パクパク日記22年12月4週
月曜日から鹿児島市に行き、週末クリスマスは軽井沢で
正月明け休業する万平ホテル K岩チャコ
12月 19日(月)東京は晴れ、鹿児島は曇り で、寒い!
東京7949人、重症者37人 全国13万5514人、死者165人
朝 明石町「ダイニングルーム」B定食(無塩トマトジュース、オレンジ風味のトースト→トースト、ハムと野菜のスープ、サラ
ダ、キウイ、コーヒー)660円、「後藤屋」の山形辛みそマヨネースディップ
昼―1 羽田空港ANAスィートラウンジ お稲荷さんと味噌汁
昼−2 ANA羽田=鹿児島プレミアムクラス機内食
我慢出来ずにお稲荷さん1つパクついたら機内食もお稲荷さんだった!
城山ホテルの桜島ビューの客室で2泊する。桜島の左半分は冠雪していた!
夕方のお茶 鹿児島市「少年京都」グァテマラコーヒー430円
バーは定休日だそうで・・
夜 鹿児島市・城山ホテル・広東料理「翡翠廰」台湾ピータンネギサラダ小739円、白菜胡瓜甘酢漬け小739
円、北京ダッグ(4枚)2464円、蟹とコーンスープ小739円、四川麻婆豆腐1936円、白飯176円、
マンゴープリン616円)、生ビール小560円、麦焼酎「二階堂」900ml4000円 @1万4481円
先週金曜日石垣島から戻ったばかりなのに、3日後の今日月曜日には鹿児島に飛んだ。何しに?ま
ぁ、これと言った目的があるワケでも無いのだが、機会があったら行ってみたい店があったので。何
度か宿泊したことがある石原荘などがある妙見温泉などにはエラク近いのに、鹿児島市内まではエラク遠
い鹿児島空港。飛行機を降りるとブルッとする程の寒さだった。先週の石垣島も肌寒かったが、九州
最南端の鹿児島県にも雪が降る寒波が襲っているのだ。市内まで45分〜50分かかるタクシーに乗れば
雪が残る景色。空から見た桜島も左半分は冠雪していて、一瞬「富士山か!」と勘違いしそうにな
った。「今年は紅葉が遅くて未だ盛りにならないうちに雪が降って・・」と運転手さんが嘆いてお
られた。今日から2泊する城山ホテルは市街地の中心部にある標高107mの城山の頂上に建っている。
クネクネと細い坂を上らねばならないが、到着してみれば錦江湾と桜島が一望出来る絶景である。鹿児
島市では迎賓館的な役割を担うホテルと聞くが、何度も建て増しをしたらしい館内はムチャ広くて複雑な
造りでたいがいの人は迷子になる。私は以前も泊まったから何とか迷わなかったけどね。流石に西
に位置する鹿児島だから日の入りは遅い。都内なら真っ暗になる午後5時でも未だ明るい。タクシーで
坂を下りて天文館付近まで行くと目当ての店はすぐ見つかった。知人が経営する店だ。しかし、何
だか様子が変。ガランとした店の前で聞いてみると午後3時から開店のバーは今日定休日とか。えぇ
っ!定休日?せっかく東京から来たのに。でも夕方までの喫茶なら営業中ということでグァテマラコーヒー
だけ飲んで引き上げることにした。電車通りに出ても空車を捕まえるのに15分も待ったのですっか
り冷えてしまった。ホテルに帰ると即刻食事にしたい。明日夜予約していた広東料理「翡翠廰」に連絡
して貰い「予約今日にしてよ」とお願いする。いつものように自分なりのコースをアラカルトメニューから選ん
で夕食とする。最後は超たっぷりの四川麻婆豆腐。何度もご飯にかけ食べ切る。カラダが温まり満足!
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12月 20日(火)鹿児島は晴れ!でも寒い!
東京2万0513人、重症者44人 全国13万5514人、死者165人
朝 城山ホテル「レインボー」朝食ヴュッフェ 3300円
丘の上の城山ホテルが町の中からよく見える
昼 鹿児島市CenTerrace「喜多方ラーメンとし食堂」喜多方ラーメン880円+塩玉子100円+茹でモヤシ200g
150円
鹿児島ラーメンを食べるつもりが、うっかり喜多方ラーメンの店に入ってしまった
誕生地近くのバス停にはスケッチに出かける黒田清輝像が 鶴丸城御楼門のミニュチュアがホテルロビーに
鹿児島では桜島を見ながら過ごす
夜 城山ホテル・城山ガーデンズ「水簾」ふぐちり鍋コース(前菜盛り合わせ、ふぐ刺し、ふぐちり鍋、ふ
ぐ唐揚げ、雑炊、デザート)1万円、生ビール小560円、麦焼酎(昨日のボトル)@1万2777円
眠りながらも「このホテルのヴュッフェは混雑する時間帯に行くと長く待つことになるから早く行かねば」
と考えていた。おいおい、そこのキミ!後期高齢者になっても眠りながら食べることなんか考えてお
るのかね、ったく!そ、そのようでございますね、はい。ということで6時には起きてシャワーを浴び、
途中で朝日の写真など撮影して朝食会場に向かった。未だ早いからすぐ席に通された。朝食会場の
「レインボー」は広い。真ん中から左側は洋食、右側は和食が並べられている。さつま揚げや黒豚しゃ
ぶしゃぶ、薩摩汁、真鯛茶漬けなど地元食材を使った郷土料理も多く並べられ、朝ご飯ランキングでは
数社で上位にランクされる程高評価の朝食ヴュッフェなのである。さつま揚げとお豆腐が旨い!と言いなが
ら、いつものように納豆カレーも食べている私だった。明日は雨の予報が出ているが、今日は素晴らし
い晴天だ。そんな今日は何すっかなぁ。とりあえず、城山から降りよう。そのためには、ホテルの無料
送迎バスに乗ろう。1時間に2本、鹿児島中央駅や空港バス乗り場、盛り場の天文館と山形屋デパート前
などをグルッと回る便利な無料バスがある。ほぼ満員の客を乗せてバスは出発した。暖かい陽を浴びなが
らバスは進む。アチコチで客を降ろし、乗っているのは私だけになった。天文館で降りた。昨日タクシーを探
してウロウロした場所に近い場所だ。大きな新しい商業ビルがあったので入ってみる。そこで雑貨屋など
を何軒か覗いているうちにヒルドキになった。鹿児島ラーメンでも食べるかと何となく思っていたのだが、
ふと入った店は喜多方ラーメンの店だった。鹿児島で福島の喜多方だって!まぁ、いいか。塩玉子と茹で
モヤシをトッピングしたのだが、分厚いチャーシューが5枚も入っていて噛みでがあるから顎が疲れて食べ切れな
い。2枚半食べたところで完食は諦め、麺も残して被せて肉を隠したりして(笑)ね。ランチはこんな
だったが、雑貨屋でずっと探していた品を見つけて購入し、機嫌良くホテルに帰った。夕食は希望した
和食レストランが満席で鮨カウンターの予定だったが、6時に行ってみると「ご用意出来ます!」ということで
「水簾」に通された。ふぐ鍋コースを注文したら、ふぐ刺しもふぐちり鍋もふぐ唐揚げもそれぞれの量
が多くて、ふぐちり鍋もふぐ唐揚げも残すことに。実にだらしない夢子なのであった、反省!く〜。
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12月 21日(水)鹿児島は雨、東京は晴れ
日銀金融緩和策修正
公職選挙法違反の自民党薗浦氏議員辞職
高見知佳さん死去(享年60歳)
東京2万1186人、重症者42人 全国20万6412人、死者325人
朝 城山ホテル「レインボー」朝食ヴュッフェ3300円
昼 鹿児島空港「山形屋食堂」山形屋の焼きそば700円、氷白熊680円
真冬に氷白熊食べた
夜 明石町「ダイニングルーム」アラカルトメニューから ミックスフライ定食(スープ・サラダ・ライス)1375円、苺275円、
麦焼酎
昨日のヴュッフェも美味しかったが、それより1000円高いエグゼクティブ・ブレックファーストというものもあると
聞いて「ザ・ラウンジカサブランカ」に行ってみた。すると、「完全予約制で、本日は満席です」とムベもなく
断られてしもた。そうですか、わかりましたよ、では今朝もヴュッフェ行きます、ということで、昨日
とはなるべくかぶらない料理を選んで食べることにした。昨日の昼喜多方ラーメンに化けてしまった鹿
児島ラーメンまで食べた。ここのヴュッフェは質が高くて良いぞ。このホテルには桜島を眺めながら入れる自慢
の温泉大浴場があるのだが、結局一度も入ることなく帰ることになった。前回はしっかり入ったの
だが、その時はお天気が悪くて桜島は霧の中だったな、と思い出す。縁が無いのか。石垣島だけで
なく、鹿児島市も人手不足でことにタクシー運転手さんが足りないらしい。「タクシー車両はいっぱいあるけ
ど運転する人がいない」のだそうだ。そんなことで空港までのタクシーも予約が必要だった。乗るANAは
プレミアムクラスなので食事(時間帯では軽食になることも)が付いているが、今日は空港の食堂でランチを
摂るつもりだ。ここで食べたいものがあってね。それは前回も食べた「山形屋食堂」で一番人気の餡
かけ焼きそばと鹿児島名物の氷白熊。何でも鹿児島で一番のデパート「山形屋」の大食堂の売り上げの
半分はこの餡かけ焼きそばだとタクシーの運転手さんに聞いて6年前初めて食べたのだった。辛子の代わ
りにこちらでは三杯酢をかけて食べるんですって。白熊で一番有名なのは天文館の「むじゃき」だ
が、昨日はそこまで辿りつけなかった。こんな寒い日に大きな氷を食べている自分を不思議に思いな
がら意地もあって(それがイカンのだよ!それが!)食べ切った。満腹状態で飛行機に乗りこんだら、ナ
ゼかガックリ疲れて眠りこんでしまい、気がつくと羽田。明石町に帰るとたくさんプレゼントが届いていた。
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12月 22日(木)雨のち曇ったり晴れたり
今日は冬至
東京1万8820人、重症者44人 全国18万3882人、死者297人
朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(鶏肉と野菜の雑炊、さつま揚げと野菜の煮物、カリフラワーの胡麻マヨ
ネーズ和え、金時豆、キウイ)660円、コーヒー110円
鶏肉と野菜の雑炊についてきた納豆は断った
昼 白山「ヴォーロ・コズイ VOLO COSI」(3人で)クリスマス特別メニュー(テーゴラ@チーズのかき揚げ、テーゴラ
Aパプリカと生クリームソースで食べるいろいろ野菜、テーゴラB蛸のレモン、テーゴラC自家製パン2種、前菜
:大間の本マグロと野菜のマリネキャビアと共に、パスタ@カヴァテッリカラスミとトマトのソース鰆とカラスミ添え、パスタ
Aチリメンキャベツなどを巻き込んだ巻物パスタ・ロートロ白トリュフ添え、鹿児島産熟成和牛のロースト冬野菜のク
レーマとポレンタ黒トリュフ添え、デザート、コーヒーと6種の小菓子)、赤ぶどうジュース
(K崎さんにゴチになった)
夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(牛肉と下仁田葱の山椒焼き、海老と野菜の葛煮、とろろ芋、小
松菜のわさび和え、麦入りご飯、お吸い物、ペルーのマンゴー)1760円、麦焼酎
今の住まいに移る時、電化製品を一括で購入したのだが、その中で全く使わないもの(つまり不要
なもの)が2品あった。一つはハンディタイプの掃除機で、毎週定期的にお掃除をしてくれるここでは出
番が全く無かったのでキョウコ長男ダイスケ君が愛知県に赴任する時プレゼントした。もう一つはデロンギヒーター。
音も臭いも燃料を補充する必要も無く、じんわりと部屋を暖めてくれる優れもので京都の家では大
活躍している。それでこの住まいでも購入したのだが、ここにはすべての部屋に床暖房が張り巡ら
されているから一番低い温度でもスイッチを入れておくだけでポカポカ。よってデロンギ出番無し!そんな
ことで隙間風が寒いと嘆く一軒家のK岩家に貰われていくハズだったのが、ナゼかマンションに引っ越した
今頃になって取りに来ることに。11時半の予定が20分も遅れて来たK崎&K岩夫婦がフロントで借り
た台車でデロンギを運び出し、車に乗せる。ついでに私も車に乗る。そのまま白山のイタリアンに行き、3
人でクリスマスランチを摂るのだ。レストランの予約は12時だったそうだが、到着したのは12時40分だった。
2年前もK岩にここで誕生日祝いをして貰ったのだが、次から次へとお料理が運ばれて来て目を白黒
した記憶がある。今日はクリスマスメニューということで、黒も白もトリュフをふんだんにかけたが豪華バージョン。
4品出て来た次にようやく美しく盛り付けられたお皿が前菜というペースだ。こんなに美味しい料理を
赤ぶどうジュースでなんてもったいないね。香港から1年ぶりに帰国したK崎君がご馳走してくれた。
ご馳走様!ランチが終わったのが2時半過ぎ。K岩が呼んでくれたタクシーで帰宅したのだが、渋滞してい
て3時からの東京藝大の音大生によるクリスマスコンサートに10分遅刻してしまった。それでも3曲目からし
っかり楽しんだ。ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ5番「春」の1楽章、明るくて心がウキウキする感じがいいね。
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12月 23日(金)晴れ
上皇様89歳の誕生日
藤井聡太五冠史上最年少で300勝到達!順位戦A組5勝1敗でトップに!
東京1万7332人、重症者43人 全国17万4079人、死者371人
朝 明石町「ダイニングルーム」B定食(無塩トマトジュース、スクランブルエッグ、青菜と人参炒め、サラダ、トースト、オレ
ンジ、コーヒー)660円、「後藤屋」の山形辛みそマヨネースディップ
山形辛みそマヨネースディップをたっぷりつけて
昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(牛挽肉カレー、フルーツサラダ、ミルクティ)1210円
クリスマス前にお菓子を頂く
夜 荒木町「の弥七」(4人で)自家製胡麻豆腐、自家製チャーシューとキルギスのハチミツ、零余子と伊勢海老の
春巻き、セイコ蟹を上海蟹野菜と共に、よだれ鰹とあん肝、フカヒレの姿煮上海蟹の餡かけ、紅芯大根
と貝柱の山椒オイル和え、クエの聖護院蕪おろし、山形牛と台湾野菜カイガン芽キャベツの炒め物、クエ濃厚
スープ麺有明海苔と共に、麻婆豆腐・ご飯・漬物、自家製杏仁豆腐とリンゴシャーベット、紅の夢苺とキル
ギスのハチミツ)、麦焼酎 4人で13万7577円
一昨日鹿児島から帰って来たばかりだが、明日から軽井沢に行くので午前中荷造りをした。最近は
こんな文章を書いてばかりいるなぁ。確かに今月は少し出かけ過ぎですかね。少しじゃない?アハハ、
失礼しました。石垣島でも鹿児島でもあんなに寒かったのだし、大雪の情報も出ているから寒さ対
策を重点的にせねばな。コートも一番厚いモノを選んだ。次はパクパク日記の12月2週の作成だ。よし、
完成!これを明日朝アップしよう。ダイニングで出るカレーの中では一番のお気に入りの牛挽肉カレーをサクッと
食べて部屋に戻ると、クリスマスプレゼントなのか世田谷の人気菓子店のお菓子が届いていた。有難いが、
今日は食べられそうにないから冷蔵庫に入れてしばし保管。今夜は次兄家族と4人で「の弥七」の
中華宴会。ところが、店のある四谷三丁目に向かったら晴海通りは車ギッシリで動かない。「今日は1
年で一番車が混む日ですからねぇ」とタクシー運転手さん。そうだわねぇ、忘年会とかクリスマスパーティなん
て今日が年内最後の機会って感じだものね。結局ふだんの倍以上1時間かかってしまった。両親を
小金井市まで迎えに行ったヒカルはもっと悲惨で、3人は無念の40分遅れとなった。大きな個室で
「今年もお世話になりました。暢兄が亡くなったのは残念だったしお互い入院もあったけど、概ね
元気で良かったね」と乾杯。今日の店選びは次兄の希望。2品目には自家製チャーシューにキルギスのハチミツ
が添えられて登場した。キルギスには行ったことがあるがハチミツは初めてだ。サッパリした甘さで旨い。中
国料理でもセイコ蟹を上海蟹や野菜と共に出してくれるのが「の弥七」らしい。食事は2品あり、蕪蒸
しで使ったクエで取った濃厚出汁の麺の後にいつもの麻婆豆腐。やっぱり旨い!全員満足で堪能した。
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12月 24日(土)東京は晴れ 軽井沢は曇り
東京1万8731人、重症者44人 全国17万7741人、死者292人
朝 明石町「ダイニングルーム」B定食((無塩トマトジュース、フライドエッグ、マッシュポテトとベーコン、サラダ、トースト、パ
イナップル、コーヒー)660円、「後藤屋」の山形辛みそマヨネースディップ
山形辛みそマヨネースディップ今日でオシマイ
昼 明石町「ダイニングルーム」アラカルトメニューから 五目にゅうめん990円
アラカルトメニューの五目にゅうめんを食べてから、さぁ出かけるか
この数年万平ホテルではいつも碓井館の書斎タイプの客室を借りている
客室から見える裏庭は雪で真っ白だった
夜 軽井沢万平ホテル「ダイニング」(2人で)クリスマススペシャルディナー(信州大王イワナのカルパッチョライム風味彩り大根
を添えて、福味鶏のガランティーヌピカラードソース根セロリのピューと共に、人参のポタージュエスプーマ仕立て、オマー
ル駅のポワレコニャック風味ブールブランソースヌードル添え、国産牛のローストビーフシャスールソース季節の温野菜添え、デザ
-ト:チョコムースとオレンジシャーベットとフルーツ、ハーブティ)赤ワイン(ジュブレシャンベルタン万平ホテル2016 2万4680円)
一昨年までは長年年末年始を軽井沢で過ごすことが多かったのに、たった2年来なかっただけで軽
井沢の寒さを忘れてしまい、結果大仰な備えをしてしまった。と暖かい日差しを浴びた牧歌的な群
馬県の景色を見ながら、そう思った。ところが、碓井峠の長いトンネルを出ると、景色は一変した。ま
さに川端康成の「雪国」の如くである。軽井沢は真っ白!標高が約1000mなので寒さはあっても雪
はあまり降らない軽井沢。なのに昨夜はかなりまとまった雪が降ったらしい。お陰で軽井沢駅のホー
ムには積もった雪が残り、所々凍ってツルツルと滑りやすそう。クリスマスイブを軽井沢で思う人が多いらしく、
新幹線からドット人が降りたから滑りやすいホームは人で溢れた。12号車のグランクラスや11号車のグリーン車
はエスカレーター&エレベータから遠く離れているのでいつも不便を感じているのだが、今日はそれがマックス!ソロ
ソロと歩くのだが、3度も杖ごとツルッと滑って転びそうになって肝を冷やした。一緒に行ったヒカルが私の
荷物を持ってくれたので助かった。タクシーを待つ間一番厚いコートでも寒く感じたが、それもホテルに着くま
でのことだった。客室はいつもの碓井館の書斎タイプ。運動不足を解消するためにせめてもと1番遠い
部屋を指定するのだ。345号室に落ち着いて外を見ると雪が積もっているね。夕食は当初19時45分
からの予約だったが、18時の部が取れたと変更して貰った。クリスマススペシャルディナーには美味しいワインを!
ジュブレシャンベルタン万平ホテル2016を飲むことにしよう。この素晴らしいダイニングに来始めてから20年以
上経ったが、美味しい思い出がいっぱい詰まっている。何度ここで大晦日の晩餐を食べたことか。再
来年再オープンする万平ホテルにもこのメインダイニングは不可欠である。大いに期待してお待ちしてますよー!
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12月 25日(日)軽井沢は晴れ
東京1万5403人、重症者44人 全国14万8808人、死者201人
朝 軽井沢万平ホテル「ダイニング」アラカルトメニュー(ミックスサラダ1640円、プレーンオムレツ1850円、ソーセージ850円、
プレーンヨーグルトとハチミツ790円、コーヒー850円
正面玄関がるのは1番古いアルプス館だ
昼 軽井沢万平ホテル「カフェテラス」ナンとキーマカレー2000円、アップルパイ950円、コーヒー650円
クリスマスなのでカフェテラスは「待ち」が発生。ヒカルはバニラアイス添えのアップルパだけ
キーマカレーとナンのランチ。食後は珍しくアップルパイ。でも半分以上はヒカルが食べた
夜 軽井沢万平ホテル「ダイニング」アラカルトメニューから 信州大王イワナと柿のマリアージュ2500円、オニオンスープ1300
円、国産牛肉フィレ肉のグリル(70g)マデラソース温野菜添え4000円、ライス450円、デザート1200円、ハーブ
ティ1050円。オールフリー790円 2人で2万6680円
酒を飲まないクリスマス
軽井沢万平ホテルは来年1月3日の午後5時をもって全館クローズとなり、長期休業に入る。よって営業日
は今日も含めてあと10日ということになるのだ。数年前から「そろそろ」と言われ続けたから、長
年の客は正直「やっと」という感想を持つ人も多いようだ。大規模改修・改築工事とだけ言われてい
て、具体的にどこをどう壊し、どう建て直すのか、それとも大規模な修理だけなのか・・誰に聞いて
もちゃんと知っている人は見つからなかった。まぁ、事細かに言わんでよろしい、ということになっ
ているのだろう。既に和食や中国料理などのレストランは秋に営業を休止していて、今稼働しているのは
メインダイニングとカフェテリアだけだ。しかもメインダイニングの朝食で、アラカルトからいろんな具材を入れたオムレツを注文
しようと思ったら「人員ギリギリで回しているのでプレーンオムレツ以外は出来ません」と言われた。まぁ手間
がかかることは出来ないってこと、仕方ない。それでも軽いランチをと「カフェテリア」に行くとナンとキーマカレーは
注文出来た。ヒカルは食べ過ぎているからと、バニラアイスを添えたアップルパイだけ食べていた。この「カフェテリア」
を何度も訪れたジョン・レノンファミリーの対応をしたのが今ご自分でバーを経営されている仲良しのO澤さんだ
った。なんていろいろ思い出があるよなぁ。午後は久しぶりに有馬記念をじっくりとテレビで観た。社会
人になった22歳から20年以上熱心にやっていた競馬なのに、関心が弱くなると私はダービーでさえ観な
くなってしまう極端な人間なのだ。パドックで1頭1頭馬体重や毛並みの艶など馬のコンディションを確かめ、
オッズを検討し、返し馬の様子を確認し、購入馬券を決定し・・なんてレースごとにやっていたのだよなぁ。
中継を観ながら競馬を愛していた時代をしばらく思い出していた。晩餐もメインダイニング。ま、ここしか開
いていないからね。しかし、クリスマスなのに、私にとっても休業前の万平ホテルの最後のディナーなのに今夜は
飲まないことにしよう。しかもアラカルトのメニューもかなり少ないので食事の量もそこそこにしよう。無酒日
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【2022年の振り返り@】
1年前のパクパク日記を読み直してみたら、2020年をパンデミック元年、2021年をパンデミック2年と名付けて
いた。〆猫が「パンデミック3年はニャイと思うよ」と予告してくれていたのだが、残念ながらそれは楽観的
過ぎたようで、2022年12月31日の今日「やはりパンデミック3年はあった」と言わざるを得ないようだ。
3年前には、1年間を覚悟した。それでも「長い!余りに長過ぎる!」と思っていたのに、それが4
年目を迎えるなんてね。若い人にとっては貴重な学生生活や青春の1年間を奪われるワケだし、私のよ
うな高齢者にとっては「残りはそう多くは無いのだから大事な1年間をムダにするのは耐えられない」
と思うし。まさに冗談じゃねーぜ!なのだよ。でも地球上の生き物は須らく同じ立場にいるのが現実
だから、潔く諦めて、しかし「どう上手く付き合っていくか」を工夫するしかないようだなぁ。
2022年は前年と同じように永田町のキャピトル東急ホテルの客室で始まった。元旦は晴れだった。1月5日
には渋谷のPARCO劇場で始まった志の輔らくご「大河への道」の初日に行くことが出来た。満員の聴
衆を前に2つの落語を披露した後、伊能図完成200年(+1年。実は昨年発表予定だったが、師匠病
気のため1年延期となった)を記念したオリジナルの「大河への道」は大作で素晴らしい出来だった。こ
れは中井貴一さん主演で映画化され、初夏には公開するという。よし、ゼッタイ観に行こう!と思って
いたのに行けずで・・スンマソン。周囲には落語好きも数人おられるが、私はごくたまにだけ。しかし4月
にもプライベートな高座だったが、桂紋四郎師匠の落語を楽しんだ。その後桂紋四郎師匠とは夕食をご一緒
したのだが、話しているうちに仲良しA美さんの学生時代の親しいご友人のご長男が同じ桂春蝶師匠
の兄弟子に当たるのだと聞いて世の中の狭さにビックリなのだった。
1月9日は大相撲初場所初日の取り組みを楽しむ。以前は東京場所(1月・5月・9月)の升席を頂いて
いたなんて恵まれた時期があって、その頃は場内がガランとしている午後2時頃から相撲を熱心に観てい
た。それよりずっと前には相撲好きの母や新潟に住む叔母夫婦が「命の洗濯させて貰う!」と相撲見学
を何よりの楽しみにしていた。今年の1月9日は国内ツァーのプログラムの一環だったから観覧席は土俵が小
さくしか見えないB席だったが、それでもちゃんこ鍋を断って早くからひとり観戦したのは言うまでも
無い。珍しい体験と言えば、誕生日が過ぎて1週間経った10月7日に竜王戦の第1局2日目を観戦出
来たことも思い出深い。今回初防衛をするのは私の大推し藤井竜王!竜王戦は話題性のある会場が設
定されているが、初戦は渋谷セルリアンタワー東急ホテル地下にある能楽堂舞台!この能楽堂に入るのも初めて
だったし、棋士の入場から封じ手の開封を目の当たりにして大興奮。将棋の棋士ファンであって将棋その
ものは詳しくないのに、大盤解説も最後まで観ていて飽きることが無かった。残念ながら第1局は藤
井竜王が負けてしまったが、その後4勝2敗で見事防衛した。9月末に行った対馬・壱岐の旅では壱岐
聖母宮で壱岐神楽を観た。まさに目の前で演じられ、大迫力の神楽であった。
例年一番鑑賞機会の多い歌舞伎だが、今年は18回と少ない。チケットは29回分購入していたのに、10回は
行くことが出来ずに友人知人に行って貰い、1回は当日コロナ感染者が関係者に出たと急遽中止になった。
どうして10回も行かなかったのか。1月7日は降った雪が凍って滑って転ぶのが怖かった、とか9月は
台風が来ていたなんて気候条件が悪かったというのもあるが、大半は5月末日に右膝の皿の骨にヒビが
入り、後に骨折に至ったことが原因だ。2月歌舞伎で78歳の仁左衛門丈が「一世一代」を宣言して演
じた「碇知盛」、同じく2月シアターコクーンで中村勘九郎・七之助兄弟が中心となって大暴れした「天日坊」、
4月歌舞伎で仁左衛門・伊織と玉三郎・るんのゴールデンコンビが演じた「ぢいさんばあさん」が忘れられ
ない。11月、12月の團十郎襲名披露は歌舞伎ファンとして仕方なく行ったようなものでコメントは特に無し。
この右膝の骨折は、当然のように行く予定だった芝居も5回諦めることになった。大人計画の「ドライ
ブイン・カルフォルニア」、「パンドラの鐘」、「てなもんや三文オペラ」、「2020」、「世界は笑う」。どれも行きたかった
なぁ・・😿 でもK岩や大S子さんが代わりに楽しんでくれたのだからヨシとしようか。そんなことで芝
居は7回で終わってしまったが、群を抜いて楽しかったのは古田新太と天海祐希の「薔薇とサムライ2」。12
年前「薔薇とサムライ」を観てからトリコとなり、ずっと再演を待っていた舞台だ。3回分のチケットを購入したが、
楽しみにも限度があるのじゃないか!と自らを戒め、K岩に1枚譲った。謎の貴族紳士に扮した天海祐
希、ホントカッコ良かったなぁ・・・❤
コンサートは14回行った。小野リサのコンサートに行けなかったのは残念だったが。心に残るコンサートは、ナゼか12月
に集中している。ついこの前だね。何と言っても12月11日にサントリーホールで開かれた「亀井聖矢のピアノリ
サイタル」だ。彼を初めて知ったのは、NHKの春の番組だったか。HIMARIこと吉村妃毬ちゃんは10歳で国
際ヴァイオリンコンクールに優勝したまさに天才少女だが、亀井聖矢君も10歳の時リストの「ラ・カンパネラ」を完全に弾
きこなし、謎の天才と知られ、国際コンクールに上位入賞するように(今年10月にはロン・ティボー国際コンクールで
見事優勝!)なった。そしてこの天才2人がN響と共演した番組を観て引き込まれた。この才能が醸し
出す音を是非ライブで聴きたい!と強く思い、12月のリサイタルチケットも随分早く入手した記憶がある。サントリー
ホールをほぼ満席にした彼の演奏は素晴らしかった。そして1週間後には紀尾井ホールで開かれたスカラシップコン
サートにも彼は出演していたが、他のスカラシップ生のキラ星のごとくの才能達のピアノ三重奏、四重奏、五重奏の
6曲とも素晴らしい演奏だった。他にも2本の映画、美術館、植物園、動物園にも行ったし、振り返っ
てみると、2022年も面白い一年だったなぁと今更ながらに思ったりして。たくさんのチケット行けなかっ
た、なんて文句言っていちゃぁアカンよね。来週は旅とか本とかの話です。良いお年を!
ベルはねぇ、お散歩と獣医さん以外行ったこと無いよ
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