パクパク日記22年12月5週

             寅年から兎年へ。穏やかな一年になりますように!

 

           

             

12月 26日(月)軽井沢も東京も晴れ

  東京8428人、重症者52人 全国75038人、死者272

 軽井沢万平ホテル「ダイニング」アラカルトメニュー(ミックスサラダ1640円、プレーンオムレツ1850円、ソーセージ850円、

3種のブレッド970円、プレーンヨーグルトとハチミツ790円、コーヒー850

 

  

 改装前最後の朝食

 

昼 東京駅大丸「銀座アスター」黒豚ときのこのアスター麺2420円、マンゴープリン1100

 

  

 

夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(牛肉と野菜のオイスターソース炒め、翡翠帆立餃子、青菜の和え物、茸

  のスープ、ご飯、漬物、みかん、マンゴープリン)1760円、麦焼酎ボトル2750

 

 ダイニングの中華も美味しい

 

13日の午後5時に全館クローズとなって長期休業に入る軽井沢万平ホテルで最後のクリスマスを過ごそう

と先週土曜日やって来た。今日は最後の朝食を頂いてから帰京する。長い休業の間、従業員の皆

さんはどうするのか。親会社の森トラストグループの全国のホテルに出向することになる。夏滞在した時

もその話になって、ひとり一人希望を伝えて結果を待つと聞いた。で、どうなったの?と親しい

スタッフに聞いてみると「希望のアソコはダメでしたが、提示された場所も面白いかと」「あぁ、あそこ

なら私も泊まったことある。好きなホテルだからあなたがいる間に行くね」「え?あなた希望通り

のアソコになった?良かったわね!」なんて話をするのも何か寂しい。そう言えば、3年弱建て直

し期間があって世界各地に従業員の皆さんが散ったホテルオークラ東京の最後の時も、同じような会話

したよなぁ。天ぷら揚げ方はアムステルダムのホテルに異動が決まったと肩を落としていたのを記憶して

いる。それでは再来年の夏お会いしましょう!と失礼した。いつも車で往復しているヒカルは約1

時間で到着する新幹線の速さに驚いていた。東京駅大丸レストラン街でランチ。今夜が中華メニューだと知

っているのに「銀座アスター」に行った。この店、お客が並んでいても「早く片付けて早くお通し

しよう」という精神に欠けているようでかなり待たされた。黒豚ときのこのアスター麺は2420

もしてお高いが、きのこの味が強烈で旨い。普段はかなりケチンボのヒカルなのに今日は珍しくタクシー

で帰宅した。考えてみれば彼は今回も全くお金使っていないのだからそれくらい平気だよね。

部屋窓のブラインドを上げてみると、キラキラ光る隅田川に遊覧船が進んで来たところだった。軽井

沢で見て来た白い世界から、光に満ちた水辺の景色へ。あぁ帰って来たって感じ。夜も中華だ。

               _________________

 

12月 27日(火)晴れ

            中国帰国時の隔離期間撤廃

            秋葉復興相今日更迭 岸田政権閣僚2ヶ月で4人目

            コロナでの死者全国で初の400人台となる

東京22301人、重症者49人 全国208235人、死者438

藤井聡太五冠棋王戦敗者復活戦で連勝し初の挑戦者に

朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(鯖の味醂漬け、切り干し大根の炒り煮、もやしと人参のお浸し、

ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、オレンジ)660円、納豆198円、「封印」わさび漬け、コーヒー110

 

  

 おかずの多い朝食

 

 明石町「ダイニングルーム」B定食(葱と細切りチャーシューのつゆそば、豆腐焼売、春雨サラダ、アイスティ)

1210

 

  

 絨毯化したチャコ     大手町のチャコ

 

夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(黒豚ヒレカツ、蛸と野菜の煮物、青菜と胡麻和え、長芋の梅酢漬け、

ご飯、けんちん汁、栃あいか苺)1760円、麦焼酎

 

  

 

万平ホテル2泊目の一昨日はトイレに5回も起きてしまいロクロク寝ていなかったのだが、昨夜は僅か2

(それでも全く起きない人もたくさんいるらしい)だけ。自分としてはかなり眠った気分である。

午前中は数日前から書かねばと思っていた少し長い手書きを書き上げて投函した。ちょっと気が

楽に。そんな時、大学時代のサークルで一緒だったS島君から電話があった。彼はフォーシーズンズホテルだ

った時のホテル総支配人をやっていた。年明けたら飲もうか、なんて話になった。古い友人は懐かし

い。昼食は好物の葱と細切リチャーシュー麺だったが、隣のビルのレストラン街で営業していた町中華「萬里」

が年内で営業を終了すると先日知ってガックリ。大して美味しい店でも無かったが、いつももやしラ

ーメンを注文した。その近くにあった蕎麦居酒屋の「そじ坊」が撤退した時もそう思った(昼2

行っただけなのに)が、飲食店の撤退は寂しいね。今日は午後2時から来客があるので会議室を

予約し5分前から待っていたのだが、5分過ぎても「いらっしゃいました」の電話は無い。遅れ

ているのか!とイライラして手帳を見たら・・2時半から、とあった。今回もポリポリモノだった。担当

して頂いたN尾さんからE藤さんに交代されるということでご挨拶に来られた。部長のM尾さん

BBQに加えてパエリアの資格も取られたそうで。どこまで行くんだ、この人は・・。来年のスポーツ

イベントチケットの申し込み作業に四苦八苦させられたが、夕刻ようやく成功してホッとしたらドッと疲れ

が出た。途中、もう止めようかと思ったよ。夕食の副菜で出た蛸の煮物が柔らくてムチャ旨かった。

               _________________

 

12月 28日(水)晴れ

            日本政府中国・香港からの入国規制強化(30日より実施)

            アメリカでも大寒波の影響で被害広がる

            森保一監督続投決定!

東京2243人、重症者47人 全国26219人、死者415

朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(焼きはんぺん、焼きたらこ、南瓜の煮物、ハム入りサラダ、ご飯、味

噌汁、飲むヨーグルト、パイナップル)660円、納豆198円、「封印」わさび漬け、コーヒー110

 

  

 

 明石町「ダイニングルーム」アラカルトメニューから 豚ロースカツ丼(小鉢、吸い物)1100円、ミルクティ110

 

  

 カツ丼久しぶりだなぁ

 

午後のお茶 明石町「エクセルシオールカフェ」コーヒー340

夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(鶏肉の岩塩焼き、海の幸の梅肉あんかけ、茶碗蒸し、ぬか漬け、

ご飯、味噌汁、熊本のデコポン)1760円、麦焼酎

 

  

 海の幸の梅肉あんかけが旨い!

 

いったいこの国は何を考えているのかとの思いを昨今思いっきり強くしている。「ゼロコロナ政策」と

称して、そこまでやらんでもええやろ!と誰しも思う徹底的な超厳しい政策をこの約3年間実行

して来たのに、キビシイ統制にイヤケを爆発させたデモなどが数日起きると、コロッと態度を豹変させて、

コロナは次の段階に移ったとかなんとか全くワケわからない説明と共に、ほぼすべての規制を外して

しまった。突然束縛を解かれた中国国民は喜んだようだが、その代わり北京や上海といった大都

市で感染が大爆発!なのに、国としての感染者数や死者の把握を放棄し、正式な発表も無い。い

ったい中国全体ではどんな状態なのだ!省の発表では数十万人、数百万人単位で感染者が出てい

るとか、火葬場に続く道路は渋滞が起きている状態からも死者が急増しているのではという見方

も出ていて。しかも海外への出国もゆるゆるにするもんね、という発表があって各国は大騒ぎさ。

今のところ、日本、米国、韓国、英国。フランス、台湾などが中国からの渡航者には検査を義務付け

る水際対策を強化したが、中国はそれが不満だと・・。1月の後半には旧正月が始まったら、いっ

たいどうなるのだろうか。おらわがんね。3年前の再現はご勘弁だ。私は私だと午後銀行と郵便

局に行き、年末の寄付を数件した。ついでに「おいしいにっぽんシリーズ」の記念切手も購入。第4

集は金沢。84円の方は賑やかな絵柄だが、63円の方は何となくショボイ感じがして。帰ってくると、

何だか館内がワチャワチャしている。数分前に火災報知器の誤報があって発生場所の確認やらエレベーターを

停止やら大騒ぎだったらしい。誤報で良かった。時折ご挨拶するS山さんから恵贈頂いたご著書を

受け取る。早速読んで、礼状を認めてフロントにお預けした。カタカナ会社のMさんはこれまで何冊も上梓

されているし、人生の大先輩達がエッセイ集を纏められているなんて凄いよなぁ。私には出来ないぞ。

               _________________

 

12月 29日(木)晴れ

            アメリカ・イタリアも中国人入国者には陰性証明を求めると発表

            「サッカーの王様」ブラジルのペレ死去(享年82歳)

東京18372人、重症者48人 全国191946人、死者335

朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(身欠きにしんのつけ焼き、さつま揚げと野菜の煮物、ブロッコリーお

浸し、ご飯、味噌汁、飲むヨーグルト、キウイ)660円、納豆198円、「封印」わさび漬け、コーヒー110

 

 

 

 明石町「ダイニングルーム」A定食(豚肉の生姜焼き、生麩と大根の田楽、キャベツの磯部和え、ご飯、

お吸い物、黒胡麻アイス小)1210円、ミルクティ110

 

  

アミちゃんがアメリカから持ち帰ってくれた大谷MVPグッズ!!!           三省堂辞書から消された言葉・・

 

夜 明石町「ダイニングルーム」B定食(赤ピーマンのムース、コンソメスープ、ミックスフライ:メンチカツ・タラ・鶏肉、サラダ、

ライス、サン富士リンゴ、カモミールティー)1760円、麦焼酎ボトル2750

 

  

 

午前中パクパク日記を仕上げて123週をアップした。4週までアップ出来たら、従来のペースに追いつい

たのだが、ちょっと時間が足りなかったか。いやいや、まだ諦める気はない!こうなったら明後日

出かけるまで頑張るぞ!午後、K岩夫のK崎君がフロントに娘アミちゃんがアメリカから持ち帰ってくれた大

谷グッズを届けてくれた。昨年MVPを受賞した時のグッズを注文していたがアミちゃん帰国には間に合

わず、1年遅れで届いたというワケ。貴重なモノを貰って嬉しい。グランドの土がボールの中に入っていた。

何だか甲子園みたいね。休憩時間(と自分で決めた)に録画していた「マツコの知らない世界」に辞書

の編集者が出演していた。辞書に新しく採用した言葉だけでなく消された言葉も紹介されて、はぁ

〜そうなんだぁ〜となかなか感慨深かった。「スッチー」は確かにCAになったものね。「トラバーユ」も消え

たかぁ。一番面白かったのは辞書によって同じ言葉の解説の仕方が全然違うこと。これまでうっか

りしていて気が付かなかった。番組見て面白いと思った辞書を今度買おうかな。さぁさぁ休憩終わ

りだよー!働くんだ!ピシッ(鞭の音)へーい。夕食は久々の洋食。前菜の赤ピーマンのムースがとても美

味しかった。洋食にはワインなのに今夜も焼酎。高くて良いから美味しいワインを入れてくれないかなぁ。

               _________________

 

12月 30日(金)晴れ

            元「話の特集」編集長・矢崎泰久氏死去(享年89歳)

東京14525人、重症者46人 全国148072人、死者258

朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(塩鮭の焼き物、納豆、ほうれん草おかか、ご飯、味噌汁、飲む

ヨーグルト、オレンジ)660円、納豆198円、「封印」わさび漬け、コーヒー110

 

  

 ダブル納豆+わさび漬け!

 

昼 新橋「リンガーハット」野菜たっぷり皿うどん890円、餃子3個セット150

 

  

   次は「野菜たっぷり麺半分」にしなくちゃなぁ・・

 

夜 明石町「ダイニングルーム」A定食(寄せ鍋、ポテトサラダ、ヒジキの白和え、箸休めのアミの佃煮、ご飯、

赤肉メロン)1760円、麦焼酎

 

  

 鍋で一杯クイッと

 

ド年末だからテレビもレギュラー番組は終了して各自の事情で番組を放映している。かつてちょっと評判

が良かったドラマを数時間も流し続けるケースが多いが、今朝のNHKのように「音楽サスペンス・ベートーヴェン

神格化の謎」なんて超面白い番組もあり。つい朝っぱらから観続けてしまったよ。実に面白かった。

やっぱり超偉大な音楽家ベートーヴェンともなれば、2つに分断された夫々の国家に利用されたり、イデオ

ロギーの象徴にされたり、崇拝者に自分の記録を書き換えられたり、それはいろんなことがあるのだ

なぁ。ご本人が知ったら何とコメントするのだろうか。新橋の美容院に行こうとタクシーに乗ったら、晴海

通りに出る前に止まってしまい動かなくなった。どうも築地場外に人が殺到して車もムチャ混みのよう

だ。ラチがあかないのでグルッと遠回りしてようやく脱出出来た。美容院予約時間に遅れてしまったの

で電話すると、店主のH塚さんも銀行で手間取っていて「遅れてくれて丁度良かった」と喜ばれた。

新橋はランチで行きたい店は何軒もあるのだが、今日は「リンガーハット」の気分だな。長年「食べるスープ」

ばかりだったが、今日は皿うどんを食べたい。カリカリの細麺にたっぷり餡のかかった野菜で。子供の頃

から酢がキライで、台所で酢豚を作っている母親に「私の分だけ酢を抜いて欲しい」と頼んだら「酢を

抜いたら豚になる。出来ない!」と断られたことがある。会社の研修が終わって数人でランチをした時、

仲良し仲間のコーゾー君が焼きそばに酢を回しかけたのを見て「もう仲良くしてあげない」と心の中で

決めたこともある。そんな酢キライな私が今はとんだ「酢好き女」になってしまってね。野菜たっぷり

皿うどんに大量の酢を何度もかけて食べたから、酢入れの瓶に入った酢が最後には無くなってしま

ったのさ。ふふふ。人間って変わるものですなぁ。でもお腹いっぱいになり過ぎて喘ぎながら帰宅。

               _________________

 

12月 31日(土)晴れたり曇ったり

            前ローマ教皇ベネディクト16世死去(享年95歳)

東京11189人、重症者45人 全国106320人、死者256

朝 明石町「ダイニングルーム」A定食(赤魚の西京漬け、じゃが芋の煮ころがし、小松菜のお浸し、ご飯、

味噌汁、飲むヨーグルト、パイナップル)660円、納豆198円、「封印」わさび漬け、コーヒー110

 

  

 

 明石町「ダイニングルーム」A定食(鶏めし丼(紅生姜大盛り!)、鰯のつみれと野菜の煮物、白菜の

くるみ和え、味噌汁、アイスコーヒー)1210

 

  

       紅生姜大盛りの鶏めし丼を食べてから荷物を纏めてホテルニューオータニに向かった   

 

夜 紀尾井町・ホテルニューオータニ「トゥールダルジャン」年末を飾る優雅なる晩餐3万円(タラバガニと紫大根のラ

ヴィオリオシェトラ7キャビア飾り菜の花のバヴァロアとクシュスタセのクーリ、フォアグラと100年林檎のテリーヌ カルヴァド

ス7風味のアンディーブと根セロリのレムラード、長崎県産クエのムニエルノルマンド風クロゼを包んだオニオンとサルシフィの

ペルシヤード、カリフラワーのヴルーテ白トリュフのラメルとレンゾ豆のラグー、幼鴨のローストボルドレーズソースドフィネ風ガルビ

ュールのカネロニ、カルダモン香るデコポンのブラマンジェミモザのソルベ添え、フレッシュハーブティとミニャルディーズ)赤ワイン

CharmesCbabertin Dujac2010 105600円)

 

  

             今年最後の晩餐は鴨料理の名店「トゥールダルジャン」で

 

 282323羽目の鴨を食べた

 

思うところあって、なんてカッコツケたいところだけど、何が何でも通常ペースに戻すぞ!という意地とい

うか執念で昨日から頑張ってパクパク124週を作成した。ランチ前に更新して小さな声で「ヤッター!」

これで私の仕事納めとしよう。3泊分の荷作りをして2時半出発。年末大混雑だった築地近辺は今日

も混んでいるもの昨日ほどではなかった。そのお陰もあって3時前には紀尾井町の新大谷、じゃなく

てホテルニューオータニに到着。いつものロビーフロアではなく、1階の宴会場フロアに付けて貰う。正月プランのチェックイン

客の集中対策に一番大きな宴会場鶴の間(半分だけど。残り半分では明日開かれるビンゴ大会の準備

をしていた)を使って正月プランについての諸説明を1組ごとにやってくれる。3泊金扇プラン用の食事

36枚、年越し蕎麦券、おせち付き朝食券、朝食券2枚、ビンゴ引き換え券などがひと綴りになった

セットを受け取った。イベントもたくさんあるし、いつから準備に入るのかは知らないが、大プロジェクトであ

ることは確かだ。部屋は1378号室。階数はいろいろだが、いつもデラックス洋室だとエレベーターホールから近

くのバラ園を見下ろす部屋だ。客室にも歓迎の品が多数置かれていた。今回の34日の食事や参加

イベントなどは10月に検討して11月に予約したので忘れたことが多く、改めて復習をした。今年最後

の夕食は「トゥール・ダルジャン」で。パリに本店がある鴨料理の名店で、昭和天皇がパリに行かれた時食事を

されたことがある。この店は客に出した鴨にopen以来通し番号をつけていて、昭和天皇が召し上

がった鴨の番号は何番と発表されたことがあったなぁ。この店には何度か来たことがあるが、今回は

超久々だ。食事は1種類のコースのみ。今夜は援軍がいないので、どの料理も小さなポーションをお願いし

た。ワインは今年一番のものにしよう。ソムリエにも相談しながら「CharmesCbabertin Dujac2010」をチョ

イス。1105600円だって!今年最後の大贅沢じゃ。エイヤッ!美味しいワインはシェアすると決めているか

3分1はソムリエ氏にプレゼント。この夜の私の鴨ナンバーは「282323」だった。このホテルの年越し蕎麦は午後

10時半から。それまで着替えずにいるのもシンドイので蕎麦は諦める。紅白はどんどんつまらなくなる。

出演者の名前なのか曲名なのか区別がつかないし。N響の第9や「ざわつく大晦日」などをザッピング。

「孤独のグルメ」早く始まらないかなぁ・・アッ、始まった!苫小牧のカレー味噌ラーメン美味そう!zzz・・・。

               _________________

【今日から2023年令和5年うさぎ年】

 

1月 1日(日)晴れ  3年ぶり天皇陛下ご一家新年一般参賀

            綾野剛と佐久間由衣が結婚

            土屋太鳳&片寄涼太結婚

            ショパンコンクール2位と4位のピアニスト反田恭平と小林愛美結婚

東京9186人、重症者45人 

朝 ホテルニューオータニ「芙蓉の間」お節付き朝食ヴュッフェ

 

  

       元旦は晴天! 芙蓉の間の朝食には1番乗りしてしまった。3台の琴演奏が見事!

 

  

                 お節とお雑煮を食べてから和食のご飯。突然獅子舞が・・

 

昼 ホテルニューオータニ「伊勢廣」やきとりお重1850

 

幸福殿表参道を進むと幸福殿が 初詣してからやきとりランチ

 

 元旦昼からやきとり!旨い!

 

午後のお茶 ホテルニューオータニ「ペシャワール」コーヒー800

 

         今年初の運ためしとなるビンゴ大会だったが、手ぶらで・・。司会は三遊亭楽生師匠

 

夜 ホテルニューオータニ「岡半」2人で)すきやき特選コース(先付け、岡田牛130g、野菜、きしめん、紅ま

どんな)27300円、麦焼酎「吉四六」ボトル22880

 

  

 お座敷で食事中の4組は全員すき焼きだった

 

昨夜「孤独のグルメ」観ながら寝落ちして目が覚めたら、未だ2022年だった。午後1140分。NHK

をみたら、紅白で白組が勝利したところだった。観なかったのでどっちがどっちでも関係ないけど

ね。時間的に年越しをしてから改めて眠った。元旦も素晴らしい晴天になりそうだ。6時半からシャ

ワーを浴びて、さて新年の最初の食事はどうする!あまり深く考えずに1階の宴会場「芙蓉の間」に

行ってみると「8時オープンなので20分お待ち下さい」って。ヤダヨ、お腹ペコペコなのじゃ。今おせち

も食べられる近いところはどこ?「鳳凰の間で「なだ万」さんが7時半からオープンされていますよ」

と聞いて歩き出した。イヤ、待てよ、「なだ万」だとおせちと雑煮だけかもな、20分待てば、おせち

も雑煮も朝食ヴュッフェも食べられる・・う〜む、待ちます!ということで元旦の1番客となった。先

ずお屠蘇のサービスがあり、広――い会場に通される。3台の琴による演奏も行われているぞ。ゆっく

り演奏を楽しみたいので目の前の席に座った。運ばれて来たおせちとお雑煮を食べる。煮しめに田

作り、黒豆、数の子、焼き魚、栗きんとん、昆布巻、紅白蒲鉾、伊達巻、菊花蕪・・。毎年思うの

だが、おせちはそう美味しいものでもないなぁ。亡くなった母が作ってくれたおせちを美味しいと

思ったのは、母の愛情もあれば、時代の貧しさ故のご馳走の希少性、それに食べ盛りの子供だった

から何でも旨いと思ったのかもしれない。雑煮は大根や人参、鶏肉などの上に小さな焼き餅が3

と茹でほうれん草のおすましだった。関東風という雑煮だろうが、鮭を入れた実だくさんの越後雑

煮には遥かに及ばない。お餅は1口食べただけ。この後、和食のご飯とフルーツなども頂いたから新年

早々満腹の朝食だった。元旦はニューイヤー駅伝だな。自分が動く代わりに運動している人を見る。ホテルか

ら豊川稲荷や日枝神社、明治神宮、浅草などに無料循環バスが出るのだが、寒そうだし混みそうだし

止めるか。でも大丈夫。地下1階には日枝神社の神主が来てお祓いをしているという「幸福殿」が

設けられている。そこに辿りつくまで幸福殿表参道を通って行くのだよ。よし、初詣もこれで済ん

だぞ!次は初ランチだな。同じフロアにある「伊勢廣」でやきとりお重だな。相変わらず旨いぞ!これま

た同じフロアにある「ペシャワール」には初めて入ってみたが、コーヒーがとても美味しかった。午後3時に宴

会場フロアに行ってみると、既にビンゴ大会に参加する人が行列を作っていた。2回あるうちの前半の

部だ。司会は先日亡くなった円楽師匠の一番弟子という三遊亭楽生師匠で150の賞品が用意されて

いた。ゲンエキ時代にはビンゴ大会で特賞を当てたこともあるのだが、今日はダメそう。シートが1枚で賞

品ゼロなら仕方ない。隣の母娘3人は買いましたらしいシート17枚も持っているのに獲得したのは小

さなぬいぐるみ1個だった。夕食には四谷の家に届いた年賀状を持って来たヒカルと一緒に「岡半」

で。12月中旬明石町でしゃぶしゃぶは食べたばかりだったので、珍しくすき焼きをチョイス。お座敷

席の4組を眺めてみるとどこもすき焼きなのだった。すき焼きって正月食べるイメージあるものね。

子供の頃我が家は12日の夕食がすき焼きだったなぁ。仲居さんがすべて焼いてくれるので超

ラクチン。美味しいねぇ。ご飯と赤出汁の代わりにきしめんを注文。食後の紅まどんなはたっぷり!

              ________________

 

【2022年の振り返りA】

1年の振り返りのそのAは、旅と読書について書いてみたい。

 

前回書いたように諦めたエンターティンメントは多かったが、旅もまた。1月中旬には1都12県にまん延防

止等重点措置の適用とかがあって中旬に予定していた沖縄旅行と下旬の熱海旅行を諦めた。適用が

スタートした121日のコロナ感染状況を調べてみると、東京で9699人以下、重症者は11人、全国でも

49854人、死者は9人であった。あの頃からワクチン接種がかなり進んだこともあるが、1年前の2

倍とか5倍とか遥かに上回る感染状況の現在、特段の縛りは無いと考えると、何だか不思議な感じ

もする。沖縄ではいつも名護のホテルに宿泊するのだが、緊急事態宣言だ、台風だ、まん延防止だと

何度も続けてキャンセルすることになったし、熱海の山の上にあるホテルも体調不良にまん延防止、そして

更に7月にも手術入院でキャンセルすることになって度重なるお詫びの言葉にも事欠く始末だった。本

当にどうもすみませんでした、ペコリ。続く2月の京都も取りやめることになった。

 

5月末日にちょっとした弾みで右膝にヒビが入ってしまい、それが元で骨折に至って手術を受けるこ

とになった。それがために種子島と屋久島ツァー、それに合わせた鹿児島旅行を諦め、6月後半行こう

としていた京都行きはまたもやお預け。夏のお楽しみの一つ奥志賀滞在は今年6泊予定していたの

に、出発日が退院して4日目だったので初日からの参加は断念し、6日目の遅刻参加となった関係

k4泊滞在となった。それでも、旅行会社や参加者の皆さんがゴツイ装具でガッチリ固めた右足をみて

「そんな状態で東京からひとりで来られたのですか・・」と驚かれてしまった。何で?無事手術終

わったのよ!なんてね。まぁ、諦めた旅はこんなものであるが、31日から24日間入院して両

膝の人工関節の手術を受けたこともあって、リハビリや血栓防止のため飛行機禁止期間があったこと

も影響して例年より旅に出かけた回数は少なくなった。と思っていたのだが、昨年の統計と見比べ

てみたらほぼ一緒。内訳までほぼ一緒。なーんだ、そうだったのか。人間の習性ってのは恐ろしい

というか笑ってしまうっていうかね。

 

都内のホテルに泊まりに行った回数は10回だった。キャピトル東急ホテル、帝国ホテル(2回)、フォーシーズンズホテル大

手町、東京ステーションホテル、椿山荘ホテル、ホテルニューオータニ(3回)、ホテルオークラ。京都に行ったのは5回だが、自分

の家があるのにホテルに泊まったのも2回あった。国内旅行は17回、熱海と箱根と軽井沢は3回だっ

た。行った地域は、北海道、栃木県、長野県、石川県、神奈川県、静岡県、京都府、広島県、

愛媛県、福岡県、大分県、長崎県、熊本県、鹿児島県、沖縄県と15の都道府県に上った。東北が

少ないじゃないか!山陰はどうした!九州に偏り過ぎじゃね?とかいろいろ感じることはあるかと思

いますが、私が行くところなので、ご容赦下さいまし。印象的な旅行を挙げるとすると、先ずは4

下旬の「江戸・東京の旅」だ。東京ステーションホテルに宿泊して江戸と東京を回る旅。隅田川を眺めながら

「前川」のうな重を食べるところから始まり、からくり屏風作りに四苦八苦し、浅草の町を1時間人

力車に乗って眺めた。夜はホテルで噺家を招いてのプライベート落語会、翌日は古地図を頼りに日本橋界隈

探索だったが、それはパスして日本橋の真下からのクルーズから参加。神田川から隅田川に抜け、そして

また日本橋川に戻ったのだが、サックス奏者の三四郎さんも乗り込んでライブ付きのクルーズは大満足だった。

最終日は豊洲市場見学の後、現在の住まいのすぐ近くを見学するというオマケまであってね。

 

9月末に行った対馬と壱岐の旅も盛りだくさんだった。ことに対馬という島の位置関係について身を

もって実感した。九州本土から132キロメートル離れているのに、朝鮮半島との距離は僅か495キロメートルで

しかない。学校や職場や生活は圧倒的に福岡県との結びつきが強いのに、行政上は長崎県に属してい

る。フェリーしかない時代に長崎県庁に出張があると23日かかったという話には魂消たものだ。壱岐

の人が対馬と一緒に「福岡県に属したい」と希望を言えば「対馬抜きならいいよ」と言われ、長崎県

に「福岡県に移りたい」と希望を言えば「対馬と一緒ならいいよ」と言われるという話も痛烈だった。

それにしてもクルーズ船から眺めた壱岐の辰の島の海の美しさは筆舌にし難いものだった。海と言えば、

最も印象的だったのはガンツウの旅。数年間あの船に乗るつもりは無いと宣言していたのに、ふとその

気になって乗り込んだガンツウ。乗った途端にトリコになってしまい、6月のクルーズが終わった直後に10

のクルーズを申し込む程で。クルーズ代金はとても高いが、コロナ前まで頻々と行っていた海外旅行は一切言

っていないのでその代わりと思えばね。秋になると海外旅行の企画も増えてお誘いも強くなってきた

が、未だ再開する気持ちにはなれないでいる。十数年の間毎月行っていた海外なのに、3年のブランクが

出来ると億劫になってしまって。2023年に12度くらい海外に行くことになるのだろうか。わからん。

 

もう長い間、読書についての振り返りは数行で終わってしまっている。今回もそうだ(笑)心に残る

数点の紹介をしようと思ったのだが、2022年で読んだ本の中では断トツに私を夢中にさせた本があっ

た。3年前83歳で亡くなった和田誠さんの若き日々を綴った「銀座界隈ドキドキの日々」(文春文庫)

である。私より約10歳お兄さんの和田さんが多摩美大を卒業してライパブ(ライト・パブリシティ)に就職し

てから退社するまでの9年間を「銀座百点」に2年間連載したものだ。何しろ、ライパブが入っていた

ビルは私が働いていたビル(ビルは何度も変わったが)の隣の隣だったから和田さんがランチや打ち合わせ

で通った店は共通の店が多かった。「いわしや」とか「銀座ウェスト」とか「東興園」とか「三亀」と

か・・。新入社員の和田さんがコンペに出品したデザインが一等賞で採用された煙草の「ハイライト」を何十年

も吸っていた私だからなぁ。和田さんが仕事でお付き合いがあった人達がそれはそれは信じられない程

の超豪華メンバーで読みながら涎モノだった。篠山紀信、立木義浩、横尾忠則、宇野亜喜良、三宅一生・・

こんな人たちが新人だったり未だ無名だったりの時代から親しくつきあっていたなんて贅沢過ぎる。

武満徹の紹介で芥川也寸志から仕事の依頼が来る・・寺山修司とも親しかったんだなぁ。私も可愛が

って頂いた亀倉雄策さんから和田さんは叱られたことがあったらしい。このドキドキの日々を私はまさ

にドキドキしながら読んだ。一気に読んでしまうところを「今日はここまで!」とムリヤリページを閉じて、

何日も楽しんだ。この本のお陰で大好きな中島京子の最高傑作かと思う「夢見る帝国図書館」も恩田

陸の「祝祭と予感」について語る余裕が無くなった。当分、和田本に親しむ日々が続きそうである。

 

               旅も行かニャイ、本も読まニャイ猫です 

 

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