスプログラムが受けられるウェルネスリゾートである。部瀬名岬で汲み上げ
られた海水を用い33度と36度に温めた海水プールを活用したタラソテラヒピープログラムを中心とした運動メニュー
が組まれ、ひとりで初回滞在した際は、5時間にも及ぶ運動メニューを受けたのだよ。凄いだろ、この運
動キライの私が、だよ。これほど運動したのは、予想通りこの時だけだったが、それでも水流ゾーンやジ
ェットバス機能のあるタラソプールは歩いているだけで楽しく素晴らしい運動になった。何よりもタラソ好きの大
S子さんをここに連れて来なくては!と私が張り切ったのは言うまでもない。
以来、何度も大S子さんとこのホテルを訪れた。子供客がいない、大人だけの宿泊という点も静かに過
ごすには重要なキーポイントだ。夫人を亡くして長く気落ちしていた甥のヒカルもここに来た。元気な頃の夫
人と「ザ・ブセナテラス」に宿泊した思い出を背負っていた。私の脚が悪くなるにつれタラソプールは遠い存在
になるつゝある。ホテルのテーマである「運動」と「栄養」と「休養」のうちの「運動」がほぼ無くなりか
けている。それでも「栄養」と「休養」がしっかり残っているもんねー。もっとも今回は、一向に治
らない初めての時差ボケ眠り病のせいで、休養ばかりしているのだが。因みに「ザ・テラスクラブアットブセナ」は、
2016年には日本のホテルでは10番目となる「スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド」に加盟した。
運動・栄養・休養大事なのはワンコもね
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