ローカーボパクパク日記10年10月2週

      最後の最後ニューカレドニア・リフー島でなんとか求めていた海に出会った!       

 ニューカレドニア  リフー島

10月 11日(月・体育の日祝日) 雨のち曇りを何度も繰り返す

朝 ドーン・プリンセス号 14階 「ホライゾンコート」 朝食ヴュッフェ、持参のふすまパン

    ホライゾンコート

10月1日にシドニー港を出航して11日目となる。クルーズも終盤で、今日は最後の上陸日。お天気が

心配で午前5時に起きてカーテンを開けてみると、未だ暗いながら雨は上ったようだ。6時過ぎに14階

のレストランに上がってみると朝食サービスが始まったばかりだから空いている。船に乗ってから、フル

ーツがふんだんにあるので、禁止されているのにずっと食べている。えへへ。でも、フルーツなら主食と

違って軽犯罪みたいなものだから、血糖値もたいして上らないしさ、いいね。あ!また雨が降って来た。

  

               リフー島の北端にあるドキンの絶壁から海を見下ろす。カーズと呼ばれる伝統的な家

  

            17の村を束ねるナタロ村の大酋長の家に行く。釘1本を使わずに建てられた神聖な場所

  

                             大雨の中、ジョジブ村の彫刻アトリエを訪れる                バニラビーンズは島の特産

  

                   真っ白な砂のロンガニ村の海岸。海亀が上って来ることもある海岸には椰子の実が

雨は降ったり止んだりで、上陸を止めるかいくか、こちらも気持ちが揺れる。でも最後の上陸だから行く

ことにする。今日もテンダーボードでの上陸。ここまで奇跡的のように日本人ガイドが待っていてくれた

が、さすが小さなリフー島ではそうも行かず現地の英語ガイドだ。リフー島は人口6千人、沖縄本島と

同じ位の大きさだ。島の北端にあるドキンの絶壁。風が強い!50m近い崖の下を恐る恐る覗きこんで

みると、エメラルドグリーンの海が見えた、ようやく。この色の海を求めていたのよねぇ、最終日になっち

ゃったよ。猫もいて私はニカニカ。次はナタロ村の大酋長の家だ。この島は3人の大酋長が治めている

らしいが、北17村大酋長の家がここだ。伝統的な家はカーズと言われ、釘を1本も使用せずに建てら

れた家には太い大黒柱が堂々と建っていた。世襲制で現在の大酋長は28歳の若さなんだって。ここで

は住みずらそうと思ったら、隣に超近代的な立派な家があり、その隣にはまた立派な教会があるのだ

った。彫刻アトリエのあるジョブジ村やまっ白な砂浜のあるロンガニ村の海岸などに行ったが、雨は相

変らず、断続的に降ったり止んだり。そうそう、この島では海岸に行くのにも村人と一緒に行くか、「行き

ますよー」と声をかけてないとイカンのよねぇ。♪名も知らぬ遠き島より流れよる椰子の実ひとつ・・・・。

昼 ニューカレドニア・リフー島ウエ 「HOTEL DREHU VILLAGE」 シーフードサラダカレー風味、

      ハザール(白身魚)のソティ、持参のふすまパン、スイカメルバ

  

ランチは島の中心地We(ウエ)のホテルで。もう2時近いぞ。フランス語の島だから、ホテルに面してい

る湾の名前も「シャトーブリアン湾」。遅い昼で腹ペコであったが、たいして美味しくもない料理だった。

最終のテンダーボートは3時に港を出る。急いでも間に合わない。どうする、ここで次の大型船がくるの

を待つのか!まさか・・・。添乗員のMさんが電話して「待っててねー!」。滑り込みセーフ!ほっ・・・。

 5階 「フロレンタイン・ダイニング」 (スモークサーモン、オックステールコンソメ、牛フィレ肉のグリ

ル、持参のふすまパン、フルーツ盛り合わせ+ウォッカシャーベット、紅茶)、JAMES BOAGS

ール 6.5j、シャルドネ白ワイン 7j、シラーカルビネ赤ワイン 7j

  

  

最終のテンダーボートで帰船したが、実は我々が港で乗った後、何度も汽笛を鳴らしながらテンダーボ

ートは待った。下船する時、乗客全員が持っているクルーズカードを機械でチェックするのだが、3人足

りないというので待っていたのだ。しかし、本船は4時に出航してしまう。威厳ありそうな船のスタッフが

3人数が合わないのでここまで待ちましたが時間切れです。テンダーボードは出発します」と苦しげに

言ったのだ。この島に置いて行かれちゃうの?ホントに・・・。しかし、ナニゴトも無かったように4時本船

は出航したから、何かの間違いだったのかもね。夕食の席で、F島夫人から青いポシェットを頂いたよ。

                 __________________

10月 12日(火) 曇り 終日航海

朝 14階 「ホライゾンコート」 朝食ヴュッフェ、持参のふすまパン

  

      船は一路シドニーを目指す        のレストランでは大バーゲンが開催される

このクルーズも、今日明日とシドニー目指して終日航海を続けて終る予定だ。それじゃあ明日は寝坊し

て朝食も自由にしましょう、と昨夜S井さんとお別れしたのだが、朝寝坊どころではなかった。夜半から

船はまたもや大きく揺れて揺れて・・・これじゃあ船酔いしちゃうよ、と6時過ぎに酔い止めクスリを飲ん

だ。これで24時間効くハズだ。10時頃から揺れも徐々に収まってホッとする。毎晩ディナーを食べてい

るレストランでは、「最大75%引き」という大バーゲンをやっている。2ドル65のTシャツを見つけてS家

さんのご主人に渡した。彼は買った。私は半袖Tシャツ2枚買って11jだった。1枚ビール並の値段!

 6階 「ベネチアン・ダイニング」 スタッフドカラマリ、魚のスープ、ポークチョップ、持参のふすまパ

       ン、マンダリンゼリー、紅茶

  

午後2時半から日本人乗客向けの下船説明会があった。寄港地での乗下船でも大騒ぎなんだから、2

千人が全員チェックアウトして大きな荷物を運び出す下船はよほど入念にやらないとね。クレジットカー

ド精算なら下船日早朝届けられえる精算書チェックで済むが、現金精算は長い行列に並んでタイヘン

ね。スーツケースは前日の夜10時半までに自室のドア外に出せと。パジャマと洗面道具と翌日着る洋

服は別にしておかないとイカンなぁ・・・ってなこと説明受けた。もう1つ船クルーの人気投票するのね。

 5階 「フロレンタイン・ダイニング」  キャプテンガラディナー(スモークした鴨のカルパッチョ、ビー

フコンソメ、ロブスターと海老の網焼き、持参のふすまパン、(ベイクドアラスカ)、フルーツ盛り合わ

せ+シャンペンシャーベット、紅茶)、アルコール3点セット

  

   

                                クルーズさよならパーティのデザートのお約束はベイクドアラスカの大行進

   

            船長、料理長など船の幹部がお礼の挨拶                            吹き抜けの天井から風船が落ちて来る

クルーズ2度目、最後のフォーマルディナーである。その前に5時からはリピーターズパーティがあった

ようだ。後で聞いたところによると、プリンセスシリーズのリピーターが何と60%乗っているのだとか。

一番凄い人は、「アンタここに住んでいるの?」って感じの超ヘビーユーザーもいるらしい。クルーズの

フェアウゥルパーティと言えば、お約束はベイクドアラスカ。デザートタイムになると、レストランの灯りが

消され、そこにパチパチと燃えるベイクドアラスカのアイスクリームケーキを持って、スタッフ達が賑や

かに行進するのだ。ちょっぴり幻影的で、楽しいイベントである。その後は船長や総料理長、シニアトッ

プオフィサーなどの船の幹部がお礼の挨拶。ま、一日ありますけどね。夜10時半には3階層吹き抜け

の天井から色とりどりの風船が一斉に落とされるイベントもあるのだが、私はその頃夢の世界で・・・・。              

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10月 13日(水) 曇りのち晴れ          チリの落盤事故33名救出始まる!!

朝 14階 「ホライゾンコート」 朝食ヴュッフェ、持参のふすまパン

昨夜考えて、クルーの人気投票は客室アテンダントのELDEBRANDとウェイター(♀)のDIANAの2

名にしようと決めた。ELDEBRANDはいつもニコニコ、私の顔を見れば名前を呼んで挨拶してくれる。

それに毎晩着替えて夕食に行く私に「キレイだ!」と言ってくれたから。ウソでも気持ちが嬉しいじゃあ

ないか。DIANAはブルガリア人の美人で、クールでクレバー。5階のダイニングでいつも座るテービル

の係りだが、早朝は14階のレストランでトーストを焼いていたりする。丸いテーブルに座る日本人8人

全員がブルガリアに行ったとがある、とか琴欧州が人気あると言うと、控え目に喜ぶところが実にチャ

ーミングだ。そう言えばこのクルーズにはBS朝日のクルーズ番組スタッフが乗り込んで撮影している。

 6階 「ベネチアン・ダイニング」 ベジタブルクリームスープ、春雨フライのチキン野菜あんかけ、持

参のふすまパン、フルーツ盛り合わせ、紅茶

  

  

船室の冷蔵庫にギッシリ入れてあった真空パックされたふすまパン。残りも少なくなった。何と14日目

の今日でもモッテいるのである。凄いだろ!よく焼く。よく冷ます。真空パックする。冷蔵庫で保存する。

これがすべて出来ているからね。助かるのよ。昼は大勢で食べた。中田宏元横浜市長がヒドイか、そ

れとも石原東京都知事の方がヒドイかの競争になった。天気良く波も無し。天国のような平和な船だ。

そんな日、船室のテレビのニュースが映し出していたのは、70日ぶりに救出されるチリ落盤事故で地

下に閉じ込められた作業員達だった。チリの大統領が効果的に映っていた。ホント良かったと思うよ。

 5階 「フロレンタイン・ダイニング」 マリネしたシーフードとアボガド、グリーンアスパラガスのスー

プ、ニューヨークステーキ青胡椒ソース、持参のふすまパン、フルーツ盛り合わせ+パインオレン

ジシャーベット、紅茶)アルコール4点セット

  

   最後のディナーです

今日ドーン・プリンセス号での最後のディナーとなる。各テーブルには飲み物担当と料理担当の2名の

ウェイターがいて、同じテーブルに座れば、いつも馴染みの2人からサービスを受けることになる。私は

13回の夕食を2つのテーブルで12回摂ったからすっかり彼らとも馴染みになった。今晩でお別れと思

うと淋しい。それはともかく最後の夜だからメインはガッツリニューヨークステーキで決めよう!旨い!

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10月 14日(木) シドニーは快晴!

朝 ドーン・プリンセス号 14階 「ホライゾンコート」 朝食ヴュッフェ、持参のふすまパン

  

          朝方シドニー港に入る               船室のバルコニーから覗くとハーバーブリッジの下を潜るところだった

  

                        お別れの日は空は真っ青に晴れ渡った!!   朝食を終えて部屋に帰るとツインベッドにかわっていた・・

5時半起床。昨夜眠った後に枕元に置いた携帯電話が「メールが来たよ」音を発して飛び起きた。シド

ニーは大都会だから、まだかなりの距離があるのにiモードが通じたのだね。またいろいろメールが来

ておった。5時半に起きると、窓の外にはシドニーの町があった。6時過ぎ、船室のバルコニーに出ると

ちょうどハーバーブリッジを潜るところ。はぁーいい眺めだねぇ。14日ぶりで帰って来たシドニー港だ。1

4階のレストランで最後の朝食を摂って船室に帰ると、13夜ダブルで使用したベッドが早くもツインにか

わっていた。今日からこの船室を使うのはご夫婦なのだな。ちょっと淋しくもある。朝一で船室のポスト

にはステートメントが届いていた。滞在中船内で使った飲み物代、買い物代などのすべて費用はクル

ーズカードでツケにしていたから、その請求書がくるのだ。536豪j。13夜で5万円。安いものだなぁ。

昼 シドニーフードコート チキンととうもろこし、持参のふすまパン

  

8時半集合して下船の順番を待つ。さよなら、ドーン・プリンセス号!下船すると、そこにはオーストラリ

アの入国管理、税関が控える。オーストラリアは、食品、貝製品、木製品などの持ち込みにうるさい。そ

れらのモノは手荷物にして税務官のチェックを受ける。終了!シドニーのガイドと大型バスが待ってい

た。今日は夜のカンタス航空に乗るので日中はシドニーでフリータイムとなる。先ずは旅行会社が取っ

てくれたリッジス・ワールドスクェアホテルへ。数泊滞在したい程立地はいいし、立派なホテルだった。

散歩&買い物&ランチに町に出ると、素晴らしいお天気だった。クルーズ中、こんなお天気だったらも

っともっと美しい海を見られたのになぁ。え?シドニーもこの2週間ずっと雨で寒かった?オーストラリア

らしいホホバオイルやらプラセンタ美容液やらプロポリス入り歯磨きなどを買った。ランチは、粗食でい

い。巨大なフードコートに行き、チキンととうもろこし。ちっとも旨くは無かったが、こんなものでいいよ。

夜 シドニー「同楽軒」 中国料理コース(酸辛スープ、北京ダッグ、蟹炒め、牛肉の黒胡椒炒め、干し

椎茸の甘煮、魚料理、海老の揚げ物、(焼きそば)、マンゴープリン、フルーツ、)、ビール 7j 

   

  

目いっぱいシドニーで遊んだ人もいたようだが、私はお風呂に入ったり、本を読んだりゆっくり静養して

いた。ま、いつだってそのようなものでありますが・・・。5時バゲジダウン、6時に集合して市内の中華

料理屋に夕食を摂りに行く。100以上の国々の人が住む国際都市シドニーだが、中華料理はたいして

旨くない。デザートのマンゴプリンが一番美味しかった。今朝船の朝食で「さよならフルーツ」と別れの

挨拶をしたばかりなのにまた食べちゃいました。2220分発のカンタス航空成田行きに乗り込んだ。

                 _____________________

10月 15日(金) 成田 雨 東京は曇りのち晴れ   谷亮子議員柔道現役引退表明

朝 カンタス航空 シドニー=成田 ビジネスクラス機内食

  

昨夜の機内食はパスした。パスしてちゃんと寝るつもりだったのだが、たいして眠れなかった。日本時

4時頃洋食の朝食を摂る。隣の窓側に座ったオーストラリア人らしい中年の男性。日本語ベラベラ。

器用に箸を使いながら和食朝食を食べていた。6時過ぎ雨の成田空港に到着した。皆さん、さよなら。

昼 四谷三丁目 「ぐーばーぐ」 鬼おろしバーグ(150g)&うま辛チキン 780円、ランチ味噌汁+30

円、サラダ(サービス)

    モリモリ食べる

成田から乗ったタクシー、ベテランらしいお爺さん運転手だったが、高速道路の選択が下手ッピーでし

かも渋滞。珍しく1時間半もかかっちまった。帰宅していつものメールチェックやら写真の取り込み。今

回一眼レフカメラでの撮影点数最低記録となった。だって、観光した時間極端に少なかったし、お天気

も良くなかったから撮影心が起きなったのよね。昼ドキになると腹ぺこだった。4時にちびっと飛行機で

食べたキリだから。ハンバーグにうま辛チキンもつけた。書店に寄って来月の旅のガイドブックを買う。 

夜 舟町 「無門」 豆腐の味噌漬け 500円、蟹サラダ 680円、蟹甲羅焼き 950円、秋刀魚のつみ

れ小鍋 780円、黒豚豚炎(ぶーひー)鍋 2900円、追加黒豚と野菜 2000円、生ビール、麦焼

酎「佐藤」 @9500

   

      

ここのところ、帰国当日から飲みに行く行動が多い。以前、帰国後の楽しみと言えば、大好物のソウメ

ンをた〜っぷりと茹でてズルズル食べることだったが、ローカーボMUST生活になると、その楽しみは

無くなった→つまらない→酒でも飲むか、という図式なのである。そうだ!ぶーひー鍋を食べに行こう!

そうだ!オジョーも誘おう!オジョーは明日ゴルフコンペで早起きだけど、ぶーひー食べたい!というこ

とで仕事を終えて駆けつけた。2人でぶーひー旨いぞ!とバクバク食べもちろんお替りしてぶーひー!

                 _____________________

10月 16日(土) 気持ちの良い秋晴れ

朝 ローカーボ家食 茹で卵トーストサンド、ブロッコリー&ミニトマト、無糖ヨーグルト

    B社のふすまパン

今日も5時50分起床。昨日に続いてアーリーバードだ。こうしょっちゅう旅していると留守中たくさんの

人が亡くなる。池辺良さん、野球の大沢啓ニ親分・・・。7月ハワイに行っている時、劇作家のつかこうへ

い氏が、9月コーカサスに行っている間に谷啓さん、小林桂樹さんが亡くなった。そう言えば、今回の旅

に出かける直前、池内淳子さんが亡くなったな。何だか「一時代が消えて行く」ような亡くなり方でとても

淋しい。いつも食べているふすまパンはAという会社の製品だが、今日はBのふすまパン。Aの食パン

はミニ型だが、Bは山型パンだから、普通のサンドイッチが作ることが出来る。なかなか美味しいのだ。

昼の軽食 低糖ファリーヌ、茹で卵、無糖ゼリー、紅茶

    低糖ファリーヌは小腹が空いた時便利

12時からO本先生の治療を受ける。いつものようにN原先生は不在。D介君は辞めてしまったそうだ。

患者としては困ったことだ。帰宅して昼ご飯の替わりのおやつを食べる。せっせとパクパクを作成する。

夜 ローカーボ家食 メンチカツ、キャベツの千切り、ブロッコリー&ミニトマト、ふすま山高パントースト、

      冷奴(擂り胡麻、大葉、茗荷)、ヘルシア茶

    10月初めての無酒日

中国で反日デモをやっているらしい。日本の尖閣諸島関連の抗議だと言う。あんなに広大な国土を持

っているのに他人のものを欲しがるな!ジョーダンじゃないよ。中国政府の恫喝的態度には頭にくるが

中国の学生は洗脳されているのか、中国への不満を日本にぶつけているのか、他にすることが無いの

か・・・・呆れるね。パクパク日記9月5週をアップした。カンタンな夕食の後は、昨夜に続き、朝の連ドラ

「てっぱん」の録画を観る。始まって未だ2週間だがなかなか面白くなりそうな展開ではあるな。無酒日

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10月 17日(日) 晴れ       ゲーリー・クーパー氏34日ぶりに帰る!

朝 ローカーボ家食 アミノライスの味噌雑炊、ブロッコリー&ミニトマト、無糖ヨーグルト

覚えておいでだろうか。先月コーカサス地方を旅した時、アルメニアで私はお腹をこわした。食べ物に

当ったというようなものではなく、もともと腸が弱い体質だから、それが出てしまったという感じだった。

旅行中ずっと治らなかった。日本に帰って来ても治らなかった。クルーズ旅行の16日間もずっと治らな

かった。合計34日。チリ落盤事故で地下に閉じ込められた33人は70日頑張ったが、私は34日腹こ

わしていたのだよ。それが・・・O先生の治療が効いたせいだと思うが、今日治ったのだ!嬉しいぞ!!

昼 ローカーボ家食 低糖とんこつ味こんんにゃくラーメン(もやし、ロースハム、茹で卵、細ネギ)、ヘ

ルシア茶

    麺はこんにゃくです

ソフトバンクという会社はキライだが、白戸家のCMは好き。箱根編で若尾文子演じるおばあちゃんの

彼氏として松田翔太が湯気立てながら登場した時には大笑いした。びっくりした時のお父さん犬の表情

もスンバラシかったし(笑)。今回の居酒屋編では、浜崎あゆが演歌歌手としてピンカラトリオと一緒に

登場する。お父さん犬が酒を飲むシーンは以前選挙運動中で見たことがあるから酒好きって設定だよ

ね。30秒CMで最後にちょっと出る飲み屋の前のショット。あそこは我が家の近所の荒木町。私は荒

木町ラビリンスと名付けているがその中で「満まる」という店の前が一番情緒あると思う。そこですよ!

夜 四谷三丁目 「喜怒哀楽」 付き出し:鯵のマリネ 400円、鯖の竜田揚げ 700円、牛スジの卵と

じ 600円、秋刀魚の塩焼き 600円、玉葱焼き 400円、生ビール 580円、麦焼酎「一粒の麦」 

600円×3杯 −500円の割引き券 @4580

  

    店は満員!

日曜日は圧倒的に家食の割合が多い。今までは。しかし、今日は34日ぶりにゲーリー・クーパー氏が

帰られたことだし、一人でも祝杯を上げたい気分だ。なんて言うけど、あんたアル中になったんやない

の?ま、それはどうだかわからんが、日曜日でも営業している炉辺焼きの「喜怒哀楽」に行く。ゲゲゲ、

満席!やっと1席空きを見つけて座った。日曜日でもこんな居酒屋で飲んでいる人って多いんだねぇ。

びっくりだ。シーズン初め秋刀魚が不漁で1匹千円!なんて時もあったが、値段も落ち着いて来た。こう

度々来るなら焼酎はボトルを入れよう。注文したら「今日の分は売り切れました」だって。次入れるぞ!

                  ___________________

【今週の振り返り】

ニューカレドニアについて知らない人でも、「天国にいちばん近い島」と言えば、聞いたことがあるかもし

れない。作家の森村桂さんが書いた旅行記で、1966年出版された。44年前のことである。当時、旅

行記、ことに女性の旅行記は珍しかったこともあって大ヒット。200万部を超える大ベストセラーになっ

た。原田知世主演で映画にもなった。父君でやはり作家だった豊田三郎氏が森村桂さんの幼い頃、語

ってくれたのが「天国でいちば近い島―ニューカレドニア」だったことから、父が亡くなった後ニューカレ

ドニアを苦労しながら旅するというのが大筋だったと思う。花が咲き乱れ、果実がたわわに実る夢の島、

神様にいつでも逢える島、働かなくてもいい、天国にいちばん近い島・・・・。

ニューカレドニアは、1744年キャプテンクックが洋上から発見した。本島であるグランドテール島で、

その姿が山の多いスコットランドを思わせたので、ニューカレドニアと名付けた。カレドニアとは、スコッ

トランドのラテン語名である。つまり、新スコットランドという意味なのだ。同じ航海で、先週ご紹介したバ

ヌアツをニューヘブリデス諸島と名付けたんだよ。それからは、イギリスとアメリカの捕鯨業者や白檀業

者がやって来て、疫病は流行らせるわ、アルコールや煙草の中毒にさせるわ、人々を捕らえて奴隷に

売ってしまうわ、とニューカレドニアの人は散々な目にあう。その後、オーストラリアとニュージーランド

を領有したイギリスに対抗して、ナポレオン3世が提督を派遣し、1853年フランス領を宣言。フランスの

流刑地としてスタートした。しかし、ニッケル鉱山が発見されると、流刑地時代は終ったが、鉱山で強制

労働させられたり、居住区を制限されたり、ニューカレドニア版アパルトヘイトが行われて先住民は激

減しちゃったのだ。どこが天国にいちばん近い島なんじゃい!まぁ、こんな目に遭っていれば、ニュー

カレドニアの人だって黙っちゃおらんわね。独立闘争はいろいろ行われて、現在はフランスの海外領土で

はあるが、2014年から2018年のいつかの時点で、独立するかフランスに残留するかの住民投票が

行われることになっている。因みに、森村桂さんの「天国にいちばん近い島」の舞台になったのは、10

11日に上陸したリフー島のちょっと北にあるウベア島である。

今回ドーン・プリンセス号でクルーズした乗客数は2084名だった。886名の乗組員は38ヶ国の人々だ

ったから、それにはちょいと負けるが23ヶ国から船に乗りに来たのだ。一番多いのはオーストラリア人

1786名、圧倒的だな。次は「やっぱり」という感じで隣国のニュージーランドで78名。そして3位はチ

ャンチャカチャーン!我等がニッポン!堂々の64名ダジョー!以下、英国、アメリカ、カナダ、ドイツ・・・

と続く。どうでも良いことだが、日本を除くその22ヶ国は全部行ったことのある国であった。

これから述べることは、数字的な裏づけは無い。私の目の子勘定(とも言い切れないのだが)なので、

何となく「そんな感じ」ってことでご理解願いたい。今回(だけでは無いような気がするが)の乗客はとも

かくデブが多かった。100キログラム超は200人以上いたと思う。更に言えば、150キロ頃超も80名

はいたと思う。更に更に言うと、200キロ超だって30名はいたような気がする。今や私も日本の基準で

大デブを脱して中小デブってところだが、彼らの中にいると、半年前の私でも「とっても小柄」に見える。

歩く度にお腹やお尻や太腿の肉がた〜ぷ〜ん、た〜ぷ〜ん。ゆさ〜ゆさ〜。父ちゃんも大デブ、母ちゃ

んも大デブ、子供2人も大デブという家族も見た。船にはいくつものレストランがあったが、14階の「ホ

ライゾンコート」は24時間営業。真夜中に行った人の話によると、「ホライゾンコート」で食べているのは

大デブばかりだったとのことだ。その日4度目か5度目の食事なのだろう。船はどこで食べても基本無

料だ。いくら食べても無料だ。ま、無料と言ってもその分船代として支払ってはいるのだが。食べ放題の

船は「デブ天国」と言ってもいいのかもしれない。1クルーズで10キロ太った人がいたって、全然不思

議ではない。え?それなら「デブ地獄」?

「デブだらけ」より顕著だったのは「乗客総年寄り」だったこと。私が見るところ、1900名の乗客は60

以上だ。乗客最高齢は100歳と聞いたが、我々のグループにも88歳の男性がいらした。確かに船の

旅は楽だ。3食付きで、レストランに行くのが面倒ならルームサービスを頼めばいい。上陸日に下りたく

なければ、船にいればいい。客は自分の部屋に滞在しながら、船が勝手に動いて旅してくれるんだか

ら、楽チンに決まっている。大勢のお年寄は、天国の下見のつもりで船に乗っているような気がする。

天国は働かなくていいんだね、天国は家事しなくていいのね、天国は食べもので溢れているんだね、

天国はずっと遊んでいていいんだね・・・・・。

私は・・・・今のところ、そんな気持ちにはならんなぁ。あと10年は地ベタを走って旅していたいと思った。

デブ天国の住民にはならんぞ!

           油断すればまた大デブになるでぇ  ニャハハ

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      南太平洋クルーズは 9月 5週 、10月 1週 をご覧ください。