パクパク日記23年2月1週

             「国生み」と玉葱の島・淡路島と徳島の鳴門に行った

 

        伊弉冉神宮  うずの丘

 

1月 30日(月)晴れ

          東京1818人、重症者32人 全国20818人、死者255

朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(ホッケの焼き物、はんぺんと野菜の煮物、小松菜おかか、ご飯、味

噌汁、飲むヨーグルト、キウイ)660円、納豆198円、「封印」わさび漬け、コーヒー110

 

  

 納豆+わさび漬けがタマラン旨さ!

 

昼 明石町「ダイニングルーム」A定食(鉄火丼(胡麻醤油味)、さつま芋のレモン煮、わかめサラダ、味噌汁、

アイスティ)1210円、栗入りぜんざい385

 

  

      明後日値上げされる前に栗入りぜんざいを食べた。昆布は禁止だったな・・

 

 王将戦第2局が終了した翌日には渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで竜王戦就任式。忙しいこっちゃ!

 

 明石町「ダイニングルーム」B定食(白身魚の香り蒸し、麻婆豆腐、小海老のサラダ、五目野菜スープ、ご

飯、漬物、マスクメロン、タピオカ入りココナツミルク)1760円、麦焼酎

 

  

 麻婆豆腐は山椒を大量追加して食べる

 

午前中、小学校時代からの友人M代子ちゃんとムチャ久しぶりに電話で話した。小学校1年の12月、

新潟県から転校したその日から仲良しになった。毎日毎日一緒に過ごす程の仲良しで、それは小学

校卒業まで続いた。中学でクラスは別になり、中2で私が東京へ、中3M代子ちゃんも横浜に引っ

越したから会う頻度は減ったが、それでも年に何度か会うのが楽しみだった。彼女には大学入学と

同時にその後結婚した2つ上の彼氏が出来て会う機会は激減したが。ご主人は数年前に急死され、

今は息子夫婦とのんびり暮らしているそうだ。寒中見舞いを23日、24日にドサーッと投函したら、

毎日のように次から次へと懐かしい人から電話やメールや手紙を貰っている。2度手術したとか長兄

が亡くなったなんてことを書いたせいもあってか、最初の反応はもう20数年会っていない新潟県

に住む従妹のM穂子ちゃんだった。私と同じ年の彼女は長兄の訃報に驚いたようだが、兄の家族が

望んだ超コジンマリした葬儀だったので従妹達にも不義理をした格好になってしまった。20歳で農家

に嫁いだM穂子ちゃんはずっと忙しく働き詰めで今は背中が曲がってしまったと嘆いていた。大

学時代の友人からも懐かしいメールや手紙、それに電話があった。毎週のように泊めて頂いたH田さ

んのお母様はお誕生日が来ると103歳になると言う。いつも美味しいお料理を作って下さるお母

様は長命の家系と聞いたがホントだ。懐かしい人達と触れ合う刺激的な日々が続いていて嬉しいぞ。

               ________________

 

1月 31日(火)晴れ

          渋谷東急百貨店本店と立川高島屋本日で閉店😿

          東京1818人、重症者32人 全国1298人、死者492

朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(鰈のつけ焼き、湯豆腐、トマトサラダ、ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、

パイナップル)660円、納豆198円、「封印」わさび漬け、コーヒー110

 

  

 朝から湯豆腐

 

昼 明石町「ダイニングルーム」B定食(蟹とレタスの炒飯、豚肉焼売、帆立の中華風マリネ、豆腐とわかめスー

プ、アイスティ)1210

 

  

 

夜 荒木町「松庵」2人で)ユメコスペシャル(生の桜海老真丈揚げ、八寸:シャラン産鴨・鰊の山椒煮・助

子・鱈子粕漬け・卵焼き・白バイ貝・自家製カラスミ・菜の花・ウルイなど、焼き白子の飯蒸し、天然

とらふぐの刺身とふぐコンソメジュレ 余市のあん肝、天然とらふぐ焼き白子、大間の鮪のねぎま鍋

風、甘鯛の焼き浸し、静岡A5ランクランプ肉炭火焼き、小海老入り特製カレー蕎麦、ジャージー牛シャーベット

と美瑛の苺)、麦焼酎ボトル   2人で69300

 

  

 苺も

 

午後隣のファミマに印鑑証明を取りに行った。長くマイナンバーカードを目の敵にしていたが、思い切って取

ってみれば超便利!住民票やら印鑑証明などの行政からの書類を必要とする機会が多い人間だが、

その度に歌舞伎町の新宿区役所や新宿御苑大木戸門の出張所まで取りに行く必要があった。それ

が隣のコンビニで取れるし、しかも役所で取るより費用が安いのだ。ただ、出張所と同じビルにある

「モスバーガー」でランチを摂る楽しみが無いのはちょっと寂しいけどね。次は同じ機械で抽選に当たっ

た芝居のチケットも2種ゲット。帰りに寄った郵便受けにたーくさんの葉書や封書が。その中の1通を読

んで😿する。昨年4月大変お世話になった方が亡くなったのだが、その方の奥様が昨年末1230

日に追うように亡くなられた由。ご子息とご長女からお知らせがあった。お会いしたのは2度程だ

が、趣味とは思えぬ素晴らしい油絵を描かれる方で、出品された展覧会に何度も伺った。ご冥福を

お祈りした。夕方から荒木町へ。今夜は昔一緒に仕事をしたM井ちゃんと食事の約束をしている。

日本料理で秋と冬は美味しい食材がふんだんに出回る。そんな時こそ「松庵」に行きたいのだが、

暫くそんな機会が無かった。久しぶりということもあって店主の松丸さんは「これでもか!」と美

味しいモノを揃えていてくれた。M井家の近況やら共通の知人の消息などの話をしながらも、冬の幸

オンパレードの美味しさに涙チョチョビレ級のカンドー!生の桜海老真丈揚げも焼き白子の飯蒸しも天然とら

ふぐの刺身とふぐコンソメジュレも焼き白子も大間の鮪のねぎま鍋も特製カレー蕎麦もゼーンブ旨かった!!

              _______________

 

2月 1日(水)晴れ

          今日から明石町「ダイニングルーム」一部値上げ😿

          東京4012人、重症者35人  全国55007人、死者265

          藤井聡太五冠順位戦で永瀬王座に敗れ62敗に😿

朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(卵の千草焼き、ひじきの炒め煮、キャベツのお浸し、ちりめん山

椒、ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、パイナップル)660円、納豆220円、「封印」わさび漬け、コーヒー

165

 

 

昼 日本橋高島屋「糖朝」豆乳担々香港麺 1280円、小豆仙草ゼリー580

 

  

 チョコフェアの催場は素通りの私

 

 明石町「ダイニングルーム」A定食(鰻のかば焼き、のっぺい煮、香の物、ご飯、お吸い物、弘前リン

ゴ)1760円、麦焼酎3300

 

  

 

新しい年になってもう1ヵ月が過ぎてしまい、今日から2月だ。今日は忙しいぞ!チャッッチャと働かね

ば!毎月1日は支払い日で数件の振り込み、土曜日からのツァーの荷造りを完成させ2階フロントまで宅

配便を出しに行き、近所のファミマで支払い。楽しんで来た啓翁桜も片付ける時が来たから大きなゴミ

袋に仕舞う時、枯れた花がバラバラと床に零れる。掃除機はD介君に寄付しちゃったから手でざっと

集めただけだけど。さぁ次は大混雑必至のI藤病院に行かねば。タクシーで表参道にある病院に行くと

受付番号606番。15分後には血液検査を終えたが、時間がかかるのはこの次の超音波検査で、現在

待っている人は50人以上。それでも85分待ちで終了。最後に医師の診察。なかなかTSHの数値が

下がらないので結果7種目の薬を飲むことになってしまった😿次回は、検査と診察と薬を貰いに半

年後だって。会計を済ませ、薬を半年分貰ってI藤病院終了。丁度2時間だったが、以前は56

間なんてこともあったからかなり速い方だ。タクシーで日本橋高島屋に移動。もう2時過ぎなので8階レ

ストラン街で店選びに迷う時間を惜しんでサッサと「糖朝」へ。それにしても夢子さん、ワンパターンやねぇ。

豆乳担々香港麺は美味しいとまでは行かなかったが、小豆仙草ゼリーは気にっている。ちょっと早い

が半月後に誕生日を迎える人用にプレゼント選び。う〜む、う〜む、と言いながら店内をウロウロし、ある

店で決定!百貨店は2週間後の到着日でも気軽に引き受けてくれるので便利だ。次は地下1階の和菓

子屋へ。来週の誕生日祝いと差し入れに詰め合わせを選んで送る。これで予定していた用事はすべて

終了。タクシーで帰宅したら4時過ぎで、週一の部屋掃除は終わっていた。忙しい一日だったなぁとダイニ

ングルームで夕食を摂っている時、カタカナ会社の先輩K玉さんから電話が。部屋に帰って掛け直した電話は

長話で楽しかった。将棋のA級順位戦が今日行われている。藤井五冠は今日勝てば、渡辺名人への挑

戦者にかなり近づく大事な一戦だ。終盤戦の中継盤面をみると、A1形勢判断は65%と35%で永瀬王

位が有利な戦いをしている。藤井五冠でもこの場面から勝負をひっくり返すのは難しいのではと「見

る将」の私でも思う。1120分までベッドの中で見ていたが、そこで眠気に負けた。逆転してね!

              _______________

 

2月 2日(木)晴れのち曇り

              北海道「冬の嵐」で台風並みの暴風、交通乱れる

              キングカズ三浦和良選手55歳ポルトガル2部チーム移籍発表

              東京3502人、重症者28人 全国45501人、死者231

朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(厚揚げの焼き物、茄子の煮物、ブロッコリーサラダ、ご飯、味噌汁、飲

むヨーグルト、パイナップル)660円、納豆198円、「封印」わさび漬け、コーヒー110

 

  

 厚揚げの焼き物旨し!

 

昼 明石町「ダイニングルーム」A定食(きつね蕎麦、粟麩と野菜の煮物、白菜おかか、バナナジャムヨーグル

ト)1210円、アイスコーヒー165

 

  

 

夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(油淋鶏、鯛の中華風刺身、湯葉と野菜の胡麻酢和え、フカヒレスープ、

ご飯、漬物、(桃饅頭)、せとか)1760

 

  

 

昨夜眠りにつくまで将棋順位戦を見ていたので、夢の内容はそのまま将棋の話だった。よくもあそ

こから逆転して勝利したね、とかあれから連勝したから名人戦も楽しみ云々なんてとてもハッピーな内

容だった。夢のことなど、起きた途端に忘れてしまうのに、ナゼか昨夜の夢はトイレに起きた時、ハッキリ

口に出したせいか覚えていた。しかし、あれは飽くまでも夢であって現実はそうは行かなかったの

だろうなと思いながら、朝起きてからスマホで対局結果をチェック・・負けていた。6勝1敗から62

へ。A10人総当たりの最終戦の次戦に勝って、同じく2敗の広瀬章人8段が勝てば2人でプレイオフ、

広瀬8段が負ければ藤井五冠が挑戦者となる。32日特段のガンバ!である。昨年亡くなった長兄

の娘のナツちゃんからラインが来て、大学受験中の長女ユミカちゃんは2校合格し、今週が本命試験らしい。

こちらも特段のガンバ!だね。三浦カズ選手が55歳でポルトガル2部チームに入ることが発表されると海

外からも大きな反応があったようだ。「メッシが生まれる前からサッカーのプロ選手が未だ現役!」という

ことで。ホントに彼のガンバリには頭が下がるばかりだ。ご本人は60歳までplayしたいと以前言ったと

か。いやはや。今週は土曜日から出かけるので、その前にパクパク日記を更新していこうと思う。木

曜日なのに今日は集中して作成。振り返りを残して何とか作った。続きは明日。間に合うか。無酒日

              _______________

 

2月 3日(金)曇り

          今日節分

          国枝慎吾さんに国民栄誉賞受賞を検討

          東京2941人、重症者34人 全国1298人、死者492

朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(鰯の丸干し、切り干し大根煮物、青梗菜おかか、ご飯、味噌汁、

飲むヨーグルト、パイナップル)660円、納豆220円、「封印」わさび漬け、コーヒー165

 

  

 アップルパイ550円かぁ・・

 

昼 歌舞伎座客席にて 恵方巻1200円、お茶

  

  

 食べ切れんぞ!恵方巻

 

銀座「ミキモト」コーヒー

 

 

 明石町「ダイニングルーム」A定食(牛肉の焼き物香味おろしソース、サーモンの砧巻き黄身酢がけ、とろろ

芋、生姜の佃煮、麦入りご飯、味噌汁、福豆、赤肉メロン)1760

 

  

 年齢分食べる福豆は少し数が足りなかった

 

2月歌舞伎座の1部に行く。長らく場内で食事が禁止されていたので1部終了してからの超遅いランチ

を摂らざるを得なかったが、昨今は解禁になって助かっている。売店で弁当を物色。ふーむそうか、

今日は節分だから「恵方巻」があるワケだな。太巻きは酢飯だらけだから普段だったら絶対食べない

のだが、一度位は食べてみるか。昼休憩時間に開いてみると恵方巻は4切れにカットされていたが、量

が多くて全部は食べ切れない。3切れやっと食べて最後の1切れは具だけ。1部の出し物は「三人吉

三巴白浪」でお嬢吉三:七之助、お坊吉三:愛之助、お尚吉三:松緑、おとせ:壱太郎、手代十

三郎:巳之助、堂守源次郎:坂東亀蔵。先月も「白浪五人男」が上演されたが、私はどうもこれ

らの「白浪モノ」はあまり好きではない。でもどちらか選べと言われたら、「三人吉三」の方かな。ど

ちらも河竹黙阿弥作で、耳に心地良く響く名調子の台詞で知られている。余談だが、「白浪五人男」

の正式の題名は「青砥縞花紅彩画」(あおとぞうしはなのにしきえ)って言うのだ。吉三を演じた

3人の出来も良かった。歌舞伎を終えて銀座の「ミキモト」へ。以前購入したネックレスの金具部分の付け替

えをお願いしにね。ナンせ超が付く不器用な人間なので。帰宅して途中まで作ってあったパクパク日記

作成の続きに取り掛かる。明朝出発が早いので、何とか完成させて今日の夕食前に更新したい。集

中した!完成した!更新した!エライ!でも今夜酒は飲まず。もっとエライ!福豆30粒食べた。無酒日

              _______________

 

2月 4日(土)淡路島は晴れ

          今日立春

          東京1818人、重症者32人 全国1298人、死者492

朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(赤魚の粕漬け焼き、温泉玉子、野菜の煮物、ご飯、味噌汁、飲

むヨーグルト、パイナップル)660円、納豆198円、「封印」わさび漬け、コーヒー110

 

  

 720分には食べ終える

 

昼 新幹線車内にて 「崎陽軒」のシウマイ弁当、お茶

 

  

      久しぶりに「崎陽軒」のシウマイ弁当 ご飯は半分だけ           伊吹山は冠雪

 

  

                 日本最古の神社である淡路島の「伊弉諾神宮」に行く

 

御祭神は日本神話「国生み」に登場する二神「伊弉諾尊」(イザナギ)と伊弉冉尊(イザナミ)    「陽の道しるべ」

 

              御神木として信仰される「夫婦大楠」は樹齢約900

 

    日本三大鳥居の一つで217m こちらは「自凝(おのころ)島神社」国生みの聖地とさえる

 

               道の駅福良には「淡路人形座」の劇場がある

 

                バックステージツァーと「戎舞」(えびすまい)を楽しんだ

 

       今日からホテルアナガに2泊する。鳴門大橋を眺められる客室222号室

 

夜 淡路島・ホテルアナガ「カドー・ドゥ・ラ・メール」北坂玉子と穴子の炭火焼き職人風・カノシシのパテ・ブロッコリーとア

ンチョビのプリエーゼ、パン、ビーツのベロアを纏った真鯛のクリュとキャビア、鳴門車海老とヒラスズキ、スペシャリテ

:鮑を詰めた玉葱の塩釜焼き、淡路和牛のロティ ソース・ボルドレーズ春の訪れとともに、甘酸っぱい

島の柑橘、苺・ホワイトチョコ・バニラ、ミニャルディーズ、カモミールティ、ワインのペアリング5種 6500

 

  

 鮑を詰めた玉葱の塩釜焼きが印象的だった

 

今日から淡路島と鳴門の旅。6時にパッと起きた。昨夜酒を抜いたせいだけでも無いと思うが、なか

なか眠れず最後には起き出して本を読んで眠気を待ったほどだ。だから超寝不足なのだが、乗り遅

れちゃイカンしね。東京駅の駅弁売り場でアレを探すもなかなか見つからない。あった!向こうの棚に1

つだけ。急いでその棚に行って手を伸ばした瞬間、同じ弁当を取ろうとする若い男性が!完全無視

して素早く弁当を取り上げてレジに急ぐ。久々に「崎陽軒」のシウマイ弁当をゲット!新幹線に乗る。たち

まち睡魔が・・。富士山の撮影のためいつもD席に座るのにそれもムダに、次に好きな浜名湖景色も

見ることなく・・目が覚めたのは豊橋近くで、早速シウマイ弁当を食べた。美味しいご飯なのにいつも

半分残すのがツライ。12時前新神戸駅集合。ご夫婦2組、女性友人2人組、女性一人4人の計10名が

I川さんの添乗で明後日まで旅を共にする。バスは明石海峡大橋を渡って一路淡路島の「伊弉諾神

宮」を目指す。古事記の冒頭に「国生みの島」として描かれた淡路島。伊弉諾尊(イザナギノミコト)

と伊弉冉尊(イザナミノミコト)の二柱の神が天の沼矛を下界に差し入れて「コオロコオロ」と掻き混ぜて、そ

の矛を引き上げると矛の先からポトッと雫が滴り落ちて凝り固まった島を「おのころ島」と命名した。

おのころ島に住んだ二神はさらに島を生み、最初の島が淡路島で・・と神話は続いて行く。娘の天

照大神に国家統治を委譲して伊弉諾尊が余生を過ごされたのが「伊弉諾神宮」で、ガイドの谷川さん

の名調子が実に楽しかった。次にタマネギ畑を見ながら行った「おのころ島神社」前の赤い鳥居は日本

三大鳥居にも数えられるそうだ。今日最後の観光は「淡路人形座」のバックステージツァー見学。歌舞伎ば

かりで文楽を観たことが無いのでとても興味があった。舞台袖や舞台の上で人形や人形遣いが使う

下駄、浄瑠璃本、たくさんの背景画などを見学した後、「戎舞」を楽しんだ。「投げ銭」をネダラレて和

紙に硬貨を刳るんで投げてみたが、悲しいことに舞台まで届かず・・😿大谷選手の投球ホームがどうの

こうのと言っているのにこのザマは何だ!夕日が沈まぬうちに今夜からの宿「ホテルアナガ」にチェックイン。部

屋はスィートルームの222号室で広くて眺めも良いのだが、フロントから遠くてね。夕食は「カドー・ドゥ・ラ・メール」

で結構なフレンチコース。淡路島の自慢の食材をたっぷり使ったお料理が続き、ワインのペアリングも楽しんだ。

              ________________

 

2月 5日(日)淡路島も徳島の鳴門も晴れ

             東京1818人、重症者32人 全国1298人、死者492

             棋王戦第1局藤井五冠が渡辺棋王に勝利!

朝 淡路島・ホテルアナガ「阿那賀」和朝食膳

 

  

  鳴門大橋を渡って       3度目の「大塚国際美術館」   ユニークな環境展示「システィーナホール」の「最後の審判」  

 

「システィーナホール」の天井画         パドヴァのジョット「スクロヴェーニ礼拝堂」は最も好きな空間

 

ポンペイの「貝殻のヴィーナス」        ポンペイの「秘儀の間」       エル・グレコ「オルガス伯爵の埋葬」

 

レンブラント「トゥルプ博士の解剖学講義」    「夜警」             「ユダヤの花嫁」

 

 フェルメールギャラリー      牛乳を注ぐ女      デルフトの小路       真珠の耳飾りの少女

 

ミケランジェロ「ドーニ家の聖家族」        ラファエッロ「小椅子の聖母」       「美しき女庭師」

   

 ボッティチェッリ「受胎告知」         「春」(ラ・プリマヴェーラ)       「ヴィーナスの誕生」

 

ブリューゲル(父)「子供の遊び」      「バベルの塔」          「雪中の狩人」

 

  レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」修復前と修復後             「モナ・リザ」     「白貂を抱く貴婦人」

 

昼 鳴門市「カルフォルニア・テーブル」紀州鴨のテリーヌ デーツ添え、帆立貝柱とほうれん草カナッペ、パン、海

陽町産有機人参ポターシュスープ、阿波地鶏のバッファーローチキン しーふ-ドピラフ添え、自家製プリンtバナナ

のパルフェ、コーヒー

 

  

   高台にある「ホテルリッジ」に隣接したレストラン。ここからの景色、カルフォルニアに似ている?

 

      午後1時過ぎの観潮船に乗る。23年前乗った時は乗客は私だけだったなぁ

 

           残念ながら渦が出来かかっては消えて大きな渦にはならなかった

 

うすの丘大鳴門記念館ではグランプリ1位と2位に輝いたハンバーガーを求める長い行列が   たまねぎキャッチャーも大人気

 

 巨大オブジェ「おっ玉葱」      小学校閉校で玉葱柄になった「しち玉ピアノ」   旅の記念にどうぞ

 

  ワンちゃん用玉葱カツラ         巨大な水理模型で鳴門海峡を知る

 

                       客室ベランダから撮影した夕日

 

 淡路島・ホテルアナガ「阿那賀」淡路3年ふぐコース(先付け:3年とらふぐ玉子とじ、ふぐの薄造り、

焼き白子、ふぐ鍋、ふぐ唐揚げ、ふぐ雑炊、フルーツと和菓子)、ドライゼロ

 

 「淡路島3年とらふぐ」確かに頂きました!美味しく頂きました!

 

朝ご飯は和洋から選び、それぞれのレストランへ。和食派の私は地下にある「阿那賀」で和朝食を食べ

る。7時半に予約していたが、空腹で堪らず715分には行ってしまったよ。平目の刺身に焼き魚

3種、温かい根菜のバーニャカウダーには玉葱味のこれも温かいソースをかける。大きなお椀の蓋をあけて

みると、温かいソーメンに温泉卵が!嬉しいなぁ。それに玉葱とじゃが芋の味噌汁がムチャ優しい味で何と

も旨い!お替り!してしまいました。今日午前中は鳴門市にある大塚国際美術館鑑賞。大塚製薬創

75年記念事業の陶板名画美術館で、オープンした1年半後になる199912月ひとりで見学したの

が最初。今回は3回目となる。集合時間まで1時間半しか無いので観る作品を絞らねばな。この美

術館の売り物の一つ環境展示を優先することにするか。入口から吸い込まれるように入るホールはバチ

カンのシスティーナ・ホール。「最後の審判」と天井画のミケランジェロの大傑作でバチカンに行った時には飽きることな

く眺めたものだ。エル・グレコの部屋、ポンペイの「貝殻のヴィーナス」と「秘儀の間」。ポンペイも2度行った

なぁ。B2階のモネの「大睡蓮」は外にあるから今の時期は寒いぞ!環境展示で一番好きなのは「スクロ

ヴェーニ礼拝堂」だ。礼拝堂のベンチに座って静かに宗教曲が流れる空間に浸れるのは安寧な時間だ。あ

とは時間がある限り、好きな作家だけ選んで。フェルメール、ラファエッロ、ボッティチェッリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、

ブリューゲル、レンブラント。ここで時間が尽きた。モネ、マネ、ゴッボなど印象派とピカソの「ゲルニカ」はまた

今度ね。ランチは「カルフォルニア・テーブル」と言う超眺めの良いレストランを貸し切って。バルコニーから絶景を眺める。

ここがサンフランシスコ辺りだとすると鳴門大橋はゴールデンゲート・ブリッジであの小船はソーサリトに行くのかしら

・・なんてね。大昔行ったなぁ。ランチが早く終わったので「未だ間に合う」と午後1時出航の観潮

船にすべり込む。2階の1等室に座って鳴門大橋の下へ。199912月に初めて乗った時は平日で

客は私ひとりだけで肩身の狭い思いをしたっけな。残念ながら渦が出来そうになっては消えてが繰

り返され、結局大きな渦を見ることは出来なかったがなかなか楽しい1時間だった。今日最後のプ

ログラムは鳴門海峡を210度見渡せる「うずの丘 大鳴門橋記念館」。主目的はその中にある「うず

しお科学館」のようだったが、それを待つ間徹底的にタマネギに拘った遊具やオブジェ、それにグルメや

お土産に参加者は大盛り上がりだった。最後に「うずしお科学館」で鳴門海峡で渦潮が発生する

仕組みを再現した18分のビデオと水理模型を見てわかったような気になった。今夜の夕食は「淡

路島3年とらふぐ」コース。とらふぐ玉子とじ、ふぐの薄造り、焼き白子、ふぐ鍋、ふぐ唐揚げ、ふ

ぐ雑炊と贅沢させて頂いた。白子はぷっくりと大きく、鍋はひとり鍋で白子も入って。酒飲まず!

             ________________

 

【今週の振り返り】

その名前はよく知っているのに、考えてみればジックリ読んだことなど一度も無い「古事記」。712

に天武天皇の命によって編纂され712年(和銅5年)に完成した日本で現存する最古の歴史書であ

る。歴史書と言っても上中下の3部構成で、上巻は日本を造った神様の話だ。しかし、古事記その

ものは読んだことは無くても、よくよく考えてみると、子供の頃から児童書や童謡、映画などでそ

の部分、部分には数多く触れていたことに気づく。

 

イザナギとイザナミは最初に造ったオノゴロ島で国生みを始める。先ずは淡道之穂之狭別島(淡路島)を、

続いて伊予之二島(四国)、隠岐の三つ子島(隠岐の島)、筑紫の島(九州)、壱岐島、対馬、佐渡

島、そして大倭豊秋津島(本州)を次々に産み出し、この8つの島を「大八島国」(おおやしまの

くに)と名付ける。更に吉備児島、小豆島・・・次に取り掛かったのが石、海、山野などの神々を

生んでいくのだが、火の神を生んだことがもとでイザナミは死にいたり黄泉の国へ行ってしまう。そ

れを嘆き悲しんだイサナギは黄泉の国からイザナミを連れ戻そうとするが、「決して見てはならない」と

イザナミにキツク言われた禁を破ったためにイサナミの醜い姿を見てしまう。追って来るイザナミを振り切って

逃げ帰る途中、イザナギは千引の岩を置いて追手を阻む。怒ったイザナミはあなたの国の人民を毎日千

人殺すと言えば、イザナギはならば毎日千五百の産屋を建てると告げた。穢れを受けて黄泉の国から

帰ったイザナギはカラダを洗い清める。左目を洗った時生まれたのがアマテラス、右目を洗った時生まれた

ハツクヨミノミコト、そして鼻を洗った時にスサノオノミコトが生まれ、アマテラスには高天原(たかがまはら)をツクヨミに

は夜の国、スサノオには海原を委ねた。ふと思い出したのだが、古今東西アチコチに「見てはならない」話

があるよなぁ。

 

 

アマテラスは弟のスサノオノミコトの乱暴な振る舞いを大目に見ていたが、ある時狼藉の余りの酷さに激怒して天

岩戸に身を隠してしまった。すると世の中は真っ暗闇となって禍が世界に蔓延し、八百万の神は困

って思慮の神に相談する。天岩戸の前でアメノウズメなどがどんちゃん騒ぎをしているので不審に思った

アマテラスはほんの少し天岩戸を開けて質問すると「あなた様より尊い神様が現れたのでそれを祝って

いるのです」と答えてアメノウズメは八咫鏡(やたのかがみ)を掲げる。鏡に映った自分をその新たな神

だと思ってアマテラスが岩戸から身を乗り出した瞬間、怪力の持ち主アメノタヂカラヲがアマテラスを外の世界に引き

ずり出した。そして太陽の神アマテラスは無事外の世界に戻って再び世界に明かりが訪れた。その頃も当

然ながら皆既日食があったということだろうなぁ。小学校の時(1959年)観た「日本誕生」(1959

年・東宝)という映画でスアノオを演じたのは三船敏郎で、アマテラスは原節子だった。アメノウズメを演じた乙

羽信子が天岩戸の前で激しく踊ったのだった。

 

♪ 大きな袋を方にかけ 大黒様が来かかると 

ここは因幡の白うさぎ 皮をむかれてあかはだか

  大黒様はあわれがり きれいな水に身をあらい 

がまの穂わたにくるまれと よくよくおしえてやりました

  大黒様の言うとおり きれいな水に身をあらい 

がまの穂わたにくるまれば うさぎはもとの 白うさぎ

 

ワニに嘘を言って大怪我を負った兎を助けた大黒様は美しいヤガミヒメと結婚し、大国主命となった。後

に大国主命は天照大神から国を譲るように再三言われ、ついには国を譲る条件として出雲に宮殿を

建て自分を祀って欲しい、と願い出て実現したのが「出雲大社」の起源と言われているとかね。

 

こんな感じで書いていると、あれもこれもといろいろ思い出してキリが無いのでこの辺で。

と思ったが、最後にひとつ追記。伊弉諾神宮に「陽の道しるべ」というモニュメントがあった。その横の

石碑の中心は淡路島の伊弉諾神宮。同じ緯度上の真東には伊勢神宮(内宮)が、真西には4ヵ月前

に私も行った対馬の海神神社、夏至の日の出地には諏訪大社、日没地に出雲大社、冬至の日の出地

には熊野那智大社、日没地には宮崎県の高千穂神社が鎮座しているのである。伊勢、出雲、諏訪、

高千穂、熊野、対馬。これって偶然ですか?この位置関係を調べたのは、伊弉諾神宮の本名孝至宮

司で、その結果にご本人が非常に驚かれたのだそうだ。各地の神社は伊勢神宮に向かって拝むため

の「遥拝所」があるが、伊弉冉神宮は真東を向いている。淡路島は昔から伊勢信仰が篤く、太陽神

の天照大神を祀る伊勢神宮と「何か縁があるのでは」と本名宮司は感じていたので、ある時専門の

会社に正確な位置関係の計測を依頼したことからこのことがわかったのだそうだ。何だかゾクゾクす

るような話ではある。

 

             「陽の道しるべ」に興味のある方は伊弉諾神宮へ

 

          バックナンバーのトップへ      夢子倶楽部トップ戻る

          § 未だ 1月 4 、1月  をご覧になっていない方はクリックね